JPH11314692A - 複数試験管用貯蔵保管トレ― - Google Patents
複数試験管用貯蔵保管トレ―Info
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- JPH11314692A JPH11314692A JP11054764A JP5476499A JPH11314692A JP H11314692 A JPH11314692 A JP H11314692A JP 11054764 A JP11054764 A JP 11054764A JP 5476499 A JP5476499 A JP 5476499A JP H11314692 A JPH11314692 A JP H11314692A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
- B01L9/00—Supporting devices; Holding devices
- B01L9/06—Test-tube stands; Test-tube holders
Abstract
(57)【要約】
【課題】 種々のサイズの試験管を安全に保管するた
め、および、自動試験管取扱器と組み合わせて使用する
のに適合した、保管トレーアセンブリを提供する。 【解決手段】 底リムを含み、複数の凹部を規定する底
部分であって、該凹部のそれぞれが試験管の底を内部で
受けるように適合された底部分と、複数の開口を規定す
る中央部分であって、該開口のそれぞれが、試験管を該
開口を通って受けるようにされており、該中央部分が、
該開口を通る挿入のあいだに試験管を案内し、試験管を
所定の位置に保持するために該開口のそれぞれの中にガ
イドを備え、該中央部分が該底リムとの整列のための中
央リムを含む中央部分と、該中央リム内での整列のため
のカバーリムを含むカバー部分とからなるトレーアセン
ブリ。
め、および、自動試験管取扱器と組み合わせて使用する
のに適合した、保管トレーアセンブリを提供する。 【解決手段】 底リムを含み、複数の凹部を規定する底
部分であって、該凹部のそれぞれが試験管の底を内部で
受けるように適合された底部分と、複数の開口を規定す
る中央部分であって、該開口のそれぞれが、試験管を該
開口を通って受けるようにされており、該中央部分が、
該開口を通る挿入のあいだに試験管を案内し、試験管を
所定の位置に保持するために該開口のそれぞれの中にガ
イドを備え、該中央部分が該底リムとの整列のための中
央リムを含む中央部分と、該中央リム内での整列のため
のカバーリムを含むカバー部分とからなるトレーアセン
ブリ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は試験管の保管のため
の保管トレーアセンブリに関する。とくに、本発明は種
々のサイズの試験管を安全に保管するため、および、自
動試験管取扱器と組み合わせて使用するのに適合した、
保管トレーアセンブリに関する。
の保管トレーアセンブリに関する。とくに、本発明は種
々のサイズの試験管を安全に保管するため、および、自
動試験管取扱器と組み合わせて使用するのに適合した、
保管トレーアセンブリに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】化
学、医学および生物学的用途において、開放または密開
された試験管の取り扱いには、一般に2つの局面が含ま
れる。すなわち、試験管の内容物の試験のあいだの試験
管の操作、および試験管の永久的または一時的保管であ
る。試験のあいだ、試験管が1つまたはそれ以上の試験
管のためのホルダーに保持され、それによって、試験管
ホルダーの組が、自動処理のために分離トレー上で組み
合わされる。そのようなホルダーは、特定の自動試験管
ホルダー用に設計され、試験管の一時的または永久的保
管にとって必要でない特徴を有する。したがって、その
ような試験管ホルダーを貯蔵段階において使用すること
は、経費がかかり、空間の浪費になる場合が多い。
学、医学および生物学的用途において、開放または密開
された試験管の取り扱いには、一般に2つの局面が含ま
れる。すなわち、試験管の内容物の試験のあいだの試験
管の操作、および試験管の永久的または一時的保管であ
る。試験のあいだ、試験管が1つまたはそれ以上の試験
管のためのホルダーに保持され、それによって、試験管
ホルダーの組が、自動処理のために分離トレー上で組み
合わされる。そのようなホルダーは、特定の自動試験管
ホルダー用に設計され、試験管の一時的または永久的保
管にとって必要でない特徴を有する。したがって、その
ような試験管ホルダーを貯蔵段階において使用すること
は、経費がかかり、空間の浪費になる場合が多い。
【0003】さらに、試験管保管トレーが、試験管、そ
れらの内容物、または各試験管に付着された識別ラベル
のいずれをも損傷させてはならない。そのような損傷
は、試験管の内容物を使用不可能にし、および/または
識別不可能にする。
れらの内容物、または各試験管に付着された識別ラベル
のいずれをも損傷させてはならない。そのような損傷
は、試験管の内容物を使用不可能にし、および/または
識別不可能にする。
【0004】さらに、試験管ラベルが、たとえば自動試
験管取扱器における使用のために、特定の方向付けにお
いて保管される場合、試験管の方向付けが、挿入および
保管のあいだに変化してはならない。
験管取扱器における使用のために、特定の方向付けにお
いて保管される場合、試験管の方向付けが、挿入および
保管のあいだに変化してはならない。
【0005】さらに、コストおよび空間効率のために、
種々の高さおよび直径の試験管を同一の試験管キャリヤ
ーまたは保管トレーに保管し、および/または、複数試
験管キャリヤーを安定した状態で積み重ねることが望ま
しい場合もある。
種々の高さおよび直径の試験管を同一の試験管キャリヤ
ーまたは保管トレーに保管し、および/または、複数試
験管キャリヤーを安定した状態で積み重ねることが望ま
しい場合もある。
【0006】本発明はかかる問題を解消するためになさ
れたものであり、種々のサイズの試験管を安全に保管す
るため、および、自動試験管取扱器と組み合わせて使用
するのに適合した、保管トレーアセンブリを提供するこ
とを目的とする。
れたものであり、種々のサイズの試験管を安全に保管す
るため、および、自動試験管取扱器と組み合わせて使用
するのに適合した、保管トレーアセンブリを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の試験管保管トレ
ーアセンブリは、自動試験管取扱器との組み合わせにお
いて使用するために設計され、種々の高さおよび直径の
試験管の安全な保管を可能にする。
ーアセンブリは、自動試験管取扱器との組み合わせにお
いて使用するために設計され、種々の高さおよび直径の
試験管の安全な保管を可能にする。
【0008】本発明の試験管保管トレーアセンブリは、
