JPH11335081A - アウトリガジャッキ箱内の送油装置 - Google Patents

アウトリガジャッキ箱内の送油装置

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JPH11335081A
JPH11335081A JP15851998A JP15851998A JPH11335081A JP H11335081 A JPH11335081 A JP H11335081A JP 15851998 A JP15851998 A JP 15851998A JP 15851998 A JP15851998 A JP 15851998A JP H11335081 A JPH11335081 A JP H11335081A
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JP
Japan
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jack
weight
hydraulic hose
box
hydraulic
Prior art date
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Application number
JP15851998A
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English (en)
Inventor
Yuji Muneno
雄二 宗野
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Tadano Ltd
Original Assignee
Tadano Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油圧ホースに一定の緊張力を付与する手段を
設け安定したホースの挙動を得ることのできるアウトリ
ガジャッキ箱内の送油装置を提供しようとする。 【構成】 円盤状のウエイトを上記油圧ホースの折り曲
げ部分内側に転設配置し、上記ジャッキ内箱の移動に伴
い該ウエイトが回転しながらその自重によって、上記油
圧ホースに緊張力を持たせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、垂設されたアウト
リガジャッキ箱内に油圧ホースをU字形状に折り曲げ垂
下した送油装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】垂設されたジャッキ外箱にジャッキ内箱
を伸縮自在に嵌挿したアウトリガジャッキの該ジャッキ
外箱と内箱間に、油圧ホースをU字形状に折り曲げた油
圧ホースをそのホースの自重により下方に垂下させた送
油装置は従来より使用されている。該油圧ホースの一端
を上記ジャッキ外箱適所に固定された油圧ジョイントに
連結し、他端を上下に移動可能な上記ジャッキ内箱適所
に固定された油圧ジョイントに連結した状態で、ジャッ
キ内箱の移動に伴い該油圧ホースの折り曲げ部分が油圧
ホースの剛性によりその箱断面の幅寸法一杯にふくれ
て、箱の内面に接しながら転移するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方式の場
合には油圧ホースの剛性を利用するものであるため、油
圧ホースの購入時の巻きぐせ、組立後の長期放置による
放置形状へのくせつき等でジャッキ内箱の移動にともな
う箱間の隙間の中での油圧ホースの挙動が安定せず、ま
た油圧ホースの曲げ半径が一定せず、位置も不安定とな
りキンク等を起こして油圧ホースを損傷する恐れがあっ
た。
【0004】本発明は、以上のような事情に基づいてな
されたものであり、その目的は油圧ホースに一定の緊張
力を付与する手段を設け安定したホースの挙動を得るこ
とのできるアウトリガジャッキ箱内の送油装置を提供し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、垂設されたジャッキ外箱に少なくとも
1個のジャッキ内箱を伸縮自在に嵌挿したアウトリガジ
ャッキの該ジャッキ外箱と内箱間に、送油可能に油圧ホ
ースをU字形状に折り曲げ垂下し、該油圧ホースの一端
を上記ジャッキ外箱適所に固定された油圧ジョイントに
連結し、他端を上下に移動可能な上記ジャッキ内箱適所
に固定された油圧ジョイントに連結し、ジャッキ内箱の
移動に伴い該油圧ホースの折り曲げ部分が転移するアウ
