JPH11333527A - 車体構造用筒状部材の製造方法 - Google Patents

車体構造用筒状部材の製造方法

Info

Publication number
JPH11333527A
JPH11333527A JP10143338A JP14333898A JPH11333527A JP H11333527 A JPH11333527 A JP H11333527A JP 10143338 A JP10143338 A JP 10143338A JP 14333898 A JP14333898 A JP 14333898A JP H11333527 A JPH11333527 A JP H11333527A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sectional shape
tubular member
cylindrical member
vehicle body
cross
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10143338A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3748093B2 (ja
Inventor
Nariyuki Nakagawa
川 成 幸 中
Kenji Kanamori
森 謙 二 金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP14333898A priority Critical patent/JP3748093B2/ja
Publication of JPH11333527A publication Critical patent/JPH11333527A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3748093B2 publication Critical patent/JP3748093B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バルジ加工により略矩形形状の閉断面をなす
車体構造用筒状部材を成形するにあたり、肉厚が局部的
に薄くなるようなヒケ等が生じないような矩形断面が得
られるようにする。 【解決手段】 周方向において肉厚が変化する閉断面形
状をなす筒状部材20を成形し、その後少なくとも、略
矩形形状をなす最終断面形状の外輪郭を画定するバルジ
金型内に筒状部材を保持した状態で筒状部材の内部に圧
力を加えてバルジ加工を行ない、バルジ加工を行なう前
の初期断面形状20´を略矩形形状をなす最終断面形状
に成形する車体構造用筒状部材の製造方法において、バ
ルジ加工前の初期断面形状20´を、最終断面形状の横
壁となる横壁相当部22から最終断面形状の縦壁となる
縦壁相当部21に向かうにつれて最初にバルジ金型の側
壁31aと接触する側壁接触点P,Pの近傍領域を
厚肉部21cに成形した状態で、バルジ加工を行なうよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車体を構
成する車体構造用筒状部材の製造方法に関し、より詳し
くは、曲げ加工により湾曲状に形成されると共に略矩形
形状の断面を有する車体構造用筒状部材の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の車体構造用筒状部材の製造方法と
しては、例えば特開平7−32076号公報に記載され
ているものがある。この製造方法は、図10に示すよう
に、略円環状断面を有するアルミニウム系材料からなる
筒状部材1を押し出し成形し(図10(a))、この筒
状部材1を長手方向に湾曲させるべく回転引き曲げやプ
レス曲げ等の曲げ加工を施したのち(図10(b))、
この筒状部材2の壁面を押圧して、その断面形状を略円
環形状から略矩形形状に変化させ(図10(c))、さ
らに、これをバルジ金型の内部に保持した状態でこの筒
状部材3の内部に液圧等の圧力を加え、その壁面をバル
ジ加工により膨出成形することにより(図10
(d))、略矩形形状の断面を有する車体構造用筒状部
材としてのフロントサイドメンバ4を製造するものであ
る。
【0003】このような従来の製造方法を用いて、例え
ば、断面の肉厚が自由に設定できるという押し出し材の
利点を有効に活かし、サイドメンバに要求される縦方向
の高い曲げ剛性と軽量化を両立させるためには、上記押
し出し成形において、図11に示すように、バルジ加工
後において縦壁となる縦壁相当部10aと横壁となる横
壁相当部10bの肉厚がそれぞれtB,tA(tB>t
A)となるように、周方向において肉厚が変化する略円
環状の断面形状に成形し、この略円環状断面をなす筒状
部材10に適宜曲げ加工を施し、さらに、バルジ金型内
に収容すべく押圧加工を施してバルジ加工前の初期断面
形状となるように成形し、さらに続いて、バルジ加工を
施すことによって、図12(a)に示すような肉厚tB
の縦壁10a´と肉厚tAの横壁10b´(tA>t
B)からなる最終断面形状10´をなす筒状部材10を
