JP2007184476A - 基板処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
基板処理に於いて、基板の加熱により、基板が変形した場合にも基板とフィンガープレートとの接触を防止し、パーティクルの発生を抑制する。
【解決手段】
基板搬送装置29を具備する基板処理装置に於いて、前記基板搬送装置は基板2が載置される2股フォーク状のフィンガープレート40を有し、該フィンガープレートの基板が載置される範囲に窪みが形成され、更に該窪みの中央部分に第2窪み部が形成された。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体装置を製造する一工程である、基板処理工程、例えば薄膜の生成、酸化膜の生成、不純物の拡散、アニール処理、レジスト処理、エッチング処理等の処理を行う基板処理装置に関するものである。
基板処理、例えばレジスト処理の1つであるアッシングを行う基板処理装置としてアッシャがある。アッシャはウェーハ等の基板に塗布されたフォトレジストをプラズマにより灰化剥離処理するものであり、アッシャとして例えば特許文献1に示されるものがある。
特許文献1に示されるアッシャは、枚葉式の基板処理装置であり、該基板処理装置は処理ガスを導入し、高周波電力を印加してプラズマを発生させる処理室と、該処理室に気密に連設した搬送室と、該搬送室に気密に連設されたロードロック室と、前記搬送室に設けられ、該搬送室と前記処理室間、前記搬送室と前記ロードロック室間でウェーハの移載を行う基板移載機とを具備している。
ウェーハは大気雰囲気で前記ロードロック室に外部搬入装置により搬送され、気密状態で前記基板移載機によりロードロック室から搬送室に移載され、更に気密状態で前記基板移載機により前記処理室に移載される。該処理室では、ウェーハが加熱され、プラズマにより処理ガスが活性化されアッシング処理が行われる。
前記処理室でアッシング処理が完了すると、ウェーハは上記搬入作動とは逆の作動により基板処理装置より搬出される。
前記基板移載機は、進退、回転、昇降可能なロボットアームを具備し、該ロボットアームの先端部にはフィンガープレートが設けられている。前記基板移載機は、前記フィンガプレートにウェーハを載置し、前記ロボットアームの進退、回転、昇降の協働によりウェーハの移載を行う様になっている。
図6、図7により、従来の基板処理装置に用いられているフィンガープレート1について説明する。
該フィンガープレート1は、ウェーハ2が載置される部分は窪み3となっており、該窪み3の周辺4箇所、ウェーハの載置中心に対して対称となる位置に、円弧状の段差が形成され、該段差はウェーハ支持部4として機能し、ウェーハ2は前記ウェーハ支持部4上に載置される。又、前記フィンガープレート1は、ウェーハ2の撓みによる接触を避ける為、中央部5が欠切された2股フォーク状となっている。
前記ウェーハ支持部4は前記窪み3に対して段差となっているので、ウェーハ2が支持された状態では、ウェーハ2と前記窪み3間には間隙が形成され、ウェーハ2と前記ウェーハ支持部4が接触する様になっている。ウェーハ2は前記ウェーハ支持部4という限られた部分を介して前記フィンガープレート1に載置されるので、該フィンガープレート1とウェーハ2との接触による汚染は最小限に限定される様になっている。
然し乍ら、ウェーハ2は常温では平面を維持しているが、加熱されると、ウェーハ2の表裏、或は面内に温度分布が発生し、温度差の為に歪みが発生し、ウェーハ2が反り、或は波打つ変形を生じる。ウェーハ2は僅かな温度変化でも変形し続ける。
この為、ウェーハ2の裏面が前記窪み3に接触し、更に熱変形の途中で該窪み3とウェーハ2間で相対変位を生じ擦れを発生することがある。擦れはウェーハ2の裏面に傷を発生させる虞れがあり、特に前記ウェーハ支持部4に隣接するエッジ部6にウェーハ2の裏面が接触した場合は傷が発生し易い。
擦れにより、ウェーハ2の裏面に傷が発生すると、大量のパーティクルが発生し、ウェーハ2のパーティクルの汚染の原因となる。
図8はウェーハ2の表面に付着したパーティクル7の分布状態を示している。
特開平7−153748号公報
本発明は斯かる実情に鑑み、基板の加熱により、基板が変形した場合にも基板とフィンガープレートとの接触を防止し、パーティクルの発生を抑制する。
