JP3319725B2 - プレス機械のガード式安全装置 - Google Patents
プレス機械のガード式安全装置Info
- Publication number
- JP3319725B2 JP3319725B2 JP15145399A JP15145399A JP3319725B2 JP 3319725 B2 JP3319725 B2 JP 3319725B2 JP 15145399 A JP15145399 A JP 15145399A JP 15145399 A JP15145399 A JP 15145399A JP 3319725 B2 JP3319725 B2 JP 3319725B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guard
- air cylinder
- attached
- press machine
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
- Control Of Presses (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プレス機械にお
ける作業に際して、作業者の安全を確保するためのプレ
ス機械の安全装置に関するものである。
ける作業に際して、作業者の安全を確保するためのプレ
ス機械の安全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プレス機械の作業において、作業現場で
の機械の操作を行う作業者の安全確保のために様々な安
全装置が取り付けられている。現在一般化されている機
種は大まかに両手操作式、光線式、手引き式、手払い
式、ガード式に分類することができる。
の機械の操作を行う作業者の安全確保のために様々な安
全装置が取り付けられている。現在一般化されている機
種は大まかに両手操作式、光線式、手引き式、手払い
式、ガード式に分類することができる。
【0003】この発明の属するガード式安全装置とは、
プレス機械への加工物の挿入面をガード板で遮蔽するこ
とにより、スライドの作業中には作業者の身体が危険区
域に入らないようにするものであり、併せて作業中のト
ラブルによるワークや部品の飛散等から作業者の身体を
保護することができる等、前述した安全装置の中でも高
い安全性を備えたものである。
プレス機械への加工物の挿入面をガード板で遮蔽するこ
とにより、スライドの作業中には作業者の身体が危険区
域に入らないようにするものであり、併せて作業中のト
ラブルによるワークや部品の飛散等から作業者の身体を
保護することができる等、前述した安全装置の中でも高
い安全性を備えたものである。
【0004】ガード式安全装置には上昇式、下降式(図
2参照)、横開き式(図3参照)等がある。これらの方
式の特徴は、上昇式と下降式の場合は直接1本のエアシ
リンダで1枚のガード板を動作させていたり、横開き式
のものは2本のエアシリンダで左右それぞれのガード板
を動作させるものである。
2参照)、横開き式(図3参照)等がある。これらの方
式の特徴は、上昇式と下降式の場合は直接1本のエアシ
リンダで1枚のガード板を動作させていたり、横開き式
のものは2本のエアシリンダで左右それぞれのガード板
を動作させるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上昇式
や下降式のガード式安全装置は、下降範囲が広いプレス
機械やストロークが長いプレス機械に取り付けようとす
ると、ガード板も大きくなり上昇又は下降させるストロ
ークが長くなってしまうために、開閉時間もかかり作業
効率が落ちてしまう。一方、ガードの開閉速度を速くす
ると大きなガード板が作業者の目前を高速で動くことに
なり恐怖感があり、万一ガード板に手先等が挟まれると
怪我をする危険性もある。また横開き式のものはスライ
ドするガード板のスペースをプレス機械の左右方向に確
保しなければならないため、開口部が小さくなってしま
い作業性が悪くなる。またガード板の開動作、閉動作と
もエアシリンダにより作動させている場合、エア圧の低
下や配管系統の損傷、又は電磁弁の故障等があった場合
にガードが開閉できなくなる可能性がある。これらの問
題から実際にはガード式安全装置は敬遠されがちであ
る。
や下降式のガード式安全装置は、下降範囲が広いプレス
機械やストロークが長いプレス機械に取り付けようとす
ると、ガード板も大きくなり上昇又は下降させるストロ
ークが長くなってしまうために、開閉時間もかかり作業
効率が落ちてしまう。一方、ガードの開閉速度を速くす
ると大きなガード板が作業者の目前を高速で動くことに
なり恐怖感があり、万一ガード板に手先等が挟まれると
怪我をする危険性もある。また横開き式のものはスライ
ドするガード板のスペースをプレス機械の左右方向に確
保しなければならないため、開口部が小さくなってしま
