JP6418453B2 - プレス加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、操作部から出力される信号に基づき作動する駆動源によってパンチを移動させ、そのパンチによりダイの上に載置したワークを加工するようにしたプレス加工装置に関する。
従来、上記のプレス加工装置にてワークを折り曲げ加工する場合には、作業者は他端をストッパに当接させたワークの一端を保持し、パンチがワークに接した時にワークの一端から手を離すことになっている。ところが、作業者によってはパンチがワークに接した時にワークの一端から手を離さないことがあり、ワークとパンチとの間で手が挟まれるおそれがあった。更に、小さな折り曲げ加工の時に、パンチとワークの一端との距離が短いために、パンチがワークに接する位置を手が保持している場合があり、ワークとパンチとの間で手が挟まれるおそれがあった。そこで、ワークとパンチとの間で手を挟まないようにするために、特許文献1のように、予めパンチの移動を制御する制御部に、曲げ製品情報及び金型情報などの各種情報を入力し、その各種情報から折り曲げ加工時にワークとプレスブレーキの機械本体や金型(ダイ)との距離が演算され、その距離が手の挟まる危険距離に達している場合には、パンチの移動を停止させると共にメッセージ表示等の警告を行うようにしたものが知られている。
特開平6−122024号公報
上記の特許文献1では、予め制御部に入力した各種情報からワークとプレスブレーキの機械本体や金型との距離が演算されるが、加工するワークが変更する毎に、そのワークに対応した情報を準備しなければならず、加工するワークの種類が複数あると加工前の準備が煩わしい。また、メッセージ表示等の警告があっても、脇見等の作業者の不注意によりフットスイッチを操作してパンチを移動させてしまい、手がワークとプレスブレーキの機械本体や金型との間に挟まるおそれがあった。
そこで本発明の課題は、上記問題点に鑑み、作業者の手がパンチとワークとの間で挟まれることを防止するようにしたプレス加工装置を提供することを目的とする。
本発明は、操作部から出力される信号に基づき作動する駆動源によってパンチを移動させ、そのパンチによりダイの上に載置したワークを加工するようにしたプレス加工装置において、操作部には駆動源の作動内容に対応する作動信号を出力する操作部材が設けられ、その操作部と駆動源との間に制御装置と音声出力部と音声入力部とが設けられ、制御装置には、操作部からの作動信号に基づき駆動源を制御する制御部と、パンチが所定の位置まで移動したことが検知されると、その検知信号を制御部と音声出力部に出力する出力部と、音声入力部から入力される音声信号を、予め登録してある音声信号と比較し、同一の音声信号のときには、その音声信号を制御部に出力するようにした比較部とが備えられ、前記音声出力部は検知信号が入力されると、予め登録してある音声信号を出力するように構成され、前記制御部は、出力部から検知信号が出力されると駆動源の制御を停止し、比較部から音声信号が出力されるまで駆動源の制御を行わないようになっていることを特徴とする。
本発明では、ワークに接する前の所定の位置でパンチを停止させ、予め登録してある音声信号と同一の音声信号が制御部に入力されないとパンチを加工位置に向けて移動させることが出来ないために、音声信号の出力及び入力によって作業者にワークの一端を保持している手の位置を意識させ、脇見等の不注意により手がパンチとワークとの間で挟まれることが確実に防止される。
本発明のプレス加工装置を示す図である。 他の実施形態を示す図である。
図1に示すプレス加工装置1は、操作部2から出力される信号に基づき作動する駆動源3によってパンチ4を移動させ、そのパンチ4によりダイ5の上に載置したワークWを折り曲げ加工するようになっている。プレス加工装置1に備えた操作部2であるペダルスイッチには2つの操作部材2a、2bが設けられている。各操作部材2a、2bを踏み込むと、駆動源3の作動内容に対応する作動信号が出力され、踏み込みを解除すると、作動信号の出力が停止されるようになっている。本実施形態では、一方の操作部材2aを踏み込むと、パンチ4を下方にある加工位置Bに向って移動させる第1作動信号が出力され、他方の操作部材2bを踏み込むと、パンチ4を上方にある待機位置Aに向って移動させる第2作動信号が出力されるように設定されている。操作部2と駆動源3との間に制御装置6と音声出力部7と音声入力部8とが設けられている。
