JP2008510805A - 特定のシクロヘキサンモノ−、ジ−若しくはトリオール、又はシクロヘキシルメタン−、エタン−若しくはプロパノールを含む化粧品組成物 - Google Patents

特定のシクロヘキサンモノ−、ジ−若しくはトリオール、又はシクロヘキシルメタン−、エタン−若しくはプロパノールを含む化粧品組成物 Download PDF

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Abstract

皮膚の赤み、並びに皮膚の炎症、刺激及び皮膚の老化に関連する症状を、皮膚の局所処置により軽減することで皮膚の外観を改善する組成物及び方法が開示される。この組成物及び方法では、下記に示される式を有する活性物質を患者の上記状態の部分に塗布する。
【化1】
Figure 2008510805

式中、Rは、−OH及びC〜CアルキルOHから選択され、R、R、R、R及びRは独立して、−H、−OH、C〜Cアルキル及びC〜Cシクロアルキルから選択される。この活性物質は、5つ以下の−OH基しか含有しないものとする。好ましい活性物質としては、1,2−シクロヘキサンジオール、1,3−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,2,3−シクロヘキサントリオール、1,3,5−シクロヘキサントリオール、及びそれらの物質の混合物が挙げられる。これらの活性物質を用いて健康な髪を維持し且つ脱毛を軽減させる方法も開示される。

Description

本発明は、赤み、炎症、刺激及び皮膚の老化、並びに皮膚病に関連する皮膚の不具合を含む皮膚の外観を改善し、且つ健康な皮膚及び髪を維持する局所用化粧品組成物及び方法に関する。
日々の皮膚の疲労及び消耗により、好ましくなく不快で且つ見苦しいおそれのある多数の状態が生じる。これらは、皮膚の赤み、並びに炎症、刺激及び皮膚の老化等の皮膚病に関連する様々な皮膚症状を含む。本発明は、それらの症状を緩和して、魅力を高め、皮膚の外観を改善するのに用いることができる化粧品組成物及び方法を提供する。また、本発明は、健康な皮膚及び髪を維持し、且つ毛包炎及び脱毛を緩和するのに用いることができる化粧品組成物及び処置方法も包含する。
有機アルコール、ジオール及びポリオールが、様々な皮膚病変の処置における局所使用のために開示されている。
米国特許第6,290,937号(Brown他、2001年9月18日発行、特許庁により発行を取り消されている)は、哺乳類のメラニン細胞のメラニン含量を増大させると言われており、また尋常性座瘡等の皮膚の増殖性疾患の処置に有用であると言われていた一連の薬学的組成物を開示している。開示されている組成物は、薬学的に活性な作用物質としてC〜C50ジオールを利用することができ、1,2−cis−及び1,2−trans−シクロヘキサンジオールが活性成分として具体的に開示されている。また、1,2−cis−シクロペンタンジオールも好ましい活性化合物の中に含まれている。この特許は発行を取り消されているため、従来技術を構成するものではない。
米国特許第6,184,422号(Barbier他、2001年2月6日発行)は、シクロヘキサンジオールの不飽和長鎖(例えばC12)誘導体の群を開示している。これらの物質は、座瘡等の過剰増殖性疾患及び皮脂腺の疾患の処置に局所的に有用であると教示されている。関連の米国特許第5,969,190号も参照のこと。
米国特許第5,886,233号(Steinmeyer他、1999年3月23日発行)は、ビタミンD化合物を合成するのに用いられるシクロヘキサン誘導体を記載している。この化合物は、座瘡の処置等における皮膚の処置に有用であると言われている。
米国特許第6,277,837号(DeLuca, Jr.他、2001年8月21日発行)は、シクロヘキサンジオール部位を含むビタミンD関連化合物の群を記載している。この組成物は、乾癬等の細胞増殖疾患の処置に有用であると教示されている。関連の米国特許第6,127,559号、同第5,945,410号、同第5,936,133号及び同第5,843,928号も参照のこと。