い作業性が悪くなる。またガード板の開動作、閉動作と
もエアシリンダにより作動させている場合、エア圧の低
下や配管系統の損傷、又は電磁弁の故障等があった場合
にガードが開閉できなくなる可能性がある。これらの問
題から実際にはガード式安全装置は敬遠されがちであ
る。
【0006】本発明は、このような従来の技術が有する
課題を解決するために提案された物であり、防護範囲を
広く取りながら、かつガードの開閉動作がスムーズでし
かも開閉時間を短くし作業効率を落とさないという相反
する要素を満たしより安全性が高く取り扱いの容易なプ
レス機械のガード式安全装置の提供を目的とする。
課題を解決するために提案された物であり、防護範囲を
広く取りながら、かつガードの開閉動作がスムーズでし
かも開閉時間を短くし作業効率を落とさないという相反
する要素を満たしより安全性が高く取り扱いの容易なプ
レス機械のガード式安全装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のプレス機械のガード式安全装置は、機構部分
を納めるフレーム1、フレーム1の内側に取り付けられ
る樹脂製のガイドレール2、このガイドレール2に沿っ
て上下動する透明又は半透明の樹脂製の上ガード板3a
と下ガード板3bこの上下ガード板に取り付けられる緩
衝材21、フレーム1に取り付けられガード開動作の駆
動源となる1本のエアシリンダ4、通電時にエアシリン
ダ4にエアの供給をする電磁弁5、ヨーク8bとフレー
ム1の天井との間に取付けられているガードを閉じるた
めの左右2本の引張スプリング9、ピン15を中心とし
たピボット16a、16b、16cからなる回転機構部
と、これに取付けられるレバー6a、6bと、コンロッ
ド7a、7bによりレバー6aに連結されるヨーク8
a、8bから構成されエアシリンダ4のストロークを増
幅させ、コンロッド7cによりレバー6bと連結される
上ガード板3aと、ステー14によりヨーク8bと連結
される下ガード板3bとを同時に駆動させることを特徴
とするリンク機構、このリンク機構をフレーム1に取り
付けるためのプレート18、及びこれらの機構部分を覆
う前面カバー10から構成されている。さらに、請求項
2の安全装置では、エアシリンダ4に取り付けられたピ
ストンの後退端検出スイッチ23と、ヨーク8bに付設
されているマイクロスイッチ11とからのスイッチの信
号により、ガード板が閉まったことを確認する機能を備
えてなる構成としてある。
に本発明のプレス機械のガード式安全装置は、機構部分
を納めるフレーム1、フレーム1の内側に取り付けられ
る樹脂製のガイドレール2、このガイドレール2に沿っ
て上下動する透明又は半透明の樹脂製の上ガード板3a
と下ガード板3bこの上下ガード板に取り付けられる緩
衝材21、フレーム1に取り付けられガード開動作の駆
動源となる1本のエアシリンダ4、通電時にエアシリン
ダ4にエアの供給をする電磁弁5、ヨーク8bとフレー
ム1の天井との間に取付けられているガードを閉じるた
めの左右2本の引張スプリング9、ピン15を中心とし
たピボット16a、16b、16cからなる回転機構部
と、これに取付けられるレバー6a、6bと、コンロッ
ド7a、7bによりレバー6aに連結されるヨーク8
a、8bから構成されエアシリンダ4のストロークを増
幅させ、コンロッド7cによりレバー6bと連結される
上ガード板3aと、ステー14によりヨーク8bと連結
される下ガード板3bとを同時に駆動させることを特徴
とするリンク機構、このリンク機構をフレーム1に取り
付けるためのプレート18、及びこれらの機構部分を覆
う前面カバー10から構成されている。さらに、請求項
2の安全装置では、エアシリンダ4に取り付けられたピ
ストンの後退端検出スイッチ23と、ヨーク8bに付設
されているマイクロスイッチ11とからのスイッチの信
号により、ガード板が閉まったことを確認する機能を備
えてなる構成としてある。
【0008】
【発明の実施の形態】上述した特徴を持つ本発明のガー
ド式安全装置について図面を参照して説明する。図1は
本発明のプレス機械のガード式安全装置の正面図であ
る。図8は本発明の開閉機構図である。プレス作業時に
まずワークを供給するためにガードは「開」状態となっ
ている。ワークを供給しガードの両手操作押釦24を押
すと電磁弁5への通電が切れ、エアシリンダ4のエアが
開放され引張スプリング9の力によりガードは閉まる。
この際に、上下ガード板の間に手や腕などが挟まれてガ
ードが完全に閉まらなかった場合には、マイクロスイッ
チ11とエアシリンダ4の後退端検出スイッチ23がガ
ードの閉状態を確認できないためガードを再び開き、プ
レス機械には起動信号を出さないのでプレス機械は運転
を開始しない。ガードが完全に閉まったことを確認する
とプレス機械に起動信号が出されプレスが運転を開始す
る。プレス機械のロータリカムスイッチによる信号から
スライドが下死点を通過したことを確認すると、電磁弁
