JPH11347343A - 排ガス浄化用薬剤 - Google Patents
排ガス浄化用薬剤Info
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- JPH11347343A JPH11347343A JP10190614A JP19061498A JPH11347343A JP H11347343 A JPH11347343 A JP H11347343A JP 10190614 A JP10190614 A JP 10190614A JP 19061498 A JP19061498 A JP 19061498A JP H11347343 A JPH11347343 A JP H11347343A
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- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/28—Treatment of water, waste water, or sewage by sorption
- C02F1/288—Treatment of water, waste water, or sewage by sorption using composite sorbents, e.g. coated, impregnated, multi-layered
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- B01D2253/10—Inorganic adsorbents
- B01D2253/106—Silica or silicates
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の課題は排ガス、特に燃焼、熔錬、熔
解、または半融の各工程に由来するそれら、を浄化する
ための薬剤および組成物、特に有機または無機の有害物
質、例えば、ダイオキシン、フラン、重金属、そして特
に水銀、を分離するための有効な薬剤を開発することで
ある。 【解決手段】 本発明による排ガスを浄化するための薬
剤は、乾燥した粉体のアルミノケイ酸塩成分と１種また
は数種類の粉体の添加物との混合物であり、その際アル
ミノケイ酸塩成分の有量が４０質量％より多いことを特
徴とする。それらの薬剤はさらに添加物として石灰製品
および／または水銀を結合する添加剤、例えば、硫黄を
含有する薬剤、例えば、硫化物および／またはメルカプ
ト−Ｓ−トリアジン、を含む。
解、または半融の各工程に由来するそれら、を浄化する
ための薬剤および組成物、特に有機または無機の有害物
質、例えば、ダイオキシン、フラン、重金属、そして特
に水銀、を分離するための有効な薬剤を開発することで
ある。 【解決手段】 本発明による排ガスを浄化するための薬
剤は、乾燥した粉体のアルミノケイ酸塩成分と１種また
は数種類の粉体の添加物との混合物であり、その際アル
ミノケイ酸塩成分の有量が４０質量％より多いことを特
徴とする。それらの薬剤はさらに添加物として石灰製品
および／または水銀を結合する添加剤、例えば、硫黄を
含有する薬剤、例えば、硫化物および／またはメルカプ
ト−Ｓ−トリアジン、を含む。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は排ガスおよび廃水、
特に燃焼、熔錬、熔解、または半融の各工程に由来する
それら、を浄化するための薬剤および組成物、それらの
製造およびそれらの使用に関する。
特に燃焼、熔錬、熔解、または半融の各工程に由来する
それら、を浄化するための薬剤および組成物、それらの
製造およびそれらの使用に関する。
【０００２】それらの薬剤は、天然または人工のケイ酸
アルミニウム、粘土鉱物および／または天然のゼオライ
トより選択される少なくとも１種の材料から成るケイ酸
アルミニウム成分と、石灰製品がそれにに属する１種ま
たは数種類の添加物から成る混合物であり、その際ケイ
酸アルミニウムもまた数種の天然ケイ酸アルミニウム、
数種の人工ケイ酸アルミニウム、数種の粘土鉱物または
数種の天然ゼオライトから成ることができる。特に二
層、三層および／または四層の粘土鉱物およびゼオライ
トが使用される。それらは吸着および吸収の反応力およ
び中位のから巨大なまでの比表面積により際立ってい
る。
アルミニウム、粘土鉱物および／または天然のゼオライ
トより選択される少なくとも１種の材料から成るケイ酸
アルミニウム成分と、石灰製品がそれにに属する１種ま
たは数種類の添加物から成る混合物であり、その際ケイ
酸アルミニウムもまた数種の天然ケイ酸アルミニウム、
数種の人工ケイ酸アルミニウム、数種の粘土鉱物または
数種の天然ゼオライトから成ることができる。特に二
層、三層および／または四層の粘土鉱物およびゼオライ
トが使用される。それらは吸着および吸収の反応力およ
び中位のから巨大なまでの比表面積により際立ってい
る。
【０００３】本発明の意味における薬剤として、前記の
成分の物理的混合物のみならず、現場で前記薬剤を形成
