JPH11330203A - 物品ホルダ及び保持方法 - Google Patents
物品ホルダ及び保持方法Info
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- JPH11330203A JPH11330203A JP11010210A JP1021099A JPH11330203A JP H11330203 A JPH11330203 A JP H11330203A JP 11010210 A JP11010210 A JP 11010210A JP 1021099 A JP1021099 A JP 1021099A JP H11330203 A JPH11330203 A JP H11330203A
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- H01L21/683—Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for supporting or gripping
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の支持ピンを用いたホルダで生じる物
品の撓みや、ガス流によるホルダで生じる物品の損傷と
いった不都合を引き起こさず、物品を保持することがで
きる物品ホルダを提供する。 【解決手段】 物品ホルダはガス流(例えば渦流)を
発生し、ホルダの本体から所定の距離に物品を保持す
る。ピンがホルダの本体から延在し、物理的に物品の表
面と接触して、物品がその表面に沿って移動しないよう
にする。その結果、ホルダが加速する場合でも、物品は
その物品の周囲をなす位置決めピンに衝当しないように
なる。
品の撓みや、ガス流によるホルダで生じる物品の損傷と
いった不都合を引き起こさず、物品を保持することがで
きる物品ホルダを提供する。 【解決手段】 物品ホルダはガス流(例えば渦流)を
発生し、ホルダの本体から所定の距離に物品を保持す
る。ピンがホルダの本体から延在し、物理的に物品の表
面と接触して、物品がその表面に沿って移動しないよう
にする。その結果、ホルダが加速する場合でも、物品は
その物品の周囲をなす位置決めピンに衝当しないように
なる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は物品ホルダ及びその
ホルダを用いた保持方法に関連する。
ホルダを用いた保持方法に関連する。
【0002】
【従来の技術】物品ホルダは、適当な方法において物品
を保持するために幅広く用いられる。例えば、半導体産
業では、保管カセットとウエハ処理装置との間でウエハ
を移送するとき、ウエハホルダにより半導体ウエハを保
持する。ウエハの掻き傷及び汚れを低減、或いは排除す
るために、ウエハホルダは、ウエハの有効領域がホルダ
と接触しないように設計される。ウエハはホルダ支持ピ
ンに載置され、ホルダ支持ピンは、ウエハ有効領域とは
別の場所であるウエハを取り扱うためのウエハ周辺領域
でのみウエハと接触する。
を保持するために幅広く用いられる。例えば、半導体産
業では、保管カセットとウエハ処理装置との間でウエハ
を移送するとき、ウエハホルダにより半導体ウエハを保
持する。ウエハの掻き傷及び汚れを低減、或いは排除す
るために、ウエハホルダは、ウエハの有効領域がホルダ
と接触しないように設計される。ウエハはホルダ支持ピ
ンに載置され、ホルダ支持ピンは、ウエハ有効領域とは
別の場所であるウエハを取り扱うためのウエハ周辺領域
でのみウエハと接触する。
【0003】別法では、ウエハはホルダにより放出され
るガス渦流によって、或いはベルヌーイの原理に従って
ホルダとウエハとの間に減圧を生成するガス流によって
適所に保持される。そのようなホルダもウエハの有効領
域とは接触しない。
るガス渦流によって、或いはベルヌーイの原理に従って
ホルダとウエハとの間に減圧を生成するガス流によって
適所に保持される。そのようなホルダもウエハの有効領
域とは接触しない。
【0004】ウエハ及び他の物品を保持するためのホル
ダ及び保持方法を改善することが望まれる。
ダ及び保持方法を改善することが望まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の支持ピンを用い
