JPH11343037A - 用紙搬送装置 - Google Patents

用紙搬送装置

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JPH11343037A
JPH11343037A JP10151662A JP15166298A JPH11343037A JP H11343037 A JPH11343037 A JP H11343037A JP 10151662 A JP10151662 A JP 10151662A JP 15166298 A JP15166298 A JP 15166298A JP H11343037 A JPH11343037 A JP H11343037A
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Ryohei Sakado
良平 坂戸
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康則 上野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジャム処理のために搬送ユニット50を装置
本体40外に引き出したとき、手差しトレイ10上の用
紙がばらけてしまうことを防止する。 【解決手段】 搬送ユニット50が装置本体40から引
き出されたときには、手差しトレイ10上の用紙をさば
くため給紙ローラ30に押しつけられるように付勢され
るリフト板20を、搬送ユニット50に設けた、引張り
バネ23によりリフト板20を押し下げる押下げカム2
2によって押し下げる。一方、装置本体40側に回転カ
ム24を設けて、給紙を行うときには、この回転カム2
4により前記押下げカム22を持ち上げ、リフト板20
を押し下げる力を解除して給紙可能状態とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ、プ
リンタ、複写機、スキャナー装置等において用いられる
用紙搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ、プリンタ、複写
機、スキャナー装置等において用いられる用紙搬送装置
においては、装置本体外方に露出した手差し給紙用の手
差しトレイを備えているものが多い。
【0003】図8に、このような手差しトレイ10を備
えた、従来のプリンタの一例を示す。この図8(a)に
示すように、一般に、このような手差しトレイ10上に
載置された用紙Pは、手差しトレイ10出口側の下側に
設けられ、加圧バネ21により上向きに付勢されたリフ
ト板20と、同じく手差しトレイ10出口側の下側に設
けられたさばき部材31とによって、手差しトレイ10
出口側の上側で回転する給紙ローラ30に押しつけられ
てさばかれ、装置本体40内に給紙される構成が一般的
である。この装置本体40内に給紙された用紙Pは、一
点鎖線で示す所定の搬送経路を経て装置上面の排出トレ
イに排出されるようになっている。
【0004】このような用紙搬送装置では、装置本体4
0内の搬送経路を露出させてジャム処理を行うため、装
置本体40のカバーを開閉自在に構成されていたり、あ
るいは、用紙搬送系の一部を搬送ユニットとして装置本
体から引き出すことができるように構成されている場合
が多い。
【0005】図8のプリンタでは、図8(b)に示すよ
うに、上述した手差しトレイ10を含む搬送ユニット5
0を装置前面側(図中の矢印方向)に引き出すことがで
きるように構成されている。プリンタは、通常、この装
置前面側に、この搬送ユニット50の下部に配置された
用紙カセット51を引き出すためのスペースをとって設
置されているから、このように搬送ユニット50を装置
前面側に引き出す構成とすることで、このスペースを搬
送ユニット50を引き出すためのスペースとして利用
し、ジャム処理が容易なものとなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、手差しトレイ
10上に複数枚の用紙Pが載置されているときジャム処
理等のため搬送ユニット50を引き出すと、図8(b)
に示すように、給紙ローラ30による上方からの拘束が
なくなるので、手差しトレイ10上の用紙Pが上向きに
付勢されているリフト板20によって持ち上げられ、さ
ばき部材31を越えて搬送ユニット50の上面にばらけ
