JPH11340803A - 緩オン/オフ信号発生回路 - Google Patents
緩オン/オフ信号発生回路Info
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- JPH11340803A JPH11340803A JP14880598A JP14880598A JPH11340803A JP H11340803 A JPH11340803 A JP H11340803A JP 14880598 A JP14880598 A JP 14880598A JP 14880598 A JP14880598 A JP 14880598A JP H11340803 A JPH11340803 A JP H11340803A
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Abstract
発生が可能な緩オン/オフ信号発生回路を提供する。 【解決手段】 入力端子17に供給された入力信号を基
準電圧で積分する積分回路11と、入力端子17と基準
電圧端子19との間に接続され、スイッチ制御信号によ
りオン/オフするスイッチ12と、スイッチ12から入
力したオン/オフ信号を積分回路11に出力するフィル
タ13と電圧電流変換回路14とを有する。
Description
発生回路に関し、特に、電源電圧範囲が狭くても緩オン
/オフ信号の発生が可能な緩オン/オフ信号発生回路に
関する。
レントミラー回路の組み合わせにより構成され、緩オン
/オフ信号を発生する緩オン/オフ信号発生回路が知ら
れている。
のブロック図である。図7に示すように、緩オン/オフ
信号発生回路1は、抵抗器とコンデンサとから構成され
た積分回路2、抵抗器とトランジスタとから構成された
カレントスイッチ3、抵抗器とトランジスタとから構成
された第1カレントミラー回路4、抵抗器とトランジス
タとから構成された第2カレントミラー回路5、所定の
電圧を出力する電源6a,6b、ダイオード7a,7
b、抵抗器8a、トランジスタ8b、及びコンデンサ8
cを有している。
aが入力し、第2カレントミラー回路5からは、緩オン
/オフ信号発生回路1の入力電流となる電流bが出力
し、トランジスタ8bから、緩オン/オフ信号発生回路
1の出力電流cが出力する。
の動作を示すタイムチャートである。図8に示すよう
に、制御信号aがオンからオフに変化((b)参照)す
ると、入力端子9から供給された制御信号aは、積分回
路2により時間の経過と共に徐々に変化していく。積分
回路2の出力がカレントスイッチ3に入力することによ
り、緩やかに変化する電流が生成され、第1カレントミ
ラー回路4に電流が流れる。
n倍したカレントミラー出力電流b((a)参照)を出
力し、このカレントミラー出力電流bが、第1カレント
ミラー回路4に流れ込むので、出力電流cは緩やかに減
少して0になる((c)参照)。
参照)すると、積分回路2とカレントスイッチ3によ
り、第1カレントミラー回路4の出力電流は緩やかに減
少して0になる。従って、第2カレントミラー回路5の
出力電流bは、ダイオード7a,7b、抵抗器8a、ト
ランジスタ8bを介し、緩オン/オフ信号発生回路1の
出力電流cとして緩やかに流れる((c)参照)。
チ3と両カレントミラー回路4,5を組み合わせること
により、制御信号aのオン/オフに対応して緩オン/オ
フした出力電流cを発生することができる。
緩オン/オフ信号発生回路1は、カレントスイッチ3と
第1及び第2カレントミラー回路4、5が従属接続され
た構成であるため、信号のダイナミックレンジを考慮す
ると、電源電圧範囲の広い回路構成とならざるを得なか
った。このため、従来の緩オン/オフ信号発生回路1に
おいては、負電源を使用することにより電源電圧範囲を
広げる必要があった。
緩オン/オフ信号の発生が可能な緩オン/オフ信号発生
回路を提供することにある。
め、本発明に係る緩オン/オフ信号発生回路は、入力端
子に供給された入力信号を基準電圧で積分する積分回路
と、前記入力端子と前記基準電圧の出力端との間に接続
され、スイッチ制御信号によりオン/オフするスイッチ
と、前記スイッチから入力したオン/オフ信号を前記積
分回路に出力するフィルタとを有することを特徴として
いる。
切り替わりにより、出力信号電圧が緩やかに所定の基準
電圧から入力信号電圧に変化する。これにより、電源電
圧範囲が狭くても緩オン/オフ信号の発生が可能とな
る。
て図面を参照して説明する。
/オフ信号発生回路のブロック図である。図1に示すよ
うに、緩オン/オフ信号発生回路10は、積分回路1
1、スイッチ12、フィルタ13及び電圧電流変換回路
14を有している。
ンサ16から構成され、第1抵抗器15に接続する入力
端子17から供給された入力信号を、コンデンサ16に
接続する電源部18の所定の基準電圧(VA)により積
分する。この基準電圧(VA)は、任意に設定すること
ができる。
基準電圧端子19と入力端子17に接続された第2抵抗
器20との間に接続され、制御信号入力端子21から入
力するスイッチ制御信号によりオン/オフ動作する。
