JP2546929Y2 - 自走式高所作業車 - Google Patents

自走式高所作業車

Info

Publication number
JP2546929Y2
JP2546929Y2 JP1991026395U JP2639591U JP2546929Y2 JP 2546929 Y2 JP2546929 Y2 JP 2546929Y2 JP 1991026395 U JP1991026395 U JP 1991026395U JP 2639591 U JP2639591 U JP 2639591U JP 2546929 Y2 JP2546929 Y2 JP 2546929Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
self
chassis
turntable
aerial work
propelled aerial
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991026395U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0522500U (ja
Inventor
川 雅 章 細
川 正 人 小
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Corp
Original Assignee
Aichi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aichi Corp filed Critical Aichi Corp
Priority to JP1991026395U priority Critical patent/JP2546929Y2/ja
Publication of JPH0522500U publication Critical patent/JPH0522500U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2546929Y2 publication Critical patent/JP2546929Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、作業台より車台の前後
方向が容易に判断できるようにするとともに、車台の転
倒限界を高めた自走式高所作業車に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、自走式高所作業車11は、図3に示
すように、走行自在な車台11a上に旋回自在なターン
テーブル12を架装し、該ターンテーブル12に起伏、
伸縮自在に枢着したブーム13の先端に作業台14を装
備し、該作業台14に搭乗した作業者が、前記作業台1
4に装備した上部操作装置15を操作することにより前
記車台11aを走行及びターンテーブル12を旋回駆動
して作業台14を任意の作業位置に移動させて作業を行
うものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自走式高所作業車11には、車台11aの前後方向を表
示する表示手段が何ら講じられていなかったため、例え
ばブーム13を最高に伸長して高所作業を行うような場
合であって、しかもターンテーブル12を旋回して作業
を実施しているような場合において、上部操作装置15
により車台11aを前後何れかの方向へ走行させようと
する場合、車台11aの前後方向、つまり現状における
車台11aの前後が何れの方向にあるのか、作業台14
に搭乗している作業者には直ちに判断できないことがし
ばしばあり、そのため誤って車台11aを意図しない方
向へ走行させてしまう等の危険が多々あり、作業者の安
全性を確保する上で十分でないと言った問題を有してい
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、前述した問題
点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、作業台より車台の前後方向が容易に判断できるよう
にするとともに、車台の転倒限界を高めた自走式高所作
業車を提供することにあり、そのために、自走自在な車
台上に旋回自在なターンテーブルを架装し、該ターンテ
ーブルに起伏自在に枢着したブームの先端に作業台を装
備し、該作業台より車台の走行を制御する自走式高所作
業車に於いて、前記作業台より確認できるように前記車
台の上面に車台の前後方向を示す表示手段を装備し、該
表示手段は、鋳鉄等の比重の重い物質で成形されるとと
もに、前記車台の走行方向と一致する向きに矢印を装備
する。
【0005】
【作用】上記のような構成を採用したので、作業台が高
所にある場合において、車台を前後何れかの方向へ走行
させる場合、作業者は作業台より車台を見下ろすだけ
で、現状の車台の前後方向が表示板により正確に判断で
きるから、車台の走行方向を誤るようなことは無く安全
な作業が可能であり、しかも前記表示板(表示手段)
は、鋳鉄等の比重の重い物質で成形するから、車台に対
するカウンタウエイトの代用として利用できる。
【0006】
【実施例】以下、図1及び図2に基づいて本考案に係る
自走式高所作業車の一実施例を詳細に説明する。同図
中、1は自走式高所作業車であり、該自走式高所作業車
1は、車台1aの後方左右に一対の操向輪1bを装備す
ると共に、前方左右に一対の駆動輪1cを装備して走行
するように構成されている。
【0007】又、前記車台1aの略中央上部には車台1
aに内設された油圧モータ(図では省略)により車台1
aに対して旋回可能に構成されたターンテーブル2が装
備され、該ターンテーブル2には基端を枢支した多段ブ
ーム3(該多段ブーム3は、基端ブーム3a、中間ブー
ム3b、先端ブーム3cの三段伸縮構造のブームを示し
た。)が架装されている。
【0008】尚、前記多段ブーム3の起伏作動はターン
テーブル2と基端ブーム3aの下面側に両端を枢着した
起伏シリンダ4により行われ、中間ブーム3b及び先端
ブーム3cの伸縮作動は、多段ブーム3に内蔵した伸縮
シリンダ(図では省略)によって行われる様に構成され
ている。又、5は前記先端ブーム3cの先端に装備され
た作業台であって、該作業台5は平衡保持装置(図では
省略)により多段ブーム3の起伏作動に関係なく常に水
平状態に保持される。
【0009】又、ターンテーブル2の旋回動にかかわら
ず、前記作業台5に搭乗した作業者が確認できる大きさ
の矢印7を備えた表示板(車台1aの転倒限界を高める
ように鋳鉄等の比重の重い物質で成形したものを採用)
6が車台1a上面に取り付けられ、該表示板6はターン
テーブル2の前後を挟むように位置し、表示板6の長手
方向の中心線が車台1aの前後方向の軸線と平行で、か
つ矢印7の向きが車台1aの前方走行方向と一致するよ
うに構成されている。
【0010】図中、8は作業台5に搭乗した作業者が車
台1aの走行、ターンテーブル2の旋回及び多段ブーム
3の起伏、伸縮作動を制御する上部操作装置である。以
下、上記の実施例に基づいて本考案に係る自走式高所作
業車の作用を説明する。
【0011】即ち、上記の自走式高所作業車1は、車台
1aの上面であって車台1aの車軸線に沿う位置に、表
面に矢印7を描いた表示板6の中心線を一致させ、かつ
矢印7の向きが車台1aの前方方向と一致するように配
置して一体的に取り付け、しかも前記表示板6の矢印7
の前部及び後部の部分が、前記ターンテーブル2の旋回
半径より大きくターンテーブル2の周囲から突出するよ
うに装備されているから、例えば図2に示した如く、タ
ーンテーブル2が何れの方向に旋回しても高所作業を行
ってる作業台5に搭乗した作業者は、作業位置等の関係
で車台1aを前後何れかの方向へ走行させる必要がある
場合に於いて、作業者は車台1a側を見下ろすだけで、
ターンテーブル2の周囲より突出した表示板6に描いた
矢印7の前部及び後部の方向表示を確認するだけで、現
状の車台1aの前後方向を容易に判断することができる
から、作業者は自分が走行させようとする車台1aの走
行方向を誤って上部操作装置8を操作するようなことは
皆無となる。
【0012】尚、上記の実施例では、表示板6に矢印7
を備えたものを記載したが、表示板6を矢印の形状に形
成することも可能である。
【0013】
【考案の効果】本考案は、以上詳細に説明した如く、自
走自在な車台上に旋回自在なターンテーブルを架装し、
該ターンテーブルに起伏自在に枢着したブームの先端に
作業台を装備し、該作業台より車台の走行を制御する自
走式高所作業車に於いて、前記作業台より確認できるよ
うに前記車台の上面に車台の前後方向を示す表示手段を
装備し、該表示手段は、鋳鉄等の比重の重い物質で成形
されるとともに、前記車台の走行方向と一致する向きに
矢印を備えたので、作業台が高所にある場合において、
車台を前後何れかの方向へ走行させる場合、作業者は作
業台より車台を見下ろすだけで、現状の車台の前後方向
が表示板により正確に判断でき、従って車台の走行方向
を誤るようなことは無くなり、自走式高所作業車を作業
者の意図する方向へ安全に走行させることが可能であ
り、しかも表示板を比重の重い物質で形成することによ
り車台の転倒限界を高めるウエイトとしても兼用できる
等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る自走式高所作業車の全体斜視図
【図2】同上自走式高所作業車の旋回状態を示した要部
展開平面図
【図3】従来の自走式高所作業車の全体斜視図
【符号の説明】 1 自走式高所作業車 1a 車台 1b 一対の操向輪 1c 一対の駆動輪 2 ターンテーブル 3 多段ブーム 3a 先端ブーム 3b 中間ブーム 3c 先端ブーム 4 起伏シリンダ 5 作業台 6 表示板 7 矢印 8 上部操作装置