する、分離された数種成分の組み合わせもまた理解され
る。
成分の物理的混合物のみならず、現場で前記薬剤を形成
する、分離された数種成分の組み合わせもまた理解され
る。
【０００４】
【従来の技術】ドイツ特許第３ ８２６ ９７１号公報
およびドイツ特許第３ ９１５ ９３４号公報によれば
ガスおよび排ガスの浄化用の石灰製品が知られており、
それらの製造において石灰または石灰の消和に使用され
る消和水に界面活性剤、例えば活性炭および褐炭コーク
スまたは火床炉コークス、活性化酸化アルミニウムまた
はシリカゲル、が混入され、また加えて触媒活性な重金
属、例えばバナジウムおよび重金属に結合する物質、例
えば硫化ナトリウム、が添加される。これらの製品は残
留物質捨場における最終貯蔵に問題を提起する、なぜな
らば、一般的な浸出可能性から察知されるが、しかも浸
出されることのあり得る触媒活性な重金属および重金属
酸化物さえも含まれているからである。従って、例え
ば、水酸化カルシウムへの活性炭の一般的な添加の際に
例えば水銀結合は確かに改良されるが、しかし残留物の
溶出液の中に再び高い水銀濃度が見いだされることが確
認された。安全工学の根拠から、石灰製品と火床炉コー
クスまたは活性炭から成る混合物は炭素含有成分の３５
％の最大配分にまでにしか製造されることが出来ない。
その残りは焼成石灰製品または不活性物質、例えば、ト
ラス粉または石灰石粉から成る。
およびドイツ特許第３ ９１５ ９３４号公報によれば
ガスおよび排ガスの浄化用の石灰製品が知られており、
それらの製造において石灰または石灰の消和に使用され
る消和水に界面活性剤、例えば活性炭および褐炭コーク
スまたは火床炉コークス、活性化酸化アルミニウムまた
はシリカゲル、が混入され、また加えて触媒活性な重金
属、例えばバナジウムおよび重金属に結合する物質、例
えば硫化ナトリウム、が添加される。これらの製品は残
留物質捨場における最終貯蔵に問題を提起する、なぜな
らば、一般的な浸出可能性から察知されるが、しかも浸
出されることのあり得る触媒活性な重金属および重金属
酸化物さえも含まれているからである。従って、例え
ば、水酸化カルシウムへの活性炭の一般的な添加の際に
例えば水銀結合は確かに改良されるが、しかし残留物の
溶出液の中に再び高い水銀濃度が見いだされることが確
認された。安全工学の根拠から、石灰製品と火床炉コー
クスまたは活性炭から成る混合物は炭素含有成分の３５
％の最大配分にまでにしか製造されることが出来ない。
その残りは焼成石灰製品または不活性物質、例えば、ト
ラス粉または石灰石粉から成る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底にある課
題は、有機または無機の有害物質、例えば、ダイオキシ
ン、フラン、重金属、そして特に水銀、を分離するため
の有効な薬剤を開発することである。酸性の有害物質の
分離は別にまたは同時にあるいは一部同時に達成される
ことができる。それらの薬剤は４００℃までの温度にお
いて投入されることができ、その際燃焼せずかつ爆発し
ないで、または対応する安全処置を必要としないもので
なくてはならない。それらはさらにできるだけ既存の投
与技術により投与されることができなくてはならない。
題は、有機または無機の有害物質、例えば、ダイオキシ
ン、フラン、重金属、そして特に水銀、を分離するため
の有効な薬剤を開発することである。酸性の有害物質の
分離は別にまたは同時にあるいは一部同時に達成される
ことができる。それらの薬剤は４００℃までの温度にお
いて投入されることができ、その際燃焼せずかつ爆発し
ないで、または対応する安全処置を必要としないもので
なくてはならない。それらはさらにできるだけ既存の投
与技術により投与されることができなくてはならない。
【０００６】
【課題を解決するための手段】これらの課題はおのおの
独立の特許請求項に従って解決される。それらの独立の
特許請求項は本発明の概念の有利な実施態様に該当して
いる。
独立の特許請求項に従って解決される。それらの独立の
特許請求項は本発明の概念の有利な実施態様に該当して
いる。
【０００７】本発明による排ガスを浄化するための、ア
ルミノケイ酸塩成分および添加物から成る混合物を基剤
とする薬剤は、乾燥した粉体のアルミノケイ酸塩成分と
１種または数種類の粉体の添加物との混合物であり、そ
の際アルミノケイ酸塩成分の含有量が４０質量％より多
いことを特徴とする。アルミノケイ酸塩成分の全含有量
は４１質量％より９９質量％までの範囲内にあると有利
である。
ルミノケイ酸塩成分および添加物から成る混合物を基剤
とする薬剤は、乾燥した粉体のアルミノケイ酸塩成分と
１種または数種類の粉体の添加物との混合物であり、そ
の際アルミノケイ酸塩成分の含有量が４０質量％より多
いことを特徴とする。アルミノケイ酸塩成分の全含有量
は４１質量％より９９質量％までの範囲内にあると有利
である。
【０００８】それらの薬剤はさらに添加物として石灰製
品および／または水銀を結合する添加剤、例えば、硫黄
を含有する薬剤、例えば、硫化物および／またはメルカ
プト−Ｓ−トリアジン、を含むことができる。