米国特許第5,641,809号(Hagen他、1997年6月24日発行)は、ラノリンをラノリン酸のエステルと共に含む皮膚の処置用組成物を記載している。この特許は、ラノリンがC〜C22ジオールを構成成分の1つとして含むことを教示している。
米国特許第6,723,755号(Chomczynski、2004年4月20日発行)は、酒さ、尋常性座瘡及び炎症の症状を処置するためのシクロヘキサノール誘導物質の使用に関する。この発行特許の米国対応特許及びPCT対応特許は、2003年12月に、特許出願として公開されている。
6つのヒドロキシ基を含有する別のシクロヘキサン誘導体であるイノシトールは、医薬用途及び化粧品用途で使用されている。この化合物質は皮膚の維持(maintenance:メンテナンス)に関係している(Daniel B. Mowrey, The Scientific Validation of Herbal Medicine, pp. 247-251(1986年)を参照)。例えば、イノシトールは、米国特許第4,803,069号(Kekesi、1989年2月7日発行)において、植物エキス及びエリスロマイシンによって座瘡を処置する上でのさらなる構成成分として使用された。この特許では、イノシトールが他の構成成分と共に使用されると、皮膚に正常化効果をもたらすと教示している。
米国特許第5,116,605号(Alt、1992年5月26日発行)は、男性型禿頭症(badness)を緩和する組成物中の、任意選択的な可溶化剤及び/又は分散剤としてのイノシトールの使用を記載している。
米国特許第5,962,517号(Murad、1999年10月5日発行)は、亜鉛化合物及びビタミンAを用いた座瘡の治療計画において経口的に与えられるさらなる構成成分としてのイノシトールの使用を記載している。
米国特許第6,645,510号(Coury他、2003年11月11日発行)は、治療薬としてイノシトールを含み得る、エマルジョンをベースとしたスキンケア製品を記載している。
本発明は、ヒトにおいて赤み及び皮膚病に関連する症状を軽減することによって健康な皮膚及び皮膚の外観を維持する方法であって、手当てを必要とする症状の部位に下記式を有する化合物を安全且つ有効な量(例えば、約0.001〜約10mg/cm)で局所塗布することを含む。
Figure 2008510805
式中、Rは、−OH及びC〜CアルキルOH(アルカノール)から選択され、R、R、R、R及びRはそれぞれ独立して、−H、−OH、C〜Cアルキル及びC〜Cシクロアルキルから選択され、前記化合物は5つ以下の−OH基を含有する。
特に好ましい化合物は、シクロヘキサノール、シクロヘキサンジオール(例えば、1,2−シクロヘキサンジオール、1,3−シクロヘキサンジオール及び1,4−シクロヘキサンジオール)、シクロヘキサントリオール(例えば、1,2,3−シクロヘキサントリオール及び1,3,5−シクロヘキサントリオール)、及びそれらの物質の混合物である。この活性物質は、化粧品担体と共に投与することもできる。
本発明はまた、ヒトにおいて健康な髪を維持し且つ脱毛を軽減させる方法も含む。この方法は、手当てを必要とする患者の頭皮に安全且つ有効な量の上記活性化合物を局所塗布することを含む。
最後に、本発明は、約0.001%〜約10%の上記活性化合物を美容用として許容可能な局所用担体と共に含む局所塗布のための化粧品組成物を包含する。この化粧品組成物は、例えば、ゲル、クリーム、ペースト、固形物、トニック、セッケン、身体衛生液、フェイスパックゼリー又はシャンプーの形態をとることができる。
本明細書中に示される全ての百分率及び比率は、特に規定がなければ重量に基づくものである。
本願で引用されている全ての特許及び他の刊行物は参照により本明細書中に援用される。
本明細書中に使用される場合、「安全且つ有効な量」という用語は、処置すべき状態(例えば、皮膚の赤み、皮膚の炎症、皮膚の刺激、及び皮膚の老化)に有効な処置をもたらすように、又は、任意の活性物質の使用に付随する可能性のある副作用の重大な危険を使用者に与えることなく皮膚及び髪の維持のために用いられる、活性物質又は当該活性物質を含有する化粧品組成物の量を定義するように意図されている。
