JP4305749B2 - 基板保持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体用基板の検査あるいは処理の際に半導体基板を保持する基板保持装置に関するものである。
半導体基板の検査あるいは製造工程において半導体基板を一時的に保持する必要がある。このために用いる基板保持装置は半導体基板を確実に保持するとともに、半導体基板を汚染したり傷を付けたりしないものである必要がある。そのための基板保持装置が各種提案されている。例えば、特許文献1には、半導体基板の周縁を爪状の部材で外側から中心に向けて押圧して、機械的にクランプする半導体ウェハー保持機構が開示されている。また特許文献2には、半導体基板の中央部と周辺部を真空吸着する基板保持装置が開示されている。
実開平6−13136号公報 特開平11−233597号公報
しかしながら、特許文献1の装置では、基板の周縁部だけで基板を支持するので、基板の中央部が自重で撓むという問題があった。しかも、近年は半導体基板の径が大きくなる傾向にあるので、支点間の距離が増大し、撓みが大きくなる傾向にある。特許文献2の装置は、周辺支持部の高さを調整して、撓みを補正しているが、周縁支持部がウエハを押し上げる際に、ウエハの裏面を擦ることから、傷やパーティクルが発生するという問題があった。さらに、ウエハの裏面の中央部を真空吸着によって接触保持するため、ウエハの裏面にパーティクルが付着するという問題があった。
そこで、本発明は基板の撓みを非接触で補正することによって、基板に傷を付けたり、パーティクルを発生させたりすることのない基板保持装置を提供することを目的とするものである。
上記問題を解決するために、本発明は、基板の周縁部を保持する保持部材と、前記基板の中央部の下側に、前記基板の下面に空気を吹き付けて、前記基板の中央部を持ち上げる空気吐出部を備え、基板保持装置の傾きを検出するセンサを備え、前記センサで検出した傾きの大きさに応じて、前記空気吐出部の高さ方向の位置および吐出空気の圧力および流量を調整するものである。また、前記空気吐出部を上下に昇降して、高さ方向の位置を変更できるように構成するものである。また、前記基板の撓みを検出するセンサを備え、前記センサで検出した撓みの大きさに応じて、前記空気吐出部の高さ方向の位置および吐出空気の圧力および流量を調整するものである。また、記空気吐出部の流路形状を絞り効果を有する形状とするものである。

