JP2015121856A - 硬貨処理装置 - Google Patents
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Description
A.硬貨が載置される回転円盤(230)と、
B.前記回転円盤の外周に沿って設けられ、一部に前記硬貨の放出のための開口(通過口222)を有するガイド部(収容部220の側面)と、
C.前記ガイド部における前記回転円盤の外周近傍に対応する位置に設けられ、前記回転円盤に投入された異物を吸着する吸着部(磁石250)と、
を有する。
(1−1.硬貨処理装置の構成)
まず、図1を参照しながら、本発明の一実施形態による硬貨処理装置1の構成の一例について説明する。図1は、本発明の一実施形態による硬貨処理装置1の内部構成の一例を示す概略図である。なお、図1(b)は、図1(a)に示す硬貨処理装置1を右側面側から見た図である。
続いて、図2〜図5を参照しながら、本実施形態による硬貨繰り出し部12、および硬貨認識部14の構成について説明する。図2は、本実施形態に係る硬貨繰り出し部12、硬貨認識部14、および硬貨選別部20を示す概略平面図である。図3は、図2のA−A矢視図である。図4は、図2に示す硬貨繰り出し部12および硬貨認識部14の拡大図である。図5は、図3に示す硬貨繰り出し部12および硬貨認識部14の拡大図である。
硬貨繰り出し部12は、一括投入された硬貨Cを受け、一枚ずつ硬貨認識部14へ繰り出す。硬貨繰り出し部12は、図3および図5に示すように、収容部220と、回転円盤230と、円盤駆動部240と、を有する。また、図5に示すように、収容部220内部には、投入口11から投入された硬貨が回転円盤230に落下する際に通過するゴムスカート13が設けられてもよい。
硬貨認識部14は、硬貨繰り出し部12から繰り出された硬貨Cの認識を行う。硬貨認識部14は、図2〜図5に示すように、搬送路310と、送り出しローラ320と、搬送ベルト330と、認識センサ340とを有する。
硬貨選別部20は、硬貨認識部14による認識結果に基づいて、硬貨Cを搬送しながら選別して排出する。硬貨選別部20は、図3に示すように、水平に配置された硬貨繰り出し部12、および硬貨認識部14に対して傾いている。これにより、硬貨選別部20を階層状に配置することができ、硬貨選別部20の幅を抑制できる。ただし、硬貨選別部20の配置構成はこれに限定されず、例えば、硬貨選別部20は、硬貨認識部14と同様に水平に配置されても良い。
次に、上述した構成を有する硬貨処理装置1の動作例について説明する。硬貨処理装置1の動作は、制御ユニット90の制御部によって実行される。すなわち、制御部が、記憶部に記憶されたプログラムを実行することで、下記に説明する動作を実行する。
(2−1.第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態による硬貨処理装置1に含まれる硬貨繰り出し部12−1について図6〜図9を参照して説明する。
図6Aは、第1の実施形態による硬貨繰り出し部12−1の平面図である。図6Bは、図6Aに示す硬貨繰り出し部12−1に設けられた磁石250を側面方向から見た図である。図6Cは、図6Aに示す硬貨繰り出し部12−1に設けられた磁石250を対向方向から見た図である。
上記構成により、投入口11から大量の硬貨と共に誤って異物が混入され、回転円盤230が回転すると、回転円盤230の遠心力により、硬貨および異物は回転円盤230の外周側に押し出され、かつ収容部220の内周面に沿って移動する。
以上説明したように、収容部220に投入された異物は、収容部220の外側に設けられた磁石250の磁力により、収容部220の内周面に吸着するので、通過口222から排出され装置内に進入することを防止することができる。
続いて、本発明の第2の実施形態による硬貨処理装置1に含まれる硬貨繰り出し部12−2について図10〜図12を参照して説明する。
図10は、本発明の第2の実施形態による硬貨繰り出し部12−2の概略側面図である。本実施形態では、第1の実施形態と同様に、回転円盤230の外周に沿って設けられた収容部220の外側であって、回転円盤230の外周近傍に対応する位置に磁石250が設けられている。より具体的には、磁石250の中心軸が、回転円盤230の上面から略1mmの高さ(高さh)に配置される。
以上説明した構成を有する第2の実施形態による硬貨繰り出し部12−2では、第1の実施形態と同様に、回転円盤230が回転することで、回転円盤230の遠心力により、硬貨および混入した異物が回転円盤230の外周側に押し出され、かつ収容部220の内周面に沿って移動する。
以上説明したように、第2の実施形態によれば、磁石250に加えて、溝260を設けることで、より確実にクリップやホッチキスの針等の異物を除去し、通過口222から装置内に進入することを防ぐことができる。また、溝260の幅を、クリップやホッチキスの針等の小さな異物が引っ掛る幅にすることで、硬貨を引っ掛けることがなく、より効果的に異物の除去を行うことができる。