本発明は、皮膚の赤み、又は皮膚の炎症、刺激及び皮膚の老化に関連する症状を軽減することによって皮膚の外観を改善する組成物及び方法を提供する。これは、下記式:
Figure 2008510805
を有する活性物質の局所塗布を利用することで成し遂げられる。式中、Rは、−OH及びC〜CアルキルOH(C〜Cアルカノール)から選択され、R、R、R、R及びRは独立して、−H、−OH、C〜Cアルキル及びC〜Cシクロアルキルから選択される。式中の−OH基の総数は5を超えないものとする。この式では、R、R、R、R及びRが−H及び−OHから選択されること、さらに式全体の分子が3つ以下のヒドロキシル基しか含有しないことが好ましい。本発明で使用される好ましい化合物は、シクロヘキサノール、2−シクロヘキシルエタノール、シクロヘキシルメタノール、3−シクロヘキシル−1−プロパノール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,3−シクロヘキサンジオール、1,2−シクロヘキサンジオール、4−シクロヘキシルシクロヘキサノール、4−メチルシクロヘキサノール、1,2,3−シクロヘキサントリオール、1,3,5−シクロヘキサントリオール及び1,4,5−シクロヘキサントリオールから選択される。これらの物質の混合物を使用してもよい。活性物質のcis異性体及びtrans異性体の両方とも(又は混合物も)本明細書中で使用することができる。異性体(両方の構造及び立体化学)、ホスホ誘導体及びホスファチジル(phosphatidylo-)誘導体、並びに活性化合物の代謝物は、これらの化合物の定義内に含まれるように意図されている。
本発明において有用ではないと試験及び理解されている関連物質としては、シクロヘキサン、シクロへキセン、酢酸シクロヘキシル、塩化シクロヘキシル、4−シクロヘキシル−1−ブタノール、シクロヘキシルカルボン酸、1−メチルシクロヘキサノール及びメタノールが挙げられる。事実、メタノールは、本発明で用いるための利得をもたらさないだけでなく、塗布される皮膚を刺激する(それゆえ赤くする)おそれもある。本発明において作用しない他の物質としては、1,2−シクロペンタンジオール(cis異性体及びtrans異性体の両方)、5−ノルボルネン−2,2−ジメタノール及び(1R,2R,3S,5S−(−))−ピナンジオールが挙げられる。
本発明で使用される特に好ましい化合物としては、1,2−シクロヘキサンジオール、1,3−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,3,5−シクロヘキサントリオール、1,2,3−シクロヘキサントリオール、及びそれらの物質の混合物が挙げられる。これらの物質のcis異性体及びトランス(trans)異性体、並びに様々な光学異性体も、本発明において活性である。
活性物質は、皮膚の処置すべき部分(例えば、皮膚の赤み、又は皮膚病に関連する症状が出ている部分)に局所塗布される。活性物質は、皮膚に約0.001〜約10mg/cm、好ましくは約0.1〜約1mg/cm、より好ましくは約0.1〜約0.5mg/cmの量で一般的に塗布されるが、これは、組成、処置されるヒト及び特定の皮膚状態の性質に応じて様々な値をとることができる。本発明は、皮膚のしみ及び傷を軽減すること、刺激され炎症を起こした皮膚を和らげ且つ改善すること、赤み、腫脹及び皮膚の瘢痕を軽減すること、皮膚の手触りを維持すること、詰まった炎症性の孔から内容物を取り除くこと(unplugging)、健康そうに見える皮膚を維持すること、及び健康な髪を維持すると共に脱毛を軽減させることよって皮膚の外観を改善する方法を使用者に提供することができる。
活性物質は、局所用化粧品担体と組み合わせて塗布することができる。局所用化粧品担体は、当該技術分野で既知であり、例えば、米国特許第6,696,069号(Harichian他、2004年2月24日発行)、米国特許第6,692,754号(Makimoto他、2004年2月17日発行)、米国特許第6,660,283号(Breton他、2003年12月9日発行)、及び米国特許第6,623,778号(Harichian他、2003年9月23日発行)に記載されており、これらは全て参照により本明細書中に援用される。
