JPH11345641A - 電子機器の基板間の電気的接続構造 - Google Patents

電子機器の基板間の電気的接続構造

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JPH11345641A
JPH11345641A JP10154964A JP15496498A JPH11345641A JP H11345641 A JPH11345641 A JP H11345641A JP 10154964 A JP10154964 A JP 10154964A JP 15496498 A JP15496498 A JP 15496498A JP H11345641 A JPH11345641 A JP H11345641A
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JP
Japan
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substrate
movable contact
electrical connection
connection structure
electronic device
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Application number
JP10154964A
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English (en)
Inventor
Kohei Kawamichi
浩平 川路
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication of JPH11345641A publication Critical patent/JPH11345641A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業中に可動接点部材が配置箇所からこぼれ
落ちてしまったり、板バネ部材の板バネ部分が不用意に
引っかかってしまって曲がってしまったりする点を改善
して、組立作業性の向上を達成する。 【解決手段】 可動接点(2)を摺動可能に保持する保
持孔(3c)を備えた第1基板(3)と、第1基板
(3)と機械的に接続可能であり、電気部品(7)を備
えた第2基板(6)と、可動接点(2)と電気部品
(7)とを電気的に接続するために介在する接続部材
(5)とを有し、接続部材(5)は、電気部品(7)と
接続可能な第1部分(5b)と、可動接点(2)を第1
基板(3)側に付勢する第2部分(5a)とを含み、且
つ第1基板(3)上に固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スチルカメラの裏
蓋構造に最適な電子機器の基板間の電気的接続構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】カメラのカバー部材に配置された接点部
材と、カメラのカバー部材以外の部材に固定された回路
基板との電気的接続を行う場合に、従来は図13〜図1
5に示すようにして電気的接続作業(以下、電装作業と
称す)が行われていた。
【0003】図13は、板バネ5による接点付勢の構成
を採用する場合で、かつ基板部組と外観カバー部材とが
異なる部材で有る場合の接点バネの組み込み構成を示
す。
【0004】内蓋23には、電装作業窓は存在しない。
バネ部材5は、実装回路基板7と共に裏蓋本体26に固
定された状態で実装回路基板7のランド7bと接点バネ
部材5の電装部5bとハンダ接続を行って外蓋部組とさ
れる。外蓋部組に、可動接点2を所定の位置に配置した
内蓋23を被せる構成である。
【0005】図14は、図13に示す裏蓋の内蓋を裏蓋
本体に合体させる直前の状態を示す。この状態では内蓋
23の所定位置に可動接点2が配置されているが、押さ
えるものが無いので、よく方向を注意して組み込まない
と可動接点2が所定位置から脱落してしまうものであ
る。この配置では内蓋23の完成後に、内部となる面を
上に向けて、その上から裏蓋本体部組を被せ、次に内蓋
23の外側面が上になるように180度ひっくり返して
から、ねじ止め等の締結作業をすることになり、能率が
悪い。
【0006】図15は、上述の図13に示した断面を有
する裏蓋の分解斜視図である。裏蓋本体26には、写し
込みモジュール9、電池10、写し込みモジュール9と
接点部材5との電装を行う為に基板7が、それぞれ固定
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の構成では、機器
の外観には何の問題も無い利点が有るものの、可動接点
部材をカバー部材に非固定状態で配置しながら基板部組
に装着固定する為に、作業中に可動接点部材が配置箇所
からこぼれ落ちてしまったり、板バネ部材の板バネ部分
が不用意に引っかかってしまって曲がってしまったりす
る点が、組立作業性の問題点となっていた。
【0008】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
もので、作業中に可動接点部材が配置箇所からこぼれ落
ちてしまったり、板バネ部材の板バネ部分が不用意に引
っかかってしまって曲がってしまったりする点を改善し
て、組立作業性の向上を達成することをを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、第1発明は、可動接点(2)を摺動可能に保持する
保持孔(3c)を備えた第1基板(3)と、第1基板