たホルダで生じる物品の撓みや、ガス流によるホルダで
生じる物品の損傷といった不都合を引き起こさず、物品
を保持することができる物品ホルダを提供する。
たホルダで生じる物品の撓みや、ガス流によるホルダで
生じる物品の損傷といった不都合を引き起こさず、物品
を保持することができる物品ホルダを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、ウエハ周辺
領域を用いてウエハを支持ピンに載置するウエハホルダ
において、ウエハがその中央部において撓むということ
に気が付いている。その結果、少なくともホルダが加速
するときに、中央部のウエハ有効領域がホルダと接触す
るという不都合が生じる場合がある。ある場合には、ホ
ルダと相互動作する装置の他の部分によって、例えばウ
エハカセット内の個々のウエハに対して割り当てられた
スロットの高さによって、支持ピンの高さが制限される
ため、支持ピンはそのように接触してしまうのを防ぐほ
ど十分な高さに形成することができない。
領域を用いてウエハを支持ピンに載置するウエハホルダ
において、ウエハがその中央部において撓むということ
に気が付いている。その結果、少なくともホルダが加速
するときに、中央部のウエハ有効領域がホルダと接触す
るという不都合が生じる場合がある。ある場合には、ホ
ルダと相互動作する装置の他の部分によって、例えばウ
エハカセット内の個々のウエハに対して割り当てられた
スロットの高さによって、支持ピンの高さが制限される
ため、支持ピンはそのように接触してしまうのを防ぐほ
ど十分な高さに形成することができない。
【0007】さらに、ウエハの撓むことにより、ウエハ
に引っ張り力が導入される。ウエハはその引っ張り力に
より損傷してしまうこともある。
に引っ張り力が導入される。ウエハはその引っ張り力に
より損傷してしまうこともある。
【0008】周知のことではあるが、撓みは、ウエハの
直径が大きくなるに従って、かつ集積回路製造中のウエ
ハの厚さが薄くなるに従って、特に大きな問題となる。
直径が大きくなるに従って、かつ集積回路製造中のウエ
ハの厚さが薄くなるに従って、特に大きな問題となる。
【0009】また、ガス流を用いるホルダでも問題が生
じる。そのようなホルダでは、ウエハはホルダに対して
水平方向に摺動することを防ぐ垂直位置決めピンにより
包囲される。位置決めピン間の距離は典型的には、平均
ウエハサイズより大きく、ウエハサイズの僅かな変動に
も対応する。そのため、ウエハは位置決めピンに衝当す
る場合がある。その結果、ウエハ端部は切削されるよう
になり、ウエハ周辺の取扱い領域や、さらにはウエハ有
効領域までも損傷を被るようになる。切削を生じる危険
性は特に薄いウエハほど高い。
じる。そのようなホルダでは、ウエハはホルダに対して
水平方向に摺動することを防ぐ垂直位置決めピンにより
包囲される。位置決めピン間の距離は典型的には、平均
ウエハサイズより大きく、ウエハサイズの僅かな変動に
も対応する。そのため、ウエハは位置決めピンに衝当す
る場合がある。その結果、ウエハ端部は切削されるよう
になり、ウエハ周辺の取扱い領域や、さらにはウエハ有
効領域までも損傷を被るようになる。切削を生じる危険
性は特に薄いウエハほど高い。
【0010】本発明のいくつかの実施例では、上記のよ
うな不都合な点が以下のように低減、或いは排除され
る。1つ或いはそれ以上のガス流がウエハ表面に隣接し
て発生する。いくつかの実施例では、ガス流は従来技術
の渦流、或いはベルヌーイ効果のガス流と同様であり、
ホルダに対して所定の距離にウエハを保持する。さら
に、1つ或いはそれ以上の部材(例えばピン)が、ガス
流が発生するウエハ表面に接触する。これらの「摩擦」
部材(例えば「摩擦」ピン)は、ウエハ表面に摩擦力を
及ぼし、ウエハがホルダに対して水平方向に摺動するこ
とを防ぐ。位置決めピンがウエハ周囲に設けられる場合
には、摩擦ピンによりウエハが位置決めピンに対して衝
当するのを防ぐ。
うな不都合な点が以下のように低減、或いは排除され
る。1つ或いはそれ以上のガス流がウエハ表面に隣接し
て発生する。いくつかの実施例では、ガス流は従来技術
