JPH11317868A - 検出方法及び検出システム - Google Patents

検出方法及び検出システム

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JPH11317868A
JPH11317868A JP11000437A JP43799A JPH11317868A JP H11317868 A JPH11317868 A JP H11317868A JP 11000437 A JP11000437 A JP 11000437A JP 43799 A JP43799 A JP 43799A JP H11317868 A JPH11317868 A JP H11317868A
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JP11000437A
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Stuart A Schweid
エー.スチウェイド スチュアート
Leon C Williams
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Xerox Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 欠陥を含む原稿を、その欠陥の後を残さず、
且つ別の画像領域を欠陥として間違って認識せずにに適
切に表示する方法及びそのシステムを提供する。 【解決手段】 高速走査方向におけるビデオ画像データ
の変動に対応するピクセルの高速走査コスト値を決定
し、低速走査方向におけるビデオ画像データの変動に対
応するピクセルの低速走査コスト値を決定し、ピクセル
の高速走査コスト値及び低速走査コスト値を合計し、ピ
クセルの合計コスト値が所定のしきい値よりも小さい場
合に、ピクセルが走査アーチファクトを表すことを決定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、原稿(文
書)を走査し、これらの文書を連続的な記録媒体上に電
子画像をレンダリングするためにプリントシステムで利
用できる電子画像データに変換するシステムに関する。
さらに詳細には、本発明は、走査文書上の画像の電子画
像データへの変換中に生成される走査アーチファクトを
検出するためのシステム及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、原稿からの電子入力走査によっ
て生成されたビデオ画像データからの原稿のコピーを再
現する場合、文書の外側エッジの決定に依存する機能を
提供するのが望ましい。このような機能は、例えば、自
動拡大、自動ツーアップコピー(automatic two-up copy
ing:二つの別個の入力文書を走査し、これらの二つの画
像を単一の出力シートの同じ側に配置する機能を意味す
る)、必要以上にスペースを必要とする文書を格納する
のを避けるための、文書の検出した外側エッジから外れ
る背景画像データの削除、文書の走査システムでの自動
検出、電子画像の電子デスキュー等を含む。換言する
と、これらの機能を提供するために、文書の外側エッジ
は走査システムによってどうにかして検出されなければ
ならない。
【0003】従来、原稿の外側エッジのこの検出を達成
するために、原稿に対する背景が走査システムに提供さ
れ、この背景は原稿の背景となるため、背景は原稿から
識別可能な傾向を有する。例えば、背景には黄色、黒、
又は白よりも白い白、蛍光を発するバッキング(裏当
て)及び種々の他の代替物が提供されてきた。
【0004】種々の代替物が利用されてきたが、両面又
は透かし(ウォーターマーク)の入った文書を走査する
場合に透き通しをなくすために、原稿を走査する場合は
暗いバッキングを利用するのが最も望ましい。したがっ
て、黒のような光吸収バッキングを利用することによっ
て、走査システムは、文書を走査する場合の透き通しを
なくすことができ、さらに、走査システム又は他の下流
画像処理システムが原稿の外側エッジを自動的に検出す
ることができ、結果として上述の種々の特徴を容易に実
施することができる。
【0005】しかし、光吸収バッキングを使用すること
による所望しない結果として、原稿の欠陥、例えば、
穴、裂け、折れ込み等又は原稿の他の特徴的な特性、例
えば、予めパンチされた穴等が、原稿をレンダリング
し、記録媒体上にプリントした場合に黒い物として現れ
ることが挙げられる。以下の記述において、原稿の欠陥
及び原稿の特徴的な特性を一般に欠陥と称するが、ここ
での欠陥は原稿の物理的特性が実際の欠陥であることを
示すのではなく、走査方法において所望しないアーチフ
ァクトを形成する特性を示すにすぎない。この問題は、
以下に示す本願の図1〜6の説明から容易に明らかとな
るであろう。
【0006】図1は、原稿3が予めパンチされた穴のよ
うな欠陥5を有する従来のプラテン走査システムを例示
する。このプラテン走査システムでは、照射装置9が照
射Aを提供し、該照射Aはプラテンガラス7及び欠陥5
を通過し、その結果反射光Bとして文書カバー1のバッ
キング2から反射する(又は該バッキングに吸収され
る)。この反射光Bは、光エネルギーを電子画像データ
に変換する電子センサを含む光電システム11によって
感知される。光電センサシステム(「センサ」)11は
電荷結合装置(CCD)、全幅アレイセンサ(FWA)
又は白黒モード又はカラーモードで動作可能な他の光電
子装置でもよい。
【0007】図1にさらに例示されるように、照射源9
が位置Cに移動され、センサ11が位置Dに移動された
場合、照射源9から生成される光はプラテンガラス7を
介してドキュメント3からセンサ11へ反射するため、
センサ11は文書3上の実際の画像の電子バージョンを
表す電気画像データを形成することができる。
【0008】別の走査システム、即ち、図2に例示され
るような定速搬送システム(CVT)では、欠陥5を有
する文書は走査システムによって走査される。さらに詳
細には、図2に例示されるように、光源9は光Aを生成
し、この光は小さなプラテンガラス70を通過し、さら
に文書3の欠陥5を通過する。この光は、文書3をプラ
テンガラス70に対して又は該プラテンガラスに近接す
るように支持するローラ又はスキー(ski) 13で反射光
