JPH11315012A - サイクリックamp誘導剤 - Google Patents

サイクリックamp誘導剤

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JPH11315012A
JPH11315012A JP5643999A JP5643999A JPH11315012A JP H11315012 A JPH11315012 A JP H11315012A JP 5643999 A JP5643999 A JP 5643999A JP 5643999 A JP5643999 A JP 5643999A JP H11315012 A JPH11315012 A JP H11315012A
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JP
Japan
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cyclic amp
hair
present
oil
inducer
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Withdrawn
Application number
JP5643999A
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English (en)
Inventor
Masahiro Ota
正弘 大田
Yuki Shibata
由記 芝田
Yoshiharu Tsuji
善春 辻
Ouji Ifuku
欧二 伊福
Osamu Moro
修 茂呂
Kenichi Umishio
健一 海塩
Naomi Tanaka
直美 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】サイクリックAMPの産生の誘導能が認められ
る新たな成分を見出し、これを外用剤の有効成分とし
て、これにより白髪防止作用等の作用を有する、新たな
外用剤を提供すること。 【解決手段】ゲラニオール、ネロール、シトロネロー
ル、シトロネラール、シトラール、オクタナール、オク
タノール、メントール、チモール及びオイゲノール、特
に、ゲラニオール、ネロール、シトロネロール及びシト
ロネラールに、優れたサイクリックAMPの誘導作用が
認められることを突き止め、これらを有効成分とする、
サイクリックAMP誘導剤を提供し、このサイクリック
AMP誘導剤を、例えば、チロシナーゼ活性促進剤や白
髪防止剤として用いることにより、上記の課題を解決し
得ることを見出した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外用剤、特に、毛
髪に係わる外用剤についての分野の発明である。より具
体的には、本発明は、サイクリックAMPの産生を誘導
することにより、例えば、黒髪の維持に深く関わってい
る酵素であるチロシナーゼの活性を促進するチロシナー
ゼ活性促進剤、ないし白髪を防止する白髪防止剤として
用いることが可能な、サイクリックAMP誘導剤に関す
る発明である。
【0002】
【従来の技術】サイクリックAMP〔サイクリックアデ
ノシン−3’,5’(又は2’,3’)−一リン酸〕
は、生物組織に広く分布し、ホルモンその他の刺激によ
って活性化される膜結合型の酵素であり、アデニルシク
ラーゼによって、ATPから合成される。
【0003】このサイクリックAMPは、種々のホルモ
ンのシグナルを仲介して増幅するホルモンのセカンドメ
ッセンジャーとして機能しており、生体において多様な
働きをしていることが知られている。
【0004】このサイクリックAMPの生体における働
きに着目して、生体におけるサイクリックAMPを誘導
することにより、有用な医薬品等を開発することは、極
めて意義あることである。
【0005】例えば、外用剤の分野においては、メラノ
サイトのサイクリックAMPの産生能の向上を図ること
により、チロシナーゼの働きを活性化して、白髪を防止
する試みがなされている(例えば、特開平4−1241
22号公報参照)。
【0006】チロシナーゼは、人間の毛髪に広く分布す
る,過剰な光を吸収する役割を主に果たしている黒色色
素である「メラニン」を、チロシンから生合成するため
に欠くことのできない酵素であり、このチロシナーゼの
働きによりチロシンが酸化され、次いでドーパ及びイン
ドールキノンを経てメラニンが生成される。
【0007】このメラニンは、毛髪においては黒髪の維
持に関わっているから、このチロシナーゼの活性を促進
する手段が見出せれば、人為的に白髪の発生を抑制する
