JP4412256B2 - 電気接続箱 - Google Patents
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Description
しかし、近年、エンジンをフロント側のエンジンルームに配置する一方、バッテリーはリア側のトランクルームに配置する自動車が開発されており、このような自動車では前記救援作業をする際に、エンジンルームとトランクルームの両方を開けることが必要になり、前記作業が煩雑化する問題がある。
即ち、バッテリーをリア側のトランクルームに配置しているにもかかわらず、エンジンルーム側でブースターケーブルをバッテリーのプラス電極と間接的に接続することができる。
これにより、エンジンとバッテリーを異なる位置に配置した場合でも、前記救援作業を容易にすることができる。
前記バスバーの電源線端末の端子との接続位置では、該バスバーのボルト穴に挿通されて前記ケース内部から外部へと突出するボルトに前記電源線端末の端子のボルト穴が通されてナットで締結されており、
前記ナットはボルトの軸線方向と同一方向の先端に抜け止め用の大径部が設けられていると共に、該大径部に隣接してブースターケーブル先端のクリップの幅よりも長い小径部が段状に設けられてジャンプポイントが形成され、バッテリーの過放電時に前記ジャンプポイントに対して軸直角方向からブースターケーブル先端のクリップが挟持して取り付けられる構成としていることを特徴とする電気接続箱を提供している。
また、本発明の電気接続箱のケースに収容されているバスバーは電源分配用分岐部を備えていない。即ち、本発明の電気接続箱は、バッテリーから供給された電源を複数の負荷部品に分配する電気接続箱とは別体として設けて小型化しているため、エンジンルーム内でも配置スペースの制限を受けにくく、ブースターケーブルとの接続に好適な位置に配置することができる。
さらに、ブースターケーブル先端のクリップを接続するジャンプポイントを電源線とバスバーとの接続に必要なナットに設けているため、新たにブースターケーブルと接続するための部材を設ける必要がなく、部品点数の増加を防止できると共に、電気接続箱の大型化も防止することができる。前記ナットは通常のナットよりも長尺としているため、ブースターケーブル先端のクリップで容易に挟むことができる。
なお、ナットの小径部の長さはクリップ幅の1.2〜2倍としていることが好ましい。
前記構成によれば、電気接続箱以外の場所にオルタネータとバッテリーとの間に介在させるヒュージブルリンクを配置する必要がない。
また、ブースターケーブル先端のクリップで挟持されるナットを備えた電気接続箱を、バッテリーから供給された電源を複数の負荷に分配する電気接続箱とは別体として設けて小型化しているため、エンジンルーム内でも配置スペースの制限を受けにくく、ブースターケーブルとの接続に好適な位置に配置することができる。
さらに、ブースターケーブル先端のクリップを電源線とバスバーとの接続にもともと必要であったナットに接続しているため、新たにブースターケーブルと接続するための部材を設ける必要がなく、部品点数の増加を防止できると共に、電気接続箱の大型化も防止することができる。
図1乃至図7は、本発明の実施形態を示し、電気接続箱10は、自動車100のエンジンルーム101に搭載されるものであり、バッテリー102からの電源を複数の負荷部品に分配する電気接続箱103とは別体に設けたものである。なお、図1に示すように、バッテリー102は自動車のリア側のトランクルームに搭載されている。また、電気接続箱103にもバッテリー102より電源線を介して電源を供給しているが、図1ではこの電源線の図示を省略している。
また、ブースターケーブル30先端のクリップ31で挟持されるナット23を備えた電気接続箱10を、バッテリー102から供給された電源を複数の負荷に分配する電気接続箱103とは別体に設けて小型化しているため、エンジンルーム101内でも配置スペースの制限を受けにくく、電気接続箱10をブースターケーブル30との接続に好適な位置に配置することができる。
さらに、ブースターケーブル30先端のクリップ31を電源線w1とバスバー20との接続に必要であるナット23に接続するため、新たにブースターケーブル30と接続するための部材を設ける必要がなく、部品点数の増加を防止できると共に、電気接続箱10の大型化も防止することができる。
なお、本実施形態ではバッテリーを自動車のトランクルームに搭載しているが、バッテリーをエンジンルームに搭載している場合であっても、バッテリーがブースターケーブルと接続しにくい位置に配置されている場合には、本発明の電気接続箱を好適に用いることができる。
11 ケース
20 バスバー
21 電源線に接続されたL型端子
22 ボルト
23 ナット
23a、23b 大径部
23c 小径部
26、27 ボルト締め端子
30 ブースターケーブル
31 クリップ
102 バッテリー
103 電気接続箱
w1 バッテリーと接続される電源線
w2 スタータと接続される電線
w3 オルタネータと接続される電線
Claims (3)
- 電気接続箱のケース内部に、負荷部品への電源分配用分岐部が無い1つのバスバーが収容され、該バスバーの一端にバッテリーに接続される電源線端末の端子が接続されると共に他端にはスタータに接続される電線端末の端子が接続され、
前記バスバーの電源線端末の端子との接続位置では、該バスバーのボルト穴に挿通されて前記ケース内部から外部へと突出するボルトに前記電源線端末の端子のボルト穴が通されてナットで締結されており、
前記ナットはボルトの軸線方向と同一方向の先端に抜け止め用の大径部が設けられていると共に、該大径部に隣接してブースターケーブル先端のクリップの幅よりも長い小径部が段状に設けられてジャンプポイントが形成され、バッテリーの過放電時に前記ジャンプポイントに対して軸直角方向からブースターケーブル先端のクリップが挟持して取り付けられる構成としていることを特徴とする電気接続箱。 - 前記ナットにはカバーが被せられている請求項1に記載の電気接続箱。
- 前記バスバーには、ヒュージブルリンクを介してオルタネータと接続される電線端末の端子が接続されている請求項1または請求項2に記載の電気接続箱。
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JP2005240862A JP4412256B2 (ja) | 2005-08-23 | 2005-08-23 | 電気接続箱 |
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