JPH11330397A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH11330397A
JPH11330397A JP10137897A JP13789798A JPH11330397A JP H11330397 A JPH11330397 A JP H11330397A JP 10137897 A JP10137897 A JP 10137897A JP 13789798 A JP13789798 A JP 13789798A JP H11330397 A JPH11330397 A JP H11330397A
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forming
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stopper film
sacrificial
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JP10137897A
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Akinori Kinugasa
彰則 衣笠
Tomoharu Mametani
智治 豆谷
Takahiro Nagai
享浩 永井
Hiroaki Nishimura
浩明 西村
Takeshi Kishida
健 岸田
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • H10B12/02Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/03Making the capacitor or connections thereto
    • H10B12/033Making the capacitor or connections thereto the capacitor extending over the transistor
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/31DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor
    • H10B12/318DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor the storage electrode having multiple segments

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はストレージノードを備える半導体装
置の製造方法に関し、小型のメモリICを高い歩留まりで
製造することを目的とする。 【解決手段】 シリコン酸化物で形成された第2TEOS層
33の上部に窒化膜36を形成する。窒化膜36の上部
に図示しない犠牲酸化層を形成する。犠牲酸化膜の所定
部位を酸化膜エッチングにより除去して図示しないスト
レージノード形成スペースを形成する。ストレージノー
ド形成スペースの内部に、容量性材料により、筒状のス
トレージノード38を形成する。ストレージノード38
を取り巻くように残存する犠牲絶縁層を酸化膜エッチン
グにより除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に係り、特に、ストレージノードを備える半導体装
置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばDRAM等のメモリICにおいて
は、ストレージノードを構成要素とするキャパシタが用
いられている。上記のキャパシタ(以下、ストレージノ
ードキャパシタと称す)は、ポリシリコンなどを基材と
して構成されるストレージノードおよびセルプレート
と、それらの間に介在して両者を絶縁状態に維持する絶
縁膜とを備えている。上記の構造によれば、ストレージ
ノードとセルプレートとに電圧を印加することにより、
それらに電荷を蓄えさせることができる。
【0003】ストレージノードキャパシタを小型化する
うえでは、ストレージノードキャパシタの専有面積に対
して、効率良くストレージノードの表面積を確保するこ
とが有効である。ストレージノードの表面積は、例え
ば、ストレージノードを筒状に形成することにより大き
く確保することができる。このため、従来、ストレージ
ノードキャパシタの構造としては、筒状に形成されたス
トレージノードを用いる構造が知られている。
【0004】図10は、公知の筒状ストレージノード1
0の構造を示す。図10に示すストレージノード10