底部分と、中央部分と、カバー部分とから構成される。
底部分および中央部分が細分されて保管ベイ(bay)
を規定し、各保管ベイが個々の試験管を保管する。底部
分は、試験管の底部末端を中央に配置するために、各保
管ベイに対して凹部を規定している。さらに、中央部分
は、保管ベイ開口を規定し、および、挿入のあいだに試
験管を案内し、保管のあいだに試験管を把持するため
に、各保管ベイに対してたとえば保持フィンガーを有し
てなるガイドを含む。ガイドは、各保管ベイ内において
試験管の中間部分を中心に配置するのを容易にする。し
たがって、底部分および保管ベイ開口によって規定され
るセンタリング凹部と、中央部分のガイドとのあいだに
延びる各保管ベイが、挿入、保管、および取り出し操作
のあいだの各試験管の案内、保持、および中央配置を容
易にする。
底部分と、中央部分と、カバー部分とから構成される。
底部分および中央部分が細分されて保管ベイ(bay)
を規定し、各保管ベイが個々の試験管を保管する。底部
分は、試験管の底部末端を中央に配置するために、各保
管ベイに対して凹部を規定している。さらに、中央部分
は、保管ベイ開口を規定し、および、挿入のあいだに試
験管を案内し、保管のあいだに試験管を把持するため
に、各保管ベイに対してたとえば保持フィンガーを有し
てなるガイドを含む。ガイドは、各保管ベイ内において
試験管の中間部分を中心に配置するのを容易にする。し
たがって、底部分および保管ベイ開口によって規定され
るセンタリング凹部と、中央部分のガイドとのあいだに
延びる各保管ベイが、挿入、保管、および取り出し操作
のあいだの各試験管の案内、保持、および中央配置を容
易にする。
【0009】ガイドは、保管トレーアセンブリの保管ベ
イへの試験管の配置および取り出しのあいだのガイドと
試験管とのあいだの摩擦を減少させるように、弾性材料
から製造され、それによって、試験管に付着されたラベ
ルの損傷、汚れ、または引っ掻きの可能性を減少させる
かまたは排除する。保管トレーアセンブリの運搬のあい
だに、ガイドが、保管される試験管を充分に把持するか
または締め付けて、通常の振動または取り扱いによる試
験管の回転の危険性を最少限にするかまたは減少させ
る。このことによって、付着されたラベルを有し、所望
の方向付けで挿入された試験管が、その方向付けを維持
することが確実になる。
イへの試験管の配置および取り出しのあいだのガイドと
試験管とのあいだの摩擦を減少させるように、弾性材料
から製造され、それによって、試験管に付着されたラベ
ルの損傷、汚れ、または引っ掻きの可能性を減少させる
かまたは排除する。保管トレーアセンブリの運搬のあい
だに、ガイドが、保管される試験管を充分に把持するか
または締め付けて、通常の振動または取り扱いによる試
験管の回転の危険性を最少限にするかまたは減少させ
る。このことによって、付着されたラベルを有し、所望
の方向付けで挿入された試験管が、その方向付けを維持
することが確実になる。
【0010】底部分および中央部分の形状および形態
が、分析器具による試験管内容物の試験のために試験管
を供給し、試験された試験管を分析器具から受け取るた
めの自動試験管取扱器の要求に、適合している。したが
って、保管トレーアセンブリは、1つまたはそれ以上の
試験管の保管段階のあいだ、および試験管が保管トレー
アセンブリから取り出され、のちにその中に再び保管さ
れる場合もある実験段階のあいだに使用することができ
る。
が、分析器具による試験管内容物の試験のために試験管
を供給し、試験された試験管を分析器具から受け取るた
めの自動試験管取扱器の要求に、適合している。したが
って、保管トレーアセンブリは、1つまたはそれ以上の
試験管の保管段階のあいだ、および試験管が保管トレー
アセンブリから取り出され、のちにその中に再び保管さ
れる場合もある実験段階のあいだに使用することができ
る。
【0011】底部分は、保管トレーアセンブリの所望の
方向付けを識別する指標をさらに含むのが好ましい。こ
れは、トレーアセンブリを自動取扱器と組み合わせて使
用する場合に、とくに重要である。そのような指標は、
保管トレーに取り付けたバーコードマーカーの位置、ま
たは別の方法である保管トレーの対称形からのずれ、ま
たはトレーアセンブリの底部分に配置された2つのハン
ドルの形および/または寸法の差異であってもよい(図
2参照)。追加的または選択的には、保管ベイの横列間
の間隔が、縦列間の間隔と異なることによって、試験管
の配置および取り出しのあいだの保管トレーの誤まった
方向付けの可能性を減少させることができる。
方向付けを識別する指標をさらに含むのが好ましい。こ
れは、トレーアセンブリを自動取扱器と組み合わせて使
用する場合に、とくに重要である。そのような指標は、
保管トレーに取り付けたバーコードマーカーの位置、ま
たは別の方法である保管トレーの対称形からのずれ、ま
たはトレーアセンブリの底部分に配置された2つのハン
ドルの形および/または寸法の差異であってもよい(図
2参照)。追加的または選択的には、保管ベイの横列間
の間隔が、縦列間の間隔と異なることによって、試験管
の配置および取り出しのあいだの保管トレーの誤まった
方向付けの可能性を減少させることができる。
【0012】保管トレーアセンブリは、横列および縦列
において配列されている保管ベイを有するものとして開
示されているが、螺旋状または環状配列のような好適な
配列において保管ベイを配列することも本発明の範囲に
含まれる。保管ベイの配列は、保管トレーアセンブリが
自動試験管取扱器と適合するように選択される。
において配列されている保管ベイを有するものとして開
示されているが、螺旋状または環状配列のような好適な
配列において保管ベイを配列することも本発明の範囲に
含まれる。保管ベイの配列は、保管トレーアセンブリが
自動試験管取扱器と適合するように選択される。
【0013】保管トレーアセンブリの構成部品は、耐衝
撃性の、保管試験管中の試料を汚染するガスを放出しな
い材料から製造するのが好ましい。この材料は、原価効
率の高い熱成形製造工程において使用可能な材料でもよ
い。保管トレー構成部品に使用できる1つの物質は、ポ
リエチレングリコールテレフタレート(PETG)であ
る。用途に応じて、保管トレー構成部品が、試験管に保
存された試料を光またはある種の光スペクトルから保護
することもできる。そのような用途においては、保管ト
レーの構成部品を製造する材料が、たとえば紫外線か
ら、試料を保護する光学フィルター特性を有する。ある
種の充填材料をポリエチレングリコールテレフタレート
(PETG)に添加し、それを不透明にすることが、特
定の種類の標本における遮光要求を既に満足させる。
撃性の、保管試験管中の試料を汚染するガスを放出しな
い材料から製造するのが好ましい。この材料は、原価効
率の高い熱成形製造工程において使用可能な材料でもよ
い。保管トレー構成部品に使用できる1つの物質は、ポ
