JP2005110785A - 浴室用椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】脚に対して回転可能な座部を意図することなく回転しないように通常ロックするとともに、偏荷重が作用しても長期にわたって安定して回転させる。
【解決手段】脚2に対して座部3を回転自在に支持する回転機構6が、脚2に固定され、周方向に設定間隔をおいて複数個の嵌合穴が形成された下取付部材61と、座部3に固定されるとともに、下取付部材61と回転自在に連結された上取付部材65と、下取付部材61の周縁部にローラ受け部材62を介して周方向に設定間隔をおいてそれぞれ回転自在に軸支された複数個の支持ローラ64と、から構成される。そして、通常座部3を回転不能に固定するロック装置7が、上取付部材65に回動自在に軸支されたロックレバー71と、下取付部材61の嵌合穴61aに嵌合可能なロックピン72と、ロックピン72が嵌合穴61aと嵌合する方向に付勢するスプリング73と、から構成される。
【選択図】 図9

Description

本発明は、高齢者や身体障害者、病人などの介助に好適な浴室用椅子に関するものである。
高齢者や身体障害者、病人などは、入浴時に椅子に腰掛けて体を洗うのが好都合であり、従来から、種々の浴室用椅子が提案されている。
例えば、特許文献1には、金属パイプをU字状に湾曲形成した肘掛けが備えられた浴室用椅子が記載されている。この浴室用椅子の肘掛けは、座部の両側から上方に立ち上がらせた取付位置と、背もたれの両側から前方に差し出した取付位置とに変更できるように構成されており、高齢者などの使用者の体形や障害の程度、使用状況に応じて肘掛けの取付位置を変えるようになっている。
また、椅子に座った高齢者などを介助する際、座部が回転して、使用者の向きを変えることができると、介助者の負担が軽くなるとともに、使用者自身も楽である。しかし、座部の回転を適確にロックするロック機構がなければ、使用者の意に反して回転してしまうおそれがあり、特に体の不自由な高齢者などにとっては危険であり、また、介助者にとっても負担が大きくなる。このような観点から、回転椅子のロック機構が、種々提案されている。
例えば、特許文献2には、ネジで締め付けることにより、回転体を一時的に固定する回転体の固定装置が記載され、また、特許文献3には、固定ピンを、台座の挿入孔に挿入することで台座を固定する浴槽用回転座板が記載されている。
特開2002−325648号公報 実用新案登録第3063996号公報 特開平8−294462号公報
しかしながら、特許文献1記載の浴室用椅子では、肘掛けがビスで座部の上部両側方に固定されているため、浴室用椅子の前方からしか体を移すことができない。このため、使用者が浴室用椅子に座って体を洗った後に浴槽につかる際、狭い浴室内で椅子の向きを変更する必要があり、使用者および介助者の負担が大きかった。
特許文献2に記載の回転椅子の固定装置では、固定させる度にネジを締め付ける必要があるため煩雑である。その上、締め付けが緩ければ回転してしまい、危険である。
特許文献3に記載の固定方法では、座部を持ち上げ、座部の下側から、固定ピンで脚に形成された穴を探す必要があるので、不便である。また、使用者が立ち上がらなければ、回転させることができず、また、回転不能位置に固定することもできない。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、脚に対して回転可能な座部を意に反して回転しないように通常ロックするとともに、偏荷重が作用しても長期にわたって安定して回転させることのできる浴室用椅子を提供するものである。
本発明は、脚に対して回転機構を介して回転自在に支持された座部と、座部に取り付けられた背もたれと、背もたれに取り付けられた一対の肘掛けと、座部を通常回転不能に固定するロック装置と、からなる浴室用椅子であって、前記回転機構は、脚に固定され、周方向に設定間隔をおいて複数個の嵌合穴が形成された下取付部材と、座部に固定されるとともに、下取付部材と回転自在に連結された上取付部材と、下取付部材または上取付部材の周縁部に直接または間接的に周方向に設定間隔をおいてそれぞれ回転自在に軸支された複数個の支持ローラと、から構成され、また、ロック装置が、上取付部材に水平軸回りに回動自在に軸支されたロックレバーと、ロックレバーに設けられて下取付部材の嵌合穴に嵌合可能なロックピンと、上取付部材とロックレバー間に配設されてロックピンが嵌合穴と嵌合する方向に付勢するスプリングと、から構成されることを特徴とするものである。