の渦流、或いはベルヌーイ効果のガス流と同様であり、
ホルダに対して所定の距離にウエハを保持する。さら
に、1つ或いはそれ以上の部材(例えばピン)が、ガス
流が発生するウエハ表面に接触する。これらの「摩擦」
部材(例えば「摩擦」ピン)は、ウエハ表面に摩擦力を
及ぼし、ウエハがホルダに対して水平方向に摺動するこ
とを防ぐ。位置決めピンがウエハ周囲に設けられる場合
には、摩擦ピンによりウエハが位置決めピンに対して衝
当するのを防ぐ。
【0011】いくつかの実施例では、摩擦ピンはウエハ
周辺の取扱い領域においてのみウエハ部分に接触する。
周辺の取扱い領域においてのみウエハ部分に接触する。
【0012】またいくつかの実施例では、ガス流は、ウ
エハを保持するための真空状態を発生させるために用い
られるのではなく、ウエハが摩擦ピンに載置されるとき
に、ウエハに撓みが生じるのを低減或いは排除するため
に用いられる。
エハを保持するための真空状態を発生させるために用い
られるのではなく、ウエハが摩擦ピンに載置されるとき
に、ウエハに撓みが生じるのを低減或いは排除するため
に用いられる。
【0013】また本発明は半導体ウエハ以外の物品を保
持するためのホルダも実現する。
持するためのホルダも実現する。
【0014】本発明の他の特徴は以下に記載される。本
発明は添付の請求の範囲により確定される。
発明は添付の請求の範囲により確定される。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は半導体ウエハ120を保持
するホルダ110を示す平面図である。図2は図1の構
造体を左から見た側面図である。ホルダ110はウエハ
の下側に位置する平坦なプラットフォーム130を備え
る。摩擦ピン140はプラットフォーム130から延在
し、ウエハを取り扱うためのウエハ周辺領域内の水平な
底面と接触する。いくつかの実施例では、この取扱い領
域はウエハの全周囲に延在し、約3mmの幅を有する。
その領域には、回路素子は製造されない。
するホルダ110を示す平面図である。図2は図1の構
造体を左から見た側面図である。ホルダ110はウエハ
の下側に位置する平坦なプラットフォーム130を備え
る。摩擦ピン140はプラットフォーム130から延在
し、ウエハを取り扱うためのウエハ周辺領域内の水平な
底面と接触する。いくつかの実施例では、この取扱い領
域はウエハの全周囲に延在し、約3mmの幅を有する。
その領域には、回路素子は製造されない。
【0016】いくつかの実施例では、ピン140はウエ
ハ底面の内側部分、さらにできればその底面の端部と接
触する。ピンの上側表面はウエハ端部を越えて延在する
場合もある。
ハ底面の内側部分、さらにできればその底面の端部と接
触する。ピンの上側表面はウエハ端部を越えて延在する
場合もある。
【0017】摩擦ピン140により、ウエハが水平方向
に移動するのを防ぐことができる。
に移動するのを防ぐことができる。
【0018】いくつかの実施例では、1つのピン140
のみが設けられる。他の実施例では、3つ或いはそれ以
上のピンが設けられ、ウエハが水平状態に保持されるよ
うに配置される。
のみが設けられる。他の実施例では、3つ或いはそれ以
上のピンが設けられ、ウエハが水平状態に保持されるよ
うに配置される。
【0019】プラットフォーム130は、ロボット、或
いは他のマニピュレータのアーム150に取着される。
ロボットの場合には、ホルダ110はロボットのエンド
エフェクタである。いくつかの実施例では、ロボットは
カセット(図示せず)とウエハ処理チャンバ(図示せ
ず)との間においてウエハを移送するが、これがPCT
国際公開公報 WO 96/21943(1996年7
月18日)或いはO.Siniaguine等による1
997年11月20日出願の米国特許出願第08/97
5,403号「Plasma Processing
Methodsand Apparatus」記載され
ており、その両方を参照して本明細書の一部としてい
る。
いは他のマニピュレータのアーム150に取着される。
ロボットの場合には、ホルダ110はロボットのエンド
エフェクタである。いくつかの実施例では、ロボットは
カセット(図示せず)とウエハ処理チャンバ(図示せ
ず)との間においてウエハを移送するが、これがPCT
国際公開公報 WO 96/21943(1996年7
月18日)或いはO.Siniaguine等による1
997年11月20日出願の米国特許出願第08/97
5,403号「Plasma Processing
Methodsand Apparatus」記載され
ており、その両方を参照して本明細書の一部としてい
る。
【0020】垂直位置決めピン160はウエハの周囲を
なす。ピン160はプラットフォーム130から上方に
ウエハの上側まで延在し、ホルダに対するウエハの横方
向の動きを制限する。ピン160の高さは摩擦ピン14
0の高さよりも高い。位置決めピン間の距離は、ウエハ
サイズの僅かな変動にも対応するように選択されるた
め、位置決めピン160はウエハと接触する場合もあれ
ば、接触しない場合もある。摩擦ピン140により、ウ
エハが位置決めピンに衝当するのを防ぐ。いくつかの実
施例では、位置決めピン160は硬質のリムに置き換え
られる。他の実施例では、位置決めピン及びリムは省略
される。
なす。ピン160はプラットフォーム130から上方に
ウエハの上側まで延在し、ホルダに対するウエハの横方
向の動きを制限する。ピン160の高さは摩擦ピン14
0の高さよりも高い。位置決めピン間の距離は、ウエハ
サイズの僅かな変動にも対応するように選択されるた
め、位置決めピン160はウエハと接触する場合もあれ
ば、接触しない場合もある。摩擦ピン140により、ウ
エハが位置決めピンに衝当するのを防ぐ。いくつかの実
施例では、位置決めピン160は硬質のリムに置き換え
られる。他の実施例では、位置決めピン及びリムは省略
される。
【0021】プラットフォーム130内のガス流発生器
170が、プラットフォーム130とウエハとの間の領
域180内の圧力を減圧するガス流を発生する。発生器
170は底面が閉塞し、上面が開口した円筒形チャンバ
である。溝190は、ロボットからチャンバ170の垂
直壁の開口部200まで圧縮ガスを給送する。溝190
はチャンバ壁に対して接線方向をなす。開口部200か
ら排出される圧縮ガス(例えば空気)は、チャンバ17
0内にガス渦流を生成する。ガス渦流は、領域180内
の圧力を減圧する。
170が、プラットフォーム130とウエハとの間の領
域180内の圧力を減圧するガス流を発生する。発生器
170は底面が閉塞し、上面が開口した円筒形チャンバ
である。溝190は、ロボットからチャンバ170の垂
直壁の開口部200まで圧縮ガスを給送する。溝190
はチャンバ壁に対して接線方向をなす。開口部200か
ら排出される圧縮ガス(例えば空気)は、チャンバ17
0内にガス渦流を生成する。ガス渦流は、領域180内
の圧力を減圧する。
【0022】圧力プロファイルが図3に示される。ウエ
ハ120とプラットフォーム130との間にある任意の
点の場合、図3のグラフの水平座標Rは、その点とチャ
ンバ170の中心を通る縦軸210との間の距離であ
る。垂直座標ΔPはその点での圧力と周囲圧力との間の
差圧である。「D」はチャンバ170の直径(ある実施
例では約6mm)を示し、「r」は円筒形領域180の
半径を示す。r<D/2である。
ハ120とプラットフォーム130との間にある任意の
点の場合、図3のグラフの水平座標Rは、その点とチャ
ンバ170の中心を通る縦軸210との間の距離であ
る。垂直座標ΔPはその点での圧力と周囲圧力との間の
差圧である。「D」はチャンバ170の直径(ある実施
例では約6mm)を示し、「r」は円筒形領域180の
半径を示す。r<D/2である。
【0023】領域180(R<r)では、負の差圧ΔP
は、ウエハをプラットフォーム130の方向に吸引する
「真空」力Fpull(図4)を生成する。図4では、
Fpullは正の値である。水平座標Xは、ウエハとプ
ラットフォーム130との間の距離である。
は、ウエハをプラットフォーム130の方向に吸引する
「真空」力Fpull(図4)を生成する。図4では、
Fpullは正の値である。水平座標Xは、ウエハとプ
ラットフォーム130との間の距離である。
【0024】チャンバ170から流出するガスは、チャ
ンバ170から放射状に離れるように流れ、領域180
の外側、すなわちR>rの圧力を増大させる。従って、
R>rの場合、差圧ΔPは正の値である。正の差圧は、
ウエハをプラットフォーム130から離れる方向に押し
出す「排斥」力Fpushを生成する。Fpushは図
4では負の値として示される。
ンバ170から放射状に離れるように流れ、領域180
の外側、すなわちR>rの圧力を増大させる。従って、
R>rの場合、差圧ΔPは正の値である。正の差圧は、
ウエハをプラットフォーム130から離れる方向に押し
出す「排斥」力Fpushを生成する。Fpushは図
4では負の値として示される。
【0025】その結果生じるFR=Fpull+Fpu
shは、ウエハとプラットフォームとの間のある距離X
=H1で0である。X<H1の場合、|Fpull|<
|Fpush|(FpullはFpushの大きさより
小さい)であるため、ウエハは、プラットフォーム13
0から離れ、平行位置X=H1に戻るように押し出され
る。X>H1の場合、|Fpull|>|Fpush|
(FpullはFpushの大きさより大きい)である
ため、ウエハは、プラットフォーム130に向かって平
行位置X=H1に戻される方向に吸引される。従って、
点X=H1は安定した平行状態である。
shは、ウエハとプラットフォームとの間のある距離X
=H1で0である。X<H1の場合、|Fpull|<
|Fpush|(FpullはFpushの大きさより
小さい)であるため、ウエハは、プラットフォーム13
0から離れ、平行位置X=H1に戻るように押し出され
る。X>H1の場合、|Fpull|>|Fpush|
(FpullはFpushの大きさより大きい)である
ため、ウエハは、プラットフォーム130に向かって平
行位置X=H1に戻される方向に吸引される。従って、
点X=H1は安定した平行状態である。
【0026】平行位置X=H1は、ウエハの重量を考慮
しない場合、上記のように確定される。ウエハの重量に
より、ウエハはH1より下側に引っ張られるため、実際
の平行位置X=H2はH1より低くなる(図4参照)。
図4では、平行位置H2は、水平線F=−Wにかかる合
成力FRが生じる点における座標Xの値である。ここで
Wはウエハ重量である。
しない場合、上記のように確定される。ウエハの重量に
より、ウエハはH1より下側に引っ張られるため、実際
の平行位置X=H2はH1より低くなる(図4参照)。
図4では、平行位置H2は、水平線F=−Wにかかる合
成力FRが生じる点における座標Xの値である。ここで
Wはウエハ重量である。
【0027】ウエハがプラットフォーム130の下側に
位置する(位置決めピン160と摩擦ピン140がプラ
ットフォームから下側に延在する実施例)の場合、平行
位置はX=H3である(図4)。これは、合成力FRが
水平線F=Wと交差する最も小さなXの値である。この
場合には、合成力FRの最大値FRmaxがWより大き
くなるようにガス流量が選択される。
位置する(位置決めピン160と摩擦ピン140がプラ
ットフォームから下側に延在する実施例)の場合、平行
位置はX=H3である(図4)。これは、合成力FRが
水平線F=Wと交差する最も小さなXの値である。この
場合には、合成力FRの最大値FRmaxがWより大き
くなるようにガス流量が選択される。
【0028】いくつかの実施例では、チャンバ170の
大きさ、溝190の横断面の大きさ、並びにガス流量が
調整して、平行距離H(すなわちH2或いはH3)を
0.1〜1.0mmの範囲内に保持する。合成力FR±
Wは、当技術分野において既知の方法を用いる圧力計或
いはロードセルにより測定することができるため、チャ
ンバ及び溝の大きさ、並びにガス流動は実験的に調整す
ることができる。ある実施例では、チャンバ170の直
径は約15mmであり、溝190の断面は0.5mmで
り、ガス流動は3l/分である。ウエハの直径は200
mmであり、ウエハの重量は55gである。
大きさ、溝190の横断面の大きさ、並びにガス流量が
調整して、平行距離H(すなわちH2或いはH3)を
0.1〜1.0mmの範囲内に保持する。合成力FR±
Wは、当技術分野において既知の方法を用いる圧力計或
いはロードセルにより測定することができるため、チャ
ンバ及び溝の大きさ、並びにガス流動は実験的に調整す
ることができる。ある実施例では、チャンバ170の直
径は約15mmであり、溝190の断面は0.5mmで
り、ガス流動は3l/分である。ウエハの直径は200
mmであり、ウエハの重量は55gである。
【0029】摩擦ピン140の高さは平行距離Hに設定
される。従って、摩擦ピンはウエハの平行位置にのみ概
ね延在する。それゆえウエハに撓みは生じない。
される。従って、摩擦ピンはウエハの平行位置にのみ概
ね延在する。それゆえウエハに撓みは生じない。
【0030】ロボットアームがウエハから離れる方向に
加速するとき、真空力Fpullが摩擦ピン140に当
接してウエハ120を押圧する。これにより摩擦ピン1
40上でのウエハの縦揺れは低減或いは排除される。こ
うして、摩擦ピン140からウエハ表面にもたらされる
粒子による汚染も低減される。
加速するとき、真空力Fpullが摩擦ピン140に当
接してウエハ120を押圧する。これにより摩擦ピン1
40上でのウエハの縦揺れは低減或いは排除される。こ
うして、摩擦ピン140からウエハ表面にもたらされる
粒子による汚染も低減される。
【0031】いくつかの実施例では、ピン140とウエ
ハとの間の摩擦は平衡高Hより高いピン140を形成す
ることにより大きくなる。平行位置X=Hと仮定する
と、このピンはウエハに抵抗する。ウエハは僅かに撓み
を生じるが、ピン140の高さは、ウエハが破損した
り、或いはウエハの有効領域がプラットフォーム130
に接触したりするような危険性を十分に回避するレベル
にまで撓みを制限するように選択される。
ハとの間の摩擦は平衡高Hより高いピン140を形成す
ることにより大きくなる。平行位置X=Hと仮定する
と、このピンはウエハに抵抗する。ウエハは僅かに撓み
を生じるが、ピン140の高さは、ウエハが破損した
り、或いはウエハの有効領域がプラットフォーム130
に接触したりするような危険性を十分に回避するレベル
にまで撓みを制限するように選択される。
【0032】いくつかの実施例は2つ以上のガス流発生
器を含む。ある実施例では、1つ或いはそれ以上のガス
流発生器170は、PCT国際公開公報 WO97/4
5862「Non−Contact Holder f
or Wafer−LikeArticles」(19
97年12月4日公告)に記載される種類の発生器であ
る。またいくつかの実施例では、1つ或いはそれ以上の
ガス流発生器は、ベルヌーイの原理に基づく発生器であ
る。
器を含む。ある実施例では、1つ或いはそれ以上のガス
流発生器170は、PCT国際公開公報 WO97/4
5862「Non−Contact Holder f
or Wafer−LikeArticles」(19
97年12月4日公告)に記載される種類の発生器であ
る。またいくつかの実施例では、1つ或いはそれ以上の
ガス流発生器は、ベルヌーイの原理に基づく発生器であ
る。
【0033】いくつかの実施例では、真空力は発生しな
い。圧縮されたガス流がホルダに面する側のウエハ表面
において(例えばウエハの中央付近で)排斥力を生成
し、ウエハの撓みを低減或いは排除する。ウエハはピン
140においてホルダより上側に配置され、その重量に
よって保持される。
い。圧縮されたガス流がホルダに面する側のウエハ表面
において(例えばウエハの中央付近で)排斥力を生成
し、ウエハの撓みを低減或いは排除する。ウエハはピン
140においてホルダより上側に配置され、その重量に
よって保持される。
【0034】いくつかのホルダ実施例では、半導体ダ
イ、フラットパネル、或いは他の種類の物品を保持す
る。
イ、フラットパネル、或いは他の種類の物品を保持す
る。
【0035】上記の実施例は例示に過ぎず、本発明を制
限するものではない。本発明は、摩擦ピン或いは他の部
材の形状、或いは寸法により制限されない。ピン140
は硬質のものであっても、或いは半硬質のものであって
もよい。他の実施例及び変形例は本発明の範囲内にあ
り、それは添付の請求の範囲により確定される。
限するものではない。本発明は、摩擦ピン或いは他の部
材の形状、或いは寸法により制限されない。ピン140
は硬質のものであっても、或いは半硬質のものであって
もよい。他の実施例及び変形例は本発明の範囲内にあ
り、それは添付の請求の範囲により確定される。
【0036】
【発明の効果】上記のように、本発明によるガス流を用
いる物品ホルダにより、従来の支持ピンを用いたホルダ
