JPH10199354A - リーフスイッチ - Google Patents

リーフスイッチ

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JPH10199354A
JPH10199354A JP71197A JP71197A JPH10199354A JP H10199354 A JPH10199354 A JP H10199354A JP 71197 A JP71197 A JP 71197A JP 71197 A JP71197 A JP 71197A JP H10199354 A JPH10199354 A JP H10199354A
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JP
Japan
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circuit board
contact
pair
contact piece
switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP71197A
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English (en)
Inventor
Yoshibumi Fujisaki
義文 藤▲崎▼
Ichiro Taguchi
一郎 田口
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 省スペース化と組立性の向上を同時に達成す
るリーフスイッチを得る。 【構成】 弾性的に変形して接離可能な2枚のスイッチ
接片の一部分を絶縁状態で重ねて固定するリーフスイッ
チであって、該2枚のスイッチ接片の積層固定部分間
に、絶縁材料からなる回路基板の一部を配したことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、一対の接片を接離させてオンオ
フを行うリーフスイッチに関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】2枚の接片を部分的に重ね
て固定し、該固定部分から延設された一対の弾性変形部
分相互の接離によってオンオフを行うリーフスイッチが
ある。この種のリーフスイッチでは、2枚の接片のうち
積層される固定部分間に絶縁体を配して両接片間を絶縁
し、さらに各接片を電気回路に接続する必要がある。近
年の電気機器は小型化が進み、余分なスペースは可及的
に少なくすることが要求されているため、リーフスイッ
チの接片間に配される絶縁体などは、その厚み分だけス
イッチを大きくしてしまうためにスペース構成上不利で
ある。また、接片と電気回路の接続手段としては一般に
ハンダ付けが用いられているが、各接片を別々にハンダ
付けするのは手間がかかり、組立性が悪かった。
【0003】一方、回路基板は、その外形形状、及び該
基板上での回路配置を自由に設定することができる。
【0004】
【発明の目的】本発明は上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、省スペース化と組立性の向上を同時に達成す
るリーフスイッチを提供することを目的とする。
【0005】
【発明の概要】本発明は、弾性的に変形して接離可能な
一対のスイッチ接片の一部分を絶縁状態で重ねて固定す
るリーフスイッチに関しており、該一対のスイッチ接片
の積層固定部分間に、絶縁材料からなる回路基板の一部
を配したことを特徴としている。
【0006】このリーフスイッチにおいて、上記回路基
板の表裏にそれぞれ、各スイッチ接片と該回路基板内の
回路を通電させる一対のランドを形成すると、ハンダ付
け工程を省略することができる。
【0007】このリーフスイッチは、さらに、積層され
る一対のスイッチ接片と回路基板を支持する支持面を有
し、該支持面にねじ孔を設けた絶縁材料からなる支持部
材;一対のスイッチ接片と回路基板のそれぞれに、この
ねじ孔に対応する位置に穿設した貫通孔;及びこれらの
貫通孔に挿通して上記ねじ孔に螺合することにより各部
材を圧接固定するねじ部材;を備えることができ、この
とき、少なくとも回路基板と支持部材との間に挟着され
る側のスイッチ接片の貫通孔は、ねじ部材より十分大径
で、該ねじ部材と非接触とする。これによれば、ねじ部
材により一対の接片を通電してしまうことなく圧接でき
るので、リーフスイッチの組み立てを簡単にすることが
できる。
【0008】支持部材と一対のスイッチ接片及び回路基
板との間には、別に位置決め手段が備えられていること
が望ましい。
【0009】回路基板は、例えば弾性変形可能なフレキ
シブル基板とすることができる。フレキシブル基板に
は、組み立て時の破損のおそれがなく、狭いスペースに
配設可能という利点がある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明を説明
する。図1は本発明を適用したリーフスイッチ10を、
構成部材単位に分解して示す斜視図である。このリーフ
スイッチ10を固定するための支持部材11は、支持面
12に穿設されたねじ孔13と、このねじ孔13の両側
に植設された一対のピン部材14を有する、絶縁材料か
らなる箱状体である。
【0011】真鍮などの導電性材料からなる下側接片1
5は、上記支持面12に対向する長方形の板材からなる