トリガジャッキ箱内の送油装置において、円盤状のウエ
イトを上記油圧ホースの折り曲げ部分内側に転設配置
し、上記ジャッキ内箱の移動に伴い該ウエイトが回転し
ながらその自重によって、上記油圧ホースに緊張力を持
たせることを特徴とするものでる。
【0006】以上のような構成を採用することにより、
油圧ホースに内箱の位置に関係せず円盤上のウエイトの
重量が油圧ホースに負荷され、一定の緊張力を付与する
ことができるのでジャッキ箱内の油圧ホースの挙動を安
定させることができるのである。また、ウエイトの円周
に油圧ホースが沿うようになるので、油圧ホースの曲げ
半径が一定値となるよう保証されるのである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の実施の形態に係
るアウトリガジャッキ箱内の送油装置が使用される例と
して、移動式クレーンの脱着リフター1を示す。大型の
移動式クレーンにおいては、その総重量の関係から公道
走行時に上部旋回台および伸縮ブームを車両部から分離
して移動させるものがあり、その脱着作業に用いられる
装置である。
【0008】2は水平ビームであって、その適所より上
記移動式クレーンの上部旋回台等を吊り下げるワイヤ3
が吊り下げられている。当該水平ビーム2の前後端部左
右にはアウトリガジャッキ10が4本垂設されている。
脱着作業時にはアウトリガジャッキ10は二点鎖線で示
されるように伸長されている。図6は脱着リフター1を
上から見た図である。脱着作業時には4本のアウトリガ
ジャッキ10はそれぞれ二点鎖線で示されるようにピン
連結部のピン回りに90度回転して、その下部に移動式
クレーンの車両部が進入できるように広がっている。
【0009】図2はアウトリガジャッキ10が伸長した
ときの断面図である。14はジャッキ外箱11上部に水
平に構成された前記水平ビーム2との連結部であって、
ピン連結部15で前記水平ビーム2と回動可能にピン連
結されている。ジャッキ外箱11には第1ジャッキ内箱
12が伸縮自在に嵌挿されている。ジャッキ外箱11の
上部には第1ジャッキシリンダ20のロッド21端部が
ピン22によって、枢着連結されており、第1ジャッキ
内箱12の上部には該第1ジャッキシリンダのシリンダ
チューブロッド側端部がピン23により枢着連結されて
いる。
【0010】さらに第1ジャッキ内箱12には第2ジャ
ッキ内箱13が伸縮自在に嵌挿されている。第1ジャッ
キ内箱12の上部には第2ジャッキシリンダ25のロッ
ド26端部がピン27によって、枢着連結されており、
第2ジャッキ内箱13の上部には該第2ジャッキシリン
ダのシリンダチューブロッド側端部がピン28により枢
着連結されている。
【0011】上記第2ジャッキシリンダ25への送油装
置は以下の構成となっている。30は油圧ホースであっ
て、一端が前記ジャッキ外箱11の上部の油圧ジョイン
ト31に連結され、他端が前記第1ジャッキ内箱の上部
の油圧ジョイント32に連結され、前記第2ジャッキシ
リンダ25のロッド26端部に送油している。
【0012】図3は図2のA矢視図である。前記油圧ホ
ース30はU字上に折り曲げ垂下しており、円盤状のウ
エイト40が油圧ホースの折り曲げ部分33に転設配置
されている。
【0013】図4は図3のB断面図である。前記ジャッ
キ外箱11と第1ジャッキ内箱12との間の空間16に
前記ウエイト40が転設配置されている。ウエイト40
はジャッキ外箱11から内方に張り出したL字状のガイ
ド17(油圧ジョイント31側)及び、第1ジャッキ内
箱12から外方へ張り出したL字状のガイド18(油圧
ジョイント32側)によって、ガイドされている。この
ガイド17、ガイド18により油圧ホース30とジャッ
キ外箱11もしくは第1ジャッキ内箱12との相対運動
が無くなり油圧ホース30が磨耗することが防止される
のである。油圧ホース30はこの実施の形態の場合2本
のホースが平行に接合して構成されたツインホースが使
用されているが、1本のホースのみ、あるいは3本以上
のホースが組み合わされたホースであっても同様に本願
発明の送油装置が構成できることは言うまでもない。図
5はウエイト40を示すものである。円盤状のウエイト
本体41の両側にはフランジ部42、42が構成され、
ウエイト40の転動時に油圧ホース30がウエイト40
から外れないようになっている。
【0014】以上のアウトリガジャッキ箱内の送油装置
の作用は以下のとおりである。アウトリガジャッキ10