ことが可能であると考えられる。
【0008】現在まで、上記のチロシナーゼの働きを活
性化する白髪防止剤については、上述したものの他に、
一般的にメラノサイトにおけるメラニン生成の活性化を
図るもの(例えば、特開平5−78222号,同7−2
85874号,同7−316026号公報参照)、その
他育毛効果と白髪防止効果の両効果を発揮するといわれ
るもの(特開平7−112978号,同7−12612
9号公報参照)等が挙げられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決すべき課
題は、上述したサイクリックAMPの産生の誘導能が認
められる新たな成分を見出し、これを外用剤の有効成分
として、これにより白髪防止作用等の作用を有する、新
たな外用剤を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は、この課題の
解決に向けて鋭意検討を重ねた。その結果、ゲラニオー
ル、シトロネロール、シトロネラール、ネロール、シト
ラール、オクタナール、オクタノール、メントール、チ
モール及び/又はオイゲノール、特に、ゲラニオール、
シトロネロール、シトロネラール及び/又はネロール
に、優れたサイクリックAMPの産生の誘導能が認めら
れることを見出し、本発明を完成した。
【0011】すなわち、本発明は、ゲラニオール、ネロ
ール、シトロネロール、シトロネラール、シトラール、
オクタナール、オクタノール、メントール、チモール及
びオイゲノールからなる群の成分、特に、ゲラニオー
ル、ネロール、シトロネロール及びシトロネラールから
なる群の成分のうち、1種又は2種以上の成分を有効成
分とする、チロシナーゼ活性促進剤(この態様を本発明
チロシナーゼ活性促進剤という)や白髪防止剤(この態
様を本発明白髪防止剤という)として用いることができ
るサイクリックAMP誘導剤(以下、本発明サイクリッ
クAMP誘導剤という)を提供する発明である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 A.本発明サイクリックAMP誘導剤の有効成分:本発
明サイクリックAMP誘導剤の有効成分として用い得る
1)ゲラニオール、2)ネロール、3)シトロネロール、4)シ
トロネラール、5)シトラール、6)オクタナール、7)オク
タノール、8)メントール、9)チモール又は10) オイゲノ
ールは、いずれも香料等として用いられている公知の化
学物質であり、その製造方法も公知であり、市販もされ
ている。
【0013】1)ゲラニオールは、別名:2- trans-3,
7- ジメチル- 2,6- オクタジエン- 1- オールであ
り、ローズ香を有する代表的なテルペンアルコールであ
る。
【0014】ゲラニオールは、パルマローザ油,ゼラニ
ウム油,シトロネラ油等の植物精油中に広く含まれてお
り、これらの植物精油から通常公知の方法を用いて分留
等することにより得ることができる。
【0015】本発明サイクリックAMP誘導剤の有効成
分として、上記の常法により製造したゲラニオールは勿
論のこと、上述のごとく市販品も用いることができる。
【0016】2)ネロールは、別名:2−cis −3,7−
ジメチル−2,6−オクタジエン−1−オールで、上述
したゲラニオールの異性体である。
【0017】ネロールは、キク科植物であるHelichrysu
m angustifolium DC. ,ネロリ油、プチグレン油、バラ
油、リナロエ油、ラベンダー油、ベルガモット油、スリ
ランカ産シトロネラ油等に、遊離又は酢酸エステルとし
て存在し、これらの植物精油から、通常公知の方法を用
いて分留等することにより得ることができる。また、ベ
ンゼン等に溶解させたゲラニオールを、ヨウ化水素で飽
和させ、亜硫酸水素塩で脱色させてから、エタノール性
水酸化ナトリウムと熱してヨウ化水素を除く等により、
得ることができる。
【0018】本発明サイクリックAMP誘導剤の有効成
分として、上記の常法により製造したネロールは勿論の
こと、上述のごとく市販品も用いることができる。
【0019】3)シトロネロールは、別名:3,7−ジメ
チル−6−オクテン−1−オールのテルペンアルコール
である。本発明サイクリックAMP誘導剤の有効成分と
して用いられ得るシトロネロールは、d体もl体もラセ
ミ体も含まれる。l体は、ゼラニウム油やローズ油に、
l体は、シトロネラ油やベルバナ油に含まれており、こ
れらの植物精油から、常法を用いて分留すること等によ
り得ることができる。また、後述のd−シトロネラール
を還元することによって得ることもできる。
