JPH10240358A - 定電圧回路 - Google Patents

定電圧回路

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JPH10240358A
JPH10240358A JP9041104A JP4110497A JPH10240358A JP H10240358 A JPH10240358 A JP H10240358A JP 9041104 A JP9041104 A JP 9041104A JP 4110497 A JP4110497 A JP 4110497A JP H10240358 A JPH10240358 A JP H10240358A
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transistor
power supply
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Akihiro Sato
佐藤  明弘
Masaki Kinoshita
雅貴 木下
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電源電圧に対応した定電圧を発生する定電圧回
路を提供する。 【解決手段】差動接続されたトランジスタ3及び4のベ
ースに、基準電圧Vref及び電源電圧Vccの抵抗1
及び2による分圧電圧がそれぞれ印加される。分圧電圧
が高く、トランジスタ3がオンすると、トランジスタ3
の負荷抵抗5に接続されたトランジスタ9がオンする。
トランジスタ9のコレクタ電流は電流ミラー回路10及
び11で反転され、電流ミラー回路10及び11の出力
端の間に接続される抵抗12及び13に電流が流れる。
その為、抵抗12及び13の接続点Bの電圧が定電圧回
路の出力電圧として発生する。また、分圧電圧が低い
と、トランジスタ3がオフし、接続点Bの電圧は発生せ
ず、代わりに基準電圧Vrefが定電圧回路の出力電圧
として発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用回路に定電圧
を発生する定電圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、定電圧回路は、例えば、抵抗と
ダイオードとを直列接続し、ダイオードの順方向電圧を
用いて、ダイオードのカソードから出力電圧を取り出す
回路などがあり、、電源電圧に基づいて固定の出力電圧
を発生するとともに、電源電圧の変動に影響されない出
力電圧を発生するものである。出力定電圧は各々の利用
回路に例えばバイアスとして利用回路に印加され、利用
回路の動作点を定めるように使用される。出力定電圧は
電源電圧に影響されないので、電源電圧の変動に応じて
定電圧による利用回路の動作点は変動せず、利用回路は
安定して動作する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、低電源電圧
用の定電圧回路において、利用回路を正常に動作させる
べく、利用回路を構成するトランジスタのベース−エミ
ッタ間電圧及びコレクタ−エミッタ間飽和電圧を考慮
し、その出力定電圧は低電源電圧に合わせて低い値に設
定していた。このような低電源電圧用の定電圧回路を高
い電源電圧で用いると、当然その出力電圧は低い値にな
るので、利用回路の動作点は高電源電圧の半分以下とな
り、利用回路のダイナミックレンジは悪化する。特に、
利用回路のうち出力回路は、後段の外部回路へ、最適な
レベルの出力信号を発生しなければならないため、出力
回路には最適なダイナミックレンジが必要であった。そ
こで、高電源電圧駆動の回路では、最適なダイナミック
レンジを確保するため、定電圧回路から電源電圧の半分
の出力電圧が発生することが望まれる。つまり、バイア
スを電源電圧の半分にすることにより、正負の信号の両
方が等しいレベルで最大限にスイングさせることができ
るからである。
【0004】そこで、本発明の目的は、低電源電圧では
利用回路を正常に動作させることと、高電源電圧では利
用回路の最適なダイナミックレンジの確保との両方を達
成することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に依れば、基準電
圧を発生する基準電圧発生回路と、電源電圧を分圧する
分圧回路と、ベースに前記分圧回路の出力電圧が印加さ
れる第1トランジスタと、前記第1トランジスタと差動
接続されるとともに、ベースに前記基準電圧が印加され
る第2トランジスタと、前記第1トランジスタのオンの
時、電源電圧を分圧して出力電圧を発生する出力電圧発
生回路と、前記第1または第2トランジスタのオンに応
じて、前記基準電圧または出力電圧発生回路の出力電圧
を発生する出力段回路と、を備えることを特徴とする。
【0006】また、前記出力電圧発生回路は、電源電圧
を1:1に分圧することを特徴とする。本発明に依れ
ば、分圧回路の出力電圧が基準電圧より高いと、第1ト
ランジスタがオンし、出力電圧発生回路から出力電圧が
発生し、さらに、出力段回路から出力電圧発生回路の出
力電圧が発生する。また、分圧回路の出力電圧が基準電
圧より低いと、第2トランジスタがオンし、基準電圧が
出力段回路から発生する。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態を示す
図であり、1及び2は電源電圧Vccを分圧する分圧回
路を構成する抵抗、3はベースに抵抗1及び2の接続点
Aの中点電圧が印加されるトランジスタ、4はトランジ
スタ3と差動接続されるトランジスタ、5はトランジス
タ3の負荷となる抵抗、7はトランジスタ4のベースに
基準電圧を印加する基準電圧発生回路、8は基準電圧が
印加される利用回路、9はベースが抵抗5の一端に、エ
ミッタが電源に接続されたトランジスタ、10はトラン
ジスタ10aと、これとミラー接続されたトランジスタ
10b及び10cとから成り、トランジスタ9のコレク
タ電流を反転する電流ミラー回路、11はトランジスタ
11a及び11bから成り、電流ミラー回路10の出力
電流を反転する電流ミラー回路、12及び13はトラン
ジスタ10b及び11bの間に直列接続され、電源電圧
Vccを1:1に分圧する抵抗、14は基準電圧または