成形する方法が考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車体構造用筒状部材の製造方法にあっては、
バルジ加工工程での拡管により角部10cの縦壁10a
´の薄肉部に、図12(b)に示すような局部的な肉厚
減少であるヒケ10dが発生する。さらに、このヒケ1
0dが発生する位置は、厚肉部である横壁10b´と薄
肉部である縦壁10d´との肉厚変化領域であって、こ
の薄肉部の肉厚がさらに減少するため、サイドメンバと
しての使用条件下ではここで応力が集中しやすく、ヒケ
10dの程度によっては、自動車の車体構造用筒状部材
として用いるには強度が不足する場合があるという問題
点があった。
【0005】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、
周方向において肉厚の異なった曲げ剛性の高い、さらに
は軽量化が図れる矩形断面形状をなす車体構造用筒状部
材の製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
車体構造用筒状部材の製造方法は、周方向において肉厚
が変化する閉断面形状をなす筒状部材を成形し、その後
少なくとも、略矩形形状をなす最終断面形状の外輪郭を
画定するバルジ金型内に前記筒状部材を保持した状態で
前記筒状部材の内部に圧力を加えてバルジ加工を行な
い、前記バルジ加工を行なう前の初期断面形状を略矩形
形状をなす前記最終断面形状に成形する車体構造用筒状
部材の製造方法であって、前記バルジ加工前の初期断面
形状において、前記最終断面形状の横壁となる横壁相当
部から前記最終断面形状の縦壁となる縦壁相当部に向か
うにつれて最初に前記バルジ金型の側壁と接触する側壁
接触点の近傍領域を厚肉部に成形した状態で、前記バル
ジ加工を行なう、構成となっている。
【0007】本発明の請求項2に係る車体構造用筒状部
材の製造方法は、請求項1に係る車体構造用筒状部材の
製造方法において、筒状部材の前記初期断面形状につ
き、前記厚肉部の板厚をtAmmとするとき、前記厚肉
部は、前記側壁接触点から前記縦壁相当部の中央に向か
ってtA/√2mm以上に亘って成形されている、構成
となっている。
【0008】本発明の請求項3に係る車体構造用筒状部
材の製造方法は、請求項1及び2に係る車体構造用筒状
部材の製造方法において、筒状部材の前記初期断面形状
につき、前記縦壁相当部の一部が前記横壁相当部よりも
薄肉に成形されている、構成となっている。
【0009】本発明の請求項4に係る車体構造用筒状部
材の製造方法は、請求項1ないし3に係る車体構造用筒
状部材の製造方法において、筒状部材の前記初期断面形
状につき、前記縦壁相当部の外側輪郭線が平坦に、か
つ、前記横壁相当部が外側に凸状に湾曲するように成形
されている、構成となっている。
【0010】本発明の請求項5に係る車体構造用筒状部
材の製造方法は、請求項1ないし3に係る車体構造用筒
状部材の製造方法において、筒状部材の前記初期断面形
状につき、前記縦壁相当部の外側輪郭線が平坦に、か
つ、前記横壁相当部が内側に凹状に湾曲するように成形
されている、構成となっている。
【0011】本発明の請求項6に係る車体構造用筒状部
材の製造方法、請求項1ないし3に係る車体構造用筒状
部材の製造方法において、筒状部材の前記初期断面形状
につき、前記縦壁相当部が内側に凹状に湾曲するよう
に、かつ、前記横壁相当部が外側に凸状に湾曲するよう
に成形されている、構成となっている。
【0012】本発明の請求項7に係る車体構造用筒状部
材の製造方法は、請求項1ないし3にかかる車体構造用
筒状部材の製造方法において、筒状部材の前記初期断面
形状につき、前記縦壁相当部が内側に凹状に湾曲するよ
うに、かつ、前記横壁相当部が内側に凹状に湾曲するよ
うに成形されている、構成となっている。
【0013】本発明の請求項8に係る車体構造用筒状部
材の製造方法は、請求項1ないし7に係る車体構造用筒
状部材の製造方法において、前記初期断面形状をなす筒
状部材を押し出し加工により成形し、続いて、前記押し
出し加工により得られた筒状部材に曲げ加工を施し、そ
の後、前記バルジ加工を行なう、構成となっている。
【0014】本発明の請求項9に係る車体構造用筒状部
材の製造方法は、請求項1ないし7に係る車体構造用筒
状部材の製造方法において、略円環状の断面形状をなす
筒状部材を押し出し加工により成形し、続いて、前記筒
状部材に曲げ加工を施し、さらに続いて、前記略円環状
の断面形状が前記初期断面形状となるように前記筒状部
材を押圧加工により成形し、その後、前記バルジ加工を
行なう、構成となっている。
【0015】本発明の請求項10に係る車体構造用筒状
部材の製造方法は、請求項9に係る車体構造用筒状部材
の製造方法において、前記押圧加工を行なう際に、前記
筒状部材の内部に圧力を加えながら行なう、構成となっ
ている。
【0016】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る車体構造用筒状
部材の製造方法によれば、バルジ加工前の筒状部材の初
期断面形状において、バルジ加工後の最終断面形状の横