品および／または水銀を結合する添加剤、例えば、硫黄
を含有する薬剤、例えば、硫化物および／またはメルカ
プト−Ｓ−トリアジン、を含むことができる。
【０００９】最終製品の中の焼成されたおよび／または
消和された石灰製品および／または添加物の含量は６０
％までになる。
消和された石灰製品および／または添加物の含量は６０
％までになる。
【００１０】本発明の僅かの石灰分または添加物を含む
薬剤はそのまま排ガス浄化のために使用されるかまたは
現場でまたは混合装置の中で必要な収着性能になるよう
に希釈されることができる。水銀結合剤の量は、前記の
薬剤が使用されるべき、その時々の工程の排ガス中の水
銀濃度に従う。ダイオキシンおよびフランの分離のため
にアルミノケイ酸塩成分の含有量は１００％にまでなる
ことができる。廃棄物燃焼装置、熔解工場または半融装
置における乾式または準乾式の収着に際しての前記薬剤
の使用の場合に、アルミノケイ酸塩の割合は４１〜９１
％になることができる。１００までの差は添加物、例え
ば、工業的石灰製品および有機並びに無機の水銀結合性
添加物から成る。
薬剤はそのまま排ガス浄化のために使用されるかまたは
現場でまたは混合装置の中で必要な収着性能になるよう
に希釈されることができる。水銀結合剤の量は、前記の
薬剤が使用されるべき、その時々の工程の排ガス中の水
銀濃度に従う。ダイオキシンおよびフランの分離のため
にアルミノケイ酸塩成分の含有量は１００％にまでなる
ことができる。廃棄物燃焼装置、熔解工場または半融装
置における乾式または準乾式の収着に際しての前記薬剤
の使用の場合に、アルミノケイ酸塩の割合は４１〜９１
％になることができる。１００までの差は添加物、例え
ば、工業的石灰製品および有機並びに無機の水銀結合性
添加物から成る。
【００１１】工業的石灰製品および無機並びに有機の水
銀結合性添加物と並んでその他の添加物として焼成粘
土、多孔質コンクリート粉、パーライト、膨張粘土、ト
ラス粉、トラス石灰、セメント、アルミン酸カルシウ
ム、アルミン酸ナトリウム、硫化カルシウム、有機スル
フィド、亜硫酸カルシウム、炭素含有収着剤、例えば、
火床炉コークスまたは活性炭、ソーダ並びに水硬化の促
進剤および／または抑制剤、および場合により細孔形成
剤および／または発泡剤を挙げることができる。
銀結合性添加物と並んでその他の添加物として焼成粘
土、多孔質コンクリート粉、パーライト、膨張粘土、ト
ラス粉、トラス石灰、セメント、アルミン酸カルシウ
ム、アルミン酸ナトリウム、硫化カルシウム、有機スル
フィド、亜硫酸カルシウム、炭素含有収着剤、例えば、
火床炉コークスまたは活性炭、ソーダ並びに水硬化の促
進剤および／または抑制剤、および場合により細孔形成
剤および／または発泡剤を挙げることができる。
【００１２】吸着および吸収活性の成分の適当な選択に
より高い受容性能のある製品を得ることができて、それ
らがさらに有害物質により大幅に負荷される前に、それ
らはしばしば再循環されることができる。他方において
それらの残留生成物は非常に簡単に、例えば、湿らせる
ことにより、凝固させることができ、そして投棄できる
形にすることができる。
より高い受容性能のある製品を得ることができて、それ
らがさらに有害物質により大幅に負荷される前に、それ
らはしばしば再循環されることができる。他方において
それらの残留生成物は非常に簡単に、例えば、湿らせる
ことにより、凝固させることができ、そして投棄できる
形にすることができる。
【００１３】本発明にはまた、できるだけ高い比表面積
が第一ではなく、むしろその時々の吸着する成分に有利
な層間隔および格子間隔が吸着の効率のために重要であ
るという認識が根底にある。
が第一ではなく、むしろその時々の吸着する成分に有利
な層間隔および格子間隔が吸着の効率のために重要であ
るという認識が根底にある。
【００１４】本発明による薬剤を製造する方法は少なく
とも１種の乾燥した粉体のアルミノケイ酸塩成分と１種
または数種類の粉体の添加物とを、結果として生ずる製
品中のアルミノケイ酸塩成分の含有量が４０質量％より
多くなるような割合の量で混合することを特徴とする。
とも１種の乾燥した粉体のアルミノケイ酸塩成分と１種
または数種類の粉体の添加物とを、結果として生ずる製
品中のアルミノケイ酸塩成分の含有量が４０質量％より
多くなるような割合の量で混合することを特徴とする。
【００１５】本発明の概念の範囲内において前記の二
層、三層および四層の粘土鉱物および天然のゼオライト
はダイオキシンおよびフランの分離のためには約７Åよ
り２０Åまでの、そして必要な場合には水銀化合物の分
離のためには約２Åより７Åまでの層格子間隔または結
晶格子間隔を示すと有利である。従って多数の用途にお
いて少なくとも二つの二層、三層および四層の粘土鉱物
を互いにまたは天然のゼオライトと混合されると有利で
ある。
層、三層および四層の粘土鉱物および天然のゼオライト
はダイオキシンおよびフランの分離のためには約７Åよ
り２０Åまでの、そして必要な場合には水銀化合物の分
離のためには約２Åより７Åまでの層格子間隔または結
