JPH11323062A - コポリマ―混合物を含有する水性分散液、及び結合剤へのその使用 - Google Patents
コポリマ―混合物を含有する水性分散液、及び結合剤へのその使用Info
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- JPH11323062A JPH11323062A JP11086017A JP8601799A JPH11323062A JP H11323062 A JPH11323062 A JP H11323062A JP 11086017 A JP11086017 A JP 11086017A JP 8601799 A JP8601799 A JP 8601799A JP H11323062 A JPH11323062 A JP H11323062A
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Abstract
液、およびその製法。 【解決手段】C1〜18炭化水素基を有する(メタ)ア
クリル酸エステル、芳香族ビニル化合物及び/又はビニ
ルエステル(a)を30〜85重量%、並びにヒドロキ
シ官能性モノマー(b)を5〜45重量%含む共重合体
または(a)を4〜20重量%、(b)を4〜15重量
%、並びに酸官能性モノマーを0.8〜3.0重量%含
む共重合体で、固形分に基づいて10〜28mgKOH
/g物質の酸価を有する水性の溶液または分散液。アミ
ノプラスト樹脂、ブロックポリイソシアネート及び遊離
イソシアネート基を含有するポリイソシアネートから選
択される少なくとも一種の架橋樹脂とともに結合剤組成
物に使用すること。
Description
硬化され得る水性コポリマー分散液、この分散液の製造
方法、及びその結合剤への使用に関する。
希釈性ラッカー及びコポリマー組成物に使用できること
は、各種文献で公知である。例えば、EP−A−22
5,612及びDE−A−3,543,361には、カ
ルボキシル基を含有するモノマーを二重合段階の一方に
のみ使用する二段階重合工程により製造されるポリマー
分散液を物理乾燥することが記載されている。これらの
分散液から製造されるコポリマーが良好な耐水性を示す
よう、その製造にアンモニアが使用される。他の中和剤
の添加は、コーチング及びそれから作られるフィルムの
耐水性を損なう。ヒドロキシル基を含有するモノマー
は、耐水性に関して不利な効果を持つので、使用されな
い。
−A−363,723、DE−A−4,009,85
8、DE−A−4,009,931、EP−A−52
1,919、DE−A−4,009,932及びEP−
A−365,775に記載されている。まず、下塗りが
塗布され、それからポリマーフィルムが形成される。次
いで、仕上げ塗りが塗布され、続いて該下塗り及び仕上
げ塗りが一緒に焼き付けされる。二段解工程でアミノプ
ラスト樹脂を適宜組み合わせて製造されるコポリマー分
散液が、この下塗り又は仕上げ塗りに使われる。フィル
ムのより厚いコーチングと良好な視覚特性は、特定のコ
ポリマー分散液を使用することにより得られる。しか
し、これらのすべての分散液の欠点は、親水性コポリマ
ー成分における高比率のカルボキシル官能性モノマーで
ある。JP−A−80/82166には、二段解工程に
より製造されるポリアクリレート分散液が記載されてい
る。カルボキシル基を含有する出発材料を、この製造の
両工程で使用する。これは、比較的低い固形分を生ず
る。得られるコポリマーは、低い耐水性を示す。US
4,151,143には、二段解工程により製造される
ポリアクリレート分散液が記載され、第一段階は、有機
溶液中で製造され、その後分散され、第二段階として、
第一段階の存在下に乳化重合が行われる。得られる生成
物は高分子量を有するが、コーチング組成物に使用する
と、不十分なフィルム形成を示し、全体に、通例の二次
分散液のものと異なる性質を示す。
剤の添加により安定化され、かつ親水性ポリイソシアネ
ートと、カルボキシル基を実質的に持たないエマルショ
ンコポリマーとをベースとする二成分ポリウレンタンコ
ーチングが記載されている。該ポリマーの高分子量及び
添加した乳化剤の永久的親水性のために、これらの組成
物は、いまだに、耐水性、顔料濡れ及びいくつかの用途
でのフィルムの外観に関して不完全である。EP−A−
358,975には、良好な特性を示す水性二成分ポリ
ウレタン組成物が記載されている。しかし、いくつかの
用途では、固形分、耐水性、加工時間又は塗布の安定性
の向上が必要である。DE−A−4,439,669、
DE−A−4,322,242及びJP−A−41,2
45には、特定のモノマーを含有するコポリマーをベー
スとし、二段階過程により製造することができる水性二
成分ポリウレンタン組成物が記載されている。これらの
特定モノマーは、そこから製造されるコーチングの特性
を改善するように規定されているが、著しくコスト高な
生成物になるので、経済的に使用する可能性が限定され
る。
から、ラッカー又はコーチングになされる増大する要求
を満たすために、改善生成物への継続した要求があるこ
とは明らかである。特に、分散液には、反応性基のため
に適当な架橋剤により低温(好ましくは室温)で硬化し
て、高品質コーチングを形成できることが要求される。
経済及び適用技術の点から有利な分散液は、分散液とし
て及びラッカー内において、高固形分と優秀な貯蔵安定
性を有するものである。例えばきわめて良好な顔料着色
の能力がこれらの系に必要であり、そして、必要とする
すぐれたフィルム外観に顕著な影響を持つ。ラッカーフ
ィルムは、きわめて良好な耐溶剤性、水及び環境上の効
果を示さねばならない。
る限り多くの用途に使用でき、できる限り多くの市販の
架橋剤と良好な適合性を有する水性分散液を提供するこ
とにある。さらに、本発明の目的は、分散液の簡易かつ
経済的な製造方法、すなわち、コスト高で時間のかかる
蒸留段階を必要とせず、そして別個の製造が必要な他の
成分を必要としない製造する方法を提供することにあ
る。本発明の他の目的は、12%未満の溶媒含有量を有
し、容易に入手でき、かつできる限り高価でない原料か
ら調製したときに、所望の特性の得られる分散液を提供
することにある。意外にも、これらの目的は、以下に説
明する本発明の特別に選択されたコポリマー及びその製
造方法により達成し得る。
る(メタ)アクリル酸エステル、芳香族ビニル化合物及