5に通電されガードが開き始める。このためワークの加
工中にはガ−ドは完全に閉まっており作業者の手の侵
入、切断破片の飛散などから作業者を保護できるので安
全である。
ド式安全装置について図面を参照して説明する。図1は
本発明のプレス機械のガード式安全装置の正面図であ
る。図8は本発明の開閉機構図である。プレス作業時に
まずワークを供給するためにガードは「開」状態となっ
ている。ワークを供給しガードの両手操作押釦24を押
すと電磁弁5への通電が切れ、エアシリンダ4のエアが
開放され引張スプリング9の力によりガードは閉まる。
この際に、上下ガード板の間に手や腕などが挟まれてガ
ードが完全に閉まらなかった場合には、マイクロスイッ
チ11とエアシリンダ4の後退端検出スイッチ23がガ
ードの閉状態を確認できないためガードを再び開き、プ
レス機械には起動信号を出さないのでプレス機械は運転
を開始しない。ガードが完全に閉まったことを確認する
とプレス機械に起動信号が出されプレスが運転を開始す
る。プレス機械のロータリカムスイッチによる信号から
スライドが下死点を通過したことを確認すると、電磁弁
5に通電されガードが開き始める。このためワークの加
工中にはガ−ドは完全に閉まっており作業者の手の侵
入、切断破片の飛散などから作業者を保護できるので安
全である。
【0009】
【実施例】図1は本発明のプレス機械のガード式安全装
置である。図1ではエアシリンダのピストンは後退端に
あり、引張スプリング9の力でガードは閉状態となって
いる。ガードが開く作動原理は次の通りである。電磁弁
5が通電されることによりエアシリンダ4にエアを供給
する。エアによりピストンの力がスプリング9の力より
勝りピストンが前進すると、エアシリンダのロッドに取
り付けられているヨーク8aが下に押される。ヨーク8
aはコンロッド7aを通してレバー6aを押し、レバー
6aとコンロッド7bにより連結されているヨーク8b
が下に下がる。ヨーク8bが下がることにより、ヨーク
8bとステー14で連結されている下ガード板3bが下
降する。一方レバー6aが下がることによって、ピン1
5を中心としてレバー6bが上に旋回し、レバー6bと
コンロッド7cにより連結されている上ガード板3aは
上昇する。したがって下ガード板3bが下降し、上ガー
ド板3aが上昇することでガードは開く。
置である。図1ではエアシリンダのピストンは後退端に
あり、引張スプリング9の力でガードは閉状態となって
いる。ガードが開く作動原理は次の通りである。電磁弁
5が通電されることによりエアシリンダ4にエアを供給
する。エアによりピストンの力がスプリング9の力より
勝りピストンが前進すると、エアシリンダのロッドに取
り付けられているヨーク8aが下に押される。ヨーク8
aはコンロッド7aを通してレバー6aを押し、レバー
6aとコンロッド7bにより連結されているヨーク8b
が下に下がる。ヨーク8bが下がることにより、ヨーク
8bとステー14で連結されている下ガード板3bが下
降する。一方レバー6aが下がることによって、ピン1
5を中心としてレバー6bが上に旋回し、レバー6bと
コンロッド7cにより連結されている上ガード板3aは
上昇する。したがって下ガード板3bが下降し、上ガー
ド板3aが上昇することでガードは開く。
【0010】ガードが閉まる作動原理は次の通りであ
る。両手操作押釦24を押すことにより電磁弁5への通
電が断たれ、エアシリンダ4中のエアが開放され、スプ
リング9がヨーク8bを引き上げることで下ガード板3
bを上昇させる。ヨーク8bを引き上げることでコンロ
ッド7bを伝いレバー6aはピンを中心として上に旋回
し、逆にレバー6bは下に旋回する。これにより、レバ
ー6bとコンロッド7cにより連結されている上ガード
板3aは下降する。したがって下ガード板3bが上昇
し、上ガード板は下降することでガードは閉まる。
る。両手操作押釦24を押すことにより電磁弁5への通
電が断たれ、エアシリンダ4中のエアが開放され、スプ
リング9がヨーク8bを引き上げることで下ガード板3
bを上昇させる。ヨーク8bを引き上げることでコンロ
ッド7bを伝いレバー6aはピンを中心として上に旋回
し、逆にレバー6bは下に旋回する。これにより、レバ
ー6bとコンロッド7cにより連結されている上ガード
板3aは下降する。したがって下ガード板3bが上昇
し、上ガード板は下降することでガードは閉まる。
【0011】ガードが完全に閉まった際に、レバー6b
に取り付けられた爪状のスイッチドッグ12によりヨー
ク8bに取り付けられたマイクロスイッチ11を押し作
動させる。またエアシリンダ4に取り付けられた後退端
検出スイッチ23がピストンが後退端にあることを検出
し、これら2つの信号によりガードが閉まったことを確
認する。例えばこの時に上下ガード板の間に手や腕、又
は異物等を挟み込んだ場合には、ガードが完全には閉ま
らずマイクロスイッチ11が作動しないため、ガードが