(3)と機械的に接続可能であり、電気部品(7)を備
えた第2基板(6)と、可動接点(2)と電気部品
(7)とを電気的に接続するために介在する接続部材
(5)とを有し、接続部材(5)は、電気部品(7)と
接続可能な第1部分(5b)と、可動接点(2)を第1
基板(3)側に付勢する第2部分(5a)とを含み、且
つ第1基板(3)上に固定されていることを特徴とす
る。
【0010】第2発明は、請求項1において、電気部品
(7)と第1部分(5b)とは半田付けされていること
を特徴とする。
【0011】第3発明は、請求項1において第1部分
(5b)は第2基板(6)側への付勢力を有し、付勢力
により、第1部分(5b)は電気部品(7)と電気的に
接続することを特徴とする。
【0012】第4発明は、請求項1において、第1基板
(3)は、第1部分(5b)に対向する位置に形成され
た凸部(3b)を備え、凸部(3b)は、第1基板
(3)と第2基板(6)とが機械的に接続される際に、
第1部分(5b)を第2基板(6)側に押圧して、電気
部品(7)と接触せしめることを特徴とする。
【0013】第5発明は、請求項4において、凸部(3
b)は弾性体からなることを特徴とする。
【0014】第6発明は、可動接点(2)を摺動可能に
保持する保持孔(3c)を備えた第1基板(3)と、電
気部品(7)を備えた第2基板(6)との接続方法であ
って、保持孔(3c)に可動接点(2)が挿入された第
1基板(3)に可動接点(2)と電気部品(7)とを電
気的に接続するために介在する接続部材(5)を固定す
ることにより、接続部材(5)と可動接点(2)とを電
気的に接続し、接続部材(5)が固定された第1基板
(3)を第2基板(6)に取り付けることにより、接続
部材(5)と電気部品(7)とを電気的に接続すること
を特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0016】図1〜図5は、本発明による電子機器の基
板間の電気的接続構造の第1実施例を示す。
【0017】図1は、本発明の電気接点部の組立構成を
採用した裏蓋を装着したカメラの全体を示す斜視図であ
る。カメラ1と裏蓋6には、カメラ1に導電接点1aが
2カ所設けられており、裏蓋6には可動接点2が配置さ
れている。内蓋3は、可動接点2を摺動可能に保持する
保持孔3cを備えている。裏蓋6は、内蓋3と機械的に
接続可能であり、実装回路基板7を備えている。可動接
点2と実装回路基板7とは、接点バネ部材5を介して電
気的に接続される。接点バネ部材5は、実装回路基板7
と接続可能な電装部5bと、可動接点2を内蓋3側に付
勢するバネ部5aとを含み、且つ内蓋3上に固定されて
いる。
【0018】図2には、図1に示した裏蓋6の電気接点
に関する断面を示す。内蓋3に可動接点2が配置され、
また、接点バネ部材5がビス8で固定され、内蓋部組を
形成している。この構成を採れば、図4に示すように、
内蓋部組を裏蓋本体部組に合体させる直前の状態でも、
可動接点2は接点バネ部材5のバネ部5aで押さえられ
ているので、内蓋部組を裏蓋本体6に組み込む以前の段
階で、可動接点2がこぼれ落ちることは無い。
【0019】内蓋部組が実装回路基板7が張り付けられ
た裏蓋本体6に組み込まれた後で、電装作業用窓3a
(図5)を利用して接点バネ部材5の電装部5bと、実
装回路基板7のランド7b(図5)とのハンダ接続を行
う。その後に、目隠し板4を電装作業用窓3aに組み込
んで完成する。
【0020】図3で示すものは、本実施例の裏蓋6をカ
メラ本体1に装着して閉じた場合には、可動接点2はカ
メラ側接触面1aにバネ部5aのバネ力により押し当て
られている状態である。可動接点2がカメラ本体側接触
面1aに当接していることが判る。
【0021】図5は、上述の図3に示した断面を有する
裏蓋6の分解斜視図である。裏蓋6には、写し込みモジ
ュール9、電池10、写し込みモジュール9と接点部材
5との電装を行う為の基板7が固定されている。
【0022】図6〜図10は、本発明による電子機器の
基板間の電気的接続構造の第2実施例を示す。図中、図
1〜図5と同じ構成部分には同じ参照番号を付して重複
した説明を省略する。
【0023】第2実施例では、内蓋部組が実装回路基板
7が張り付けられた裏蓋本体6に組み込まれるとバネ接
片5bが図5に示す回路基板のランド7bにバネ力を伴
って圧着され、可動接点2からバネ部材5を通って実装
回路基板7に至る経路の電気的導通が達成される。
【0024】図11は、本発明による電子機器の基板間
の電気的接続構造の第3実施例を示す。図中、図6〜図
10と同じ構成部分には同じ参照番号を付して重複した
説明を省略する。
【0025】第3実施例では、内蓋3に凸部3bが、内
蓋3と一体に設けられている。凸部3bは、内蓋3と裏
蓋6とが機械的に接続される際に、電装部5bを裏蓋6
側に押圧して、実装回路基板7と接触せしめる。これに
より、電装部5bと実装回路基板7との電気的接続を、
より確実に行うことができる。
【0026】図12は、本発明による電子機器の基板間
の電気的接続構造の第4実施例を示す。図中、図6〜図
10と同じ構成部分には同じ参照番号を付して重複した
説明を省略する。
【0027】第4実施例では、内蓋3に弾性部材3d
が、内蓋3とは別部材として設けられている。弾性部材
3dは、内蓋3と裏蓋6とが機械的に接続される際に、
電装部5bを裏蓋6側に押圧して、実装回路基板7と接
触せしめる。これにより、電装部5bと実装回路基板7
との電気的接続を、より確実に行うことができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明の電子機器の基板