てしまう。このため、ジャム処理後に搬送ユニット50
を再セットするためには、このばらけてしまった用紙P
を束ねなおしてもう一度手差しトレイ10上にセットし
なければならず、ジャム処理の容易化を図るための用紙
搬送系のユニット化であるにもかかわらず、ジャム処理
の操作性が悪いという問題があった。
【0007】また、このような手差しトレイ10ととも
に搬送ユニット50を装置の前面側に引き出すように構
成された用紙搬送装置においては、手差しトレイ10上
に用紙Pをセットする際、リフト板20と給紙ローラ3
0との間に用紙Pをセットする隙間を形成するために、
リフト板20を手動で押し下げなければならず、用紙セ
ットの操作性も悪いという問題があった。
【0008】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、装置本体から搬送ユニットを引き出してジャム
処理を行う構成としながらも、搬送ユニットが引き出さ
れた場合に手差しトレイ上の用紙がばらけてしまうこと
を防止してジャム処理の高い操作性を得るとともに、手
差しトレイへの用紙セットの操作性を高めた用紙搬送装
置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明にかかる用紙搬送装置は、装置本体外方に露
出し、用紙が載置される手差しトレイと、前記手差しト
レイ出口側の上側に設けられ、前記手差しトレイ上に載
置された用紙を前記装置本体内に給紙するように回転す
る給紙ローラと、前記手差しトレイ出口側の下側に設け
られ、上向きに付勢されることにより、前記手差しトレ
イ上に載置された用紙を前記給紙ローラに押しつける給
紙可能状態をとることができるリフト板とを備え、前記
給紙ローラと前記リフト板とによって前記手差しトレイ
上に載置された用紙を前記装置本体内に給紙し、該用紙
を所定の搬送経路に沿って搬送する用紙搬送装置であっ
て、前記手差しトレイを含む用紙搬送系の少なくとも一
部が前記装置本体外に引き出し可能な搬送ユニットとし
て構成され、少なくとも前記搬送ユニットが前記装置本
体外に引き出されたときには、前記リフト板を上向きに
付勢する付勢力に抗して前記リフト板を押し下げること
により、前記リフト板を用紙セット可能状態とするリフ
ト板位置制御手段を備えたものである(請求項1)。
【0010】この構成によれば、ジャム処理等を行うた
め、搬送ユニットを装置本体外に引き出したとき、リフ
ト板位置制御手段によって、リフト板が押し下げられ、
用紙セット可能状態となるため、手差しトレイ上に載置
された用紙が、上向きに付勢されるリフト板によって手
差しトレイからばらけてしまうことが防止される。
【0011】このリフト板位置制御手段は、前記搬送ユ
ニット側に設けられ、前記リフト板に当接して前記リフ
ト板を前記用紙セット可能状態とするように下向きに付
勢された押下げ部材と、前記装置本体側に設けられ、前
記搬送ユニットが前記装置本体にセットされたときに、
前記押下げ部材に係合して前記押下げ部材を持ち上げる
ことにより前記押下げ部材と前記リフト板との当接を解
除し、前記リフト板を前記給紙可能状態とする持上げ部
材とを備えることによって構成することができる(請求
項2)。
【0012】このような構成によるリフト板位置制御手
段によれば、搬送ユニットが装置本体外に引き出された
ときには、リフト板は、下向きに付勢された押下げ部材
によって押し下げられて用紙セット可能状態となり、手
差しトレイ上に載置された用紙がばらけてしまうことが
防止される一方、搬送ユニットが装置本体にセットされ
ているときには、押下げ部材が持上げ部材によって持ち
上げられることで、リフト板を下向きに付勢する付勢力
がなくなるため、上向きの付勢力によって給紙ローラに
押しつけられた給紙可能状態とできる。
【0013】さらに、前記持上げ部材は、搬送ユニット
が装置本体にセットされたときであっても、押下げ部材
に係合して押下げ部材を持ち上げることにより、押下げ
部材とリフト板との当接を解除し、リフト板を給紙可能
状態とする持上げ状態と、押下げ部材を持ち上げる持上
げ力を解除することにより、押下げ部材の下向きの付勢
力によってリフト板を用紙セット可能状態とする解除状
態とを切換可能に構成されることが望ましい(請求項
3)。
【0014】このように、持ち上げ部材を持ち上げ状態
と解除状態とを切り換え可能に構成すれば、搬送ユニッ
