JPH10265178A - アウトリガ装置 - Google Patents

アウトリガ装置

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JPH10265178A
JPH10265178A JP6839997A JP6839997A JPH10265178A JP H10265178 A JPH10265178 A JP H10265178A JP 6839997 A JP6839997 A JP 6839997A JP 6839997 A JP6839997 A JP 6839997A JP H10265178 A JPH10265178 A JP H10265178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outrigger
hose
cylinder
outrigger beam
oil
Prior art date
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Pending
Application number
JP6839997A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Miyazawa
洋 宮沢
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アウトリガビーム張出し・格納動作時のホー
ス基端側部分とアウトリガビーム天板内面との干渉を防
止する。 【解決手段】 アウトリガビーム3の先端部に設けられ
たジャッキシリンダ5に油を供給する油ホース7の一端
を折り返してスライドシリンダ4のシリンダチューブロ
ッド側端部に、他端をアウトリガビーム3の先端部にそ
れぞれ固定したアウトリガ装置において、アウトリガビ
ーム張出し・格納動作時に相対運動を行う油ホース基端
側部分とアウトリガビーム天板内面とを仕切り枠9によ
って隔てることによりこれらの干渉を防止するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はホイールクレーン等
の自走式作業機械においてテレスコープ状に張出されて
機体を支持するアウトリガ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のアウトリガ装置を図4,5によっ
て説明する。
【0003】ここではホイールクレーンのアウトリガ装
置(左右両側のうち片側のみを示す)を例にとってい
る。
【0004】1はキャリアフレーム、2はこのキャリア
フレーム1に水平に固着されたアウトリガボックスで、
アウトリガビーム3がこのアウトリガボックス2にスラ
イド自在に挿入され、スライドシリンダ4によってこの
アウトリガビーム3がテレスコープ状に張出し・格納さ
れる。
【0005】スライドシリンダ4は、シリンダチューブ
4aのボトム側端部がアウトリガボックス1に、ロッド
4bの先端部がアウトリガビーム3の先端部にそれぞれ
連結された状態で水平に設けられている。
【0006】アウトリガビーム3の先端部にはジャッキ
シリンダ5が垂直に設けられ、ビーム張出し状態でこの
ジャッキシリンダ5が伸長され、その下端に設けられた
接地体6により機体が持ち上げられて支持される。
【0007】7はこのジャッキシリンダ5に油を供給す
るための油ホースで、一端がスライドシリンダ4におけ
るシリンダチューブ4aのロッド側端部に、他端がアウ
トリガビーム3の先端部にそれぞれ固定された上下折り
返し状態で設けられ、ホース全長のほぼ半分に当たる基
端側部分7aが、アウトリガビーム3の張出し・格納動
作に伴って、スライドシリンダ4のシリンダチューブ4
aに沿う上方位置とビーム底板内面に沿う下方位置との
間で移動する。
【0008】なお、油ホース7の基端側は油圧ポンプお
よびタンクに、先端側はジャッキシリンダ5にそれぞれ
図示しない配管を介して接続される。
【0009】また、同ホース7は、図では一本のみを示
しているが、ジャッキシリンダ5の伸び側と縮み側両油
室に対応して二本、スライドシリンダ4の軸心を挟んだ
前後両側に設けられている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
アウトリガ装置によると、ビーム張出し・格納動作時に
上記油ホース7の基端側部分7aがアウトリガビーム3
に対して相対運動するため、図4仮想線で示すように同
部分7aが上方に移動してビーム天板3aの内面と干渉
(接触)し、これの繰り返しによって摩耗、破損すると