壁となる横壁相当部から最終断面形状の縦壁となる縦壁
相当部に向かうにつれて最初にバルジ金型の側壁と接触
する側壁接触点の近傍領域を厚肉部に成形した状態で、
バルジ加工を行なうようにしていることから、バルジ加
工の際に局部的な肉厚の減少が生じるのを防止すること
ができ、これにより、曲げ剛性が高くかつ軽量の矩形断
面を有する筒状部材を容易に製造することができる。
【0017】本発明の請求項2に係る車体構造用筒状部
材の製造方法によれば、バルジ加工前の筒状部材の初期
断面形状において、厚肉部をその板厚tAの1/√2倍
以上の長さに亘って設けることから、バルジ加工の際に
ヒケ等の局部的な肉厚の減少が生じるのを一層確実に防
止することができ、これにより、曲げ剛性が高くかつ軽
量の矩形断面を有する筒状部材を容易に製造することが
できる。
【0018】本発明の請求項3に係る車体構造用筒状部
材の製造方法によれば、バルジ加工後の最終断面形状を
有する筒状部材において、縦方向における曲げ剛性を高
めることができると共に一層の軽量化を達成することが
できる。
【0019】本発明の請求項4に係る車体構造用筒状部
材の製造方法によれば、筒状部材のバルジ加工前の初期
断面形状において、特に横壁相当部が外側に凸状に湾曲
するように成形されていることから、縦方向における曲
げ加工の際にシワあるいは割れ等の発生を防止すること
ができ、又、バルジ金型で締め付ける際に横壁相当部の
余分な材料が矩形断面形状の角部(稜線部)に押し込ま
れるため、バルジ加工による拡管の際の引っ張り応力を
低減させて、局部的な肉厚の減少を防止することができ
る。
【0020】本発明の請求項5に係る車体構造用筒状部
材の製造方法によれば、筒状部材のバルジ加工前の初期
断面形状において、特に横壁相当部が内側に凹状に湾曲
するように成形されていることから、縦方向における曲
げ加工の際にシワあるいは割れ等の発生を防止すること
ができ、又、バルジ加工の際に加えられる内圧によって
横壁相当部の余分な材料が矩形断面形状の角部(稜線
部)に押し込まれるため、バルジ加工による拡管の際の
引っ張り応力を低減させて、局部的な肉厚の減少を防止
することができる。
【0021】本発明の請求項6及び7に係る車体構造用
筒状部材の製造方法によれば、筒状部材のバルジ加工前
の初期断面形状において、横壁相当部及び縦壁相当部の
両方に余分な材料部分が設けられていることから、バル
ジ金型で締め付けられる際の締め付け圧力、あるいは、
バルジ加工の際に加えられる内圧によって、両方の余分
な材料が矩形断面形状の角部(稜線部)に押し込まれる
ため、バルジ加工による拡管の際の引っ張り応力をより
一層低減させて、局部的な肉厚の減少をより一層確実に
防止することができる。
【0022】本発明の請求項8に係る車体構造用筒状部
材の製造方法によれば、曲げ加工を行なう前に、予めバ
ルジ加工を行なう前の初期断面形状に成形していること
から、曲げ加工の際に筒状部材にシワなどの加工不具合
を生じることなく曲げ加工を行なうことができ、又、押
圧加工の工程を削除することができ、工程の簡略化を行
なうことができる。
【0023】本発明の請求項9に係る車体構造用筒状部
材の製造方法によれば、略円環状の断面をなす筒状部材
の状態で曲げ加工を行なうことから、この曲げ加工を比
較的容易に行なうことができ、曲げ加工による大きな断
面変形あるいはシワなどの加工不具合の発生を防止する
ことができる。
【0024】本発明の請求項10に係る車体構造用筒状
部材の製造方法によれば、筒状部材の内部に圧力を加え
ながら押圧加工を行なうことから、略円環状断面形状を
なす筒状部材をバルジ加工前の略矩形をなす初期断面形
状の筒状部材に比較的容易に成形することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を添付図面
に基づいて説明する。
【0026】図1及び図2は、本発明に係る車体構造用
筒状部材の製造方法の一実施例を示すものであり、この
実施例においては、先ず、押し出し加工によりバルジ加
工前の初期断面形状20´をなす筒状部材20を成形す
る。この初期断面形状20´は、図1に示すように、バ
ルジ加工後に縦壁となる縦壁相当部21と、バルジ加工
後に横壁となる横壁相当部22とにより形成されてお
り、上記縦壁相当部21は、その外輪郭線が略平坦とな
るように形成され、上記横壁相当部22は、外側に凸状
に湾曲するように形成されている。
【0027】また、縦壁相当部21の上端外側には、こ
の縦壁相当部21と湾曲した横壁相当部22とが結合さ
れる点である上部境界点Pがあり、同様に、縦壁相当
部21の下端外側には、下部境界点Pがある。
【0028】一方、初期断面形状20´の肉厚について
は、縦壁相当部21の中央付近が肉厚の薄い薄肉部21
aとなっており、横壁相当部22が肉厚(tA)の厚い
厚肉部となっている。また、この厚肉部は、上記上部境
界点Pよりさらに、所定距離Lだけ縦壁相当部21ま
で延出して形成されて、縦壁相当部21における厚肉部
21cを形成し、ここから肉厚変化部21bにて徐々に
肉厚が減少し、上記薄肉部21aにつながっている。
