JPH0750295Y2 - 買物用手押し車の座床枠 - Google Patents

買物用手押し車の座床枠

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JPH0750295Y2
JPH0750295Y2 JP1988092805U JP9280588U JPH0750295Y2 JP H0750295 Y2 JPH0750295 Y2 JP H0750295Y2 JP 1988092805 U JP1988092805 U JP 1988092805U JP 9280588 U JP9280588 U JP 9280588U JP H0750295 Y2 JPH0750295 Y2 JP H0750295Y2
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JP
Japan
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attached
article container
lid plate
seat
opening
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JP1988092805U
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JPH0213881U (ja
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武彦 高橋
秀男 斉藤
孝司 渡辺
富廣 金子
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Combi Corp
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Combi Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は老人や身体障害者のような歩行の不自由な人が
歩行の補助具として、及び歩行中の休息用の椅子として
使用できる買物用手押し車の座床枠に関する。
〔従来技術とその問題点〕
老人や身体障害者のような歩行の不自由な人が歩行の補
助具として、また、歩行途中における休息用の椅子とし
ても使用できる買物用手押し車としては各種のものが知
られている。
しかしながら、公知の手押し車では、物品収容体の上面
開口部に、腰掛けを兼用できる蓋板が開閉自在に取り付
けられているだけであり、デザイン的に格別の配慮がさ
れていない不体裁なものであったため使用者にとって心
理的な抵抗感を与え易く、健常者は勿論のこと歩行不自
由者にとっても使用をためらいやすい欠点があった。
また、従来の構造では物品収容体の上面に取り付けた蓋
板は、扁平な板をそのまま取り付けただけであり、蓋板
周縁部にこれを保護するための格別の構造物が取り付け
ていないため、商社が蓋板の上面に座った場合に腰回り
を支承することが出来ず、使用者の腰部が横方向にズリ
落ちる不安感をもたらし、極めて不安定な使用感を与え
るという欠点が指摘されていた。
〔考案の目的〕
本考案は上記した事情に鑑み、これに対応しようとする
ものであり、部品収容体の上端に座床枠を取り付けるこ
とによりこの部分に優れた外観を持たせることができる
よう構成し、また、これにより強度的にも極めて優れた
構造とすることができるよう構成した買物用の手押し車
の座床枠を提供せんとするものである。
また本考案の他の目的は、平面コ字状に形成した座床枠
の後端に、小物入れを一体的に形成することにより意匠
的に何らの違和感をもたらすことなく座床枠全体が作り
出す投影面積を極めて大きなものとすることができ、ま
た、小物入れを含むよう投影面積を拡大した座床枠の下
面に、この投影面積に合致する大きさの開口面積を有す
る物品収容体を取り付けられるよう構成することによっ
て収容面積の極めて大きな物品収容体を取り付けること
ができるようにした買物用手押し車の座床枠を提供しよ
うとするものである。
〔考案の要点〕
本考案は、手押し車本体を構成する躯体の内側に、上面
を開口した物品収容体を取付けるとともに、物品収容体
の開口面に蓋板を起伏及び反転可能に取付けてなる買物
用手押し車において、物品収容体の開口周縁部に、適宜
の高さを有する平面コ字状体として形成され、コ字状体
の両側部が肘掛け杆として構成するとともに、後端部に
小物入れを一体的に形成した座床枠を取付け、座床枠の
後端部に一体的に形成した小物入れが手押し杆の下端部
後方位置まで張り出した構造となし、かつ、手押し杆の
後方位置まで張り出し形成した小物入れを含む座床枠の
全周部に物品収容体の開口周縁部が取付けられ、物品収
容体の開口面に蓋板を起伏及び反転可能に取付けてなる
買物用手押し車の座床枠の構成を考案の要点としてい
る。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
本考案の買物用手押し車は、下端に車輪3,3を具えた前
脚杆1,1と、下端に車輪3,3を具えた後脚杆2,2とを数本
の連結杆4を介して側面X字状となるよう折り畳み可能
に組み合わせると共に、前脚杆1,1の上端には手押し杆
5を折り畳み可能に連結し、また、各脚杆の上端部を結
ぶようにコ字状の枠杆11を取り付けることにより躯体を
構成している。
6は、前脚杆1,1と後脚杆2,2とで構成した躯体により囲
まれる部分の内側に吊り下げ形成した物品収容体であ
り、ほぼ角底袋状に形成するとともに、その開口周縁部
は、後端部に小物入れ72を一体的に形成した座床枠7の
外周縁部に取り付けている。
なお、小物入れ72を一体的に形成した座床枠7の下端部
は、前脚杆1,1及び後脚杆2,2の上端部を結ぶように取り
付けたコ字状の枠杆11に固定している。
物品収容体6の形状、特に開口部の形状は開口面の上端
部を取り付けている座床枠7(後端部に小物入れ72を一
体的に形成したもの)の輪郭形状(投影形状)と合致す
る大きさとして形成している。
座床枠7は適宜の硬度を有する合成樹脂を用い蓋板8を
囲む壁面を有するよう適宜の高さを持たせて平面コ字状
に形成するものであり、肘掛け杆の役目を果たす両側壁
の上端部には適宜の形状を有する手摺杆71,71を起立さ
せている。
手摺杆71,71は休息のために蓋板8の面に腰を掛けてい
た使用者が起立する際の補助となるものであり、これを
両手で掴みながら身体を支えることによって足、腰の弱
い使用者の起立が容易に行えるようになる。
座床枠7の後端部に形成した小物入れ72は座床枠7の成
形時に一体的に形成するものである。
なお、実施例において小物入れ72の上端部は開放したま
まの状態としているが、この開口面には適宜構造の蓋板
を取り付けることができる。
蓋板8は座床枠7にリンク9,9等を介して起立可能に取
り付けるものであり、前記蓋板8は必要に応じて表裏両
面を反転できるように取りつけることもできる。
蓋板8の表裏両面を反転自在に構成する場合には、蓋板
8の一方の面に蓋としての機能を持たせ他方の面は使用
者が腰を掛けるための面とすることがよく、こうするこ
とによって腰掛けとして利用する蓋板の面は常に汚れの
ない清浄な状態を維持できるようにすることができる。
なお、手押し車本体の構造は図示した実施例の構造のも
のに限定されるものではなく、躯体内部に物品収容体6
が吊り下げ収容できる構造を持ったものであればどのよ
うなものであっても差し支えないことは勿論である。
また、蓋板8の取り付け構造も実施例に例示したものに
限定されない。
〔考案の効果〕
上記のように構成した本考案の効果は以下の通りであ
る。
(1) 平面コ字状に形成した座床枠7の後端に小物入
れ72を一体的に形成したので、コ字状の座床枠7は小物
入れ72が補強材の役目を果たすようになり、これによっ
てその強度を一層高めることができるようになった。
また、小物入れ72を座床枠7に対して別体として形成す
る場合には構造的に複雑となるが本考案は上記のように
構成することによりこのような構造的な複雑さを完全に
解消することができた。
(2) 従来の手押し車は、腰掛け面となる蓋板部分が
扁平な板状体によって形成されている平面的なものであ
り、意匠的にも貧弱なものであったが、本考案によれ
ば、座床枠7を取り付けたことによってその外観を極め
て洗練されたものとすることができたことは勿論のこ
と、座床枠7はそれに施す意匠を選択することによって
手押し車全体のイメージを著しく変更することが可能で
ありこれによってあたかも数種の機種が存在するかのよ
うな特徴を有する。
(3) 小物入れ72を座床枠7の後端部に一体的に形成
したので、座床枠7によって囲まれる投影形状がそれだ
け大きく形成することが可能となる。
そして座床枠7の輪郭形状(投影形状)が大きくなれ
ば、上端部をその周縁部に固定するようにして取り付け
形成する物品収容体8の上端部の面積をこれに見合う大
きさまで拡張することがデザイン的に可能となりこれに
よって外観上の支障を来たすことなく収納スペースを増
やすことが可能となる。
(4) 小物入れ72を含む座床枠7の周縁部は、物品収
容体6の上端周縁部によって囲まれるようになるので第
1図及び第2図例示のように外観上もスッキリとしたデ
ザインを採用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであり、第1図は手押し
車本体を正面側から捉えた斜視図、第2図は手押し車本
体を背面側から捉えた斜視図、第3図は縦断側面図、第
4図は物品収容体及び蓋板部を分解して示す展開斜視図
である。 1……前脚杆、11……枠杆、2……後脚杆、3……車
輪、4……連結杆、5……手押し杆、6……物品収容
体、7……座床枠、71……手摺杆、72……小物入れ、8
……蓋板、9……リンク、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 金子 富廣 東京都豊島区目白2―16―22 金子デザイ ンオフイス内 (56)参考文献 実開 昭62−77076(JP,U) 実公 昭57−46211(JP,Y1) 実公 昭57−16770(JP,Y1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】手押し車本体を構成する躯体の内側に、上
    面を開口した物品収容体を取付けるとともに、物品収容
    体の開口面に蓋板を起伏及び反転可能に取付けてなる買
    物用手押し車において、物品収容体の開口周縁部に、適
    宜の高さを有する平面コ字状体として形成され、コ字状
    体の両側部が肘掛け杆として構成するとともに、後端部
    に小物入れを一体的に形成した座床枠を取付け、座床枠
    の後端部に一体的に形成した小物入れが手押し杆の下端
    部後方位置まで張り出した構造となし、かつ、手押し杆
    の後方位置まで張り出し形成した小物入れを含む座床枠
    の全周部に物品収容体の開口周縁部が取付けられ、物品
    収容体の開口面に蓋板が取付けられ、前記蓋板は、物品
    収容体の開口面周縁に取付けた座床枠の内側両側部と蓋
    板の両側部との間に差し渡したリンクを介して起伏可
    能、かつ、表裏両面を選択的に露出できるよう反転可能
    に構成し、蓋板の裏面部を、腰掛けに適するよう窪ませ
    てなる買物用手押し車の座床枠。
JP1988092805U 1988-07-13 1988-07-13 買物用手押し車の座床枠 Expired - Lifetime JPH0750295Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988092805U JPH0750295Y2 (ja) 1988-07-13 1988-07-13 買物用手押し車の座床枠

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JP1988092805U JPH0750295Y2 (ja) 1988-07-13 1988-07-13 買物用手押し車の座床枠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0213881U JPH0213881U (ja) 1990-01-29
JPH0750295Y2 true JPH0750295Y2 (ja) 1995-11-15

Family

ID=31317250

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JP1988092805U Expired - Lifetime JPH0750295Y2 (ja) 1988-07-13 1988-07-13 買物用手押し車の座床枠

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5850215Y2 (ja) * 1980-07-01 1983-11-15 ダイキン工業株式会社 空冷ヒ−トポンプ式空気調和機の室外ユニット
JPS5746211U (ja) * 1980-08-30 1982-03-15
JPH034615Y2 (ja) * 1985-11-02 1991-02-06

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JPH0213881U (ja) 1990-01-29

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