JP2002079315A - 曲げ加工装置 - Google Patents

曲げ加工装置

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JP2002079315A
JP2002079315A JP2000266356A JP2000266356A JP2002079315A JP 2002079315 A JP2002079315 A JP 2002079315A JP 2000266356 A JP2000266356 A JP 2000266356A JP 2000266356 A JP2000266356 A JP 2000266356A JP 2002079315 A JP2002079315 A JP 2002079315A
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JP
Japan
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ram
light
safety device
turned
optical safety
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JP2000266356A
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Takanori Okubo
孝則 大久保
Katsumi Koyama
勝巳 小山
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Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 光学式安全装置を備えた曲げ加工装置におい
て、該光学式安全装置の遮光領域に入り込んだままでフ
ットスイッチを1回オンするだけで曲げ加工を可能に
し、加工効率を向上させることにある。 【解決手段】 ラム2が所定位置Kに停止した状態で光
学式安全装置3(4)の光Lが遮光された場合に、ラム
駆動スイッチ手段24Cがオンしたときに上記ラム2の
停止を解除し該ラム2を低速度Uで駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光学式安全装置を備
えた曲げ加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】従来より、曲げ加工装置、例えばプレスブ
レーキ(図7)は、下降式の場合には、側板50に上下
動可能に取り付けられた上部テーブル51に装着したパ
ンチPと、その直下の下部テーブル52に装着したダイ
Dを有している。
【0004】この構成により、作業者SがワークWをダ
イD上に載せ、該ワークWを突当53に突き当てて位置
決めした後、フットスイッチ55をオンすると、上記パ
ンチPが下降し、ダイDとの協働によりワークWに曲げ
加工が施されるようになっている。
【0005】ところが、最近は、安全規格が世界的に厳
しくなっており、わが国においても、例えば光学式安全
装置54を備えることが義務づけられようとしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】この光学式安全装置54は、よく知られて
いるように、投光器から投光された光を受光器で受光さ
せておき、若し作業者Sの身体の一部によりこの光が遮
光され受光器側で受光されなくなった場合には、直ちに
ラム、例えば前記下降式プレスブレーキの場合には、上
部テーブル51を停止させるようになっている。
【0008】しかし、小物のワークWを加工する場合に
は、作業者Sは、プレスブレーキの前方へ移動し光学式
安全装置54の遮光領域に入り込み、ワークWのハンド
リング、即ちダイD上にワークWを載せ、該ワークWを
突当53に突き当てて位置決めする作業などを行う必要
がある。
【0009】このため従来は、先ず、作業者Sは(図8
(A))、光学式安全装置54の外側に待機した状態
で、フットスイッチ55をオンすることにより、ラム5
1を下降させる。
【0010】やがて、ラム51がミュートポイントM
(パンチPとダイDの間に指が入る程度の距離、例えば
6mm)に到達すると(図8(B))、該ラム51は停
止する。
【0011】このラム51が停止したときに、作業者S
は(図8(C))、初めて光学式安全装置54の遮光領
域に入り、ワークWを突当53に突き当てて位置決めし
た後、フットスイッチ55を再度オンすることにより、
ラム51を下降させワークWを曲げ加工する。
【0012】この方式は、ミュートポイントM以降は