トが装置本体にセットされたときであっても、必要なと
きにのみリフト板が給紙ローラに押しつけられた給紙可
能状態とすることができる。
【0015】特に、この持上げ部材を、搬送ユニットが
装置本体にセットされたときであって、手差しトレイ上
の用紙を装置本体内に給紙するときにのみ、押下げ部材
を持ち上げる持上げ状態をとるように構成すれば(請求
項4)、給紙時以外にはリフト板は押し下げられた用紙
セット可能状態となるため、手差しトレイへの用紙セッ
ト操作について高い操作性が得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1に、この発明にかかる用紙搬
送装置の一実施形態を示す。この用紙搬送装置は、プリ
ンタに適用したものであり、装置下部が搬送ユニット5
0として装置本体40から装置前面側に引き出し可能に
構成されている。
【0017】まず、装置全体の構成および動作の概略を
説明する。
【0018】図2に、このプリンタを左側面からみた縦
断面図を示す。この図において、図8に示した従来装置
と同様の構成要素には同一の符号を付しており、装置本
体40内の一点鎖線は用紙の搬送経路を示している。
【0019】この装置は、用紙の供給手段として、装置
の下部に引き出し状に設けられた用紙カセット51と、
装置前面側に開閉自在に設けられた手差しトレイ10の
2つを備えており、ユーザーの選択に応じてこれらを切
換自在に構成されている。
【0020】用紙カセット51にセットされた用紙は、
給紙ローラ33によって最上位置の1枚の用紙がさばか
れて搬送経路に給紙され、反転コロ52によって搬送方
向がUターンされて、レジストローラ対53に至る。こ
のレジストローラ対53は、用紙が搬送されてくるとき
に停止していることで用紙にたわみを形成し、その後
に、所定のタイミングで回転を始めることで、用紙の先
端を揃えて画像形成部54に搬送するようになってい
る。
【0021】画像形成部54は、搬送経路の上側に配置
された感光体ドラム541の周囲に、上方に露光用光学
ユニット542、右方に現像装置ユニット543、下方
に搬送経路を挟んで転写ローラ544、左方にクリーニ
ングユニット545が配置されて構成されており、この
感光体ドラム541が用紙の搬送方向に回転することに
より、この感光体ドラム541と転写ローラ544間を
搬送される用紙に対して公知の画像形成プロセスが行わ
れるようになっている。
【0022】こうして、画像が転写された用紙は、定着
ローラ対55によって画像が定着された後、排出ローラ
対561によってさらに搬送され、切換ガイド57の切
換状態に応じて装置本体外部に装着された外付排出トレ
イ58、あるいは、第2、第3排出ローラ対562,5
63を経て装置本体上部の上部排出トレイ59のいずれ
かに排出される。
【0023】一方、手差しトレイ10にセットされた用
紙は、後に詳述するように、リフト板20、さばき部材
31、給紙ローラ30によって最上位置の1枚がさばか
れて、装置本体40内の搬送経路に給紙され、上述した
給紙カセット51から給紙される用紙と同様の搬送手順
で画像形成が行われた後、外付排出トレイ58あるいは
上部排出トレイ59に排出されるようになっている。
【0024】以上のように構成されたこの用紙搬送装置
(プリンタ)においては、用紙カセット51および手差
しトレイ10を含む、図2中に破線で示す装置の下側部
分が、用紙カセット51とともに搬送ユニット50とし
て装置本体40から引き出し可能に構成されている(図
1参照)。このように、この装置では、用紙搬送系の一
部を搬送ユニット50として装置本体40から取り出す
ことができるように構成することにより、ジャム処理を
行うことができるようになっている。特に、この搬送ユ
ニット50の引き出し方向が、用紙カセット51の引き
出し方向と一致しているため、通常、用紙カセット51
の引き出しスペースとされる装置前面側(図2の右側)
のスペースをジャム処理時における搬送ユニット50の
引き出しスペースとして機能させることができ、特にジ
ャム処理が容易なものとなっている。
【0025】次に、手差しトレイ10からの手差し給紙
機構について図3〜図7を用いて詳細に説明する。
【0026】図3に、この手差しトレイ10周辺部分の
構成を示す。この図に示すように、この手差しトレイ1
0の周辺には、給紙ローラ30と、この給紙ローラ30