で生じる物品の撓みや、従来のガス流によるホルダで生
じる物品の損傷といった不都合を引き起こさず、物品を
適切に保持することができる。
いる物品ホルダにより、従来の支持ピンを用いたホルダ
で生じる物品の撓みや、従来のガス流によるホルダで生
じる物品の損傷といった不都合を引き起こさず、物品を
適切に保持することができる。
【図1】本発明のウエハホルダを含むシステムの平面図
である。
である。
【図2】図1のシステムの側面図である。
【図3】図1及び図2のシステムにおけるウエハ付近の
圧力と周囲の圧力との間の差圧を示すグラフである。
圧力と周囲の圧力との間の差圧を示すグラフである。
【図4】図1及び図2のシステムにおけるウエハに作用
する力を示すグラフである。
する力を示すグラフである。
110 ホルダ 120 半導体ウエハ 130 プラットフォーム 140 摩擦ピン 150 アーム 160 位置決めピン 170 チャンバ 180 円筒形領域 190 溝 200 開口部 210 縦軸(チャンバ中心を通る)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
Claims (11)
- 【請求項1】 物品ホルダであって、 前記物品の表面に隣接して1つ或いはそれ以上のガス流
を発生するためのガス流発生器と、 前記ホルダに対して前記物品が移動しないように、それ
ぞれ前記表面に物理的に接触する1つ或いはそれ以上の
部材とを有することを特徴とする物品ホルダ。 - 【請求項2】 少なくとも1つの部材が、前記表面の
少なくとも内側の点において接触することを特徴とする
請求項1に記載の物品ホルダ。 - 【請求項3】 各部材が前記表面に沿って摩擦力を及
ぼすことを特徴とする請求項1に記載のホルダ。 - 【請求項4】 前記1つ或いはそれ以上のガス流が、
前記表面において減圧領域をもたらし、1つ或いはそれ
以上の部材に当接して前記表面を押圧することを特徴と
する請求項1に記載のホルダ。 - 【請求項5】 前記1つ或いはそれ以上のガス流が、
前記ホルダに対して所定の位置に前記物品の表面を収容
するために、1つ或いはそれ以上の力を生成し、少なく
とも1つの部材が前記所定の位置に概ね延在することを
特徴とする請求項1に記載のホルダ。 - 【請求項6】 前記1つ或いはそれ以上のガス流が、
前記ホルダに対して所定の位置に前記物品の表面を収容
するために、1つ或いはそれ以上の力を生成し、 少な
くとも1つの部材が前記所定の位置を越えて延在し、前
記所定の位置に存在する前記物品の表面に抵抗し、それ
により前記部材と前記表面との間の摩擦を増大させるこ
とを特徴とする請求項1に記載のホルダ。 - 【請求項7】 前記1つ或いはそれ以上のガス流が、
前記物品の表面が前記ホルダの本体から所定の距離だけ
離れて配置されるように1つ或いはそれ以上の力を生成
し、少なくとも1つの部材が、前記所定の距離だけ離れ
て前記ホルダの前記本体から延在することを特徴とする
請求項1に記載のホルダ。 - 【請求項8】 前記1つ或いはそれ以上のガス流が、
前記物品の表面が前記ホルダの本体から所定の距離だけ
離れて配置されるように1つ或いはそれ以上の力を生成
し、少なくとも1つの部材が、前記所定の距離だけ離れ
て前記ホルダの前記本体から延在し、前記ホルダの前記
本体から前記所定の距離に位置する前記物品の表面に抵
抗し、それにより前記部材と前記物品表面との間の摩擦
を増大させることを特徴とする請求項1に記載のホル
ダ。 - 【請求項9】 前記物品と結合することを特徴とする
請求項1に記載のホルダ。 - 【請求項10】 前記物品が半導体材料であり、前記
1つ或いはそれ以上の部材が、前記物品の周辺において
前記表面と接触することを特徴とする請求項1に記載の
ホルダ。 - 【請求項11】 物品を保持するための方法であっ
て、 物品の表面が、前記物品が移動しないようにする1つ或
いはそれ以上の部材と接触するように、前記物品を配置
する過程と、 前記表面に対して横方向に作用する1つ或いはそれ以上
の物品保持力を生成するガス流を発生させる過程とを有
することを特徴とする方法。
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