(図8(C))、光学式安全装置54が作業者Sにより
遮光されたとしても、ラム51を停止させない、換言す
れば、プレスブレーキのNC装置はミュートポイントM
以降は遮光を検出しないことを利用したものである。
【0013】しかし、このように、作業者Sが、当初は
光学式安全装置54外で(図8(A))一旦フットスイ
ッチ55をオンしてラム51を駆動させ、そのラム51
がミュートポイントM(図8(B))で停止してから、
光学式安全装置54の遮光領域に入り(図8(C))、
フットスイッチ51を再度オンすることによりラム51
を再起動させることは、作業者Sにとって極めて面倒で
あり、加工効率が非常に低下し、加工時間が長くなる。
【0014】即ち、作業者Sにとっては、光学式安全装
置54の外から中への移動と、フットスイッチ55の2
回のオン動作が必要である。
【0015】本発明の目的は、光学式安全装置を備えた
曲げ加工装置において、該光学式安全装置の遮光領域に
入り込んだままでフットスイッチを1回オンするだけで
曲げ加工を可能にし、加工効率を向上させることにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、図1〜図6に示すように、(A)光学式
安全装置3(4)を備えた曲げ加工装置において、
(B)ラム2が所定位置Kに停止した状態で光学式安全
装置3(4)の光Lが遮光された場合に、ラム駆動スイ
ッチ手段24Cがオンしたときに上記ラム2の停止を解
除し該ラム2を低速度Uで駆動することを特徴とする曲
げ加工装置という技術的手段を講じている。
【0017】上記本発明によれば、例えばラム2が下死
点K(図3(B))に停止している状態で、作業者Sが
(図3(C))意図的に光学式安全装置3(4)の遮光
領域に入り込んでその光を遮光した場合でも、フットス
イッチ24Cを1回オンすれば(図3(D))上記ラム
2の停止が解除され、該ラム2が安全速度である低速度
U(=10mm/s以下)で駆動し、ワークWの曲げ加
工が可能となる。
【0018】従って、作業者Sは、従来のように、光学
式安全装置の外から中へ移動することなく、またフット
スイッチを2回もオンすることなく、光学式安全装置の
遮光領域に入り込んだままでフットスイッチを1回オン
するだけで曲げ加工を可能にし、加工効率を向上させる
ことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、実施の形態によ
り添付図面を参照して、説明する。図1は本発明の実施
の形態を示す図である。
【0020】図1に示す曲げ加工装置は、例えばプレス
ブレーキである。
【0021】このプレスブレーキは、機械本体の両側に
側板30を有し、該側板30の上部には上部テーブル1
が取り付けられ、該上部テーブル1には、中間板32を
介してパンチPが装着されている。
【0022】また、側板30の下方には、下部テーブル
2が配置され、該下部テーブル2には、保持板33を介
してダイDが装着され、下部テーブル2は、その両側の
油圧シリンダ34により上下動するようになっている。
【0023】即ち、図1の曲げ加工装置は、上昇式プレ
スブレーキであり、下部テーブル2の後方に配置された
後述するバックゲージの突当5にワークWを突き当てて
位置決めした後、後述するラム駆動スイッチ手段24C
をオンしラム制御手段24Dを介して油圧シリンダ34
を作動し下部テーブル2を上昇させれば、前記パンチP
とダイDの協働により該ワークWが折り曲げられる。
【0024】この下部テーブル2の前方には、図示する
ように、投光器3と受光器4により構成された光学式安
全装置が設置され、投光器3と受光器4は、よく知られ
ているように、いずれも前後方向(X軸方向)と上下方
向(Z軸方向)に微調整可能であり、光軸合わせができ
るようになっている。
【0025】この光学式安全装置は、投光器3から光L
(例えばレーザ光)が投光しその光を受光器4で受光す
る構成を有している。
【0026】この構成により、ラム、即ち下部テーブル
2が所定位置Kに停止中に(図3(B))、作業者Sが
意図的に遮光領域に進入して上記光Lが遮光され(図3
(C))受光器4側が受光しなくなった場合には、後述
する遮光検出手段24E(図1)を介してその遮光が検
出される(図2のステップ105のYES)。
【0027】そして、遮光が検出された場合には(図2
のステップ105のYES)、作業者Sが安全を確認し
た後、ラム駆動スイッチ手段24Cをオンすることによ
り(図2のステップ106のYES、図3(D))、ラ
ム2の停止が解除され該ラム2が安全速度である低速度
U(10mm/s以下)で駆動を開始し、曲げ加工が可
能となる(図2のステップ107、108)。