晶格子間隔を示すと有利である。従って多数の用途にお
いて少なくとも二つの二層、三層および四層の粘土鉱物
を互いにまたは天然のゼオライトと混合されると有利で
ある。
【００１６】もし前記薬剤が炭素を含有する添加物を含
んでいない場合には、それらは０〜１０００℃の、そし
て好ましくは２０〜４００℃の温度領域内で使用される
ことができる。
んでいない場合には、それらは０〜１０００℃の、そし
て好ましくは２０〜４００℃の温度領域内で使用される
ことができる。
【００１７】本発明の薬剤は粗ガス中で直接には２００
〜３００℃、乾燥収着および準収着において１１０〜１
８０℃、噴霧吸収装置内では１７０〜２４０℃、および
後続の安全フィルター内では８０〜１３０℃において好
んで使用される。
〜３００℃、乾燥収着および準収着において１１０〜１
８０℃、噴霧吸収装置内では１７０〜２４０℃、および
後続の安全フィルター内では８０〜１３０℃において好
んで使用される。
【００１８】吸着剤の十分な利用のために既に使用され
た吸着剤の繰り返された使用、すなわち、同じまたは他
の工程への返送が技術上および経済上で有意義である。
製品は塵埃分離の前の粉体としてまたは石灰消和装置ま
たは懸濁化装置からの懸濁液として、洗浄機、噴霧吸収
装置等の中に投入される。原理的には粘土鉱物および添
加物はまた分離されて、そしてまたいろいろな配量場所
で添加されることができる。
た吸着剤の繰り返された使用、すなわち、同じまたは他
の工程への返送が技術上および経済上で有意義である。
製品は塵埃分離の前の粉体としてまたは石灰消和装置ま
たは懸濁化装置からの懸濁液として、洗浄機、噴霧吸収
装置等の中に投入される。原理的には粘土鉱物および添
加物はまた分離されて、そしてまたいろいろな配量場所
で添加されることができる。
【００１９】本発明の薬剤は圧縮されたまたは顆粒化さ
れた形で保護層フィルター、固定床フィルターまたは同
様な装置の中で使用されることができる。
れた形で保護層フィルター、固定床フィルターまたは同
様な装置の中で使用されることができる。
【００２０】粘土鉱物は本質的にイオン交換によりおよ
び層格子中への沈着により反応する。天然ゼオライトは
結晶格子中への沈着により反応し、炭素を含有する薬剤
は細孔中への沈着により反応する。二層、三層および／
または四層の粘土鉱物は本発明による薬剤の製造のため
に、蛇紋石−カオリン族、例えば、クリソタイル、アン
チゴライト、カオリナイト、ハロイサイト、からの粘土
鉱物、タルク−パイロフィライト族、スメクタイト、イ
ライトおよび雲母からの粘土鉱物、例えば、サポナイ
ト、ヘクトライト、モンモリロン石、バイデル石、緑タ
ンパク石、黒雲母、金雲母、リチア雲母、白雲母、ソー
ダ雲母、を使用することができる。また緑泥石、および
セピオライト−パリゴルスカイト族からの鉱物は規則通
りに反応する。生来既に硫化物を含んでいる粘土鉱物は
特に好んで使用される。天然ゼオライトとはここでは特
に天然産の堆積物−ゼオライト、例えば、カイノプチロ
ライト、エリオン石、方沸石、フィリップス沸石、フォ
ウジャス石−ゼオライトおよびゼオライトの凝灰岩を意
味する。特に２−、３−、４−、５−、６−、７−Å−
ゼオライトおよび１０−、１１−、１２−、１３−、１
４−、１５−Å−ゼオライトは有利である。本発明によ
る薬剤中において天然ゼオライトの占める割合はアルミ
ノケイ酸塩の割合の１００％までになることができる。
び層格子中への沈着により反応する。天然ゼオライトは
結晶格子中への沈着により反応し、炭素を含有する薬剤
は細孔中への沈着により反応する。二層、三層および／
または四層の粘土鉱物は本発明による薬剤の製造のため
に、蛇紋石−カオリン族、例えば、クリソタイル、アン
チゴライト、カオリナイト、ハロイサイト、からの粘土
鉱物、タルク−パイロフィライト族、スメクタイト、イ
ライトおよび雲母からの粘土鉱物、例えば、サポナイ
ト、ヘクトライト、モンモリロン石、バイデル石、緑タ
ンパク石、黒雲母、金雲母、リチア雲母、白雲母、ソー
ダ雲母、を使用することができる。また緑泥石、および
セピオライト−パリゴルスカイト族からの鉱物は規則通
りに反応する。生来既に硫化物を含んでいる粘土鉱物は
特に好んで使用される。天然ゼオライトとはここでは特
に天然産の堆積物−ゼオライト、例えば、カイノプチロ
ライト、エリオン石、方沸石、フィリップス沸石、フォ
ウジャス石−ゼオライトおよびゼオライトの凝灰岩を意
味する。特に２−、３−、４−、５−、６−、７−Å−
ゼオライトおよび１０−、１１−、１２−、１３−、１
４−、１５−Å−ゼオライトは有利である。本発明によ
る薬剤中において天然ゼオライトの占める割合はアルミ
ノケイ酸塩の割合の１００％までになることができる。
【００２１】水銀結合性の添加物によるドーピンクは全
体の混合物製品においてまたは個々の成分において行う
ことができる。製品全体について約０．０５〜５％の硫
黄が添加される。
体の混合物製品においてまたは個々の成分において行う
ことができる。製品全体について約０．０５〜５％の硫
黄が添加される。
【００２２】前記条件通りの薬剤は任意の排ガス導管ま
