JP3701003B2 - フォークリフト - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フォークリフトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
フォークの昇降と共に運転席が昇降自在としたピッキングタイプのフォークリフトは、運転席自体も昇降するために、運転席の面積は比較的狭く配設されているのが一般的である。また、フォークリフトによる荷役作業においては、伝票に記載されている個数の荷の搬入や搬出を行なうのも通常行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
かかる従来のピッキングタイプのフォークリフトにおいては、運転席が狭いために伝票を置くためのスペースは予めあまり配慮がされておらず、適当な設置場所がなかった。そのため、マグネットを用いて任意の箇所に伝票を挟む伝票挟みを設置すると、視界が悪くなったり、また荷役作業の邪魔になる等の問題があった。
【0004】
本発明は上述の点に鑑みて提供したものであって、視界を妨げず、また荷役作業の邪魔にならないように伝票挟みを設置したフォークリフトを提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、フォークの昇降と共に運転席が昇降自在であって、該運転席に乗り込んだオペレータがフォーク側に向いて運転・操作するフォークリフトにおいて、上記運転席は、該運転席の後部両側に該運転席を構成する支柱がそれぞれ立設され、該支柱から後部に突出する略凸字状であると共に、支柱と略面一に側壁が配設され、少なくともいずれか一方の支柱の側面であって、かつ、該支柱及び側壁の表面にかけて伝票挟みが設置され、しかも該伝票挟みは支柱の前面より前方へ突出しないように設置されていることを特徴としている。
【0006】
かかる構成により、視界や荷役作業を妨げずに伝票挟みを設置することができ、また、伝票等の書類の確認は横を向くだけで見えるので、容易である。
【0007】
また、伝票挟みは運転席の後部に位置するので、オペレータの乗り降りや荷役作業時の場合でも伝票挟みが邪魔になることはない。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図4はピッキングタイプのフォークリフト1の側面図を示し、このフォークリフト1は、後部の車体2と前部の荷役装置3とで構成されている。車体2の後部内には図外のバッテリ、モータ等が納装されており、また、車体2の下面の前後部にはそれぞれ前輪4、後輪5が配設されている。車体2の両側には一対のマスト6が立設されていて、図3に示すように、車体2側に固定された外マスト7と、この外マスト7の内側に位置して昇降自在とした内マスト8とで構成されている。
【0009】
また、上記内マスト8側に運転席11が設けられており、この運転席11の前端に操作部12が配設されている。運転席11の床面13には足を離した時にブレーキがかかるブレーキペダル14が設けてある。図2に示すように、運転席11の後部の両側には角パイプ状の支柱15がそれぞれ立設されていて、支柱15の上面側にオペレータ保護用のヘッドガード16が設けられている。また、支柱15の上下方向の略中央部には、略L型で可倒自在なサイドガードバー17の基部が枢支されている。
【0010】
上記運転席11の前面側には可動装置20が設けられており、この可動装置20は運転席11の上下方向に昇降自在とし、また運転席11の横方向に対して移動自在としてある。また、可動装置20の前部には左右位置のフォーク21が配設されており、このフォーク21は図4に示すように前方はもちろん左右方向に回転可能となっており、任意の位置でフォーク21を停止させることができるようになっている。なお、可動装置20自体の構成は周知なので、詳細な説明は省略する。
【0011】
次に、図1〜図3により本発明の要旨について説明する。なお、図1〜図3はマスト6及び運転席11の部分だけを記載しており、他の車体2や可動装置20等の部分は省略してある。運転席11の前端に立設した操作部12の横幅は、人間の肩幅と同程度であり、オペレータが操作し易い構造としてある。また、操作部12の上面にはリフト操作用のレバー22や走行用のハンドル(図示せず)等が配設されており、操作部12の内部には、制御用の回路を実装したプリント基板や油圧回路に介設した弁等が納装されている。なお、オペレータはフォーク21側に向いて運転、リフト操作等を行なうものである。
【0012】
また、図3に示すように、運転席11は背面側を凹設した略凸字状に形成されており、丁度支柱15の部分から背面側に突出した形状となっている。運転席11の後部の両側に上述した内マスト8、外マスト7がそれぞれ配置され、また、中央部にも中マスト23、24が立設されている。両側の外マスト7及び中央の一方の中マスト23は略コ字型の連結板25によりそれぞれ連結固定されて剛性を保つようにしている。同様に両側の内マスト8及び他方の中マスト24も略コ字型の連結板26によりそれぞれ連結固定されて剛性を維持している。
