JP2517187Y2 - 昇降装置付作業台車の障害物検出装置 - Google Patents

昇降装置付作業台車の障害物検出装置

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JP2517187Y2
JP2517187Y2 JP1989145998U JP14599889U JP2517187Y2 JP 2517187 Y2 JP2517187 Y2 JP 2517187Y2 JP 1989145998 U JP1989145998 U JP 1989145998U JP 14599889 U JP14599889 U JP 14599889U JP 2517187 Y2 JP2517187 Y2 JP 2517187Y2
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務 藤田
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、昇降装置付作業台車の障害物検出装置に関
する。
[従来の技術] 従来、第4図に示すように、無人走行車両Mでは、前
方にある障害物との接触を避けるため該障害物を事前に
検出する障害物検出装置Sを具え、該障害物検出装置S
が、障害物を検出したときに無人走行車両Mを停止させ
安全を確保するものがある。
他方、第5図に示す運転席が上下に昇降動する作業台
車Rにおいては、倉庫の天井に架設されている梁に衝突
するのを避けるため、運転席の上部に障害物検出装置S
を具え、上記梁を検出したときは運転席の上昇を停止さ
せ安全作業を確保するものもある。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上述した各障害物検出装置にあって
は、前方のみ或は上方向の一方向の障害物のみを検出す
るものであり、前方と上方向の2方向の障害物を検出し
ようとすると、各方向毎に障害物検出装置が必要となり
コスト上高価になるという問題がある。
本考案は、係る問題を除去し、後方若しくは下方に存
在する障害物を1つの障害物検出装置にて検出し、作業
者の安全作業を確保することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案は、走行自在な車体部と、該車体部に対し上下
に昇降自在な作業台とを具えた昇降装置付作業台車にお
いて、前記昇降自在な作業台の下方で、かつ周囲に沿う
検出枠と、該検出枠と前記作業台とを連結するリンク
と、該リンクを垂直方向に対し傾斜し保持するスプリン
グと、前記リンクの左右の回動を検出する手段とを具え
た構成としたものである。
[実施例] 本考案の一実施例を以下、第1図から第3図、に基づ
いて詳細に説明する。
1は高所における作業を容易に行うための昇降装置付
作業台車であり、走行自在な車体部2と、該車体部2に
対し上下に昇降自在な作業台3とを具える。
前記車体部2は前後に固定輪4,4と、操舵兼駆動輪5
を具え、該操舵兼駆動輪5は、図示しない走行モータに
て回転駆動されると共に、ステアリング16にて操舵され
る。
前記作業台3には、作業用スペースとしての作業場を
形成する作業テーブル3Aと、作業者の転落防止用ガイド
3Bとを具え、前記車体部2から立設するマスト2Aに沿っ
て、所望の高さまで昇降動できるものである。
従って、前記車体部2に対し作業台3が上昇している
際に、何等かの障害物(特に人間)が車体部2と作業台
3の間に存在している場合には、作業台3が下降する際
に挟まれる可能性があるため、下方の障害物を検出する
手段が必要となる。
しかも、後進走行する際には、前記作業用スペースと
しての作業テーブル3Aが、比較的長尺であるため、後方
の確認がしずらく、従って、後方の障害物を検出する手
段も同時に必要となる。
6は障害物を検出するための検出枠で、前記車体部3
の下方で、かつ周囲を囲むように側部検出部6Bと後部検
出部6Aとから構成されている。
又、前記検出枠6は作業台3の作業テーブル3Aとリン
ク7を介して連結されており、該リンク7の下端部7Aは
検出枠6と、上端部10は、ブラケット11を介して後述す
る作動片8のピン9にて前記作業テーブル3Aと回動自在
に連結されている。
前記ブラケット11は、下方に向けて突出する突部12,1
3を具えた略「F」字状をなし、該突部12,13にはそれぞ
れ孔12A,13Aを穿っている。
作動片8は、略平板状をなし、その側面の一端側にピ
ン9を固着しており、前記リンク7の上端部10に挿入さ
れ、リンク7の上端部10と前記作動片8のピン9とをボ
ルト締めで固着し、前記リンク7の回動に伴いピン9を
支点とし回動しうる。
15はスプリングで、前記リンク7から側方へ突出する
突起7Bと、作業テーブル3Aから突出する突起3Cとに引掛
けられ、該リンク7を垂直方向に対し図示の如く傾斜さ
せた状態で保持している。このようにリンク7を傾斜さ
せて支持することにより,下方及び後方からの衝撃を円
滑に受けとめることができる。
14は前記作動片8の回動によってON/OFFされるマイク
ロスイッチで、前記作動片8の背面8Aに当設した状態で
作業テーブル3Aに固着している。
前記作動片8の回動を検出する手段としてはマイクロ
スイッチ以外にも、磁気センサ、近接センサ等(図示省
略)、種々置換することが可能である。
[作用] 然して、構成された本考案の作用について説明する。
〔下方の障害物を検出する場合〕
検出枠6が、下方の障害物と接触すると、検出枠6
は、スプリング15を押し縮め、上方に押し上げられる。
リンク7は、該リンク7に固着された作動片8と共
に、第1図においてピン9を中心として左に回動し、マ
イクロスイッチ8を切り換えて、障害物があることを検
出する。
〔後方の障害物を検出する場合〕
検出枠6が、後方の障害物と接触すると、検出枠6
は、スプリング15を引き延ばし、下方に押し下げられ
る。
リンク7は、該リンク7に固着された作動片8と共
に、第1図においてピン9を中心として右に回動し、マ
イクロスイッチ8を切り換えて、障害物があることを検
出する。
上記障害物検出信号に基づき、前記作業台3の下降、
走行を停止するように制御すれば、安全を確保すること
ができる。
[考案の効果] 本考案は、上述のような構成を採用した結果、後方、
及び下方に存在する障害物を1つの障害物検出装置にて
検出することを可能としている。
また上述のように簡単な構成であるから安価にでき
る。
しかも作業台と車体部との間に人がはさまれるという
事故を未然に防止することができると共に、後進走行時
における接触事故をも未然に防ぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は昇降装置付作業台車の側面図、第2図は同正面
図、第3図は本考案の要部を示す斜視図、第4図及び第
5図は、従来の障害物検出装置を説明するための図であ
る。 1……昇降装置付作業台車 2……車体部 3……作業台 3A……作業テーブル 4……固定輪 5……操舵兼駆動輪 6……検出枠 7……リンク 8……作動片 11……ブラケット 14……マイクロスイッチ 15……スプリング

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行自在な車体部と、該車体部に対し上下
    に昇降自在な作業台とを具えた昇降装置付作業台車にお
    いて、前記昇降自在な作業台の下方で、かつ周囲に沿う
    検出枠と、該検出枠と前記作業台とを連結するリンク
    と、該リンクを垂直方向に対し傾斜させて保持するスプ
    リングと、前記リンクの左右の回動を検出する手段とを
    具えてなる昇降装置付作業台車の障害物検出装置。
JP1989145998U 1989-12-19 1989-12-19 昇降装置付作業台車の障害物検出装置 Expired - Fee Related JP2517187Y2 (ja)

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JPS5761607A (en) * 1980-09-30 1982-04-14 Shigeyuki Somiya Preparation of needle-like crystal of aluminum phosphate
JPS62170357U (ja) * 1986-04-21 1987-10-29

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