JPH0859196A - 高所作業車における作業台揺動防止装置 - Google Patents

高所作業車における作業台揺動防止装置

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JPH0859196A
JPH0859196A JP19584194A JP19584194A JPH0859196A JP H0859196 A JPH0859196 A JP H0859196A JP 19584194 A JP19584194 A JP 19584194A JP 19584194 A JP19584194 A JP 19584194A JP H0859196 A JPH0859196 A JP H0859196A
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JP
Japan
Prior art keywords
arm
work
vehicle
workbench
switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP19584194A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Niwa
誠 丹羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高所作業車の作業台での高所における作業中に
強い横風が吹いても作業台の揺動を防止し、安心して作
業が行なえるようにする。 【構成】車体2上に昇降可能に設けた作業台4に第1ア
ーム11を設け、この第1アーム11にスライド自在に
第2アーム17を嵌合し、この第2アーム17先端に固
定具21を設け、更に第1アーム11と第2アーム17
間には固縛装置20を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は作業者が高所作業車の作
業台に乗って高所で作業している時に、横風等による作
業台の揺動を防止する高所作業車における作業台揺動防
止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高所での作業を行なう場合、高所
作業車の作業台を作業位置の高さまで上昇させた後、作
業を行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、作業中に強
い横風が吹くと作業台が高所にあるため、作業台が揺動
して不安定となり、安心して作業を行なえないというこ
とがあった。そこで本発明の目的は、高所作業車の作業
台での高所における作業中に強い横風が吹いても作業台
の揺動を防止し、安心して作業が行なえるようにするこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、車体上に作業台を昇降可能に設けた高所作業
車において、前記作業台には第1アームを設け、前記第
1アームには第2アームをスライド自在に嵌合し、前記
第2アーム先端には作業面等に固定する固定具を設け、
更に第1アームと第2アーム間には固縛装置を設けてな
ることを第1の特徴とし、またこの特徴に加えて、第1
アームと第2アーム間には、第2アームのスライドを検
知する検知手段を設け、一方電気回路の主回路間には作
業台を上下に昇降させる上下スイッチと、車体を前後に
移動させる前後スイッチとを設け、主回路には検知手段
を介装し、この検知手段が接のとき、上下スイッチ及び
前後スイッチに通電してなることを第2の特徴としてい
る。
【0005】
【作用】高所での作業を行なう場合、まず高所作業車の
作業台を作業位置まで上昇させる。そして第1アームを
旋回及び起伏させて作業面等に対応させた後、第1アー
ムと第2アームとの固縛を解除する。次に第2アームを
スライドさせて第2アーム先端の固定具を作業面等に固
定する。そして第1アームと第2アームとの固縛装置を
固縛した後、作業を行なうのであるが、作業中に強い横
風が吹いても作業台が揺動することはない。またこのと
き、検知手段が断となっているので、上下スイッチ及び
前後スイッチは非通電であり、このため作業台が昇降し
たり、車体が前後移動することなく、安心して作業が行
なえる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。1はシザース式の高所作業車で、この高所作業車
1は車体2上にシザース機構3を介して作業台4が設け
られており、シザース機構3を昇降させることにより作
業台4が昇降し、車輪5を駆動することにより走行する
ようにしてある。6、6は作業台4に設けた一対の揺動
防止装置で、次にこの揺動防止装置6を詳細に説明す
る。
【0007】7は作業台4の枠8の車体2前後方向に設
けたステーで、このステー7上には軸9を中心に旋回自
在としたブラケット10を設けてある。11は前記ブラ
ケット10に上下方向に起伏自在に軸12支した第1ア
ームで、この第1アーム11は第1アーム11の左下側
に設けた係止材13の孔14とブラケット10の孔15
──とを合わせてピン16を差し込むことにより、所望
の起伏角にセットすることができるようにしてある。
【0008】17は第1アーム11にスライド自在に嵌
合させた第2アームで、この第2アーム17は第1アー
ム11の右下側と左下側に設けたローラ18、19によ
り容易に図3の実線の固定位置と1点鎖線の格納位置と
にスライドするようにしてある。20は第1アーム11
の上側に設けた固縛装置であるボルトで、このボルト2
0を締付けて先端を第2アーム17に当接させることに
より第2アーム17のスライドを固縛し、ボルト20を
緩めて先端を第2アーム17と離脱させると第2アーム
17がスライドするようにしてある。
【0009】21は第2アーム17の先端に設けた固定
具で、この固定具21は、第2アーム17の先端に車体
2前後方向に揺動自在に軸22支した継手部材23と、
この継手部材23に上下方向に揺動自在に軸24支した
固定具本体25と、この固定具本体25に内装したマグ
ネット26と、固定具本体25の上部に設けたマグネッ
ト開放部材27と、固定具本体25の下方揺動を規制す
るストッパ31とより構成されている。
【0010】前記マグネット開放部材27は固定具本体
25の上部に軸28支した偏心カム29と、この偏心カ
ム29に固着したレバー30とより構成され、レバー3
0を回動させることにより実線位置と一点鎖線位置とに
回動するようにしてある。33、34は第1アーム11
に設けたリミットスイッチと、第2アーム17に設けた
ドグであり、第2アーム17の格納位置ではドグ34が
リミットスイッチ33に当接するようにしてある。なお
32は作業面である鉄骨フレームである。
【0011】次に図4は電気回路で、この電気回路の主
回路35にはメインスイッチ36とリミットスイッチ3