が全縮小した状態から、第1ジャッキシリンダに図示し
ない油圧配管により作動油が送油され伸長を始めると、
ジャッキ外箱11に対して、第1ジャッキ内箱が伸長を
始める。すると、油圧ホース30のジャッキ外箱11に
固定された油圧ジョイント31に対しそれまでほぼ同じ
高さに位置していた第1ジャッキ内箱12に固定された
油圧ジョイント32が下方に移動する。すると油圧ホー
ス30の折り曲げ部分33はウエイト40が回転しその
自重によって緊張力を保ちながら転移するのである。
【0015】また同時に上記送油装置の油圧ホース30
を介して作動油が第2ジャッキシリンダに送られ、第2
ジャッキ内箱13が第1ジャッキ内箱12に対して伸長
するのである。こうして、移動式クレーンの脱着リフタ
ー1の水平ビーム2は所定の高さに設置され脱着作業が
可能となるのである。アウトリガジャッキ10の縮小は
上記伸長時と逆の動きであり説明を省略する。
【0016】上記実施例は移動式クレーンの脱着リフタ
ーのアウトリガジャッキへの本願送油装置の適用を例に
説明したが、同様にアウトリガジャッキを有するもので
あれば適用可能であり、さらに多段化しホースの本数が
増加しても実施可能である。さらにストローク長さの異
なる構造、ホース剛性の強弱にたいし容易に対応可能で
ある。
【0017】
【発明の効果】以上のように本願の送油装置によれば、
ジャッキ内箱の位置に関係せず円盤上のウエイトの重量
が油圧ホースに負荷され、移動ストローク長さに関係な
く一定の緊張力を付与することができるのでジャッキ箱
内の油圧ホースの挙動を安定させることができるのであ
る。また、ウエイトの円周に油圧ホースが沿うようにな
るので、油圧ホースの曲げ半径が一定値となるよう保証
されるのである。それにより、油圧ホースの理想的なU
字形状を保てるのでその損傷を防止することができるの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の請求項1の発明に係るアウトリガジャッ
キ箱内の送油装置を適用した移動式クレーンの脱着リフ
ターの外観図である。
【図2】図1のアウトリガジャッキが伸長した状態の図
である。
【図3】図2のA矢視図である。
【図4】図3のB断面図である。
【図5】本願の発明に係るウエイトの図である。
【図6】脱着リフターを上から見た図である。
【符号の説明】
10 アウトリガジャッキ 11 ジャッキ外箱 12 第1ジャッキ内箱 13 第2ジャッキ内箱 20 第1ジャッキシリンダ 25 第2ジャッキシリンダ 30 油圧ホース 31、32 油圧ジョイント 33 油圧ホース折り曲げ部 40 ウエイト 41 ウエイト本体 42 フランジ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂設されたジャッキ外箱に少なくとも1
    個のジャッキ内箱を伸縮自在に嵌挿したアウトリガジャ
    ッキの該ジャッキ外箱と内箱間に、送油可能に油圧ホー
    スをU字形状に折り曲げ垂下し、該油圧ホースの一端を
    上記ジャッキ外箱適所に固定された油圧ジョイントに連
    結し、他端を上下に移動可能な上記ジャッキ内箱適所に
    固定された油圧ジョイントに連結し、ジャッキ内箱の移
    動に伴い該油圧ホースの折り曲げ部分が転移するアウト
    リガジャッキ箱内の送油装置において、 円盤状のウエイトを上記油圧ホースの折り曲げ部分内側
    に転設配置し、上記ジャッキ内箱の移動に伴い該ウエイ
    トが回転しながらその自重によって、上記油圧ホースに
    緊張力を持たせることを特徴とするアウトリガジャッキ
    箱内の送油装置。
JP15851998A 1998-05-22 1998-05-22 アウトリガジャッキ箱内の送油装置 Pending JPH11335081A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013082968A1 (zh) * 2011-12-05 2013-06-13 中联重科股份有限公司 支腿装置和行车式起重机
CN103303269A (zh) * 2012-03-14 2013-09-18 徐州徐工施维英机械有限公司 伸缩机构以及混凝土泵车支腿伸缩系统
CN111056478A (zh) * 2019-12-30 2020-04-24 郑州科技学院 电力工程车底盘维修装置

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