本発明によれば、脚に固定された下取付部材に対して、座部に固定されるとともに、下取付部材に回転自在に連結された上取付部材が支持ローラを介して載置されているため、座部は回転自在に支持される。しかしながら、通常、上取付部材に設けられたロックピンがスプリングの付勢力により、下取付部材の嵌合穴に嵌合されており、上取付部材、すなわち、座部は、下取付部材、すなわち、脚に対して回転しないようにロックされている。したがって、使用者の意に反して座部が回転することがなく、安全性が高い。
一方、ロックレバーを介してロックピンを下取付部材の嵌合穴から抜き出せば、下取付部材に対する上取付部材のロック状態を解除することができる。このため、使用者は、浴室用椅子に座ったままで、座部を回転させて体の向きを変えることができ、使用者および介助者の負担が軽くなる。
この際、座部に偏荷重が作用したとしても、例えば、背もたれにもたれて座部を回転させたとしても、偏荷重を下取付部材および上取付部材の周縁部に配置された支持ローラによって分散して支持することができる。このため、偏荷重による力が回転中心部分に集中して作用することによるがたつきの発生を防止して、長期にわたって安定して回転させることができ、耐久性を向上させることができる。
本発明において、前記支持ローラが太鼓状であると、座部に偏荷重が作用した場合であっても、上取付部材は、支持ローラに線接触で支持されるため、支持ローラの片減りを防止することができる。
本発明において、前記肘掛けが背もたれの両側から前方に差し出された略水平な使用位置と、座部の上部側方が開放された略垂直な跳ね上げ位置にわたって水平軸回りに回動自在であると、肘掛けを使用位置に回動することで、使用者の体を安定して支えることができる。一方、肘掛けを跳ね上げ位置に回動することで、浴室用椅子の側方が開放され、使用者が浴室用椅子の側方から移乗することができる。したがって、使用者および介護者の負担が軽減される。
本発明において、前記一対の肘掛けが互いの間隔を調節可能であると、使用者の体型に応じて、肘掛けの間隔を調節して浴室用椅子を使用することができ、使い勝手がよい。
本発明によれば、脚に対して回転可能な座部を意に反して回転しないように通常ロックするとともに、偏荷重が作用しても長期にわたって安定して回転させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1乃至図3には、本発明の浴室用椅子1の一実施形態が示されている。
この浴室用椅子1は、脚2と、脚2に回転自在に支持された座部3と、座部3に取り付けられた背もたれ4と、背もたれ4に取り付けられた一対の肘掛け5と、座部3を脚2に対して回転自在に支持する回転機構6と、回転機構6に設けられ、通常、座部3を回転不能に固定するロック装置7と、から構成されている。
脚2は、略コ字状に折曲された一対の脚本体21と、各脚本体21の両端部にそれぞれ摺動自在に嵌挿された4本の伸縮脚22と、からなり、金属製パイプ、例えば、防錆性や軽量性に優れたアルミニウムパイプで形成されている。そして、一対の脚本体21は、詳細には図示しないが、それぞれ略中間位置が略偏平に押し潰されるとともに、押し潰された略中間位置でX字状に交差され、交差部分がネジ止めされて一体に固定されている。
また、脚本体21の両端部近傍には、図示しないバネを介して外周面から突出するように付勢された位置決めピン23が設けられている。
一方、各伸縮脚22には、脚本体21に設けられた位置決めピン23に対応して、設定間隔をおいて複数個の位置決め穴22aが形成されており、位置決め穴22aに位置決めピン23を嵌合させることにより、脚本体21に対する伸縮脚22の伸縮量を調節することができる。また、各伸縮脚22の上端には、キャップ24がねじ込まれており、キャップ24を締め付けることにより、脚本体21の外周面と伸縮脚22の内周面との隙間を狭めてがたつきを防止することができる。さらに、各伸縮脚22の下端部には、脚ゴム25が装着されており、洗い場面に傷をつけたり、滑ることが防止される。
なお、脚2の材質としては、アルミ以外に、鉄あるいはステンレスであってもよい。
座部3は、図4に示すように、前端に凹状部を有するプラスチック製の中空状座本体31と、座本体31に合致する形状に形成されて座本体31の上面全体を覆う発泡プラスチック製のクッション部32と、からなり、座本体31が脚2の脚本体21にネジ止めされている。そして、座本体31には複数個の嵌合穴31aが形成され、一方、クッション部32の裏面には、座本体31の嵌合穴31aに嵌合可能な突出部32aが下方に向けて形成されている。したがって、座本体31の嵌合穴31aにクッション部32の突出部32aを嵌合させることにより、座本体31およびクッション部32を一体化して座部3を形成することができ、また、クッション部32を座本体31から簡単に取り外して洗浄したり、交換することができる。
背もたれ4は、図5に示すように、指を挿入可能な把持穴41xが形成されたプラスチック製の中空状背もたれ本体41と、背もたれ本体41の把持穴41xに対応する把持穴42xが形成されるとともに、背もたれ本体41に合致する形状に形成されて背もたれ本体41の前面全体を覆う発泡プラスチック製のクッション部42と、略L字状に折曲されて、一端部が背もたれ本体41の背面にネジ止めされたアルミパイプ製の一対のアーム43と、からなり、各アーム43の他端部は、脚2の脚本体21にネジ止めされている。そして、背もたれ本体41には複数個の嵌合穴41aが形成され、一方、クッション部42の裏面には、背もたれ本体41の嵌合穴41aに嵌合可能な突出部42aが後方に向けて形成されている。したがって、背もたれ本体41の嵌合穴41aにクッション部42の突出部42aを嵌合させることにより、背もたれ本体41およびクッション部42を一体化して背もたれ4を形成することができ、また、クッション部42を背もたれ本体41から簡単に取り外して洗浄したり、交換することができる。
なお、図示しないが、クッション部42の突出部42aは、背もたれ本体41の嵌合穴
41aに対して簡単に脱落しない程度に摩擦力を有する形状とされている。
肘掛け5は、略中間部がU字状に屈曲されるとともに、略後半部が上方より見て直角に屈曲された略平行な上辺部511および下辺部512を有するアルミパイプ製の肘掛け本体51と、前述した背もたれ4の背もたれ本体41の背面下部に固定されたパイプホルダー52と、両端部がパイプホルダー52の側端縁を越えて突出するようにパイプホルダー52に固定されたガイドパイプ53と、背もたれ4の各アーム43の一端部にそれぞれ固定されたパイプキャッチ54と、からなり、肘掛け本体51の下辺部512の先端部がガイドパイプ53に摺動自在に嵌挿されている。そして、肘掛け本体51のU字状屈曲部を含む上辺部511と下辺部512の略前半部は、プラスチック発泡体製のクッション部55で被覆されている。
一方、図6に示すように、肘掛け本体51の上辺部511の先端部近傍には、図示しないバネを介して外周面から突出するように付勢された外れ防止ピン561が設けられ、また、その先端縁部には、プラスチック製の外れ防止リング562が設けられており、通常、図3に示すように、外れ防止ピン561とパイプキャッチ54の内端面とが当接されている。
また、肘掛け本体51の下辺部512の先端部には、外れ防止ピン561および外れ防止リング562の間隔と同一の間隔をおいて、図示しないバネを介して外周面から突出するように付勢された2個のストッパピン571,572が設けられている。そして、ガイドパイプ53の両端部には、ストッパピン571,572を選択的に嵌合可能な長穴53aが周方向に沿ってそれぞれ形成されている(図3参照)。このガイドパイプ53の長穴53aの長さは、肘掛け5の回動範囲に設定されている。すなわち、肘掛け5が略水平な使用位置(図2参照)にあるとき、ストッパピン571,572は長穴53aの一方の内端縁に当接し、それ以上の下方への回動を阻止し、また、肘掛け5を使用位置から回動させて略垂直な跳ね上げ位置(図7参照)にあるとき、ストッパピン571,572は長穴53aの他方の内端縁に当接し、それ以上の上方への回動を阻止するようになっている。
また、ストッパピン571,572を押し込んで、肘掛け5を互いに接近する方向あるいは離隔する方向に移動させることにより、使用者の体型に合わせて肘掛け5の間隔を簡単に調整することができる。
ここで、外方のストッパピン571がガイドパイプ53の長穴53aに嵌合されるとき、外れ防止ピン561がパイプキャッチ54の内端縁に当接可能であり(図3参照)、また、外方のストッパピン571を押し込んで肘掛け5を互いに離隔する方向に引き出すことにより、内方のストッパピン572がガイドパイプ53の長穴53aに嵌合されるとき、外れ防止リング562がパイプキャッチ54の内端縁に当接可能となっている(図8参照)。
回転機構6は、図9および図10に示すように、ボス611を有するプラスチック製の下取付部材61と、下取付部材61の周縁部にネジ止めされ、周方向に設定間隔をおいて下方に向けて凸状の複数個のローラ支持部621が形成されたリング状のローラ受け部材62と、ローラ受け部材62の内方に位置して下取付部材61にネジ止めされ、下取付部材61のボス611に嵌合可能な穴63aが中心部に形成されるとともに、周方向に設定間隔をおいて周縁部に複数個の嵌合穴63bが形成されたアルミ製の回転分割板63と、ローラ受け部材62の各ローラ支持部621にそれぞれ回転自在に軸支された太鼓状の複数個の支持ローラ64と、下取付部材61のボス611に嵌合可能なボス651を有するプラスチック製の上取付部材65と、上取付部材65の周縁部にネジ止めされ、支持ローラ64に対応する案内溝66aが周方向に形成されたリング状のローラ当て板66と、か
らなり、下取付部材61が脚2の脚本体21にネジ止めされ、また、上取付部材65が座部3の座本体31にネジ止めされ、さらに、上取付部材65のボス651が下取付部材61のボス611に嵌合されて、下取付部材61と上取付部材65が下取付部材61のボス611に挿通された連結ボルト67およびナット68によって回転自在に締結されて構成されている。
そして、下取付部材61の周縁部には、ローラ受け部材62の各ローラ支持部621に対応して、周方向に設定間隔をおいて凹状の複数個の支持部612が形成されており、下取付部材61の各支持部612にローラ受け部材62の各ローラ支持部621を嵌合させて下取付部材61にローラ受け部材62を配置することができる。また、下取付部材61には、回転分割板63の各嵌合穴63bに対応して、周方向に設定間隔をおいて複数個の嵌合穴61aが形成されており、下取付部材61のボス611に回転分割板63の穴63aを挿通し、それらの嵌合穴61a,63bを合わせて、下取付部材61に回転分割板63を固定することができる。
また、上取付部材65の周縁部には、下方に突出するフランジ652が形成され、該フランジ652の内径は、下取付部材61の外径よりも若干大きく設定されており、下取付部材61に上取付部材65を重ねて締結した場合、上取付部材65のフランジ652の内周面が下取付部材61の外周面に嵌合されるようになっている。
ここで、支持ローラ64の材質としては、合成樹脂や金属に限定されないが、回転することから、POMやナイロンなどの摺動性に優れた材料が好ましい。
また、ローラ当て板66の材質としては、強度が要求されるため、金属が好ましいが、硬質の合成樹脂を採用することもできる。金属を用いる場合は、アルミ、ステンレスの他、防錆処理された鋼を用いることができる。硬質の合成樹脂としては、ABS、ポリスチロール、ポリカーボネート、ポリエステル、PBT、ナイロン、POMなの他、そのアロイを挙げることができる。また、ポリプロピレンにタルクなどで補強してもよい。
一方、上取付部材65の上面には、図11に示すように、断面略半円状の2本の第1凹部65aが半径方向に直交して形成されるとともに、これらの第1凹部65aの外周縁を結んで断面略方形状の第2凹部65bが形成されている。また、第1凹部65aには、その外周縁部に円形状の凹部65cが形成されるとともに、前述した回転分割板63の各嵌合穴63bおよび下取付部材61の各嵌合穴61aと同一半径上に位置して、貫通穴65dが形成されている。さらに、各第1凹部65aの内面には、長さ方向の略中間に位置して、後述するロックレバー71の直径より若干小幅の、かつ、水平方向に貫通穴(図示せず)をそれぞれ形成した一対の保持部65eが対向して形成されている。
これらの第1凹部65aと第2凹部65bによって形成された略直角三角形状の凹部には、後述するロック装置7のロックレバー71が配置され、その際、ロックレバー71のレバー711が一対の保持部65eに挾持されるとともに、その貫通穴にピン74(図10参照)を挿通することにより、ロックレバー71を水平軸回りに回動自在に軸支することができる。
一方、ロック装置7は、図11に示すように、略直角三角形状のロックレバー71と、ロックレバー71の先端に水平軸回りに回動自在に軸支されたロックピン72と、前述した上取付部材65の凹部65cに配置されてロックレバー71を上方に向けて付勢するスプリング73(図10参照)と、からなり、ロックピン72は、上取付部材65に形成された貫通穴65dに挿通され、その先端が回転分割板63の嵌合穴63bを経て下取付部材61の嵌合穴61aに嵌合可能に設定されている。
ロックレバー71は、略く字状に折曲された一対のレバー711の基端部同士を直交して配置するとともに、それらのレバー711の略中間部に連結材712を連結して形成され、上取付部材65の一対の第1凹部65aおよび第2凹部65bにそれぞれ各レバー711の基端部および連結材712が配置されている。そして、各レバー711の先端には、それぞれ操作部713がほぼ一線上に対向して設けられている。また、ロックレバー71のレバー711には、上取付部材65の各第1凹部65aにそれぞれ設けられた一対の保持部65eの貫通穴に対向して、図示しない貫通穴が形成されており、一対の保持部65eの貫通穴およびレバー711の貫通穴を通してピン74を挿通することにより、ロックレバー71を上取付部材65に対して水平軸回りに回動自在に軸支することができる。
したがって、予め下取付部部材61に、ローラ受け部材62および回転分割板63をそれぞれネジ止めするとともに、ローラ受け部材62の各ローラ支持部621にそれぞれ支持ローラ64を嵌め込んで軸支した後、脚2の脚本体21に下取付部材61をビス止めする。一方、上取付部材65にローラ当て板66をビス止めした後、その凹部65cにスプリング73を配置するとともに、ロックレバー71に連結されたロックピン72を上取付部材65の貫通穴65dに挿通し、さらに、上取付部材65の第1凹部65aおよび第2凹部65bにわたってロックレバー71を配置し、レバー711の貫通穴および保持部65eの貫通穴にピン74を挿通する。次いで、上取付部材65のボス651にボルト67を挿通した後、座部3の座本体31と上取付部材65をビス止めし、座本体31にネジ止めされた上取付部材65のボス651を下取付部材61のボス611に嵌合し、下取付部材61のボス611に挿通されたボルト67にナット68をねじ込んで、上取付部材65と下取付部材61を連結する。この際、図9に示すように、ロックレバー71におけるレバー711の操作部713は、座部3の外方に位置している。
これにより、下取付部材61の周縁部に配設された支持ローラ64に、ローラ当て板66を介して上取付部材65が載置されることにより、上取付部材65、すなわち、座部3は、周縁部が支持ローラ64に支持されて、下取付部材61のボス611回りに回転することができる。この場合、上取付部材65は、下取付部材61の周縁部にそれぞれ回転自在に軸支された複数個の支持ローラ64によって支持されているため、座部3に偏荷重が作用した場合であっても、例えば、使用者が背もたれ4にもたれたまま回転させた場合であっても、偏荷重を分散して支持することができる。すなわち、偏荷重による力がボス611,651の根本に集中して作用し、ボス611,651にがたつきが発生するのを防止でき、耐久性を向上させることができる。
また、ロックレバー71は、スプリング73の付勢力により、上取付部材65の貫通穴65dに挿通されたロックピン72が、回転分割板63の嵌合穴63bを経て下取付部材61の嵌合穴61aに嵌合する方向に付勢されて、上取付部材65に対して水平軸回りに回動自在に軸支されている。このため、座部3は、通常、ロックピン72が回転分割板63の嵌合穴63bおよび下取付部材61の嵌合穴61aに嵌合されることにより、回転不能に維持され、座部3の、作業者の意図しない回転が防止されている。