積層固定板16と、この積層固定板16の一辺部からほ
ぼ90°の角度に折曲された側板17とを有している。
積層固定板16には、上記ねじ孔13に対応する位置に
貫通孔18、上記一対のピン部材14に対応する位置に
円孔19及び長孔20がそれぞれ穿設されている。貫通
孔18は、ねじ孔13よりも大径に形成されている。側
板17の一側端からは拡縮基部21が延設され、拡縮基
部21の端部からは側板17と略平行に折点部22が延
長されている。この拡縮基部21と折点部22から第一
接点板23が構成されている。第一接点板23は、側板
17の板面に直交する方向へ弾性変形が可能である。
【0012】下側接片15と同様の導電性材料からなる
上側接片25は、下側接片15と対称の形状に形成され
ている。積層固定板16と同様に長方形の板材からなる
積層固定板26と、この積層固定板26の片側の長辺か
らほぼ90°の角度で折曲された側板27を有してい
る。積層固定板26には、ねじ孔13に対応する貫通孔
28と、一対のピン部材14に対応する円孔29及び長
孔30が穿設されている。貫通孔28は貫通孔18と略
同径である。側板27の一側端からは拡縮基部31が延
設され、拡縮基部31の端部からは側板27と略平行に
接点部32が延長されている。この拡縮基部31と接点
部32から第二接点板33が構成されている。第二接点
板33は、側板27の板面に直交する方向へ弾性変形が
可能である。
【0013】フレキシブル回路基板40は、リーフスイ
ッチ10が設置される機器の電気回路の一部を構成する
ものであり、貫通孔18、28と同径の貫通孔41と、
一対のピン部材14に対応する円孔42、長孔43が設
けられている。図2にその断面を示すように、フレキシ
ブル回路基板40は、可撓性を有するプラスチックシー
ト44を基材としており、その表裏に印刷回路48が設
けられている。この両面の印刷回路48の間はプラスチ
ックシート44で絶縁されている。また、両面の印刷回
路48はそれぞれ可撓性の保護層45に覆われて外部に
露出していないが、一部領域のみ保護層45が除去され
て印刷回路48が露出されている。この露出部分はフレ
キシブル回路基板40の表裏に1箇所ずつ形成されてお
り、図1の表面側に実線で表す側をランド部46、裏面
側に点線で表す側をランド部47と呼ぶ。下側接片15
には、ランド部47に接触可能な接点15xが、上側接
片25にはランド部46に接触可能な接点25xが、そ
れぞれ突設されている。なお図2は、断面構造を分かり
やすくするためにフレキシブル回路基板40の厚みを誇
張して示している。
【0014】以上の各部材から構成されるリーフスイッ
チ10は、次のように組み立てられる。まず、機器内に
固定される支持部材11に下側接片15を装着する。具
体的には、積層固定板16の裏面側を支持面12に対向
させる形で一対のピン部材14を円孔19と長孔20に
挿通させる。このとき、側板17は支持部材11の長手
側の側面と係合する。続いて、円孔42と長孔43を一
対のピン部材14に嵌めることにより、積層固定板16
の上にフレキシブル回路基板40の一部を重ねる。最後
に、一対のピン部材14にさらに円孔29、長孔30を
嵌合させて、上側接片25をフレキシブル回路基板40
の上に重ねる。このとき、一対のピン部材14によっ
て、下側接片15、上側接片25及びフレキシブル回路
基板40の大凡の位置が決められている。
【0015】この積層状態で、ねじ部材50の軸部51
を、貫通孔18、28及び41に挿通して支持部材11
のねじ孔13に螺合させて、各部材を圧接固定する。そ
のため積層状態では、大径の貫通孔18、28及び41
の内周面は、小径のねじ孔13の内周面に干渉してはな
らない。換言すれば、下側接片15、上側接片25及び
フレキシブル回路基板40の各板面が、ねじ部材50の
ねじ孔13への螺合を妨げる位置にあってはいけない。
【0016】しかし、ねじ部材50の軸部51が挿通可
能であっても、図4に示すように貫通孔18の内周面が
軸部51と接触するように下側接片15が位置している
場合は問題がある。つまり、下側接片15と上側接片2
5は第一接点板23と第二接点板33が接触して初めて
通電されるべきものであるが、固定ねじ50を挿通させ
たときに軸部51が貫通孔18の内周面(下側接片15
の板面)に接触していると、固定ねじ50の軸部51と
頭部52を介して下側接片15と上側接片25とが常時
通電されてしまい、スイッチとしての機能を果たさなく
なってしまうのである。そこで、貫通孔18が軸部51
に対して非接触となるように、下側接片15の位置を修
正する(図3)。貫通孔28及び41がねじ孔13に干
渉せず、かつ貫通孔18がねじ部材50の軸部と非接触
の位置にあれば、固定ねじ50をねじ孔13に螺合させ
て圧接固定する。
【0017】固定ねじ50によって圧接するとリーフス
イッチ10の組み立てが完了する。このとき、第一接点
板23の折点部22と、第二接点板33の接点部32と
は略平行に対向していて、いずれかを弾性変形させるこ
とで接触可能な位置関係にある。また、フレキシブル回
路基板40に形成したランド部46、47は、上側接片
25と下側接片15に設けた接点25x、15xにそれ
ぞれ接触されている。ここで例えば、図1に示すスイッ
チレバー55のような回転スイッチ部材を、その押し込
み部56が折点部22の近傍に位置するように配し、操
作レバー57を図中の右方向に動かす。すると、回動軸