たは反応器の中に、粗ガス導管の中に直接に、塵埃分離
装置の前で、噴霧吸収装置の前または直接に、洗浄機の
前またはその中におよび安全フィルターの前またはその
中に直接、排ガス浄化装置の中へ導入されることができ
る。流動床反応器の中へ吹き込むことも可能である。
たは反応器の中に、粗ガス導管の中に直接に、塵埃分離
装置の前で、噴霧吸収装置の前または直接に、洗浄機の
前またはその中におよび安全フィルターの前またはその
中に直接、排ガス浄化装置の中へ導入されることができ
る。流動床反応器の中へ吹き込むことも可能である。
【００２３】前記の実施態様において本発明による薬剤
は本質的に１００μｍより小さい微粉末としてまたはそ
の粉の懸濁液として投入される。移動床の、固定床のま
たは振動床の反応器の中には本発明の薬剤は顆粒の形で
または圧縮されて投入されることができる。
は本質的に１００μｍより小さい微粉末としてまたはそ
の粉の懸濁液として投入される。移動床の、固定床のま
たは振動床の反応器の中には本発明の薬剤は顆粒の形で
または圧縮されて投入されることができる。
【００２４】
【発明の実施の形態】本発明次の例によりさらに詳細に
説明されるであろう。
説明されるであろう。
【００２５】例 １：ある金属熔解工場において５〜８
ｎｇＴＥ（毒性当量）／ｍ3 のダイオキシンおよびフラ
ンの分離のために石灰と粘土鉱物の混合物が投入され
た。石灰分６０％と粘土鉱物４０％の混合比率において
０．５ｎｇＴＥ／ｍ3 が、５０：５０において０．１７
ｎｇＴＥ／ｍ3 がおよび４０：６０において０．０３７
ｎｇＴＥ／ｍ3 が達成された。有害ガスＳＯ2 はそれと
並行して明らかにＢＩｍＳｃｈＶの限界値４以下に分離
された。織布フィルター内の温度は約１１０℃であり、
吸着剤は再循環されなかった。
ｎｇＴＥ（毒性当量）／ｍ3 のダイオキシンおよびフラ
ンの分離のために石灰と粘土鉱物の混合物が投入され
た。石灰分６０％と粘土鉱物４０％の混合比率において
０．５ｎｇＴＥ／ｍ3 が、５０：５０において０．１７
ｎｇＴＥ／ｍ3 がおよび４０：６０において０．０３７
ｎｇＴＥ／ｍ3 が達成された。有害ガスＳＯ2 はそれと
並行して明らかにＢＩｍＳｃｈＶの限界値４以下に分離
された。織布フィルター内の温度は約１１０℃であり、
吸着剤は再循環されなかった。
【００２６】例 ２：ある冶金工場の排ガス浄化装置へ
の側管内に挿入された１０００ｍ3 ／ｈの実験用フィル
ター（温度１２０℃）において、再循環なしに、２ｇ吸
着剤／ｍ3 ／ｈが投入された。その吸着剤は７５％まで
粘土鉱物によりおよび２５％まで水酸化カルシウムによ
り構成されていた。この薬剤は追加して水銀を分離する
ためにドーピングされていた。実験において２１０μｇ
水銀／ｍ3 が分離され、そしてダイオキシン／粗ガス濃
度は９９．２％だけ２ｎｇ／ｍ3 へ低下させられた。同
じ混合物により５％の活性炭と同じ粘土量の添加の後に
２２３μｇ水銀／ｍ3 が測定された。
の側管内に挿入された１０００ｍ3 ／ｈの実験用フィル
ター（温度１２０℃）において、再循環なしに、２ｇ吸
着剤／ｍ3 ／ｈが投入された。その吸着剤は７５％まで
粘土鉱物によりおよび２５％まで水酸化カルシウムによ
り構成されていた。この薬剤は追加して水銀を分離する
ためにドーピングされていた。実験において２１０μｇ
水銀／ｍ3 が分離され、そしてダイオキシン／粗ガス濃
度は９９．２％だけ２ｎｇ／ｍ3 へ低下させられた。同
じ混合物により５％の活性炭と同じ粘土量の添加の後に
２２３μｇ水銀／ｍ3 が測定された。
【００２７】ある塵介焼却装置の粗ガスの中に２００〜
２３０℃において９０％粘土鉱物と１０％水酸化カルシ
ウムから成る薬剤混合物がダイオキシンとフランの前分
離のために織布フィルターの前で投入された。約１３０
ｍｇ／ｍ3 の投与量においてダイオキシンとフランは正
常運転における７２．３％に比較して９１．９％まで分
離された。０．０７０ｎｇＴＥ／ｍ3 と共に既に限界値
は「熱い」側で下回られた。水銀においては正常運転に
おける３６．８％の代わりに５５．３％の前分離が達成
された。またＨＣｌの前分離も約２７％の量で確認され
た。
２３０℃において９０％粘土鉱物と１０％水酸化カルシ
ウムから成る薬剤混合物がダイオキシンとフランの前分
離のために織布フィルターの前で投入された。約１３０
ｍｇ／ｍ3 の投与量においてダイオキシンとフランは正
常運転における７２．３％に比較して９１．９％まで分
離された。０．０７０ｎｇＴＥ／ｍ3 と共に既に限界値
は「熱い」側で下回られた。水銀においては正常運転に
おける３６．８％の代わりに５５．３％の前分離が達成
された。またＨＣｌの前分離も約２７％の量で確認され
た。
【００２８】例 ４：安全フィルターの中で追加の水銀
分離のためにドーピングされた８０％粘土鉱物と２０％
石灰分から成る混合物が投入された。浄化ガスの中でダ
イオキシン／フラン濃度は検出限界において０．００６
または０．００２ｎｇＴＥ／ｍ3 と確認された。水銀残
余濃度は０．０１４および０．０８μｇ／ｍ3 と測定さ
れた。フィルターからの残留物は洗浄装置懸濁液の中和