【0028】また、下部テーブル2の(図1)近傍に
は、前記ラム駆動スイッチ手段24Cが配置され、前記
したように、このラム駆動スイッチ手段24Cを作業者
Sがオンすることにより、ラム2が駆動するようになっ
ている。
【0029】このラム駆動スイッチ手段24Cは、例え
ばフットスイッチ、バーペタル又は両手押しボタンスイ
ッチで構成され、本実施形態においては、フットスイッ
チ24C(図1、図3、図5)が使用されている。
【0030】更に、上記上部テーブル1には(図1)、
操作パネル31が移動可能に取り付けられ、該操作パネ
ル31には、各種の操作パネルスイッチ手段24Bが設
けられている。
【0031】操作パネルスイッチ手段24Bとしては、
例えばモード切換スイッチがあり、プレスブレーキによ
る曲げ加工前に、このモード切換スイッチを予め単動又
は寸動にすることにより(図2のステップ102)、上
記フットスイッチ24Cをオンした場合のラム2の動作
態様を設定しておく。
【0032】また、操作パネルスイッチ手段24Bとし
ては、例えば自動スタートスイッチがあり、この自動ス
タートスイッチを予めオンすることにより(図2のステ
ップ103のYES)、上記光学式安全装置を起動し、
投光器3から受光器4へ光Lを投光しておく(図3
(A))。
【0033】一方、前記下部テーブル2の後方には、突
当5を有するバックゲージが設けられ、該バックゲージ
は、例えばリンク機構(図示省略)を介して下部テーブ
ル2に支持されている。
【0034】下部テーブル2の両側の前記リンク機構間
には、ストレッチ25が(図1)左右方向(X軸方向)
に設けられ、該ストレッチ25には、前部に突当5を有
する突当本体26がX軸モータMx(図示省略)で左右
方向に移動自在に取り付けられ、更にリンク機構がY軸
モータMy(図示省略)で前後方向(Y軸方向)に、ま
たZ軸モータMz(図示省略)で上下方向(Z軸方向)
にそれぞれ移動自在となっている。
【0035】この構成により、後述する突当制御手段2
4G(図1)により、突当5が予め所定の位置に位置決
めされる(図3(A))。
【0036】上記突当5の突き当て面には、図6に示す
突当センサ6が設けられている場合があり、この場合に
は、ワークWが突当5に適切に突き当てられると、該突
当センサ6がオンし後述する位置決め検出手段24F
(図1)を介してワークWの位置決め完了が検出され
る。
【0037】そして、このような突当センサ6が設けら
れている場合には、前記した下死点K(図5(B))に
停止しているラム2の停止を解除する条件として、ラム
駆動スイッチ手段24Cのオン動作(図4のステップ2
06のYES)だけでなく該突当センサ6のオン動作を
付加することができる(図4のステップ207のYE
S)。
【0038】又は、このような突当センサ6が設けられ
ている場合には、突当センサ6に既述したラム駆動スイ
ッチ手段24Cの機能を持たせれば、同様に下死点K
(図5(B))に停止しているラム2の停止を解除する
条件として、該ラム駆動スイッチ手段24Cのオン動作
の代わりに突当センサ6のオン動作を代替させることも
できる(図2のステップ106のYESに相当)。
【0039】このような構成を有するプレスブレーキの
NC装置24は(図1)、CPU24Aと、操作パネル
スイッチ手段24Bと、ラム駆動スイッチ手段24C
と、ラム制御手段24Dと、遮光検出手段24Eと、位
置決め検出手段24Fと、突当制御手段24Gにより構
成されている。
【0040】CPU24Aは、本発明を実施するための
動作手順に従ってラム駆動スイッチ手段24C、ラム制
御手段24D、遮光検出手段24Eなど図1に示す装置
全体を制御する。
【0041】操作パネルスイッチ手段24Bは、例えば
既述したようにモード切換スイッチや(例えば図2のス
テップ102)自動運転スタートスイッチ(図2のステ
ップ103)などで構成されている。
【0042】ラム駆動スイッチ手段24Cは、前記した
ように、フットスイッチ、バーペタル又は両手押しボタ
ンスイッチで構成されている。
【0043】ラム制御手段24Dは、前記ラム駆動スイ
ッチ手段24Cがオンしたときにそれを検出し油圧シリ
ンダ34を作動してラム2を駆動させる。
【0044】遮光検出手段24Eは、前記したように、
例えばラム2が下死点Kに停止中に(図3(B))作業
者Sが意図的に遮光領域に進入し(図3(C))、光学
式安全装置を構成する投光器3からの光Lが遮光され受
光器4側が受光しなくなったときに、その遮光を検出す
る。
【0045】位置決め検出手段24Fは、既述したよう
に突当センサ6が設けられている場合に(図6)、該突
当センサ6のオン状態からワークWの位置決め完了を検
出する。