【0020】本発明サイクリックAMP誘導剤の有効成
分として、上記の常法により製造したシトロネロールは
勿論のこと、上述のごとく市販品も用いることができ
る。
【0021】4)シトロネラールは、別名:3,7- ジメ
チル- 6- オクテン- 1- アールであるテルペン系アル
デヒドである。
【0022】シトロネラールは、ジャバ種シトロネラ
油,Eucalyptus citriodra油,メリッサ油,ジャバレモ
ン油等中に含まれており、これらの植物精油から通常公
知の方法を用いて分留等することにより得ることができ
る。また、イソプレンやミルセンから得られるゲラニル
(ネリル)アミンを経る不斉合成法により、合成するこ
とも可能である。
【0023】本発明サイクリックAMP誘導剤の有効成
分として、上記の常法により製造したシトロネラールは
勿論のこと、上述のごとく市販品も用いることができ
る。
【0024】5)シトラールは、別名:3,7−ジメチル
−2,6−オクタジエナールの強いレモン様の香気を有
するアルデヒド化合物である。本発明サイクリックAM
P誘導剤の有効成分として用いられ得るシトラールは、
各種の異性体をいずれも用いることができる。シトラー
ルは、レモングラス油、レモン油、マンダリン油等に存
在しており、これらの植物精油を、通常公知の方法によ
り、分留する等により得ることができる。
【0025】本発明サイクリックAMP誘導剤の有効成
分として、上記の常法により製造したシトラールは勿論
のこと、上述のごとく市販品も用いることができる。
【0026】6)オクタナールは、別名:カプリルアルデ
ヒド〔CH3(CH2)6 CHO〕の、エナントアルデヒド
様の香気を有するアルデヒドであり、天然物としては、
レモングラス中に存在するが、一般的な製法としては、
オクチルアルコールを酸化したり、カプリル酸とギ酸の
バリウム塩を真空蒸留すること等の、通常公知の方法に
より得ることができる。
【0027】本発明サイクリックAMP誘導剤の有効成
分として、上記の常法により製造したオクタナールは勿
論のこと、上述のごとく市販品も用いることができる。
【0028】7)オクタノールは、別名:オクチルアルコ
ール〔CH3(CH2)6 CH2 OH〕の、バラ様の香気を
伴うアルコールであり、天然物としては、種々の花精油
中に存在するが、一般的な製法としては、カプリル酸エ
ステルを還元する等の通常公知の方法により得ることが
できる。
【0029】本発明サイクリックAMP誘導剤の有効成
分として、上記の常法により製造したオクタノールは勿
論のこと、上述のごとく市販品も用いることができる。
【0030】8)メントールは、別名:5−メチル−2−
イソプロピルシクロヘキサノールのモノテルペンアルコ
ールであり、ハッカ油の主成分である。本発明サイクリ
ックAMP誘導剤の有効成分として用いられ得るメント
ールは、d体もl体もラセミ体も含まれる。これらは、
ハッカ油から得ることも可能であるが、一般的には、公
知の合成法により得ることができる。
【0031】本発明サイクリックAMP誘導剤の有効成
分として、上記の常法により製造したメントールは勿論
のこと、上述のごとく市販品も用いることができる。
【0032】9)チモールは、別名:6−プロピル−m−
クレゾールで表される、タチジャコウソウ様の香気を有
するフェノール化合物であり、天然物としては、タチジ
ャコウソウ油、アジョワン油の主成分として知られてい
る。製造方法としては、前記の精油から抽出することも
可能であり、例えば、m−クレゾールを用いる公知の合
成法により製造することも可能である。
【0033】本発明サイクリックAMP誘導剤の有効成
分として、上記の常法により製造したチモールは勿論の
こと、上述のごとく市販品も用いることができる。
【0034】10) オイゲノールは、別名:1−アリル−
3−メトキシ−4−ヒドロキシベンゼンで表される、チ
ョウジ油様の香気を有するフェノール化合物であり、天
然物としては、チョウジ油、カッシア油、ピメント油、
ベイ油、ショウノウ油等に広く分布している。一般的に
は、これらの精油から、希アルカリでフェノール部をを
抽出して、これを中和すること等により得ることができ
る。
【0035】本発明サイクリックAMP誘導剤の有効成
分として、上記の常法により製造したオイゲノールは勿
論のこと、上述のごとく市販品も用いることができる。
【0036】上述のゲラニオール、ネロール、シトロネ
ロール、シトロネラール、シトラール、オクタナール、
オクタノール、メントール、チモール又はオイゲノール
のうち、特に、ゲラニオール、ネロール、シトロネロー
ル又はシトロネラールは、優れたサイクリックAMP誘