とスイッチ12の接続部に、出力端を第3抵抗器22
に、それそれ接続し、電圧電流変換回路14は、入力端
を第3抵抗器22に、出力端を第1抵抗器15に接続さ
れた出力端子23に、それぞれ接続している。
図2に示すように、フィルタ13は、抵抗器24,2
5,26,27とコンデンサ28,29とオペアンプ3
0から構成され、入力端子31及び出力端子32を有す
る、反転型の2次ローパスフィルタである。フィルタ特
性は、抵抗器24,25,26,27とコンデンサ2
8,29のそれぞれの値を変えることによって、所望の
特性を得ることができる。
である。図3に示すように、電圧電流変換回路14は、
オペアンプ33とNPNトランジスタ34から構成さ
れ、入力端子35及び出力端子36を有する。オペアン
プ33は、所定の基準電圧(VA)を正の入力とし、第
3抵抗器22に接続される入力端子35からの入力を負
の入力とする。NPNトランジスタ34は、ベースがオ
ペアンプ33の出力に、エミッタがオペアンプ33の負
の入力となる入力端子35に、コレクタが出力端子36
を介して積分回路11の出力端子23に、それぞれ接続
される。
10のタイムチャートである。図4において、(a)
は、入力信号電圧VINが所定の基準電圧(VA)より
正に印加される場合、(b)は、制御信号入力端子21
から入力したスイッチ制御信号によるスイッチ12のオ
ン/オフを示している。
((b)参照)と、フィルタ13の入力端子31には、
入力信号電圧VINが加わる。フィルタ13は反転型の
フィルタであるから、フィルタ13の出力には、所定の
基準電圧(VA)を基準として基準電圧より低い電圧が
加わる。よって、第3抵抗器22の両端に電位差が生
じ、電流が流れる。
れ、出力端子23は所定の基準電圧(VA)となるた
め、入力信号電圧VINは伝達されない。電圧電流変換
回路14は、定常状態ではトランジスタ34が飽和する
電流利得を有する。
転型の2次ローパスフィルタからなるフィルタ13と積
分回路11の組み合わせであるので、スイッチ制御信号
のオンからオフの切り替わりにより、出力信号電圧が緩
やかに所定の基準電圧(VA)に変化する((c)参
照)。
12がオフからオンに変化する((b)参照)と、フィ
ルタ13の入力端子31には、所定の基準電圧(VA)
が加わる。第3抵抗器22の両端には電位差がないた
め、第3抵抗器22には電流が流れない。
れないので、出力端子23には入力信号電圧VINがそ
のまま出力される。そして、スイッチ制御信号のオンか
らオフの切り替わり時と同様に、スイッチ制御信号のオ
フからオンの切り替わりにより、出力信号電圧が緩やか
に所定の基準電圧(VA)から入力信号電圧VINに変
化する。なお、NPNトランジスタ34のコレクタ飽和
電圧VCE(sat)は、入力信号電圧VINに対して
十分小さいので、無視することができる。
回路図である。図5に示すように、電圧電流変換回路3
7は、NPNトランジスタ34に変えてPNPトランジ
スタ38を有する他は、電圧電流変換回路14と同様の
構成を有する。PNPトランジスタ38は、ベースがオ
ペアンプ33の出力に、エミッタがオペアンプ33の負
の入力となる入力端子35に、コレクタが出力端子36
を介して積分回路11の出力端子23に、それぞれ接続
される。なお、基準電圧(VA)は、任意に設定するこ
とができる。
えた緩オン/オフ信号発生回路のタイムチャートであ
る。図6において、(a)は、入力信号電圧VINが所
定の基準電圧(VA)より負に印加される場合、(b)
は、制御信号入力端子21から入力したスイッチ制御信
号によるスイッチ12のオン/オフを示している。
((b)参照)と、フィルタ13の入力端子31には、
入力信号電圧VINが加わる。フィルタ13は反転型の
フィルタであるから、フィルタ13の出力には、所定の
基準電圧(VA)を基準として基準電圧より高い電圧が
加わる。よって、第3抵抗器22の両端に電位差が生
じ、電流が流れる。
れ、出力端子23は所定の基準電圧(VA)となるた
め、入力信号電圧VINは伝達されない。電圧電流変換
回路14は、定常状態ではトランジスタ38が飽和する
電流利得を有する。
の2次ローパスフィルタからなるフィルタ13と積分回
路11の組み合わせであるので、スイッチ制御信号のオ
ンからオフの切り替わりにより、出力信号電圧が緩やか
に所定の基準電圧(VA)に変化する((c)参照)。
12がオフからオンに変化する((b)参照)と、フィ
ルタ13の入力端子31には、所定の基準電圧(VA)
がそのまま出力される。第3抵抗器22の両端には電位
差がないため、第3抵抗器22には電流が流れない。
れないので、出力端子23には入力信号電圧VINがそ
のまま出力される。そして、スイッチ制御信号のオフか
らオンの切り替わり時と同様に、スイッチ制御信号のオ
フからオンの切り替わりにより、出力信号電圧が緩やか
に所定の基準電圧(VA)から入力信号電圧VINに変
化する。なお、PNPトランジスタ38のコレクタ飽和
電圧VCE(sat)は、入力信号電圧VINに対して
十分小さいので、無視することができる。