いう問題が生じていた。
【0011】また、ホース基端側部分7aは、ビーム張
出し・格納動作時にホース長さ方向と直交する水平方向
(図4,5の紙面厚み方向。以下、前後方向という)に
横ずれして他の部品、たとえばスライドシリンダ4や、
同シリンダ4の座屈を防止するためにシリンダチューブ
4aのロッド側端部下面に取付けられたシリンダ支持部
材8と干渉し、これによっても摩耗、破損するという問
題もあった。
【0012】そこで本発明は、アウトリガビーム張出し
・格納動作時のホース基端側部分とアウトリガビーム天
板内面との干渉を防止することができるアウトリガ装置
を提供するものである。
【0013】また本発明は、ビーム張出し・格納動作時
のホース基端側部分の横ずれによる他の部品との干渉を
防止することができるアウトリガ装置を提供するもので
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、アウ
トリガボックスにアウトリガビームをスライド自在に挿
入し、このアウトリガビームを張出し・格納するスライ
ドシリンダを、シリンダチューブがアウトリガボックス
に、ロッド端がアウトリガビームにそれぞれ連結された
状態で設け、かつ、アウトリガビームの先端部にジャッ
キシリンダを設けるとともに、このジャッキシリンダに
対して油を供給する油ホースを、一端が上記スライドシ
リンダにおけるシリンダチューブのロッド側端部に、他
端がアウトリガビームの先端部にそれぞれ固定された折
り返し状態で設けたアウトリガ装置において、上記スラ
イドシリンダのシリンダチューブに、上記油ホースにお
けるアウトリガビーム張出し・格納動作時にアウトリガ
ビームに対して相対運動を行う基端側部分とアウトリガ
ボックスの天板内面とを隔てる仕切り部材を設けたもの
である。
【0015】請求項2の発明は、請求項1の構成におい
て、ホース基端側部分のホース長さ方向と直交する水平
方向の動きを規制するホースガイドを設けたものであ
る。
【0016】上記構成によると、仕切り部材により、ア
ウトリガビーム張出し・格納動作時におけるホース基端
側部分の上方への移動を阻止し、同部分とビーム天板内
面との干渉を防止することができる。
【0017】また、請求項2の構成によると、加えて、
ホースガイドによってホース基端側部分の横ずれを阻止
し、この横ずれによるホース基端側部分と他の部品との
干渉をも防止することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図1〜図3に
よって説明する。
【0019】以下の実施形態において、図4,5に示す
従来装置と同一部分には同一符号を付して示し、その重
複説明を省略する。
【0020】油ホース7は、従来同様、基端側がスライ
ドシリンダ4におけるシリンダチューブ4aのロッド側
端部上面に、先端側はアウトリガビーム3の先端部にそ
れぞれ固定された上下折り返し状態で設けられ、アウト
リガビーム3の張出し・格納動作に伴って、スライドシ
リンダチューブ4aに沿う上方位置とアウトリガビーム
3の底板内面に沿う下方位置との間で移動する。
【0021】図1はビーム格納状態を示し、このときホ
ース基端側部分7aが沿うスライドシリンダチューブ4
aの上方に仕切り枠9がスライドシリンダ4に沿って設
けられている。
【0022】この仕切り枠9は、図3に示すように前後
二本の油ホース7,7に対応して、スライドシリンダ軸
心を挟んだ前後両側に平行に配置され、両仕切り枠9,
9同士を連結する連結板10およびブラケット11を介
してシリンダチューブ4aの上部外面に取付けられてい
る。
【0023】仕切り枠9は、油ホース基端側部分7aと
アウトリガビーム3の天板内面とを隔てる水平な仕切り
部9aと、この仕切り部9aの前後両側に下向きに一体
に延設されて同ホース基端側部分7aの前後移動(横ず
れ)を防止するホースガイド部9b,9bから成ってい
る。
【0024】また、アウトリガビーム3の底板内面にお
ける仕切り枠9,9の直下であって基端部から先端部近
くまでの範囲に亘って前後一対のホースガイド枠12,
12がビーム長さ方向に設けられている。
【0025】このホースガイド枠12,12は、水平部
12aの前後両側にホースガイド部12b,12bが上
向きに一体に延設されて成り、ホース基端側部分7a,
7aが、このホースガイド枠12,12に嵌め込まれ、
ホースガイド部12b,12bにより横ずれを防止され
る。
【0026】このアウトリガ装置によると、上記のよう
にアウトリガビーム3の張出し・格納動作時にスライド