一方、座部3を回転させる必要が生じた場合、スプリング73の付勢力に抗して使用者がロックレバー71の操作部713を押し下げれば、ロックレバー71は、ピン74回り回動することから、ロックレバー71に連結されたロックピン72が上取付部材65の貫通穴65dに沿って上昇し、回転分割板63の嵌合穴63dおよび下取付部材61の嵌合穴61aから離脱する(図12参照)。この状態では、座部3を支持ローラ64を介して軽快に回転させることができる。
任意の角度に回転した状態で、操作部713の押し下げ操作を中断すれば、ロックレバ
ー71は、スプリング73の付勢力により、ピン74回りに回動し、ロックピン72が回転分割板63の嵌合穴63bおよび下取付部材61の嵌合穴61aに嵌合し、以後、座部3の回転が阻止される。
次に、上記構成の浴室用椅子1の使用方法について説明する。
なお、出荷時においては、図2および図3に示すように、肘掛け5は、外方のストッパピン571がガイドパイプ53の長穴53aに嵌合されて間隔が狭められるとともに、略水平な使用位置にある。
この状態で使用者は、座部3上に座って体を洗うことができる。この際、使用者は、肘掛け5に肘を載せたり、肘掛け本体51の上辺部511もしくは下辺部512を適宜把握することができるので、体を安定して支えることができる。また、肘掛け5のクッション部55が使用者に接触するので、使用感がよい。さらに、使用者の臀部および背中は、座本体31および背もたれ本体41の全面を覆って設けられたクッション部32,42のみに接触するので、冬場の冷たさを緩和することができるとともに、座り心地がよい。
ここで、肘掛け5に使用者の体重が作用した場合、外れ防止ピン561がパイプキャッチ54の内端縁に当接しているため、パイプキャッチ54から肘掛け本体51の上辺部511が脱落することはなく、確実に保持される。
体洗いが終了すれば、肘掛け5を略垂直の跳ね上げ位置まで回動させる(図7参照)。すなわち、肘掛け本体51を把握して上方に持ち上げれば、外方のストッパピン571がガイドパイプ53の長穴53aに沿って移動しつつ、肘掛け本体51の下辺部512がガイドパイプ53回りに回動し、肘掛け本体51の上辺部511がパイプキャッチ54から離脱する。このため、簡単に跳ね上げ位置に回動させることができる。跳ね上げ位置では、座部3の上部側方が開放されるので、使用者は浴室用椅子1の側方から移乗することができ、使用者、介護者の双方にとって、負担が軽くて済む。
一方、浴室用椅子1の肘掛け5を使用者の体型に合わせて拡張する場合は、肘掛け本体51を把握して上方に持ち上げ、肘掛け本体51の下辺部512をガイドパイプ53回りに回動させて、その上辺部511をパイプキャッチ54から離脱させる。次いで、外方のストッパピン571を押し込んで、肘掛け本体51を互いに離隔する方向に引き出せば、ガイドパイプ53の長穴53aに内方のストッパピン572が嵌合することから、ストッパピン571,572の間隔に相当する距離だけ肘掛け5の幅を拡張することができる(図8参照)。この後、肘掛け5を押し下げて、肘掛け本体51の上辺部511をパイプキャッチ54に装着すればよい。
この状態では、外れ防止リング562がパイプキャッチ54の内端縁に当接するため、肘掛け5に使用者の体重が作用したとしても、パイプキャッチ54から肘掛け本体51の上辺部511が脱落することはなく、確実に保持される。
ところで、肘掛け5の幅を拡張した位置において、あるいは、縮小した位置において、座部3を回転させる場合は、使用者がロックレバー71の操作部713をスプリング73の付勢力に抗して押し下げれば、ロックレバー71に連結されたロックピン72が上取付部材65の貫通穴65dに沿って上昇し、回転分割板63の嵌合穴63dおよび下取付部材61の嵌合穴61aから離脱する(図12参照)ことから、座部3を支持ローラ64を介して軽快に回転させることができる。
この際、背もたれ4にもたれた状態で座部3を回転させることにより、偏荷重が作用し
たとしても、下取付部材61の周縁部に配設された支持ローラ64によって偏荷重を分散して支持することができ、回転中心部に集中して作用することはない。
座部3が必要位置まで回転したならば、操作部713の押し下げ操作を中断すれば、ロックレバー71に連結されたロックピン72がスプリング73の付勢力により回転分割板63の嵌合穴63bおよび下取付部材61の嵌合穴61aに嵌合し、以後、座部3の回転が阻止される。
したがって、通常、座部3の回転がロックされているので、使用者の意に反して座部3が回転することがなく安全である。また、ロックレバー71を押し下げるだけでロックが解除され、高齢者などであっても容易に操作することができるので使い易い。さらに、下取付部材61の嵌合穴61aが形成されている位置であれば、所望位置でロックすることができるので、浴槽と使用者間の位置関係や使用者と介助者間の位置関係などを考慮して最適な位置で回転およびロックさせることができ、使用者や介助者の負担が軽くなる。
なお、前述した実施形態においては、下取付部材61にローラ受け部材62を固定し、ローラ受け部材62の各ローラ支持部621に支持ローラ64をそれぞれ回転自在に軸支した場合を例示したが、下取付部材61にローラ支持部を形成して支持ローラ64を下取付部材61に直接設けることもできる。
また、上取付部材65にローラ当て板66を固定して支持ローラ64に載置した場合を例示したが、上取付部材65に支持ローラ64に対応する案内溝を形成して、上取付部材65を直接支持ローラ64に載置するようにしてもよい。
さらに、支持ローラ64を下取付部材61側に設けた場合を例示したが、上取付部材65側に設けることもできる。この場合は、ローラ受け部材62を上取付部材65に設ける一方、ローラ当て板66を下取付部材61に設ければよい。
さらにまた、前述した実施形態においては、各肘掛け5を広狭2段に調節する場合を説明したが、3段階以上に調節することもでき、また、肘掛けの幅は固定であってもよい。
以上のように本発明によれば、脚に対して回転機構によって回転自在に支持された座部を、通常、ロック装置によって回転することなくロックすることができるため、使用者の意に反して回転することのない安全な浴室用椅子を提供できる。
本発明の浴室用椅子の一実施形態を示す斜視図である。 図1の浴室用椅子の側面図である。 図1の浴室用椅子の背面図である。 図1の浴室用椅子の座部の分解斜視図である。 図1の浴室用椅子の背もたれの分解斜視図である。 図1の浴室用椅子の肘掛けを示す背面図である。 図1の浴室用椅子の肘掛けを跳ね上げ位置に回動させた状態を示す側面図である。 肘掛けの幅を拡張した状態の浴室用椅子の背面図である。 図1の浴室用椅子の回転機構を示す部分断面図である。 図9の回転機構を一部省略して示す拡大図である。 上取付部材およびロック装置を示す平面図である。 ロック装置を解除した状態の回転機構を一部省略して示す拡大図である。
符号の説明
1 浴室用椅子
2 脚
3 座部
4 背もたれ
5 肘掛け
6 回転機構
61 下取付部材
62 ローラ受け部材
63 回転分割板
64 支持ローラ
65 上取付部材
66 ローラ当て板
7 ロック装置
71 ロックレバー
72 ロックピン
73 スプリング

Claims (4)

  1. 脚に対して回転機構を介して回転自在に支持された座部と、座部に取り付けられた背もたれと、背もたれに取り付けられた一対の肘掛けと、座部を通常回転不能に固定するロック装置と、からなる浴室用椅子であって、前記回転機構は、脚に固定され、周方向に設定間隔をおいて複数個の嵌合穴が形成された下取付部材と、座部に固定されるとともに、下取付部材と回転自在に連結された上取付部材と、下取付部材または上取付部材の周縁部に直接または間接的に周方向に設定間隔をおいてそれぞれ回転自在に軸支された複数個の支持ローラと、から構成され、また、ロック装置が、上取付部材に水平軸回りに回動自在に軸支されたロックレバーと、ロックレバーに設けられて下取付部材の嵌合穴に嵌合可能なロックピンと、上取付部材とロックレバー間に配設されてロックピンが嵌合穴と嵌合する方向に付勢するスプリングと、から構成されることを特徴とする浴室用椅子。
  2. 前記支持ローラが太鼓状であることを特徴とする請求項1記載の浴室用椅子。
  3. 前記肘掛けが背もたれの両側から前方に差し出された略水平な使用位置と、座部の上部側方が開放された略垂直な跳ね上げ位置にわたって水平軸回りに回動自在であることを特徴とする請求項1または2記載の浴室用椅子。
  4. 前記一対の肘掛けが互いの間隔を調節可能であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の浴室用椅子。
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