／沈殿のために投入された。十分な重金属の沈殿が生じ
た。中和された溶液の中の水銀濃度は２．４９３ｍｇ／
リットルから５０μｇＨｇ／リットル以下に下げられ
た。懸濁液は次に噴霧乾燥機中で乾燥された。
分離のためにドーピングされた８０％粘土鉱物と２０％
石灰分から成る混合物が投入された。浄化ガスの中でダ
イオキシン／フラン濃度は検出限界において０．００６
または０．００２ｎｇＴＥ／ｍ3 と確認された。水銀残
余濃度は０．０１４および０．０８μｇ／ｍ3 と測定さ
れた。フィルターからの残留物は洗浄装置懸濁液の中和
／沈殿のために投入された。十分な重金属の沈殿が生じ
た。中和された溶液の中の水銀濃度は２．４９３ｍｇ／
リットルから５０μｇＨｇ／リットル以下に下げられ
た。懸濁液は次に噴霧乾燥機中で乾燥された。
【００２９】例 ５：７０％粘土鉱物１と３０％粘土鉱
物２からなる粘土鉱物混合物に３．５％の硫黄を添加し
た。この薬剤を１：１０に希釈してから水酸化カルシウ
ムと共に織布フィルターの中に１４０℃で投入した。そ
れにより９９．３％のダイオキシンとフランは０．００
９浄化ガス濃度ｎｇ／ｍ3 に分離された。水銀は９６．
５％まで０．０１１μｇ／ｍ3 に分離された。
物２からなる粘土鉱物混合物に３．５％の硫黄を添加し
た。この薬剤を１：１０に希釈してから水酸化カルシウ
ムと共に織布フィルターの中に１４０℃で投入した。そ
れにより９９．３％のダイオキシンとフランは０．００
９浄化ガス濃度ｎｇ／ｍ3 に分離された。水銀は９６．
５％まで０．０１１μｇ／ｍ3 に分離された。
【００３０】例 ６：洗浄機懸濁液の中和のために噴霧
乾燥機の前で４５％粘土鉱物と５５％石灰製品から成る
ドーピングされた薬剤が投入された。噴霧吸収機／Ｅ−
フィルター上の粗ガスの前浄化は８〜１０ｎｇＴＥ／ｍ
3 の粗ガス値において８８．４〜９３．３％の前分離を
結果としてもたらした。
乾燥機の前で４５％粘土鉱物と５５％石灰製品から成る
ドーピングされた薬剤が投入された。噴霧吸収機／Ｅ−
フィルター上の粗ガスの前浄化は８〜１０ｎｇＴＥ／ｍ
3 の粗ガス値において８８．４〜９３．３％の前分離を
結果としてもたらした。
【００３１】例 ７：安全フィルターの中にドーピング
された８０％粘土鉱物と２０％活性炭から成る薬剤が投
入された。ダイオキシン、フランおよび水銀の各濃度は
検出限界にあった。ダイオキシンおよびフランの各濃度
は浄化ガス中で僅かに０．００４および０．００５ｎｇ
ＴＥ／ｍ3 であった。水銀残留濃度は０．０１２および
０．００６μｇ／ｍ3 であった。
された８０％粘土鉱物と２０％活性炭から成る薬剤が投
入された。ダイオキシン、フランおよび水銀の各濃度は
検出限界にあった。ダイオキシンおよびフランの各濃度
は浄化ガス中で僅かに０．００４および０．００５ｎｇ
ＴＥ／ｍ3 であった。水銀残留濃度は０．０１２および
０．００６μｇ／ｍ3 であった。
【００３２】例 ８：本例は添付の図面に基づいて示さ
れるが、そこではいろいろな排ガス浄化プロセスにおい
て（図面中で矢印で表されている）どの場所でも本発明
による薬剤は有利に導入されることができる。
れるが、そこではいろいろな排ガス浄化プロセスにおい
て（図面中で矢印で表されている）どの場所でも本発明
による薬剤は有利に導入されることができる。
【図１】排ガス浄化工程における本発明による薬剤の使
用例を工程系統図により示す。
用例を工程系統図により示す。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１１年７月２１日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項８】 アルミノケイ酸塩成分の全含有量が４１
質量％より９９質量％までになる請求項１〜７のいずれ
か１項に記載の薬剤。
質量％より９９質量％までになる請求項１〜７のいずれ
か１項に記載の薬剤。
【請求項９】 該薬剤が添加物として硫黄を含有する薬
剤、例えば、硫化物および／またはメルカプト−Ｓ−ト
リアジン、を含むことを特徴とする請求項８に記載の薬
剤。
剤、例えば、硫化物および／またはメルカプト−Ｓ−ト
リアジン、を含むことを特徴とする請求項８に記載の薬
剤。
【請求項１０】 該薬剤が添加物として焼成粘土、多孔
質コンクリート粉、パーライト、膨張粘土、トラス粉、
トラス石灰、セメント、アルミン酸カルシウム、アルミ
ン酸ナトリウム、硫化カルシウム、有機スルフィド、亜
硫酸カルシウム、炭素含有収着剤、例えば、火床炉コー
クスまたは活性炭、ソーダ、水硬化の促進剤および／ま
たは抑制剤、細孔形成剤および／または発泡剤を含むこ
とを特徴とする請求項１〜９のいずれか１項に記載の薬
剤。
質コンクリート粉、パーライト、膨張粘土、トラス粉、
トラス石灰、セメント、アルミン酸カルシウム、アルミ
ン酸ナトリウム、硫化カルシウム、有機スルフィド、亜
硫酸カルシウム、炭素含有収着剤、例えば、火床炉コー
クスまたは活性炭、ソーダ、水硬化の促進剤および／ま
たは抑制剤、細孔形成剤および／または発泡剤を含むこ
とを特徴とする請求項１〜９のいずれか１項に記載の薬