Bとして反射し、該反射光Bはセンサ11によって受け
取られる。CVTシステムは、さらに、ガイド17及び
19(或いは間に駆動ニップを形成する一対のローラ)
を含み、プラテンガラス70の走査ステーション及びロ
ーラ又はスキー13を通過するように原稿をガイドす
る。このローラ又はスキー13は、特定のバッキング2
0を有するキャビティ15でほぼ囲まれている。
【0009】文書が走査システムを通過するように移動
されると、図3に例示するように、欠陥5は走査領域の
外側に移動するため、光源9から生成された光Aが文書
3に入射し、光Bとしてセンサ11に反射した光は文書
3上の実際の画像を表す。
【0010】上述の例の全てにおいて、従来の走査シス
テムが欠陥5に関連する領域を走査している場合、セン
サ11は、実際には、文書のすぐ後ろの物、プラテンの
場合はプラテンカバーのバッキング、CVTの場合はロ
ーラ又はスキー13、のそれぞれから反射した光を検出
している。しかし、従来の走査システムが文書3の非欠
陥領域を走査している場合、従来の走査システムは文書
3上の実際の画像から反射した光を受け取っている。換
言すると、文書3全体を走査することによって生成され
た電子画像データは、文書の背後の領域及び画像自体を
表す画像データを含む。
【0011】例えば、図4に示されるように、原稿3
は、三つの穴が欠陥5として表されるような三つの穴が
予めパンチされた紙にプリントされた画像4からなる。
この文書が、図2及び3に例示されるように、文書の背
後の物及び装置、例えばローラ又はスキー13及びキャ
ビティ15が非反射性である従来のCVTシステムによ
って走査される場合、図5に示されるように、記録媒体
30に記録された画像40も原稿3の欠陥5に対応する
暗い、又は黒い領域50(走査アーチファクト)を含
む。他方、図6に例示されるように、図4の文書が、図
1に例示されるように、プラテンカバーのバッキングは
白色であるが使用によって汚れており、傷があったり、
そうでなければ文書の背景と同等の反射率がない従来の
プラテンシステムによって走査される場合、元の画像領
域4は記録又は表示媒体30上に画像領域40として再
現され、走査アーチファクトは原稿3の欠陥5に対応す
る領域50の形態で依然として存在する。プラテンカバ
ーバッキングが非反射性である場合、得られる画像は図
5に例示したものと同様である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】したがって、上述のよ
うに、幾つかの欠陥を有する原稿を走査でき、元の欠陥
の跡を残さずに記録又は表示媒体に画像を最終的にレン
ダリングできるのが望ましい。換言すると、原稿3は欠
陥5を含むにもかかわらず、図5及び6のレンダリング
された走査アーチファクト50がなくなる。さらに、こ
れらの画像を、走査アーチファクトをなくし、画質を犠
牲にせず、画像領域を走査アーチファクト領域として間
違って識別せずにレンダリング又は表示するのが望まし
い。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様は、
ビデオ画像データストリーム内のピクセルに関連する画
像データが走査アーチファクトであるか否かを検出する
方法である。この方法は高速走査方向におけるビデオ画
像データの変動に対応するピクセルの高速走査コスト値
を決定し、低速走査方向におけるビデオ画像データの変
動に対応するピクセルの低速走査コスト値を決定し、ピ
クセルの高速走査コスト値及び低速走査コスト値を合計
し、ピクセルの合計コスト値が所定のしきい値よりも小
さい場合に、ピクセルが走査アーチファクトを表すこと
を決定する。
【0014】本発明の第2の態様は、ビデオ画像データ
のストリーム内のピクセルに関連する画像データが走査
アーチファクトであるか否かを検出するシステムであ
る。このシステムは、高速走査方向におけるビデオ画像
データの変動に対応するピクセルの高速走査コスト値を
決定する高速走査手段と、低速走査方向におけるビデオ
画像データの変動に対応するピクセルの低速走査コスト
値を決定する低速走査手段と、ピクセルの高速走査コス
ト値及び低速走査コスト値を合計する累積器と、ピクセ
ルの合計コスト値が所定のしきい値よりも小さい場合に
ピクセルが走査アーチファクトを表すことを決定するア
ーチファクト手段と、を含む。
【0015】本発明の第3の態様は、ピクセルが画定さ
れた画像領域内に走査アーチファクトを表すか否かを検
出するシステムである。このシステムは、走査中に文書
が支持される上に明白な背景パターンを有する背景部材
を含む文書支持システム、該文書支持システム内で文書
を走査しこの文書から画像データを生成する走査システ
ム、及び画像データ中の明白な背景パターンを検出する
検出手段を含む。該検出手段は、高速走査方向の明白な
背景パターンの検出に関連する各ピクセル毎に第1のコ
スト値を決定する高速走査手段、低速走査方向の明白な
背景パターンの検出に関連する各ピクセル値毎に第2の
コスト値を決定する低速走査手段、及び第1の及び第2
のコスト値に基づいてピクセルが走査アーチファクトを
表す時に分類するアーチファクト手段を含む。
【0016】本発明の第4の態様は、ビデオ画像データ
ストリーム内のピクセルのウィンドウに関連する画像デ
ータが走査アーチファクトであるか否かを検出する方法
である。この方法は、高速走査方向の所定の変動を有す
る画像パターンを検出し、低速走査方向のパターンの変
動を検出し、画像パターンが検出されパターンが低速走
査方向で所定のしきい値よりも下へ変動する場合にピク
セルのウィンドウが走査アーチファクトを表すと決定す
る。
【0017】本発明の第5の態様は、画定された画像領
域内の走査アーチファクトを表すピクセルのレンダリン
グを防止するためのプリントシステムである。このプリ
ントシステムは、走査中に文書が支持される上に、明白
な背景パターンを有する背景部材を含む文書支持システ
ム、該文書支持システム内の文書を走査しそこから画像
データを生成する走査システム、及び画像データの明白
な背景パターンを検出する検出手段を含む。検出手段
は、高速走査方向の明白な背景パターンの検出に関連す
る各ピクセル毎に第1のコスト値を決定する高速走査手
段、低速走査方向の明白な背景パターンの検出に関連す
る各ピクセル毎に第2のコスト値を決定する低速走査手
段、及び第1の及び第2のコスト値に基づいてピクセル
が走査アーチファクトを表す時に分類するアーチファク
ト手段を含む。また、このシステムは、アーチファクト
手段がピクセルは走査アーチファクトを表すと分類した
場合にピクセルに関連する画像データを背景値に置換
し、アーチファクト手段がピクセルは画像データを表す
と分類した場合にピクセルに関連する画像データを維持
する画像処理手段及び画像処理手段から受け取った背景
値及び画像データをレンダリングするプリント手段を含
む。
【0018】本発明のさらなる目的及び利点は、本発明
の種々の特徴の以下の記述から明らかになるであろう。
【0019】
【発明の実施の形態】以下は、本発明に例示した図面の
詳細な説明である。この説明において、図面と同様に、
同一参照番号は同じ装置、回路又は同等の機能を実行す
る回路を表す。
【0020】以下の説明において、高速走査方向及び低
速走査方向という用語が利用される。高速走査方向と
は、走査線又はラスタに沿ったピクセルの走査をいう。
また、これは、走査が光電センサのアレイからの画像デ
ータの収集の結果であることから、一般に電子走査とも
いわれる。他方、低速走査方向とは、文書と走査システ
ムとの間の相対移動の方向をいう。これは、走査システ
ムに画像データの走査線を生成させる機械的移動であ
る。
【0021】上述のように、デジタル走査システムを利
用して文書を走査する場合、透き通しをなくし、自動位
置合わせ及び電子デスキュー方法が実行されるように走
査される原稿の自動的検出及び方向付けを可能とするた
めに光吸収(例えば、黒又は暗い)バッキングを利用す
るのが望ましい。さらに、上述のように、コピーのため
に暗いバッキングを利用することに関する問題は、文書
が穴、裂け又は折れ込み等の欠陥を有する場合に起こ
る。
【0022】例えば、文書がパンチ穴を含む場合、この
パンチ穴に対応する領域は、黒いバッキングを利用した
場合、コピーでは黒くなる。これは、捕獲した画像は、
穴が原稿にある場所にバッキング領域のグレー値(黒)
を有する事実のためである。バッキング領域のグレー値
が原稿内にあるこれらの領域は、走査アーチファクトと
みなされる。多くの場合、コピーの背景が白でありアー
チファクトが黒としてレンダリングされる場合は特に、
コピーに走査アーチファクトをレンダリングするのは望
ましくない。
【0023】この問題を解決するために、本発明は、文
書の黒い又は暗い領域が原稿の一部であるのか穴、裂
け、折れ込み又は原稿の他の欠陥のいずれかによる走査
システムのバッキングの画像であるのかを識別するシス
テム及びその方法を提案する。本発明の好適な実施の形
態では、背景検出領域は、文書の実際の背景値を表す値
又はデフォルトホワイト値に置き換えることができる。
【0024】この解決策を実現化するために、このシス
テムは異なるオブジェクトタイプ、より詳細には、文書
の実際の画像と走査される文書の背後のバッキングを表
す画像データを識別できなければならない。この識別方
法を助けるために、走査システムのバッキングは、通
常、文書の画像領域に関連する特性と識別可能な幾つか
の特性を有するべきである。
【0025】例えば、上述のように、暗い色又は黒のい
ずれかのバッキング領域を有するのが望ましい。バッキ
ング領域を暗くすることによって、低反射率値を有する
あらゆるピクセルを潜在的にバッキングピクセル、した
がって、レンダリング画像から取り除かれる対象とみな
すことができる。しかし、ピクセルの反射率値だけに依
存すると多くの誤った検出を生成するので、バッキング
と文書の実際の画像との適切な区別を提供するために、
第2の測定基準を有するのが望ましい。
【0026】バッキングと画像領域とを識別するために
利用可能な第2の基準は、バッキングにわたったグレー
レベルの変動である。バッキングは外観が均一である傾
向があるため、画像の典型的な従来通りのバッキング領
域にわたったグレーレベルの変動は非常に小さいことが
分かる。また、連続する走査線間のバッキング領域にわ
たった変動も、この均一な外観のために非常に小さい。
しかし、文書の画像内に均一な領域を有するのも一般的
である。したがって、典型的な均一な外観を有するバッ
キングは、画像領域とバッキング領域との適切な区別を
行うために必ずしも十分な情報を提供するとは限らな
い。
【0027】この状況を解決するために、本発明は、図
7に例示するように、バッキング材料に埋め込みパター
ンを含むバッキング領域を設ける。さらに詳細には、図
7では、バッキング領域200は埋め込みパターン21
を含み、この埋め込みパターンは高速走査方向に周期的
に繰り返すが低速走査方向では均一なままである。本発
明の好適な実施の形態では、パターンは、バッキングに
周期的パターンで浅い溝をつくるか、そうでなければ反
射した光の知覚可能なパターンを形成する表面を形成す
ることによってバッキング材料に埋め込まれる。埋め込
みパターンを設けることによって、高速走査方向におけ
るバッキングに沿ったグレーレベルの明白な変動が増加
する。したがって、埋め込みパターンによって、本発明
は、容易に検出でき、潜在的バッキングピクセルとして
認識され得る、所与の走査線に沿ったいくらかの変動を
有する信号を生成することができる。パターンの周期性
は、典型的なハーフトーン周波数に対応しないように選
択されるが、より大きな画像の比較的小さな領域にわた
って検出可能である。
【0028】さらに、図7に例示するように、パターン
は、低速走査方向に殆ど又は全く変動がないように埋め
込まれる。低速走査方向に全く又は殆ど変動をもたらさ
ないことは、ハーフトーンが低速走査方向にもいくらか
の周期性を有するため、定速搬送システムを利用する場
合、又は画像がハーフトーンであるかどうか見分けよう
とする場合に、バッキングピクセルの検出に非常に有用
である。CVTシステムでは、バッキング画像又は走査
線毎のパターンの変動は走査バー又は走査システムとバ
ッキング材料との相対移動がないために小さく、その理
由は、CVT走査システムでは、バッキングの同じ領域
が連続的に画像形成されるためであり、生成される変動
は、主に電気ノイズ及び所望しない相対移動(例えば、
振動)による。
【0029】領域内の特定のピクセルが画像ピクセル
(前景)であるかバッキングピクセルであるかを決定す
る際にこれらの基準を利用するために、本発明の一つの
実施の形態は図10に例示される方法を実行する。この
方法は特定の決定のためのコスト値を決定することに基
づく。例えば、この方法は、ピクセルを背景として分類
することに対してピクセルをハーフトーンとして分類す
ることのコストを決定してもよい。換言すると、コスト
が高くなる程、分類があまり正確でなくなる。コストが
許容可能に最小である場合、この分類は目的を処理する
のに許容される。これらのコストレベルは特定のリスク
適合レベルに適するように調節され得る。
【0030】図10に例示される方法は、ステップS1
で高速走査コスト値を決定する。高速走査コスト値を決
定するのに加えて、ステップS3は低速走査コスト値を
決定する。さらに、ステップS5はピクセルのビデオコ
スト値を決定する。これら三つのコスト値を決定した
後、ステップS7で合計コスト値を計算し、該合計コス
ト値は、画像データがレンダリングされる前景ピクセル
としてピクセルが分類されるか又は背景値は画像データ
に置換され、この背景値はステップS9でレンダリング
されるバッキングピクセルとしてピクセルが分類される
かを決定するのに利用される。
【0031】図11は、図10のステップS1で実行さ
れる方法のさらなる詳細を示す。さらに詳細には、図1
1は高速コスト値を決定する方法を例示する。この方法
において、ステップS11は画像センサから受け取った
ビデオ信号を高速走査フィルタリングする。フィルタリ
ングされたビデオ信号は、さらに処理されてステップS
12でこのビデオ信号の絶対値を生成する。ビデオ信号
の絶対値を利用して、ステップS13は、高速走査方向
の所定の局所近傍にわたった局所的最大値を決定する。
局所的最大値は、ステップS14で高速走査コスト値を
決定するのに利用される。
【0032】図12は、図10のステップS3で実行さ
れる低速走査コスト値の決定をより詳細に例示するフロ
ーチャートである。具体的には、図12はステップS3
1の方法が、本発明の好適な実施の形態では、図11の
ステップS11で生成される高速走査フィルタリングビ
デオ信号を低速走査フィルタリングするのを示す。得ら
れた高速走査/低速走査フィルタリング信号はステップ
S32で低速走査コスト値を決定するのに利用される。
【0033】図10に関して上述したように、三つのコ
スト値が決定された後、合計コスト値がレンダリングさ
れ、この値は走査アーチファクトを検出するのに利用さ
れる。図13に例示されるように、ステップS91は、
合計コスト値の平均値がしきい値コスト値よりも大きい
か否かを決定する。合計コスト値の平均値がしきい値コ
スト値よりも大きい場合、ステップS93は、そのピク
セルに関連する画像データをそのままレンダリングし、
そのピクセルが画像ピクセルを表すと識別する。しか
し、合計コスト値の平均値はしきいコスト値よりも小さ
いとステップS91が決定した場合、ステップS92は
個々のピクセルに関連した画像データの代わりにその特
定のピクセルの背景値をレンダリングし、ピクセルはバ
ッキングピクセルを表すことが特定される。このレンダ
リング方法で利用される背景値は、デフォルト値又は文
書のヒストグラムから従来のように計算されるような、
文書の計算された背景値のいずれであってもよい。
【0034】上述の例において、各基準は関連する別個
に計算したコスト値を有することが分かる。換言する
と、ピクセルが走査アーチファクトを表すか否かを識別
するこの方法は、コストを、背景で予測される特徴から
導出したビデオ信号の特徴の各々に関連付ける。
【0035】例えば、ピクセルのグレーレベル値が非常
に明るいグレー値である場合、走査システムのバッキン
グはそのピクセルに対して暗いグレーレベル値を生成す
る非常に暗いグレーであると思われるため、この特定の
特徴はコストを受ける。他方、高速走査の変動が非常に
高い場合、バッキングにおけるパターンの高速走査の変
動はハーフトーンパターンとの混同を避けるために既に
確立されているため、コストが計算される。最後に、低
速走査の変動が小さなしきい値よりも大きい場合、バッ
キングは低速走査方向に変動がないと思われるため、コ
ストが割り当てられる。
【0036】以下は、本発明の好適な実施の形態の走査
アーチファクトを識別する方法の詳細な例である。図8
はこの例を説明するために利用される。
【0037】この例において、点線500で画定された
走査アーチファクト内にある図8のピクセルZに関連す
るビデオ画像データの入力走査線は、まずフィルタリン
グされて信号Fを生成する。信号Fを生成するために使
用されるフィルターはバンドパスフィルターである。該
フィルターは、バッキングの埋め込みパターン周波数で
ピークゲインを有するように設計される。これによっ
て、図8のパターン210の増幅が確実となる。同時に
(エレクトロニクスに固有である)高周波ノイズを減衰
させるために、フィルターは高周波数でローゲインを有
する。最後に、フィルターは、ランプの強度のゆるやか
な変動によるグレーレベルのあらゆる変動をなくすため
に、非常に低い周波数でローゲインを有する。十分なバ
ンドパスフィルターの例は以下の通りである。 f=[-0.25 -0.5 -0.25 0.5 1 0.5 -0.25 -0.5 -0.25]
【0038】フィルターfは、走査画像Vの高速走査方
向に、好ましくは少なくとも10個のピクセルに用いら
れ、Fを得る。画像Fは、各ピクセルの絶対値によって
さらに処理される。
【0039】
【数1】
【0040】局所的最大値信号Mは、局所近傍にわたっ
て高速走査方向に(所与の走査線k)Fの最大値を連続
的に取ることによって形成される。 M(i)=max(Fa (l)),i-n≦l ≧i+n
【0041】信号Mはバッキングマッチ(突き合わせ)
に対するコスト/ペナルティをピクセルベースで増分さ
せるために使用される。Mのピクセル値は予め計算した
上限及び下限と比較され、この値がこの範囲外である場
合、このピクセルに付加されるコスト又はペナルティ
は、この範囲からのピクセル偏差に等しい。 if (M(i)>TMu)C(i)=C(i)+M(i)-T Mu else if (M(i)<T Ml)C(i)=C(i)+T Ml -M(i)
【0042】下限は、(高速走査の変動がない)電子原
稿又は非常に平滑な原稿(例えば、写真)にコストを与
えるためのものである。これらの平滑な暗い領域は他の
コストを受けず、これらの線ごとの変動及びブラック値
は、十分にバッキング画像統計の範囲内である。したが
って、下限は写真が誤って検出されないように使用され
るものである。上限は、画像にある真のラインスクリー
ンハーフトーンを除去するのを助ける。これらのハーフ
トーンはバッキングに埋め込まれたパターンよりもより
広い範囲を有するため、上限は優れた識別特徴である。
【0043】上述したように、低速走査の変動は目立つ
特徴である。バッキング画像は時間をかけてゆっくりと
変動するため、連続する走査線間の変動の測定を使用で
きることを思い出されたい。高速走査フィルター特徴と
同様に、選択された低速走査フィルターもバンドパスフ
ィルターである。低周波数は、時間にわたったあらゆる
照射(ランプ)の変動を除去するためになくされなけれ
ばならない。同様に、高周波数も測定方法に固有なホワ
イトノイズを除去するためになくされなければならな
い。このような単純なバンドパスフィルターは、以下の
通りである。 g=[1 0 -1]
【0044】フィルターgは、低速走査方向において、
少なくとも三本の走査線にわたって、中心走査線にある
図8のピクセルZの高速走査フィルタリング画像Fに適
用され、Gを得る。画像Gは各ピクセルの絶対値を用い
てさらに処理される。
【0045】
【数2】
【0046】高速走査限界と同様に、低速走査上限が出
力画像Ga にも適用される。これは、背景スキー又はロ
ーラが走査線毎に非常にゆるやかな変動を有することが
予想されるためである。Ga が所与のしきい値よりも上
の場合、コスト(又はペナルティ)は所与のピクセルに
関連づけられる。即ち、 if(Ga (i,k)>T G )C(i)=C(i)+Ga (l,k)-T G
【0047】コスト関数の最後の成分は入力画像ピクセ
ルZのグレー値V(i,k)の関数である。背景はほぼ
黒いことが分かっている。測定したグレーレベルがバッ
キングの4シグマ光点(4 sigma light point) よりも上
の場合、コストはこのピクセルに関連付けられる。即
ち、 if (V(i,k)>TV )C(i)=C(i)+V(i,k)-T V ここでT V はバッキングの4シグマ光点(four sigma l
ight point) に設定される。上記のバッキングの4シグ
マ光点とは、プラテンカバー又はCVTユニットの背景
値を検出するために使用されるヒストグラム上の点を意
味する。全てのヒストグラムにおいて、背景値は、通
常、プラテンカバー等を走査することによって測定され
た強度値の分布曲線のピークである。走査によって値の
分布が形成されるため、4シグマとは、ピーク値から4
標準偏差離れた値となり、この場合、白色強度値に向か
って4標準偏差となり、例えば、黒が0であり白が25
5でありピークが45であると、255に向かって45
から4標準偏差離れた点になる。
【0048】要約すると、この例では、ピクセルZは以
下の三つの別個のコストの合計である関連するコストを
有する。 範囲外の高速走査フィルタリングデータの変動 低速走査フィルタリングデータの大きすぎる変動 高すぎる入力ビデオグレーレベル
【0049】検出方法の最終段階において、コスト画像
は矩形ぼけフィルターを使用して平均が取られ、ClP
得られる。これによって、ピクセルZがウィンドウの中
心にあるようなウィンドウ25によって画定された所与
の近傍において各ピクセルの平均コストが与えられる。
このコスト関数はしきい値と比較され、ピクセルZが画
像にあるかバッキングからのものかを決定する。 if (C lP(i)>T C )V out (i)=V in (i) else Vout (i)=W ここで、TC は静的しきい値であり、Wは背景値であ
り、該背景値はデフォルト値、ユーザプログラマブル値
又は原稿のヒストグラムから従来通りに生成された計算
された背景値のいずれであってもよい。
【0050】測定したグレー統計と黒のバッキング統計
との偏差が大きいことによってコストが大きくなり、こ
のコストはピクセルを白に変換する「コスト」として解
釈される。したがって、ピクセルはそのまま残され画像
の一部と見なされる。小さな「コスト」値を有するピク
セルは、白、デフォルト値、又は計算された背景値に変
換される。
【0051】上述の方法は、三つのコスト値が走査アー
チファクトを検出するために利用されることを示すが、
これらのコスト値の種々のサブ組み合わせが種々の走査
システムにおいて有効的に利用され得る。例えば、プラ
テン走査システムでは、走査システムは同じバッキング
領域を連続的に画像形成しないため、低速走査コスト値
は有効的に除去されることができ、その理由は、このよ
うな走査システムでは走査システムが移動するが、文書
はそのままであるためである。したがって、低速走査の
変動が予測され、コスト値を割り当てようとすると有用
性よりも損害のほうが多い。このようなシステムでは、
高速走査コスト値及びビデオコスト値のみが使用される
であろう。
【0052】CVTシステムのような別の例では、図1
8に例示されるように、検出したバッキング画像はパタ
ーンを持たない光源であるため、高速走査コスト値は有
効ではない。したがって、この例では、低速走査コスト
値及びビデオコスト値のみが測定される。
【0053】最後に、第3の例では、走査システムは、
文書の画像に応答し、バッキングを走査すると飽和する
ように設計されたセンサのセット及びバッキングを走査
するとバッキングの反射率によって黒く見える別のセン
サのセットを利用する。換言すると、センサの主なセッ
トは赤色フィルターを有し、緑色、青色フィルターのセ
ンサの第2のセット及びバッキングはシアンに着色され
る。このような例では、赤色センサはシアンを黒と見な
し、文書を画像と見なす。緑色センサは走査アーチファ
クトを検出する回路に画像データ(バッキングを走査す
ると飽和する)を送出し、このデータはバッキングとセ
ンサとの色の関係によって既にバッキングに較正されて
いるため、高速走査コスト値及び低速走査コスト値のみ
が計算されればよい。
【0054】図14は、ピクセルが走査アーチファクト
を表すか否かを検出するために利用される本発明の一つ
の実施の形態による回路のブロック図である。図14に
例示されるように、センサ11によって生成されたビデ
オ信号は高速走査フィルター611に送出され、該フィ
ルターは高速走査フィルタリング信号F(i,k)を生
成する。また、ビデオ信号はビデオコスト関数回路61
6にも送出され、該回路はコスト値C3(i)を生成す
る。
【0055】次に、高速走査フィルタリング信号F
(i,k)は最大値検出回路612及び低速走査フィル
ター614に送出される。最大値検出回路612はフィ
ルタリング信号を分析して局所的最大値信号M(i)を
生成し、該信号は高速走査コスト関数回路613に送出
される。高速走査コスト関数613は高速走査方向のコ
スト値を決定し、コスト値信号C1(i)を生成する。
【0056】他方、低速走査フィルター614は信号G
(i,k)を生成し、該信号は高速走査方向及び低速走
査方向においてフィルタリングされている。この信号G
(i,k)は低速走査コスト関数回路615に送出さ
れ、該回路はコスト値信号C2(i)を生成する。
【0057】種々のコスト値信号C1(i)、C2(i)及
びC3(i)は累算器619に送出され、該累算器は種々
のコスト信号を合計して合計コスト信号C(i)を生成
する。ピクセルの合計コスト値はフィルター617を通
過し、該フィルターは、好適な実施の形態では、多数の
近傍ピクセルにわたって適用される矩形ぼけフィルター
であり、特定のピクセルのコスト値信号の平均である信
号を生成する。この平均信号Clpは背景回路618に送
出され、該背景回路はピクセルが画像前景信号又はバッ
キング信号のどちらを表すかを最終的に決定する。この
決定に基づいて、背景回路はセレクタ630に制御信号
を送出し、該セレクタによって画像信号は処理されない
まま通過するか或いはそのピクセルに関連する画像デー
タを背景値に置き換えられ、該背景値はデフォルト値、
ユーザプログラマブル値、又は原稿のヒストグラムから
従来通りに生成した計算した背景値である。
【0058】コスト値及びピクセルの実際の分類を決定
するのに利用される上述の種々のしきい値及び範囲はデ
フォルト値としてシステムに予め設定されるか又は較正
方法中に生成され、該較正方法は文書なしでバッキング
の走査を行い、パターンの変動及びピクセルがバッキン
グ又は画像のどちらを表すかに関する実際の決定を行う
のに必要な異なるパラメータを決定する。
【0059】さらに、第4の基準が上述の方法に付加さ
れ、この基準では、走査アーチファクトの形状(例え
ば、サイズ)が検出され、例えば、そのサイズが所定の
範囲内であるか否かを検証する。走査アーチファクトの
サイズがこの範囲外である場合、ピクセルは実際には画
像前景領域を表し走査システムのバッキングを表さない
ことが決定される。
【0060】本発明の別の実施の形態では、走査アーチ
ファクトは、バッキングに埋め込まれる実際のパターン
ではなく走査アーチファクトが存在するか否かを検出す
るために光の波長が利用されることに依存する方法を利
用して検出される。さらに詳細には、本発明のこの実施
の形態では、センサの別個のセットが用いられる。セン
サの別個のセットは視覚的に知覚可能な波長外の光の波
長に反応するもの、及び/又は赤、緑又は青のような典
型的な走査環境で使用される可視範囲のセンサである。
好適な実施の形態では、使用される光の波長は赤外スペ
クトル又は紫外スペクトルである。
【0061】さらに、この実施の形態も追加の又は変更
された光源を有し、該光源は、センサの新しい別個のセ
ットでのみ検出することができるが、文書走査システム
で典型的に使用されるセンサでは検出することができな
い。この光源は、他のセンサによって検出され得る光を
射出又は反射しないように設計される。したがって、セ
ンサの新しいセットが光を検出する場合常に、システム
は光が文書の欠陥によるものであり、関連するピクセル
が走査アーチファクトを表すことを認識する。電子文書
のこれらの領域は背景として処理され、それににしたが
ってプリントされるため、あらゆる好ましくない走査ア
ーチファクトが除去される。
【0062】このような実施の形態の例が図15に例示
される。図15は図1に例示したシステムに非常に類似
するが第2の光源90及びセンサ110の第2のセット
が加えられているプラテン走査システムを例示する。セ
ンサ11及び110は同じセンサアレイバー上に形成さ
れるか別個のセンサとなるように形成される。第2の光
源90はセンサ110の新しいセットのみによって検出
され得る光を射出する。元の光源9から射出された光
は、元のセンサ11によって検出されることができるが
センサ110の新しいセットによっては検出されること
ができない光を射出する。
【0063】同じ概念を利用した別の実施の形態におい
て、二つの光源9及び90は単一の光源に結合され、こ
の光源はセンサ11及び110の感度のスペクトル全体
にわたって光を射出する。単一の光源が利用される例に
おいて、文書カバー1のバッキング材料210は、セン
サ110が感知する波長の入射光のみを選択的又は主に
反射するように変更される。したがって、これらのセン
サ110が励起される場合は常に、システムは光がバッ
キング材料から反射した光であると決定し、この領域に
関連するピクセルを走査アーチファクトを表すバッキン
グピクセルとして分類する。
【0064】しかし、原稿がセンサ110の新しいセッ
トにも光を反射する場合、文書カバー1のバッキング2
10は、文書自体がセンサ110に光を反射するよりも
多くセンサ110の新しいセットに光を常に反射するこ
とを確実とするように変更され、そのためしきい値処理
手順がセンサ110によって検出された光が文書からく
るのかバッキングからくるのかを識別するために使用さ
れる。或いは、反射光にパターンを与える既に特徴化し
た方法の一つを、上述の走査アーチファクト認識動作の
ロバトニス(頑強性)を改良するために用いてもよい。
【0065】CVT走査システムにおいてこの概念を実
行する場合、図16及び17は、ピクセルが走査アーチ
ファクトを表すか否かを決定するために光の波長を利用
する実施の形態を例示する。図16及び17は、第2の
光源90及びセンサ110の第2のセットが加えられて
いることを除いて、図2及び3と実質的に同一である。
上述のように、センサ11及び110は同じサンサアレ
イバーに形成されるか別個のセンサとなるように形成さ
れる。第2の光源90はセンサ110の新しいセットの
みによって検出される波長で光を射出する。元の光源9
によって射出された光は、元のセンサ11によっては検
出されるがセンサ110の新しいセットによっては検出
されない光を射出する。
【0066】類似の概念を利用した別の実施の形態で
は、二つの光源9及び90が単一の光源に結合され、こ
の単一の光源はセンサ11及び110の感度のスペクト
ル全体にわたって光を射出する。単一の光源が利用され
るこの例において、キャビティ15又はローラ13のバ
ッキング材料210は、センサ110が感知する光のみ
を反射するように変更される。したがって、これらのセ
ンサ110が励起される場合は常に、システムは光がバ
ッキング材料から反射した光であることを決定し、関連
するピクセルを走査アーチファクトを表すバッキングピ
クセルとして分類する。
【0067】しかし、原稿がセンサ110の新しいセッ
トにも光を反射する場合、キャビティ15又はローラ1
3のバッキング210は、文書がセンサ110に反射す
るよりもより多くの光をセンサ110の新しいセットに
常に反射することを確実とするように変更され、そのた
めしきい値処理手順がセンサ110によって検出された
光が文書からくるのかバッキングからくるのかを識別す
るために使用される。
【0068】バッキング材料と文書自体との区別を知覚
するために、バッキングから反射する光に依存する代替
物として、バッキング材料自体がセンサ110の追加的
なセットによって検出可能な波長の光のエミッターを含
んでもよい。このようなシステムの例は図18に例示さ
れる。
【0069】例示の目的のみのために、図18はCVT
走査システムを示すが、このようなシステムはプラテン
走査システムにも容易に適用可能である。図18に例示
されるように、追加の光源90はセンサ110に対向す
る文書3側に配置され、キャビティ15又はロール13
のバッキング領域の一部として一体化される。この光源
90はセンサ110の追加セットによって検出可能な波
長又はその波長の範囲の光を射出する。この例におい
て、センサ110は、光源90からの光が欠陥5で文書
を通過である場合常に、文書の欠陥を検出する。換言す
ると、センサ110が光源90から射出した光の存在を
検出する場合、システムは光源90からの光の受け取り
に関連するピクセルが走査アーチファクト、原稿の欠陥
を表すと決定することができる。したがって、システム
は、画像から走査アーチファクトを除去するようにこれ
らのピクセルを処理することができる。
【0070】図19は、走査アーチファクトの検出及び
この検出による画像データの補正が可能な単純な回路を
例示する。図19に例示されるように、センサ110か
らの画像データはアーチファクト検出回路61に送出さ
れ、該アーチファクト検出回路は光源90からの光がセ
ンサ110を励起させたか否かを検出する。受け取った
画像データが光源90から射出した光による励起を示し
た場合、アーチファクト検出回路61はこの情報を画像
補正回路63に送る。画像補正回路63は、原稿3の実
際の走査を表すセンサ11からの画像データも受け取
る。ピクセルが走査アーチファクトを表すことをアーチ
ファクト検出回路が示す場合、画像補正回路63は画像
データをデフォルト背景値、例えば、白又は走査されて
いる文書の近似したもしくは実際の背景値のいずれかに
置き換える。実際の背景値はヒストグラム回路67を含
むオプションの背景値回路65から生成され得る。この
ような回路は従来のものであり、例えば、1994年1月に
発行されたファレル(Farrell) による米国特許第5,282,
061 号に教示されるように、文書の実際の背景値を生成
し計算することがよく知られている。
【0071】光源90は、センサ11が検出できない
(又は黒く見える)波長の光を射出することも知られて
いる。さらに、センサ110は、文書の画像の実際の検
出を行うセンサ11ほど高い解像度を必要としない。さ
らに、ビット解像度(即ち、画像センサ110によって
生成されるピクセル当たりのビット)はセンサ11によ
って生成される信号のビット解像度よりも低い。
【0072】画像補正回路に関しては、センサ110が
原稿の境界内の光を検出したと決定した場合は常に、文
書のこれらの領域は変更され、その文書の背景値に適し
た色でレンダリング又は表示される。この背景値は、常
にマーキング材料を画像形成する単なるデフォルト値で
あるか、文書自体の検出した背景にマッチングされる。
【0073】要約すると、本発明はピクセルが走査アー
チファクトの結果であるか否かを検出するためのシステ
ム及び方法を提供し、そのピクセルに関連する画像デー
タを適切に処理する。本発明の一つの実施の形態では、
本発明は、ピクセルが走査アーチファクトを表すか否か
を決定するために、高速走査方向及び低速走査方向のビ
デオ信号の変動及びビデオ信号のグレーレベルを利用す
る。本発明の別の実施の形態では、本発明はバッキング
から反射又は射出した光の実際の波長を利用してピクセ
ルが走査アーチファクトを表すか否かを決定する。
【0074】本発明は上に詳細に説明されてきたが、本
発明の範囲から逸脱せずに、種々の変更が実施され得
る。例えば、本発明の好適な実施の形態は、走査アーチ
ファクトとして識別された個々のピクセルを識別し補正
することに関して述べられてきた。本発明は、ピクセル
の所定のウィンドウの中心ピクセルが走査アーチファク
トを表すと決定された場合にそのウィンドウ内にある全
てのピクセルを走査アーチファクトを表すものとして分
類するように容易に変更できる。この実施の形態では、
ウィンドウ内にある全てのピクセルを分類することによ
って、走査アーチファクトとして識別された実際の領域
は走査アーチファクトよりもやや広いため、所望されれ
ば走査アーチファクトを適切に全て除去することができ
る。
【0075】ビデオ信号のバッキングの存在を検出する
ために上記で利用されたのと同じ方法を、走査される原
稿の位置及び方向を決定するために使用することができ
る。さらに詳細には、この方法を、走査される文書の位
置及び方向を決定するように、文書のエッジ、即ち、バ
ッキングと文書自体の遷移を検出するために利用するこ
とができる。この検出は文書の外側エッジのパラメータ
を開発するために利用され、バッキング領域がこれらの
外側エッジ内に検出された場合、バッキング領域は適切
