JPH1132412A - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱Info
- Publication number
- JPH1132412A JPH1132412A JP18391297A JP18391297A JPH1132412A JP H1132412 A JPH1132412 A JP H1132412A JP 18391297 A JP18391297 A JP 18391297A JP 18391297 A JP18391297 A JP 18391297A JP H1132412 A JPH1132412 A JP H1132412A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upper cover
- grip
- connection box
- electric connection
- holding portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電気接続箱又はアッパーカバーの取付け若し
くは取り外しを片手で容易に行うことができる電気接続
箱を提供する。 【解決手段】 電装品を収納するための電気接続箱11
において、アッパーカバー12の上部に段差14を形成
して把持部15を設ける。これにより、電気接続箱11
を片手で把持して取付け又はアッパーカバー12の取り
外しを片手で容易に行うことができる。
くは取り外しを片手で容易に行うことができる電気接続
箱を提供する。 【解決手段】 電装品を収納するための電気接続箱11
において、アッパーカバー12の上部に段差14を形成
して把持部15を設ける。これにより、電気接続箱11
を片手で把持して取付け又はアッパーカバー12の取り
外しを片手で容易に行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車のエ
ンジンルーム等に配設される電気接続箱に関するもので
ある。
ンジンルーム等に配設される電気接続箱に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】自動車用の種々の電装品等を収めるとと
もに、ワイヤーハーネス等の配線類の接続分岐点として
の役目を果たす電気接続箱には、車種や用途に応じてリ
レーボックス(R/B)、ヒュージブルリンクボックス
(F/B)、電子制御ユニット(ECU)など種々の形
式がある。
もに、ワイヤーハーネス等の配線類の接続分岐点として
の役目を果たす電気接続箱には、車種や用途に応じてリ
レーボックス(R/B)、ヒュージブルリンクボックス
(F/B)、電子制御ユニット(ECU)など種々の形
式がある。
【0003】そして、この種の電気接続箱においては、
一般に、合成樹脂製のロアケースとアッパーカバーとで
構成されている。この電気接続箱を車体内に組付ける場
合には、電気接続箱を片手で把持して車体内の所定位置
で保持し、他方の手でボルト締め作業等を行って固定し
ていた。また、電気接続箱の内部の点検または修理は、
アッパーカバーが取り外される。
一般に、合成樹脂製のロアケースとアッパーカバーとで
構成されている。この電気接続箱を車体内に組付ける場
合には、電気接続箱を片手で把持して車体内の所定位置
で保持し、他方の手でボルト締め作業等を行って固定し
ていた。また、電気接続箱の内部の点検または修理は、
アッパーカバーが取り外される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車両搭
載スペースの関係上、電気接続箱が低く幅広になること
がある。そのため、電気接続箱の組付けやアッパーカバ
ーの取り外しの際、電気接続箱を片手で把持することが
困難になり、迅速な作業等を行うことが困難であった。
載スペースの関係上、電気接続箱が低く幅広になること
がある。そのため、電気接続箱の組付けやアッパーカバ
ーの取り外しの際、電気接続箱を片手で把持することが
困難になり、迅速な作業等を行うことが困難であった。
【0005】本発明は上記問題を解決されるためになさ
れたものであって、その目的は、電気接続箱又はアッパ
ーカバーの取付け又は取り外しを片手で容易に行うこと
ができる電気接続箱を提供することにある。
れたものであって、その目的は、電気接続箱又はアッパ
ーカバーの取付け又は取り外しを片手で容易に行うこと
ができる電気接続箱を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、ロアケースとアッパ
ーカバーとよりなり、電装品を収納するための電気接続
箱において、アッパーカバーの上部に段差を形成するこ
とにより把持部を設けたことをその要旨としている。
めに、請求項1に記載の発明では、ロアケースとアッパ
ーカバーとよりなり、電装品を収納するための電気接続
箱において、アッパーカバーの上部に段差を形成するこ
とにより把持部を設けたことをその要旨としている。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の電気接続箱において、前記把持部をアッパーカバー
の一側に寄せて形成したことをその要旨としている。
載の電気接続箱において、前記把持部をアッパーカバー