尚、この初期断面形状20´は左右対称及び上下対象に
形成されている。
【0029】上記のような初期断面形状20´をなす筒
状部材20を後述するバルジ加工においてバルジ金型内
に保持すると、上記上部境界点Pがバルジ金型の側壁
と接触する上側の側壁接触点に相当し、上記下部境界点
がバルジ金型の側壁と接触する下側の側壁接触点に
相当することになる。
【0030】続いて、上部初期断面形状20´をなす筒
状部材20に、曲げ軸23を中心として、回転引き曲げ
やプレス曲げ等を適宜に用いた曲げ加工を施して、縦方
向において湾曲させる。
【0031】ここで、曲げ軸23に対して概略平行面で
ある横壁相当部22は、外側に凸形状に湾曲するように
構成されているため、曲げ加工時の面剛性が高く、従来
例である略円環断面形状として押し出し成形した断面形
状とほぼ同様の曲げ加工性を有することになり、曲げ加
工時におけるシワなどを防止することができ、又、厚肉
としているため割れも発生しにくい。
【0032】次に、この筒状部材20を図2(a)に示
すようにバルジ金型30の内部に保持した場合、縦壁相
当部21の外輪郭部は平面であるため、縦壁相当部21
の上部境界点Pと下部境界点Pの間がバルジ金型3
0を構成する側型31の側壁31aと接触する。この状
態から筒状部材20の内部に適宜に圧力P(内圧)を加
えながら、バルジ金型30を構成する上型32を加圧下
降させ、さらに内圧Pを昇圧させると、図2(b)の状
態になり、バルジ成形が完了する。
【0033】ここで我々は、従来の問題点であるバルジ
加工時の減肉によるヒケの発生について、鋭意実験検討
を行なった結果、筒状部材20をバルジ金型30内に保
持した状態にて、主に側型31の側壁31aと接触する
上部及び下部境界点P,P近傍が、集中的に内圧に
よる拡管作用で局部的に伸ばされるために、この領域に
ヒケが生じることが分かった。
【0034】本実施例では、押し出し成形における筒状
部材20の初期断面形状20´において、縦壁相当部2
1の外側面を平面とし、かつ横壁相当部22を外側に凸
状の湾曲面とするとともに、この縦壁相当部21と横壁
相当部22とを上記境界点P,Pの位置にて結合す
る構成としていることから、この筒状部材20をバルジ
金型30の内部に保持した場合、側壁31の側壁31a
と接触する境界は上部境界点P及び下部境界点P
なる。そして、この境界点P,P近傍を厚肉とし、
又、横壁相当部22を湾曲面としているため、図2
(b)のように、上型32を加圧下降させた場合、横壁
相当部22の湾曲面が平面化され、矩形形状をなす最終
断面形状20´´の横壁22´が形成される際に、余っ
た材料が矩形断面形状の角部すなわち稜線部24´に押
し込まれるため、バルジ加工による拡管の際にも引っ張
り力の作用が少なく、肉厚減少は生じない。このため肉
厚減少による部材の強度低下を招くことはない。
【0035】ここで、バルジ加工前の筒状部材20の初
期断面形状20´において、境界点Pから肉厚変化部
21bの開始点までの距離Lが重要である。この距離L
が小さいと境界点P付近にて肉厚減少によるヒケが発
生するし、一方、距離Lが長すぎると剛性の割には重量
が重くなる。従って、境界点Pから肉厚変化部21b
の開始点までの距離Lは、厚肉部21cの肉厚をtAと
した際、少なくともL≧tA/√2とすることが望まし
い。
【0036】また、本実施例においては、押し出し成形
により、バルジ加工を行なう前の初期断面形状に成形し
ているため、バルジ金型の内部に保持できるようにする
ために断面変形を加える押圧加工が不要となり、従来の
ような押圧工程を省略でき、製造が容易になる。
【0037】上記実施例では、縦壁相当部21を平面と
したが、図3に示すように、初期断面形状40´の縦壁
相当部41を若干湾曲するように成形しても同様の効果
が得られる。すなわち、前述実施例と同様、横壁相当部
42は外側に凸状をなした湾曲面として構成され、肉厚
の厚い厚肉部となっており、縦壁相当部41は内側に凹
状となる湾曲面となっており、肉厚は薄肉である。ま
た、縦壁相当部41と横壁相当部42とが結合される点
すなわち上部境界点P及び下部境界点Pは、この筒
状部材40をバルジ金型内に保持した際に、側壁31の
側壁31aに接触する側壁接触点に相当する。
【0038】さらに、厚肉部41cは、境界点P,P
より所定の距離Lだけ縦壁相当部41の中央部に向け
て延伸され、ここから肉厚変化部41bにて徐々に肉厚
が減少し、薄肉部41aとなるところは前述実施例と同
様である。
【0039】このようなバルジ加工前の初期断面形状4
0´をなす筒状部材40を図4(a)のように、バルジ
金型30の内部に保持し、上型32を所定位置まで下降
させるとともに、内圧Pを加えると、まず、肉厚の薄い
縦壁相当部41の湾曲した部分が側壁31の側壁31a
に押し付けられて、図4(a)のような形状に成形され
る。その後、内圧Pを上昇させるとともに上型32をさ
らに加圧下降させると、図4(b)に示すように、前述
実施例と同様横壁相当部42の湾曲面が平面化され、矩
形形状をなす最終断面形状40´´の横壁42´が形成
される際に、余った材料が角部すなわち稜線部44´に
