JP2006256828A - 伸縮ブーム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ホースをブーム本体内でホースガイド装置によってガイドする方式をとりながら、ホースガイド装置とホースとの間の相対運動を防止してホースの摩耗、破損を確実に防止する。
【解決手段】 ブーム本体を多段シリンダによって伸縮させる伸縮ブームにおいて、多段シリンダを構成する相隣接する両単位シリンダ5,6の一方にガイドレール22、他方にこのガイドレール22に支持された状態でガイドレール22に対して相対的に移動するスライドレール23をそれぞれ設けてホースガイド装置21を構成し、両単位シリンダ5,6の縮み側圧力室同士を連通させる可撓性を備えたホース15を、ブーム本体内であって多段シリンダ外に、Uターン状の折り返し状態で下側折り返し部分15bがホースガイド装置21のスライドレール23に支持された状態で配置した。
【選択図】 図2

Description

本発明はクレーン等に使用される伸縮ブームに関するものである。
クレーンに使用される五段(4段伸縮)ブームを例にとると、図6,7においてB1は図示しないベースマシンに取付けられる第1段ブーム体(固定ブーム体)、B2〜B5はそれぞれ可動ブーム体である第2段〜第5段各ブーム体で、これらが順次、テレスコープ状に嵌合連結されて伸縮ブームの本体Bが構成され、このブーム本体Bと、これを駆動する伸縮駆動手段とによって伸縮ブームが構成される。
このブーム本体Bの伸縮駆動手段として、図示のように径の異なる複数段の単位シリンダをテレスコープ状につないだ多段シリンダ1が用いられる場合がある。
ここでは、この多段シリンダ1として、二本の3段式多段シリンダ体(第1、第2両多段シリンダ体)2,3を、互いに逆向きで、かつ、それぞれの最大径の単位シリンダ同士を一体化して実質計五段(4段伸縮)に構成した場合を例示している。
この多段シリンダ1は、第1多段シリンダ体2の基端側が第1段ブーム体B1の基端部に、第2多段シリンダ体3の先端側が第5段ブーム体B5の先端部にそれぞれ止め付けられ、この多段シリンダ1の伸縮力が直接には第5段ブーム体B5に加えられることによって伸縮ブームBが伸縮する。
図8,9に多段シリンダ1の伸び側及び縮み側の配管構成を示す。この配管構成は、第1及び第2両多段シリンダ体2,3について同じであるため、ここでは第1多段シリンダ体2のみについて図示し説明する。
多段シリンダ体2は、図示のようにブーム基端側から先端側に向かって順に径が大きくなる第1〜第3各単位シリンダ4,5,6を、最大径の第3単位シリンダ6が先端側に位置する状態で、第1単位シリンダ4が第1段ブーム体B1に固定されている。
第1及び第2両単位シリンダ4,5はそれぞれ中空のチューブとして形成され、それぞれ上段側に隣接する単位シリンダ(第2単位シリンダ5の場合は第3単位シリンダ6、第1単位シリンダ4の場合は第2単位シリンダ5)のロッドを兼ねる状態で相嵌合されている。
また、第1単位シリンダ4のロッド側(基端側)の端面に、伸び側及び縮み側両ポート7,8が設けられ、この両ポート7,8が、ベースマシン側の油圧源及びタンクに図示しない配管及びコントロールバルブを介して接続される。
伸び側ポート7は、第1及び第2両単位シリンダ4,5に設けられた伸び側通路9,10によってヘッド側(伸び側)圧力室11,12に連通している。
一方、縮み側ポート8は、第1単位シリンダ4の内空部、同シリンダ4のヘッド側の側壁に設けられた連通路13、第2単位シリンダ5の内空部、同シリンダ5のロッド側の側壁に設けられた連通路14、縮み側の外部配管としての可撓性を備えたホース15、第3単位シリンダ6のロッド側の側壁に設けられた連通路16の経路で第2、第3両単位シリンダ5,6の縮み側(ロッド側)圧力室17,18に連通している。
このような配管構成において、従来、ホース15は、ブーム本体B内であって多段シリンダ2外に、シリンダストロークに見合った長さを持って連通路14,16間に接続され、図示のように多段シリンダ体2(ブーム本体B)の伸縮作動に従って移動する。
