JPH11318994A - 車椅子 - Google Patents
車椅子Info
- Publication number
- JPH11318994A JPH11318994A JP10148415A JP14841598A JPH11318994A JP H11318994 A JPH11318994 A JP H11318994A JP 10148415 A JP10148415 A JP 10148415A JP 14841598 A JP14841598 A JP 14841598A JP H11318994 A JPH11318994 A JP H11318994A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- large wheel
- fixed
- frame
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 手や腕がタイヤに触れることなく衛生的に使
用できる車椅子を提供し、特に病院等の衛生管理を要す
る場所での使用に適したものとする。 【解決手段】 主フレーム１に大車輪３の外周に沿った
円弧状の副フレーム１０を固設し、該副フレームに該大
車輪を上方部から前方部に亙って囲い得る車輪カバー１
２を固設してなる。
用できる車椅子を提供し、特に病院等の衛生管理を要す
る場所での使用に適したものとする。 【解決手段】 主フレーム１に大車輪３の外周に沿った
円弧状の副フレーム１０を固設し、該副フレームに該大
車輪を上方部から前方部に亙って囲い得る車輪カバー１
２を固設してなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院等の衛生管理
を特に必要とする場所での使用にも適した車椅子の構造
に関するものである。
を特に必要とする場所での使用にも適した車椅子の構造
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に車椅子は、金属パイプを折り曲げ
加工してフレームを作り、該フレームに座部を設けると
ともに、該座部の両側に位置するように一対の大車輪を
支持し、該大車輪の外側には一体にハンドルリングが設
けられ、使用者は該ハンドルリングを握って大車輪を回
転させることにより自在に移動し得るように構成されて
いる。
加工してフレームを作り、該フレームに座部を設けると
ともに、該座部の両側に位置するように一対の大車輪を
支持し、該大車輪の外側には一体にハンドルリングが設
けられ、使用者は該ハンドルリングを握って大車輪を回
転させることにより自在に移動し得るように構成されて
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来の車椅子
は、大車輪がむきだしであったので、使用者の手や腕が
そのタイヤに触ってしまうことがあった。このため手腕
等が汚れ易く非衛生的であるので、特に病院などでの使
用には注意を要するものであった。
は、大車輪がむきだしであったので、使用者の手や腕が
そのタイヤに触ってしまうことがあった。このため手腕
等が汚れ易く非衛生的であるので、特に病院などでの使
用には注意を要するものであった。
【０００４】そこで本発明は上記欠点を解消し、衛生的
に使用できる車椅子を提供しようとするものである。
に使用できる車椅子を提供しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そのために本発明の車椅
子は、主フレームに大車輪の外周に沿った円弧状の副フ
レームを固設し、該副フレームに該大車輪を上方部から
前方部に亙って囲い得る車輪カバーを固設してなること
を特徴とする。また本発明は上記車椅子において、大車
輪のリムに屈曲形の止片を介してハンドルリングを固設
することにより、車輪カバーとの干渉を避けてその外側
にハンドルリングが配設されるようにしたことを特徴と
する。
子は、主フレームに大車輪の外周に沿った円弧状の副フ
レームを固設し、該副フレームに該大車輪を上方部から
前方部に亙って囲い得る車輪カバーを固設してなること
を特徴とする。また本発明は上記車椅子において、大車
輪のリムに屈曲形の止片を介してハンドルリングを固設
することにより、車輪カバーとの干渉を避けてその外側
にハンドルリングが配設されるようにしたことを特徴と
する。
【０００６】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
従い説明する。図１にこの車椅子の全体を斜視図にて示
し、図２〜図４にその車輪カバーの詳細を断面図によっ
てそれぞれ示す。この車椅子は、金属製の角パイプ軸か
らなる一対の主フレーム１を開閉自在なるＸ脚２によっ
て連結して折り畳み自在に構成され、該各主フレームに
大車輪３を回転自在に支持し、該主フレーム間には座シ
ート４，背もたれシート５を張設することによって座部
６が形成されるようにしている。７は該主フレーム１の