リエチレングリコールテレフタレート(PETG)であ
る。用途に応じて、保管トレー構成部品が、試験管に保
存された試料を光またはある種の光スペクトルから保護
することもできる。そのような用途においては、保管ト
レーの構成部品を製造する材料が、たとえば紫外線か
ら、試料を保護する光学フィルター特性を有する。ある
種の充填材料をポリエチレングリコールテレフタレート
(PETG)に添加し、それを不透明にすることが、特
定の種類の標本における遮光要求を既に満足させる。
【0014】底部分、中央部分、およびカバー部分の各
々が、それらの部分の整列および連結のためのリムを与
える。底部分のリムが、中央部分のリムを密閉して、底
部分と中央部分とを連結させる。中央部分のリムが、カ
バー部分のリムがその中に嵌合するU型凹部を規定し
て、中央部分とカバー部分とを連結させる。中央部分お
よびカバー部分の連結リムが、試験管の保管および/ま
たは取り扱いの際の外部環境と被覆された保管トレーア
センブリとのあいだの蒸気および/または他の汚染物の
交換を防止する気密封止を与える。中央部分のリムとカ
バー部分のリムとのあいだにガスケットを配置して、そ
れらのあいだの気密封止を向上させることもできる。保
管トレーアセンブリのカバー部分を、複数の保管トレー
アセンブリを段積みできるように設計することもでき
る。
々が、それらの部分の整列および連結のためのリムを与
える。底部分のリムが、中央部分のリムを密閉して、底
部分と中央部分とを連結させる。中央部分のリムが、カ
バー部分のリムがその中に嵌合するU型凹部を規定し
て、中央部分とカバー部分とを連結させる。中央部分お
よびカバー部分の連結リムが、試験管の保管および/ま
たは取り扱いの際の外部環境と被覆された保管トレーア
センブリとのあいだの蒸気および/または他の汚染物の
交換を防止する気密封止を与える。中央部分のリムとカ
バー部分のリムとのあいだにガスケットを配置して、そ
れらのあいだの気密封止を向上させることもできる。保
管トレーアセンブリのカバー部分を、複数の保管トレー
アセンブリを段積みできるように設計することもでき
る。
【0015】保管トレーアセンブリの種々の部分の設計
によって、通常の熱成形法を用いて、材料のシートから
製造することが容易にされる。
によって、通常の熱成形法を用いて、材料のシートから
製造することが容易にされる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、底部分2、中央部分3お
よびカバー部分4を有してなる試験管保管用のトレーア
センブリ1を示し、底部分2は中央部分3と整列し、連
結し、および中央部分3はカバー部分4と連結する。
よびカバー部分4を有してなる試験管保管用のトレーア
センブリ1を示し、底部分2は中央部分3と整列し、連
結し、および中央部分3はカバー部分4と連結する。
【0017】トレーアセンブリ1に試験管を保管するた
めに、底部分2および中央部分3のアセンブリが、試験
管を保持する複数の保管ベイを与える。各保管ベイは、
中央部分3によって規定される複数の保管ベイ開口25
(そのうちの1つが図1(a)に示されている)の1つ
によって、および底部分2によって規定される複数のセ
ンタリング凹部24(そのうちの1つが図1(a)に示
されている)の1つによって、規定される。保管ベイ開
口25およびセンタリング開口24が垂直に配列され
て、保管された試験管の垂直配列を容易にする。各試験
管が2つの高さ(level)において保管ベイによっ
て保持される。一方の高さにおいては、保管された試験
管をその垂直配列において中央に配置するために、セン
タリング凹部24に各保管試験管の底が固定される。他
方の高さにおいては、各試験管の中央部分が、保管ベイ
開口25に固定され、中央部分3によって与えられるガ
イド(たとえば、図3(a)および図3(b)の、符号
30で示されている)によって把持される。ガイド30
は、中央クロスカットを有するダイヤフラムまたは複数
のガイドフィンガー30A〜30D(図3(a)および
図3(b))のような好適な試験管案内および把持機構
を有してなってもよい。図1(a)および図5に示され
るように、間隔12が、保管ベイ中の試験管の締付高さ
を規定する。
めに、底部分2および中央部分3のアセンブリが、試験
管を保持する複数の保管ベイを与える。各保管ベイは、
中央部分3によって規定される複数の保管ベイ開口25
(そのうちの1つが図1(a)に示されている)の1つ
によって、および底部分2によって規定される複数のセ
ンタリング凹部24(そのうちの1つが図1(a)に示
されている)の1つによって、規定される。保管ベイ開
口25およびセンタリング開口24が垂直に配列され
て、保管された試験管の垂直配列を容易にする。各試験
管が2つの高さ(level)において保管ベイによっ
て保持される。一方の高さにおいては、保管された試験
管をその垂直配列において中央に配置するために、セン
タリング凹部24に各保管試験管の底が固定される。他
方の高さにおいては、各試験管の中央部分が、保管ベイ
開口25に固定され、中央部分3によって与えられるガ
イド(たとえば、図3(a)および図3(b)の、符号
30で示されている)によって把持される。ガイド30
は、中央クロスカットを有するダイヤフラムまたは複数
のガイドフィンガー30A〜30D(図3(a)および
図3(b))のような好適な試験管案内および把持機構
を有してなってもよい。図1(a)および図5に示され
るように、間隔12が、保管ベイ中の試験管の締付高さ
を規定する。
【0018】アセンブリ、ならびに、底部分2と中央部
分3、および中央部分3とカバー部分4との連結につい
て、以下に説明する。カバー部分4は、中央部分3のリ
ム9の凹部に嵌合するリム7を含む。中央部分のリム9
は、底部分2のリム8に順次嵌合し、リム8によって密
閉される。
分3、および中央部分3とカバー部分4との連結につい
て、以下に説明する。カバー部分4は、中央部分3のリ
ム9の凹部に嵌合するリム7を含む。中央部分のリム9
は、底部分2のリム8に順次嵌合し、リム8によって密
閉される。
【0019】底部分2および中央部分3を組み合わせる
ために、中央部分リム9が、底部分リム8の内側に圧入
され、それによって、底部分2と中央部分3とのあいだ
の安定した結合が得られる(図1(a)参照)。底部分
2と中央部分3とが組み合わされて保管トレーが一旦形
成されると、それらは廃棄されるまでそれらのリム8、
9によって連結状態を維持する。
ために、中央部分リム9が、底部分リム8の内側に圧入
され、それによって、底部分2と中央部分3とのあいだ
の安定した結合が得られる(図1(a)参照)。底部分
2と中央部分3とが組み合わされて保管トレーが一旦形
成されると、それらは廃棄されるまでそれらのリム8、
9によって連結状態を維持する。
【0020】カバー部分4と、底部分2と中央部分3と
のアセンブリとを組み合わせるために、カバー部分リム