シリンダ4に沿う上方位置とアウトリガビーム底板内面
に沿う下方位置との間で移動してアウトリガビーム3に
対し相対運動を行うホース基端側部分7aが、(イ)上
方位置において同部分7aに対して相対運動しない仕切
り枠9によってビーム天板内面と隔てられ、(ロ)上方
および下方両位置において仕切り枠9のホースガイド部
9b,9bおよびホースガイド枠12によって横ずれを
防止される。
【0027】このため、ビーム張出し・格納動作時に、
ホース基端側部分7aが上方に移動してビーム天板内面
と干渉したり、横ずれして他の部品(スライドシリンダ
4やシリンダ支持部材8等)と干渉したりするおそれが
なくなる。
【0028】ところで、上記実施形態では仕切り枠9お
よびホースガイド枠12をビーム長さ方向に連続して設
けたが、これらをビーム長さ方向の要所要所に間欠的に
設けてもよい。
【0029】また、本発明はホイールクレーンに限ら
ず、クローラクレーン、高所作業車を含めてアウトリガ
装置を備えた作業機械に広く適用することができる。
【0030】
【発明の効果】上記のように本発明によるときは、ジャ
ッキシリンダに油を供給する油ホースの一端を折り返し
てスライドシリンダのシリンダチューブロッド側端部
に、他端をアウトリガビームの先端部にそれぞれ固定し
たアウトリガ装置において、アウトリガビーム張出し・
格納動作時に相対運動を行う油ホースの基端側部分とア
ウトリガビーム天板内面とを仕切り部材によって隔てる
構成としたから、この仕切り部材により、アウトリガビ
ーム張出し・格納動作時におけるホース基端側部分の上
方への移動を阻止して同部分とビーム天板内面との干渉
を防止し、この干渉によるホース基端部分の摩耗、破損
を防止することができる。
【0031】また、請求項2の発明によると、加えて、
ホースガイドによってホース基端側部分の横ずれを防止
し、この横ずれによるホース基端側部分と他の部品との
干渉をも防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかるアウトリガ装置のア
ウトリガビーム格納状態の断面図である。
【図2】同ビーム張出し状態の断面図である。
【図3】図1のIII−III線拡大断面図である。
【図4】従来のアウトリガ装置のアウトリガビーム格納
状態の断面図である。
【図5】同ビーム張出し状態の断面図である。
【符号の説明】 2 アウトリガボックス 3 アウトリガビーム 4 スライドシリンダ 4a スライドシリンダのシリンダチューブ 5 ジャッキシリンダ 7 油ホース 7a 油ホースの基端側部分 9 仕切り枠 9a 仕切り枠の仕切り部 9a,9a ホースガイド部(ホースガイド) 12,12 ホースガイド枠(ホースガイド)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウトリガボックスにアウトリガビーム
    をスライド自在に挿入し、このアウトリガビームを張出
    し・格納するスライドシリンダを、シリンダチューブが
    アウトリガボックスに、ロッド端がアウトリガビームに
    それぞれ連結された状態で設け、かつ、アウトリガビー
    ムの先端部にジャッキシリンダを設けるとともに、この
    ジャッキシリンダに対して油を供給する油ホースを、一
    端が上記スライドシリンダにおけるシリンダチューブの
    ロッド側端部に、他端がアウトリガビームの先端部にそ
    れぞれ固定された折り返し状態で設けたアウトリガ装置
    において、上記スライドシリンダのシリンダチューブ
    に、上記油ホースにおけるアウトリガビーム張出し・格
    納動作時にアウトリガビームに対して相対運動を行う基
    端側部分とアウトリガボックスの天板内面とを隔てる仕
    切り部材を設けたことを特徴とするアウトリガ装置。
  2. 【請求項2】 ホース基端側部分のホース長さ方向と直
    交する水平方向の動きを規制するホースガイドを設けた
    ことを特徴とする請求項1記載のアウトリガ装置。
JP6839997A 1997-03-21 1997-03-21 アウトリガ装置 Pending JPH10265178A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006256828A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Kobelco Cranes Co Ltd 伸縮ブーム
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