【0046】突当制御手段24Gは、前記突当5を所定
の位置に位置決めする。
【0047】以下、上記構成を有する本発明の動作を、
図2、図3(突当センサ6無し)と図4、図5(突当セ
ンサ6有り)に基づいて説明する。
【0048】(1)突当センサ6が(図6)設けられて
いない場合の動作。
【0049】図2のステップ101において、各原点の
復帰を完了させ、ステップ102において、モード切換
スイッチを単動又は寸動にし、ステップ103におい
て、自動スタートスイッチのオンを検知すると、ステッ
プ104において、光学式安全装置を起動する。
【0050】即ち、CPU24Aは(図1)、上記各原
点の復帰完了により、ラム制御手段24D(図1)を介
してラム2を所定位置K(図3(B))例えば下死点に
移動させ、モード切換スイッチによるラム2の動作態様
を設定し、自動スタートスイッチのオンを検知すると、
既述したように、光学式安全装置を制御して投光器3か
ら光Lを投光しそれを受光器4に受光させ(図3
(A))、更に突当制御手段24G(図1)を介して突
当5を所定の位置に位置決めするなど(図3(A))、
曲げ加工前の準備をしておく。
【0051】次いで、図2のステップ105において、
遮光が検出されたか否かを判断し、検出された場合には
(YES)、ステップ106において、ラム駆動スイッ
チ手段24Cがオンされたか否かを判断し、オンされた
場合には(YES)、ステップ107において、ラム2
の停止を解除して低速駆動指令を発し、ステップ108
において、ラム2の低速駆動を開始し、曲げ加工を行
う。
【0052】即ち、上記ラム2が下死点Kに停止してい
る場合に(図3(B))、作業者Sが光学式安全装置3
(4)の遮光領域に意図的に進入して遮光すると(図3
(C))、CPU24Aは(図1)、遮光検出手段24
Eを介してその遮光を検知する。
【0053】そして、遮光領域に進入した作業者Sは、
安全を確認し、問題がないと判断した場合にはワークW
のハンドリングを行って該ワークWを突当5に突き当て
(図3(C))、フットスイッチ24Cをオンする(図
3(D))。
【0054】このフットスイッチ24Cのオンを検知し
たCPU24Aは(図1)、ラム制御手段24Dに対し
て、上記ラム2を安全速度である低速度U、例えば10
mm/s以下で駆動するように低速駆動指令を発する。
【0055】これにより、上記ラム制御手段24Dは、
油圧シリンダ34を作動し、ラム2を低速度U(10m
m/s以下)で駆動し、ワークWの曲げ加工が行われる
(図3(D))。
【0056】この場合,光学式安全装置の投光器3から
投光された光Lは(図1)、作業者Sの身体の一部に遮
られ受光器4側は受光していないが、上記したように、
ラム2が低速度U(10mm/s以下)で駆動してお
り、安全上の問題はない。
【0057】次いで、図2のステップ109において、
曲げ加工が完了すると、ステップ110において、ラム
2を下死点又はマルチ下限まで高速下降させ、ステップ
111において、次の曲げ工程が有るか否かを判断し、
有る場合には(YES)、前記ステップ105に戻って
同じ動作を繰り返し、無い場合には(NO)、全ての動
作を終了する(END)。
【0058】即ち、CPU24Aは(図1)、ワークW
の一枚目の曲げ加工完了を検知すると、ラム制御手段2
4Dを介して油圧シリンダ34を作動しラム2を前記下
死点K(図3(B))又はマルチ下限(作業者Sが指定
した任意の位置)に高速下降させ、ワークWの二枚目の
加工を行うために(ステップ111のYES)、前記ス
テップ105に戻り上述したのと同じ動作を実施する。
【0059】(2)突当センサ6が(図6)設けられて
いる場合の動作。
【0060】この場合は、図4において、ステップ20
1から206までは、前記図2のステップ101から1
06までと同じである。
【0061】しかし、この場合には突当センサ6が設け
られており、作業者Sが光学式安全装置3(4)の遮光
領域に意図的に進入して遮光すると共に(図5(C))
ワークWのハンドリングを行って突当5に突き当てる
と、突当センサ6がオン状態となる。
【0062】従って、既述したように、ラム2の停止を
解除する条件として、ラム駆動スイッチ手段24Cのオ
ン動作(図4のステップ206のYES)だけでなく該
突当センサ6のオン動作を付加することができる(図4
のステップ207のYES)。
【0063】又は、既述したように、この突当センサ6
にラム駆動スイッチ手段24Cの機能を持たせることに
より、ラム2の停止を解除する条件として、該ラム駆動
スイッチ手段24Cのオン動作の代わりに突当センサ6
のオン動作を代替させることもできる(図2のステップ