導活性を有しており、かつ、明確なチロシナーゼ活性促
進作用を有しており、本発明サイクリックAMP誘導
剤、ないし本発明チロシナーゼ活性促進や本発明白髪防
止剤の有効成分として、特に好ましい。
【0037】上述のゲラニオール、ネロール、シトロネ
ロール、シトロネラール、シトラール、オクタナール、
オクタノール、メントール、チモール又はオイゲノール
の本発明サイクリックAMP誘導剤における配合量は、
具体的な本発明サイクリックAMP誘導剤の態様等に応
じて適宜選択されるべきものであり、特に限定されるも
のではない。例えば、本発明サイクリックAMP誘導剤
を、「白髪防止剤」として用い、かつ、有効成分とし
て、上記のゲラニオール、ネロール、シトロネロール又
はシトロネラールを選択する場合、これらの成分は、概
ね製剤全体の0.0001〜10.0重量%の範囲で配
合され、同0.0005〜5.0重量%の範囲で配合さ
れることが好ましい。製剤の0.0001重量%未満の
配合量では、所望する白髪防止効果が十分に発揮され
ず、同10.0重量%を超えて配合すると製剤上の問題
を生じる傾向が強くなるため好ましくない。
【0038】これらの有効成分は、単独種類を本発明サ
イクリックAMP誘導剤の有効成分として選択すること
も可能であるが、適宜組み合わせて有効成分として選択
することも可能である。有効成分を複数種類を組み合わ
せて選択する場合の、各有効成分の配合量は、組み合わ
せた各有効成分の全体量で換算して、上記範囲に入るべ
く選択される。
【0039】このようにして、ゲラニオール、ネロー
ル、シトロネロール、シトロネラール、シトラール、オ
クタナール、オクタノール、メントール、チモール及び
オイゲノール、特に、ゲラニオール、ネロール、シトロ
ネロール及びシトロネラールからなる群の成分から選ば
れる1種又は2種以上の成分を有効成分として配合する
ことにより、所望する優れたサイクリックAMP誘導作
用を有する、本発明サイクリックAMP誘導剤が提供さ
れる。
【0040】本発明サイクリックAMP誘導剤は、前述
のように、細胞におけるサイクリックAMPの誘導が促
進されることにより、所望する効果が発揮される種々の
態様の剤として用いることができる。
【0041】これらのうち代表的態様としては、前述し
たように、メラノサイト等に存在するチロシナーゼの活
性を促進する「チロシナーゼ活性促進剤」や、白髪の発
生を予防又は抑制する「白髪防止剤」を挙げることがで
きる。
【0042】B.本発明サイクリックAMP誘導剤の態
本発明サイクリックAMP誘導剤は、通常の外用剤(毛
髪化粧料を含む)に配合され得る一般的な基剤成分や薬
効成分を、具体的な剤の態様に応じて、その態様におけ
る所期の効果を損なわない限りにおいて配合することが
できる。
【0043】具体的には、希釈剤,界面活性剤,高級ア
ルコール,油分,保湿剤,増粘剤,溶剤,使用性向上
剤,防腐剤,酸化防止剤,金属イオン封鎖剤,紫外線防
御剤,粉末成分,各種の薬剤,色剤,香料等を目的とす
る剤形や形態に応じて適宜使用して製剤化することがで
きる。
【0044】希釈剤としては、例えば水,エタノール,
イソプロピルアルコール,グリコール類等が挙げられ
る。アニオン系界面活性剤としては、例えばアルキルベ
ンゼンスルホン酸塩,ポリオキシアルキレンアルキル硫
酸エステル塩,アルキル硫酸エステル塩,オレフィンス
ルホン酸塩,アルキルリン酸塩,ポリオキシアルキレン
アルキルエーテルリン酸塩,ジアルキルスルホコハク酸
塩,脂肪酸塩等が挙げられる。非イオン性界面活性剤と
しては、例えばポリオキシエチレンアルキルエーテル,
ポリオキシエチレン脂肪酸エステル,多価アルコール脂
肪酸部分エステル,ポリオキシエチレン多価アルコール
脂肪酸部分エステル,ポリグリセリン脂肪酸エステル,
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体,脂肪酸ジエタ
ノールアミド等が挙げられる。陽イオン性界面活性剤と
しては、例えば第3級脂肪族アミン塩,アルキルトリメ
チルアンモニウムハライド,ジアルキルジメチルアンモ
ニウムハライド等が挙げられる。両性界面活性剤として
は、例えばアミドベタイン型,イミダゾリニウムベタイ
ン型,スルホベタイン型等の両性界面活性剤が挙げられ
る。
【0045】高級アルコールとしては、例えばアセチル
アルコール,ステアリルアルコール,ベヘニルアルコー
ル等を挙げることができる。油分としては、例えば高級
脂肪酸,固形パラフィン,流動パラフィン,シリコーン
油,高分子シリコーンとその誘導体,スクワラン,ワセ
リン,エステル油等が挙げられる。保湿剤としては、例
えばグリセリン,プロピレングリコール、1,3−ブチ
レングリコール,ジプロピレングリコール,ソルビトー
ル等を挙げることができる。増粘剤としては、例えばメ
チルセルロース,ヒドロキシエチルセルロース,カラギ
ーナン,カルボキシメチルセルロース,カチオン化セル
ロース等を挙げることができる。粉末成分としては、例
えばシリカ,ナイロンパウダー,ポリエチレンパウダー
等の粉末樹脂等を挙げることができる。
【0046】各種の薬剤としては、例えばセンブリエキ
ス,ニンジン抽出液等の植物抽出エキス;ビタミンB6
ビタミンE及びその誘導体,ビオチン等のビタミン類;
パントテン酸及びその誘導体,グリチルリチン酸及びそ
の誘導体,ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸エステル
類;セリン,メチオニン等のアミノ酸類;セファランチ
ン,塩化カプロニウム,ミノキシジル,ニコランジル,
アセチルコリン誘導体,サイクロスポリン類,エストラ
ジオール等の女性ホルモン剤等が挙げられる。
【0047】さらに例えば、ヒノキチオール,ヘキサク
ロロフェン,ベンザルコニウムクロリド,ウンデシレン
酸,トリクロロカルバニリド,ビチオノール等の抗菌
剤;メントール等の清涼剤;サリチル酸,亜鉛とその誘
導体,乳酸とそのアルキルエステル等の活性物質,クエ
ン酸等の有機酸類等も本発明サイクリックAMP誘導剤
中に配合することができる(これらの各種の薬剤を、各
々を必要に応じて組み合わせた混合物として用いること
ができるのは勿論である)。
【0048】本発明サイクリックAMP誘導剤の剤形
は、液剤,乳剤,軟膏等の皮膚又は頭皮に適用できる性
状のものであればいずれでもよく、一般的にエモリエン
トローション,エモリエントクリーム,モイスチャージ
ェル,化粧水,ヘアトニック,ヘアリキッド,スカルプ
トトリートメント,ヘアークリーム,エアゾールムー
ス,エアゾールスプレー,ヘアージェル,スプレームー
ス等の形態を採ることができる。
【0049】本発明サイクリックAMP誘導剤の具体的
形態については、後述する。
【0050】
【実施例】以下、本発明を実施例等により、さらに具体
的に説明するが、これらにより本発明の技術的範囲が限
定解釈されるべきものではない。以下、特記しない限
り、配合量はその配合される対象に対する重量%で示
す。
【0051】〔試験例〕効果確認試験 ゲラニオール(東京化成工業株式会社製:以下、同様で
ある)、ネロール(東京化成工業株式会社製:以下、同
様である)、シトロネロール(東京化成工業株式会社
製:以下、同様である)、シトロネラール(東京化成工
業株式会社製:以下、同様である)、シトラール(東京
化成工業株式会社製:以下、同様である)、オクタナー
ル(Sigma-Aldrich :以下、同様である)、オクタノー
ル(東京化成工業株式会社製:以下、同様である)、
(±)−メントール(東京化成工業株式会社製:以下、
同様である)、チモール(東京化成工業株式会社製:以
下、同様である)、オイゲノール(東京化成工業株式会
社製:以下、同様である)を、それぞれジメチルスルホ
キシド(DMSO)に溶解させ、それぞれの成分の1
0.0重量%のDMSO溶液を調製した。
【0052】この各成分のDMSO溶液を原液として、
適宜この溶液をDMSOで希釈して各成分の濃度を調整
して、以下の試験において用いた。
【0053】(1)細胞培養法 マウス由来のB16メラノーマ培養細胞を用いた。3%
ウシ胎児血清(FBS)を含むイーグルMEM培地中
で、CO2 インキュベーター(5%CO2 )内におい
て、37℃の条件下で、このメラノーマ細胞を培養し
た。この細胞を、以下に示すサイクリックAMPの誘導
能の評価試験に用いた。また、さらに、培養24時間後
に、各試料溶液を終濃度で10-2〜10-4重量%になる
ように、上記メラノーマ細胞の培養系に添加後、さらに
3日間培養を継続し、以下の方法でメラニン生成量の視
感判定及びチロシナーゼ活性促進効果の測定を行った。
【0054】(2)サイクリックAMPの誘導能の評価 12ウエルのプレートに、ウエル当り3×104 cells
ずつ細胞を播種し、24時間後に薬剤添加培地と交換
し、1時間、37℃でインキュベートする。薬剤添加培
地をアスピレートし、50mM Tris HCl 4mM EDTA
溶液を添加してスクレーパーで細胞を掻き取った。細胞
懸濁液を、100℃で5分間煮沸後、15000rpm で
5分間遠心を行った。得られた上清をサンプルとして用
い、cAMP EIA SYSTEM(Amasham LIFE S
CIENCE) キットを用いて測定し、下記の基準でサイクリ
ックAMPの誘導能を評価した。その結果を、第1表に
示す。
【0055】<判定基準> ◎:コントロール細胞の3倍を超える ○:コントロール細胞の2〜3倍 ○〜△:コントロール細胞の1.5〜2倍未満 △:コントロール細胞の1〜1.5倍未満 ×:コントロール細胞の1倍未満
【0056】
【表1】 第 1 表 ──────────────────────────────────── 薬 剤 名 サイクリックAMP誘導能 ──────────────────────────────────── ゲラニオール ◎ ネロール ◎ シトロネロール ◎ シトロネラール ◎ オクタナール ○ メントール ○〜△ チモール ○〜△ オイゲノール ○〜△ オクタノール △ シトラール △ ──────────────────────────────────── このサイクリックAMPの誘導能に、特に優れていた、
ゲラニオール、ネロール、シトロネロール及びシトロネ
ラールについて、特に、下記の試験により、チロシナー
ゼ活性促進効果や白髪防止効果の程度について評価し
て、本発明チロシナーゼ活性促進剤ないし本発明白髪防
止剤の有効成分として、これらの4成分が適当か否かを
検討した。
【0057】(3)メラニン量の視感判定 ウエルプレートの蓋の下に拡散板を置き、倒立顕微鏡で
細胞内のメラニン量を観察し、薬剤を添加していない試
料(基準)の場合と比較した。その結果を第2表に示
す。
【0058】<判定基準> +:黒い(メラニン量) ±:やや黒い(メラニン量) −:基準(メラニン量) (4)チロシナーゼ活性の測定 測定前にウエル中の培地は除去し、PBS100μL で
2回洗浄した。各ウエルに45μL の1%トライトン−
X(ローム・アンド・ハース社製の商品名:界面活性
剤)を含むPBSに加えた。1分間プレートを振動さ
せ、細胞膜を入念に破壊し、マイクロプレートリーダー
で475nmの吸光度を測定して、これを0分時の吸光度
とした。その後、すばやく5μL の10mMのL−Dop
a溶液を添加して、37℃のインキュベーターに移し、
60分間反応させた。
【0059】反応後、1分間プレートを振動させて、6
0分時の吸光度(475nm)を測定した。
【0060】薬剤を添加していない試料(コントロー
ル)の場合の0分時と60分時との、吸光度差に対する
薬剤のこの吸光度差の増加分をチロシナーゼ活性の促進
率(%)とした。その結果も第2表に示す。
【0061】
【表2】
【0062】この第2表により、ゲラニオール及びネロ
ールは終濃度10-4重量%、シトロネロールは終濃度1
-3重量%、シトロネラールは終濃度10-2重量%であ
る場合、メラニンの生成を視覚的に促進することが明ら
かになった。
【0063】また、ゲラニオール、ネロール、シトロネ
ロール、シトロネラールの存在によって、確かにチロシ
ナーゼの活性も促進され、このチロシナーゼ活性促進効
果と、上記のメラニン生成効果とは強い相関を示すこと
が明らかになった。すなわち、白髪防止効果に直結する
効果である、上記のメラニン生成効果は、各成分による
チロシナーゼ活性促進効果により、直接的に発揮される
ことが明らかになった。
【0064】(5)累積塗布によるヒトの白髪防止効果
の検討 <試験方法>被験者として、各試料毎に白髪のある40
〜60歳の男女40名に1日2回(朝,夜)連続4カ月
間、本発明品と比較品(ローション:処方は下記する)
を、ハーフヘッド法で左右頭皮に別々に使用させ、塗布
部位の状態を試験前後で比較し、試験品の白髪防止効果
を検討した。
【0065】このローションを毎日塗布しながら白髪の
発生を防止する割合を、塗布開始前及び塗布開始後4ヵ
月における頭頂部の毛髪1000本あたりの白髪の本数
を数えて、下記の判定基準により、白髪防止効果を判定
した。
【0066】 <ローションの処方> (配合成分) 配合量(重量%) 各被験物質 0.5 ポリビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体 5.0 防腐剤 適 量 香料 適 量 エチルアルコール 30.0 精製水 62.5 シリコーン誘導体 0.5 グリセリン 2.0 (製法)エチルアルコールに被験物質、ポリビニルピロ
リドン/酢酸ビニル共重合体,防腐剤及び香料を加えて
均一に溶解した。これに予め溶解しておいた水相部(精
製水,シリコーン誘導体,グリセリン)を添加して溶解
した。
【0067】また、比較品においては、各被験物質の代
わりに、0.5重量%のエチルアルコールを配合した。
【0068】<判定基準> ++(著効) :塗布開始前の白髪の本数に対して塗布
後の本数が80%未満の被験者が50%以上である。 + (有効) :塗布開始前の白髪の本数に対して塗布
後の本数が90%未満の被験者が50%以上である。 ±(やや有効):塗布開始前の白髪の本数に対して塗布
後の本数が100%未満の被験者が50%以上である。 − (無効) :塗布開始前の白髪の本数に対して塗布
後の本数が100%未満の被験者が50%未満である。
【0069】この試験の結果を第3表に示す。
【0070】
【表3】 第 3 表 ───────────────────────────────── 被 験 物 質 白 髪 防 止 度 ───────────────────────────────── 無添加 − ゲラニオール + ネロール + シトロネロール + シトロネラール + ────────────────────────────────── この結果より、ゲラニオール、ネロール、シトロネロー
ル、シトロネラールにおいて、白髪防止効果が認められ
ることが明らかになった。
【0071】以下、白髪防止剤としての態様をとる本発
明サイクリックAMP誘導剤についての、その他の処方
例を実施例として挙げる。なお、これらの実施例の本発
明白髪防止剤について上記のヒトの白髪防止効果につい
て検討したところ、いずれの実施例においても「有効」
又は「著効」の評価が得られた。
【0072】 〔実施例1〕 ヘアートニック (配合成分) 配合量(重量%) (1)硬化ヒマシ油EO(40モル)付加物 2.0 (2)シトロネラール 1.0 (3)95%エタノール 70.0 (4)香料 適 量 (5)精製水 残 量 <製法>(3)に(1)(2)(4)を添加し、攪拌溶
解した後、(5)を加えて、ヘアートニックを得た。
【0073】 〔実施例2〕 ヘアートニック (配合成分) 配合量(重量%) (1)グリセリン 2.0 (2)L−メントール 0.1 (3)ゲラニオール 0.1 (4)95%エタノール 60.0 (5)香料 適 量 (6)精製水 残 量 <製法>(4)に(1)(2)(3)(5)を添加し、
攪拌溶解した後、(6)を加えて、ヘアートニックを得
た。
【0074】 〔実施例3〕 ヘアートニック (配合成分) 配合量(重量%) (1)ポリエチレングリコール200 2.0 (2)L−メントール 0.2 (3)シトロネロール 0.01 (4)95%エタノール 50.0 (5)香料 適 量 (6)精製水 残 量 <製法>(3)に(1)(2)(4)(5)を添加し、
攪拌溶解した後、(6)を加えて、ヘアートニックを得
た。
【0075】 〔実施例4〕 ヘアーリキッド (配合成分) 配合量(重量%) (1)ポリオキシプロピルブチルエーテル(40PO) 15.0 (2)ポリオキシプロピルブチルエーテルリン酸(40PO)15.0 (3)ネロール 0.001 (4)1,3−ブチレングリコール 5.0 (5)95%エタノール 50.0 (6)香料 適 量 (7)色素,エデト酸 適 量 (8)精製水 残 量 <製法>実施例1と同様に調製した。
【0076】 〔実施例5〕 スカルプトリートメント (配合成分) 配合量(重量%) (1)1,3−プロピレングリコール 0.5 (2)ペンタエリスリトールテトラ−2−エチルヘキサネート 1.2 (3)95%エタノール 60.0 (4)シトラール 1.0 (5)センブリエキス 1.0 (6)香料 適 量 (7)DME/LPG(95/5) 残 量 <製法>実施例1と同様に調製した。
【0077】 〔実施例6〕 ヘアークリーム (配合成分) 配合量(重量%) A相 (1)流動パラフィン 5.0 (2)セトステアリルアルコール 5.5 (3)ワセリン 5.5 (4)グリセリルモノステアレート 3.0 (5)EO(20モル付加)−2−オクチルドデシルエーテル 3.0 (6)ビタミンEアセテート 0.05 (7)プロピルパラベン 0.3 (8)香料 0.05 B相 (9)オクタナール 0.5 (10)グリセリン 7.0 (11)ジプロピレングリコール 20.0 (12)ポリエチレングリコール4000 5.0 (13)ヘキサメタリン酸ソーダ 0.005 (14)精製水 残 量 <製法>A相を加熱溶解,混合し、これにB相の熱溶解
混合物を添加し、ホモミキサーで乳化して、ヘアークリ
ームを得た。
【0078】 〔実施例7〕 ヘアートニック (配合成分) 配合量(重量%) (1)ポリエチレングリコール200 2.0 (2)L−メントール 0.2 (3)オクタノール 0.01 (4)95%エタノール 50.0 (5)香料 適 量 (6)精製水 残 量 <製法>実施例3と同様に調製した。