押し込まれるため、最終断面形状40´´としての矩形
断面化が可能となり、前述実施例同様の効果が得られ
る。
【0040】また、前述実施例においては、初期断面形
状20´,40´として、横壁相当部22,42を外側
に凸状に湾曲させる形状としたが、図5に示すように、
内側に凹状に湾曲する形状としてもほぼ同様の効果が得
られる。すなわち、図5に示すように、横壁相当部52
は内側に凹形状をなした湾曲面として構成され、肉厚の
厚い厚肉部となっており、縦壁相当部51は平面であ
り、上下方向の中央部分は薄肉部51aとして成形され
ている。また、縦壁相当部51と横壁相当部52とが結
合される点すなわち境界点P,Pは、この筒状部材
50をバルジ金型内に保持した際に、側型の側壁(図示
せず)に接触する側壁接触点に相当する。
【0041】さらに、厚肉部51cは、境界点P,P
より所定の距離Lだけ縦壁相当部51の中央に向けて
延伸され、ここから肉厚変化部51bにて徐々に肉厚が
減少し、薄肉部51aとなる形状である。
【0042】本実施例の場合も、曲げ軸53を中心に曲
げ加工を行なう際、曲げ軸53と略平行な面である横壁
相当部52が湾曲面でかつ厚肉となっているため、面剛
性が高くシワや割れは発生しにくい。また、バルジ加工
においても、横壁相当部52が湾曲面となっているた
め、前述実施例と同様に、内圧により横壁相当部52が
平面化され、矩形形状をなす最終断面形状の横壁が形成
される際に、余った材料が矩形断面の四隅の稜線部(角
部)に押し込まれるため、バルジ加工による拡管の際に
も引っ張り力の作用が少なく、肉厚減少は生じることが
なく、前述実施例と同様の効果がある。
【0043】図6は、筒状部材60のバルジ加工前の初
期断面形状60´において、縦壁相当部61と横壁相当
部62の両方を内側に凹状に湾曲するように成形した以
外は、前述図5に示す実施例と同様であり、厚肉部61
cを形成する境界点P,Pから肉厚変化部61bま
での距離Lを所定寸法以上確保することにより、これま
での実施例と同様の効果が得られる。
【0044】図7及び図8は、本実施例に係る車体構造
用筒状部材の製造方法の他の実施例を示すものであり、
この実施例では、略円環状断面をなす筒状部材を押し出
し成形した後、押圧加工により所定のバルジ加工前の初
期断面形状とすることにより、前述実施例と同様の効果
を得るものである。
【0045】まず、第1工程である押し出し成形におい
て、図7に示すような略円環状の断面形状をなす筒状部
材70を成形する。この筒状部材70の断面形状は略円
環状をしており、その肉厚は、円弧(N)の間の肉厚
(tC)が厚肉部71であり、ここから肉厚変化部72
にて徐々に肉厚が減少し、肉厚(tD)の薄肉部73と
なる形状である。なお、この略円環状の断面形状は、中
心線に対して上下左右対象形状である。
【0046】ここで、この筒状部材70の断面形状とし
ては、さらに、後工程にてバルジ金型に保持した場合の
側型の側壁に接触する点である境界点P,P10間の
実距離をMとし、境界点P,P10それぞれからそれ
ぞれの肉厚変化部72までの距離をLとした場合、厚肉
部71の円弧の長さNが、 N=M+2L(L≧tC/√2) となるように設定する。
【0047】続いて、このように第1工程で押し出し成
形された直線状の筒状部材70に、従来例と同様に、第
2工程として回転引き曲げやプレス曲げなどの任意の曲
げ加工方法により湾曲させる曲げ加工を施す。さらに続
いて、第3工程として第2工程で曲げ加工が施された筒
状部材70に、バルジ金型30の側型31を押圧側壁と
して用い、又、バルジ金型30の上型32を押圧上型と
して用いて押圧加工を施すことにより、その断面形状を
円環形状から図8(a)に示す概略矩形形状に変化させ
て、バルジ加工前の初期断面形状70´を成形する。こ
の押圧加工により、厚肉部71が横壁相当部として、
又、この厚肉部71の一部,肉厚変化部72,及び薄肉
部73が縦壁相当部として成形される。この場合、境界
点P,P10から肉厚変化部72までの距離Lの関係
は、これまでの実施例と同様である。
【0048】その後、第4工程として、図8(b)に示
すように、筒状部材70の内部に圧力Pを加えてバルジ
加工を施すと、肉厚減少によるヒケの発生がなく、周方
向において肉厚の異なった曲げ剛性の高い筒状部材が得
られ、前述実施例と同様の効果が得られる。
【0049】また、本実施例の場合は、第2工程である
曲げ加工時には、略円環形状断面となっており、しかも
曲げ軸と略平行な面が厚肉となっているため、より小さ
い曲げ半径での曲げ加工においてもシワや割れが発生し
難いという利点がある。
【0050】ところで、前述実施例においては、押圧加
工の際に筒状部材の内部には圧力を加えないで行なった
が、例えば、図7に示す略円環状断面をなす筒状部材7
0を用い、内圧を加えながらバルジ金型により押圧加工
を行なってもよい。すなわち、筒状部材70を、バルジ
内圧Pを加えた状態でバルジ金型30の内部に保持し、
上型32を所定位置に保持し、内圧Pを加えながら側壁
31を、筒状部材70をつぶす方向に加圧する。すると
まず、肉厚の薄い縦壁相当部が側壁31に押されながら