閉状態ではないと判断し電磁弁5に通電しガードを再び
開ける。プレス機械の起動はガードが完全に閉まってい
ることが条件としてあるため、ガードに挟み込み等があ
った場合にはプレス機械は運転を開始しない。
に取り付けられた爪状のスイッチドッグ12によりヨー
ク8bに取り付けられたマイクロスイッチ11を押し作
動させる。またエアシリンダ4に取り付けられた後退端
検出スイッチ23がピストンが後退端にあることを検出
し、これら2つの信号によりガードが閉まったことを確
認する。例えばこの時に上下ガード板の間に手や腕、又
は異物等を挟み込んだ場合には、ガードが完全には閉ま
らずマイクロスイッチ11が作動しないため、ガードが
閉状態ではないと判断し電磁弁5に通電しガードを再び
開ける。プレス機械の起動はガードが完全に閉まってい
ることが条件としてあるため、ガードに挟み込み等があ
った場合にはプレス機械は運転を開始しない。
【0012】またガードを取り付けるプレス機械のボル
スタ幅に応じて、ガードの機構部分は同一のままにガー
ド板の幅とフレームの幅を変更することで容易に対応す
ることができる。
スタ幅に応じて、ガードの機構部分は同一のままにガー
ド板の幅とフレームの幅を変更することで容易に対応す
ることができる。
【0013】図5は本発明をプレス機械に取り付けた実
施例である。図の取付方法は、プレス機械左側面に取り
付けられたブラケット19を支点として、ガード本体が
扉のように旋回しガード本体が退避できるようにしたも
ので、金型の交換、調整や保守点検の際にガード本体が
邪魔にならないようになっている。ガードの右下部には
リミットスイッチ13が取り付けられており、ガード本
体がプレス機械のボルスタ20の前面に位置してるとき
にONするようになっている。ガードを使用したプレス
作業において、このリミットスイッチ13がONしてい
ることをプレス起動の条件として取り入れており、リミ
ットスイッチ13がOFF、即ちガード本体が退避状態
にあるときにはガードは一切作動しないようになってい
る。
施例である。図の取付方法は、プレス機械左側面に取り
付けられたブラケット19を支点として、ガード本体が
扉のように旋回しガード本体が退避できるようにしたも
ので、金型の交換、調整や保守点検の際にガード本体が
邪魔にならないようになっている。ガードの右下部には
リミットスイッチ13が取り付けられており、ガード本
体がプレス機械のボルスタ20の前面に位置してるとき
にONするようになっている。ガードを使用したプレス
作業において、このリミットスイッチ13がONしてい
ることをプレス起動の条件として取り入れており、リミ
ットスイッチ13がOFF、即ちガード本体が退避状態
にあるときにはガードは一切作動しないようになってい
る。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、エ
アシリンダのストロークを増幅させ2分割にしたガード
板を動作させることで、より広い防護面積でもガードの
素早い開閉を行うことが可能となりガード使用時の作業
効率の低下が少なくなる。また上下にガード板を開閉す
ることでスライドするガード板にスペース確保も不要と
なり、プレス機械周辺の省スペース化を図ることができ
る。さらに前面カバーも手の侵入や飛散物から作業者を
防護できると見なせば、ほぼプレス機械の前面を全て防
護しているといえる。作業者の心理面から見ても、せわ
しなく動く機構部分をカバーで覆うことで心理的な恐怖
感をなくすこともできる。さらに、プレス機械に取り付
けられたロータリカムスイッチによりガード側でもプレ
スの動きを監視し、ガードとプレス機械を連動させるこ
とにより非常に安全に作業を行うことができる。
アシリンダのストロークを増幅させ2分割にしたガード
板を動作させることで、より広い防護面積でもガードの
素早い開閉を行うことが可能となりガード使用時の作業
効率の低下が少なくなる。また上下にガード板を開閉す
ることでスライドするガード板にスペース確保も不要と
なり、プレス機械周辺の省スペース化を図ることができ
る。さらに前面カバーも手の侵入や飛散物から作業者を
防護できると見なせば、ほぼプレス機械の前面を全て防
護しているといえる。作業者の心理面から見ても、せわ
しなく動く機構部分をカバーで覆うことで心理的な恐怖
感をなくすこともできる。さらに、プレス機械に取り付
けられたロータリカムスイッチによりガード側でもプレ
スの動きを監視し、ガードとプレス機械を連動させるこ
とにより非常に安全に作業を行うことができる。
【図1】この発明を示した正面図である。
【図2】従来例の斜視図である。(下降式ガード式安全
装置)
装置)
【図3】従来例の斜視図である。(横開き式ガード式安
全装置)
全装置)
【図4】主要部の断面図である。(A−A断面図)
【図5】一実施例を示した斜視図である。
【図6】回転機構部の横断面図である。
【図7】マイクロスイッチの作動状態を示した図であ