この場合、ブーム本体Bとホース15との間に相対運動が生じるため、ホース15が摩耗、破損するおそれがある。
この点の対策として、特許文献1に示されたアクチュエータ配管用の保護技術を応用し、屈曲自在なチェーン式のホースガイド装置をシリンダに取付け、このホースガイド装置でホース15をガイドする方式(以下、ガイド方式という)をとることが考えられる。
この場合、ホースガイド装置は、一端がシリンダに固定、他端がフリーの状態でUターン状に屈曲してブーム本体内に配置することになる。
特開2002−46092号公報
ところが、上記技術によると、チェーン式のホースガイド装置がブーム本体内で拘束されず、自由に動き得る状態であるため、ブームの振動やホースへの圧力のかかり具合等により、どうしてもこのホースガイド装置とホースとの間に相対運動(擦れ合い)が生じ易く、ホースの摩耗、破損防止という所期の目的を十分達成できない。
そこで本発明は、ホースをブーム本体内でホースガイド装置によってガイドする方式をとりながら、ホースガイド装置とホースとの間の相対運動を防止してホースの摩耗、破損を確実に防止することができる伸縮ブームを提供するものである。
請求項1の発明は、複数段のブーム体をテレスコープ状に伸縮自在に嵌合させてブーム本体を構成するとともに、このブーム本体内に複動式の多段シリンダを設け、この多段シリンダは、径が異なる複数段の単位シリンダを互いの圧力室同士が連通する状態で嵌合させて構成し、この多段シリンダによってブーム本体を伸縮させる伸縮ブームにおいて、上記多段シリンダにおける相隣接する両単位シリンダの一方にガイドレール、他方にこのガイドレールに支持された状態でガイドレールに対してブーム長さ方向に相対的に移動するスライドレールをそれぞれ設けてホースガイド装置を構成し、上記両単位シリンダの縮み側圧力室同士を連通させる可撓性を備えたホースを、ブーム本体内であって多段シリンダ外に、上記ホースガイド装置のスライドレールに支持された状態で配置したものである。
請求項2の発明は、請求項1の構成において、ブーム本体内に二本の多段シリンダを、互いに逆向きで、かつ、それぞれの最大径の単位シリンダ同士を一体化した状態で設け、この一体化された単位シリンダにホースガイド装置のガイドレール、この単位シリンダに隣接する単位シリンダにスライドレールをそれぞれ取付けたものである。
請求項3の発明は、請求項1または2の構成において、ガイドレールを、上部及び下部にガイド部を備えた枠状に形成し、ホースをUターン状の折り返し状態で、かつ、上側の折り返し部分がガイドレールの上部ガイド部に収容され、他方の折り返し部分がガイドレールの下部ガイド部内でスライドレールに支持された状態で配置したものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの構成において、スライドレールを、単位シリンダに対して左右方向の水平軸を中心として回動可能に取付けたものである。
請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれかの構成において、ガイドレールとスライドレールとの間の摩擦抵抗を小さくする摩擦軽減手段を設けたものである。
請求項6の発明は、請求項5の構成において、摩擦軽減手段としてガイドレールとスライドレールの一方に、他方に接して回転するローラを設けたものである。
請求項7の発明は、請求項5の構成において、摩擦軽減手段としてガイドレールとスライドレールの一方に、他方に対して摺接するスライディングパッドを設けたものである。
本発明によると、相隣接する両単位シリンダの一方(請求項2では一体化された最大径の単位シリンダ)にガイドレール、他方にこのガイドレールに支持された状態でガイドレールに対して相対移動するスライドレールをそれぞれ設けてホースガイド装置を構成し、ホースをこのホースガイド装置のスライドレールに支持させる構成としたから、多段シリンダ(ブーム本体)の伸縮作動時に、相対運動はホースガイド装置内(ガイドレールとスライドレールとの間)のみに生じ、スライドレールとこれに支持されたホースとの間には生じない。
従って、ホースの摩耗、破損を確実に防止することができる。