本発明は、基板搬送装置を具備する基板処理装置に於いて、前記基板搬送装置は基板が載置される2股フォーク状のフィンガープレートを有し、該フィンガープレートの基板が載置される範囲に窪みが形成され、更に該窪みの中央部分に第2窪み部が形成された基板処理装置に係るものである。
本発明によれば、基板搬送装置を具備する基板処理装置に於いて、前記基板搬送装置は基板が載置される2股フォーク状のフィンガープレートを有し、該フィンガープレートの基板が載置される範囲に窪みが形成され、更に該窪みの中央部分に第2窪み部が形成されたので、基板の加熱により熱歪みが発生し、基板が変形した場合でも、基板が前記フィンガープレートに接触することが防止され、パーティクルの発生が抑止され、基板処理品質が向上し、歩留りの改善が図れるという優れた効果を発揮する。
以下、図面を参照しつつ本発明を実施する為の最良の形態を説明する。
先ず、本発明に係る基板処理装置の1つであるアッシャについて、図1、図2により説明する。
筐体11の略中央部には気密な搬送室12が配設され、該搬送室12の背面側に2組の第1処理室13、第2処理室14がゲートバルブ15,16を介してそれぞれ気密に連設されている。又、前記搬送室12の正面側には2組の第1ロードロック室17、第2ロードロック室18がゲートバルブ19,20を介してそれぞれ気密に連設され、前記第1ロードロック室17、第2ロードロック室18の正面側にはそれぞれ第1カセット授受装置22、第2カセット授受装置23が配設されている。
前記第1処理室13について説明する。尚、前記第2処理室14も同様であるので以下説明を省略する。
真空容器である処理容器25の周囲には高周波コイル26が設けられ、該高周波コイル26には図示しない高周波電源により高周波電力が印加される様になっている。又、前記処理容器25には処理ガス導入管27が連通され、図示しない処理ガス源から処理ガスが導入される様になっている。
前記処理容器25は下端が開口されており、該開口を気密に閉塞する様に基板載置台28が昇降可能に設けられている。該基板載置台28はウェーハ2を載置可能であると共に内部にヒータ(図示せず)を有し、処理される基板を加熱可能となっている。
前記搬送室12内部には基板搬送装置29が設けられ、該基板搬送装置29は伸縮、回転可能なロボットアーム31を具備し、該ロボットアーム31は先端にフィンガープレート40を有している。
前記第1カセット授受装置22、前記第2カセット授受装置23は外部搬送装置(図示せず)との間でウェーハ搬送容器であるカセット32を授受可能なカセットテーブル33、該カセットテーブル33が降下状態で前記カセット32を搬送するカセット搬送装置24を具備している。
前記第1ロードロック室17、前記第2ロードロック室18は前記カセット搬送装置24により搬送されたカセット32からウェーハ2を受出し、前記第1ロードロック室17、前記第2ロードロック室18へのウェーハ2の装入、前記第1ロードロック室17、前記第2ロードロック室18内でのウェーハ2の保持を行うローディング装置34を具備している。
前記基板搬送装置29は前記第1ロードロック室17、前記第2ロードロック室18と前記第1処理室13、前記第2処理室14間でのウェーハ2の搬送を行うものである。
以下、ウェーハ2の処理の概要について説明する。
前記第1カセット授受装置22、前記第2カセット授受装置23のいずれか、例えば前記第1カセット授受装置22にカセット32が搬入されると、前記カセット搬送装置24により前記第1カセット授受装置22が降下され、前記カセット32が前記筐体11内部に取込まれる。
前記第1カセット授受装置22の水平移動と、前記ローディング装置34の上昇移動との協働によりウェーハ2が前記ローディング装置34に受取られ、該ローディング装置34はウェーハ2を前記第1ロードロック室17に装入する。
該第1ロードロック室17が気密に閉塞されると、前記ゲートバルブ19、前記ゲートバルブ15が開放され、前記基板搬送装置29によりウェーハ2を前記フィンガープレート40上に受取り、ウェーハ2が前記第1ロードロック室17から取出され、前記基板載置台28に移載される。該基板載置台28が上昇し、ウェーハ2が前記処理容器25内に装入されると共に該処理容器25が気密に閉塞される。