7が、中央部分リム9のU形凹部にぴったり嵌合する。
1つの実施態様においては、中央部分リム9のU形凹部
へのカバー部分リム7の配置が、保管トレーアセンブリ
1に気密封止を与える。保管された試験管へのアクセス
のために、カバー部分4を、手動でまたは自動的に、底
部分2と中央部分3とのアセンブリ上に配置させ、およ
び/または該アセンブリから取り外すことができる。
のアセンブリとを組み合わせるために、カバー部分リム
7が、中央部分リム9のU形凹部にぴったり嵌合する。
1つの実施態様においては、中央部分リム9のU形凹部
へのカバー部分リム7の配置が、保管トレーアセンブリ
1に気密封止を与える。保管された試験管へのアクセス
のために、カバー部分4を、手動でまたは自動的に、底
部分2と中央部分3とのアセンブリ上に配置させ、およ
び/または該アセンブリから取り外すことができる。
【0021】カバー部分リム7および中央部分リム9の
U形凹部によって形成される気密封止は、外部環境によ
る試験管内容物の汚染を最少限にするかまたは防止す
る。さらに、気密封止は、試験管内容物による外部環境
の汚染を防止する。たとえば、試験管にキャップをし
て、またはキャップをせずに保管することができる(た
とえば、キャップ58を有する保管された試験管59、
およびキャップを有さない試験管56を示す図5を参
照)。したがって、試験管がキャップせずに保管された
場合でさえ、蒸気および/または他の汚染物、たとえば
密閉保管トレーアセンブリ内にこぼれた試験管内容物の
ようなものの交換が、試験管の保管および/または取り
扱いのあいだに、外部環境を汚染するのを、気密封止が
防止する。
U形凹部によって形成される気密封止は、外部環境によ
る試験管内容物の汚染を最少限にするかまたは防止す
る。さらに、気密封止は、試験管内容物による外部環境
の汚染を防止する。たとえば、試験管にキャップをし
て、またはキャップをせずに保管することができる(た
とえば、キャップ58を有する保管された試験管59、
およびキャップを有さない試験管56を示す図5を参
照)。したがって、試験管がキャップせずに保管された
場合でさえ、蒸気および/または他の汚染物、たとえば
密閉保管トレーアセンブリ内にこぼれた試験管内容物の
ようなものの交換が、試験管の保管および/または取り
扱いのあいだに、外部環境を汚染するのを、気密封止が
防止する。
【0022】以下の説明においては、保管トレーアセン
ブリ1およびそれの構成部品が、5つの縦列および5つ
の横列の中に、試験管を保管する25個の保管ベイを有
する。しかし、本発明の範囲を逸脱することなく、種々
の試験管取扱器および保管ラックに適合するように、他
の配列を形成することもできる。さらに、いくつかの保
管トレー、すなわち、底部分および中央部分のアセンブ
リを、連結するように適合させて、共通カバー部分を有
するより大きい結合保管トレーを形成することもでき
る。選択的に、底部分2と、中央部分3と、カバー部分
4とからなるいくつかの保管トレーアセンブリ1を、段
積みすることもできる。そのような段積み複数アセンブ
リ形態においては、カバー部分4が、カバーキャビティ
の内側の壁または隔壁仕切中に、追加的補剛構造(ad
ditional stiffening struc
ture)を有して、カバー部分上部に保管トレーを段
積みするための充分な支持を与えるのが好ましい。
ブリ1およびそれの構成部品が、5つの縦列および5つ
の横列の中に、試験管を保管する25個の保管ベイを有
する。しかし、本発明の範囲を逸脱することなく、種々
の試験管取扱器および保管ラックに適合するように、他
の配列を形成することもできる。さらに、いくつかの保
管トレー、すなわち、底部分および中央部分のアセンブ
リを、連結するように適合させて、共通カバー部分を有
するより大きい結合保管トレーを形成することもでき
る。選択的に、底部分2と、中央部分3と、カバー部分
4とからなるいくつかの保管トレーアセンブリ1を、段
積みすることもできる。そのような段積み複数アセンブ
リ形態においては、カバー部分4が、カバーキャビティ
の内側の壁または隔壁仕切中に、追加的補剛構造(ad
ditional stiffening struc
ture)を有して、カバー部分上部に保管トレーを段
積みするための充分な支持を与えるのが好ましい。
【0023】図2は、試験管を保管するためのトレーア
センブリ1の底部分2の上面図である。前記のように、
底部分2は、試験管を保管するための各保管ベイに、セ
ンタリング凹部24を与える。センタリング凹部24
は、試験管の底を、受けて、中央に配置するように適合
される。
センブリ1の底部分2の上面図である。前記のように、
底部分2は、試験管を保管するための各保管ベイに、セ
ンタリング凹部24を与える。センタリング凹部24
は、試験管の底を、受けて、中央に配置するように適合
される。
【0024】センタリング凹部24が、2つの高さの凹
部を与えて、異なる直径および底の試験管を受けやすく
するのが好ましい。センタリング凹部24が、小さい直
径の凹部14、および大きい直径の凹部15を有してな
るのが好ましい。小さい直径の凹部14は、比較的小さ
い直径を有する試験管、たとえば約10ミリの直径を有
する試験管を、中央に配置するような寸法にされてい
る。大きい直径の凹部15は、比較的大きい直径を有す
る試験管、たとえば約10ミリ〜16ミリの直径を有す
る試験管を、中央に配置するような寸法にされている。
部を与えて、異なる直径および底の試験管を受けやすく
するのが好ましい。センタリング凹部24が、小さい直
径の凹部14、および大きい直径の凹部15を有してな
るのが好ましい。小さい直径の凹部14は、比較的小さ
い直径を有する試験管、たとえば約10ミリの直径を有
する試験管を、中央に配置するような寸法にされてい
る。大きい直径の凹部15は、比較的大きい直径を有す
る試験管、たとえば約10ミリ〜16ミリの直径を有す
る試験管を、中央に配置するような寸法にされている。
【0025】小さい直径の凹部14は、保管される最も
小さい試験管の直径より小さい直径を有するのが好まし
い。小さい直径の凹部14をそのような寸法にすること
によって、最も小さい試験管が保管される場合でさえ、
保管される試験管の底と、底部分2がその上に固定され
る支持面とのあいだに、垂直オフセットすなわち間隔1
0(図1(a)および図5に示す)が与えられる。さら
に、試験管が降下される高さを感受する性能を自動試験
管取扱器が有する場合に、間隔10が、保管トレー底部
分2の不在の自動検知を可能にする。たとえば、自動試
験管取扱器が、試験管の直径にかかわりなく、保管トレ
ー底部分2が存在しないときに保管ベイに試験管を挿入
しようとする場合に、試験管が所定の最少オフセット
(間隔10)を越えて降下することができることを該取
扱器が感受する。したがって、取扱器が、保管トレー底
部分2の不在を認識した場合に、該取扱器は試験管を解