る。
る。
【図8】この発明の開閉機構図である。(a)はガード
閉状態、(b)はガード開状態である。
閉状態、(b)はガード開状態である。
1:フレーム 2:ガイドレール 3a・3b:上ガード板・下ガード板 4:エアシリンダ 5:電磁弁 6a・6b:レバー 7a・7b・7c:コンロッド 8a・8b:ヨーク 9:スプリング 10:前面カバー 11:マイクロスイッチ 12:スイッチドッグ 13:リミットスイッチ 14:ステー 15:ピン 16a・16b・16c:ピボット 17:ガイド 18:プレート 19:ブラケット 20:ボルスタ 21:緩衝材 22:前進端検出スイッチ 23:後退端検出スイッチ 24:両手操作押釦
Claims (2)
- 【請求項1】 本発明の機構部分を納めるフレーム
(1)、フレーム(1)の内側に取り付けられる樹脂製
のガイドレール(2)、このガイドレール(2)に沿っ
て上下動する透明又は半透明の樹脂製の上ガード板(3
a)と下ガード板(3b)、この上下ガード板に取り付
けられる緩衝材(21)、フレーム(1)に取り付けら
れ、ガード開動作の駆動源となる1本のエアシリンダ
(4)、通電時にエアシリンダ(4)にエアの供給をす
る電磁弁(5)、ヨーク(8b)とフレーム(1)の天
井との間に取付けられているガードを閉じるための左右
2本の引張スプリング(9)、ピン(15)を中心とし
たピボット(16a、16b、16c)からなる回転機
構部と、これに取付けられるレバー(6a、6b)と、
コンロッド(7a、7b)によりレバー(6a)に連結
されるヨーク(8a、8b)から構成されエアシリンダ
(4)のストロークを増幅させ、コンロッド(7C)に
よりレバー(6b)と連結される上ガード板(3a)
と、ステー(14)によりヨーク(8b)と連結される
下ガード板(3b)とを同時に駆動させることを特徴と
するリンク機構、このリンク機構をフレーム(1)に取
り付けるためのプレート(18)、及びこれらの機構部
分を覆う前面カバー(10)から構成されるプレス機械
のガード式安全装置。 - 【請求項2】 リンク機構部にはガードが閉状態にある
ことを確認するために、ヨーク(8b)にガードが閉ま
ると作動するマイクロスイッチ(11)が取り付けられ
ており、エアシリンダ(4)にはエアシリンダ(4)の
ピストンが後退端にあることを検出する後退端検出スイ
ッチ(23)が取り付けられており、これらのスイッチ
(11、23)の2つの信号によりガードが閉まったこ
とを確認する機能を持つ請求項1記載のプレス機械のガ
ード式安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15145399A JP3319725B2 (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | プレス機械のガード式安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15145399A JP3319725B2 (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | プレス機械のガード式安全装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000343298A JP2000343298A (ja) | 2000-12-12 |
JP3319725B2 true JP3319725B2 (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=15518919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15145399A Expired - Lifetime JP3319725B2 (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | プレス機械のガード式安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3319725B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015020201A (ja) * | 2013-07-23 | 2015-02-02 | しのはらプレスサービス株式会社 | プレス機械のインターロックガード式安全装置 |
JP2017056467A (ja) * | 2015-09-15 | 2017-03-23 | 株式会社アマダホールディングス | ワーク供給装置 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011194427A (ja) * | 2010-03-18 | 2011-10-06 | Aida Engineering Ltd | 防護シャッタシステム |