【0013】
そして、上記凸字状の運転席11を構成する側壁32が運転席11の後部の両側面の上下方向にわたって位置し、運転席11の上部まで延びている。これにより運転席11の剛性を向上させている。また、側壁32の内面と支柱15の内面とは略面一としてある。なお、運転席11の背面の上半分くらいはオペレータの視認のために金網を配設して視界を向上させている。
【0014】
ここで、図1〜図3に示すように、一方の支柱15及び側壁32の上部に伝票を挟む伝票挟み33を着脱自在に設置するようにしている。この伝票挟み33は例えば市販のものを用いており、伝票挟み33の上部の左右の穴に引っ掛ける突起やネジを支柱15及び側壁32に設けている。図示例では、オペレータにとって左側に配置しているが、右側の支柱15及び側壁32に配置するようにしても良いし、両方設置しても良い。また、伝票挟み33は支柱15の前面より前方へは突出しないように設置するようにしており、そのため、オペレータの乗り降りや、荷役のピッキング作業の場合にも伝票挟み33は邪魔にならない。
【0015】
このように、オペレータの側方に位置し、やや目の高さと同程度の位置の支柱15及び側壁32にかけて伝票挟み33を設置していることで、伝票挟み33がオペレータにとって視界や荷役作業において邪魔にならないように設置でき、鉛筆ホルダー等を備えた伝票挟み33により荷役作業において、使い勝手を向上させることができる。また、伝票の確認は、横を向くだけで出来るので、容易である。
【0016】
なお、先の実施形態ではフォーク21が回転するフォークリフト1の場合について説明したが、フォーク21が回転しないタイプのピッキングフォークリフトの場合にも適用できるものである。また、マスト6は2段式としていたが、1段式、3段式の場合にも適用することができる。
【0017】
【発明の効果】
本発明によれば、オペレータがフォーク側に向いて運転・操作するフォークリフトにおいて、運転席の後部両側に該運転席を構成する支柱をそれぞれ立設し、少なくともいずれか一方の支柱の側面に伝票挟みを設置するようにしているので、視界や荷役作業を妨げずに伝票挟みを設置することができ、また、伝票等の書類の確認は横を向くだけで見えるので、容易である。
【0018】
また、運転席は前記支柱から後部に突出する略凸字状であり、前記支柱と略面一状に側壁を配設し、この支柱及び側壁の表面にかけて伝票挟みを設置しているので、伝票挟みは運転席の後部に位置するので、オペレータの乗り降りや荷役作業時の場合でも伝票挟みが邪魔になることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のフォークリフトの運転席部分の側面図である。
【図2】本発明の実施の形態のフォークリフトの運転席部分の一部省略した正面図である。
【図3】本発明の実施の形態の運転席を上から見た場合の図である。
【図4】本発明の実施の形態のフォークリフトの側面図である。
【符号の説明】
1 フォークリフト
11 運転席
15 支柱
21 フォーク
32 側壁
33 伝票挟み
Claims (1)
- フォークの昇降と共に運転席が昇降自在であって、該運転席に乗り込んだオペレータがフォーク側に向いて運転・操作するフォークリフトにおいて、
上記運転席は、該運転席の後部両側に該運転席を構成する支柱がそれぞれ立設され、該支柱から後部に突出する略凸字状であると共に、支柱と略面一に側壁が配設され、
少なくともいずれか一方の支柱の側面であって、かつ、該支柱及び側壁の表面にかけて伝票挟みが設置され、しかも該伝票挟みは支柱の前面より前方へ突出しないように設置されていることを特徴とするフォークリフト。
Priority Applications (1)
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JP2000070362A JP3701003B2 (ja) | 2000-03-14 | 2000-03-14 | フォークリフト |
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Family Applications (1)
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- 2000-03-14 JP JP2000070362A patent/JP3701003B2/ja not_active Expired - Fee Related
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