前記制御装置6について説明する。制御装置6には、操作部2からの作動信号に基づき駆動源3を制御する制御部9と、パンチ4が所定の位置Cまで移動したことが検知されると、その検知信号を制御部9と音声出力部7に出力する出力部10と、音声入力部8から入力される音声信号を、予め登録してある音声信号と比較し、同一の音声信号のときには、その音声信号を制御部9に出力するようにした比較部11とが備えられている。前記音声出力部7は検知信号が入力されると、予め登録してある音声信号を出力するように構成され、前記制御部9は、出力部10から検知信号が出力されると駆動源3の制御を停止し、比較部11から音声信号が出力されるまで駆動源3の制御を行わないようになっている。また、制御部9は、操作部2の一方の操作部材2aから第1作動信号が出力されると、パンチ4を加工位置Bに移動させた後、待機位置Aに向けて移動させ、その待機位置Aでパンチ4を停止させ、他方の操作部材2bから第2作動信号が出力されると、パンチ4を待機位置Aに向けて移動させ、その待機位置Aでパンチ4を停止させるように駆動源3を制御するようになっている。
尚、本実施形態では、音声出力部7には、予め作業者によって音声信号(てのいちはよいか)が登録されており、音声出力部7に備えたスピーカー7aから前記音声信号が作業者に向けて出力される。また、比較部11には、予め作業者によって音声信号(てのいちよし)が登録されており、音声入力部8に備えたマイク8aから入力した音声信号と、前記音声信号(てのいちよし)と比較し、同一の音声信号のときには、その音声信号を制御部9に出力するようになっている。前記音声出力部7に登録される音声信号は、手の位置を意識させる言葉から成る音声信号であればよく、比較部11に登録される音声信号は、確認を意識させる言葉から成る音声信号であればよい。前記駆動源3は例えばモータ部材であり、そのモータ部材3のモータ軸3aの近傍に検知部材12が設置されている。検知部材12はモータ軸3aの回転量を検知し、モータ軸3aの回転により移動するパンチ4の先端が所定の位置Cへ移動すると検知信号が出力部10に出力されるようになっている。前記所定の位置Cは、図1に示すように、ワークWの一端を保持する手にパンチ4先端が接触しないような位置であり、加工するワークWに対応してパンチ4やダイ5を交換する毎に設定することがないように調整されている。
次に、上記構成のプレス加工装置1の作動について説明する。プレス加工装置1によって板状のワークWを折り曲げ加工するために、作業者はプレス加工装置1のダイ5の上に板状のワークWを載置し、ワークWの一端を保持した状態で、他端をダイ5の後方にあるストッパ13に当接させる。その後、ペダルスイッチ2の一方の操作部材2aを踏み込むことで、制御部9により制御されるモータ部材3によって待機位置Aにあるパンチ4をダイ5に向けて移動させる。モータ部材3のモータ軸3aの回転量は検知部材12によって検知されている。パンチ4の先端が所定の位置Cに移動すると、検知信号が出力部10に出力され、その出力部10から検知信号が制御部9と音声出力部7に出力される。制御部9に検知信号が入力されるとモータ部材3の制御を停止し、パンチ4の移動を停止させる。また、音声出力部7に備えたスピーカー7aから作業者に向けて予め登録された音声信号(てのいちはよいか)が出力される。このとき、一方の操作部材2aを踏み込んだ状態で、ワークWの一端を保持している作業者の手が、パンチ4がワークWに接する位置にあってもパンチ4とワークWの間で挟まれることがない。更に、作業者がパンチ4の移動を目視していない場合であっても、音声信号によりパンチ4の位置に気付くことになる。