局所用化粧品担体と使用する場合、活性物質及び局所用化粧品担体は共に局所用化粧品組成物を構成する。このような局所用化粧品組成物では、活性物質は通常、組成物の約0.001%〜約10%、好ましくは組成物の約0.1%〜約10%、より好ましくは組成物の約1%〜約5%、最も好ましくは組成物の約1%を構成し、組成物の残部は通常、局所用化粧品担体を含む。皮膚及び/又は髪のメンテナンス剤、防腐剤、抗炎症剤、脱色剤、アレルギー抑制剤、かゆみ止め、しわ防止剤、脱毛防止剤、草木エキス、天然薬、育毛剤、日焼け止め、又は化粧下地等のさらに相溶性の美容用として又は薬学的に活性な物質を本発明の組成物中に含んでもよい。局所用化粧品担体は、活性物質(及び、含む場合には補助的な活性物質)と相溶性の物質又はそれらの物質の混合物であり、皮膚に塗布される際に刺激性のものでなく、美容上の(cosmetic)利得をもたらし、皮膚への活性物質の浸透を助けることができる。
担体は、一成分又は二成分以上の組み合わせから成っていてもよい。好ましい化粧品担体は、水、アルコール、アロエベラゲル、アラントイン、グリセリン、ビタミンA油及びビタミンE油、鉱油、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール−2ミリスチルプロピオネート、ジメチルイソソルビド、及びそれらの組み合わせを含む群から選択される1つ又は複数の成分を含む。特に好ましい担体としては、グリセリン、プロピレングリコール、ジメチルイソソルビド、水及びそれらの物質の混合物が挙げられる。
局所用化粧品担体は、上記に列挙された好ましい局所用化粧品担体成分に加えて又はその代わりに、皮膚軟化剤、推進剤(propellant:噴霧剤)、溶剤、湿潤剤、増粘剤、粉末及び香料から成る群より選択される1つ又は複数の成分を含んでいてもよい。当業者は、過度の実験を行うことなく、本発明で使用される局所用化粧品組成物のための担体成分を選択及び最適化し得るであろう。
皮膚軟化剤が担体中に含まれる場合、通常、全担体の約5%〜約95%のレベルで含まれる。好適な皮膚軟化剤としては、例えばステアリルアルコール、グリセリルモノリシノレエート、グリセリルモノステアレート、プロパン−1,2−ジオール、ブタン−1,3−ジオール、ミンク油、セチルアルコール、イソステアリン酸イソプロピル、ステアリン酸、パルミチン酸イソブチル、ステアリン酸イソセチル、オレイルアルコール、ラウリン酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、オレイン酸デシル、オクタンデカン−2−オール、イソセチルアルコール、パルミチン酸セチル、セバシン酸ジ−n−ブチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ポリエチレングリコール、トリエチレングリコール、ラノリン、ゴマ油、ココナッツオイル、落花生油、ヒマシ油、アセチル化ラノリンアルコール、石油、鉱油、ミリスチン酸ブチル、イソステアリン酸、パルミチン酸、リノール酸イソプロピル、乳酸ラウリル、乳酸ミリスチル、ミリスチン酸ミリスチル、ポリジメチルシロキサン、及びそれらの物質の混合物が挙げられる。好ましい皮膚軟化剤としては、ステアリルアルコール及びポリジメチルシロキサンが挙げられる。
推進剤が用いられる場合、通常、局所用担体の約5%〜約95%で用いられる。好適な推進剤としては、プロパン、ブタン、イソブタン、ジメチルエーテル、二酸化炭素、亜酸化窒素、窒素、及びそれらの物質の混合物が挙げられる。
溶剤が用いられる場合、通常、局所用担体の約5%〜約95%で用いられる。好適な溶剤としては、例えば、水、エタノール、塩化メチレン、イソプロパノール、ヒマシ油、エチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、プロピレングリコールを含むグリコール、及びそれらの物質の混合物が挙げられる。好ましい溶剤としては、エチルアルコール、水、グリコール、及びそれらの物質の混合物が挙げられる。