放せず、こぼれが避けられる。
小さい試験管の直径より小さい直径を有するのが好まし
い。小さい直径の凹部14をそのような寸法にすること
によって、最も小さい試験管が保管される場合でさえ、
保管される試験管の底と、底部分2がその上に固定され
る支持面とのあいだに、垂直オフセットすなわち間隔1
0(図1(a)および図5に示す)が与えられる。さら
に、試験管が降下される高さを感受する性能を自動試験
管取扱器が有する場合に、間隔10が、保管トレー底部
分2の不在の自動検知を可能にする。たとえば、自動試
験管取扱器が、試験管の直径にかかわりなく、保管トレ
ー底部分2が存在しないときに保管ベイに試験管を挿入
しようとする場合に、試験管が所定の最少オフセット
(間隔10)を越えて降下することができることを該取
扱器が感受する。したがって、取扱器が、保管トレー底
部分2の不在を認識した場合に、該取扱器は試験管を解
放せず、こぼれが避けられる。
【0026】選択的には、各センタリング凹部24が、
単一の凹部を有してもよく、または2つより多い高さの
凹部を有してもよい。各センタリング凹部24の数およ
び寸法の選択は、保管される試験管の直径の範囲のよう
な要因に基づいて決定される。
単一の凹部を有してもよく、または2つより多い高さの
凹部を有してもよい。各センタリング凹部24の数およ
び寸法の選択は、保管される試験管の直径の範囲のよう
な要因に基づいて決定される。
【0027】各試験管の中央部分を配置させる中央部分
3の性能と組み合わされた、試験管の底を所定の位置に
配置する底部分2の各凹部24の性能は、ほとんど全て
の通常の試験管ラックに見られる3つの高さの試験管支
持構造を必要としない。
3の性能と組み合わされた、試験管の底を所定の位置に
配置する底部分2の各凹部24の性能は、ほとんど全て
の通常の試験管ラックに見られる3つの高さの試験管支
持構造を必要としない。
【0028】図2に示されるように、操作者に好都合な
ように、底部分2が付属的にハンドル27および28を
与えてもよい。ハンドル27に1つの開口を与え、ハン
ドル28に2つの開口を与えるような、ハンドル27と
28とのあいだに位置および/または物理的差異を与え
ることによって、ハンドル27および28を、底部分2
の所望の方向付けを認識する指標として使用することも
できる。指標を与えることによって、試験管を保管トレ
ーアセンブリ1に配置し、保管し、そこから取り出す試
験管の自動取扱を可能にし、および、試験管の内容物の
試験のために、開放された保管トレーアセンブリから保
管された試験管を選択することも可能にする。
ように、底部分2が付属的にハンドル27および28を
与えてもよい。ハンドル27に1つの開口を与え、ハン
ドル28に2つの開口を与えるような、ハンドル27と
28とのあいだに位置および/または物理的差異を与え
ることによって、ハンドル27および28を、底部分2
の所望の方向付けを認識する指標として使用することも
できる。指標を与えることによって、試験管を保管トレ
ーアセンブリ1に配置し、保管し、そこから取り出す試
験管の自動取扱を可能にし、および、試験管の内容物の
試験のために、開放された保管トレーアセンブリから保
管された試験管を選択することも可能にする。
【0029】バーコードマーカーの位置、別の方法であ
る対称形からのずれなどの、他の適切な指標を選択的ま
たは追加的に使用することもできる。そのような指標
を、保管トレーアセンブリ1の底部分2または中央部分
3に与えることができる。
る対称形からのずれなどの、他の適切な指標を選択的ま
たは追加的に使用することもできる。そのような指標
を、保管トレーアセンブリ1の底部分2または中央部分
3に与えることができる。
【0030】図3(a)および図3(b)は、試験管を
保管するトレーアセンブリ1の中央部分3の上面図およ
び側面図をそれぞれ示す。試験管案内板32が、保管ベ
イの領域を規定し、中央部分リム9によって囲まれてい
る。試験管案内板32の各保管ベイに対して、ガイド3
0が、4つのフィンガー30A〜30Dを与えるのが好
ましい。試験管が前記案内板32から挿入されるとき
に、フィンガー30A〜30Dが底部分2に向かって下
向きに指す。
保管するトレーアセンブリ1の中央部分3の上面図およ
び側面図をそれぞれ示す。試験管案内板32が、保管ベ
イの領域を規定し、中央部分リム9によって囲まれてい
る。試験管案内板32の各保管ベイに対して、ガイド3
0が、4つのフィンガー30A〜30Dを与えるのが好
ましい。試験管が前記案内板32から挿入されるとき
に、フィンガー30A〜30Dが底部分2に向かって下
向きに指す。
【0031】各フィンガー30A〜30Dが、丸みをお
びた形状を有するのが好ましく(図示せず)、それによ
って、試験管の挿入および取り出しの際に、フィンガー
30A〜30Dの縁が試験管を引っ掻くのを防止するか
または最少限にする。選択的には、各フィンガー30A
〜30Dが、とがったコーナーを有する場合もある(図
2に示す)。フィンガー30A〜30Dがとがったコー
ナーを有する場合は、フィンガー30A〜30Dがそれ
ぞれ突起31A〜31Dを含んで、フィンガー30A〜
30Dが試験管の挿入および取り出しの際に試験管ラベ
ルを引っ掻くのを防止するのが好ましい。小さい直径ま
たは大きい直径の試験管と接触するフィンガー30A〜
30Dの一部分にすぎないように、突起31A〜31D
を配置するのが好ましい。
びた形状を有するのが好ましく(図示せず)、それによ
って、試験管の挿入および取り出しの際に、フィンガー
30A〜30Dの縁が試験管を引っ掻くのを防止するか
または最少限にする。選択的には、各フィンガー30A
〜30Dが、とがったコーナーを有する場合もある(図
2に示す)。フィンガー30A〜30Dがとがったコー
ナーを有する場合は、フィンガー30A〜30Dがそれ
ぞれ突起31A〜31Dを含んで、フィンガー30A〜
30Dが試験管の挿入および取り出しの際に試験管ラベ
ルを引っ掻くのを防止するのが好ましい。小さい直径ま
たは大きい直径の試験管と接触するフィンガー30A〜
30Dの一部分にすぎないように、突起31A〜31D
を配置するのが好ましい。
【0032】フィンガー30A〜30Dおよび突起31
A〜31Dを平滑な弾性材料から製造して、保管トレー
アセンブリ1の保管ベイに試験管を配置し、保持し、取
り出すのに必要な力を最少限にし、それによって、試験
管に付着されたラベルの損傷、汚れ、または引っ掻きの
可能性を減少させるかまたは排除するのが好ましい。試
験管に付着されたラベルを損傷する危険性は、31A〜
31Dの丸みをおびた形状および/またはフィンガー3
0A〜30Dの丸みをおびた形状によっても減少され
る。
A〜31Dを平滑な弾性材料から製造して、保管トレー
アセンブリ1の保管ベイに試験管を配置し、保持し、取
り出すのに必要な力を最少限にし、それによって、試験
管に付着されたラベルの損傷、汚れ、または引っ掻きの