前部を垂下させその下端に設けた自在輪である。また、
８は該主フレーム１の後方部に起立状に設けられた介護
者用のハンドル、９は該主フレーム１の前部に着脱自在
に設けられた足乗せ台である。
従い説明する。図１にこの車椅子の全体を斜視図にて示
し、図２〜図４にその車輪カバーの詳細を断面図によっ
てそれぞれ示す。この車椅子は、金属製の角パイプ軸か
らなる一対の主フレーム１を開閉自在なるＸ脚２によっ
て連結して折り畳み自在に構成され、該各主フレームに
大車輪３を回転自在に支持し、該主フレーム間には座シ
ート４，背もたれシート５を張設することによって座部
６が形成されるようにしている。７は該主フレーム１の
前部を垂下させその下端に設けた自在輪である。また、
８は該主フレーム１の後方部に起立状に設けられた介護
者用のハンドル、９は該主フレーム１の前部に着脱自在
に設けられた足乗せ台である。
【０００７】１０は丸パイプを円弧状に曲げ加工しその
両端部をＬ字形の連結片１１によって主フレーム１の外
側面に固設することによって大車輪３の外周に沿うよう
に支持された副フレームで、該副フレーム１０の内周に
大車輪３を囲い得る車輪カバー１２をリベット（ポップ
リベット）１３により固設してなる。該車輪カバー１２
は樹脂製の外カバー１４と内カバー１５とをビス１６に
より止着してなり、該大車輪３をその上方部から前方部
に亙って囲い得る。
両端部をＬ字形の連結片１１によって主フレーム１の外
側面に固設することによって大車輪３の外周に沿うよう
に支持された副フレームで、該副フレーム１０の内周に
大車輪３を囲い得る車輪カバー１２をリベット（ポップ
リベット）１３により固設してなる。該車輪カバー１２
は樹脂製の外カバー１４と内カバー１５とをビス１６に
より止着してなり、該大車輪３をその上方部から前方部
に亙って囲い得る。
【０００８】大車輪３は、ハブ２０とスポーク２１とリ
ム２２とタイヤ２３とからなり、該リム２２に屈曲形の
止片２４を介して樹脂製のハンドルリング２５を固設し
ている。該止片２４は略Ｌ字形であってその一端をビス
２６によりリム２２の内面に固定している。また、ハン
ドルリング２５は内周に一体にＬ字状の取付部２７が形
成され、該取付部２７と前記止片２４の他端とをビス２
８により固着している。こうしてハンドルリング２５を
取付けることにより、車輪カバー１２との干渉を避けて
その外側に該ハンドルリング２５が配設されるようにし
ている。なお該ハンドルリング２５は表面が滑り止めと
なるように凹凸状に形成されている。なお３０は副フレ
ーム１０上に固設した樹脂製の肘掛けである。
ム２２とタイヤ２３とからなり、該リム２２に屈曲形の
止片２４を介して樹脂製のハンドルリング２５を固設し
ている。該止片２４は略Ｌ字形であってその一端をビス
２６によりリム２２の内面に固定している。また、ハン
ドルリング２５は内周に一体にＬ字状の取付部２７が形
成され、該取付部２７と前記止片２４の他端とをビス２
８により固着している。こうしてハンドルリング２５を
取付けることにより、車輪カバー１２との干渉を避けて
その外側に該ハンドルリング２５が配設されるようにし
ている。なお該ハンドルリング２５は表面が滑り止めと
なるように凹凸状に形成されている。なお３０は副フレ
ーム１０上に固設した樹脂製の肘掛けである。
【０００９】このように構成した車椅子では、座部６に
座った使用者が移動のためにハンドルリング２５を手で
掴んでこれを前後動させるに際し、大車輪３は周縁部が
車輪カバー１２によって覆われているので手や腕が触れ
ることなく、特にタイヤ２３に触るようなことがないの
で、地面の汚れや雑菌等が手などに付着して非衛生とな
るようなおそれがない。またハンドルリング２５は大車
輪３のリム２２に車輪カバー１２との干渉を避けるため
の屈曲形の止片を介して固設することによって、該ハン
ドルリングの外径を充分に大きなものとすることができ
るので、こうした車輪カバーを設けても操作性が損なわ
れるおそれがない。
座った使用者が移動のためにハンドルリング２５を手で
掴んでこれを前後動させるに際し、大車輪３は周縁部が
車輪カバー１２によって覆われているので手や腕が触れ
ることなく、特にタイヤ２３に触るようなことがないの
で、地面の汚れや雑菌等が手などに付着して非衛生とな
るようなおそれがない。またハンドルリング２５は大車
輪３のリム２２に車輪カバー１２との干渉を避けるため
の屈曲形の止片を介して固設することによって、該ハン
ドルリングの外径を充分に大きなものとすることができ
るので、こうした車輪カバーを設けても操作性が損なわ
れるおそれがない。
【００１０】
【発明の効果】このように本発明の車椅子は、車輪カバ
ーを設けたことによってタイヤに付着した地面の汚れや
雑菌等が使用者の手などに付くおそれがなくなり、使い
勝手も向上する。そして特に病院内での使用に際しては
その衛生管理を容易ならしめるなど、有益な効果があ
る。
ーを設けたことによってタイヤに付着した地面の汚れや