106のYESに相当)。
【0064】また、図4のステップ208から212ま
では、前記図2のステップ107から111までと同じ
である。
【0065】尚、作業者Sが意図的に光学式安全装置の
遮光領域に進入する時期は、前記自動運転スタートスイ
ッチをオンする(図2のステップ103のYES、図4
のステップ203のYES)前でもよく、後でもよい。
【0066】また、上記ラム2が所定位置Kに(図3
(B)、図5(B))停止していない場合、例えば、ピ
ンチングポイント(ワークWとパンチPが接触する位
置)に近い位置からの加工開始の場合には、たとえ上述
した動作を行ってもラム2は低速度Uで駆動することは
なく、予め決められた位置にラム2が停止していない限
り該ラム2は駆動しない。
【0067】
【発明の効果】上記のとおり、本発明によれば、曲げ加
工前に、ラムが所定位置に停止した状態で、作業者が光
学式安全装置の遮光領域に意図的には入り込んで遮光し
た後、該作業者がフットスイッチをオンすれば、ラムが
低速で駆動するように構成したことにより、光学式安全
装置を備えた曲げ加工装置において、該光学式安全装置
の遮光領域に入り込んだままでフットスイッチを1回オ
ンするだけで曲げ加工を可能にし、加工効率を向上させ
るという技術的効果を奏することとなった。
【0068】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す全体図である。
【図2】本発明の動作の第1実施形態を示すフローチャ
ートである。
【図3】本発明の動作の第1実施形態を示す説明図であ
る。
【図4】本発明の動作の第2実施形態を示すフローチャ
ートである。
【図5】本発明の動作の第2実施形態を示す説明図であ
る。
【図6】本発明を構成する突当センサ6を示す図であ
る。
【図7】従来技術における加工状態を説明する図であ
る。
【図8】従来技術の課題を説明する図である。
【符号の説明】
1 上部テーブル 2 下部テーブル 3 投光器 4 受光器 5 突当 6 突当センサ 24 NC装置 24A CPU 24B 操作パネルスイッチ手段 24C ラム駆動スイッチ手段 24D ラム制御手段 24E 遮光検出手段 24F 位置決め検出手段 24G 突当制御手段 25 ストレッチ 26 突当本体 30 側板 31 操作バネル 32 中間板 33 保持板 34 油圧シリンダ D ダイ L 光 P パンチ W ワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E063 AA01 BA07 FA01 FA05 FA06 GA04 LA03 LA14 LA20 4E088 KK07 LL09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学式安全装置を備えた曲げ加工装置に
    おいて、 ラムが所定位置に停止した状態で光学式安全装置の光が
    遮光された場合に、ラム駆動スイッチ手段がオンしたと
    きに上記ラムの停止を解除し該ラムを低速度で駆動する
    ことを特徴とする曲げ加工装置。
  2. 【請求項2】 突当センサが設けられている場合には、
    ラム駆動スイッチ手段がオンすると共に突当センサがオ
    ンしたときに、上記ラムの停止を解除する請求項1記載
    の曲げ加工装置。
  3. 【請求項3】 突当センサが設けられている場合には、
    該突当センサにラム駆動スイッチ手段の機能を持たせ、
    該突当センサがオンしたときに、上記ラムの停止を解除
    する請求項1記載の曲げ加工装置。
  4. 【請求項4】 上記ラム駆動スイッチ手段24Cが、フ
    ットスイッチ、バーペタル又は両手押しボタンスイッチ
    で構成されている請求項1記載の曲げ加工装置。
  5. 【請求項5】 上記低速度が10mm/s以下である請
    求項1記載の曲げ加工装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100441333C (zh) * 2005-06-30 2008-12-10 小松产机株式会社 加工机的控制装置
KR102183488B1 (ko) * 2019-05-29 2020-11-26 (주)엠에스엠 백게이지 위치를 가변하는 밴딩머신

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CN100441333C (zh) * 2005-06-30 2008-12-10 小松产机株式会社 加工机的控制装置
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