可能性を減少させるかまたは排除するのが好ましい。試
験管に付着されたラベルを損傷する危険性は、31A〜
31Dの丸みをおびた形状および/またはフィンガー3
0A〜30Dの丸みをおびた形状によっても減少され
る。
【0033】同時に、フィンガー30A〜30Dおよび
突起31A〜31Dによって試験管に加えられる力が、
通常の振動または取扱による試験管の回転の危険性を最
少限にするかまたは減少させるのに充分であるのが好ま
しい。試験管の回転を最少限にするかまたは減少させる
ことによって、保管トレーアセンブリ1の運搬のあいだ
でさえ、保管される試験管の方向付けが維持されるよう
にする。したがって、ラベル読取りセンサーによって指
定される方向付けのような所望の方向付けにおいて試験
管が保管ベイに保管される場合に、試験管およびそのラ
ベルがその所望の方向付けに維持される。
突起31A〜31Dによって試験管に加えられる力が、
通常の振動または取扱による試験管の回転の危険性を最
少限にするかまたは減少させるのに充分であるのが好ま
しい。試験管の回転を最少限にするかまたは減少させる
ことによって、保管トレーアセンブリ1の運搬のあいだ
でさえ、保管される試験管の方向付けが維持されるよう
にする。したがって、ラベル読取りセンサーによって指
定される方向付けのような所望の方向付けにおいて試験
管が保管ベイに保管される場合に、試験管およびそのラ
ベルがその所望の方向付けに維持される。
【0034】フィンガー30A〜30Dは案内板32の
上面の下方に配置され、それによって、各保管ベイ中へ
試験管を案内するのを容易にする。さらに、フィンガー
30A〜30Dの弾性が、試験管をそれぞれの保管ベイ
の中央に配置する役割をし、それによって、案内板32
に垂直であるような所望の挿入および保管角度からずれ
た角度において試験管が挿入されるのを許容する。選択
的には、案内板32に対して垂直でない角度において、
フィンガー30A〜30Dによって試験管がほぼ垂直に
挿入され保持されてもよい。この場合、フィンガー30
A〜30Dが、試験管を所望の挿入および保管角度に導
く役割をする。したがって、フィンガー30A〜30D
は、試験管がたとえば取扱器から解放されたのちに、挿
入のあいだに試験管を案内し、試験管を中央に配置する
性能を有する。フィンガー30A〜30Dの案内および
中央配置機能は、自動挿入デバイスの軽減された正確度
および精度を許容する。
上面の下方に配置され、それによって、各保管ベイ中へ
試験管を案内するのを容易にする。さらに、フィンガー
30A〜30Dの弾性が、試験管をそれぞれの保管ベイ
の中央に配置する役割をし、それによって、案内板32
に垂直であるような所望の挿入および保管角度からずれ
た角度において試験管が挿入されるのを許容する。選択
的には、案内板32に対して垂直でない角度において、
フィンガー30A〜30Dによって試験管がほぼ垂直に
挿入され保持されてもよい。この場合、フィンガー30
A〜30Dが、試験管を所望の挿入および保管角度に導
く役割をする。したがって、フィンガー30A〜30D
は、試験管がたとえば取扱器から解放されたのちに、挿
入のあいだに試験管を案内し、試験管を中央に配置する
性能を有する。フィンガー30A〜30Dの案内および
中央配置機能は、自動挿入デバイスの軽減された正確度
および精度を許容する。
【0035】図3(a)および図3(b)に示されるよ
うに、フィンガー30A〜30Dは、試験管案内板32
の面に平行に方向付けされる。フィンガーおよび突起の
方向付け、寸法、形および数、ならびに、挿入、保管、
取り出しのあいだに試験管に加えられるフィンガーおよ
びそれらの突起の力は、製造工程および適用条件に関す
る要因によって決められる。たとえば、フィンガーを、
案内板32に対して45度の角度で配置するのが好都合
な場合もある。選択的に、挿入、保管および取り出しの
あいだに、試験管を中央に配置するために、3個のフィ
ンガー−3個の突起の配置を使用するのが好都合な場合
もある。さらに、アセンブリ1全体が反転された場合で
さえ、充填され栓をされた試験管を保持するように、中
央部分3のフィンガー30A〜30Dをデザインし、製
造することもできる。
うに、フィンガー30A〜30Dは、試験管案内板32
の面に平行に方向付けされる。フィンガーおよび突起の
方向付け、寸法、形および数、ならびに、挿入、保管、
取り出しのあいだに試験管に加えられるフィンガーおよ
びそれらの突起の力は、製造工程および適用条件に関す
る要因によって決められる。たとえば、フィンガーを、
案内板32に対して45度の角度で配置するのが好都合
な場合もある。選択的に、挿入、保管および取り出しの
あいだに、試験管を中央に配置するために、3個のフィ
ンガー−3個の突起の配置を使用するのが好都合な場合
もある。さらに、アセンブリ1全体が反転された場合で
さえ、充填され栓をされた試験管を保持するように、中
央部分3のフィンガー30A〜30Dをデザインし、製
造することもできる。
【0036】案内板32が、各保管ベイ開口25に関し
て、横列および縦列ラベルまたは絶対試験管位置ラベル
(図示せず)を与え、それによって、二次的ラベリング
操作の必要性を排除することもできる。ラベルは、浮き
出させるかまたは引っ込ませることができ、通常の熱成
形法を用いて形成することができる。
て、横列および縦列ラベルまたは絶対試験管位置ラベル
(図示せず)を与え、それによって、二次的ラベリング
操作の必要性を排除することもできる。ラベルは、浮き
出させるかまたは引っ込ませることができ、通常の熱成
形法を用いて形成することができる。
【0037】図4(a)および図4(b)はそれぞれ、
試験管を保管するトレーアセンブリのカバー部分4の上
面図および側面図である。カバー部分4は、凹部41を
規定する上部平面40を含む。1つの凹部41が、底部
分2および中央部分3を有してなる保管トレーの各保管
ベイに対して与えられている。カバー部分4の上部に配
置される保管トレーの底部分2の凹部14(図1(a)
を参照)の外表面と嵌合させることによって、凹部41
が、段積みされた保管トレーアセンブリを整列させるの
に使用される。選択的に、底部分2および中央部分3を
有してなる複数保管トレーを段積みして、共通カバー部
分4を有するより大きい段積み保管トレーを形成するこ
とができる。どちらの実施態様においても、保管ベイの
横列と縦列とのあいだに異なる間隔を与えることによっ
て、段積みの際の保管トレーの誤まった方向付けの可能
性を減少させるのを容易にする。凹部41の深さおよび
直径は、段積みアセンブリ1の所望の安定性を得るよう
に、制御され、またはそのような寸法にされる。
試験管を保管するトレーアセンブリのカバー部分4の上
面図および側面図である。カバー部分4は、凹部41を
規定する上部平面40を含む。1つの凹部41が、底部
分2および中央部分3を有してなる保管トレーの各保管
ベイに対して与えられている。カバー部分4の上部に配
置される保管トレーの底部分2の凹部14(図1(a)
を参照)の外表面と嵌合させることによって、凹部41
が、段積みされた保管トレーアセンブリを整列させるの
に使用される。選択的に、底部分2および中央部分3を
有してなる複数保管トレーを段積みして、共通カバー部
分4を有するより大きい段積み保管トレーを形成するこ
とができる。どちらの実施態様においても、保管ベイの
横列と縦列とのあいだに異なる間隔を与えることによっ
て、段積みの際の保管トレーの誤まった方向付けの可能
性を減少させるのを容易にする。凹部41の深さおよび
直径は、段積みアセンブリ1の所望の安定性を得るよう
に、制御され、またはそのような寸法にされる。
【0038】複数保管トレーアセンブリ1が段積みされ
る場合に、カバー部分4の剛性を向上させるために、カ
バー部分4の側面が付属的にひだ42A〜42Hを含ん
でもよい。ひだ42A〜42Hは、カバー部分4を強化
し、複数保管トレーアセンブリ1を段積みする性能を高
める。
る場合に、カバー部分4の剛性を向上させるために、カ
バー部分4の側面が付属的にひだ42A〜42Hを含ん
でもよい。ひだ42A〜42Hは、カバー部分4を強化
し、複数保管トレーアセンブリ1を段積みする性能を高
める。
【0039】図5は、本発明の試験管保管トレーアセン
ブリ1の、種々の寸法の試験管を保管する性能を示して
いる。細い試験管56および太い試験管59が、本発明
の保管トレーアセンブリ1の保管ベイに保管されてい
る。太い試験管59は、キャップ58を有している。し
かし、キャップをせずに試験管を保管することもでき
る。細い試験管56は、狭い凹部54によってそれの底
部末端において中央に配置され、一方、太い試験管59
は、広い凹部55によってそれの底部末端において中央
に配置されている。太い試験管59を保持するベイの保
持フィンガー60A〜60D(3つのフィンガーのみが
図示されている)が、それらのほぼ最大限に曲げられ
る。細い試験管56を保持する保管ベイの保持フィンガ
ー61A〜61D(3つのフィンガーのみが図示されて
いる)は、少しだけ曲げられている。しかし、両方の場
合において、フィンガー60A〜60Dおよび61A〜
61Dの突起のみが、試験管59および56にそれぞれ
接触する。カバー部分4が所定の位置に配置される前
に、試験管59および56(最大25本の試験管が代表
する)が、それらの各保管ベイにおいて中央に保持され
る。
ブリ1の、種々の寸法の試験管を保管する性能を示して
いる。細い試験管56および太い試験管59が、本発明
の保管トレーアセンブリ1の保管ベイに保管されてい
る。太い試験管59は、キャップ58を有している。し
かし、キャップをせずに試験管を保管することもでき
る。細い試験管56は、狭い凹部54によってそれの底
部末端において中央に配置され、一方、太い試験管59
は、広い凹部55によってそれの底部末端において中央
に配置されている。太い試験管59を保持するベイの保
持フィンガー60A〜60D(3つのフィンガーのみが
図示されている)が、それらのほぼ最大限に曲げられ
る。細い試験管56を保持する保管ベイの保持フィンガ
ー61A〜61D(3つのフィンガーのみが図示されて
いる)は、少しだけ曲げられている。しかし、両方の場
合において、フィンガー60A〜60Dおよび61A〜
61Dの突起のみが、試験管59および56にそれぞれ
接触する。カバー部分4が所定の位置に配置される前
に、試験管59および56(最大25本の試験管が代表
する)が、それらの各保管ベイにおいて中央に保持され
る。
【0040】図6(a)および図6(b)は、カバー部
分4のリム7と、中央部分3のリム9に隣接する試験管
案内板32とのあいだに、ガスケット11を挿入するこ
とによる、保管トレーアセンブリ1の気密封止の向上を
示している。気密封止は、カバー部分4および底部分2
に加えられる外力によって維持することができる。その
ような力は、クランプ、またはトレーアセンブリ1の内
部に発生する微真空(図示せず)のような好適な方法に
よって、加えることができる。当業者は、クランプを規
定するかまたは保管トレーアセンブリ1の内部に真空を
発生させる手段を与えることに関して既知である。気密
封止は、圧縮性ガスケットまたはOリングを使用するこ
とによって、手動でまたは自動的に行うことができる。
分4のリム7と、中央部分3のリム9に隣接する試験管
案内板32とのあいだに、ガスケット11を挿入するこ
とによる、保管トレーアセンブリ1の気密封止の向上を
示している。気密封止は、カバー部分4および底部分2
に加えられる外力によって維持することができる。その
ような力は、クランプ、またはトレーアセンブリ1の内
部に発生する微真空(図示せず)のような好適な方法に
よって、加えることができる。当業者は、クランプを規
定するかまたは保管トレーアセンブリ1の内部に真空を
発生させる手段を与えることに関して既知である。気密
封止は、圧縮性ガスケットまたはOリングを使用するこ
とによって、手動でまたは自動的に行うことができる。
【0041】本発明の種々の実施態様が記載されている
が、これらの記載は、単に例示的なものである。したが
って、記載されている実施態様を、請求の範囲を逸脱す
ることなく改質できることが当業者に明らかである。
が、これらの記載は、単に例示的なものである。したが
って、記載されている実施態様を、請求の範囲を逸脱す
ることなく改質できることが当業者に明らかである。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、種々のサイズの試験管
を安全に保管するため、および、自動試験管取扱器と組
み合わせて使用するのに適合した、保管トレーアセンブ
リを提供することができる。
を安全に保管するため、および、自動試験管取扱器と組
み合わせて使用するのに適合した、保管トレーアセンブ
リを提供することができる。
【図1】図1(a)は、本発明の試験管保管トレーアセ
ンブリの部分断面図、図1(b)は、本発明の試験管保
管トレーアセンブリの連結リムの拡大断面図である。
ンブリの部分断面図、図1(b)は、本発明の試験管保
管トレーアセンブリの連結リムの拡大断面図である。
【図2】本発明の試験管保管トレーアセンブリの底部分
の上面図である。
の上面図である。
【図3】図3(a)および図3(b)はそれぞれ、本発
明の試験管保管トレーアセンブリの中央部分の上面図お
よび側面図である。
明の試験管保管トレーアセンブリの中央部分の上面図お
よび側面図である。
【図4】図4(a)および図4(b)はそれぞれ、本発
明の試験管保管トレーアセンブリのカバー部分の上面図
および側面図である。
明の試験管保管トレーアセンブリのカバー部分の上面図
および側面図である。
【図5】本発明の試験管保管トレーアセンブリの保管ベ
イにおける、異なる寸法の2本の試験管の図である。
イにおける、異なる寸法の2本の試験管の図である。