に摺接するように上向きに付勢されたさばき部材31
と、給紙ローラ30の下側に設けられたリフト板20
と、このリフト板20を上向きに付勢するリフト板加圧
バネ21と、リフト板を押し下げる押下げカム22と、
この押下げカム22を下向きに付勢する引張りバネ23
と、この押下げカム22を上下に駆動するための回転カ
ム(持上げ部材)24等が配置されている。
【0027】図4は、これら手差しトレイ10周辺の構
成部材の内、搬送ユニット50側に設けられたもののみ
を表している。すなわち、この図4は、装置本体40か
ら搬送ユニット50を引き出した状態を示している。
【0028】この図に示すように、手差しトレイ10
は、搬送ユニット50に設けられた回転軸26に回転自
在に取り付けられることで装置本体40に対して開閉自
在となっている。この手差しトレイ10出口側の下側に
設けられたリフト板20は、上記手差しトレイ10と同
じ回転軸26に回転自在に取り付けられ、下側からリフ
ト板加圧バネ21によって上向きに付勢されている。押
下げカム(押下げ部材)22もまた、この手差しトレイ
10が取り付けられた回転軸26に回転自在に取り付け
られ、引張りバネ23によって下向きに付勢されてい
る。
【0029】図5に、押下げカム22周辺の斜視図を示
す。この図に示すように、この押下げカム22は、リフ
ト板20の幅方向(用紙搬送方向に直交する水平方向)
Wの一端側に配置されており、図4に示すように、押下
げカム22は、その脚部221がリフト板20の一端部
に上から当接して、引張りバネ23の下向きの付勢力に
よってこのリフト板20を押し下げている。
【0030】こうして押し下げられたリフト板20は、
手差しトレイ10と略同一の傾斜角度をなし、その装置
本体40側の端部がさばき部材31の腹部311より下
側に位置している。このため、この手差しトレイ10上
にセットされた用紙は、手差しトレイ10および押し下
げられたリフト板20の傾斜によって出口側(装置本体
40側)に滑り落ちても、さばき部材31の腹部311
に当接して、この手差しトレイ10上に留まる。
【0031】すなわち、この装置によれば、リフト板2
0はリフト板加圧バネ21によって用紙Pを押し上げる
ように付勢されているが、押下げカム22が引張りバネ
23の付勢力によりリフト板20を押し下げることによ
って、搬送ユニット50が装置本体40から引き出され
た状態(図4,図5)において、手差しトレイ10上に
セットされた用紙は搬送ユニット50上面にばらけてし
まうことなく、したがって、搬送ユニット50を引き出
してジャム処理を行う場合の操作性が高いものとなって
いる。
【0032】次に、図3に戻って、このように構成され
た搬送ユニット50を装置本体40に挿入した状態につ
いて説明する。
【0033】この図3を上述した図4と比較すれば分か
るように、この図3に示す部材のうち、給紙ローラ30
および略三角形に構成された回転カム24が装置本体4
0側に設けられた部材である。
【0034】給紙ローラ30は、上向きに付勢されたさ
ばき部材31に当接しており、用紙をさばいて、装置本
体40内の搬送経路に給紙するために回転できるように
なっている。
【0035】回転カム24は、搬送ユニット50が装置
本体40にセットされた状態で、その上端部が、上述し
た押下げカム22の上縁部222下面と係合する位置
に、回転するカム軸25に取り付けられている。この回
転カム24のカム軸25に対する取付位置は、図3に示
すように、カム軸25の回転中心に対して偏心してお
り、この回転カム24は、カム軸25の回転に応じて回
転することで、その上端の高さ位置が上下に変動するよ
うになっている。
【0036】このカム軸25は、図示しないバネクラッ
チ機構を介して、給紙ローラ30の回転駆動機構に接続
されており、後述する所定のタイミングで半回転(18
0度回転)ずつ回転動作するように構成されている。
【0037】図3は、この回転カム24の上端高さ位置
が最も低い位置にある状態を示しており、この状態にお
いては、回転カム24の上端部と上記押下げカム22の
上縁部222下面との間にはわずかの隙間が形成されて
いる。したがって、押下げカム22は、図4に示した搬
送ユニット50を装置本体40から引き出した状態と同
様に、引張りバネ23の下向きの付勢力によってリフト
板20を押し下げている。このように、リフト板20が
押し下げられていれば、手差しトレイ10上に用紙をセ