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自走自在な車台上に旋回自在なターンテー
    ブルを架装し、該ターンテーブルに起伏自在に枢着した
    ブームの先端に作業台を装備し、該作業台より車台の走
    行を制御する自走式高所作業車に於いて、前記作業台よ
    り確認できるように前記車台の上面に車台の前後方向を
    示す表示手段を装備し、該表示手段は、鋳鉄等の比重の
    重い物質で成形されるとともに、前記車台の走行方向と
    一致する向きに矢印を備えたことを特徴とする自走式高
    所作業車。
JP1991026395U 1991-04-18 1991-04-18 自走式高所作業車 Expired - Lifetime JP2546929Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991026395U JP2546929Y2 (ja) 1991-04-18 1991-04-18 自走式高所作業車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991026395U JP2546929Y2 (ja) 1991-04-18 1991-04-18 自走式高所作業車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0522500U JPH0522500U (ja) 1993-03-23
JP2546929Y2 true JP2546929Y2 (ja) 1997-09-03

Family

ID=12192361

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991026395U Expired - Lifetime JP2546929Y2 (ja) 1991-04-18 1991-04-18 自走式高所作業車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2546929Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61162054A (ja) * 1985-01-11 1986-07-22 Canon Inc 静電荷像現像用トナ−

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0522500U (ja) 1993-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6571913B2 (en) Multipurpose machine
US4026378A (en) Electric lift truck body construction
JP2546929Y2 (ja) 自走式高所作業車
JPS62171599U (ja)
JP2002087771A (ja) ピッキングフォークリフト
JP6346462B2 (ja) 高所作業車
JPS597634B2 (ja) クレ−ン車
JPH05294600A (ja) 高所作業車のブーム支持構造
JPH0699865A (ja) ハンドリフトトラック
JPH07304596A (ja) フォークリフト
JP3768083B2 (ja) ピッキングフォークリフト
JPS592071Y2 (ja) トラッククレ−ンのカウンタ−ウエイト
JPH0574984U (ja) 自走式高所作業車の燃料監視装置
JPH07196295A (ja) 高所作業車
JPH0547186Y2 (ja)
JPH0663589U (ja) 高所作業車の作業台
JP2579397Y2 (ja) 高所作業車
JP2000086179A (ja) リフトトラック
JPH0647907Y2 (ja) 作業車のブーム格納誘導灯
JPH0629166Y2 (ja) 運搬車両の運転席取付装置
JPH0699863A (ja) ハンドリフトトラック
JP6122609B2 (ja) 高所作業車
JPH0663590U (ja) 揚重作業車
JPH0711117Y2 (ja) コンテナスプレッダ装置
JP3701003B2 (ja) フォークリフト

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term