不要であり、電源電圧範囲が狭くても緩オン/オフ信号
の発生が可能な緩オン/オフ信号発生回路を提供するこ
とができる。
器20とスイッチ12を入れ替え、スイッチ12を基準
電圧の出力端に接続される第2抵抗器20と入力端子1
7との間に接続して、スイッチ12のオン/オフの極性
を反転する構成としてもよい。
オフ信号発生回路を電圧信号の例で示したが、従来例の
ような電流信号の場合は、電圧電流変換回路を付加する
ことで容易に実現できることは言うまでもない。また、
フィルタに、反転型タイプの2次ローパスフィルタを用
いた例を示したが、これに限らず幾多の変形が可能であ
る。更に、本発明の思想を逸脱しない範囲内で構成及び
組み合わせの様々な変更が行えることは言うまでもな
い。
スイッチの切り替わりにより、出力信号電圧が緩やかに
所定の基準電圧から入力信号電圧に変化するので、電源
電圧範囲が狭くても緩オン/オフ信号の発生が可能とな
る。
生回路のブロック図である。
ートである。
る。
信号発生回路のタイムチャートである。
である。
タイムチャートである。
Claims (6)
- 【請求項1】入力端子に供給された入力信号を基準電圧
で積分する積分回路と、 前記入力端子と前記基準電圧の出力端との間に接続さ
れ、スイッチ制御信号によりオン/オフするスイッチ
と、 前記スイッチから入力したオン/オフ信号を前記積分回
路に出力するフィルタと、 を有することを特徴とする緩オン/オフ信号発生回路。 - 【請求項2】前記フィルタから入力したオン/オフ信号
は、電圧電流変換回路により変換されて前記積分回路に
出力されることを特徴とする請求項1に記載の緩オン/
オフ信号発生回路。 - 【請求項3】入力端子に供給された入力信号を、基準電
圧で第1抵抗器とコンデンサにより積分する積分回路
と、 前記入力端子に接続される第2抵抗器と前記基準電圧の
出力端との間に接続され、スイッチ制御信号によりオン
/オフするスイッチと、 前記スイッチから入力したオン/オフ信号を、前記基準
電圧に基づいて出力するフィルタと、 第3抵抗器を経て入力した前記フィルタからの出力電圧
を、電流変換後に前記第1抵抗器と前記コンデンサの接
続点に出力する電圧電流変換回路とを有することを特徴
とする緩オン/オフ信号発生回路。 - 【請求項4】前記フィルタは、反転型の2次ローパスフ
ィルタであることを特徴とする請求項3に記載の緩オン
/オフ信号発生回路。 - 【請求項5】前記電圧電流変換回路は、オペアンプとN
PN或いはPNPトランジスタとからなることを特徴と
する請求項2〜4のいずれかに記載の緩オン/オフ信号
発生回路。 - 【請求項6】前記スイッチは、前記基準電圧の出力端に
接続される第2抵抗器と前記入力端子との間に接続され
ることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の緩
オン/オフ信号発生回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14880598A JP3209181B2 (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 緩オン/オフ信号発生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14880598A JP3209181B2 (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 緩オン/オフ信号発生回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11340803A true JPH11340803A (ja) | 1999-12-10 |
JP3209181B2 JP3209181B2 (ja) | 2001-09-17 |
Family
ID=15461111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14880598A Expired - Fee Related JP3209181B2 (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 緩オン/オフ信号発生回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3209181B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP2010197326A (ja) | 2009-02-27 | 2010-09-09 | Renesas Electronics Corp | 半導体装置 |
-
1998
- 1998-05-29 JP JP14880598A patent/JP3209181B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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