次に、本発明の第3の実施形態による硬貨処理装置1に含まれる硬貨繰り出し部12−3について図13〜図15を参照して説明する。
図13は、本発明の第3の実施形態による硬貨繰り出し部12−3の平面図である。図13に示すように、硬貨繰り出し部12−3は、第1の実施形態と同様に、回転円盤230と、回転円盤の外周に沿って設けられた収容部220を有し、収容部220の外側には磁石250が設けられている。なお、図13に示す構成は一例であって、第2の実施形態と同様に、収容部220の内周面に溝260が設けられてもよい。
以上説明した構成を有する第3の実施形態による硬貨繰り出し部12−3では、第1、第2の実施形態と同様に、回転円盤230が回転することで、回転円盤230の遠心力により、硬貨および混入した異物が回転円盤230の外周側に押し出され、かつ収容部220の内周面に沿って移動する。
以上説明したように、第3の実施形態によれば、磁石250または溝260により所定の個所に吸着させた異物の有無をセンサ(水平面センサ270および垂直面センサ271の少なくともいずれか)により検知し、操作者に異物の除去を促すことができる。
以上説明したように、本発明の第1〜第3の実施形態によれば、回転円盤230に投入された異物をより効果的に除去し、装置内への進入を防止することが可能である。
10 硬貨受領部
11 投入口
12、12−1〜12−3 硬貨繰り出し部
13 ゴムスカート
220 収容部
222 通過口
230 回転円盤
240 円盤駆動部
242 円盤モータ
244 ギア列
250 磁石
260 溝
270 水平面センサ
270n 発光部
270m 受光部
271 垂直面センサ
271n 発光部
271m 受光部
14 硬貨認識部
20 硬貨選別部
26 リジェクト硬貨収容部
30 一時保留部
34 返却箱
36 金種別ホッパ
38 搬送ゲート
40 出金箱
44 回収庫
90 制御ユニット
L1、L2 光軸
S1 クリップ
S2 ホッチキスの針
C 硬貨
Claims (8)
- 硬貨が載置される回転円盤と、
前記回転円盤の外周に沿って設けられ、一部に前記硬貨の放出のための開口を有するガイド部と、
前記ガイド部における前記回転円盤の外周近傍に対応する位置に設けられ、前記回転円盤に投入された異物を吸着する吸着部と、
を備える、硬貨処理装置。 - 前記吸着部は、磁石または電磁石である、請求項1に記載の硬貨処理装置。
- 前記吸着部は、前記ガイド部の外側に設けられる磁石であって、当該磁石の中心軸が前記回転円盤の上面略1mmの高さに水平になるよう配置される、請求項1または2に記載の硬貨処理装置。
- 前記ガイド部の内側面には、前記回転円盤に投入された異物を引っ掛ける溝が設けられる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の硬貨処理装置。
- 前記溝は、前記ガイド部の外側面に設けられた前記吸着部と対向する位置に設けられる、請求項4に記載の硬貨処理装置。
- 前記硬貨処理装置は、
前記回転円盤に投入された異物を検出するセンサをさらに備える、請求項1〜5のいずれか1項に記載の硬貨処理装置。 - 前記センサは、前記回転円盤の外周に沿って略垂直に設けられる前記ガイド部の内側面に吸着する異物を検知する垂直面センサ、および前記回転円盤の上面に水平状態で吸着する異物を検知する水平面センサの少なくともいずれかである、請求項6に記載の硬貨処理装置。
- 硬貨が載置される回転円盤と、
前記回転円盤の外周に沿って設けられ、一部に前記硬貨の放出のための開口を有するガイド部と、
前記ガイド部における前記回転円盤の外周近傍に対応する位置に設けられ、前記回転円盤に投入された異物を吸着する吸着部と、
前記回転円盤に投入された異物を検出するセンサと、を備え、
前記ガイド部の内側面には、前記回転円盤に投入された異物を引っ掛ける溝が設けられる、硬貨処理装置。
Priority Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN108381853A (zh) * | 2018-03-27 | 2018-08-10 | 苏州奥兰迪尔自动化设备有限公司 | 一种采血针针头分料盒 |
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-
2013
- 2013-12-20 JP JP2013264049A patent/JP6500325B2/ja active Active
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JP6500325B2 (ja) | 2019-04-17 |
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