KR101799201B1 (ko) | 2016-06-28 | 2017-12-20 | 박성탁 | 프레스의 선행작동 안전장치 |
CN110293708B (zh) * | 2019-07-20 | 2024-07-09 | 广州市嘉艺电子薄膜开关有限公司 | 一种安全便捷的立式冲床 |
CN110280680A (zh) * | 2019-08-12 | 2019-09-27 | 河南职业技术学院 | 一种具有保护功能的汽车整车制造用冲压装置和工作方法 |
CN212634173U (zh) * | 2020-06-24 | 2021-03-02 | 浙江金澳兰机床有限公司 | 一种用于锻压机床上的安全防护结构 |
-
1999
- 1999-05-31 JP JP15145399A patent/JP3319725B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015020201A (ja) * | 2013-07-23 | 2015-02-02 | しのはらプレスサービス株式会社 | プレス機械のインターロックガード式安全装置 |
JP2017056467A (ja) * | 2015-09-15 | 2017-03-23 | 株式会社アマダホールディングス | ワーク供給装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000343298A (ja) | 2000-12-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3319725B2 (ja) | プレス機械のガード式安全装置 | |
EP2741888B1 (de) | Laserbearbeitungsmaschine mit einer schutztüre und eine steuereinrichtung | |
JP2003535294A (ja) | 曲げプレス機、裁断機、押抜き機等の機械のための保護装置 | |
JPS61146449A (ja) | 安全フード | |
US3913413A (en) | Safety guard structure | |
FR2779669A1 (fr) | Dispositif de securite pour la conduite d'une machine-outil | |
JP7398074B2 (ja) | 安全ガード装置及びこれを有するプレス機械 | |
US3996815A (en) | Safety guard structure | |
EP0842734B1 (en) | Safety cover construction for automatic machine | |
CA1073806A (en) | Safety device for a press, a stamping machine, or the like | |
US5274923A (en) | Cutting apparatus | |
JP2007007689A (ja) | プレス装置 | |
KR100792909B1 (ko) | 후드패널용 힌지의 리프트장치 | |
AU2020382872A1 (en) | Bending machine and method for working a workpiece by means of a bending machine | |
US3933089A (en) | Safety guard for press | |
KR101316259B1 (ko) | 공작 기계의 오토 도어 장치 | |
JP3200653B2 (ja) | 溶接ガンの電極チップの切削確認、交換装置 | |
JPH0929809A (ja) | 成形機安全装置 | |
US20150007499A1 (en) | Machine guard assembly with electronic disconnect for unobstructed engine hood opening | |
CN213611257U (zh) | 一种六面顶合成压机自动安全防护装置 | |
US3819022A (en) | Safety guard device for power presses and the like | |
JP2004009277A (ja) | 断裁機 | |
JPH0574744U (ja) | 安全確認用サブドア付自動開閉ドア | |
JPH11201387A (ja) | プレス機械の防護ガード | |
KR200260166Y1 (ko) | 전단기의 요철형 방호울 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3319725 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |