JP2002037587A - アウトリガ装置 - Google Patents

アウトリガ装置

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JP2002037587A
JP2002037587A JP2000226335A JP2000226335A JP2002037587A JP 2002037587 A JP2002037587 A JP 2002037587A JP 2000226335 A JP2000226335 A JP 2000226335A JP 2000226335 A JP2000226335 A JP 2000226335A JP 2002037587 A JP2002037587 A JP 2002037587A
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box
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型のアウトリガ装置でも、インナーボッ
クスの内側の寸法を大きくせず、油圧ホースと油圧シリ
ンダとを内蔵できるようにする。 【解決手段】 アウターボックス11内にインナーボッ
クス12を摺動自在に嵌挿し、インナーボックス12の
先端部にジャッキ装置13を設けたアウトリガ装置にお
いて、インナーボックス12を伸縮させる油圧シリンダ
10をインナーボックス12内に設け、アウターボック
ス11の側板11Sとアウトリガ装置13の上端部にジ
ョイントブロック15、16を設け、インナーボックス
12の油圧シリンダ取付位置Pより先端側にインナーボ
ックス12の側板12Sを貫通するホース案内孔19を
設け、ジョイントブロック15から、アウターボックス
11の側板11Sとインナーボックス12の側板12S
との間、ホース案内孔19、インナーボックス12の内
側を経て、ジョイントブロック16まで油圧ホース17
を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クレーンを架装搭
載するトラック等の車両に設けられるアウトリガ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】トラック等の車両の運転室と荷台との間
のシャーシフレーム上に架装搭載される車両搭載用クレ
ーンには、荷役作業時に側方に張出して接地させ安定を
図るアウトリガ装置が設けられているが、近年さらに荷
役作業時のトラック等の車両の安定を図るため、荷台後
部のシャーシフレームの下部に、同じように側方に張出
し接地させて使用するいわゆるリヤアウトリガ装置が設
けられることがある。
【0003】このリヤアウトリガ装置は、車両搭載用ク
レーン自体に設けられているアウトリガ装置に比べると
受ける負荷が小さいので、車両搭載用クレーンのアウト
リガ装置より小型のもので差し支えない。従って、リヤ
アウトリガ装置は小型で、図4〜図6に示すように、シ
ャーシフレームに固定されるアウターボックス51内に
インナーボックス52を摺動自在に嵌挿し、インナーボ
ックス52の先端部にジャッキ装置53を設けて、側方
に張出すときインナーボックス52を手動でアウターボ
ックス51から引出すように構成されている。
【0004】ジャッキ装置53は、回動部材54を介し
てインナーボックス52に取付けられており、車両の走
行時には水平にし、接地させるときには鉛直方向に向け
て内蔵する油圧シリンダを伸長させる。ジャッキ装置5
3への油の給排を行うため、アウターボックス51の先
端部の側板51Sの上部(インナーボックス52の上板
52Tより高い位置)にジョイントブロック55、ジャ
ッキ装置53の上端部にジョイントブロック56を設
け、アウターボックス51側のジョイントブロック55
から、アウターボックス51の上板51Tとインナーボ
ックス52の上板52Tの間、インナーボックス52の
内側、回動部材54の内側を経て、ジャッキ装置53側
のジョイントブロック56まで油圧ホース57が配設さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このリ
ヤアウトリガ装置は、側方に張出して接地させるときに
は、オペレータが一旦車両の荷台後部のリヤアウトリガ
装置の位置まで行き、インナーボックス52を手動でア
ウターボックス51から引出さなければならないので面
倒である。
【0006】アウターボックス51に対してインナーボ
ックス52を伸縮させる油圧シリンダを取付けることが
できれば、インナーボックス52の張出しを手動で行う
必要はなくなるが、小型のアウトリガ装置では、インナ
ーボックス52の内側の寸法(幅w2 ×高さh2 )が小
さいので、インナーボックス52内に油圧ホース57に
加えて油圧シリンダまで設ける余地はなく、あえて油圧
シリンダを設けようとすれば、インナーボックス52の
内側の寸法を大きくしなければならなず、過大なアウト
リガ装置となる。
【0007】本発明は、アウトリガ装置における上記問
題を解決するものであって、小型のアウトリガ装置で
も、インナーボックスの内側の寸法を大きくすることな
く、油圧ホースと油圧シリンダとを内蔵できるようにす
るアウトリガ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、アウターボ
ックス内にインナーボックスを摺動自在に嵌挿し、イン
ナーボックスの先端部にジャッキ装置を設けたアウトリ
ガ装置において、インナーボックスをアウターボックス
に対して伸縮させる油圧シリンダをインナーボックス内
に設け、アウターボックスの側板とジャッキ装置の上端
部のそれぞれにジョイントブロックを設け、インナーボ
ックスの油圧シリンダ取付位置より先端側のインナーボ
ックス側板にホース案内孔を貫通し、アウターボックス
側のジョイントブロックから、アウターボックスの側板
とインナーボックスの側板との間、ホース案内孔、イン
ナーボックスの内側を経て、ジャッキ装置側のジョイン
トブロックまで、ジャッキ装置への油の給排を行う油圧
ホースを配設することにより上記課題を解決している。
【0009】このアウトリガ装置では、ジャッキ装置へ
の油の給排を行う油圧ホースが、ホース案内孔から先端
側でのみインナーボックスの内側を通るように配設され
ているので、インナーボックスの内側の寸法を大きくす
ることなく油圧シリンダをインナーボックス内に設ける
ことができる。アウターボックスは、幅が広くなるが高
さを低くできるので、地上高さが高くなり、車両の走行
時の安全性が向上する。
【0010】作業開始時には、まずインナーボックスを
側方に張出し、次にジャッキ装置を伸長して接地させ安
定を確保する。作業終了時には、ジャッキ装置を短縮
し、インナーボックスをアウターボックス内に格納す
る。このとき、インナーボックスは、油圧シリンダによ
って伸縮されるので、オペレータが一旦アウトリガ装置
の位置まで行ってインナーボックスを手動でアウターボ
ックスから引出す必要はない。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施の一形態
を示すアウトリガ装置の部分破砕断面図、図2は図1の
A−A線断面図、図3は図1のB−B線断面図である。
このアウトリガ装置は、車両搭載用クレーンが架装搭載
されたトラックの荷台後部に設けられるものであって、
アウターボックス11内にインナーボックス12が摺動
自在に嵌挿され、インナーボックス12の先端部にジャ
ッキ装置13が設けられている。
【0012】インナーボックス12内には、一端がアウ
ターボックス11、他端がインナーボックス12に取付
けられて、インナーボックス12をアウターボックス1
1に対して伸縮させる張出用の油圧シリンダ10が設け
られている。ジャッキ装置13は、回動部材14を介し
てインナーボックス12に取付けられていて、インナー
ボックス12に対して90°回動可能になっており、ト
ラックの走行時には水平にし、接地させるときには鉛直
方向に向けて内蔵する接地用の油圧シリンダ(図示略)
を伸長させる。
【0013】アウターボックス11の先端部の側板11
Sには、ジョイントブロック15がインナーボックス1
2の上板12Tより低い位置となるように設けられてお
り、ジャッキ装置13の上端部にはジョイントブロック
16が設けられている。インナーボックス12には、側
板12Sよりも外側に突出するよう幅広く形成されてい
る下板12Bからホースガイド18が、基端部から油圧
シリンダ10の取付位置P付近までに亘って立設されて
おり、油圧シリンダ10の取付位置Pより先端側に、側
板12Sを貫通するホース案内孔19が設けられてい
る。
【0014】そして、アウターボックス11側のジョイ
ントブロック15から、アウターボックス11の側板1
1Sとインナーボックス12の側板12Sとの間、ホー
ス案内孔19、インナーボックス12の内側、回動部材
14の内側を経て、ジャッキ装置側13側のジョイント
ブロック16まで、ジャッキ装置13への油の給排を行
うための油圧ホース17が配設されている。
【0015】このアウトリガ装置では、油圧ホース17
が、油圧シリンダ10の存在する部分ではアウターボッ
クス11の側板11Sとインナーボックス12の側板1
2Sとの間を通り、ホース案内孔19から先端側でのみ
インナーボックス12の内側を通るように配設されてい
るので、インナーボックス12の内側の寸法(幅wl×
高さhl )を大きくすることなく油圧シリンダ10をイ
ンナーボックス12内に設けることができる。
【0016】インナーボックス12は、上板12Tと下
板12Bの幅が従来のインナーボックス52の上板52
Tと下板52Bより広くなっているので、断面係数が従
来のインナーボックス52より大きくなっている。ま
た、アウターボックス11は、幅Wl が従来のアウター
ボックス51の幅W2 より広くなっているが、高さHl
が従来のアウターボックス51の高さH2 より低くなっ
ているので、断面係数は従来のアウターボックス51と
さほど変わらない。従って、全体として強度的には若干
強くなっている。
【0017】このアウトリガ装置は、強度を低下させる
ことなくアウターボックス11の高さHl が低くできる
ので、トラックの荷台後部のシャーシフレームの下方に
取付けても地上高さが高くなり、トラックの走行時の安
全性が向上する。作業開始時には、まずインナーボック
ス11を側方に張出し、次にジャッキ装置13を伸長し
て接地させ安定を確保する。作業終了時には、ジャッキ
装置13を短縮し、インナーボックス12をアウターボ
ックス11内に格納する。このとき、インナーボックス
12は、油圧シリンダ10によって伸縮されるので、オ
ペレータが一旦アウトリガ装置の位置まで行ってインナ
ーボックス12を手動でアウターボックス11から引出
しあるいは押込む作業は必要はなく、作業が省力化され
る。
【0018】以上車両搭載用クレーンが架装搭載された
トラックの荷台後部に設けられるアウトリガ装置につい
て述べたが、本発明のアウトリガ装置は、小型で内側の
空間が小さい中に油圧シリンダと油圧ホースを内蔵する
ことが求められる総てのアウトリガ装置に適用できるこ
とは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すアウトリガ装置の
部分破砕断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】従来のアウトリガ装置の部分破砕断面図であ
る。
【図5】図4のC−C線断面図である。
【図6】図4のD−D線断面図である。
【符号の説明】
10 油圧シリンダ 11 アウターボックス 12 インナーボックス 13 ジャッキ装置 14 回動装置 15 ジョイントブロック 16 ジョイントブロック 17 油圧ホース 18 ホースガイド 19 ホース案内孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウターボックス内にインナーボックス
    を摺動自在に嵌挿し、インナーボックスの先端部にジャ
    ッキ装置を設けたアウトリガ装置であって、インナーボ
    ックスをアウターボックスに対して伸縮させる油圧シリ
    ンダをインナーボックス内に設け、アウターボックスの
    側板とジャッキ装置の上端部のそれぞれにジョイントブ
    ロックを設け、インナーボックスの油圧シリンダ取付位
    置より先端側のインナーボックス側板にホース案内孔を
    貫通し、アウターボックス側のジョイントブロックか
    ら、アウターボックスの側板とインナーボックスの側板
    との間、ホース案内孔、インナーボックスの内側を経
    て、ジャッキ装置側のジョイントブロックまで、ジャッ
    キ装置への油の給排を行う油圧ホースを配設したことを
    特徴とするアウトリガ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014172722A (ja) * 2013-03-08 2014-09-22 Nippan Rental Co Ltd 車載用作業台
CN104444866A (zh) * 2014-11-25 2015-03-25 中联重科股份有限公司 伸缩机构的控制系统及具有其的起重机
JP2019073370A (ja) * 2017-10-16 2019-05-16 古河ユニック株式会社 アウトリガ装置
JP2020083516A (ja) * 2018-11-20 2020-06-04 株式会社タダノ アウトリガ装置

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