【0079】 〔実施例8〕 ヘアーリキッド (配合成分) 配合量(重量%) (1)ポリオキシプロピルブチルエーテル(40PO) 15.0 (2)ポリオキシプロピルブチルエーテルリン酸(40PO)15.0 (3)メントール 0.001 (4)1,3−ブチレングリコール 5.0 (5)95%エタノール 50.0 (6)香料 適 量 (7)色素,エデト酸 適 量 (8)精製水 残 量 <製法>実施例1と同様に調製した。
【0080】 〔実施例9〕 ヘアジェル (配合成分) 配合量(重量%) (1)カルボキシビニルポリマー 0.7 (2)ポリビニルピロリドン 2.0 (3)グリセリン 4.0 (4)チモール 0.01 (5)水酸化ナトリウム 適 量 (6)エチルアルコール 20.0 (7)ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル 適 量 (8)香料,エデト酸 適 量 (9)精製水 残 量 <製法>(1)を(3)と一部の精製水で分散させた。
他の成分を残りの精製水に溶解し、これを前記の分散物
に攪拌しながら添加し、ヘアジェルを得た。
【0081】 〔実施例10〕 ヘアジェル (配合成分) 配合量(重量%) (1)カルボキシビニルポリマー 0.5 (2)グリセリン 50.0 (3)水酸化ナトリウム 適 量 (4)エチルアルコール 10.0 (5)オイゲノール 0.001 (6)ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル 適 量 (8)香料,エデト酸 適 量 (9)精製水 残 量 <製法>実施例9と同様に調製した。
【0082】 〔実施例11〕 ヘアスプレー (原液処方) 配合量(重量%) (1)アクリル樹脂アルカノールアミン塩(50%) 7.0 (2)セチルアルコール 0.1 (3)シリコーン油(メチルフェニルポリシロキサン) 0.3 (4)エチルアルコール 92.6 (5)ゲラニオール 0.1 (6)香料 適 量 (充填処方) (7)原液 50.0 (8)ジメチルエーテル 45.0 (9)LPG 5.0 <製法>(1)(2)(3)をホモミキサーで均一で乳
化した。これを他の成分の溶液に添加して原液を調製し
た。
【0083】充填は缶に原液を充填し、バルブ装着後、
ガスを充填して、ヘアスプレーを得た。
【0084】
【発明の効果】本発明により、サイクリックAMP誘導
効果に優れるサイクリックAMP誘導剤が提供される。
そして、この本発明サイクリックAMP誘導剤は、例え
ば、チロシナーゼ活性促進剤や白髪防止剤として有用で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 31/045 A61K 31/045 (72)発明者 伊福 欧二 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第1リサーチセンター内 (72)発明者 茂呂 修 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第1リサーチセンター内 (72)発明者 海塩 健一 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第1リサーチセンター内 (72)発明者 田中 直美 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第1リサーチセンター内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゲラニオール、ネロール、シトロネロー
    ル、シトロネラール、シトラール、オクタナール、オク
    タノール、メントール、チモール及びオイゲノールから
    なる群の成分のうち、1種又は2種以上の成分を有効成
    分とするサイクリックAMP誘導剤。
  2. 【請求項2】ゲラニオール、ネロール、シトロネロール
    及びシトロネラールからなる群の成分のうち、1種又は
    2種以上の成分を有効成分とするサイクリックAMP誘
    導剤。
  3. 【請求項3】請求項1又は2のサイクリックAMP誘導
    剤が、チロシナーゼ活性促進剤である、サイクリックA
    MP誘導剤。
  4. 【請求項4】請求項1又は2のサイクリックAMP誘導
    剤が、白髪防止剤である、サイクリックAMP誘導剤。
JP5643999A 1998-03-04 1999-03-04 サイクリックamp誘導剤 Withdrawn JPH11315012A (ja)

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