雑菌等が使用者の手などに付くおそれがなくなり、使い
勝手も向上する。そして特に病院内での使用に際しては
その衛生管理を容易ならしめるなど、有益な効果があ
る。
【図１】本発明に係る車椅子の実施の形態を示した斜視
図。
図。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図。
【図３】図２のＢ−Ｂ線断面図。
【図４】図３のＣ−Ｃ線断面図。
１ 主フレーム ３ 大車輪 ６ 座部 １０ 副フレーム １２ 車輪カバー １３ リベット ２２ リム ２３ タイヤ ２４ 止片 ２５ ハンドルリング
Claims (2)
- 【請求項１】 主フレームに大車輪の外周に沿った円弧
状の副フレームを固設し、該副フレームに該大車輪を上
方部から前方部に亙って囲い得る車輪カバーを固設して
なることを特徴とした車椅子。 - 【請求項２】 大車輪のリムに屈曲形の止片を介してハ
ンドルリングを固設することにより、車輪カバーとの干
渉を避けてその外側にハンドルリングが配設されるよう
にしたことを特徴とする請求項１に記載の車椅子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10148415A JPH11318994A (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | 車椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10148415A JPH11318994A (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | 車椅子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11318994A true JPH11318994A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=15452288
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10148415A Pending JPH11318994A (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | 車椅子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11318994A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020040294A (ko) * | 2000-11-24 | 2002-05-30 | 김창호 | 중첩된 회전지렛대의 원리를 응용한 휠체어 바퀴 |
| JP2005323692A (ja) * | 2004-05-12 | 2005-11-24 | Suzuki Motor Corp | 電動車椅子 |
| US7077415B2 (en) | 2002-09-18 | 2006-07-18 | France Bed Co., Ltd. | Hand-driven vehicle |
| WO2007007811A1 (ja) * | 2005-07-13 | 2007-01-18 | Swany Corporation | 折り畳みできる車椅子 |
| JP2014212909A (ja) * | 2013-04-25 | 2014-11-17 | 佐藤榮一 | 自走式車椅子用タイヤカバー |
-
1998
- 1998-05-12 JP JP10148415A patent/JPH11318994A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020040294A (ko) * | 2000-11-24 | 2002-05-30 | 김창호 | 중첩된 회전지렛대의 원리를 응용한 휠체어 바퀴 |
| US7077415B2 (en) | 2002-09-18 | 2006-07-18 | France Bed Co., Ltd. | Hand-driven vehicle |
| JP2005323692A (ja) * | 2004-05-12 | 2005-11-24 | Suzuki Motor Corp | 電動車椅子 |
| JP4617718B2 (ja) * | 2004-05-12 | 2011-01-26 | スズキ株式会社 | 電動車椅子 |
| WO2007007811A1 (ja) * | 2005-07-13 | 2007-01-18 | Swany Corporation | 折り畳みできる車椅子 |
| JP2014212909A (ja) * | 2013-04-25 | 2014-11-17 | 佐藤榮一 | 自走式車椅子用タイヤカバー |
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