パンチ4が所定の位置Cで停止した状態で、作業者は手の位置を確認した後、マイク8aを介して音声信号(てのいちよし)を音声入力部8から比較部11へ出力する。比較部11では、音声入力部8から入力される音声信号(てのいちよし)と、予め登録してある音声信号(てのいちよし)と比較し、同一の音声信号のときには、その音声信号を制御部9に出力する。比較部11から前記音声信号が出力されると、制御部9は再びモータ部材3の制御を始め、パンチ4を所定の位置Cから加工位置Bに向って移動させる。尚、比較部11から音声信号が出力されたときに、一方の操作部材2aの踏み込みを解除していると、制御部9はモータ部材3の制御を停止させるので、パンチ4を再びダイ5に向けて移動させるためには再度一方の操作部材2aを踏み込まなければならない。よって、作業者はパンチ4の停止を故障と間違えることがない。そして、移動したパンチ4がワークWに接し、作業者はパンチ4により折れ曲がろうとするワークWの一端から手を離す。制御部9に制御されるモータ部材3によりパンチ4を加工位置Bまで移動させた後、パンチ4を待機位置Aに向って移動させる。パンチ4が待機位置Aで停止することでワークWの折り曲げ加工が完了する。その後、次の他部を折り曲げる場合や他のワークWを折り曲げ加工する場合には、上記作動を繰り返すことになる。
以上のように、操作部2とモータ部材3との間に制御装置6と音声出力部7と音声入力部8とが設けられ、制御装置6には、操作部2からの作動信号に基づきモータ部材3を制御する制御部9と、パンチ4が所定の位置Cまで移動したことが検知されると、その検知信号を制御部9と音声出力部7に出力する出力部10と、音声入力部8から入力される音声信号を、予め登録してある音声信号と比較し、同一の音声信号のときには、その音声信号を制御部9に出力するようにした比較部11とが備えられ、前記音声出力部7は検知信号が入力されると、予め登録してある音声信号を出力するように構成され、前記制御部9は、出力部10から検知信号が出力されるとモータ部材3の制御を停止し、比較部11から音声信号が出力されるまでモータ部材3の制御を行わないようになっているので、ワークWに接する前の所定の位置Cでパンチ4を停止させ、予め登録してある音声信号と同一の音声信号が制御部9に入力されないとパンチ4を加工位置Bに向けて移動させることが出来ないために、音声信号の出力及び入力によって作業者にワークWの一端を保持している手の位置を意識させ、脇見等の不注意により手がパンチ4とワークWとの間で挟まれることを確実に防止できる。
尚、上記実施形態では、音声信号を出力するスピーカー7aと音声信号を入力するマイク8aを夫々プレス加工装置1に設置したもので説明したが、騒音の大きな工場内にプレス加工装置1が設置される場合には、図2に示すような、音声信号を出力するスピーカー7aと音声信号を入力するマイク8aを夫々備えた装着部材20を作業者に装着させることで、騒音の大きな工場内であっても、作業者にワークWの一端を保持している手の位置を意識させることができ、手をパンチ4とワークWとの間で挟まれることを確実に防止できる。
1 プレス加工装置
2 操作部
3 モータ部材
4 パンチ
5 ダイ
6 制御装置
7 音声出力部
8 音声入力部
9 制御部
10 出力部
11 比較部
W ワーク

Claims (1)

  1. 操作部から出力される信号に基づき作動する駆動源によってパンチを移動させ、そのパンチによりダイの上に載置したワークを加工するようにしたプレス加工装置において、操作部には駆動源の作動内容に対応する作動信号を出力する操作部材が設けられ、その操作部と駆動源との間に制御装置と音声出力部と音声入力部とが設けられ、制御装置には、操作部からの作動信号に基づき駆動源を制御する制御部と、パンチが所定の位置まで移動したことが検知されると、その検知信号を制御部と音声出力部に出力する出力部と、音声入力部から入力される音声信号を、予め登録してある音声信号と比較し、同一の音声信号のときには、その音声信号を制御部に出力するようにした比較部とが備えられ、前記音声出力部は検知信号が入力されると、予め登録してある音声信号を出力するように構成され、前記制御部は、出力部から検知信号が出力されると駆動源の制御を停止し、比較部から音声信号が出力されるまで駆動源の制御を行わないようになっていることを特徴とするプレス加工装置。
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