ットすることが可能であることから、このような状態を
「用紙セット可能状態」と呼ぶこととする。なお、上述
した搬送ユニット50を引き出した状態もまた、常にリ
フト板20が押し下げられており、「用紙セット可能状
態」である。
【0038】図6に、図3の状態からカム軸25が半回
転(180度回転)することで回転カム24が半回転し
た状態を示す。この状態においては、上記押下げカム2
2は、回転カム24の上部によってその上縁部222下
面が持ち上げられている。押下げカム22が上方に持ち
上げられれば、この押下げカム22の脚部221によっ
てその上面を押さえられていたリフト板20は、リフト
板加圧バネ21の上向きの付勢力によって押し上げら
れ、図6に示すように、その上方に位置する給紙ローラ
30の下面に押しつけられた状態となる。
【0039】このように、リフト板20が給紙ローラ3
0に押しつけられた状態において、給紙ローラ30が回
転すれば、手差しトレイ10上にセットされた用紙は、
このリフト板20と給紙ローラ30によって装置本体4
0側に送り出され、さらに、給紙ローラ30に押しつけ
られたさばき部材31と給紙ローラ30とによってさば
かれ、装置本体40内の搬送経路に給紙されることにな
る。そこで、このようなリフト板20が給紙ローラ30
に押しつけられた状態を「給紙可能状態」と呼ぶことと
する。
【0040】以上のように、カム軸25の回転によって
回転カム24が回転することによって、押下げカム22
を介して、リフト板20が用紙セット可能状態(図3)
と、給紙可能状態(図6)とが切り換えられるようにな
っている。
【0041】なお、この用紙搬送装置の構成において
は、リフト板20を押し下げるように付勢された押下げ
カム22、この押下げカム22を持ち上げる機能を果た
す回転カム24、さらにこの回転カム24を回転駆動す
るカム軸25等が、リフト板位置制御手段をなしてい
る。
【0042】次に、このカム軸25の回転による回転カ
ム24の動作状態から給紙に至る各部の動作のタイミン
グについて説明する。
【0043】図7に、各部の動作のタイミングチャート
を示す。図7(a)は回転カム24の動作状態、図7
(b)は押下げカム22の動作状態、図7(c)はリフ
ト板20の動作状態、図7(d)は給紙ローラの動作状
態をそれぞれ示している。
【0044】この図に示すように、回転カム24の上端
部の高さ位置が低く、押下げカム22の上縁部222を
持ち上げていない状態(解除状態)にあるとき(図3の
状態)には、押下げカム22はリフト板20を押し下げ
た状態となっており、リフト板20はこうして押し下げ
られることで用紙セット可能状態となっている。そし
て、この状態においては、給紙ローラ30は停止状態と
なっており、給紙動作が行われていない。
【0045】一方、カム軸25の半回転(180度回
転)により、回転カム24の上端部の高さ位置が高くな
り、押下げカム22の上縁部222を持ち上げた状態
(持上げ状態)にあるとき(図6の状態)には、押下げ
カム22は上方に持ち上げられ、リフト板20を押し下
げる力がなくなる待避状態となり、リフト板20は給紙
ローラ30に押しつけられた給紙可能状態となってい
る。この状態においては、給紙ローラ30は回転(給
紙)状態となっており、リフト板20によって給紙ロー
ラ30に押しつけられた手差しトレイ10上の用紙をさ
ばき部材31によってさばき、装置本体40内に向かっ
て給紙動作が行われている。
【0046】すなわち、この装置においては、給紙ロー
ラ30を回転させることにより給紙が行われるときにの
み、回転カム24が持上げ状態とされ、これに伴い押下
げカム22が持ち上げられてリフト板20が給紙可能状
態となっており、給紙が行われていないときには、搬送
ユニット50が装置本体40から引き出されたときも含
めて、常に、回転カム24が解除状態とされ、これに伴
い押下げカム22がリフト板20を押し下げて用紙セッ
ト可能状態となっている。
【0047】したがって、この装置によれば、手差しト
レイ10を開けたときには、手動でリフト板20を押し
下げて用紙をセットするためのスペースを形成する操作
を必要とせず、手差しトレイ10に用紙をセットする際
の操作性が高いものとなっている。
【0048】また、リフト板20が用紙セット可能状態
(図3の状態)あるいは給紙可能状態(図6の状態)の
いずれの状態にある場合であっても、ジャム処理等のた