の一側に寄せて形成したことをその要旨としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に従って説明する。図1に示すように、電気
接続箱11は、内部に電装品等を収容したロアケース1
3と、そのロアケース13の上面開口を閉鎖するように
被せられたアッパーカバー12とよりなっている。
形態を図面に従って説明する。図1に示すように、電気
接続箱11は、内部に電装品等を収容したロアケース1
3と、そのロアケース13の上面開口を閉鎖するように
被せられたアッパーカバー12とよりなっている。
【0009】図1及び図2に示すように、アッパーカバ
ー12の上部には、段差14を形成することにより、幅
W1、高さH1よりなる把持部15と非把持部16とが
形成されている。把持部15はアッパーカバー12の一
側に寄せて形成されている。
ー12の上部には、段差14を形成することにより、幅
W1、高さH1よりなる把持部15と非把持部16とが
形成されている。把持部15はアッパーカバー12の一
側に寄せて形成されている。
【0010】また、把持部15の幅W1及び高さH1は
片手で容易に把持可能な寸法に形成されている。次に、
上記のように構成された本実施形態の作用及び効果につ
いて説明する。 ・ 本実施形態では、アッパーカバー12の上部に段差
14を形成することにより把持部15を設けたため、そ
の把持部15により電気接続箱11を片手で把持するこ
とができる。従って、他方の手でボルト締め作業等を行
うことができ、電気接続箱11の組付け又はアッパーカ
バー12の取り外しを容易に行うことができる。 ・ 把持部15がアッパーカバー12の一側に寄せて形
成されているため、電気接続箱11をエンジンルーム内
に搭載したとき、アッパーカバー12の非把持部16の
真上にボンネットの骨を配置することができる。そのた
め、ボンネットの高さを低くすることができるととも
に、ボンネットの設計の自在性を向上させることができ
る。
片手で容易に把持可能な寸法に形成されている。次に、
上記のように構成された本実施形態の作用及び効果につ
いて説明する。 ・ 本実施形態では、アッパーカバー12の上部に段差
14を形成することにより把持部15を設けたため、そ
の把持部15により電気接続箱11を片手で把持するこ
とができる。従って、他方の手でボルト締め作業等を行
うことができ、電気接続箱11の組付け又はアッパーカ
バー12の取り外しを容易に行うことができる。 ・ 把持部15がアッパーカバー12の一側に寄せて形
成されているため、電気接続箱11をエンジンルーム内
に搭載したとき、アッパーカバー12の非把持部16の
真上にボンネットの骨を配置することができる。そのた
め、ボンネットの高さを低くすることができるととも
に、ボンネットの設計の自在性を向上させることができ
る。
【0011】尚、上記各実施形態は以下のように変更し
てもよく、その場合でも同様の作用および効果を得るこ
とができる。 ・ 図3に示すように、把持部15をアッパーカバー1
2の上面中央部に設けること。 ・ 図4及び図5に示すように、把持部15の一方又は
両方の段差14の角度θを鈍角から90度又は鋭角にす
ること。このようにすれば、把持部15の把持が容易に
なる。 ・ 図6に示すように、段差14に鍵部17に形成する
こと。このようにしても、把持部15の把持が容易にな
る。 ・ 図7に示すように、指掛部18を凹設すること。こ
のようにしても、把持部15の把持が容易になる。 ・ 図8に示すように、把持部15を四角柱状の突起と
すること。 ・ 図8に示す突起の形状を円柱状に形成すること。 ・ 把持部15の周囲に滑り止め部材としてのゴムを接
着すること。
てもよく、その場合でも同様の作用および効果を得るこ
とができる。 ・ 図3に示すように、把持部15をアッパーカバー1
2の上面中央部に設けること。 ・ 図4及び図5に示すように、把持部15の一方又は
両方の段差14の角度θを鈍角から90度又は鋭角にす
ること。このようにすれば、把持部15の把持が容易に
なる。 ・ 図6に示すように、段差14に鍵部17に形成する
こと。このようにしても、把持部15の把持が容易にな
る。 ・ 図7に示すように、指掛部18を凹設すること。こ
のようにしても、把持部15の把持が容易になる。 ・ 図8に示すように、把持部15を四角柱状の突起と
すること。 ・ 図8に示す突起の形状を円柱状に形成すること。 ・ 把持部15の周囲に滑り止め部材としてのゴムを接
着すること。
【0012】このように構成すれば、把持したときに滑
ることなく容易に把持することができる。なお、本明細
書でいう「電気接続箱」とは、各種の電装品等を収納し
てこれらをワイヤーハーネスその他の配線類に接続すべ
く設けられた介在的存在のあらゆる態様を意味するもの
であり、いわゆるジャンクションブロック(J/B)に
限定されるものではない。
ることなく容易に把持することができる。なお、本明細
書でいう「電気接続箱」とは、各種の電装品等を収納し
てこれらをワイヤーハーネスその他の配線類に接続すべ
く設けられた介在的存在のあらゆる態様を意味するもの
であり、いわゆるジャンクションブロック(J/B)に
限定されるものではない。
【0013】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明
によれば、アッパーカバーの上部に段差を形成すること