本発明によれば、基板の周縁部を保持部材で保持するとともに、前記基板の中央部の下側に、前記基板の下面に空気を吹き付けて、前記基板の中央部を持ち上げるので、基板を撓み無く保持することができる効果がある。また、基板の中央を非接触で持ち上げるので、基板の裏面中央部に傷やパーティクルが発生しない効果がある。また、基板の撓みを検出するセンサを備え、前記センサで検出した撓みの大きさに応じて、前記空気吐出部の高さを適切に調整するので、2種類以上の基板を混載する場合であっても、基板の撓みを最小にする効果がある。また、基板保持装置の傾きを検出するセンサを備え、前記センサで検出した傾きの大きさに応じて、前記空気吐出部の高さや、吐出する空気の圧力や流量を調整して、空気が基板を押し上げる力を適切に調整するので、基板保持装置を傾動させても、基板の撓みを最小化する効果がある。また、前記空気吐出部の流路形状を絞り効果を有する形状とするので、同一の空気流量においてフランジがウエハを押し上げる力が強くなり、その結果、空気流量を減らす効果がある。
以下、本発明の具体的実施例を図に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例を示す基板保持装置の平面図であり、図2は図1のA−A´線で切断した側断面図である。図において、1は基板保持装置である。基板保持装置は円筒状のステージ2の上面に受け座3を備え、受け座3でウェハ4を支持して、複数の保持爪5でクランプする。保持爪5は、ピン6で受け座3に取り付けられ、揺動シリンダ7で駆動されて開閉する。8は空気吐出部である。空気吐出部8は円筒状のステージ2の中心内部にあり、その下方にある駆動機構(図示は省略)によって上下方向に移動することができ、下方からクリーンエアが供給され、上面フランジ9に円周上に複数開口した吐出孔10
から、前記クリーンエアを吐出する。
次に基板保持装置1の動作を説明する。ウエハ保持動作の初期状態においては、図2に示すように保持爪5は開いた状態にあり、図示しない搬送装置で搬送されてきたウエハ4は受け座3に載せられる。この時、最初はウエハ4が受け座3の載置面に載らなかったとしても、受け座3の傾斜面をによって、ウエハ4は受け座3の載置面に案内される。受け座3上でウエハ4を受けた後、受け座3に備えられた保持爪5がウエハ4側に傾動し、ウエハ4の上面を押圧する。これにより、受け座3と保持爪5でウエハ4を挟んで、確実に保持する。この時、ウエハ4は自重により中央が僅かに撓む。またこの時、空気吐出部8の上面フランジ9は、受け座3の載置面より下がった位置にあって、ウエハ4の裏面とは接触していない。
続いて、図3に示すように、空気吐出部8は上昇し、上面フランジ9に開口した吐出孔10からクリーンエアを吐出し、ウエハ4の中央部を非接触で押し上げて、ウエハ4の撓みを無くす。なお、空気吐出部8の上昇量やエア圧は、事前の測定結果によって決定し、ウエハ4の厚みや材料などによって変更する。
ステージ2の適当な位置に距離センサを取り付けて、ウェハ4の裏面までの距離を検出してウェハ4の撓みを求め、その撓みが最小(理想的には撓み0)になるように、空気吐出部8の高さや、吐出孔10から出るエアの圧力や流量を調整して、エアがウエハ4を押し上げる力を適切に調整すれば、2種類以上のウエハを混載する場合、ウエハを傾動させる場合など如何なる場合においても、ウエハの撓みが発生しないようにすることができる。
また、ステージ2に角度センサを取り付けて、その角度情報に基づいて、空気吐出部8の高さや、吐出孔10から出るエアの圧力や流量を調整すれば、ステージ2を傾動させる場合において、エアがウエハ4を押し上げる力を傾き角度に対して適切に調整するので、ウエハの撓みが発生しないようにすることができる。
また、吐出孔10の流路形状をオリフィス絞り、毛細管絞り、溝絞りなどの絞り効果を有する形状に変更することで、同一のエア流量においてエアがウエハ4を押し上げる力が強くなり、その結果、エアの流量を減らすことができる。
本発明は、半導体用基板の検査あるいは処理の際に半導体基板を保持する基板保持装置として有用である。
本発明の実施例を示す基板保持装置の平面図である。 本発明の実施例を示す基板保持装置の側断面図である。 本発明の実施例を示す基板保持装置の側断面図である。
符号の説明
1 基板保持装置、2 ステージ、3 受け座、4 ウェハ、5 保持爪、6 ピン、7 揺動シリンダ、8 空気吐出部、9 上面フランジ、10 吐出孔



Claims (4)

  1. 基板の周縁部を保持する保持部材と、前記基板の中央部の下側に、前記基板の下面に空気を吹き付けて、前記基板の中央部を持ち上げる空気吐出部を備え、基板保持装置の傾きを検出するセンサを備え、前記センサで検出した傾きの大きさに応じて、前記空気吐出部の高さ方向の位置および吐出空気の圧力および流量を調整することを特徴とする基板保持装置。
  2. 前記空気吐出部は上下に昇降して、高さ方向の位置を変更できることを特徴とする請求項1に記載の基板保持装置。
  3. 前記基板の撓みを検出するセンサを備え、前記センサで検出した撓みの大きさに応じて、前記空気吐出部の高さ方向の位置および吐出空気の圧力および流量を調整することを特徴とする請求項2に記載の基板保持装置。
  4. 前記空気吐出部の流路形状を絞り効果を有する形状とすることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の基板保持装置。
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