めに搬送ユニット50を引き出せば、押下げカム22を
持ち上げうる回転カム24が装置本体40側に取り付け
られているため、押下げカム22を持ち上げられること
がなく、この押下げカム22を下向きに付勢する引っ張
りバネ23の付勢力によってリフト板20が押し下げら
れ、必ず用紙セット可能状態となる。したがって、手差
しトレイ10上にセットされた用紙がばらけてしまうこ
とがなく、ジャム処理の操作性も高いものとなる。
【0049】以上、実施形態に即してこの発明を説明し
たが、この発明は上記実施形態に限定されるものではな
く、以下のように構成してもよい。 (1)上記実施形態においては、回転カム24を略三角
形形状に構成し、カム軸25の半回転(180度回転)
動作によって、押下げカム(押下げ部材)22を持ち上
げる持上げ状態と、この持ち上げ力を解除した解除状態
とを切り換えるように構成したが、この回転カム24の
形状は、押下げカム22を持ち上げる状態と解除する状
態とをとりうる形状であれば、いかなる形状でもよく、
たとえば楕円形等としてもよい。
【0050】さらにまた、カム軸26の回転動作によっ
て持ち上げ状態と解除状態とを切り換えるのではなく、
ソレノイド等によって揺動動作するレバー部材等によっ
て押下げカム(押下げ部材)22を持ち上げる持ち上げ
状態と、この持ち上げ力を解除した解除状態とを切り換
える構成等としてもよい。 (2)上記実施形態においては、回転カム24の駆動源
として、給紙ローラ30の回転駆動源をクラッチを介し
て用いる構成としたが、給紙ローラ30の駆動源とは別
個の駆動源を用いてもよい。あるいは、他の用紙搬送ロ
ーラ等の駆動源を共用する構成としてもよい。 (3)上記実施形態においては、搬送ユニット50が装
置本体40から引き出された状態において、手差しトレ
イ10上にセットされた用紙は、その先端がさばき部材
31の腹部311に当接することで手差しトレイ10上
に留まる構成としたが、このようなさばき部材31とは
別の部材を手差しトレイ10上の用紙先端と当接する位
置に設けて、この別の部材によって、装置本体から搬送
ユニット50を引き出したときに、用紙を手差しトレイ
10上に留める構成としてもよい。 (4)上記実施形態においては、手差しトレイ10が装
置本体40の前面(一側面)に開閉自在に設けられたプ
リンタを例としたが、本発明の適用対象は、プリンタに
限定されるものではなく、ファクシミリ、複写機、スキ
ャナー装置等にも適用可能であり、開閉不能な手差しト
レイ10を備えた装置であっても、あるいは、装置本体
40の上面に手差しトレイ10が設けられた装置であっ
ても、適用することができる。
【0051】
【発明の効果】以上のように、本発明かかる用紙搬送装
置によれば、ジャム処理等を行うために搬送ユニットを
装置本体外に引き出したとき、リフト板押下げ手段によ
って、リフト板が押し下げられた用紙セット可能状態と
なるため、手差しトレイ上に載置された用紙が、上向き
に付勢されるリフト板によって手差しトレイからばらけ
てしまうことを防止することができ、搬送ユニットを装
置本体外に引き出して行うジャム処理の操作性を高める
ことができる。
【0052】また、リフト板押下げ手段を、搬送ユニッ
ト側に設けられ、リフト板を用紙セット可能状態とする
ように下向きに付勢された押下げ部材と、装置本体側に
設けられ、前記押下げ部材を持ち上げてリフト板を給紙
可能状態とする持上げ部材とを備えた構成とすれば、搬
送ユニットが装置本体外に引き出されたときには、リフ
ト板は押下げ部材によって押し下げられて用紙セット可
能状態となり、手差しトレイ上に載置された用紙がばら
けてしまうことが防止される一方、搬送ユニットが装置
本体にセットされているときには、持上げ部材が押下げ
部材を持ち上げることで、リフト板を給紙可能状態とな
り、給紙動作を行うことができる。
【0053】さらに、持上げ部材を、搬送ユニットが装
置本体にセットされたときであっても、押下げ部材に係
合して押下げ部材を持ち上げてリフト板を給紙可能状態
とする持上げ状態と、この持上げ力を解除してリフト板
を用紙セット可能状態とする解除状態とを切換可能に構
成すれば、搬送ユニットが装置本体にセットされたとき
であっても、用紙をセットする場合に、用紙セット可能
状態とすることで用紙セットの操作性を高いものとする
ことができる。
【0054】特に、この持上げ部材を、搬送ユニットが
