JPH11319723A - ロッド選別機 - Google Patents

ロッド選別機

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Publication number
JPH11319723A
JPH11319723A JP12779598A JP12779598A JPH11319723A JP H11319723 A JPH11319723 A JP H11319723A JP 12779598 A JP12779598 A JP 12779598A JP 12779598 A JP12779598 A JP 12779598A JP H11319723 A JPH11319723 A JP H11319723A
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JP
Japan
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rod
slit
plate
sorting
edge
Prior art date
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Pending
Application number
JP12779598A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Sakane
鐵男 坂根
Hideaki Matsunaga
英昭 松永
Takenari Yuki
武成 結城
Masaru Noro
勝 野呂
Mitsuru Osanawa
充 長縄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH11319723A publication Critical patent/JPH11319723A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ロッド選別時にロッドに傷が付くことがあっ
た。 【解決手段】ロッドRの選別は、選別板32に形成され
たスリット37を、スリット幅に対応した外径のロッド
を落下させることにより行われる。選別板32の下方に
は、ロッドRがスリット37に嵌まり込んだときに、該
スリットRを押し上げる摺動板38が備えられている。
摺動板38に形成された通過口39の一縁は押し上げ縁
58となっている。この押し上げ縁58を、通過口39
に臨む摺動板の端を下方に曲げ加工することにより形成
する。これにより、押し上げ縁58の角が丸くでき、こ
の部分でロッドRを押し上げても、ロッドRに傷が付く
ことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、髪にパーマネン
トウェーブを当てる際に使用されるロッドをサイズに応
じて自動的に選別するためのロッド選別機に関する。
【0002】
【従来の技術】美容院などにおいては、客の頭髪をカー
ルさせたり、頭髪に所望のウエーブをつけたりするため
に、いわゆるパーマを当てることが一般的に行われてい
る。
【0003】パーマを当てる際には、ロッドと言われる
細長い円筒形状のパーマ用具が用いられる。ロッドに
は、太さや長さの異なる様々な種類(約20種類)のも
のがあり、この種々のロッドは、客の頭髪につけるべき
カールやウエーブの大小に応じて使い分けされる。
【0004】パーマに使用されたロッドは、パーマ液や
抜けた頭髪などが付着しているので、この付着している
パーマ液や頭髪などを除去するために洗浄される。ま
た、洗浄後のロッドは、次に使用する際に便利なよう
に、種類(サイズ)ごとに仕分けされて収納される。こ
の洗浄/仕分け作業は、美容師や見習い生などの人手に
よって行われており、客数の多い美容院や人手の少ない
美容院などでは大きな負担となっている。
【0005】そこで、このような美容師などの負担を軽
減するものとして、ロッドをサイズに応じて自動で仕分
けすることができるロッド選別機(たとえば特開平9−
262550号公報参照)が提案されている。このロッド選別
機においては、水平方向に延びた選別板が備えられてお
り、ロッドは選別板上を所定方向に向けて転がされる過
程でサイズ別に仕分けされる。
【0006】具体的に説明すれば、選別板には、それぞ
れサイズの異なるロッドに対応した幅を有する複数のス
リットが形成されている。この複数のスリットは、ロッ
ドの搬送方向の下流側にいくにつれて、その幅が広くな
るように形成されている。選別板上を転がされるロッド
は、そのロッドのサイズに対応したスリットに対向した
ときにスリットから落下し、各スリットに対応して仕分
け部内に形成された仕分け路を通って、サイズごとに設
けられた収納容器に収納される。