湿潤剤が局所用担体中に用いられる場合、通常、担体の約5%〜約95%で用いられる。好適な湿潤剤としては、例えば、グリセリン、ソルビトール、2−ピロリドン−5−カルボン酸ナトリウム、可溶性コラーゲン、フタル酸ジブチル、ゼラチン、パンテノール、及びそれらの物質の混合物が挙げられる。好ましい湿潤剤はグリセリンである。
増粘剤が局所用担体中に用いられる場合、通常、担体組成物の約0.1%〜約95%で用いられる。このような物質の例は、Carbomer系統の物質であり、これは架橋したアクリル酸ポリマーを含み、化粧品組成物中でエマルジョン安定化剤及び粘度調整剤として機能し、Spectrum Quality Products(Gardena, California)から市販されている。担体組成物はまた、様々な所望のレオロジー特性を最終組成物に与えるために粉末を含んでいていもよい。通常、このような粉末物質は、比較的低レベル、一般に局所用担体の約0%〜約25%で使用される。例示的な粉末としては、白亜、タルク、フラー土、カオリン、デンプン、ガム、コロイド状二酸化ケイ素、ポリアクリル酸ナトリウム、テトラアルキルアンモニウムスメクタイト、トリアルキルアリールスメクタイト、化学修飾ケイ酸アルミニウムマグネシウム、有機修飾モンモリロナイトクレイ、水和ケイ酸アルミニウム、ヒュームドシリカ、カルボキシビニルポリマー、カルボキシメチルセルロースナトリウム、モノステアリン酸エチレングリコール、及びそれらの物質の混合物が挙げられる。香料が局所用担体中に含まれる場合、通常、担体の約0.001%〜約0.5%で用いられる。配合される化粧品組成物がカラー化粧品であれば、着色料(染料、顔料)をそれらの技術が達成されるレベルで含んでいてもよい。
ワックスも、主に粘度等の所望のレオロジー特性を担体に与える能力のために、局所用担体中に含まれ得る。好適なワックスの例としては、動物ワックス、植物性ワックス、ミネラルワックス、天然ワックスの様々な画分、合成ワックス、石油ワックス、エチレン系ポリマー、Fischer−Tropschワックス等の炭化水素型、シリコーンワックス、及び40℃〜100℃の融点を有するこのような物質の混合物が挙げられる。
本発明で用いることができる局所用担体、並びにそれらの担体中に含まれる成分を配合する技法は、以下の引用文献:Modern Pharmaceutics、9章及び10章、Banker及びRhodes編(1979年);Lieberman他著、Pharmaceutical Dosage Forms(1981年);及びAnsel著、Introduction to Pharmaceutical Dosage Forms、第2版(1976年);International Cosmetic Ingredient Dictionary、第10版(2004年)、Cosmetic, Toiletry and Fragrance Association発行に記載されており、これらは全て参照により本明細書中に援用される。皮膚に局所塗布することができる局所用化粧品組成物は、溶液、オイル、クリーム、軟膏、ゲル、ローション、スプレー、皮膚用パッチ等を含むいずれの形態であってもよい。
本発明で用いられる活性物質を、当業者に既知の美容用として、薬学的に活性な物質及び草木エキスで補うことができ、さらなる利得を使用者にもたらす。これらの化粧品化合物又は薬学的化合物は、例えばビタミン、ステロイド、非ステロイド抗炎症化合物、レチノイド、抗生物質、及び他の抗菌剤、抗真菌剤、抗酸化剤、草木エキス及び天然エキスを含んでいてもよい。このような物質の具体例としては、ビタミンC、ビタミンK、ビタミンB、過酸化ベンゾイル、リコペン、イノシトール、エリスロマイシン、ミノキシジル、酸化亜鉛、レチノール、パンテノール、トレチノイン、ケラチン、小麦タンパク質加水分解物、緑茶エキス、ニンニクエキス、及びそれらの混合物が挙げられる。これらの化合物は、皮膚及び/又は髪に各種の効果を有する。しかしながら、これらのうちのいずれも本発明の活性化合物の完全な代替物として使用されるものではない。