装置本体にセットされたときであって、手差しトレイ上
の用紙を装置本体内に給紙するときにのみ、押下げ部材
を持ち上げる持上げ状態をとるように構成すれば、給紙
時以外にはリフト板は押し下げられているため、いつで
も手差しトレイへ用紙をセットすることができ、用紙セ
ット操作について高い操作性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる用紙搬送装置の一実施形態を示
す概略図である。
【図2】同装置の縦断面図である。
【図3】同装置の手差しトレイ10周辺部分の縦断面図
である。
【図4】同部分の搬送ユニット50側に設けられた部材
を示す説明図である。
【図5】リフト板20周辺部分の斜視図である。
【図6】手差しトレイ10周辺部分の給紙可能状態を示
す縦断面図である。
【図7】同装置における給紙動作のタイミングチャート
である。
【図8】従来のプリンタに適用した用紙搬送装置の一例
を示す縦断面図である。
【符号の説明】
10 手差しトレイ 20 リフト板 21 リフト板加圧バネ 22 押下げカム(押下げ部材) 23 引張りバネ 24 回転カム 30 給紙ローラ 31 さばき部材 40 装置本体 50 搬送ユニット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体外方に露出し、用紙が載置され
    る手差しトレイと、前記手差しトレイ出口側の上側に設
    けられ、前記手差しトレイ上に載置された用紙を前記装
    置本体内に給紙するように回転する給紙ローラと、前記
    手差しトレイ出口側の下側に設けられ、上向きに付勢さ
    れることにより、前記手差しトレイ上に載置された用紙
    を前記給紙ローラに押しつける給紙可能状態をとること
    ができるリフト板とを備え、前記給紙ローラと前記リフ
    ト板とによって前記手差しトレイ上に載置された用紙を
    前記装置本体内に給紙し、該用紙を所定の搬送経路に沿
    って搬送する用紙搬送装置であって、 前記手差しトレイを含む用紙搬送系の少なくとも一部が
    前記装置本体外に引き出し可能な搬送ユニットとして構
    成され、 少なくとも前記搬送ユニットが前記装置本体外に引き出
    されたときには、前記リフト板を上向きに付勢する付勢
    力に抗して前記リフト板を押し下げることにより、前記
    リフト板を用紙セット可能状態とするリフト板位置制御
    手段を備えたことを特徴とする用紙搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記リフト板位置制御手段が、 前記搬送ユニット側に設けられ、前記リフト板に当接し
    て前記リフト板を前記用紙セット可能状態とするように
    下向きに付勢された押下げ部材と、 前記装置本体側に設けられ、前記搬送ユニットが前記装
    置本体にセットされたときに、前記押下げ部材に係合し
    て前記押下げ部材を持ち上げることにより前記押下げ部
    材と前記リフト板との当接を解除し、前記リフト板を前
    記給紙可能状態とする持上げ部材とを備えた請求項1記
    載の用紙搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記持上げ部材が、前記搬送ユニットが
    前記装置本体にセットされたときに、 前記押下げ部材に係合して前記押下げ部材を持ち上げる
    ことにより、前記押下げ部材と前記リフト板との当接を
    解除し、前記リフト板を前記給紙可能状態とする持上げ
    状態と、 前記押下げ部材を持ち上げる持上げ力を解除することに
    より、前記押下げ部材の下向きの付勢力によって前記リ
    フト板を用紙セット可能状態とする解除状態とを切換可
    能に構成された請求項2記載の用紙搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記持上げ部材が、前記搬送ユニットが
    前記装置本体にセットされたときであって、前記手差し
    トレイ上の用紙を前記装置本体内に給紙するときにの
    み、前記持上げ状態をとるように構成された請求項3記
    載の用紙搬送装置。
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