前記基板載置台28によりウェーハ2が加熱され、前記処理ガス導入管27から処理ガスが導入され、更に前記高周波コイル26に高周波電力が印加されることで、プラズマが発生され、活性化された処理ガスによりウェーハ2に残置されたフォトレジストを剥離除去処理する。
処理が完了すると、前記ゲートバルブ15、前記ゲートバルブ20が開放され、前記基板搬送装置29は前記フィンガープレート40を前記第1処理室13に挿入し、前記フィンガープレート40にウェーハ2を受取り、前記第2ロードロック室18内の空き状態の前記ローディング装置34に処理済のウェーハを移載する。処理後高温となったウェーハ2は前記第2ロードロック室18内で所定の温度迄冷却される。
上記処理が繰返されて、前記第2ロードロック室18のローディング装置34が所定数の処理済ウェーハ2を受取ると、前記ゲートバルブ20が閉塞され、前記ローディング装置34と前記カセット搬送装置24の協働により処理済ウェーハ2がカセット32に移載される。処理済ウェーハ2を収納したカセット32は、前記カセット搬送装置24により上昇され、図示しない外部搬送装置により外部に搬出される。
次に、本発明で使用されるフィンガープレート40について、図3、図4により説明する。
該フィンガープレート40は、図6で示したフィンガープレート1と同等の外形を有し、中央部5が欠切された2股フォーク状となっている。
ウェーハ2が載置される部分は窪み3が形成され、該窪み3の周辺4箇所、ウェーハ2の載置中心に対して対称となる位置に、円弧状の段差であるウェーハ支持部4が形成される。ウェーハ2は前記ウェーハ支持部4上に載置される。又、前記フィンガープレート40は、ウェーハ2の撓みによる接触を避ける為、中央部5が欠切された2股フォーク状となっている。
前記窪み3の中央部分には第2窪み部41が形成される。該第2窪み部41は図3中、ハッチングで示される。該第2窪み部41が形成される範囲は、ウェーハ2が加熱される温度、大きさ、熱変形の量等が考慮されて決定される。
前記第2窪み部41の窪み量は、ウェーハ2に温度分布が生じ、熱歪みにより変形を生じた場合に前記第2窪み部41に接触しないものとなっている。又、前記中央部5に臨む上側のエッジ部6はC面取り、R面取り、好ましくはR面取りされる。尚、R面取り加工されるのは、前記エッジ部6の全長、少なくともBの範囲である。
上記第2窪み部41が形成されるので、ウェーハ2に温度分布が生じ、熱歪みにより変形を生じた場合にもウェーハ2の裏面が前記窪み3、前記第2窪み部41に接触することがなくなる。従って、ウェーハ2の裏面に傷が付くことによるパーティクルの発生を防止できる。又、ウェーハ2の変形が大きく、ウェーハ2の裏面が前記第2窪み部41に接触することがあっても、前記エッジ部6が面取りされているので、傷が付きにくく、やはりパーティクルの発生が防止できる。
本発明で処理したウェーハ2の表面に付着したパーティクル7の分布状態を図5に示している。
図8との比較で、本発明で処理したウェーハ2のパーティクル7の付着量が少ないことが明らかである。
本発明が実施される基板処理装置の一例を示す概略平面図である。 同前基板処理装置の概略側面図である。 本発明に使用されるフィンガープレートの平面図である。 図3のA−A矢視拡大図である。 本発明で処理したウェーハの表面に付着したパーティクルの分布状態を示す図である。 従来の基板処理装置で使用されるフィンガープレートの平面図である。 図6のC−C矢視拡大図である。 従来の基板処理装置で処理したウェーハの表面に付着したパーティクルの分布状態を示す図である。
符号の説明
2 ウェーハ
3 窪み
4 ウェーハ支持部
5 中央部
6 エッジ部
12 搬送室
13 第1処理室
14 第2処理室
17 第1ロードロック室
18 第2ロードロック室
22 第1カセット授受装置
23 第2カセット授受装置
24 カセット搬送装置
29 基板搬送装置
34 ローディング装置

Claims (1)

  1. 基板搬送装置を具備する基板処理装置に於いて、前記基板搬送装置は基板が載置される2股フォーク状のフィンガープレートを有し、該フィンガープレートの基板が載置される範囲に窪みが形成され、更に該窪みの中央部分に第2窪み部が形成されたことを特徴とする基板処理装置。
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