により把持部を設けたため、電気接続箱を片手で把持
し、他方の手でボルト締め作業等を行うことができ、電
気接続箱の組付け又はアッパーカバーの取り外しを容易
に行うことができる。
ため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明
によれば、アッパーカバーの上部に段差を形成すること
により把持部を設けたため、電気接続箱を片手で把持
し、他方の手でボルト締め作業等を行うことができ、電
気接続箱の組付け又はアッパーカバーの取り外しを容易
に行うことができる。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、把持部を
アッパーカバーの一側に寄せて形成したため、アッパー
カバーとボンネットの骨との干渉を避けることができ
る。
アッパーカバーの一側に寄せて形成したため、アッパー
カバーとボンネットの骨との干渉を避けることができ
る。
【図1】本発明の電気接続箱を示す斜視図。
【図2】本発明の電気接続箱を示す正面図。
【図3】本発明の別例における電気接続箱を示す斜視
図。
図。
【図4】本発明の別例における電気接続箱を示す斜視
図。
図。
【図5】本発明の別例における電気接続箱を示す斜視
図。
図。
【図6】本発明の別例における電気接続箱を示す斜視
図。
図。
【図7】本発明の別例における電気接続箱を示す斜視
図。
図。
【図8】本発明の別例における電気接続箱を示す斜視
図。
図。
11…電気接続箱、12…アッパーカバー、13…ロア
ケース、14…段差、15…把持部。
ケース、14…段差、15…把持部。
Claims (2)
- 【請求項1】 ロアケースとアッパーカバーとよりな
り、電装品を収納するための電気接続箱において、アッ
パーカバーの上部に段差を形成することにより把持部を
設けた電気接続箱。 - 【請求項2】 前記把持部をアッパーカバーの一側に寄
せて形成した請求項1に記載の電気接続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18391297A JPH1132412A (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18391297A JPH1132412A (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | 電気接続箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1132412A true JPH1132412A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16143997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18391297A Pending JPH1132412A (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1132412A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9084349B2 (en) | 2008-12-22 | 2015-07-14 | Yazaki Corporation | Electric connection box |
WO2016117014A1 (ja) * | 2015-01-19 | 2016-07-28 | 三菱電機株式会社 | コントローラ |
JP2018148219A (ja) * | 2018-04-19 | 2018-09-20 | 三菱電機株式会社 | コントローラ |
-
1997
- 1997-07-09 JP JP18391297A patent/JPH1132412A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9084349B2 (en) | 2008-12-22 | 2015-07-14 | Yazaki Corporation | Electric connection box |
WO2016117014A1 (ja) * | 2015-01-19 | 2016-07-28 | 三菱電機株式会社 | コントローラ |
JPWO2016117014A1 (ja) * | 2015-01-19 | 2017-06-08 | 三菱電機株式会社 | コントローラ |
GB2550504A (en) * | 2015-01-19 | 2017-11-22 | Mitsubishi Electric Corp | Controller |
US10582620B2 (en) | 2015-01-19 | 2020-03-03 | Mitsubishi Electric Corporation | Controller |
GB2550504B (en) * | 2015-01-19 | 2021-09-29 | Mitsubishi Electric Corp | Controller |
JP2018148219A (ja) * | 2018-04-19 | 2018-09-20 | 三菱電機株式会社 | コントローラ |
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