は、以下に示す一連の処理を実行することにより形成す
ることができる。 (1)シリコン酸化膜12の上部に犠牲酸化層(図示せ
ず)を形成する処理、(2)犠牲酸化層およびシリコン酸
化膜10を貫通するコンタクトホール14を形成する処
理、(3)コンタクトホール14の内部にストレージノー
ドコンタクト16を形成する処理、(4)犠牲酸化層を円
筒形に除去してストレージノード10を形成するための
スペースを形成する処理、(5)上記のスペースの中に筒
状のストレージノード10を形成する処理、および、
(6)ストレージノードの周囲を取り巻く犠牲酸化層をエ
ッチングにより除去して図10に示す状態を形成する処
理。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構造を用い
て小型で大容量のストレージノードキャパシタを得るた
めには、ストレージノード10を細長い形状とすること
が有効である。しかし、ストレージノード10は、その
形状が細長くなるほど倒れ易くなる。特に、上述した従
来の手法においては、上記(6)の処理の実行に伴っ
て、犠牲酸化層と共にシリコン酸化膜12にエッチング
の効果が及ぶことがある。
【0006】シリコン酸化膜12にエッチングの効果が
及ぶと、ストレージノード10の底面とシリコン酸化膜
12との密着性が悪化し、より一層ストレージノードが
倒れ易い状況が形成される。このため、上記従来の製造
方法によっては、高い歩留まりを維持してストレージノ
ード10の小型化を図ること、すなわち、高い歩留まり
を維持してメモリICを小型化することが困難であった。
【0007】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、ストレージノードとその下部に存
在する絶縁膜との間に、常に良好な密着性を確保し、小
型のメモリICを高い歩留まりで製造できる半導体装置の
製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
半導体装置の製造方法は、第1の絶縁材料により基礎絶
縁層を形成する基礎絶縁層形成ステップと、前記基礎絶
縁層の上部に、前記第1の絶縁材料と異なる第2の絶縁
材料によりエッチングストッパ膜を形成するストッパ膜
形成ステップと、前記エッチングストッパ膜の上部に前
記第1の絶縁材料により犠牲絶縁層を形成する犠牲絶縁
層形成ステップと、前記エッチングストッパ膜が露出す
るまで前記犠牲絶縁層の所定部位を除去してストレージ
ノード形成用スペースを形成するスペース形成ステップ
と、前記ストレージノード形成用スペース内に容量性材
料によりストレージノードを形成するストレージノード
形成ステップと、前記第1の絶縁材料の除去に適したエ
ッチングにより前記ストレージノードを取り巻く前記犠
牲絶縁層を除去する犠牲絶縁層除去ステップと、を備え
ることを特徴とするものである。
【0009】本発明の請求項2に係る半導体装置の製造
方法は、前記第1の絶縁材料が半導体酸化物であり、前
記第2の絶縁材料が半導体窒化物であることを特徴とす
るものである。
【0010】本発明の請求項3に係る半導体装置の製造
方法は、前記ストレージノードが筒状に形成されている
ことを特徴とするものである。
【0011】本発明の請求項4に係る半導体装置の製造
方法は、前記ストレージノードが半導体基板上に複数形
成されていると共に、前記エッチングストッパ膜が前記
複数のストレージノードの間の全面、および、前記スト
レージノードの下部に存在することを特徴とするもので
ある。
【0012】本発明の請求項5に係る半導体装置の製造
方法は、前記犠牲絶縁層形成ステップが、前記エッチン
グストッパ膜の上部に第1の犠牲絶縁層を形成する第1
犠牲絶縁層形成ステップを備えると共に、前記第1の犠
牲絶縁層および前記エッチングストッパ膜を貫通するコ
ンタクトホールを形成するコンタクトホール形成ステッ
プと、前記コンタクトホール内に、前記エッチングスト
ッパ膜を貫通して前記第1の犠牲絶縁層の内部に到達す
るストレージノードコンタクトを形成するコンタクト形
成ステップとを備え、前記犠牲絶縁層形成ステップが、
更に、前記エッチングストッパ膜の上部および前記スト
レージノードコンタクトの上部を覆う第2の犠牲絶縁層
を形成する第2犠牲絶縁層形成ステップを備え、前記ス
ペース形成ステップが、露出したエッチングストッパ膜
から、露出したストレージノードコンタクトが突出する
状態が形成されるまで前記第1および第2の犠牲絶縁層
を除去して前記ストレージノード形成用スペースを形成
することを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について説明する。尚、各図において共通す
る要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略す
る。
【0014】実施の形態1.図1は、本発明の実施の形
態1のDRAM20が有するメモリセルの断面図を示す。DR
AM20は、図1に示すメモリセルを複数備えている。
【0015】DRAM20は、シリコン基板22を備えてい
る。シリコン基板22にはフィールド分離域24および
n型領域26,28が形成されている。フィールド分離
域24は、シリコン基板22をメモリセル毎の領域に分
離する絶縁層である。n型領域26,28は、それぞれ
メモリセルのドレイン電極およびソース電極を構成す
る。また、それらの間の領域はメモリセルのチャネルを
構成する。
【0016】シリコン基板22の上部には第1TEOS(テ
トラエチルオルソシリケイト)層30が形成されてい
る。第1TEOS層30の底面付近には、平行に延在する複
数のトランスファゲート32が形成されている。第1TE
OS層30の上部には、第2TEOS層33が形成されてい
る。第2TEOS層33の底面付近には、平行に延在する複
数のビット線34が形成されている。ビット線34は、
n型領域28と導通している。
【0017】第2TEOS層33の上部には、窒化膜36が
形成されている。窒化膜36は、本実施形態のDRAM20
の要部である。窒化膜36の上部には、ストレージノー
ド38が形成されている。ストレージノード38は、窒
化膜36の表面に沿って延在する底面40と、底面40
を取り巻く筒状部42とを備えている。底面40の下部
には、第1TEOS層30,第2TEOS層33および窒化膜3
6を貫通するストレージノードコンタクト44が形成さ
れている。ストレージノードコンタクト44は、n型領
域26と導通している。
【0018】ストレージノード38および窒化膜36
は、セルプレート46により被覆されている。また、セ
ルプレート46の上部には、層間絶縁膜48が形成され
ている。ストレージノード38およびセルプレート46
は、ストレージノードコンタクト44に電圧が印加され
ることにより電荷を蓄えるキャパシタを構成する。
【0019】次に図2〜図8を参照して、本実施形態の
DRAM20の製造方法について説明する。図2は、シリコ
ン基板12上に第1の犠牲酸化層50が形成されるまで
の工程を説明するための図を示す。DRAM20の製造工程
では、以下に説明する第1乃至第6ステップの処理が実
行されることによりシリコン基板12上に第1の犠牲酸
化層50が形成される。
【0020】第1ステップでは、シリコン基板22の表
面にトランスファゲート32を形成する処理が実行され
る。第2ステップでは、トランスファゲート32の上部
に第1TEOS層30を形成するため、TEOSを堆積させる処
理が実行される。第3ステップでは、第1TEOS層30の
上部にビット線34を形成する処理が実行される。第4
ステップでは、ビット線34の上部に第2TEOS層33を
形成するため、TEOSを堆積させる処理が実行される。第
5ステップでは、第2TEOS層33の上部にシリコン窒化
膜SiNを堆積させる処理、すなわち、第2TEOS層33の
上部に窒化膜36を形成する処理が実行される。そし
て、第6ステップでは、窒化膜36の上部にTEOSを堆積
させて第1の犠牲酸化層50を形成する処理が実行され
る。
【0021】上記の処理が終了すると、次に、ストレー
ジノードコンタクト44を形成するための処理が実行さ
れる。図3および図4は、ストレージノードコンタクト
44の形成工程を説明するための図を示す。ストレージ
ノードコンタクト44の形成工程では以下に示す第7乃
至第11ステップの処理が実行される。
【0022】第7ステップでは、写真製版および酸化膜
エッチングにより第1の犠牲酸化層50の所定部位を除
去する処理が実行される。第8ステップでは、写真製版
および窒化膜エッチングにより窒化膜36の所定部位を
除去する処理が実行される。第9ステップでは、写真製
版および酸化膜エッチングにより第1および第2TEOS層
30,33の所定部位を除去する処理が実行される。上
記第7乃至第9ステップの処理が実行されることによ
り、図3に示す如く、第1および第2TEOS層30,3
3、窒化膜36、および第1の犠牲酸化層50を貫通す
るコンタクトホール52が形成される。
【0023】第10ステップでは、コンタクトホール5
2の内部にドープトポリシリコンを堆積させる処理が実
行される。本ステップにおいて、ドープトポリシリコン
は、窒化膜36の上方に突出するまで、すなわち、第1
の犠牲酸化層50の内部に到達するまで堆積させられ
る。第11ステップでは、上記の如く堆積させられたド
ープトポリシリコンを適当にエッチングすることにより
図4に示すストレージノードコンタクト44を形成する
処理が行われる。
【0024】上記の処理が終了すると、次に、第2の犠
牲酸化層54の形成工程が実行される。図5は、第2の
犠牲酸化層54の形成工程を説明するための図を示す。
第2の犠牲酸化層54の形成工程では、以下に説明する
第12ステップの処理が実行される。
【0025】第12ステップでは、第1の犠牲酸化層5
0の上部にTEOSを堆積させることにより第2の犠牲酸化
層54を形成する処理が実行される。
【0026】上記の処理が終了すると、次に、ストレー
ジノード形成用スペースの形成工程(以下、スペース形
成工程と称す)が実行される。図6は、スペース形成工
程を説明するための図を示す。スペース形成工程では、
以下に説明する第13ステップの処理が実行される。
【0027】第13ステップでは、写真製版および酸化
膜エッチングにより第1の犠牲酸化層50および第2の
犠牲酸化層54の所定部位を除去する処理が実行され
る。本ステップにおけるエッチングは、図6に示す如
く、窒化膜36の表面が露出し、かつ、ストレージノー
ドコンタクト44の上端が露出するまで実行される。本
ステップの処理が実行されることによりストレージノー
ド形成スペース56(以下、単にスペース56と称す)
が形成される。
【0028】上述の如く、スペース形成工程は、酸化膜
エッチングにより実行される。この場合、窒化膜36が
エッチングのストッパとして機能する。このため、上記
の手法によれば、スペース形成工程におけるエッチング
条件等に影響されることなく、常に安定に所望のスペー
ス56を形成することができる。
【0029】上記の処理が終了すると、次にストレージ
ノード形成工程が実行される。図7は、ストレージノー
ド形成工程を説明するための図を示す。ストレージノー
ド形成工程では、以下に説明する第14および15ステ
ップの処理が実行される。
【0030】第14ステップでは、スペース56の内部
にアモルファスシリコンを堆積させる処理が実行され
る。第15ステップでは、写真製版およびシリコンエッ
チングにより、スペース56内のアモルファスシリコン
の所定部位を除去して、図7に示すストレージノード3
8を形成する処理が実行される。
【0031】上述の如く、本実施形態においては、スト
レージノードコンタクト44が、窒化膜36の上部に突
出するように形成されている。上記の構造によれば、ス
ペース56内に堆積させたアモルファスシリコンと、ス
トレージノードコンタクト44とを良好に導通させるこ
とができる。このため、本実施形態の製造方法によれ
ば、ストレージノード38とストレージノードコンタク
ト44との間に、確実に良好な導通状態を確保すること
ができる。
【0032】上記の処理が終了すると、次に犠牲酸化層
除去工程が実行される。図8は、犠牲酸化層除去工程を
説明するための図を示す。犠牲酸化層除去工程では、以
下に説明する第16ステップの処理が実行される。
【0033】第16ステップでは、酸化膜エッチングに
より、ストレージノード38の周囲に残存している第1
および第2の犠牲酸化層50,54を除去する処理が実
行される。本実施形態において、第2TEOS層33は、コ
ンタクトホール52の領域を除く全ての領域で窒化膜3
6に被覆されている。この場合、酸化膜エッチングの効
果は、窒化膜36によって確実に遮断され、第2TEOS層
33には到達しない。
【0034】つまり、上記第16ステップの処理によれ
ば、ストレージノード38の下部に存在する絶縁層を何
ら浸食することなく不要な犠牲酸化層50,54を除去
することができる。このため、本実施形態の製造方法に
よれば、エッチング条件の変動等に関わらず、ストレー
ジノード38の倒れを有効に防止することができる。従
って、本実施形態の製造方法によれば、高い歩留まりを
確保しつつ、ストレージノード38を細長い形状とする
こと、すなわち、DRAM20を小型化することができる。
【0035】ところで、上記の実施形態においては、ス
トレージノード38を筒型としているが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、ストレージノード38はフ
ィン型であってもよい。また、ストレージノード38
は、厚膜で形成することとしてもよい。更に、ストレー
ジノード38は、その表面を粗面化したものであっても
よい。
【0036】また、上記の実施形態においては、ストレ
ージノード38とストレージノードコンタクト44とを
良好に導通させるために、ストレージノードコンタクト
44の上端を窒化膜36の上部に突出させる構造が用い
られている。そして、上記の構造を実現するために、窒
化膜36の上部に第1の犠牲酸化層50を形成した後に
ストレージノードコンタクトを形成することとしてい
る。しかしながら、本発明はこれに限定されるものでは
なく、上記の構造を用いることなくストレージノードコ
ンタクト44とストレージノード38とを十分に導通さ
せることができる場合には、第1の犠牲酸化層50の形
成を省略してもよい。
【0037】尚、上記の実施形態においては、シリコン
酸化物が前記請求項1記載の「第1の絶縁材料」に、第
2TEOS層33が前記請求項1記載の「基礎絶縁層」に、
上記第4ステップが前記請求項1記載の「基礎絶縁層形
成ステップ」に、それぞれ相当している。
【0038】また、上記の実施形態においては、シリコ
ン窒化物が前記請求項1記載の「第2の絶縁材料」に、
窒化膜36が前記請求項1記載の「エッチングストッパ
膜」に、上記第5ステップが前記請求項1記載の「スト
ッパ膜形成ステップ」に、それぞれ相当している。
【0039】また、上記の実施形態においては、上記第
6および第12ステップが前記請求項1記載の「犠牲絶
縁層形成ステップ」に、上記第13ステップが前記請求
項1記載の「スペース形成ステップ」に、アモルファス
シリコンが前記請求項1記載の「容量性材料」に、上記
第14および第15ステップが前記請求項1記載の「ス
トレージノード形成ステップ」に、上記第16ステップ
が前記請求項1記載の「犠牲絶縁層除去ステップ」に、
それぞれ相当している。
【0040】更に、上記の実施形態においては、上記第
6ステップが前記請求項5記載の「第1犠牲絶縁層形成
ステップ」に、上記第7〜第9ステップが前記請求項5
記載の「コンタクトホール形成ステップ」に、上記第1
0および第11ステップが前記請求項5記載の「コンタ
クト形成ステップ」に、上記第12ステップが前記請求
項5記載の「第2犠牲絶縁層形成ステップ」に、それぞ
れ相当している。
【0041】実施の形態2.次に、図9を参照して、本
発明の実施の形態2について説明する。図9は、本発明
の実施の形態2のDRAM60のメモリセルの断面図を示
す。本実施形態のDRAM60は、図9に示すメモリセルを
複数備えている。
【0042】上記図1に示すDRAM20は、第1TEOS層3
0の上部にビット線34および第2TEOS層33を備えて
いると共に、第2TEOS層33の上部に窒化膜36を備え
ている。本実施形態のDRAM60は、第1TEOS層30の上
部に窒化膜36を備えていると共に、層間絶縁膜48の
上部にビット線34を備えている点においてDRAM20と
相違している。
【0043】本実施形態のDRAM60の製造工程におい
て、ストレージノード38は、実施の形態1の場合と同
様の方法で製造される。すなわち、DRAM60の製造工程
において、ストレージノード38を取り巻く犠牲酸化層
をエッチングにより除去する際に、窒化膜36はエッチ
ングストッパとして機能する。上記の製造方法によれ
ば、実施の形態1の場合と同様に、ストレージノード3
8の倒れを有効に防止すること、すなわち、高い歩留ま
りを維持しつつDRAM60を小型化することができる。
【0044】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に示すような効果を奏する。請求項1
および2記載の発明によれば、ストレージノードを取り
巻く犠牲絶縁層を除去する際に、ストレージノードの下
部に存在する絶縁層が浸食されるのを確実に防止するこ
とができる。このため、本発明によれば、ストレージノ
ードの倒れを有効に防止して、小型の半導体装置を高い
歩留まりで製造することができる。
【0045】請求項3記載の発明によれば、筒型のスト
レージノードの倒れを有効に防止することができる。こ
のため、本発明によれば、小型の半導体装置を高い歩留
まりで製造することができる。
【0046】請求項4記載の発明によれば、エッチング
ストッパ膜が複数のストレージノードの間の全面、およ
び、複数のストレージノードの下部に存在しているた
め、犠牲酸化層の除去に伴って、ストレージノードの安
定性が損なわれるのを有効に防止することができる。
【0047】請求項5記載の発明によれば、ストレージ
ノードコンタクトが、エッチングストッパ膜の上部に突
出しているため、ストレージノードとストレージノード
コンタクトとの間に安定した導通状態を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1のDRAMのメモリセルの
断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態1のDRAMの製造方法を説
明するための図(その1)である。
【図3】 本発明の実施の形態1のDRAMの製造方法を説
明するための図(その2)である。
【図4】 本発明の実施の形態1のDRAMの製造方法を説
明するための図(その3)である。
【図5】 本発明の実施の形態1のDRAMの製造方法を説
明するための図(その4)である。
【図6】 本発明の実施の形態1のDRAMの製造方法を説
明するための図(その5)である。
【図7】 本発明の実施の形態1のDRAMの製造方法を説
明するための図(その6)である。
【図8】 本発明の実施の形態1のDRAMの製造方法を説
明するための図(その7)である。
【図9】 本発明の実施の形態2のDRAMのメモリセルの
断面図である。
【図10】 従来のストレージノードの製造方法を説明
するための図である。
【符号の説明】
20,60 DRAM、 22 シリコン基板、 30
第1TEOS層、 33 第2TEOS層、 36 窒化
膜、 38 ストレージノード、 44ストレージ
ノードコンタクト、 50 第1の犠牲酸化層、
54 第2の犠牲酸化層、 56 ストレージノード
形成スペース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 浩明 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 岸田 健 兵庫県伊丹市東有岡4丁目42−8 株式会 社エルテック内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の絶縁材料により基礎絶縁層を形成
    する基礎絶縁層形成ステップと、 前記基礎絶縁層の上部に、前記第1の絶縁材料と異なる
    第2の絶縁材料によりエッチングストッパ膜を形成する
    ストッパ膜形成ステップと、 前記エッチングストッパ膜の上部に前記第1の絶縁材料
    により犠牲絶縁層を形成する犠牲絶縁層形成ステップ
    と、 前記エッチングストッパ膜が露出するまで前記犠牲絶縁
    層の所定部位を除去してストレージノード形成用スペー
    スを形成するスペース形成ステップと、 前記ストレージノード形成用スペース内に容量性材料に
    よりストレージノードを形成するストレージノード形成
    ステップと、 前記第1の絶縁材料の除去に適したエッチングにより前
    記ストレージノードを取り巻く前記犠牲絶縁層を除去す
    る犠牲絶縁層除去ステップと、 を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の絶縁材料は、半導体酸化物で
    あり、 前記第2の絶縁材料は、半導体窒化物であることを特徴
    とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記ストレージノードは、筒状に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1または2記載の半導
    体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記ストレージノードは、半導体基板上
    に複数形成されていると共に、 前記エッチングストッパ膜は、前記複数のストレージノ
    ードの間の全面、および、前記ストレージノードの下部
    に存在することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1
    項記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記犠牲絶縁層形成ステップは、前記エ
    ッチングストッパ膜の上部に第1の犠牲絶縁層を形成す
    る第1犠牲絶縁層形成ステップを備えると共に、 前記第1の犠牲絶縁層および前記エッチングストッパ膜
    を貫通するコンタクトホールを形成するコンタクトホー
    ル形成ステップと、 前記コンタクトホール内に、前記エッチングストッパ膜
    を貫通して前記第1の犠牲絶縁層の内部に到達するスト
    レージノードコンタクトを形成するコンタクト形成ステ
    ップとを備え、 前記犠牲絶縁層形成ステップは、更に、前記エッチング
    ストッパ膜の上部および前記ストレージノードコンタク
    トの上部を覆う第2の犠牲絶縁層を形成する第2犠牲絶
    縁層形成ステップを備え、 前記スペース形成ステップは、露出したエッチングスト
    ッパ膜から、露出したストレージノードコンタクトが突
    出する状態が形成されるまで前記第1および第2の犠牲
    絶縁層を除去して前記ストレージノード形成用スペース
    を形成することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1
    項記載の半導体装置の製造方法。
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