剤。
【請求項１１】 該薬剤が請求項１〜１０までのいずれ
か１項に記載の１種または数種類の薬剤の水性懸濁液の
形をしていることを特徴とする排ガス浄化用薬剤。
か１項に記載の１種または数種類の薬剤の水性懸濁液の
形をしていることを特徴とする排ガス浄化用薬剤。
【請求項１２】 該薬剤が圧縮された形で、例えば、ブ
リケットとして、顆粒としてまたはその他の粒状化され
た形で存在することを特徴とする請求項１〜１０のいず
れか１項に記載の薬剤。
リケットとして、顆粒としてまたはその他の粒状化され
た形で存在することを特徴とする請求項１〜１０のいず
れか１項に記載の薬剤。
【請求項１３】 乾燥した粉体のアルミノケイ酸塩成分
と１種または数種類の粉体の添加物とを、得られる製品
中のアルミノケイ酸塩成分の含有量が４０質量％より多
くなるような割合の量で混合することによる請求項１〜
１２のいずれか１項に記載の薬剤を製造する方法。
と１種または数種類の粉体の添加物とを、得られる製品
中のアルミノケイ酸塩成分の含有量が４０質量％より多
くなるような割合の量で混合することによる請求項１〜
１２のいずれか１項に記載の薬剤を製造する方法。
【請求項１８】 排ガスおよび煙突排気ガスの湿式法、
準乾式法および乾式法による浄化のための請求項１〜１
２のいずれか１項に記載の薬剤の使用。
準乾式法および乾式法による浄化のための請求項１〜１
２のいずれか１項に記載の薬剤の使用。
【請求項２０】 該薬剤が粉体で排ガス浄化装置の１段
階またはいろいろな段階に１回または数回乾燥状態で吹
き込まれる請求項１８または１９に記載の使用。
階またはいろいろな段階に１回または数回乾燥状態で吹
き込まれる請求項１８または１９に記載の使用。
【請求項２１】 該薬剤が乾燥状態でまたは水中懸濁液
として洗浄器または中和装置に投入される請求項１８〜
２０のいずれか１項に記載の使用。
として洗浄器または中和装置に投入される請求項１８〜
２０のいずれか１項に記載の使用。
【請求項２２】 該薬剤の個々の成分がまたは該薬剤が
直接に排ガス流の中にまたは反応機の中に投入される請
求項１８〜２０のいずれか１項に記載の使用。
直接に排ガス流の中にまたは反応機の中に投入される請
求項１８〜２０のいずれか１項に記載の使用。
【請求項２３】 該薬剤の濃縮物が現場でまたは混合装
置の中でそのつど必要な組成に希釈／変換されることが
できる請求項１８〜２２のいずれか１項に記載の使用。
置の中でそのつど必要な組成に希釈／変換されることが
できる請求項１８〜２２のいずれか１項に記載の使用。
【請求項２４】 移動床、固定床または装入層の各反応
機内における請求項１２に記載の薬剤の使用。
機内における請求項１２に記載の薬剤の使用。
【請求項２５】 排ガス浄化からの廃水と同じまたは類
似の組成を有する廃水の処理のための請求項１〜１２の
いずれか１項に記載の薬剤の使用。
似の組成を有する廃水の処理のための請求項１〜１２の
いずれか１項に記載の薬剤の使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シモーヌ ブリュッゲマン ドイツ連邦共和国 ドナウシュタウフ，バ ロンシュトラーセ 37 (72)発明者 フランク ヘルニッチェク ドイツ連邦共和国 オーベルトラウブリン ク，アンノ − サント − ジートルン ク ３エイ
Claims (15)
- 【請求項１】 排ガス、特に燃焼、溶融および半融各工
程からの、燃焼、溶融および半融各装置、金属加工場並
びに製鋼工場からの排ガスを浄化するための、アルミノ
ケイ酸塩成分および添加物から成る混合物を基剤とする
薬剤において、乾燥した粉体のアルミノケイ酸塩成分と
１種または数種類の粉体の添加物との混合物においてア
ルミノケイ酸塩成分の全含有量が４０質量％より多いこ
とを特徴とする前記の排ガス浄化用薬剤。 - 【請求項２】 アルミノケイ酸塩成分の全含有量が４１
質量％より９９質量％までになる請求項１に記載の薬
剤。 - 【請求項３】 該薬剤が添加物として石灰製品および／
または水銀を結合する添加剤を含むことを特徴とする請
求項１および／または請求項２に記載の薬剤。 - 【請求項４】 該薬剤が添加物として硫黄を含有する薬
剤、例えば、硫化物および／またはメルカプト−Ｓ−ト
リアジン、を含むことを特徴とする請求項３に記載の薬
剤。 - 【請求項５】 該薬剤が添加物として焼成粘土、多孔質
コンクリート粉、パーライト、膨張粘土、トラス粉、ト
ラス石灰、セメント、アルミン酸カルシウム、アルミン
酸ナトリウム、硫化カルシウム、有機スルフィド、亜硫
酸カルシウム、炭素含有収着剤、例えば、火床炉コーク
スまたは活性炭、ソーダ、水硬化の促進剤および／また
は抑制剤、細孔形成剤および／または発泡剤を含むこと
を特徴とする請求項１より４までのいずれか１項または
数項に記載の薬剤。 - 【請求項６】 該薬剤が請求項１より５までのいずれか
１項または数項に記載の１種または数種類の薬剤の水性
懸濁液の形をしていることを特徴とする排ガス浄化用薬
剤。 - 【請求項７】 該薬剤が圧縮された形で、例えば、ブリ
ケットとして、顆粒としてまたはその他の粒状化された
