JP6302420B2 - 入出金装置 - Google Patents

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本発明の実施態様は、硬貨の入出金処理を行なう入出金装置に関する。
入出金装置に投入される硬貨は使用されて汚れているものが多く、この汚れは搬送路に付着する。搬送路が汚れると搬送不良が発生し、硬貨の処理が遅れたり、硬貨が搬送路に詰まったりする。この為、硬貨を搬送するベルトの汚れを検知し、ベルトの汚れが閾値を上回った場合にはベルトを清掃する技術が知られている。しかしながらこの技術は硬貨を搬送するベルトの汚れを検知することができるが、搬送路自体の汚れを除去することはできない。従って、ベルトがきれいでも搬送路に汚れが蓄積し、硬貨詰まりが依然として発生する。搬送路上にて硬貨詰まりが発生するのを防ぐためにはあらかじめ搬送路を構成している処理機内部ユニットを分解し清掃を行なう必要があるが、分解清掃は時間がかかると共に複雑な作業を作業員に課すことになる。また分解清掃は時間がかかり、長時間入出金装置を停止しておかなければならない。
特開2008−65598号公報
本発明が解決しようとする課題は、入出金装置を分解することなく硬貨の搬送経路を清掃する入出金装置を提供するものである。
上記課題を解決するために、投入孔から投入された硬貨および板形状でそ面に起毛繊維を設けてある清掃具を搬送する搬送路と、この搬送路に沿って配置され、前記硬貨および前記清掃具を前記搬送路に沿って搬送させる搬送ベルトと、前記搬送路に設けられ、前記硬貨が投入されたことを検知する投入センサと、前記搬送路の、前記投入センサの硬貨および前記清掃具の搬送方向の下流に設けられ、前記硬貨が所定の種類の硬貨であるか否かを識別する識別センサと、この識別センサにより識別された硬貨が所定の種類の硬貨でないと判定されたときこの不良通貨の通過をリジェクトするリジェクト機構と、このリジェクト機構を通過した前記硬貨を金種ごとに振り分ける振り分け板と、この振り分け板により振り分けられた前記硬貨を金種ごとに検知する金種別センサと、前記清掃具の搬送を停止させる停止壁と、前記搬送路に前記清掃具を搬送する清掃モードのとき、前記投入センサ、前記識別センサ及び前記リジェクト機構の動作を停止させる清掃時停止部と、を入出金装置に備えたことを特徴とする。
第1の実施形態に係る入出金装置の外観斜視図。 第1の実施形態に係る入出金装置の構成を示す平面図。 第1の実施形態に係る入出金装置の搬送ベルト付近の側面図。 第1の実施形態に係る入出金装置の振り分け板付近の断面図。 第1の実施形態に係る入出金装置のブロック図。 第1の実施形態に係る入出金装置の動作を示すフローチャート。 第1の実施形態に係る清掃具の外観斜視図。 第1の実施形態に係る清掃具の断面図。 第2の実施形態に係る入出金装置の動作を示すフローチャート。 第1および第2の実施形態に係る清掃具の外観図。
以下に、本実施形態に係る入出金装置を、図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態の入出金装置1の外観斜視図である。図1に示すように、入出金装置1は、硬貨を受け入れる投入孔11と、受け入れた硬貨を処理する本体部10と、情報を表示する表示装置12と、出金した硬貨を受ける受け皿13とが設けられている。また表示装置12の横には、入出金装置1のオペレータが押す事で入出金装置1に各種指令を送る設定ボタン14が設けられている。
投入孔11に投入された硬貨は本体部10により金種を識別され、金種毎に蓄積部に格納される。
図2に入出金装置1の構成を示す平面図を、図3に入出金装置1の搬送ベルト31付近の側面図をそれぞれ示す。図2及び図3に示すように、入出金装置1は、投入孔11から投入された硬貨Cや板形状の清掃具40を搬送する搬送路20と、搬送路20に沿って配置され、硬貨Cや板形状の清掃具40を搬送路に沿って搬送させる搬送ベルト31と、搬送路20に設けられ、硬貨が投入されたことを検知する投入センサ21と、投入センサ21の硬貨C搬送方向下流に、搬送路20に設けられ、硬貨Cの金種を識別する識別センサ22と、不良硬貨を搬送路20から排出するリジェクト孔23A及びリジェクトシャッタ23Bと、硬貨Cを金種ごとに振り分ける振り分け板26と、振り分けられた硬貨を金種ごとに検知する金種別センサ27と、振り分けられた硬貨Cを金種ごとに格納する蓄積部28とが設けられている。
搬送路20は、片側に搬送ガイド24を備え、搬送ベルト31は硬貨Cや板形状の清掃具40を搬送ガイド24に沿って搬送する。
識別センサ22は、硬貨Cの材質を検知する材質センサ22Aと、硬貨Cの厚さを検知する厚さセンサ22Bと、硬貨Cの外径を検知する外形センサ22Cと、を備える。識別センサ22は、磁気センサを用いることができるが、他のセンサを用いてもよい。
入出金装置1は、硬貨Cが識別センサ22の出力により不良硬貨であると判定した場合、リジェクトシャッタ23Bを開けて不良硬貨をリジェクト孔23Aに落とし込む。
振り分け板26は、金種に応じた幅を有する選別孔25を有する。選別孔25は、搬送路20の上流から下流に向かって段階的に大きくなるように設けられる。
搬送される硬貨Cは、選別孔25の金種に応じた幅の位置に達すると、振り分け板26の支持を失って下方に落下する。
金種別センサ27は、金種の数だけ、硬貨Cが落下する経路の途中に金種ごとに設けられる。入出金装置1は、処理する金種が例えば6種類のとき、金種別センサ27A乃至27Fの6個を有する。
図2に示すように、入出金装置1は硬貨Cを搬送ガイド24に沿って矢印X1の方向に搬送し、次いで、矢印X2方向に、振り分け板26上を通過するように搬送する。
図3に示すように、搬送ベルト31はプーリー32に掛け回される無端状、断面円形のベルトである。搬送ベルト31は硬貨Cや板形状の清掃具40を上から抑え、搬送路20を搬送ガイド24に沿って搬送する。
図4は、振り分け板26付近の入出金装置1の断面図である。図4に示すように、搬送される硬貨Cは、選別孔25の金種に応じた幅の位置に達すると、振り分け板26の支持を失って下方に落下する。この時、硬貨Cが落下する経路の途中に金種ごとに設けられる金種別センサ27を硬貨Cが遮り、金種別センサ27をONにする。落下した硬貨は、蓄積部28に設けられる出金ベルト29上に落下する。
また入出金装置1は、金種ごとに振り分けられて蓄積部28に格納される硬貨Cを出金ベルト29によって搬送し、釣銭の支払いに必要枚数だけ硬貨Cを受け皿13に排出する。
図5に、第1の実施形態に係る入出金装置1の制御回路構成を説明するブロック図を示す。入出金装置1は図示しないPOS(Point Of Sales:販売時点情報管理)端末100とつながっており、POS端末100からの出金指示、POS端末100への入金情報通知等をおこなう。
制御部51は、POS端末100との連係および各種の制御の実行をおこなう、例えば、マイクロコンピュータで構成されている。制御部51の中央処理装置(CPU)52は、プログラムに従って各種センサからの情報の入手、各種モータの駆動、表示装置への各種情報の表示をおこなう。
またこのCPU52は、時間設定および時間制御をおこなう手段としてタイマ53を備えている。
また制御部51には、CPU52で実行する制御プログラムや制御または演算途上のデータ等を格納する主記憶手段としてROM54およびRAM55が設置されている。
ROM54は制御プログラムやテーブル等を持つ読出し専用メモリであり、RAM55は演算途上のデータ等を格納する随時書込みメモリである。
制御部51には、POS端末100との各種データのやり取りをおこなう入出力ユニット(I/O)56が設けられている。
このI/O56は、CPU52、ROM54およびRAM55とバスを通じて接続されている。
I/O56には制御出力を取り出すための手段として、第1、第2、第3、第4、第5のドライバ57、58、59、60、61が接続されている。
第1のドライバ57は投入センサ21へ必要な駆動出力を供給する。第2のドライバ58は識別センサ22へ必要な駆動出力を供給する。第3のドライバ59は金種別センサ27へ必要な駆動出力を供給する。第4のドライバ60は後述するモータ70へ必要な駆動出力を供給する。第5のドライバ61は表示装置12に各種表示をおこなわせる表示駆動出力を供給する。
以下図6乃至図8を用いて第1の実施形態による入出金装置1の清掃方法について説明する。
入出金装置1のオペレータは、設定ボタン14を押下し入出金装置1を清掃モードに変更する(S1)。清掃モードへの変更が完了すると、制御部51は識別センサ22をオフにし(S2)、またリジェクトシャッタ23Bをオフにする(S3)。これに引き続きオペレータは清掃具40を投入口11より投入する。
図7および図8に清掃具40の形状を示す斜視図および断面図を示す。清掃具40は金属やプラスチックで作成された硬貨形状の基板41の両面に起毛加工された起毛繊維42が貼り付けられており、またこの清掃具40の直径は、振り分け板26にて振り分け可能な最大径硬貨より大きい径を有している。すなわち振り分け可能な最大硬貨が日本円の500円硬貨である入出金装置1の場合は、この清掃具40の直径は500円硬貨の直径26.5ミリメートルより大きい、例えば28ミリメートルとなっている。なおここで清掃具40は基板41に起毛加工された起毛繊維42を貼り付けているとしたがこれに限定する必要はなく、例えば基板41と起毛繊維42とを一体としてもよい。また起毛繊維42に関しても必ずしも起毛加工されている必要はなく、接触した際に汚れを払拭する効果がある繊維であればよい。
投入口11より投入された清掃具40は、搬送ベルト31と搬送ガイド24に挟持される。そして図示しないモータ70の回転により載置された清掃具40を図2のX1方向に搬送する(S4)。搬送が開始されると、制御部51はタイマ53をスタートさせる。なおこのタイマ53については後述する。
搬送経路中には識別センサ22が設けられており、この識別センサによって投入口11より投入された硬貨の材質、厚さおよび外形が検査される。その検査結果が予め設定してある測定値外であった場合はリジェクトシャッタ23Bを駆動させてリジェクト孔23Aより規定外として返却する。清掃具40もこの識別センサ22上を搬送される。通常の場合、この清掃具40の材質や外形等は予め設定してある測定値に入る事はなく、その場合はリジェクト孔23Aより返却される。しかしながら前述の様に清掃モードに設定した場合は、識別センサ22およびリジェクトシャッタ23Bはオフとなるので清掃具40は矢印X1方向にて識別センサ22、リジェクトシャッタ23Bの部分をそのまま通過搬送される。そして清掃具40は搬送ガイド24に沿って矢印X1の方向に搬送され、次いで、矢印X2の方向に搬送され選別孔25に到達する。
選別孔25は硬貨搬送方向下流に向かうに従って孔の幅寸法が順次拡大する金種毎の選別孔25が設けられている。すなわち日本の硬貨の場合は、1円硬貨、50円硬貨、5円硬貨、100円硬貨、10円硬貨、500円硬貨に対応する孔が設けられる事となる。
通常の硬貨がこの搬送路を通過する場合、所定の幅の選別孔25に到達した際に、図4に示す様に選別孔25より蓄積部28に落下する。しかしながら前述の様に清掃具40の直径は、入出金装置1の判別可能最大硬貨径より大きくなっている。すなわち矢印X2方向に搬送された清掃具40は選別孔25より蓄積部28に落下する事はない。
次に制御部51はタイマ53の時間を確認し、タイマ53がスタートしてから予め定めた規定時間経過しているかを確認する(S6)。この規定時間とは清掃具40の搬送が始まってから選別孔25の最下流側を通過して壁33まで到達する時間である。この到達する時間は搬送ベルト31の回転速度等より予め算出が可能である。
タイマ53がスタートしてから予め定めた規定時間経過しているかを確認(S6)し、予め定めた規定時間経過していない場合(S6のN)は清掃具40による清掃が終了していないので規定時間経過するまでタイマ53を再確認する。規定時間経過した場合(S6のY)は清掃具40が壁33まで到達しているすなわち清掃が終了している為、搬送ベルト31を回転させているモータ70を逆回転させる(S7)。モータ70の逆回転により清掃具40は矢印X2の逆方向へ搬送され、引き続いて矢印X1の逆方向へ搬送(S8)させる。そして清掃具40を入出金装置1より外部に排出(S9)し、清掃を終了させる(S10)。
以上の様に第1の実施の形態によれば、入出金装置1の判別可能最大硬貨径より大きくかつ表面に起毛繊維42が貼り付けられた清掃具40を入出金装置1に投入し、硬貨が通過する搬送路と同じ搬送路を搬送させる。起毛繊維42が貼り付けられた清掃具40は搬送の際その表面が搬送ガイド24に接触するため付着している汚れ等を払拭する。これにより入出金装置1の硬貨の搬送路を分解することなく清掃が可能となる。
なお第1の実施の形態では入出金装置1に投入された清掃具40が壁33に到達した時点で逆走させ排出すなわち一往復のみの清掃としたが一往復に限定する必要はない。例えば予め定めた規定時間経過し壁33に到達したと予想しモータ70を逆回転の開始時にタイマ53をゼロとして計測を開始し、規定時間経過後モータ70を順回転に再び変えると言った事を繰り返す事で清掃具40を複数回往復させ汚れ等を払拭させてもよい。
なお清掃具40の形状であるが、本実施の形態においては硬貨形状をしその両面に起毛加工された起毛繊維42が貼り付けられているとしたが必ずしもこの形状である必要はなく、起毛繊維42は少なくとも搬送ガイド24に接触する面にのみ設けられていれば良い。また硬貨形状である円形である必要はなく、例えば図10に示す様な正方形もしくは長方形であっても何ら問題ない。その際図10に示すW1およびW2の大きさは前述同様、振り分け板26にて振り分け可能な最大径硬貨より大きい。
(第2の実施形態)
以下図9を用いて第2の実施形態を詳細に説明する。
オペレータは清掃具40を投入口11より投入すると、その両面に起毛繊維42が設けられている清掃具40は硬貨と同様に図3に示す様に搬送ガイド24上を移動する。これは搬送ガイド24の表面の摩擦係数が搬送ベルト31の摩擦係数より小さく設定してある為である。このため清掃具40は搬送ベルト31と接触したまま搬送ガイド24上を移動するため搬送ガイド24上の汚れ等は払拭できるものの搬送ベルト31上の汚れ等は払拭する事が出来ない。第2の実施形態は搬送ガイド24のみならず搬送ベルト31も清掃する入出金装置1を提供するものである。なお第1の実施形態と同じ構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
入出金装置1のオペレータは、設定ボタン14を押下し入出金装置1を清掃モードに変更する(S21)。清掃モードへの変更が完了すると、制御部51は識別センサ22をオフにし(S22)、またリジェクトシャッタ23Bをオフにする(S23)。これに引き続きオペレータは清掃具40を投入口11より投入する。なお清掃具40の形状、大きさについては第1の実施形態と同じの為その説明は省略する。
投入口11より投入された清掃具40は、搬送ベルト31と搬送ガイド24に挟持される。そして図示しないモータ70の回転により載置された清掃具40を図2のX1方向に搬送する(S24)。搬送が開始されると、制御部51はタイマ53をスタートさせる。なおこのタイマ53については後述する。
なお搬送経路中には識別センサ22やリジェクトシャッタ23Bがあるが、これは第1の実施形態にて説明の様に清掃モードに設定した場合はオフとしてある。その後清掃具40は矢印X1の方向に搬送され、次いで、矢印X2の方向に搬送され選別孔25に到達する。
清掃具40は選別孔25よりも大きく設定されている為、選別孔25をより蓄積部28に落下する事はなく壁33に到達する。
次に制御部51はタイマ53の時間を確認し、タイマ53がスタートしてから予め定めた規定のA時間経過しているかを確認する(S26)。この規定A時間とは清掃具40の搬送が始まってから選別孔25の最下流側を通過して壁33まで到達する時間である。この到達する時間は搬送ベルト31の回転速度等より予め算出が可能である。
タイマ53がスタートしてから予め定めた規定A時間経過しているかを確認(S26)し、予め定めた規定A時間経過していない場合(S26のN)は清掃具40による搬送ガイド24の清掃が終了していないので規定時間経過するまでタイマ53を再確認する。規定時間経過した場合(S26のY)は清掃具40が壁33まで到達しているすなわち搬送ガイド24の清掃が終了している為、次に制御部51はタイマ53をリセット(S27)し再度タイマ53をスタートさせる(S28)。
次に制御部51はタイマ53の時間を確認し、タイマ53がスタートしてから予め定めた規定のB時間経過しているかを確認する(S29)。この規定B時間とは搬送ベルト31が1周回る時間であり、搬送ベルト31の回転速度等より予め算出が可能である。
第2の実施形態においては搬送ベルト31の内側とプーリー32との摩擦係数を、搬送ベルト31と清掃具40との摩擦係数より大きく設定してある。すなわち壁33に到達した清掃具40は引き続きモータ70が回転すると清掃具40は壁33に当接したまま停止しているものの搬送ベルト31は引き続き回転する。これにより起毛繊維42が貼り付けられた清掃具40は搬送ベルト31の表面に付着している汚れ等を払拭する事となる。
タイマ53がスタートしてから予め定めた規定B時間経過しているかを確認(S29)し、予め定めた規定B時間経過していない場合(S29のN)は清掃具40による搬送ベルト31表面の清掃が終了していないので規定時間経過するまでタイマ53を再確認する。規定時間経過した場合(S29のY)は清掃具40にて搬送ベルト31の表面全周を清掃した事となる為、搬送ベルト31を回転させているモータ70を逆回転させ(S30)、清掃具40を矢印X2の逆方向へ搬送させ、引き続いて矢印X1の逆方向へ搬送(S31)させる。そして清掃具40を入出金装置1より外部に排出(S32)し、清掃を終了させる(S33)。
この様に、清掃具40の搬送が停止後、清掃具40と搬送ベルト31との摩擦力に抗して搬送ベルト31を搬送ベルト31が1周する時間以上引き続き搬送ベルト31を回転させる。これにより搬送ガイド24のみならず搬送ベルト31の表面の汚れも払拭する事が入出金装置1を分解することなく可能となる。
なお第2の実施の形態において、タイマ53にて規定A時間経過したかを確認後タイマ53をリセットし、再度タイマ53にて規定B時間経過したかを確認した。しかしながらタイマ53を複数設け、規定A時間、規定B時間それぞれを別々に計測しても良い。またタイマ53を一つにし、規定経過時間を前記AとBとを加算した時間経過したかを確認することで搬送ガイド24および搬送ベルト31の双方の清掃が完了したかを判断しても良い。
また第2の実施の形態では搬送ベルト31は無端形状のベルト1本で構成しているとして説明した。しかしながら必ずしも搬送ベルト31は1本で構成される必要はなく、2本等で構成されても良い。その際は搬送ベルトの本数と同じ数の停止壁を設け、図示しない停止壁移動機構を用い、必要に応じて搬送路20上に停止壁を出現させたり搬送路20上より退避させる。そして搬送ベルトを回転させながら搬送ベルト1周の時間だけ停止壁で清掃具40を停止させ搬送ベルト表面を清掃する。これを全ての搬送ベルトに対して行う事で搬送ベルトおよび搬送ガイドの清掃を入出金装置を分解することなく行う事が可能となる。
なお清掃具40の形状であるが、第2の実施の形態においても硬貨形状である円形である必要はなく、例えば図10に示す様な正方形もしくは長方形であっても何ら問題ない。その際図10に示すW1およびW2の大きさは前述同様、振り分け板26にて振り分け可能な最大径硬貨より大きい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他のさまざまな形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更をおこなうことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1:入出金装置
11:投入口
14:設定ボタン
21:投入センサ
22:識別センサ
23A:リジェクト孔
23B:リジェクトシャッタ
24:搬送ガイド
25:選別孔
26:振り分け板
27:金種別センサ
31:搬送ベルト
32:プーリー
33:壁
40:清掃具
41:基板
42:起毛繊維

Claims (3)

  1. 投入孔から投入された硬貨および板形状でそ面に起毛繊維を設けてある清掃具を搬送する搬送路と、
    この搬送路に沿って配置され、前記硬貨および前記清掃具を前記搬送路に沿って搬送させる搬送ベルトと、
    前記搬送路に設けられ、前記硬貨が投入されたことを検知する投入センサと、
    前記搬送路の、前記投入センサの硬貨および前記清掃具の搬送方向の下流に設けられ、前記硬貨が所定の種類の硬貨であるか否かを識別する識別センサと、
    この識別センサにより識別された前記硬貨が所定の種類の硬貨でないと判定されたときこの不良通貨の通過をリジェクトするリジェクト機構と、
    このリジェクト機構を通過した前記硬貨を金種ごとに振り分ける振り分け板と、
    この振り分け板により振り分けられた前記硬貨を金種ごとに検知する金種別センサと、
    前記清掃具の搬送を停止させる停止壁と、
    前記搬送路に前記清掃具を搬送する清掃モードのとき、前記投入センサ、前記識別センサ及び前記リジェクト機構の動作を停止させる清掃時停止部と、
    を有する入出金装置。
  2. 前記清掃具は、前記振り分け板にて振り分け可能な最大径硬貨より大きい構造を有する、請求項1に記載の入出金装置。
  3. 前記搬送ベルトは複数のプーリーによって張架されており、前記搬送ベルトと前記プーリーとの接触部における摩擦係数は、前記清掃具と前記搬送ベルトの摩擦係数より大きい請求項または請求項に記載の入出金装置。
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