つぶれていくが、筒状部材70の内部には内圧Pが加え
られているため、縦壁相当部の薄肉部73は側壁31の
平面側壁31aに押し付けられながら平面状につぶれ
て、図9に示す断面形状となり、結果的に図2(a)に
示す実施例とほぼ同形状となる。その後、内圧Pを上昇
させるとともに上型32を加圧下降させると、前述実施
例と同様に、矩形断面化が可能となり、同様の効果が得
られる。ここにおいても、境界点P11から肉厚変化部
72開始点までの距離Lの関係は前述実施例と同様であ
る。また、本実施例でも、押圧工程はバルジ工程の中で
行なうことができ、製造工程の短縮化が行なえるという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る車体構造用筒状部材の製造方法
による一実施例においてのバルジ加工前の初期断面形状
を示す図である。
【図2】 本発明に係る車体構造用筒状部材の製造方法
による一実施例においてのバルジ加工工程での断面形状
の変形プロセスを示すものであり、(a)は加工前の初
期断面形状をなす筒状部材をバルジ金型内に配置してバ
ルジ加工を開始した状態、(b)はバルジ加工を終了し
て最終断面形状に成形された状態、をそれぞれ示す断面
図である。
【図3】 本発明に係る車体構造用筒状部材の製造方法
による他の実施例においてのバルジ加工前の初期断面形
状を示す図である。
【図4】 本発明に係る車体構造用筒状部材の製造方法
による他の実施例においてのバルジ加工工程での断面形
状の変形プロセスを示すものであり、(a)は加工前の
初期断面形状をなす筒状部材をバルジ金型内に配置して
筒状部材の内部に圧力を加えたバルジ加工中の状態、
(b)はバルジ加工を終了して最終断面形状に成形され
た状態、をそれぞれ示す断面図である。
【図5】 本発明に係る車体構造用筒状部材の製造方法
による他の実施例においてのバルジ加工前の初期断面形
状を示す図である。
【図6】 本発明に係る車体構造用筒状部材の製造方法
による他の実施例においてのバルジ加工前の初期断面形
状を示す図である。
【図7】 本発明に係る車体構造用筒状部材の製造方法
による他の実施例において押し出し加工により筒状部材
を成形する際の断面形状を示す図である。
【図8】 本発明に係る車体構造用筒状部材の製造方法
による他の実施例においての加工工程での断面形状の変
形プロセスを示すものであり、(a)は押圧加工により
バルジ加工前の初期断面形状をなす筒状部材を成形する
状態、(b)は筒状部材の内部に圧力を加えてバルジ加
工を行なう状態をそれぞれ示す断面図である。
【図9】 本発明に係る車体構造用筒状部材の製造方法
による他の実施例においての押圧加工工程で圧力を加え
る状態を示す断面図である。
【図10】 従来の車体構造用筒状部材の製造方法を示
すものであり、(a)〜(d)は各々の製造工程を示す
図である。
【図11】 従来の車体構造用筒状部材の製造方法にお
いての押し出し加工により得られた筒状部材の断面形状
を示す図である。
【図12】 従来の車体構造用筒状部材の製造方法にお
いてのバルジ加工により得られた筒状部材を示すもので
あり、(a)はその最終断面形状、(b)は(a)中の
角部の拡大断面をそれぞれ示す図である。
【符号の説明】
20 筒状部材 20´ 初期断面形状 20´´ 最終断面形状 21 縦壁相当部 21´ 縦壁 21a 薄肉部 21b 肉厚変化部 21c 厚肉部 22 横壁相当部 22´ 横壁 23 曲げ軸 30 バルジ金型 31 側型 31a 側壁 32 上型 40 筒状部材 40´ 初期断面形状 40´´ 最終断面形状 41 縦壁相当部 41´ 縦壁 41a 薄肉部 41b 肉厚変化部 41c 厚肉部 42 横壁相当部 42´ 横壁 50 筒状部材 50´ 初期断面形状 51 縦壁相当部 51a 薄肉部 51b 肉厚変化部 51c 厚肉部 52 横壁相当部 53 曲げ軸 60 筒状部材 60´ 初期断面形状 61 縦壁相当部 61a 薄肉部 61b 肉厚変化部 61c 厚肉部 62 横壁相当部 70 筒状部材 70´ 初期断面形状 71 厚肉部 72 肉厚変化部 73 薄肉部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周方向において肉厚が変化する閉断面形
    状をなす筒状部材を成形し、その後少なくとも、略矩形
    形状をなす最終断面形状の外輪郭を画定するバルジ金型
    内に前記筒状部材を保持した状態で前記筒状部材の内部
    に圧力を加えてバルジ加工を行ない、前記バルジ加工を
    行なう前の初期断面形状を略矩形形状をなす前記最終断
    面形状に成形する車体構造用筒状部材の製造方法であっ
    て、 前記バルジ加工前の初期断面形状において、前記最終断
    面形状の横壁となる横壁相当部から前記最終断面形状の
    縦壁となる縦壁相当部に向かうにつれて最初に前記バル
    ジ金型の側壁と接触する側壁接触点の近傍領域を厚肉部
    に成形した状態で、前記バルジ加工を行なう、 ことを特徴とする車体構造用筒状部材の製造方法。
  2. 【請求項2】 筒状部材の前記初期断面形状において、