に処理されることができ、例えば、画像データを背景値
に置換することによってこのバッキング領域をなくすこ
とができる。
【0076】最後に、本発明の走査アーチファクト検出
システム及び方法は、アプリケーション専用集積回路、
種々のロジック回路又はソフトウェアで容易に実施する
ことができるため、この方法をスキャナ、電子サブシス
テム、プリンタ、又は他の画像処理装置に組み込むこと
が可能となる。
【0077】本発明は本明細書中に開示した種々の実施
の形態を参照して述べられてきたが、上に説明した詳細
に制限されず、請求の範囲内でなされる変更や変化を含
むことが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のプラテン走査システムの要素を示す正投
影図である。
【図2】従来の定速搬送走査システムを例示する図であ
る。
【図3】従来の定速搬送走査システムを例示する図であ
る。
【図4】欠陥を有する原稿の例を例示する図である。
【図5】従来の走査/再現システムを利用して図4に例
示した原稿をレンダリング又は表示したコピーの例を例
示する図である。
【図6】従来の走査/再現システムを利用して図4に例
示した原稿をレンダリング又は表示したコピーの例を例
示する図である。
【図7】本発明の概念による背景パターンの例を例示す
る図である。
【図8】図7の背景パターンを使用して原稿の欠陥領域
を走査した場合に生成される画像データのピクセル表示
を例示する図である。
【図9】原稿の欠陥が走査アーチファクトとしてレンダ
リングされない図4に例示した原稿のレンダリングを例
示する図である。
【図10】本発明の概念によって原稿の走査アーチファ
クトを検出する方法を示すフローチャートである。
【図11】本発明の概念によって高速走査方向の変動を
決定する方法を例示するフローチャートである。
【図12】本発明の概念によって低速走査方向の変動を
決定する方法を例示するフローチャートである。
【図13】本発明の概念によって走査アーチファクトを
決定し処理する方法を示すフローチャートである。
【図14】本発明の概念によって走査アーチファクトの
存在を決定する回路を例示するブロック図である。
【図15】走査アーチファクトの存在を検出するのに光
学特性を利用する本発明の別の実施の形態を例示する正
投影図である。
【図16】走査アーチファクトの存在を検出するのに光
学特性を利用する本発明の別の実施の形態を例示する図
である。
【図17】走査アーチファクトの存在を検出するのに光
学特性を利用する本発明の別の実施の形態を例示する図
である。
【図18】走査アーチファクトの存在を決定するのに光
学特性を利用する本発明の第3の実施の形態を例示する
図である。
【図19】本発明の概念によって走査アーチファクトを
検出し該アーチファクトからの画像データを補正するシ
ステムのブロック図である。
【符号の説明】
3 原稿 5 欠陥 9、90 光源 11、110 センサ 619 累積器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 レオン シー.ウィリアムズ アメリカ合衆国 14568 ニューヨーク州 ワルワース オーチャード ストリート 3900

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオ画像データストリーム内のピクセ
    ルに関連する画像データが走査アーチファクトであるか
    否かを検出する方法であって、(a) 高速走査方向に
    おけるビデオ画像データの変動に対応するピクセルの高
    速走査コスト値を決定するステップと、(b) 低速走
    査方向におけるビデオ画像データの変動に対応するピク
    セルの低速走査コスト値を決定するステップと、(c)
    ピクセルの高速走査コスト値及び低速走査コスト値を
    合計するステップと、(d) ピクセルの合計コスト値
    が所定のしきい値よりも小さい場合に、ピクセルが走査
    アーチファクトを表すことを決定するステップと、 を含む検出方法。
  2. 【請求項2】 ビデオ画像データのストリーム内のピク
    セルに関連する画像データが走査アーチファクトである
    か否かを検出するシステムであって、 高速走査方向におけるビデオ画像データの変動に対応す
    るピクセルの高速走査コスト値を決定する高速走査手段
    と、 低速走査方向におけるビデオ画像データの変動に対応す
    るピクセルの低速走査コスト値を決定する低速走査手段
    と、 ピクセルの高速走査コスト値及び低速走査コスト値を合
    計する累積器と、 ピクセルの合計コスト値が所定のしきい値よりも小さい
    場合にピクセルが走査アーチファクトを表すことを決定
    するアーチファクト手段と、 を含む検出システム。
  3. 【請求項3】 ピクセルが画定された画像領域内に走
    査アーチファクトを表すか否かを検出するシステムであ
    って、 文書支持システムを含み、 前記文書支持システム内で文書を走査しこの文書から画
    像データを生成する走査システムを含み、 前記文書支持システムは、走査中に文書が支持される上
    に明白な背景パターンを有する背景部材を含み、 さらに画像データ中の明白な背景パターンを検出する検
    出手段を含み、 前記検出手段は、 高速走査方向の前記明白な背景パターンの検出に関連す
    る各ピクセル毎に第1のコスト値を決定する高速走査手
    段を含み、 低速走査方向の前記明白な背景パターンの検出に関連す
    る各ピクセル値毎に第2のコスト値を決定する低速走査
    手段を含み、 第1の及び第2のコスト値に基づいてピクセルが走査ア
    ーチファクトを表す時に分類するアーチファクト手段を
    含む、 検出システム。
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JP2001169081A (ja) * 1999-10-20 2001-06-22 Xerox Corp 文書を表わす画像データ内の走査時アーチファクトをマスキングするための処理及び装置並びに画像データ処理システム

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