3とが介装され、この主回路35、35間には上下スイ
ッチ37と、それに対応する上げソレノイド38と下げ
ソレノイド39とが、また前後スイッチ40と、それに
対応する前進ソレノイド41と後退ソレノイド42とが
設けられている。
【0012】ところで本実施例では固定具をマグネット
としているが、相手方の形状によりフックにしても同様
の効果を有するものである。本発明は前記の如き構成で
次に作用について説明する。鉄骨フレーム32の高所に
塗装しようとする場合、まず作業者が高所作業車1の作
業台4に乗り、車輪5を駆動させて高所作業車1を鉄骨
フレーム32に近づけて止める。シザース機構3を伸長
させて作業台4を作業位置まで上昇させる。そして第1
アーム11を軸9の回りに旋回させるとともに軸12を
中心に起伏させて鉄骨フレーム32の作業面に対応させ
て、ブラケット10の孔15と係止材13の孔14にピ
ン16を挿入する。
【0013】次にボルト20を緩めて第2アーム17を
右方向にスライドさせて1点鎖線の格納位置より実線の
固定位置として第2アーム17先端の固定具21を鉄骨
フレーム32に当接させる。するとリミットスイッチ3
3からドグ34が離れるとともに固定具21は軸22、
24を中心に前後方向と上下方向とに揺動してマグネッ
ト26は鉄骨フレーム32の面に密着する。
【0014】そしてボルト20を締付けた後、鉄骨フレ
ーム32の塗装作業を行なうのであるが、作業中に強い
横風が吹いても揺動防止装置6により作業台4が揺動す
ることがないので安心して作業を行なうことができる。
また電気回路においてリミットスイッチ33が断となっ
ているので、誤って上下スイッチ37や前後スイッチ4
0を操作しても作業台4が昇降したり、車体2が前後移
動することなく安心して作業を行なうことができる。
【0015】次に作業が終了すると、マグネット開放部
材27のレバー30を実線位置より一点鎖線位置に回動
させると偏心カム29がマグネット26より突出するの
で、マグネット26と鉄骨フレーム32との密着は解除
される。次に前記とは逆の手順で操作して揺動防止部材
6を元の位置に戻す。するとドグ34がリミットスイッ
チ33に当接してリミットスイッチ33は接となり、上
下スイッチ37を操作すると作業台4は昇降し、前後ス
イッチ40を操作すると車体2を前後移動させることが
できる。
【0016】
【発明の効果】以上の如く本発明の第1の特徴によれ
ば、高所作業車の作業台に、第1アームと、この第1ア
ームにスライド自在に嵌合させた第2アームと、第2ア
ーム先端に設けた固定具と、第2アームを第1アームに
固縛する固縛装置とよりなる揺動防止部材を設けたの
で、作業者が高所作業車の作業台に乗って高所での作業
中に強い横風が吹いても作業台の揺動を防止でき、安心
して作業が行なえる。
【0017】また本発明の第2の特徴によれば、第1ア
ームと第2アーム間に第2アームのスライドを検知する
検知手段を設け、この検知手段により、第2アームのス
ライド時には作業台の昇降や車体の前後移動を行なえな
いようにしたので安心して作業が行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の揺動防止装置を装備した高所作業車の
全体図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】本発明の揺動防止装置の詳細図である。
【図4】本発明の電気回路図である。
【符号の説明】
1 高所作業車 2 車体 4 作業台 6 揺動防止部材 11 第1アーム 17 第2アーム 20 ボルト(固縛装置) 21 固定具 33 リミットスイッチ 34 ドグ 35 主回路 37 上下スイッチ 40 前後スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体上に作業台を昇降可能に設けた高所
    作業車において、前記作業台には第1アームを設け、前
    記第1アームには第2アームをスライド自在に嵌合し、
    前記第2アーム先端には作業面等に固定する固定具を設
    け、更に第1アームと第2アーム間には固縛装置を設け
    てなる高所作業車における作業台揺動防止装置。
  2. 【請求項2】 前記第1アームと第2アーム間には、第
    2アームのスライドを検知する検知手段を設け、一方電
    気回路の主回路間には作業台を上下に昇降させる上下ス
    イッチと、車体を前後に移動させる前後スイッチとを設
    け、前記主回路には前記検知手段を介装し、この検知手
    段が接のとき、上下スイッチ及び前後スイッチに通電し
    てなる請求項1に記載の高所作業車における作業台揺動
    防止装置。
JP19584194A 1994-08-22 1994-08-22 高所作業車における作業台揺動防止装置 Pending JPH0859196A (ja)

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JP19584194A JPH0859196A (ja) 1994-08-22 1994-08-22 高所作業車における作業台揺動防止装置

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JP19584194A JPH0859196A (ja) 1994-08-22 1994-08-22 高所作業車における作業台揺動防止装置

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JPH0859196A true JPH0859196A (ja) 1996-03-05

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19584194A Pending JPH0859196A (ja) 1994-08-22 1994-08-22 高所作業車における作業台揺動防止装置

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JP (1) JPH0859196A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150004041U (ko) * 2015-09-24 2015-11-04 삼성중공업 주식회사 흔들림 방지 장치 및 이를 포함하는 곤돌라

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150004041U (ko) * 2015-09-24 2015-11-04 삼성중공업 주식회사 흔들림 방지 장치 및 이를 포함하는 곤돌라

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