び/又はビニルエステルを30〜85重量%、並びに Ib) ヒドロキシ官能性モノマーを4〜45重量%含む
ヒドロキシ官能性疎水性コポリマー、 II)IIa) アルコール部分にC1 〜C18炭化水素基を有す
る(メタ)アクリル酸エステル、芳香族ビニル化合物及
び/又はビニルエステルを4〜20重量%、 IIb) ヒドロキシ官能性モノマーを5〜15重量%、並
びに IIc) 酸官能性モノマーを0.8〜3.0重量%含むヒ
ドロキシ及びカルボキシ官能性の親水性−疎水性コポリ
マー、並びに III)必要に応じ IIIa)ヒドロキシ及び/又は非官能性(メタ)アクリル
酸エステルあるいは芳香族ビニル化合物を0〜16重量
%含むヒドロキシ官能性疎水性コポリマーを含むコポリ
マーA)であって、 i) 前記%は、成分I)、II) 及びIII)の総重量に基づ
き、 ii) Ia) 、Ib) 、IIa)、IIb)、IIc)及びIIIa) の合計
は、これらの成分の重量に基づいて100%であり、 iii)コポリマーA)は、固形分に基づいて10〜28m
gKOH/g物質の酸価を有し、 iv) モノマーII) 中のモノマーIIc)の重量%は、25重
量%未満であり、かつ v) コポリマーII) 中のヒドロキシ官能性モノマーIIb)
の重量%は、コポリマーI)中のヒドロキシ官能性モノマ
ーIb) の重量%よりも高い前記コポリマーA)の水性の
溶液又は分散液に関する。
ノマーIa) と5〜45重量%のモノマーIb) との混合物
をラジカル共重合して、本質的にカルボキシル基を有さ
ない疎水性ヒドロキシ官能性コポリマーI)を生成し、 b) 続いて、4〜20重量%のモノマーIIa)、4〜15
重量%のモノマーIIb)及び0.8〜3.0重量%のモノ
マーIIc)をラジカル共重合して、親水性−疎水性ヒドロ
キシ及びカルボキシ官能性コポリマーII) を生成し、 c) 続いて、必要に応じ0〜16重量%のモノマーIII
a) をラジカル共重合して、ヒドロキシ官能性疎水性コ
ポリマーIII)を形成し、 d) 70〜130%のカルボキシル基を中和し、そして e) コポリマーA)を水に溶解又は分散させ、ここで、
モノマーの%を、コポリマーA)が60〜90重量%の
コポリマーI)と10〜40重量%のコポリマーII) とを
含有するように選択することからなる、コポリマーA)
の水性の分散液又は溶液の製造方法に関する。 最後に、本発明は、コポリマーA)50〜90重量%
と、アミノプラスト樹脂、ブロックポリイソシアネー
ト、及び遊離イソシアネート基を含有するポリイソシア
ネートから選択される少なくとも1種の架橋剤5〜50
重量%とからなる結合剤組成物、並びに化学架橋ラッカ
ー及びコーチングを調製するためのその使用に関する。
65重量%であり、 ii) コポリマーII) 中のモノマーIIb)の重量%が25〜
65重量%であり、 iii)コポリマー混合物A)中のコポリマーI)の重量%が
60〜90重量%、より好ましくは80重量%より大き
く90重量%以下であり、 iv) コポリマー混合物A)中のコポリマーII) の重量%
が10〜40重量%、より好ましくは10重量%以上2
0重量%未満であり、かつ v) コポリマーA)中のカルボキシル基の少なくとも7
0%、好ましくは少なくとも90重量%は、塩型で存在
する。
ルボキシ官能性モノマーIIc)の重量%が6〜18重量%
であり、そして固形分に基づいて15〜20mgKOH
/g物質の酸価を生じる。さらに、すべてのカルボキシ
ル基を塩型に変換した後に7.9〜10.0のpHが得
られるように、過剰の中和剤が存在することが好まし
い。
ーI)が、 Ia) アルコール部分にC1 〜C18脂肪族炭化水素基を有
する(メタ)アクリル酸エステル及び/又は芳香族ビニ
ル化合物を40〜80重量%、並びに Ib) ヒドロキシ官能性(メタ)アクリル酸エステルを
7.5〜35重量%含み、コポリマーII) が、 IIa) アルコール部分にC1 〜C18脂肪族炭化水素基を
有する(メタ)アクリル酸エステル及び/又は芳香族ビ
ニル化合物を4〜10重量%、 IIb) ヒドロキシ官能性(メタ)アクリル酸エステルを
6〜12重量%、及び IIc) 酸官能性モノマーを1.5〜2.5重量%含み、
並びにコポリマーIII)が、 IIIa) ヒドロキシ及び非ヒドロキシ官能性(メタ)アク
リル酸エステルあるいは芳香族ビニル化合物を0〜16
重量%含み、ここで、該カルボキシ官能性モノマーは、
コポリマーA)が固形分に基づいて12mgKOH/g
物質より大きく25mgKOH/g物質未満の酸価を有
し、90%より大のカルボキシル基が塩型で存在するよ
うな量にて使用されるものである。
は、30〜95重量%の疎水性水不混和性不鹸化溶媒i)
と5〜70重量%の水混和性又は水溶性不鹸化溶媒ii)
との溶媒混合物を、水性コポリマーの重量に基づいて1
2重量%未満含有する。本発明の目的が、EP−A−7
58,007に記載採用されたヒドロキシ官能性ポリエ
ーテルの不存在下で得られたことは意外である。これら
のポリエーテルの省略は、本発明に従う分散液の製法を
極めて簡易化する。これらのポリエーテルが必要とされ
ないことは、コポリマーA)が、好ましくは30〜95
重量%、より好ましくは50〜85重量%の疎水性水不
混和性不鹸化溶媒i)と好ましくは5〜70重量%、より
好ましくは15〜50重量%の水混和性又は水溶性不鹸
化溶媒ii) との特定溶媒混合物中で調製されることを考
慮すると、さらに一層意外なことである。
キシレン、トルエン、溶剤ナフサ及び市販の炭化水素混
合物、例えばアイソパル(Isopar)溶剤、テラピン(Terap
in)溶剤、クリスタル(crystal) 油、及びホワイトスピ
リットが挙げられる。水混和性又は水溶性不鹸化溶媒i
i) の例には、ブチルグリコール、メトキシプロパノー
ル、ブチルジグリコール、ジエチレングリコール、ジプ
ロピレングリコール、エチルグリコール、プロピルグリ
コール、及びメチルジグリコールが挙げられる。コポリ
マーA)の調製は、好ましくは、水の不存在下、すなわ
ち有機溶媒内のみで行われる。水希釈性コポリマーを記
載したDE−A−3,022,824は、水不混和性溶
媒は、結合剤組成物の水希釈性を損なうと述べているの
で、本発明のようにしてコポリマーA)を調製できるこ
とは予期されなかった。したがって、この文献は、これ
らの溶媒の添加を排除する。その証拠に、上記した溶媒
i)を使用した実施例が一つもない。
Ib) と共重合してコポリマーI)を形成し、ここで、コポ
リマー分散液A)におけるコポリマーI)の量は、60〜
90、好ましくは80〜90重量%であり、コポリマー
分散液A)におけるコポリマーII) の割合は、10〜4
0重量%、好ましくは10重量%以上20重量%未満で
ある。
ーI)の調製に使用されない。本発明の目的を達成するた
めに、疎水性コポリマーI)がまず調製されること、続い
て疎水性−親水性コポリマーII) がその場で調製される
こと、そして続いて適宜、疎水性コポリマーIII)がその
場で調製されることがきわめて重要である。他の手順、
例えば、まず、親水性コポリマーを製造しそれから疎水
性コポリマーを製造する、あるいは、コポリマーI)及び
II) の部分製造を交互に行う、あるいはコポリマーI)及
びII) を別個に製造し、それからこれらを混合すること
は、不充分な品質をもたらす。
18、好ましくは1〜8個の炭素原子を持つ、直鎖又は
分岐の脂肪族炭化水素基を持つものから選択される。適
当なモノマーIa) の例には、エチルアクリレート、n−
ブチルアクリレート、イソ−ブチルアクリレート、2−
エチルヘキシルアクリレート、メチルメタクリレート、
スチレン、ビニルトルエン、エチルメタクリレート、ブ
チルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレー
ト、α−メチルスチレン、及びこれらと他のモノマーと
の混合物が挙げられる。適宜、ビニルエステルを、これ
らの(メタ)アクリル酸エステルと組み合わせて使用し
てもよい。コポリマーA)中のモノマーIa) の量は、3
0〜85重量%、好ましくは40〜80重量%である。
好ましいモノマーIa) は、スチレン、メチルメタクリレ
ート、ブチルメタクリレート、ブチルアクリレート、2
−エチルヘキシルアクリレート、及びこれらのモノマー
の混合物である。
は、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプロ
ピルメタクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート、
ヒドロキシプロピルアクリレート、ヒドロキシブチルア
クリレート、及びヒドロキシブチルメタクリレートが挙
げられる。コポリマーA)中のモノマーIb) の量は、5
〜45、好ましくは7.5〜35重量%である。好まし
いモノマーI b)は、ヒドロキシエチルメタクリレート、
ヒドロキシプロピルメタクリレート、ヒドロキシエチル
アクリレート及びヒドロキシプロピルアクリレートであ
る。
ノマー混合物の有機溶液中、好ましくは前記溶媒混合物
中でのラジカル開始共重合により行われる。好適な開始
剤には、ジ−tert- ブチルペルオキシド、tert- ブチル
ペルオキシ−2−エチルヘキサエートのような有機過酸
化物、及びアゾ化合物が挙げられる。この開始剤は、
0.5〜6.5、好ましくは2.0〜4.5重量%の量
にて使用される。共重合は、モノマー添加工程として一
般に90〜180℃にて行われる。
a) 及びIb) の共重合に続き、コポリマーII) を形成す
るためのモノマーIIa)、IIb)及びIIc)の共重合がコポリ
マーI)の存在下で行われる。適当な疎水性モノマーIIa)
は、Ia) で記載したモノマーである。好ましいモノマー
IIa)は、メチルメタクリレート、ブチルアクリレート、
スチレン、ブチルメタクリレート、2−エチルヘキシル
アクリレート及びこれらのモノマーの混合物である。コ
ポリマーA)中のモノマーIIa)の量は、4〜20、好ま
しくは4〜10重量%である。コポリマーII) 中の疎水
性モノマーIIa)の量は、25〜65、好ましくは30〜
60重量%である。
は、Ib) で記載したモノマーである。コポリマーA)中
のモノマーIIb)の量は、4〜15、好ましくは6〜12
重量%である。コポリマーII) 中のヒドロキシ官能性モ
ノマーIIb)の量は、25〜65、好ましくは35〜55
重量%であり、ただし、コポリマーII) 中のヒドロキシ
官能性モノマーIIb)の量は、コポリマーI)中のヒドロキ
シ官能性モノマーIb)の量より高くなければならない。
コポリマーII) 中のヒドロキシ官能性モノマーIIb)の量
(重量%)は、コポリマーI)中のヒドロキシ官能性モノ
マーIb) の量よりも、好ましくは少なくとも25%高
く、より好ましくは少なくとも50%高い。
は、ヒドロキシル基の含量が低いときでさえ、得られる
コーチングの有利な特性、例えば耐水性及び耐溶剤性を
生ずる。これは、結合剤組成物にとって有利な効果を持
つ。適当なモノマーIIc)の例には、アクリル酸、メタク
リル酸、マレイン酸(無水物)、及び他のカルボキシ官
能性共重合性モノマーが挙げられる。アクリル酸又はメ
タクリル酸が好ましい。モノマーIIc)の量は、0.8〜
3.0重量%、好ましくは1.5重量%以上2.5重量
%未満である。コポリマーII) におけるモノマーIIc)の
量は、コポリマーII) が顕著な親水−疎水特性を有する
ように、25重量%未満、好ましくは6〜18重量%で
ある。
と、少なくとも1種の鹸化しない疎水性水不混和性溶媒
とを含有する混合物を使用し、かつ、少なくとも70
%、好ましくは90%より大の中和度を使用すると、コ
ポリマーII) における疎水性モノマー、ヒドロキシ官能
性モノマー及び親水性カルボキシ官能性モノマーの選択
混合物は、得られるコーチングの特性に優秀なレベルを
もたらす。ヒドロキシ官能性モノマーは、以下の式:
理論ヒドロキシル価(OHno.)が、固形分に基づい
て25mgKOH/g物質より大きく250mgKOH
/g物質未満、好ましくは50mgKOH/g物質より
大きく175mgKOH/g物質未満であるような量に
て使用される。カルボキシ官能性モノマーは、以下の
式:
酸価(acid no.)が、固形分に基づいて、8m
gKOH/g物質より大きく33mgKOH/g物質未
満、好ましくは12mgKOH/g物質より大きく25
mgKOH/g物質未満、さらに好ましくは15mgK
OH/g物質より大きく20mgKOH/g物質未満で
あるような量にて使用される。
必要に応じ、コポリマーIII)を形成するためのモノマー
IIIa) の共重合が、コポリマーII) 及びI)の存在下で行
われる。コポリマーA)中のコポリマーIII)の量は、1
6重量%未満、好ましくは1〜13重量%である。適当
な疎水性モノマーIIIa) は、Ia) 及びI b)で記載したも
のであり、非官能性及びヒドロキシ官能性モノマーの混
合物が好ましい。
マーII) 中に導入されたカルボキシル基の中和のために
使用することができる。N−メチルピロリドン、トリエ
チルアミン、ジメチルエタノールアミン、ジメチルイソ
プロパノールアミン、及びメチルジエタノールアミンが
好ましい。ジエチルエタノールアミン、ブタノールアミ
ン、モルホリン、2−アミノメチル−2−メチルプロパ
ノール及びイソホロンジアミンもまた好適である。アン
モニアは、あまり適当でないが、他の中和剤と組み合わ
せて使用することができる。中和剤は、70〜130
%、好ましくは90%より大のカルボキシル基を中和す
るような量が添加される。中和剤の量は、すべてのカル
ボキシル基が塩型に転換された後に、遊離の中和剤がま
だ存在するのに充分な量であることが好ましい。これ
は、100%より大の中和度に相当し、分散液の安定
性、ラッカー安定性、顔料濡れ及び得られるコーチング
の外観を著しく改善する。
好ましい7.9〜10.0である。固形分は、35%よ
り大、好ましくは≧40%である。有機溶媒は、最終分
散液が、12重量%未満、好ましくは9重量%未満の溶
媒を含有するような量にて使用される。特に低含量の溶
媒を所望なら、該溶媒の少なくとも一部を蒸留により除
去してもよい。
適宜の顔料及びラッカー化学から公知の他の添加剤と組
み合わせて、ラッカー又はコーチング組成物内に又は組
成物として使用される。他の結合剤又は分散液、例えば
ポリエステル、ポリウレタン、ポリエーテル、ポリエポ
キシド、又はポリアクリレートをベースとするものもま
た使用することができる。
〜90重量%のコポリマーA)を適宜、他の結合剤又は
分散液との混合物にて、及び5〜50、好ましくは10
〜35重量%の架橋樹脂又は異なる架橋樹脂の混合物と
ともに含有する。適当な架橋樹脂の例には、アミド−及
びアミンホルムアミド樹脂、フェノール樹脂、アルデヒ
ド及びケトン樹脂(例えばフェノール−ホルムアルデヒ
ド樹脂)、レゾール、フラン樹脂、尿素樹脂、カルバミ
ド酸エステル樹脂、トリアジン樹脂、メラミン樹脂、ベ
ンゾ−グアニジン樹脂、シアナミド樹脂及びアニリン樹
脂、例えば「Lackkunstharze」、H.Wagner及びH.F.Sarx
著、Carl Hanser Verlag Munich 、1971に記載のものが
挙げられる。
ト、例えばイソホロンジイソシアネート、ヘキサメチレ
ンジイソシアネート、1,4−ジイソシアナト−シクロ
ヘキサン、ビス−(4−イソシアナトシクロヘキシル)
−メタン及び1,3−ジイソシアナトベンゼンをベース
とするもの;ビウレット又はイソシアヌレート基を含有
し、かつ1,6−ジイソシアナトヘキサン、イソホロン
ジイソシアネート及びビス−(4−イソシアナトシクロ
ヘキシル)−メタンから調製されるラッカーポリイソシ
アネートをベースとするもの;ウレタン基を含有し、か
つ2,4−及び/又は2,6−ジイソシアナトトルエン
あるいはイソホロンジイソシアネートと、低分子量ポリ
ヒドロキシル化合物(例えばトリメチロールプロパン、
異性プロパンジオール又はブタンジオール及びこれらの
タイプとポリヒドロキル化合物との混合物)とから調製
されるラッカーポリイソシアネートをベースとするもの
が挙げられる。これらのブロックポリイソシアネートた
めに好適なブロッキング剤の例には、メタノール、エタ
ノール、ブタノール、ヘキサノール、シクロヘキサノー
ル、ベンジルアルコールのような一価アルコール;アセ
トキシム、メチルエチルケトキシムのようなオキシム;
α−カプロラクタムのようなラクタム;フェノール;並
びにジイソプロピルアミン、ジメチルピラゾールのよう
なアミンが挙げられる。
架橋樹脂が水に不溶又は分散すれば、架橋樹脂の分散性
を確保するのに充分である。水に溶け又は水に分散する
ブロックポリイソシアネートは、例えばカルボキレート
及び/又はポリエチレンオキシド基を用いた改質により
得られる。
族、脂環式、芳香脂肪族及び/又は芳香族イソシアネー
トをベースとする低粘性、疎水性又は親水性ポリイソシ
アネートもまた、架橋樹脂として好適である。これらの
ポリイソシアネートは、一般に23℃における粘度が1
0〜3500mPa.sである。必要であれば、粘度を
この範囲内の値まで下げるために、少量の不活性溶媒と
の混合物として使用することができる。これらのポリイ
ソシアネートは、例えば準化学量論量(sub-stoichiomet
ric)の一水酸基の親水性ポリエーテルアルコールとの反
応により、親水性にされる。この種の親水性ポリイソシ
アネートの調製は、例えばEP−A−540,985に
記載されている。市販の乳化剤を添加することにより、
ポリイソシアネートに疎水性を付与することも可能であ
る。別種の架橋樹脂との混合物もまた、本発明に使用し
てもよい。
ネートと低分子量疎水性ポリイソシアネートとの混合物
を、本発明の分散液と組み合わせて、室温にて反応性の
水性二成分系に使用してもよい。好ましい混合物は、ヘ
キサメチレンジイソシアネートをベースとする親水性ポ
リイソシアネート30〜90重量%と、ヘキサメチレン
ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート及び/
又はビス−(4−イソシアナトシクロヘキシル)−メタ
ンをベースとする疎水性ポリイソシアネート10〜70
重量%とを含有する。ヘキサメチレンジイソシアネート
をベースとし、かつイソシアヌレート、ビウレット、ア
ロファネート及び/又はウレタン基を含有する低分子量
疎水性ポリイソシアネート10〜65重量%と、イソホ
ロンジイソシアネートをベースとする親水性ポリイソシ
アネート35〜90重量%とを含有する混合物もまた適
当である。「低分子量」なる用語は、23℃における粘
度10〜1500mPa.sを意味する。
ート基を含有する親水性ポリイソシアネートとアミノ架
橋樹脂(好ましくは遊離アミノ基を含有しない)との混
合物が、コポリマー分散液A)と組み合わされ、そして
好ましくは60〜120℃で硬化される。これらの混合
物は、好ましくは遊離イソシアネート基を含有するポリ
イソシアネート25〜68重量%とアミノ架橋樹脂32
〜75重量%を含有する。コーチング組成物が、一成分
系としての加工を意図する場合であっても、ラッカー技
術で公知の添加剤を、水性結合剤組成物の製造前、中又
は後に、個々の成分と混合することにより添加すること
ができる。これらの添加剤の例には、消泡剤、増粘剤、
顔料、分散剤、触媒、皮張り防止剤、沈降防止剤及び乳
化剤が挙げられる。
特性を要求する水性ペイント、ワニス及びコーチング組
成物の採用される用途の全分野、例えば鉱物系ビルディ
ング表面用コーチング、木材及び用材系製品のシーラン
ト、金属表面のシーラント、アスファルト又はビチュー
メンに基づく道路表面のコーチング、並びにプラスチッ
クのコーチング及びシーラントに適する。本発明の結合
剤ビヒクル組み合わせを用いて製造されるラッカー又は
コーチング媒体には、一人用(one-off) 及び大量生産用
途に採用され得る単層コートラッカー(例えば、工業ラ
ッカーコーチング、自動車のオリジナルラッカーコポリ
マー及びその修理用ラッカーコーチングの分野)の他
に、プライマー、プライマーサーフェーサー及び着色又
は被覆ラッカーを含む。
40℃の温度で金属表面又はプラスチックをコートする
ために、好ましくはポリイソシアネートとの組合せ、よ
り好ましくは親水性及び疎水性ポリイソシアネートの混
合物と組み合せて、あるいは110〜180℃で金属表
面をコートするために、アミノ架橋樹脂と組み合せて、
単層コーチングの形態で又は被覆ラッカーとして使用さ
れる。
例えば圧縮空気、無気又は静電吹付方法により、一又は
場合により二成分吹付装置を用いて塗布することができ
る。該ラッカー及びコーチング組成物を、他の方法、例
えば刷毛塗り、ロール塗り又はドクターブレードにより
塗布することもできる。
を、攪拌機、コンデンサー及びヒーターを具備した6L
反応容器に入れ、155℃に加熱した。次いで、125
gのスチレン、125gのメチルメタクリレート、72
0gのブチルアクリレート、275gのブチルメタクリ
レート及び765gのヒドロキシプロピルメタクリレー
トを含有する混合物I)を、3時間にわたって添加し
た。その後、75gのブチルアクリレート、185gの
ヒドロキシプロピルメタクリレート、25gのメチルメ
タクリレート、13gのブチルメタクリレート及び56
gのアクリル酸を含有する混合物II)を、1.5時間
にわたって添加した。混合物I)の添加で始まるのと平
行して、100gの溶剤ナフサに溶かした98gのジ−
tert- ブチルペルオキシドを5時間にわたって添加し
た。145℃にてさらに2時間の攪拌後、このバッチを
100℃まで冷却し、71gのジメチルエタノールアミ
ンを添加後、生成物を2500gの蒸留水に分散させ
た。固形分45%、酸価18.5(100%固形分)及
びOH価155(100%固形分)を有するコポリマー
A1)の水性分散液が得られた。
を、攪拌機、コンデンサー及びヒーターを具備した6L
反応容器に秤量して入れ、145℃に加熱した。次い
で、915gのメチルメタクリレート、603gのブチ
ルメタクリレート及び445gのヒドロキシエチルメタ
クリレートを含有する混合物I)を、3時間にわたって
添加した。その後、143gのメチルメタクリレート、
85gのブチルアクリレート、163gのヒドロキシエ
チルメタクリレート及び60gのアクリル酸を含有する
混合物II)を、1.5時間にわたって添加した。混合
物I)の添加で始まるのと平行して、87.5gのジ−
tert- ブチルペルオキシド及び70gのブチルグリコー
ルを5時間にわたって添加した。145℃にてさらに2
時間の攪拌後、このバッチを100℃まで冷却し、78
gのジメチルエタノールアミンを添加(中和度105
%)した後、生成物を2800gの蒸留水に分散させ
た。固形分43%、酸価19.3(100%固形分)及
びOH価109(100%固形分)を有する水性コポリ
マーA2)が得られた。コポリマーA2)中のコポリマ
ーI)の量は、81.32%であり、コポリマーII)
の量は、18.68%であった。コポリマーII)は、
50.55重量%の疎水性モノマーIIa)、36.1
4%のヒドロキシ官能性モノマーIIb)及び13.3
0%のカルボキシ官能性モノマーIIc)を含有した。
コポリマーA2)中のカルボキシ官能性モノマーの含有
量は、2.48重量%であり、コポリマーII)中のヒ
ドロキシ官能性モノマーの含有量は、コポリマーI)中
より59.48%高かった。
を、攪拌機、コンデンサー及びヒーターを具備した6L
反応容器に秤量して入れ、143℃に加熱した。次い
で、750gのメチルメタクリレート、125gのスチ
レン、445gのヒドロキシエチルメタクリレート、5
38gのブチルアクリレート及び87gのブチルメタク
リレートを含有する混合物I)を、3時間にわたって添
加した。その後、128gのメチルメタクリレート、1
80gのヒドロキシエチルメタクリレート、100gの
ブチルアクリレート、及び60gのアクリル酸を含有す
る混合物II)を、1.5時間にわたって添加した。混
合物I)の添加で始まるのと平行して、ブチルグリコー
ルと溶剤ナフサとの1:1混合物70gに溶かした88
gのジ−tert- ブチルペルオキシドを5時間にわたって
添加した。145℃にてさらに2時間の攪拌後、このバ
ッチを100℃まで冷却し、76gのジメチルエタノー
ルアミンを添加後、生成物を2700gの蒸留水に分散
させた。固形分44%、粘度800mPa.s(23
℃、剪断速度40-1)、pH8.1(10%水中)及び
中和度105%を有するコポリマーA3)が得られた。
該分散液は、容易に濾過され、かつ微細分割(平均粒子
径約105nm)できたので、高品質ラッカー用途に極
めて適当であった。
は、実施例3を繰り返した。中和剤及び水を添加した
後、非常に粗い粒子を含有する不安定な分散液が得ら
れ、これは、迅速に二層に別れ、ラッカー用途に不適当
であった。
クリル酸の量を二倍にするとともにメチルメタクリレー
トの相当量を減らした以外は、実施例3を繰り返した。
中和剤(中和度105%)及び水を添加した後、安定な
分散液を得た。しかし、固形分は31%しかなかった。
酸価は39(100%固形分)であり、OH価は109
(100%固形分)であった。比較例5で得られた分散
液を応用例10で使用すると、著しく減少したラッカー
固形分を得た(53%の代わりに44%)。得られる無
欠点コーチング厚みは極めて小さく、光沢などの外観特
性は、著しく減少した〔20°/60°光沢:分散液A
3)を使用したときの74/95とは対照的に52/7
8〕。比較例5で得られた分散液を応用例11で使用す
ると、ポットライフが減少した〔分散液A3)を使用し
た時の6時間以上の代わりに約4時間〕。比較例5の分
散液を使用すると、乾燥フィルムの耐水性は、分散液A
3)に比べて減少し、すなわち、水で飽和した綿棒で7
2時間接触後、白化及び該フィルムの軟化開始が認識で
きたのに対し、分散液A3)に基づくフィルムの場合に
は、何の変化も確認できなかった。
次いで疎水性モノマー混合物I)を添加した以外は、実
施例3を繰り返した。固形分36%、酸価19.2(1
00%固形分)、OH価109(100%固形分)、p
H8.1(10%水中)及び中和度105%を有する、
水に分散したコポリマーが得られた。該分散液は、粗粒
(平均粒子径約250nm)を含有し、濾過するのが困
難であり、かつ極めて低い固形分を有した。この分散液
をコーチング組成物に使用すると、低固形分を有し、か
つ実施例3の分散液と比べて極めて低い光沢値を示すコ
ーチングが得られた。さらに、いくつかの架橋樹脂との
相溶性が低下し、一部艶のないフィルム及びコーチング
が得られた。
かつヘキサメチレンジイソシアネートをベースとする低
分子量疎水性ポリイソシアネート、23℃での粘度:約
1200mPa.s.、NCO含有量:約23.5%。アミノ架橋樹脂II : Cymel 327(Cytec製);市販のメラミン
樹脂ポリイソシアネートIII :遊離イソシアネート基を含
有し、かつヘキサメチレンジイソシアネートイソシアヌ
レート及びモノヒドロキシ官能性ポリエチレングリコー
ルポリエーテルをベースとする親水性改質ポリイソシア
ネート、23℃での粘度:約3500mPa.s.、N
CO含有量:約17%。ポリイソシアネートIV :遊離イソシアネート基を含有
し、かつイソホロンジイソシアネートイソシアヌレート
及びモノヒドロキシ官能性ポリエチレングリコールポリ
エーテルをベースとする親水性改質ポリイソシアネー
ト、メトキシプロピルアセテート/キシレン(1:1)
の70%溶液として存在、23℃での粘度:約500m
Pa.s.、NCO含有量:約9.5%。ポリイソシアネートV :ヘキサメチレンジイソシアネー
トイソシアヌレートをベースとするブロックポリイソシ
アネート架橋剤の40%水性分散液、ブタンオキシムを
ブロッッキング剤として含有した(Bayhydur
BL5140、Bayer社)。
し、45gのポリイソシアネート架橋剤1、4.4gの
Tinuvin 1130(50%ブチルグリコールア
セテート溶液、Ciba Geigy社)、2.2gの
Tinuvin292(50%ブチルグリコールアセテ
ート溶液、Ciba Geigy社)、1.1gのBa
ysilon OL 44(10%ブチルグリコールア
セテート溶液、Bayer社)及び22.8gのブチル
ジグリコールアセテートを含有する成分B)とともに、
溶解機を用いて混合した。得られた二成分ポリウレタン
組成物は、固形分45%、NCO:OH当量比約1.
5:1、及びポットライフ6時間以上を有し、その間粘
度はほぼ一定であった。
板に、スプレー塗布を用いて塗布した。80℃10分間
の予備乾燥の後、130℃30分間で硬化させた。乾燥
フィルムの以下の特性を測定した。 光沢(ガードナー20°): 85 DOI値: 90 耐溶剤性1): 0/0/0/3 耐水性: きわめて良好 2%硫酸抵抗: きわめて良好 水凝縮試験 (DIN50017)244時間: きわめて良好 1)キシレン/エトキシプロピルアセテート/エチルア
セテート/アセトンに1分間浸漬。その後のフィルムの
評価:0=変化無し(最良値)〜5=剥がれ(最悪
値)。
二酸化チタン(Bayertitan R−KB−4、
Bayer社)を粉砕し、1.1gの市販増粘剤、1
5.4gのポリイソシアネート架橋剤I)、およびポリ
イソシアネート架橋剤III)の80%メトキシプロピ
ルアセテート溶液20.3gとともに、溶解機を用いて
混合した。続いて、この生成物を水で希釈してDIN4
カップ中28秒の粘度にした;該コーチング組成物の固
形分は、約52%であった。該コーチング組成物のポッ
トライフは、約6時間であった。塗布後、該コーチング
は、30分間、ダスト乾燥され、2時間30分後不粘着
となり、高光沢フィルムを形成した。硬化後の機械的特
性は良好(振子硬度120秒、カッピング(cupping)指
数9mmより大)であった。鋼板への付着性は、耐キシ
レン及びアセトン性同様、優秀であった。「ウエッ
ジ」、すなわち厚みの序々に増したフィルム調製したと
き、気泡形成の限界は、140μmより大であり、これ
は、フィルム欠点無しに極めて厚い厚みが得られたこと
を意味する。したがって、例えば吹きつけ塗布間のオー
バーラップのために、厚すぎるコーチング厚が得られる
理由で、通常はコートできない物でさえ、容易にコート
することができる。
脂II、0.8gのTinuvin(50%ブチルジグ
リコール溶液、Ciba Geigy社)、1.5gの
Tinuvin 1130(50%ブチルジグリコール
溶液、CibaGeigy社)、1gのBaysilo
n OL44(10%ブチルジグリコール溶液、Bay
er社)、0.3gのByk 333(25%水溶液、
BykChemie社)及び0.2gのByk 345
(Byk Chemie社)を混合し、固形分を40%
に調整した。この透明コーチング組成物を脱脂金属板に
塗布し、60℃10分間予備乾燥後、160℃20分間
焼き付けした。透明で高光沢のコーチングフィルム(ガ
ードナー20°光沢:89;DOI:100)が得ら
れ、これは、良好な機械的特性(ケーニッヒ振子硬度−
DIN53157:192秒、カッピング指数−DIN
53156:6mm)及び、樹脂(tree gum)、ブレーキ
液、膵液(pancreatic juice)及び苛性ソーダに暴露した
ときに良好な耐薬品性を示した。
04(Air products社)、48gの水、及
び300gの二酸化チタン(BayertitanR−
KB−4、Bayer社)を振盪機内で粉砕した。粉砕
された材料を30gの分散液A3)、33gのアミノ架
橋樹脂II、160gのポリイソシアネート架橋剤V、
6gのAcrysol RM8(20%エタノール溶
液、Rohm&Haas社)及び10gのByk011
(Byk Chemie社)と混合し、水で、23℃D
IN4 粘度カップ中約30秒の粘度に調節した。該コ
ーチング組成物の固形分は、約53%であった。脱脂鋼
板に塗布後、該コーチング組成物を160℃20分間焼
き付けした。乾燥コート厚は約35μmであった。20
°/60°光沢は、74/95であった。機械的特性は
良好(カッピング押し込み6mm、振子硬度148秒)
であった。耐溶剤性(メチルエチルケトンを含浸した綿
棒を用いた摩擦試験、100ダブルラブでも成果無し)
も良好であった。保存寿命は6カ月以上であった。
V)の1:1混合物とを溶解機内で混合し、水でDIN
4粘度カップ中約30秒の粘度に調節した。選ばれたN
CO:OH当量比は、1.4:1であった。該混合物の
ポットライフは、6時間以上であった。コーチングをガ
ラス板に塗布し、室温で硬化させた。乾燥コート厚み
は、約45μmであった。該コーチングは、高光沢(ガ
ードナー20°光沢:82)を有し、約3時間で乾いて
透明な不粘着コーチングを得た。振子硬度は、1日後9
5秒であり、そして7日後130秒であった。耐アセト
ン及びキシレン性は、耐水性同様、良好であった。
を、攪拌機、コンデンサー及びヒーターを具備した6L
反応容器に入れ、143℃に加熱した。次いで、750
gのメチルメタクリレート、125gのスチレン、41
5gのヒドロキシエチルメタクリレート、493gのブ
チルアクリレート及び87gのブチルメタクリレートを
含有する混合物I)を、3時間にわたって添加した。そ
の後、128gのメチルメタクリレート、180gのヒ
ドロキシエチルメタクリレート、100gのブチルアク
リレート、及び60gのアクリル酸を含有する混合物I
I)を、1.5時間にわたって添加した。その後、30
gのヒドロキシルメタクリレート及び45gのブチルア
クリレートを含有する混合物III)を15分間にわた
って添加した。混合物I)の添加で始まるのと平行し
て、35gのブチルグリコールと35gの溶剤ナフサに
溶かした88gのジ−tert- ブチルペルオキシドを5時
間にわたって添加した。143℃にてさらに2時間の攪
拌後、このバッチを100℃まで冷却し、76gのジメ
チルエタノールアミンを添加した後、生成物を2500
gの水に分散させた。固形分45%、酸価18.9(1
00%固体)及びOH価109(100%固体)を有す
る水性コポリマーA12)が得られた。硬化後、コポリ
マーA12)を用いて作られたコーチングは、全体のモ
ノマー組成が同一のコポリマーA3)のものと同様の良
好な特性を示したが、しかし、コポリマーA12)の粘
度は、貯蔵の間、一層安定であった。より長期間の貯蔵
後でさえ、該分散液は、粘度に変化がなかった。一方、
コポリマーA3)は、粘度が若干変化した。これらの変
更は、多くの分散液で公知であるが、コーチング特性に
負の効果を持たない。
ロピルアセテートを用いた以外は、実施例3を繰り返し
た。得られた水性コポリマーA13)は、多くの気泡及
びゲル粒子を含有し、濾過できなかったので、高品質コ
ーチング用途には不適であった。さらに、50℃での貯
蔵の間、酸価の顕著な増加が観測された。これは、メト
キシプロピルアセテート溶媒の鹸化によった。これは、
pH低下をもたらし、ラッカー及びコーチングの特性を
損なった。
たが、それは単にそのためだけにあり、当業者により、
特許請求の範囲の除き、本発明の精神及び範囲を逸脱せ
ずに改変をなし得ることが理解されるべきである。
Claims (18)
- 【請求項1】I) Ia) アルコール部分にC1 〜C18炭化
水素基を有する(メタ)アクリル酸エステル、芳香族ビ
ニル化合物及び/又はビニルエステルを30〜85重量
%、並びに Ib) ヒドロキシ官能性モノマーを5〜45重量%含む
ヒドロキシ官能性疎水性コポリマー、 II)IIa) アルコール部分にC1 〜C18炭化水素基を有す
る(メタ)アクリル酸エステル、芳香族ビニル化合物及
び/又はビニルエステルを4〜20重量%、 IIb) ヒドロキシ官能性モノマーを4〜15重量%、並
びに IIc) 酸官能性モノマーを0.8〜3.0重量%含むヒ
ドロキシ及びカルボキシ官能性の親水性−疎水性コポリ
マー、並びに III)必要に応じ IIIa)ヒドロキシ及び/又は非官能性(メタ)アクリル
酸エステルあるいは芳香族ビニル化合物を0〜16重量
%含むヒドロキシ官能性疎水性コポリマーを含むコポリ
マーA)であって、 i) 前記%は、成分I)、II) 及びIII)の総重量に基づ
き、 ii) Ia) 、Ib) 、IIa)、IIb)、IIc)及びIIIa) の合計
は、これらの成分の重量に基づいて100%であり、 iii)コポリマーA)は、固形分に基づいて10〜28m
gKOH/g物質の酸価を有し、 iv) モノマーII) 中のモノマーIIc)の重量%は、25重
量%未満であり、かつ v) コポリマーII) 中のヒドロキシ官能性モノマーIIb)
の重量%は、コポリマーI)中のヒドロキシ官能性モノマ
ーI b)の重量%よりも高い前記コポリマーA)を含む水
性の溶液又は分散液。 - 【請求項2】i) コポリマーII) 中のモノマーIIa)の重
量%が25〜65重量%であり、 ii) コポリマーII) 中のモノマーIIb)の重量%が25〜
65重量%であり、 iii)コポリマー混合物A)中のコポリマーI)の重量%が
60〜90重量%であり、 iv) コポリマー混合物A)中のコポリマーII) の重量%
が10〜40重量%であり、かつ v) コポリマーA)中のカルボキシル基の少なくとも7
0%が塩型で存在する、請求項1に記載の水性コポリマ
ー溶液又は分散液。 - 【請求項3】コポリマーI)が、 Ia) アルコール部分にC1 〜C18脂肪族炭化水素基を有
する(メタ)アクリル酸エステル及び/又は芳香族ビニ
ル化合物を40〜80重量%、並びに Ib) ヒドロキシ官能性(メタ)アクリル酸エステルを
7.5〜35重量%含み、コポリマーII) が、 IIa)アルコール部分にC1 〜C18脂肪族炭化水素基を有
する(メタ)アクリル酸エステル及び/又は芳香族ビニ
ル化合物4〜10重量%、 IIb)ヒドロキシ官能性(メタ)アクリル酸エステルを6
〜12重量%、並びに IIc)酸官能性モノマーを1.5重量%以上2.5重量%
未満含み、並びにコポリマーIII)が、 IIIa) ヒドロキシ及び/又は非官能性(メタ)アクリル
酸エステルあるいは芳香族ビニル化合物を0〜16重量
%含み、ここで、該カルボキシ官能性モノマーは、コポ
リマーA)が固形分に基づいて12mgKOH/g物質
より大きく25mgKOH/g物質未満の酸価を有し、
かつ90%より大のカルボキシル基が塩型で存在するよ
うな量にて使用される、請求項1に記載の水性コポリマ
ー溶液又は分散液。 - 【請求項4】i) コポリマーA)中のコポリマーI)の重
量%が80重量%より大きく90重量%までであり、 ii) コポリマーA)中のコポリマーII) の重量%が10
重量%以上20重量%未満であり、 iii)コポリマーII) 中のカルボキシ官能性モノマーIIc)
の重量%が6〜18重量%であり、 iv) コポリマーA)は、固形分に基づいて15〜20m
gKOH/g物質の酸価を有し、かつ v) コポリマーA)中のカルボキシル基の100%が塩
型で存在し、コポリマーA)がpH7.9〜10.0を
有するのに充分な追加の中和剤が存在する、請求項1に
記載の水性コポリマー溶液又は分散液。 - 【請求項5】30〜95重量%の疎水性水不混和性不鹸
化溶媒i)と5〜70重量%の水混和性又は水溶性不鹸化
溶媒ii) との溶媒混合物を、水性コポリマーの重量に基
づいて12重量%以下含有する、請求項1に記載の水性
コポリマー溶液又は分散液。 - 【請求項6】50〜85重量%の疎水性水不混和性不鹸
化溶媒i)と15〜50重量%の水混和性又は水溶性不鹸
化溶媒ii) との溶媒混合物を、水性コポリマーの重量に
基づいて9重量%以下含有する、請求項1に記載の水性
コポリマー溶液又は分散液。 - 【請求項7】コポリマーA)中のコポリマーIII)の重量
%が、3〜13重量%である、請求項1に記載の水性コ
ポリマー溶液又は分散液。 - 【請求項8】コポリマーA)の水性の溶液又は分散液の
製造方法であって、 a)30〜95重量%の疎水性水不混和性不鹸化溶媒と5
〜70重量%の親水性水混和性不鹸化溶媒とを含有する
溶媒混合物中で、 Ia) アルコール部分にC1 〜C18炭化水素基を有する
(メタ)アクリル酸エステル、芳香族ビニル化合物及び
/又はビニルエステルを30〜85重量%、並びに Ib) ヒドロキシ官能性モノマーを5〜45重量%含む混
合物をラジカル共重合して、本質的にカルボキシル基を
有しないヒドロキシ官能性疎水性コポリマーI)を形成
し、 b)続いて、 IIa)アルコール部分にC1 〜C18炭化水素基を有する
(メタ)アクリル酸エステル、芳香族ビニル化合物及び
/又はビニルエステルを4〜20重量%、 IIb)ヒドロキシ官能性モノマーを4〜15重量%、並び
に IIc)酸官能性モノマーを0.8〜3.0重量%含む混合
物をラジカル共重合して、ヒドロキシ及びカルボキシ官
能性の親水性−疎水性コポリマーII) を形成し、 c) 続いて、必要に応じ IIIa) ヒドロキシ及び/又は非官能性(メタ)アクリル
酸エステルあるいは芳香族ビニル化合物0〜16重量%
をラジカル共重合して、ヒドロキシ官能性コポリマーII
I)を形成し、 d) 少なくとも70%のカルボキシル基を中和し、そし
て e) コポリマーA)を水に溶解又は分散させる (ここで、 i) モノマーの%を、コポリマーA)が60〜90重量
%のコポリマーI)と10〜40重量%のコポリマーII)
とを含有するように選択し、 ii) コポリマーA)は、固形分に基づいて10〜28m
gKOH/g物質の酸価を有し、そして iii)コポリマーII) 中のヒドロキシ官能性モノマーIIb)
の重量%は、コポリマーI)中のヒドロキシ官能性モノマ
ーIb) の重量%よりも高い)ことからなる、コポリマー
A)の水性の分散液又は溶液の製造方法。 - 【請求項9】i) 前記溶媒混合物は、水を有せず、かつ
炭化水素又は炭化水素と他の疎水性不鹸化溶媒との混合
物50〜85重量%、及びアルコール、エーテル、ケト
ン又はこれらの溶媒と他の水混和性もしくは水溶性不鹸
化溶媒との混合物15〜50重量%含有し、 ii) コポリマーA)は、固形分に基づいて15〜20m
gKOH/g物質の酸価を有し、かつ iii)コポリマーA)中のカルボキシ基100%が塩型で
存在するのに充分な中和剤及び過剰の中和剤が存在す
る、請求項8に記載の方法。 - 【請求項10】請求項1の水性コポリマー65〜90重
量%とアミノプラスト架橋剤10〜35重量%とからな
る、水性結合剤組成物。 - 【請求項11】請求項1の水性コポリマー50〜95重
量%と疎水性ブロックポリイソシアネート5〜50重量
%とからなる、水性結合剤組成物。 - 【請求項12】請求項1の水性コポリマー50〜95重
量%と親水性ブロックポリイソシアネート5〜50重量
%とからなる、水性結合剤組成物。 - 【請求項13】請求項1の水性コポリマー50〜95重
量%と、アミノプラスト樹脂、親水性ブロックポリイソ
シアネート及び/又は疎水性ブロックポリイソシアネー
トの混合物5〜50重量%とからなる、水性結合剤組成
物。 - 【請求項14】請求項1の水性コポリマー65〜90重
量%と、遊離イソシアネート基を含有する疎水性ポリイ
ソシアネート10〜35重量%とからなる、水性結合剤
組成物。 - 【請求項15】請求項1の水性コポリマー50〜95重
量%と、遊離イソシアネート基を含有する親水性ポリイ
ソシアネート5〜50重量%とからなる、水性結合剤組
成物。 - 【請求項16】請求項1の水性コポリマー50〜95重
量%と、ヘキサメチレンジイソシアネートに基づく親水
性ポリイソシアネートを混合物の重量に基づいて30〜
90重量%、並びに、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、イソホロンジイソシアネート及び/又はビス−(4
−イソシアナトシクロヘキシル)−メタンに基づく疎水
性ポリイソシアネートを混合物の重量に基づいて10〜
70重量%含有する混合物5〜50重量%とからなる、
水性結合剤組成物。 - 【請求項17】請求項1の水性コポリマー50〜95重
量%と、10〜1500mPa.s/23℃の粘度を有
し、ヘキサメチレンジイソシアネートをベースとし、か
つイソシアヌレート、ビウレット、アロファネート及び
/又はウレトジオン基を含有する疎水性ポリイソシアネ
ートを混合物の重量に基づいて10〜65重量%、並び
に、イソホロンジイソシアネート及び/又はビス−(4
−イソシアナトシクロヘキシル)−メタンに基づく親水
性ポリイソシアネートを混合物の重量に基づいて35〜
90重量%含有する混合物5〜50重量%とからなる、
水性結合剤組成物。 - 【請求項18】請求項1の水性コポリマー50〜95重
量%と、遊離イソシアネート基を含有する疎水性又は親
水性ポリイソシアネート及びアミノ架橋樹脂の混合物5
〜50重量%とからなる、水性結合剤組成物。
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