形で存在することを特徴とする請求項１より５までのい
ずれか１項または数項に記載の薬剤。 - 【請求項８】 乾燥した粉体のアルミノケイ酸塩成分と
１種または数種類の粉体の添加物とを、結果として生ず
る製品中のアルミノケイ酸塩成分の含有量が４０質量％
より多くなるような割合の量で混合することによる請求
項１より７までのいずれか１項に記載の薬剤を製造する
方法。 - 【請求項９】 排ガスおよび煙突排気ガスの湿式法、準
乾式法および乾式法による浄化のための請求項１より７
までのいずれか１項に記載の薬剤の使用。 - 【請求項１０】 該薬剤が粉体で排ガス浄化装置の１段
階またはいろいろな段階に１回または数回乾燥状態で吹
き込まれる請求項９に記載の使用。 - 【請求項１１】 該薬剤が乾燥状態でまたは水中懸濁液
として洗浄器または中和装置に投入される請求項９およ
び／または１０に記載の使用。 - 【請求項１２】 該薬剤の個々の成分がまたは該薬剤が
直接に排ガス流の中にまたは反応機の中に投入される請
求項９および／または１０に記載の使用。 - 【請求項１３】 該薬剤の濃縮物が現場でまたは混合装
置の中でそのつど必要な組成に希釈／変換されることが
できる請求項９より１２までのいずれか１項に記載の使
用。 - 【請求項１４】 移動床、固定床または装入層の各反応
機内における請求項７に記載の薬剤の使用。 - 【請求項１５】 排ガス浄化からの廃水と同じまたは類
似の組成を有する廃水の処理のための請求項９より１４
までのいずれか１項に記載の使用。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE1998124237 DE19824237B4 (de) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | Reagentien für die Reinigung von Abgasen, ihre Herstellung und ihre Verwendung |
| DE19824237.9 | 1998-05-29 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11347343A true JPH11347343A (ja) | 1999-12-21 |
Family
ID=7869414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10190614A Pending JPH11347343A (ja) | 1998-05-29 | 1998-07-06 | 排ガス浄化用薬剤 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11347343A (ja) |
| DE (1) | DE19824237B4 (ja) |
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| JP2007529305A (ja) * | 2004-03-15 | 2007-10-25 | ソシエテ アノニム ロワ ルシェルシュ エ ディベロプマン | 燃焼排ガス中の重金属を低減するための方法 |
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| CN112058071A (zh) * | 2020-07-24 | 2020-12-11 | 中国恩菲工程技术有限公司 | 一种脱汞浆液及其制备方法 |
| CN115779850A (zh) * | 2022-11-01 | 2023-03-14 | 深圳市中金岭南有色金属股份有限公司凡口铅锌矿 | 石粉硅基材料、制备方法以及应用 |
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| BE1015841A3 (fr) † | 2003-12-24 | 2005-10-04 | Lhoist Rech & Dev Sa | Composition pulverulente a base d'un compose calco-magnesien. |
| MX2012000590A (es) * | 2009-07-13 | 2012-06-01 | Lhoist Rech & Dev Sa | Composicion inorganica solida, procedimiento de fabricacion y uso de la misma para reducir las dioxinas y metales pesados de los gases de combustion. |
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- 1998-07-06 JP JP10190614A patent/JPH11347343A/ja active Pending
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