    前記厚肉部の板厚をtAmmとするとき、前記厚肉部
    は、前記側壁接触点から前記縦壁相当部の中央に向かっ
    てtA/√2mm以上に亘って成形されている、 ことを特徴とする請求項1記載の車体構造用筒状部材の
    製造方法。
  3. 【請求項3】 筒状部材の前記初期断面形状において、
    前記縦壁相当部の一部が前記横壁相当部よりも薄肉に成
    形されている、ことを特徴とする請求項1又は2記載の
    車体構造用筒状部材の製造方法。
  4. 【請求項4】 筒状部材の前記初期断面形状において、
    前記縦壁相当部の外側輪郭線が平坦に、かつ、前記横壁
    相当部が外側に凸状に湾曲するように成形されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか1つに記載
    の車体構造用筒状部材の製造方法。
  5. 【請求項5】 筒状部材の前記初期断面形状において、
    前記縦壁相当部の外側輪郭線が平坦に、かつ、前記横壁
    相当部が内側に凹状に湾曲するように成形されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか1つに記載
    の車体構造用筒状部材の製造方法。
  6. 【請求項6】 筒状部材の前記初期断面形状において、
    前記縦壁相当部が内側に凹状に湾曲するように、かつ、
    前記横壁相当部が外側に凸状に湾曲するように成形され
    ている、ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか1
    つに記載の車体構造用筒状部材の製造方法。
  7. 【請求項7】 筒状部材の前記初期断面形状において、
    前記縦壁相当部が内側に凹状に湾曲するように、かつ、
    前記横壁相当部が内側に凹状に湾曲するように成形され
    ている、ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか1
    つに記載の車体構造用筒状部材の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記初期断面形状をなす筒状部材を押し
    出し加工により成形し、続いて、前記押し出し加工によ
    り得られた筒状部材に曲げ加工を施し、その後、前記バ
    ルジ加工を行なう、ことを特徴とする請求項1ないし7
    いずれか1つに記載の車体構造用筒状部材の製造方法。
  9. 【請求項9】 略円環状の断面形状をなす筒状部材を押
    し出し加工により成形し、続いて、前記筒状部材に曲げ
    加工を施し、さらに続いて、前記略円環状の断面形状が
    前記初期断面形状となるように前記筒状部材を押圧加工
    により成形し、その後、前記バルジ加工を行なう、こと
    を特徴とする請求項1ないし7いずれか1つに記載の車
    体構造用筒状部材の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記押圧加工を行なう際に、前記筒状
    部材の内部に圧力を加えながら行なう、ことを特徴とす
    る請求項9記載の車体構造用筒状部材の製造方法。
JP14333898A 1998-05-25 1998-05-25 車体構造用筒状部材の製造方法 Expired - Fee Related JP3748093B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14333898A JP3748093B2 (ja) 1998-05-25 1998-05-25 車体構造用筒状部材の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14333898A JP3748093B2 (ja) 1998-05-25 1998-05-25 車体構造用筒状部材の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11333527A true JPH11333527A (ja) 1999-12-07
JP3748093B2 JP3748093B2 (ja) 2006-02-22

Family

ID=15336473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14333898A Expired - Fee Related JP3748093B2 (ja) 1998-05-25 1998-05-25 車体構造用筒状部材の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3748093B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6908111B2 (en) 2000-04-13 2005-06-21 Nissan Motor Co., Ltd. Aluminum hollow bent member and vehicular member construction