55aに軸支されたスイッチレバー55は反時計方向の
回動を行い、押し込み部56が第一接点板23(折点部
22)を押し込む。これにより第一接点板23(折点部
22)が弾性変形して第二接点板33(接点部32)に
接触し、上側接片25と下側接片15とが通電される。
各接片15、25は接点15xと接点25xを介して印
刷回路48に接続されているので、該通電状態はリーフ
スイッチ10のオン信号として伝達される。
【0018】以上のように、機器の構成に必要な回路基
板の一部を両接片間に配して、これを絶縁体として用い
たので、従来必要であった絶縁部材を省略することがで
きる。また、この回路基板の表裏にランドを設けて各接
片と導電可能としたため、接片と回路をつなぐハンダ付
け作業が不要である。さらに、固定ねじ50一本で圧接
固定するので容易にかつ短時間で組立作業を行うことが
できる。また、フレキシブル回路基板40には弾性変形
性が付与されているため、組み立て時に破損するおそれ
がなく、狭いスペースへの配設も自在である。
【0019】以上説明した実施形態では絶縁性能を持つ
回路基板としてフレキシブル基板を用いたが、絶縁性や
形状面で同様の機能を有していればハード(リジット)
基板であってもよい。また本発明のリーフスイッチは、
様々な電子機器に用いることができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、省スペー
ス化と組立性の向上を同時に達成するリーフスイッチを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したリーフスイッチを構成部材単
位に分解して示す斜視図である。
【図2】図1のII−II線に沿って示す、フレキシブ
ル回路基板の断面図である。
【図3】正しい組付状態にあるリーフスイッチの平面図
である。
【図4】下側の接片の取付位置が不適当な場合のリーフ
スイッチの平面図である。
【符号の説明】
10 リーフスイッチ 11 支持部材 13 ねじ孔 15 下側接片 16 26 積層固定板 18 28 貫通孔(接片) 23 第一接点板 25 上側接片 33 第二接点板 40 フレキシブル回路基板 41 貫通孔(フレキシブル回路基板) 44 プラスチックシート(回路基材) 45 保護層 46 47 ランド部 48 印刷回路 50 固定ねじ 51 軸部 55 スイッチレバー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性的に変形して接離可能な一対のスイ
    ッチ接片の一部分を絶縁状態で重ねて固定するリーフス
    イッチにおいて、該一対のスイッチ接片の積層固定部分
    間に、絶縁材料からなる回路基板の一部を配したことを
    特徴とするリーフスイッチ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のリーフスイッチにおい
    て、上記回路基板の表裏にそれぞれ、各スイッチ接片と
    該回路基板内の回路とを通電させる一対のランドを形成
    したリーフスイッチ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のリーフスイッチ
    において、さらに、積層される一対のスイッチ接片と回
    路基板を支持する支持面を有し、該支持面にねじ孔を設
    けた絶縁材料からなる支持部材;一対のスイッチ接片と
    回路基板のそれぞれに、このねじ孔に対応する位置に穿
    設した貫通孔;及びこれらの貫通孔に挿通して上記ねじ
    孔に螺合することにより各部材を圧接固定するねじ部
    材;を備え、 少なくとも回路基板と支持部材との間に挟着される側の
    スイッチ接片の貫通孔は、ねじ部材より十分大径で、該
    ねじ部材と非接触であるリーフスイッチ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のリーフスイッチにおい
    て、支持部材と一対のスイッチ接片及び回路基板との間
    には、別に位置決め手段が備えられているリーフスイッ
    チ。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項記載の
    リーフスイッチにおいて、回路基板は弾性変形可能なフ
    レキシブル基板からなるリーフスイッチ。
JP71197A 1997-01-07 1997-01-07 リーフスイッチ Pending JPH10199354A (ja)

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JP (1) JPH10199354A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002190234A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd リーフスイッチ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002190234A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd リーフスイッチ

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