抵抗15及び16の接続点Bの中点電圧が導出される出
力端子、15は基準電圧発生回路7の出力端と出力端子
14との間に接続された抵抗、16は出力端子14の出
力電圧が印加される出力回路である。尚、トランジスタ
9と、電流ミラー回路10及び11と、抵抗12及び1
3とは出力電圧発生回路を構成し、抵抗12、13及び
15は出力段回路を構成するが、抵抗12及び13は出
力電圧発生回路と出力段回路との兼用である。
【0008】図1において、電源がオンし、電源端子1
7に電源電圧Vccが印加されると、接続点Aには抵抗
1及び2によって分圧された電圧が発生するとともに、
基準電圧Vrefが基準電圧発生回路7から発生する。
まず、電源電圧Vccが高電圧で、接続点Aの電圧が基
準電圧Vrefより高い場合、トランジスタ3がオン
し、トランジスタ4がオフする。トランジスタ3がオン
すると、抵抗5の電圧降下が大きくなり、トランジスタ
9がオンする。トランジスタ9のオンにより、トランジ
スタ9からコレクタ電流が発生し、このコレクタ電流は
電流ミラー回路10で反転され、反転電流が電流ミラー
回路10のトランジスタ10b及び10cに発生する。
トランジスタ10cのコレクタ電流は電流ミラー回路1
1で反転される。その結果、トランジスタ11bのコレ
クタ電流は抵抗12及び13を流れトランジスタ10b
に供給される。トランジスタ10b及び11bのコレク
タ−エミッタ間電圧は微小の為無視できるので、接続点
Bの電圧は電源電圧Vccを抵抗12及び13で1:1
に分圧した電圧になる。ここで、抵抗値が抵抗12及び
13より大きい抵抗15の接続によって、基準電圧発生
回路7の出力インピーダンスは接続点Bの出力インピー
ダンスより大きく設定される。その為、出力端子14の
出力電圧は接続点Bの電圧により支配的になり、出力端
子14から電源電圧Vccを抵抗12及び13によって
分圧された電圧が発生する。よって、利用回路8に基準
電圧Vrefがバイアスとして印加され、出力回路16
には接続点Bの出力電圧がバイアスとして印加される。
【0009】従って、出力回路の動作点は電源電圧の半
分の電圧になるため、最適なダイナミックレンジを確保
することができ、高電源電圧に対応して大振幅にスイン
グする出力信号を出力回路8から発生させることができ
る。また、電源電圧Vccが低電圧で、接続点Aの電圧
が基準電圧Vrefより低いと、トランジスタ3はオフ
し、トランジスタ4がオンする。トランジスタ3のオフ
によって、トランジスタ9もオフするので、トランジス
タ10b及び11bがオフし、接続点Bは開放状態にな
る。その為、出力端子14の出力電圧は、基準電圧Vr
efになる。よって、利用回路8及び出力回路16には
基準電圧Vrefがバイアスとして印加され、利用回路
8及び出力回路16の動作点は基準電圧Vrefにな
る。
【0010】従って、高い電源電圧のときは、出力回路
16の動作点が電源電圧の半分になり、出力回路16に
おいて最適なダイナミックレンジを確保することがで
き、低電源電圧のときには利用回路8及び16を構成す
るトランジスタのベース−エミッタ間電圧及びコレクタ
−エミッタ間飽和電圧を考慮した動作点になり、例え
ば、電源の能力が悪化し、電源電圧が低下しても利用回
路8及び出力回路16を正常動作させることができる。
【0011】例えば、抵抗1及び2の抵抗比を2:1と
し、抵抗12及び13の抵抗比を1:1とし、基準電圧
Vrefを1.2Vとしたとき、電源電圧Vccに応じ
た出力端子14の出力電圧は図2のように変化する。つ
まり、電源電圧Vccが3.6Vより低いと、出力端子
14の出力電圧は1.2Vの固定電圧となり、電源電圧
Vccが3.6Vより高いと出力端子14の出力電圧は
電源電圧Vccの1/2になる。よって、電源電圧Vc
cが高電圧の場合、出力回路16のバイアスがVcc/
2になり、出力回路16のダイナミックレンジが大きく
なり、電源電圧Vccが低電圧の場合、出力回路16の
バイアスは1.2Vになり、出力回路16を正常動作さ
せることができる。
【0012】
【発明の効果】本発明に依れば、電源電圧が高電圧のと
き、電源電圧を分圧した電圧を出力電圧とし、電源電圧
が低電圧のとき、固定の電圧を出力電圧とするので、電
源電圧に応じて出力定電圧を変えることができ、電源電
圧に対応した汎用性のある定電圧回路を提供することが
できる。特に、低電源電圧のとき利用回路を正常動作さ
せることができるともに、高電源電圧のときには利用回
路のダイナミックレンジを確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す回路図である。
【図2】電源電圧と出力端子14の出力電圧との関係を
示す特性図である。
【符号の説明】
1、2、5、12、13、15 抵抗 3、4、10a〜10c、11a、11b トランジス
タ 7 基準電圧発
生回路 8 利用回路 14 出力端子 16 出力回路 17 電源端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準電圧を発生する基準電圧発生回路
    と、 電源電圧を分圧する分圧回路と、 ベースに前記分圧回路の出力電圧が印加される第1トラ
    ンジスタと、 前記第1トランジスタと差動接続されるとともに、ベー
    スに前記基準電圧が印加される第2トランジスタと、 前記第1トランジスタのオンの時、電源電圧を分圧して
    出力電圧を発生する出力電圧発生回路と、 前記第1または第2トランジスタのオンに応じて、前記
    基準電圧または出力電圧発生回路の出力電圧を発生する
    出力段回路と、を備えることを特徴とする定電圧回路。
  2. 【請求項2】 前記出力電圧発生回路は、電源電圧を
    1:1に分圧することを特徴とする請求項1記載の定電
    圧回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007116664A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Honeywell Internatl Inc 電源補償電圧および電流源

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