間の電気的接続構造によれば、作業中に可動接点部材が
配置箇所からこぼれ落ちてしまったり、板バネ部材の板
バネ部分が不用意に引っかかってしまって曲がってしま
ったりする点を改善して、電気的接続の確実性を保った
ままで、組立作業性の向上を達成することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子機器の基板間の電気的接続構
造の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明による電子機器の基板間の電気的接続構
造の第1実施例を示す断面図である。
【図3】本発明による電子機器の基板間の電気的接続構
造の第1実施例を示す断面図である。
【図4】本発明による電子機器の基板間の電気的接続構
造の第1実施例を示す断面図である。
【図5】本発明による電子機器の基板間の電気的接続構
造の第1実施例を示す斜視図である。
【図6】本発明による電子機器の基板間の電気的接続構
造の第2実施例を示す斜視図である。
【図7】本発明による電子機器の基板間の電気的接続構
造の第2実施例を示す断面図である。
【図8】本発明による電子機器の基板間の電気的接続構
造の第2実施例を示す断面図である。
【図9】本発明による電子機器の基板間の電気的接続構
造の第2実施例を示す断面図である。
【図10】本発明による電子機器の基板間の電気的接続
構造の第2実施例を示す斜視図である。
【図11】本発明による電子機器の基板間の電気的接続
構造の第3実施例を示す断面図である。
【図12】本発明による電子機器の基板間の電気的接続
構造の第4実施例を示す断面図である。
【図13】従来の電子機器の基板間の電気的接続構造の
一例を示す断面図である。
【図14】従来の電子機器の基板間の電気的接続構造の
一例を示す断面図である。
【図15】従来の電子機器の基板間の電気的接続構造の
一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 カメラ本体 1a カメラ本体側接触面(導電接点) 2 可動接点 3 内蓋 3a 電装作業用窓 3b 凸部 3c 保持孔 3d 弾性部材 4 目隠し板 5 接点バネ部材(板バネ) 5a バネ部 5b 電装部(バネ接片) 6 裏蓋本体 7 実装回路基板 7b 電装基板ランド 8 ビス 9 写し込みモジュール 10 電池

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可動接点を摺動可能に保持する保持孔を備
    えた第1基板と、 前記第1基板と機械的に接続可能であり、電気部品を備
    えた第2基板と、 前記可動接点と前記電気部品とを電気的に接続するため
    に介在する接続部材とを有し、 前記接続部材は、前記電気部品と接続可能な第1部分
    と、 前記可動接点を前記第1基板側に付勢する第2部分とを
    含み、且つ前記第1基板上に固定されていることを特徴
    とする電子機器の基板間の電気的接続構造。
  2. 【請求項2】前記電気部品と前記第1部分とは半田付け
    されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器
    の基板間の電気的接続構造。
  3. 【請求項3】前記第1部分は前記第2基板側への付勢力
    を有し、該付勢力により、該第1部分は前記電気部品と
    電気的に接続することを特徴とする請求項1に記載の電
    子機器の基板間の電気的接続構造。
  4. 【請求項4】前記第1基板は、前記第1部分に対向する
    位置に形成された凸部を備え、 前記凸部は、前記第1基板と前記第2基板とが機械的に
    接続される際に、前記第1部分を前記第2基板側に押圧
    して、前記電気部品と接触せしめることを特徴とする請
    求項1に記載の電子機器の基板間の電気的接続構造。
  5. 【請求項5】前記凸部は弾性体からなることを特徴とす
    る請求項4に記載の電子機器の基板間の電気的接続構
    造。
  6. 【請求項6】可動接点を摺動可能に保持する保持孔を備
    えた第1基板と、電気部品を備えた第2基板との接続方
    法であって、 前記保持孔に前記可動接点が挿入された前記第1基板に
    該可動接点と前記電気部品とを電気的に接続するために
    介在する接続部材を固定することにより、該接続部材と
    該可動接点とを電気的に接続し、 前記接続部材が固定された前記第1基板を前記第2基板
    に取り付けることにより、該接続部材と前記電気部品と
    を電気的に接続することを特徴とする電子機器の基板間
    の電気的接続構造。
JP10154964A 1998-06-03 1998-06-03 電子機器の基板間の電気的接続構造 Pending JPH11345641A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002091526A1 (fr) * 2001-05-02 2002-11-14 Shin-Etsu Polymer Co., Ltd. Adaptateur a contact mecanique

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WO2002091526A1 (fr) * 2001-05-02 2002-11-14 Shin-Etsu Polymer Co., Ltd. Adaptateur a contact mecanique
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