この場合、請求項3の発明によると、ガイドレールを、上部及び下部にガイド部を備えた枠状に形成し、Uターン状に配置したホースの上側の折り返し部分を上部ガイド部に収容し、下側の折り返し部分を下部ガイド部内でスライドレールに支持したから、スライドレールに支持されないホース部分をカバーしてブーム本体との接触を避けることができる。これにより、ホースの摩耗防止効果がより確実となる。
また、請求項4の発明によると、スライドレールを単位シリンダに対して左右方向の水平軸を中心として回動可能に取付けたから、ブーム本体または多段シリンダの撓みによって両単位シリンダ間(ガイドレールとスライドレールとの間)に上下方向の位置ずれが生じた場合でも、ガイドレールとスライドレールに無理な力が作用しない。このため、両レールの破損を防止し、ホース保護効果を長期に亘って確保することができる。
一方、請求項5〜7の発明によると、相対運動を行うガイドレールとスライドレールとの間の摩擦抵抗を小さくする摩擦軽減手段(請求項6では回転するローラ、請求項7ではスライディングパッド)を設けたから、両レールの相対運動による摩耗を軽減することができる。
本発明の実施形態を図1〜図5によって説明する。
以下の実施形態においては、背景技術の説明に合わせて、五段式のブーム本体(図示しない)を、ブーム本体内で逆向き配置された二本の3段式多段シリンダ体からなる実質五段の多段シリンダで伸縮させる場合を例にとって説明する。
また、両多段シリンダ体の構成及び基本的な配管構造は全く同じであるため、図8,9の例に合わせて、ここでも第1多段シリンダ体2のみについて図示し説明する。
なお、多段シリンダ体2そのものの構成、たとえば、
(i) ブーム基端側(図1の右側)から先端側に向かって順に径が大きくなる第1〜第3各単位シリンダ4,5,6を、最大径の第3単位シリンダ6が先端側に位置する状態で、第1単位シリンダ4が第1段ブーム体に固定される点、
(ii) 第1及び第2両単位シリンダ4,5はそれぞれ中空のチューブとして形成され、それぞれ上段側に隣接する単位シリンダ(第2単位シリンダ5の場合は第3単位シリンダ6、第1単位シリンダ4の場合は第2単位シリンダ5)のロッドを兼ねる状態で相嵌合されている点、
(iii) 第1単位シリンダ4のロッド側(基端側)の端面に、伸び側及び縮み側両ポートが設けられ、この両ポートが、ベースマシン側の油圧源及びタンクに図示しない配管及びコントロールバルブを介して接続される点、
(iv) 伸び側ポートは、シリンダ内部の通路によってヘッド側(伸び側)圧力室に連通している点、
(v) 縮み側ポートは、各単位シリンダ4,5,6の連通路と、縮み側外部配管としての可撓性を備えたホース15とによって第2、第3両単位シリンダ5,6の縮み側圧力室に連通している点
は、図8,9に示すものと同じであるため、図8,9とその説明を援用するものとしてここでは図示及び説明を省略する。
第1実施形態(図1〜図3参照)
ホース15は、図1,2に示すように第2単位シリンダ5の基端下部(図8,9の連通路14)と、第3単位シリンダ6の基端上部(同、連通路16)との間でUターン状に折り返して配置され、図1(a)〜(d)に示すように多段シリンダ体2の伸縮作動(第2単位シリンダ5に対する第3単位シリンダ6の移動)に従って上下の折り返し部分15a,15bの長さが変化する。
第2及び第3両単位シリンダ5,6間でこのホース15を保護するホースガイド装置21は、第3単位シリンダ6(チューブ)の外面に固定されたガイドレール22と、一端部(ブーム基端側の端部。図1,2の右側)が第2単位シリンダ5に取付けられたスライドレール23とから成っている。
ガイドレール22は上下両側にL字形に折れ曲がったガイド部(上部、下部ガイド部)24,25を備え、この両側ガイド部24,25間に垂直な側面カバー部26が設けられた枠状に形成されている。
また、ガイドレール22の先端側には、スライドレール23をガイドする細幅ガイド部27が先端側に延設され、この細幅ガイド部27を含めてガイドレール22の長さ方向複数個所が第3単位シリンダ6の外面にブラケット28(図3参照)によって取付けられている。