【0007】さらに、選別板の下方には、スリットにロ
ッドが嵌まり込んだ場合に、嵌まり込んだロッドを押し
上げるために、選別板の下面に沿って往復移動する摺動
板が設けられている。たとえばロッドの太さがスリット
の幅よりも1つ大きなサイズの場合、ロッドのたとえば
1/3程度がスリットに嵌まり込み、抜け出せなくなる
ことがあるからである。
【0008】摺動板には、選別板のスリットに対応し
て、複数の通過口が形成されており、各通過口の幅は、
対応するスリット幅よりも広くされている。そして摺動
板を往復移動させると、往動時に通過口の一縁がスリッ
ト内に嵌まり込んだロッドの下方部にぶつかって、ロッ
ドをスリットから押し上げるようになってる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のロッド選別機で
は、スリットに嵌まり込んだロッドを摺動板の一縁によ
り押し上げる際に、ロッドに傷が付いたり、ロッドがう
まく押し上げられない場合がたまにあることが判明し
た。
【0010】また、選別板上をロッドが転がす搬送板の
先端の爪が、スリットを落下しようとするロッドに引っ
掛かることがあり、かかる場合、搬送板の爪に引っ掛か
ったロッドは、選別板のスリットおよび摺動板の通過口
に噛み込まれて動かなくなる場合がたまに生じていた。
【0011】そこでこの発明は、上述の課題を解決する
ためになされたもので、ロッドの選別が良好に行えるロ
ッド選別機を提供することを主たる目的とする。
【0012】より具体的には、ロッド選別用のスリット
をロッドがスムーズに通過するように改良されたロッド
選別機を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
髪にパーマネントウェーブを当てる際に使用する円筒状
のロッドを、その外径に応じて自動的に選別するための
ロッド選別機であって、スリットの幅に対応する外径の
ロッドを落下させることができるように、幅の異なる複
数のスリットが、幅の狭いものから広いものへと順に並
ぶように形成された選別板、および選別板の下面に沿っ
て、スリットの配列方向に往復移動可能な摺動板が備え
られており、摺動板には、選別板に形成された複数のス
リットに対応して、スリット幅よりも幅の広い複数の通
過口が形成されており、スリットを通して見た場合、通
過口の一縁が往動によりスリット内に現れ、復動により
スリット内に引っ込むようにされており、該一縁は、ス
リット幅よりも大径のロッドがスリットに嵌まり込んだ
ときに、嵌まり込んだロッドを押し上げる押し上げ縁を
形成しており、前記押し上げ縁は、その角が丸くなるよ
うに加工されていることを特徴とするものである。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載のロ
ッド選別機において、通過口に臨む摺動板の端が下方に
曲成されることにより、押し上げ縁の角が丸くされてい
ることを特徴とするものである。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1記載のロ
ッド選別機において、通過口の一縁の上角が面取りによ
り丸く加工されていることを特徴とするものである。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
のいずれかに記載のロッド選別機において、選別板に形
成された各スリットの、少なくとも摺動板の往動方向側
のスリット縁の上角が、面取りにより丸くされているこ
とを特徴とするものである。
【0017】上述の構成によれば、スリットに嵌まり込
んだロッドを押し上げる押し上げ縁は、その角が丸くさ
れているから、ロッドにぶつかったときにロッドを傷付
けない。
【0018】特に、一縁を下方に曲成することによって
押し上げ縁の角を丸めた場合、丸まった部分の曲率半径
が大きいので、ロッドを傷付けないばかりか、ロッドを
スムーズに上方へ押し上げることができる。
【0019】スリットの縁も面取りにより角を丸くすれ
ば、ロッドを傷付ける心配がない。特に、少なくともロ
ッドの転がる方向に位置するスリット縁の上角を丸めて
おくのがよい。もちろん、スリット両側の縁の上角を丸
くしておいてもよい。請求項5記載の発明は、請求項1
ないし4のいずれかに記載のロッド選別機において、選
別板の上面をロッドを転がすための搬送板、幅の狭いス
リットの側から幅の広いスリットの側へとロッドが転が
るように搬送板を移動させる駆動手段、ロッドがスリッ
トに嵌まり込んだ状態であることを検出するための異常
検出手段、および異常検出手段の出力に応答して、搬送
板を一定時間、前記駆動手段による移動方向と逆方向に
移動させる嵌まり込み解消用駆動手段、をさらに含むこ
とを特徴とするものである。
【0020】請求項6記載の発明は、髪にパーマネント
ウェーブを当てる際に使用する円筒状のロッドを、その
外径に応じて自動的に選別するためのロッド選別機であ
って、スリットの幅に対応する外径のロッドを落下させ
ることができるように、幅の異なる複数のスリットが、
幅の狭いものから広いものへと順に並ぶように形成され
た選別板、および選別板の下面に沿って、スリットの配
列方向に往復移動可能な摺動板が備えられ、摺動板に
は、選別板に形成された複数のスリットに対応して、ス
リット幅よりも幅の広い複数の通過口が形成されてお
り、スリットを通して見た場合、通過口の一縁が往動に
よりスリット内に現れ、復動によりスリット内に引っ込
むようにされており、該一縁は、スリット幅よりも大径
のロッドがスリットに嵌まり込んだときに、嵌まり込ん
だロッドを押し上げる押し上げ縁を形成しており、さら
に 選別板の上面をロッドを転がすための搬送板、幅の
狭いスリットの側から幅の広いスリットの側へとロッド
が転がるように搬送板を移動させる駆動手段、ロッドが
スリットに嵌まり込んだ状態であることを検出するため
の異常検出手段、および異常検出手段の出力に応答し
て、搬送板を一定時間、前記駆動手段による移動方向と
逆方向へ移動させる嵌まり込み解消用駆動手段、を含む
ことを特徴とするものである。
【0021】請求項7記載の発明は、請求項5または6
記載のロッド選別機において、異常検出手段は、摺動板
の往復移動量が通常時よりも少ないことを検出して異常
信号を出力することを特徴とするものである。
【0022】上述の構成によれば、搬送板の先端の爪が
ロッドに引っ掛かって、ロッドがスリットに嵌まり込ん
だ場合に、搬送板が逆方向へ移動されるので、搬送板と
ロッドとの引っ掛かりが解消できる。そしてロッドは、
スリットから落下したり、摺動板により押し上げられ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0024】図1は、この発明の一実施形態に係るロッ
ド選別機が適用されたロッド洗浄選別機の内部構成を示
す簡略化された断面図である。このロッド洗浄選別機
は、パーマをかける際に使用された略円筒形状のロッド
Rを洗浄し、さらに洗浄後のロッドRをサイズ(種類)
別に分類することができるものであり、その外観形状を
構成するハウジング1と、ハウジング1の上部に設けら
れた洗浄装置2と、洗浄装置2の下方に設けられたロッ
ド選別機としての選別装置3と、この選別装置3のさら
に下方に設けられた複数個の収納容器4とを有してい
る。使用済みのロッドRは、洗浄装置2によって洗浄さ
れた後、ハウジング1の上面に形成されたロッド投入口
11を介して選別装置3へ投入され、選別装置3によっ
てサイズ別に仕分けされて、収納容器4のいずれかに収
納される。
【0025】洗浄装置2は、内部に温水(洗浄水)を溜
めることのできるシンク20を備えている。このシンク
20は、ハウジング1の上面に形成されたロッド投入口
11の図1における左側に配置されており、その開放さ
れた上端縁がハウジング1の上面に連結されている。シ
ンク20の側壁には、図外の給湯設備から供給される温
水をシンク20内に吐出するための自動給水口21が形
成されており、ロッドRの洗浄に必要な温水は、この自
動給水口21から自動で供給されるようになっている。
また、シンク20の奥側には、シンク20を通常の流し
として使用することができるように、上記給湯設備から
供給される温水および図外の給水設備から供給される冷
水を所望の割合で混合するための混合水栓22aと、こ
の混合水栓22aで作成された所望温度の水を吐出する
ための手動注水口22bとが配置されている。
【0026】洗浄装置2はまた、シンク20の内部に設
けられた洗浄かご23と、洗浄かご23を揺するための
揺すり機構24と、洗浄かご23を持ち上げて、洗浄か
ご23内のロッドRをロッド投入口11投入するための
持ち上げ機構25とを備えている。洗浄かご23は、上
面が開放された容器状に形成されており、その内部に洗
浄すべきロッドRをたとえば200本程度収容すること
ができるようになっている。洗浄かご23の底面および
側面には、シンク20内に溜められた洗浄水が流通可能
であり、かつ、内部に収容される最小のロッドRが脱落
しないような大きさの孔(図示せず)が多数形成されて
いる。また、洗浄かご23の図1における右側面は、洗
浄かご23からロッドRがスムーズに落下するように、
洗浄かご23の底面に対して傾斜している。
【0027】揺すり機構24には、シンク20とロッド
投入口11との境界付近に配置された軸受71に支持さ
れて、実線と仮想線との間で揺動可能な揺動部材72
と、この揺動部材72を揺動させるための駆動機構73
とが備えられている。揺動部材72は、シンク20の前
後方向(図1の紙面に垂直な方向)に延びた軸状の部材
であり、軸受71に支持された後方部分の軸心に対して
前方部分72aの軸心が偏心するようにクランク状に屈
曲されている。一方、洗浄かご23は、シンク20内に
セットされた状態でロッド投入口11側に位置する端縁
が、揺動部材72の前方部分72aに対して回動および
着脱可能に構成されている。これにより、洗浄かご23
を係合軸72aに係合させた状態で揺動部材72を揺動
させて、洗浄かご23をシンク20内でロッド投入口1
1に近接/離間する方向(図1における左右方向)に往
復動させることができる。また、洗浄かご23の係合軸
72aへの係合を解除して、洗浄かご23をシンク20
から取り出すことにより、シンク20を通常の流しとし
て使用することができる。
【0028】持ち上げ機構25には、シンク20の側壁
に配置された軸受81に支持されて、実線で示す収容位
置と仮想線で示す持ち上げ位置との間で揺動可能な持ち
上げ部材82と、この持ち上げ部材82を揺動させるた
めの駆動機構83とが備えられている。持ち上げ部材8
2は、シンク20の前後方向(図1の紙面に垂直な方
向)に延びた軸状の部材であり、軸受81に支持された
後方部分の軸心に対して前方部分82aの軸心が偏心す
るようにクランク状に屈曲されている。駆動機構83に
よって持ち上げ部材82が収容位置から持ち上げ位置に
向けて回転されると、その回転の過程で持ち上げ部材8
2の前方部分82aが実線で示す収容状態の洗浄かご2
3の右側面に当接して、持ち上げ部材82によって洗浄
かご23が持ち上げられる。その結果、洗浄かご23
は、揺動部材72の先方部分72aを中心として回転
し、仮想線で示す左上がりに傾いた持ち上がり状態に変
位される。これにより、洗浄かご23内に収容されてい
るロッドRが、洗浄かご23から落下し、ロッド投入口
11を介して選別装置3へ投入される。
【0029】選別装置3は、ロッド投入口11から投入
されたロッドRが溜められるホッパ30と、このホッパ
30に溜められたロッドRを順次に乗せて、所定の方向
に搬送するための搬送機構31と、搬送機構31によっ
て搬送されてくるロッドRをサイズ別に選別するための
選別板32と、選別板32によって選別されたロッドR
をそれぞれ対応する収納容器4へ導くための仕分け部3
3とを有している。
【0030】搬送機構31は、ハウジング1内のほぼ中
央に配置されており、ホッパ30は、その右側に隣接し
て配置されている。ホッパ30の左側面の下端部には、
搬送機構31によってホッパ30内のロッドRを搬出す
ることができるように開口30aが形成されている。ま
た、ホッパ30の右側面および底面は、ロッド投入口1
1から投入されたロッドRが開口30a(搬送機構3
1)へ上手く導かれるように湾曲形成されている。
【0031】搬送機構31は、一辺が略水平方向に沿う
三角形の各頂点に対応する位置に設けられたローラ34
a,34b,34cと、この3つのローラ34a,34
b,34cに巻き掛けられたベルト35とを備えてい
る。3つのローラ34a,34b,34cに巻き掛けら
れたベルト35は、ホッパ30に形成された開口30a
に対向して略鉛直方向に延びた鉛直部分と、この鉛直部
分の上端から左斜め下方に向けて延びた傾斜部分と、傾
斜部分の下端と鉛直部分の下端とを連結する略水平方向
に延びた水平部分とを有している。ベルト35は、ロー
ラ34aに入力されるベルトモータM1の駆動力によっ
て、その鉛直部分が上方ヘ移動する方向(矢印A方向)
に沿って走行されるようになっている。
【0032】ベルト35の外周面には、多数枚の捕獲板
36が互いに所定間隔を置いてベルト35とほぼ垂直に
取り付けられている。ホッパ30内にロッドRが貯留さ
れた状態でベルト35が矢印A方向に走行されると、ホ
ッパ30に溜まったロッドRは、ベルト35の鉛直部分
から張り出した捕獲板36にすくい取られて、その捕獲
板36上にベルト35の幅方向(図1の紙面に垂直な方
向)に沿う状態で載置される。捕獲板36上に捕獲され
たロッドRは、ベルト35の走行によって上方へ向けて
搬送され、ローラ34bの周面に沿って搬送方向が左斜
め下方へ曲げられて、ベルト35の傾斜部分を搬送され
ることにより、搬送機構31の下方に配置された選別板
32上に導かれる。
【0033】選別板32は、ベルト35の下方に、ベル
ト35の水平部分とほぼ平行に設けられている。選別板
32には、搬送機構31によって搬送されてくるロッド
Rをサイズ別に選別するために、複数のスリット37が
ロッドRの搬送方向に並べて形成されている。スリット
37は、ロッドRの搬送方向に直交する方向に長く形成
されており、その短手方向の幅がロッドRの外径にほぼ
等しい幅に設定されている。また、スリット37は、ロ
ッドRの搬送方向の下流側にいくにつれて、その短手方
向の幅が長くなるように形成されている。これにより、
搬送機構31によって搬送されてくるロッドRは、選別
板32の図1における左端に乗り、捕獲板、換言すれば
搬送板36に押されて選別板32上を転がりつつ移動
し、そのロッドRの外径とほぼ等しい幅を有するスリッ
ト37に対向したときにスリット37から落下する。
【0034】選別板32の下方には、摺動板モータM2
によって選別板32の下面に沿って往復動される摺動板
38が配設されている。摺動板38には、選別板32の
各スリット37に対向する位置に、スリット37よりも
少し大きい通過口39が形成されている。これにより、
たとえば、スリット37の幅よりも大きいロッドRがス
リット37に嵌まり込んだ場合に、その嵌まり込んだロ
ッドRを通過口39の一縁で押し上げて選別板32上に
戻すことができる。選別板32上に戻されたロッドR
は、選別板32上を再び搬送されて、その外径に対応し
た適切なスリット37から落下する。
【0035】スリット37から落下するロッドRは、各
スリット37に対応して仕分け部33内に形成された仕
分け路33aを通って、仕分け部33の下方に並設され
た収納容器4に収納される。この収納容器4は、ハウジ
ング1に対して挿抜可能に構成されており、収納容器4
内に収納されたロッドRを使用する際には、ハウジング
1から収納容器4ごと取り出すことができる。
【0036】図2は、選別板32および摺動板38を取
り出して描いた平面図であり、選別板32に形成された
スリット37と摺動板38に形成された通過口39との
対応関係がわかるように、選別板32の一部が切欠かれ
ている。
【0037】選別板32には、幅の異なる複数のスリッ
ト37が形成されている。複数のスリット37は、図に
おいて左から右に、幅の狭いものから広いものへと順に
並ぶように形成されている。またこの実施形態では、幅
の等しいスリット37が連続して2つ配置され、次にそ
れよりも広い幅のスリット37が連続して2つ配置さ
れ、というように、同じ幅のスリット37が対をなすよ
うに配置されている。これにより、ある外径のロッド
は、同じ幅のスリット37によって2度落下する機会が
与えられるため、選別の精度および歩留りを良くするこ
とができる。
【0038】摺動板38は、選別板32の下面に沿っ
て、スリット37の配列方向、つまり矢印A1,A2方
向に往復移動可能である。摺動板38には、選別板32
のスリット37に対応して、複数の通過口39が形成さ
れている。各通過口39は、スリット37と同様、摺動
板38の幅方向(図において上下方向)に長手の開口で
あり、その幅(図において左右方向の間隔)は、スリッ
ト37の幅よりもやや広くされている。その理由は、ス
リット37を通って落下するロッドが通過口39で妨げ
られないようにするためである。
【0039】摺動板38の長手方向の一端、図2におい
て左側には摺動板38を往復移動させるための駆動機構
40が備えられている。
【0040】図3は駆動機構40の構成を説明するため
の分解斜視図であり、図4は、駆動機構40の動作を説
明するための平面図である。
【0041】まず、図2および図3を参照して説明する
と、駆動機構40には摺動板38に連結された操作板4
1が備えられている。この実施形態では、操作板41は
摺動板38と一体の金属板で作られており、摺動板38
の一端から段差42を介して延び出している。操作板4
1には嵌合窓43が形成されている。駆動機構40に
は、さらに、継手44、止め板45、偏心軸46が備え
られている。継手44には嵌合窓43に嵌まり込む突部
47が備えられている。突部47を嵌合窓43に嵌め、
操作板41の下方から止め板45を当てる。そしてビス
48で継手44と止め板45とを連結する。これにより
継手44および止め板45により操作板41が挟まれ
る。挟まれた状態において、継手44および止め板45
は、嵌合窓43に沿って矢印A1,A2方向に変位可能
である。
【0042】継手44には、操作板41の長手方向(矢
印A1,A2方向)と直交方向の長孔49が形成されて
いる。そして偏心軸46の先端の突軸50が長孔49に
係合されている。突軸50は偏心軸46に対して偏心し
ている。よって摺動板モータM2の回転軸51により偏
心軸46が回転されると、突軸50は円を描くように回
転し、その回転は長孔49との係合により矢印A1,A
2方向の運動に変換されるから、継手44は矢印A1,
A2方向に往復移動をする。
【0043】次に、図3および図4を参照して、駆動機
構40には、さらに、板ばね52が備えられている。板
ばね52は段差42に固定されており、矢印A2方向に
弾性を有している。継手44は板ばね52に当接してお
り、常時、板ばね52の弾発力により矢印A2方向へ付
勢されている。よって偏心軸46により継手44が矢印
A1,A2方向へ往復移動されるとき、操作板41およ
びそれと一体の摺動板48も、選別板32に設けられた
ガイド53に沿って、矢印A1,A2方向に往復移動す
る。つまり、通常時は、摺動板48と継手44との位置
関係は変化せず、両者は一体的に矢印A1,A2方向へ
往復移動する。
【0044】つまり、図4に示すように、継手44は、
通常時、板ばね52によって矢印A2方向(図において
左方向)に弾力付勢されている。よって継手44の動き
は、そのまま操作板41の動きとなり、偏心軸46が回
転することにより、継手44および操作板41は一体的
に矢印A1,A2方向へ往復移動する。すなわち摺動板
48が矢印A1,A2方向へ往復移動する。
【0045】一方、後述するように摺動板38の動きが
ロッド等により阻害された場合は、摺動板38と一体的
な操作板41が動くことはできなくなる。この場合に
は、破線で示すように、偏心軸46によって継手44に
移動力が加わると、継手44は板ばね52を押し曲げて
移動する。つまり操作板41は移動できないので、継手
44のみが板ばね52の弾力に勝って移動する。
【0046】図5は、選別板32に形成されたスリット
37および摺動板38に形成された通過口39の構造を
説明するための断面図であり、わかりやすいように、従
来例と比較して示されている。図5(A)は従来例、図
5(B)はこの実施形態にかかる構造である。
【0047】図5(A)に示すように、従来例では、ロ
ッドRがスリット37に嵌まり込んだときに、摺動板3
8の一縁で押し上げられるが、ロッドを押し上げる縁5
4は角が立っており、また、スリット37の角55も尖
っているから、ロッドに傷が付きやすかった。
【0048】そこで、図5(B)に示すように、摺動板
38の通過口39を形成する一方の縁を、摺動板38を
下方に曲げることによって、押し上げ縁58が丸くなる
ように加工した。
【0049】より具体的には、図5(B)、図2および
3を参照して、摺動板38には通過口39が形成されて
いるが、その通過口39の一縁、図2においては左縁5
8は、スリット37を通して見た場合、摺動板38の往
動によりスリット37内に現れ、復動によりスリット3
7から隠れるように引っ込む。そしてこのスリット37
内に現れる縁58が、ロッドを押し上げる押し上げ縁5
8となっている。
【0050】この実施形態では、ロッドを押し上げる押
し上げ縁58を作る場合に、通過口39の端面を下方に
曲げ加工し、曲げによって湾曲した押し上げ縁58にな
るようにしたものである。
【0051】この結果、湾曲した端縁58でロッドが押
し上げられるので、その押し上げがスムーズに行えると
ともに、ロッドに対する傷付きや噛み込みが防止でき
る。
【0052】この実施形態では、押し上げ縁58は曲げ
加工により丸くされているが、曲げ加工ではなく、押し
上げ縁58の上角を面取り等により丸く加工してもよ
い。
【0053】さらに、スリット37の縁59,60の上
角も面取り等により丸く加工されている。これにより、
スリット37に嵌まり込んだロッドが、スリット37の
縁59,60で傷付くことが防止できる。特に、摺動板
38の押し上げ縁58でロッドが押し上げられる際に、
ロッドはスリット37の進行方向の縁59に押し付けら
れることがある。よってその進行方向縁59の上角が、
少なくとも丸く加工されている。
【0054】この実施形態では、進行方向と逆方向の角
60も丸く加工され、よりロッドに対して傷等の付きに
くい構造とされている。
【0055】図6(A)は、通常時の摺動板の動作範囲
を説明する断面図である。図6(A)に示すように、選
別板32のスリット37にロッドが嵌まり込んでいない
ときや、スリット37にロッドが嵌まり込んでいても、
それが摺動板38で押し上げることができる場合には、
たとえばQの距離を摺動板37は往復移動する。
【0056】ところが、たまにロッドがスリット37に
噛み込んで、摺動板38によってロッドを押し上げられ
ないことがある。たとえば図6(B)に示すように、選
別板32上をロッドRを転がす搬送板36の先端の爪6
1がロッドに引っ掛かり、ロッドRがスリット37から
落下しないという状況が生じることがある。この場合、
選別板32および摺動板38にロッドRが噛み込んで、
摺動板38の移動距離が制限される。このような状態で
搬送板36が通常の移動方向に移動され続けたのでは、
ロッドRはスリット37および通過口39から下方へは
落下できないという不具合が生じる。
【0057】そこでこの実施形態では、かかる状態が生
じた場合、搬送板36を逆方向に移動させて、先端の爪
61がロッドRから外れるようにした。
【0058】そのために、図6(B)に示すような摺動
板38の移動距離がQではなく、Q′以下に制限された
場合に、それを検知するための検知スイッチを設けた。
【0059】図4を参照して、検知スイッチ56は、こ
の実施形態ではマイクロスイッチで構成されており、操
作板41上に配置されている。検知スイッチ56のアク
チュエータ57は継手44に接触している。そして継手
44が通常時、すなわち一点鎖線で示す位置にあるとき
には、アクチュエータ57は破線状態であって、検知ス
イッチ56はオフしている。
【0060】一方、摺動板38の移動が制限されると、
前述したように、操作板41はほとんど移動できない
が、継手44が操作板41に対して変位する。この結
果、アクチュエータ57が動き、検知スイッチ56がオ
ンする。
【0061】この実施形態では、検知スイッチ56の信
号を利用して、図7のようにベルトモータM1の回転が
制御される。
【0062】図7を参照して、検知スイッチ56がオン
したか否かの判別がされる(ステップS1)。検知スイ
ッチ56がオンしなければ、摺動板38は正常に往復移
動しているから、ベルトモータM1は正転される(ステ
ップS2)。
【0063】一方、検知スイッチ56がオンした場合
は、摺動板38の移動が制限された場合であり、スリッ
ト37や通過口39にロッドが噛み込んだ状態であると
考えられる。
【0064】そこで、この場合は、まずタイマをスター
トさせ(ステップS3)、ベルトモータM1を逆転させ
る(ステップS4)。そしてタイマの計時時間がTにな
るまでベルトモータM1が逆転される(ステップS4,
S4)。そして時間TだけベルトモータM1が逆転され
るとタイマがクリアされ(ステップS6)、ベルトモー
タM1は再び正転される(ステップS2)。
【0065】ベルトモータM1が以上のように制御され
る結果、搬送板36の先端の爪61がロッドRに噛み込
んだとしても、それが解消されて、ロッドRがスリット
37から落下する。
【0066】よって、ロッド選別の歩留りが向上すると
ともに、ロッド噛み込み等が長時間生じることなく、い
わゆるメンテナンスフリーのロッド選別機とすることが
できる。
【0067】以上の説明では、ロッドの洗浄もできるロ
ッド洗浄選別機を取り上げて説明したが、ロッド選別だ
けの装置に対しても、当然、適用可能である。
【0068】その他、この発明は、請求項記載の範囲内
において種々の変更が可能である。
【0069】
【発明の効果】この発明によれば、選別時にロッドに傷
等を付けることのないロッド選別機とすることができ
る。
【0070】また、ロッドの選別効率が向上されたロッ
ド選別機とすることができる。
【0071】さらに、ロッドが良好に選別され、しかも
選別時にロッド噛み込み等により操作員等が手を煩わせ
なくてよく、完全に自動的に選別操作を行えるロッド選
別機とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態にかかるロッド選別機が
適用されたロッド洗浄選別機の内部構造を示す簡略化さ
れた断面図である。
【図2】選別板および摺動板を取り出して描いた平面図
である。
【図3】駆動機構の構成を説明するための分解斜視図で
ある。
【図4】駆動機構の動作を説明するための平面図であ
る。
【図5】選別板に形成されたスリットおよび摺動板に形
成された通過口の構造を説明するための断面図であり、
(A)は従来例、(B)はこの実施形態にかかる構造を
示す。
【図6】(A)は通常時の摺動板の動作範囲を説明する
ための断面図である。(B)はロッドがスリットに噛み
込んだ時の摺動板の動作範囲を説明するための断面図で
ある。
【図7】ベルトモータの駆動制御を説明するためのフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
32 選別板 35 ベルト 36 搬送板(捕獲板) 37 スリット 38 摺動板 39 通過口 40 駆動機構 41 操作板 56 検知スイッチ 58 押し上げ片 59,60 スリットの縁 61 搬送板36の爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野呂 勝 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 長縄 充 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】髪にパーマネントウェーブを当てる際に使
    用する円筒状のロッドを、その外径に応じて自動的に選
    別するためのロッド選別機であって、 スリットの幅に対応する外径のロッドを落下させること
    ができるように、幅の異なる複数のスリットが、幅の狭
    いものから広いものへと順に並ぶように形成された選別
    板、および選別板の下面に沿って、スリットの配列方向
    に往復移動可能な摺動板が備えられており、 摺動板には、選別板に形成された複数のスリットに対応
    して、スリット幅よりも幅の広い複数の通過口が形成さ
    れており、スリットを通して見た場合、通過口の一縁が
    往動によりスリット内に現れ、復動によりスリット内に
    引っ込むようにされており、該一縁は、スリット幅より
    も大径のロッドがスリットに嵌まり込んだときに、嵌ま
    り込んだロッドを押し上げる押し上げ縁を形成してお
    り、 前記押し上げ縁は、その角が丸くなるように加工されて
    いることを特徴とするロッド選別機。
  2. 【請求項2】請求項1記載のロッド選別機において、 通過口に臨む摺動板の端が下方に曲成されることによ
    り、押し上げ縁の角が丸くされていることを特徴とする
    ロッド選別機。
  3. 【請求項3】請求項1記載のロッド選別機において、 通過口の一縁の上角が面取りにより丸く加工されている
    ことを特徴とするロッド選別機。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかに記載のロッ
    ド選別機において、 選別板に形成された各スリットの、少なくとも摺動板の
    往動方向側のスリット縁の上角が、面取りにより丸くさ
    れていることを特徴とするロッド選別機。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4のいずれかに記載のロッ
    ド選別機において、 選別板の上面をロッドを転がすための搬送板、 幅の狭いスリットの側から幅の広いスリットの側へとロ
    ッドが転がるように搬送板を移動させる駆動手段、 ロッドがスリットに嵌まり込んだ状態であることを検出
    するための異常検出手段、および異常検出手段の出力に
    応答して、搬送板を一定時間、前記駆動手段による移動
    方向と逆方向に移動させる嵌まり込み解消用駆動手段、
    をさらに含むことを特徴とするロッド選別機。
  6. 【請求項6】髪にパーマネントウェーブを当てる際に使
    用する円筒状のロッドを、その外径に応じて自動的に選
    別するためのロッド選別機であって、 スリットの幅に対応する外径のロッドを落下させること
    ができるように、幅の異なる複数のスリットが、幅の狭
    いものから広いものへと順に並ぶように形成された選別
    板、および選別板の下面に沿って、スリットの配列方向
    に往復移動可能な摺動板が備えられ、 摺動板には、選別板に形成された複数のスリットに対応
    して、スリット幅よりも幅の広い複数の通過口が形成さ
    れており、スリットを通して見た場合、通過口の一縁が
    往動によりスリット内に現れ、復動によりスリット内に
    引っ込むようにされており、該一縁は、スリット幅より
    も大径のロッドがスリットに嵌まり込んだときに、嵌ま
    り込んだロッドを押し上げる押し上げ縁を形成してお
    り、さらに選別板の上面をロッドを転がすための搬送
    板、 幅の狭いスリットの側から幅の広いスリットの側へとロ
    ッドが転がるように搬送板を移動させる駆動手段、 ロッドがスリットに嵌まり込んだ状態であることを検出
    するための異常検出手段、および異常検出手段の出力に
    応答して、搬送板を一定時間、前記駆動手段による移動
    方向と逆方向へ移動させる嵌まり込み解消用駆動手段、
    を含むことを特徴とするロッド選別機。
  7. 【請求項7】請求項5または6記載のロッド選別機にお
    いて、 異常検出手段は、摺動板の往復移動量が通常時よりも少
    ないことを検出して異常信号を出力することを特徴とす
    るロッド選別機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200103323A (ko) * 2019-02-25 2020-09-02 대구보건대학교산학협력단 파마롯드 자동 세척 및 선별기
CN112845099A (zh) * 2021-03-09 2021-05-28 邵潇伟 一种圆形工件筛选器
CN113000383A (zh) * 2021-02-26 2021-06-22 潘建国 一种建筑钢筋的分类回收装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200103323A (ko) * 2019-02-25 2020-09-02 대구보건대학교산학협력단 파마롯드 자동 세척 및 선별기
CN113000383A (zh) * 2021-02-26 2021-06-22 潘建国 一种建筑钢筋的分类回收装置
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