経口的に又は本発明の組成物の一部として与えられる物質は、1つの組成物の一部として、又は本発明の組成物/方法へのサプリメント(supplement)として経口的に摂取されて、本発明の活性化合物の効能を高めるか、又は補完することができる。本発明における経口サプリメントは、毎日又は2、3日ごとに摂取され得る。本発明における特に安全で有用な経口サプリメントは、トマトジュース、ホモジネート、濃縮物、ペースト、エキス、抽出製品、及びそれらの混合物から選択される加工トマト製品である。例えば、本発明における局所塗布へのサプリメントは、1日の経口投与量が200mlであるトマトジュースから成っていてもよい。トマト製品は、本発明の処置に有益な、ビタミン又は他の美容用サプリメント若しくは薬学的サプリメントを加えてさらに栄養価を高めることができる。水で抽出されるトマト製品は、本発明においてそれらの活性を保持することができる。これより、トマト製品の活性成分(単数又は複数)は水不溶性であることが示される。
本発明はまた、ヒトにおいて健康な髪を維持し且つ脱毛を軽減させる方法であって、このような処置を必要とする患者の頭皮に上記式を有する活性物質から選択される化合物を安全且つ有効な量で局所塗布することを含む、健康な髪を維持し且つ脱毛を軽減させる方法に関する。一般的に、活性物質は、約0.001〜約10mg/cm、好ましくは約0.1〜約0.5mg/cmの量で塗布される。活性物質は、上記される局所用化粧品担体等と組み合わせて使用してもよく、シャンプー、ヘアコンディショナー、ヘアスプレー又はヘアムースが特に好適な賦形剤である。活性物質の立体異性体及び光学異性体を使用してもよい。
本発明はまた、本願に記載する処置方法に使用することができる局所用化粧品組成物に関する。これらの組成物は、上記のように、約0.001%〜約10%、好ましくは約0.5%〜約10%、より好ましくは約1%〜約5%、最も好ましくは約1%の、下記式を有する活性物質と:
Figure 2008510805
(式中、Rは、−OH及びC〜CアルキルOH(アルカノール)から選択され、R、R、R、R及びRはそれぞれ独立して、−H、−OH、C〜Cアルキル及びC〜Cシクロアルキルから選択されるが、但し、活性物質は5つ以下の−OH基しか含有しない)、局所用化粧品担体である組成物の残部とを含む。
好ましい活性物質としては、シクロヘキサノール、2−シクロヘキシルエタノール、シクロヘキシルメタノール、3−シクロヘキシル−1−プロパノール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,3−シクロヘキサンジオール、1,2−シクロヘキサンジオール、4−シクロヘキシルシクロヘキサノール、4−メチルシクロヘキサノール、1,2,3−シクロヘキサントリオール、1,3,5−シクロヘキサントリオール、1,4,5−シクロヘキサントリオール、及びそれらの混合物が挙げられる。これらの物質のcis異性体及びtrans異性体と光学異性体とを両方とも使用することができる。特に好ましい物質としては、1,2−シクロヘキサンジオール、1,3−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,2,3−シクロヘキサントリオール、1,3,5−シクロヘキサントリオール、及びそれらの混合物が挙げられる。
本発明の組成物は、例えば、ゲル、クリーム、ペースト、固形物、トニック、セッケン、身体衛生液、フェイスパックゼリー又はシャンプーを含む任意の従来の様式で配合することができる。
以下の表に記載されている組成を有する本発明の化粧品組成物を次のように生成する。Carbomer940 5g、1,4−シクロヘキサンジオール10g及びグリセリン3gを982gの水と混合した。得られたゲルを水酸化ナトリウムでpH7.0に調整し、ゲルをさらに濃縮した。顔の皮膚1cm当たり約0.01mlの一定量の組成物を1日2、3回塗布することで、皮膚の外観が改善され、且つ皮膚の刺激症状及び皮膚の炎症症状が緩和される。
構成成分 %(重量単位)
Carbomer940 0.5
(Spectrum Quality Products, Inc.)
グリセリン 0.3
1,4−シクロヘキサンジオール 1.0
(cis/trans)
水酸化ナトリウム pH=7.0に組成物を調整する十分量
水 残部
Carbopol940(Noveon, Inc.,(Cleveland, Ohio))をCarbomerの代わりに全部又は一部において使用してもよい。
以下の成分を981gの水と混合することで本発明の化粧品組成物を生成する。
Carbomer940 5g
1,2,3−シクロヘキサントリオール(cis/trans) 10g
グリセリン 1g
イノシトール 2g
メチルパラベンゼン 1g
得られたゲルを水酸化ナトリウムでpH7.0に調整し、ゲルをさらに濃縮する。顔及び首の皮膚に一定量の配合物を1日2、3回手で塗布することで、本明細書中に記載の利得が得られる。
以下の成分を984gの水と混合することで本発明の化粧品組成物を生成する。
Carbomer940 5g
1,4−シクロヘキサンジオール(trans) 10g
プロピレングリコール200 1g
得られたゲルを水酸化ナトリウムでpH7.0に調整し、ゲルをさらに濃縮する。顔の皮膚に一定量の配合物を1日2、3回手で塗布することで、本明細書中に記載の利得が得られる。
以下の成分を985.2gの水と混合することで本発明の化粧品組成物を生成する。
Carbomer940 5g
1,3−シクロヘキサンジオール(cis/trans) 4g
1,4−シクロヘキサンジオール(cis/trans) 4g
グリセリン 1g
アロエエキス(粉末、Spectrum Quality Products) 0.5g
ニンニクエキス(粉末、Spectrum Quality Products) 0.3g
得られたゲルを水酸化ナトリウムでpH7.0に調整し、ゲルをさらに濃縮する。顔の皮膚及び前腕の皮膚に一定量のゲルを1日1〜3回手で塗布することで、本明細書中に記載の利得が得られる。
以下の成分を998gの水中で溶解して本発明の化粧品組成物を生成する。
1,4−シクロヘキサンジオール(cis/trans) 0.5g
1,2,3−シクロヘキサントリオール(cis/trans) 0.5g
グリセリン 1g
10mlの一定量の溶液を15ml容の滴下びんに移し、溶液を患者の頭皮に1日1回塗布する。毛包刺激及び脱毛が軽減される。

Claims (26)

  1. ヒトにおいて赤み及び皮膚病に関連する症状を軽減することによって健康な皮膚及び皮膚の外観を維持する方法であって、手当てを必要とする症状の部位に下記式を有する化合物を安全且つ有効な量で局所塗布することを含み、
    Figure 2008510805
    式中、Rは、−OH及びC〜CアルキルOHから選択され、R、R、R、R及びRはそれぞれ独立して、−H、−OH、C〜Cアルキル及びC〜Cシクロアルキルから選択され、前記化合物は5つ以下の−OH基を含有する、健康な皮膚及び皮膚の外観を維持する方法。
  2. 前記化合物は、前記皮膚に0.001〜約10mg/cmの量で塗布される、請求項1に記載の健康な皮膚及び皮膚の外観を維持する方法。
  3. 前記化合物は、局所用化粧品担体中で前記皮膚に塗布される、請求項2に記載の健康な皮膚及び皮膚の外観を維持する方法。
  4. 前記化合物は、シクロヘキサノール、2−シクロヘキシルエタノール、シクロヘキシルメタノール、3−シクロヘキシル−1−プロパノール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,3−シクロヘキサンジオール、1,2−シクロヘキサンジオール、4−シクロヘキシルシクロヘキサノール、4−メチルシクロヘキサノール、1,2,3−シクロヘキサントリオール、1,3,5−シクロヘキサントリオール、1,4,5−シクロヘキサントリオール、及びそれらの混合物から選択される、請求項3に記載の健康な皮膚及び皮膚の外観を維持する方法。
  5. 前記化合物は、3つ以下のヒドロキシル基を含有する、請求項3に記載の健康な皮膚及び皮膚の外観を維持する方法。
  6. 前記化合物は、1,2−シクロヘキサンジオール、1,3−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,2,3−シクロヘキサントリオール、1,3,5−シクロヘキサントリオール、及びそれらの混合物から選択される、請求項5に記載の健康な皮膚及び皮膚の外観を維持する方法。
  7. 、R、R、R及びRは独立して、−H及び−OHから選択される、請求項3に記載の健康な皮膚及び皮膚の外観を維持する方法。
  8. 前記化粧品担体は、プロピレングリコール、グリセリン、水、ジメチルイソソルビド、及びそれらの混合物から選択される物質を含む、請求項3に記載の健康な皮膚及び皮膚の外観を維持する方法。
  9. 前記化粧品担体は、プロピレングリコール、グリセリン、水、ジメチルイソソルビド、及びそれらの混合物から選択される物質を含む、請求項6に記載の健康な皮膚及び皮膚の外観を維持する方法。
  10. 前記担体は、溶液、懸濁液、ゲル、ペースト、固形物及びセッケンから選択される組成物中に配合される、請求項3に記載の健康な皮膚及び皮膚の外観を維持する方法。
  11. 前記化合物の前記局所塗布は、医学的に活性な経口サプリメントによって補われる、請求項3に記載の健康な皮膚及び皮膚の外観を維持する方法。
  12. 前記経口サプリメントは、ジュース、ホモジネート、濃縮物、ペースト、エキス、抽出製品、及びそれらの混合物から選択されるトマト製品である、請求項11に記載の健康な皮膚及び皮膚の外観を維持する方法。
  13. ヒトにおいて健康な髪を維持し且つ脱毛を軽減させる方法であって、このような処置を必要とする患者の頭皮に下記式を有する安全且つ有効な量の化合物を局所塗布することを含み、
    Figure 2008510805
    式中、Rは、−OH及びC〜CアルキルOHから選択され、R、R、R、R及びRはそれぞれ独立して、−H、−OH、C〜Cアルキル及びC〜Cシクロアルキルから選択され、前記化合物は5つ以下の−OH基を含有する、健康な髪を維持し且つ脱毛を軽減させる方法。
  14. 前記化合物は、シクロヘキサノール、2−シクロヘキシルエタノール、シクロヘキシルメタノール、3−シクロヘキシル−1−プロパノール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,3−シクロヘキサンジオール、1,2−シクロヘキサンジオール、4−シクロヘキシルシクロヘキサノール、4−メチルシクロヘキサノール、1,2,3−シクロヘキサントリオール、1,3,5−シクロヘキサントリオール、1,4,5−シクロヘキサントリオール、及びそれらの混合物から選択される、請求項13に記載の健康な髪を維持し且つ脱毛を軽減させる方法。
  15. 前記化合物は、1,2−シクロヘキサンジオール、1,3−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,2,3−シクロヘキサントリオール、1,3,5−シクロヘキサントリオール、及びそれらの混合物から選択される、請求項14に記載の健康な髪を維持し且つ脱毛を軽減させる方法。
  16. 前記化合物は、局所用化粧品担体中で前記頭皮に塗布される、請求項13に記載の健康な髪を維持し且つ脱毛を軽減させる方法。
  17. 前記化合物は、溶液、ローション、シャンプー、ヘアコンディショナー、ヘアスプレー又はヘアムースから選択される組成物中に配合される、請求項13に記載の健康な髪を維持し且つ脱毛を軽減させる方法。
  18. 化粧品組成物であって、
    (a)約0.001%〜約10%の、下記式を有する化合物を含み、
    Figure 2008510805
    式中、Rは、−OH及びC〜CアルキルOHから選択され、R、R、R、R及びRはそれぞれ独立して、−H、−OH、C〜Cアルキル及びC〜Cシクロアルキルから選択され、前記化合物は5つ以下の−OH基を含有し、
    (b)局所用化粧品担体から成る残部を含む、
    化粧品組成物。
  19. 前記化合物は、シクロヘキサノール、2−シクロヘキシルエタノール、シクロヘキシルメタノール、3−シクロヘキシル−1−プロパノール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,3−シクロヘキサンジオール、1,2−シクロヘキサンジオール、4−シクロヘキシルシクロヘキサノール、4−メチルシクロヘキサノール、1,2,3−シクロヘキサントリオール、1,3,5−シクロヘキサントリオール、1,4,5−シクロヘキサントリオール、及びそれらの混合物から選択される、請求項18に記載の化粧品組成物。
  20. 前記化合物は、1,2−シクロヘキサンジオール、1,3−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,2,3−シクロヘキサントリオール、1,3,5−シクロヘキサントリオール、及びそれらの混合物から選択される、請求項18に記載の化粧品組成物。
  21. 前記化粧品担体は、プロピレングリコール、グリセリン、水、ジメチルイソソルビド、及びそれらの混合物から選択される物質を含む、請求項19に記載の化粧品組成物。
  22. 前記化粧品担体はグリセリンである、請求項21に記載の化粧品組成物。
  23. 前記化合物は、1,2−シクロヘキサンジオール、1,3−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,2,3−シクロヘキサントリオール、1,3,5−シクロヘキサントリオール、及びそれらの混合物から選択される、請求項22に記載の化粧品組成物。
  24. 前記化合物は、3つ以下のヒドロキシル基しか含有しない、請求項18に記載の化粧品組成物。
  25. 、R、R、R及びRは独立して、−H及び−OHから選択される、請求項18に記載の化粧品組成物。
  26. 安全且つ有効な量の補助的な美容用として又は薬学的に活性な化合物を含有する、請求項18に記載の化粧品組成物。
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