スライドレール23は断面U字形に形成され、ガイドレール22の下部ガイド部25内に同ガイド部25に沿ってブーム長さ方向に移動し得る状態で挿入されている。
このスライドレール23の基端部は、第2単位シリンダ5に対して左右方向の水平軸29(図2参照)を中心として回動可能に取付けられている。
また、スライドレール23の下面の長さ方向複数個所に、両レール22,23間の摩擦抵抗を軽減する手段として、下部ガイド部25に接して水平なローラ支軸30まわりに回転するローラ31が設けられている。
この構成において、図1(a)に示す全縮状態から第2単位シリンダ5が伸長作動すると、同(b)に示すように同シリンダ5に取付けられたスライドレール23がブーム先端側に移動するとともに、ホース15も同シリンダ5と一体に移動する。
このとき、第3単位シリンダ6及びガイドレール22も第2単位シリンダ5と一体に移動するため、両レール22,23間に相対運動は生じないし、ホース15の折り返し状態にも変化は生じない。
次に、図1(c)(d)に示すように第3単位シリンダ6が伸長作動すると、スライドレール23は停止したままガイドレール22が先端側に移動し、両レール22,23間に相対運動が生じる。
このとき、ホース15に力が働くが、上側折り返し部分15aがガイドレール22の上部ガイド部24から離れて下側折り返し部分15b(スライドレール23)に移行するだけで、ガイドレール22及びスライドレール23とホース15との間にも相対運動は生じない。
また、シリンダ縮小時には、ホースガイド装置21及びホース15は、伸長時と逆に図1(d)から(c)の状態、そして(b)(a)の状態に復原するのみで、やはりホース15とホースガイド装置21との間に相対運動は生じない。
上記作用により、シリンダ伸縮作動によるホース15の摩耗を確実に防止することができる。
この場合、スライドレール23に支持されないホース上側折り返し部分15a、及び転回部分は、ガイドレール22の上部ガイド部24及び側面カバー部26によってカバーされるため、ブーム本体との接触を防止することができる。これにより、ホース15を全長に亘って保護し、その摩耗を防止することができる。
また、スライドレール23は第2単位シリンダ5に対して左右方向の水平軸29を中心として回動可能に取付けたから、ブーム本体または多段シリンダ体2の撓みによって第2、第3両単位シリンダ5,6間(ガイドレール22とスライドレール23との間)に上下方向の位置ずれが生じた場合でも、スライドレール23が上下方向に回動することでこの位置ずれ分を吸収することができる。
これにより、両レール22,23間に無理な力が作用せず、両レール22,23の破損を防止してホース保護効果を長期に亘って確保することができる。
さらに、唯一、相対運動を行うガイド、スライド両レール22,23間は、ローラ31の回転によって摩擦抵抗が最小限に抑えられるため、両レール22,23の摩耗を軽減することができる。
第2実施形態(図4,5参照)
第1実施形態との相違点のみを説明する。
第2実施形態においては、ガイド、スライド両レール22,23間の摩擦を軽減する手段として、第1実施形態のローラ31に代えて、ガイドレール22の下部ガイド部25に対して摺動するスライディングパッド32がスライドレール23の下面に設けられている。
この構成によっても、両レール22,23間の摩擦を軽減し、両者の摩耗を防止することができる。
また、スライディングパッド32を用いることにより、ローラ31と比較して、レール幅方向の占有スペースが小さくてすむ。このため、スライドレール23、ひいてはガイドレール22における下部ガイド部25の幅寸法を小さくすることができる。
ところで、ローラ31またはスライディングパッド32は、上記実施形態とは逆にガイドレール22側に設けてもよい。
また、上記実施形態の構成は、図6,7に示す第2多段シリンダ体3についても同様に適用し、同様の効果を得ることができる。
一方、本発明は、両多段シリンダ体2,3を逆向きに結合して構成される多段シリンダ1に限らず、2本の多段シリンダ体2,3を同じ向きに配置し、それぞれの各単位シリンダを各段ブーム体に取付ける構成をとる場合にも適用することができる。