JP2005238254A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Nissan Motor Co Ltd 液圧成形用アルミニウム押出し材およびその液圧成形方法
JP2007044714A (ja) * 2005-08-08 2007-02-22 Nissan Motor Co Ltd 中空状成形体の成形方法および成形装置並びに中空状成形体
JP2015030021A (ja) * 2013-08-05 2015-02-16 株式会社神戸製鋼所 構造部材用アルミニウム合金押出管および車体構造部材

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101664048B1 (ko) 2014-11-10 2016-10-24 현대자동차 주식회사 차량의 프론트 사이드 멤버

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6908111B2 (en) 2000-04-13 2005-06-21 Nissan Motor Co., Ltd. Aluminum hollow bent member and vehicular member construction
JP2005238254A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Nissan Motor Co Ltd 液圧成形用アルミニウム押出し材およびその液圧成形方法
JP2007044714A (ja) * 2005-08-08 2007-02-22 Nissan Motor Co Ltd 中空状成形体の成形方法および成形装置並びに中空状成形体
JP2015030021A (ja) * 2013-08-05 2015-02-16 株式会社神戸製鋼所 構造部材用アルミニウム合金押出管および車体構造部材

Also Published As

Publication number Publication date
JP3748093B2 (ja) 2006-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5352155B2 (ja) 中空管体の製造方法
JP5515566B2 (ja) 曲がり部材成形方法および曲がり部材ならびに曲がり部材製造方法
WO2018096693A1 (ja) 金属製部材の製造方法
JPH03291115A (ja) 板材から軸芯が屈曲するテーパ管を製造する方法
JPH11333527A (ja) 車体構造用筒状部材の製造方法
WO2004041458A1 (ja) 液圧バルジ加工用異形素管、並びにこれを用いる液圧バルジ加工装置、液圧バルジ加工方法、および液圧バルジ加工品
JPH11333526A (ja) 車体構造用筒状部材の製造方法
JPH10156481A (ja) 板材と筒状体の一体構造物及びその製造方法
JPH0930345A (ja) 車体構造用筒状部材およびその製造方法
JPH10175028A (ja) ハイドロフォーム法による金属管の高加工度成形法
JP3721808B2 (ja) 車体構造用部材の製造方法
JP3205105B2 (ja) 異形曲管の製造方法
JP4630759B2 (ja) バルジ成形方法
JP2005081432A (ja) 弁ハウジングの製造方法及び弁の製造方法
JP5299936B2 (ja) 中空状成形体の成形方法および成形装置並びに中空状成形体
JP5077211B2 (ja) 異形コ字状部を有する成形体及びその製造方法
JP2005334941A (ja) パイプ状製品の成形方法およびパイプ状製品
JP2544304B2 (ja) 板金製プ―リの製造方法
JPH08174047A (ja) 中空押出形材を用いた自動車用構造部材の成形方法
JPH084856B2 (ja) ピストンロッドの製造方法
JP3968047B2 (ja) ハイドロフォーム加工用金型及びハイドロフォーム加工方法
JP3171544B2 (ja) 金属管体の製造方法
JPH07214147A (ja) 異形管の製造方法
JPH11208417A (ja) ステアリングシャフト及びその製造方法
JP4319115B2 (ja) 金属製成形体の成形方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040506

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040702

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050307

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051123

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091209

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees