JP6539221B2 - コイン状部材の取込装置及びコイン状部材の取込方法 - Google Patents
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図1は、実施例の硬貨取込装置を備えるATMを示す斜視図である。図1に示すように、実施例のATM1は、紙幣及び硬貨を取り扱う取引装置であり、硬貨を取り込む硬貨取込部5と、取り扱わない硬貨を返却する硬貨返却部6と、利用者へ硬貨を払い戻す硬貨排出部7と、紙幣を取込み及び払い戻すための紙幣処理部8と、を備える。実施例において、ATM1が備える硬貨取込部5が、実施例の硬貨取込装置5に相当する。
図2は、実施例の硬貨取込装置5を示す斜視図である。図3は、実施例の硬貨取込装置5を示す平面図である。図4は、実施例の硬貨取込装置5を示す断面図である。図5は、実施例の硬貨取込装置5を示すブロック図である。
図2、図3及び図4に示すように、ベルト駆動機構14は、硬貨3を搬送する搬送ベルト26と、搬送ベルト26が掛け渡された一対のローラ27a、27bと、一方のローラ27bを回転させるベルト駆動モータ28と、を有する。ベルト駆動機構14は、図5に示すように、制御部16と接続されている。制御部16は、第1のセンサ17及び第2のセンサ18の各検出信号に基づいてベルト駆動機構14を駆動する。
図3及び図4に示すように、ローラ駆動機構15は、取込口22から通路23へ進入した硬貨3を送る取込ローラ36と、取込ローラ36を支持する回転軸37と、回転軸37を駆動するローラ駆動モータ38と、を有する。ローラ駆動機構15は、図5に示すように、制御部16に接続されている。
硬貨取込装置5において、ベルト駆動機構14によって硬貨3を取り込む動作について説明する。図6A、図6B、図6C及び図6Dは、ベルト駆動機構14によって硬貨3を取り込む動作を説明するための断面図である。図7は、制御部16がベルト駆動機構14を制御する処理を説明するためのフローチャートである。
以上のように構成された硬貨取込装置5を用いた硬貨取込方法について説明する。実施例の硬貨取込方法は、受け部材13に一括して投入された複数の硬貨3を、受け部材13の傾斜面21に沿って滑らせ、傾斜面21の下方へ移動した硬貨3を取込口22から取り込む。また、硬貨取込方法は、硬貨3が接する搬送面30が傾斜面21に沿って設けられ、搬送面30の搬送方向における異なる位置に、硬貨3が滑る平滑領域30aと、硬貨3を動かす摩擦領域30bと、を有する搬送ベルト26を用いる。硬貨取込方法は、搬送ベルト26を用いることで、搬送面30に硬貨3が滞留したときに摩擦領域30bを傾斜面21の傾斜上方へ送ることによって、硬貨3を取込口22から取り込む。
なお、上述した搬送ベルト26の動作の一例では、制御部16が、搬送ベルト26がB方向へ連続的に1回転するように制御したが、このような動作に限定するものではない。制御部16は、例えば、搬送ベルト26の搬送面30の摩擦領域30bを傾斜面21の傾斜上方へ向けて送る動作中に、摩擦領域30bを傾斜面21側へ露出させた後、摩擦領域30bをA方向へ微小量だけ送り、B方向へ送る往復動作を行うようにベルト駆動機構14を制御してもよい。このような往復動作を行うことで、搬送面30上に積み重なった硬貨3群を崩しやすくなるので、搬送面30上での硬貨3の滞留を更に効果的に解消することができる。また、制御部16は、搬送ベルト26を1回転させる間に、平滑領域30a及び摩擦領域30bをB方向へ間欠的に送ったり、往復動作を間欠的に行ったりするように制御してもよい。
3 硬貨
5 硬貨取込装置
13 受け部材
14 ベルト駆動機構
15 ローラ駆動機構
16 制御部
17 第1のセンサ
18 第2のセンサ
21 傾斜面
22 取込口
23 通路
26 搬送ベルト
30 搬送面
30a 平滑領域(第1の領域)
30b 摩擦領域(第2の領域)
36 取込ローラ
Claims (5)
- 一括して投入された複数のコイン状部材を滑らせる傾斜面と、前記傾斜面に沿って下方へ移動した前記コイン状部材を取り込む取込口と、前記取込口に連続すると共に前記取込口から取り込まれた前記コイン状部材を送る通路と、を有する受け部材と、
前記コイン状部材が接する搬送面が前記傾斜面に沿って設けられた搬送ベルトを有し、前記搬送面を前記傾斜面の傾斜上方へ送るベルト駆動機構と、
前記ベルト駆動機構を制御する制御部と、
前記搬送面に滞留した前記コイン状部材を検知する第1の検知部と、
前記通路を通る前記コイン状部材を検知する第2の検知部と、を備え、
前記搬送ベルトの前記搬送面は、前記搬送面の搬送方向における異なる位置に、摩擦係数が相対的に小さい第1の領域と、摩擦係数が相対的に大きい第2の領域と、を有し、
前記制御部は、前記第1の検知部及び前記第2の検知部の各検知結果に基づいて、前記ベルト駆動機構を制御する、コイン状部材の取込装置。 - 前記制御部は、前記第1の検知部が前記コイン状部材を検知した状態において、前記第2の検知部が前記コイン状部材を検知しない状態が所定時間経過したときに、前記ベルト駆動機構を駆動する、請求項1に記載のコイン状部材の取込装置。
- 前記第1の領域及び前記第2の領域は、環状の前記搬送ベルトの周方向における各半周部分にわたってそれぞれ設けられ、
前記制御部は、前記所定時間経過したときに、前記第1の領域及び前記第2の領域を前記傾斜面に沿って少なくとも1周させるように前記ベルト駆動機構を制御する、請求項2に記載のコイン状部材の取込装置。 - 前記制御部は、前記搬送面の前記第2の領域を前記傾斜面の傾斜上方へ向けて送る動作中に、前記第2の領域を傾斜面に沿って往復させる動作を行うように前記ベルト駆動機構を制御する、請求項3に記載のコイン状部材の取込装置。
- 受け部材に一括して投入された複数のコイン状部材を、前記受け部材の傾斜面に沿って滑らせ、前記傾斜面の下方へ移動した前記コイン状部材を取込口から取り込み、
前記取込口に連続する通路によって前記取込口から取り込まれた前記コイン状部材を送り、
前記コイン状部材が接する搬送面が傾斜面に沿って設けられ、前記搬送面の搬送方向における異なる位置に、摩擦係数が相対的に小さい第1の領域と、摩擦係数が相対的に大きい第2の領域と、を有する搬送ベルトを用いて、前記搬送面に滞留した前記コイン状部材を検知する第1の検知部と、前記通路を通る前記コイン状部材を検知する第2の検知部との各検知結果に基づいて、前記搬送面に前記コイン状部材が滞留したときに前記第2の領域を前記傾斜面の傾斜上方へ送ることによって、前記コイン状部材を前記取込口から取り込む、コイン状部材の取込方法。
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