さらに、上記実施形態では、図6,7に示すようにブーム本体Bの段数と多段シリンダ1の段数が同じブームを適用対象として挙げたが、本発明はこれらが異なる場合にも適用することができる。
この場合、シリンダストロークと各段ブーム体のストロークとが異なり、その分、ブーム本体Bとホース15の相対運動が起こり易いが、本発明によるとこの場合にもホース15の摩耗を確実に防止することができる。
(a)(b)(c)(d)は本発明の第1実施形態によるホース支持状態をシリンダ伸長作動の状況とともに示す側面図である。 図1(a)の状態での一部拡大図である。 図2のIII−III線拡大断面図である。 本発明の第2実施形態を示す図2相当図である。 同図3相当図である。 ブームの概略構成を示すブーム伸長状態の側面図である。 同ブーム縮小状態の側面図である。 ブーム本体と多段シリンダの構成を一部について拡大しかつ模式的に示す図である。 図8の状態からブーム本体を伸長させた状態の図である。
符号の説明
B ブーム本体
1 多段シリンダ
2 第1多段シリンダ体
3 第2多段シリンダ体
4 第2多段シリンダ体を構成する第1単位シリンダ
5 同第2単位シリンダ
6 同第3単位シリンダ
15 縮み側ホース
21 ホースガイド装置
22 ガイドレール
23 スライドレール
24 ガイドレールの上部ガイド部
25 同下部ガイド部
26 同側面カバー部
29 スライドレールの回動中心となる水平軸
30 ローラ支軸
31 ローラ
32 スライディングパッド

Claims (7)

  1. 複数段のブーム体をテレスコープ状に伸縮自在に嵌合させてブーム本体を構成するとともに、このブーム本体内に複動式の多段シリンダを設け、この多段シリンダは、径が異なる複数段の単位シリンダを互いの圧力室同士が連通する状態で嵌合させて構成し、この多段シリンダによってブーム本体を伸縮させる伸縮ブームにおいて、上記多段シリンダにおける相隣接する両単位シリンダの一方にガイドレール、他方にこのガイドレールに支持された状態でガイドレールに対してブーム長さ方向に相対的に移動するスライドレールをそれぞれ設けてホースガイド装置を構成し、上記両単位シリンダの縮み側圧力室同士を連通させる可撓性を備えたホースを、ブーム本体内であって多段シリンダ外に、上記ホースガイド装置のスライドレールに支持された状態で配置したことを特徴とする伸縮ブーム。
  2. 請求項1記載の伸縮ブームにおいて、ブーム本体内に二本の多段シリンダを、互いに逆向きで、かつ、それぞれの最大径の単位シリンダ同士を一体化した状態で設け、この一体化された単位シリンダにホースガイド装置のガイドレール、この単位シリンダに隣接する単位シリンダにスライドレールをそれぞれ取付けたことを特徴とする伸縮ブーム。
  3. 請求項1または2記載の伸縮ブームにおいて、ガイドレールを、上部及び下部にガイド部を備えた枠状に形成し、ホースをUターン状の折り返し状態で、かつ、上側の折り返し部分がガイドレールの上部ガイド部に収容され、他方の折り返し部分がガイドレールの下部ガイド部内でスライドレールに支持された状態で配置したことを特徴とする伸縮ブーム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の伸縮ブームにおいて、スライドレールを、単位シリンダに対して左右方向の水平軸を中心として回動可能に取付けたことを特徴とする伸縮ブーム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の伸縮ブームにおいて、ガイドレールとスライドレールとの間の摩擦抵抗を小さくする摩擦軽減手段を設けたことを特徴とする伸縮ブーム。
  6. 請求項5記載の伸縮ブームにおいて、摩擦軽減手段としてガイドレールとスライドレールの一方に、他方に接して回転するローラを設けたことを特徴とする伸縮ブーム。
  7. 請求項5記載の伸縮ブームにおいて、摩擦軽減手段としてガイドレールとスライドレールの一方に、他方に対して摺接するスライディングパッドを設けたことを特徴とする伸縮ブーム。
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