【図6】図6(a)は、気密封止を向上させるガスケッ
トを含む、本発明の試験管保管トレーアセンブリの図、
図6(b)は、気密封止ガスケットを有する試験管トレ
ーアセンブリ部分の、連結リムの拡大断面図である。
トを含む、本発明の試験管保管トレーアセンブリの図、
図6(b)は、気密封止ガスケットを有する試験管トレ
ーアセンブリ部分の、連結リムの拡大断面図である。
1 トレーアセンブリ 2 底部分 3 中央部分 4 カバー部分
Claims (42)
- 【請求項1】 各試験管が底を有する複数の試験管を保
管するためのトレーアセンブリであって、該トレーアセ
ンブリが、 底リムを含み、複数の凹部を規定する底部分であって、
該凹部のそれぞれが試験管の底を内部で受けるように適
合された底部分と、 複数の開口を規定する中央部分であって、該開口のそれ
ぞれが、試験管を該開口を通って受けるようにされてお
り、該中央部分が、該開口を通る挿入のあいだに試験管
を案内し、試験管を所定の位置に保持するために該開口
のそれぞれの中にガイドを備え、該中央部分が該底リム
との整列のための中央リムを含む中央部分と、 該中央リム内での整列のためのカバーリムを含むカバー
部分とからなるトレーアセンブリ。 - 【請求項2】 前記中央リムが凹部を有し、前記底リム
が該中央リムと連結する請求項1記載のトレーアセンブ
リ。 - 【請求項3】 前記底部分が、該底部分および前記中央
部分の方向付けを規定する少なくとも1つの指標を含む
請求項1記載のトレーアセンブリ。 - 【請求項4】 前記底部分、中央部分およびカバー部分
の少なくとも1つが、ポリエチレングリコールテレフタ
レートから製造されてなる請求項1記載のトレーアセン
ブリ。 - 【請求項5】 前記トレーアセンブリが、前記カバーリ
ムと前記中央リムとのあいだにガスケットをさらに含む
請求項1記載のトレーアセンブリ。 - 【請求項6】 前記底部分、中央部分およびカバー部分
の少なくとも1つが、光学フィルター特性を有する材料
から製造されてなる請求項1記載のトレーアセンブリ。 - 【請求項7】 前記ガイドのそれぞれが、前記開口にお
いて試験管を中央に配置するために、該開口のそれぞれ
の中にほぼ均一に配置された複数のフィンガーを含む請
求項1記載のトレーアセンブリ。 - 【請求項8】 前記フィンガーが、保管される試験管に
向けられる突起を含み、該突起が、試験管の挿入および
取り出しのあいだに試験管を引っ掻くのを防止するよう
にされた表面を有する請求項7記載のトレーアセンブ
リ。 - 【請求項9】 前記ガイドのそれぞれが3つのフィンガ
ーを含む請求項7記載のトレーアセンブリ。 - 【請求項10】 前記ガイドのそれぞれが4つのフィン
ガーを含む請求項7記載のトレーアセンブリ。 - 【請求項11】 前記4つのフィンガーのそれぞれが、
前記中央リムの面にほぼ平行に方向付けされてなる請求
項10記載のトレーアセンブリ。 - 【請求項12】 前記4つのフィンガーのそれぞれが、
前記中央リムの面に対して約45度で方向付けされてな
る請求項10記載のトレーアセンブリ。 - 【請求項13】 前記フィンガーが前記中央リムによっ
て規定される平面より下に配置されてなる請求項7記載
のトレーアセンブリ。 - 【請求項14】 前記フィンガーのそれぞれが、保管さ
れる試験管の外表面と接触するようにされた丸みをおび
た表面を有する突起を含み、該突起の丸みをおびた表面
が、試験管の外表面に付着したラベルの損傷を防止する
請求項7記載のトレーアセンブリ。 - 【請求項15】 前記底部分、中央部分およびカバー部
分の少なくとも1つが、熱成形法によって製造されてな
る請求項1記載のトレーアセンブリ。 - 【請求項16】 前記凹部のそれぞれが、試験管の底を
中央に配置するようにされ、かつ、前記底部分の底表面
より上の高さにおいて試験管を支えるために試験管の直
径より小さい直径を有する第1の凹部を含んでなる請求
項1記載のトレーアセンブリ。 - 【請求項17】 前記凹部のそれぞれが、第1の凹部お
よび第2の凹部を含み、該第1および第2の凹部がそれ
ぞれ、比較的大きい直径の試験管および比較的小さい直
径の試験管を中央に配置するようにされてなる請求項1
記載のトレーアセンブリ。 - 【請求項18】 前記第2の凹部が、前記底部分の底表
面より上の高さにおいて小さい直径の試験管の底を支え
るために、小さい直径の試験管の直径より小さい直径を
有する請求項17記載のトレーアセンブリ。 - 【請求項19】 前記開口が、複数の横列および縦列に
おいて配列されてなる請求項1記載のトレーアセンブ
リ。 - 【請求項20】 前記横列および該縦列が異なる間隔に
されてなる請求項19記載のトレーアセンブリ。 - 【請求項21】 前記開口が環状に配列されてなる請求
項1記載のトレーアセンブリ。 - 【請求項22】 前記開口が螺旋状に配列されてなる請
求項1記載のトレーアセンブリ。 - 【請求項23】 他の前記底部分および他の前記中央部
分をさらに有し、該他の底部分が、前記中央部分と整列
し、該他の中央部分が前記カバー部分と整列するように
されることにより、複数段積みトレーアセンブリが形成
されてなる請求項1記載のトレーアセンブリ。 - 【請求項24】 他の前記底部分、他の前記中央部分お
よび他の前記カバー部分をさらに有し、前記カバー部分
が、該他の底部分の前記複数の凹部の外側と整列するよ
うにされることにより、複数段積みトレーアセンブリが
形成されてなる請求項1記載のトレーアセンブリ。 - 【請求項25】 前記カバー部分および前記他のカバー
部分のそれぞれが、上部平面、および前記上部平面に支
持を与えるために該上部平面から下向きに延びる少なく
とも1つの支持壁を含む請求項24記載のトレーアセン
ブリ。 - 【請求項26】 前記カバー部分が、上部平面、および
該上部平面から下向きに延びる少なくとも1つの壁を含
む請求項1記載のトレーアセンブリ。 - 【請求項27】 前記カバー部分の前記少なくとも1つ
の壁が、前記中央部分まで延び、該少なくとも1つの壁
が前記複数の開口が少なくとも2つの組に区分けされて
なる請求項26記載のトレーアセンブリ。 - 【請求項28】 各試験管が底を有する複数の試験管を
保管するためのトレーアセンブリであって、該トレーア
センブリが、 複数の開口を規定する中央部分であって、該開口のそれ
ぞれが該開口を通る試験管の挿入のために適合され、該
中央部分が該開口を通る試験管を案内するための部材を
有する中央部分と、 該中央部分に取外し可能に取り付けできる底部分であっ
て、該底部分が、該複数の開口と垂直に配列される複数
の凹部を規定し、該凹部のそれぞれが挿入される試験管
の底を中央に配置するようにされた底部分と、 該中央部分と整列可能なカバー部分とからなるトレーア
センブリ。 - 【請求項29】 前記部材が、該開口の中に延びる複数
の可撓性延長部を有し、該延長部が、試験管を該開口を
通って案内する該開口のそれぞれの中にほぼ均一に配置
されてなる請求項28記載のトレーアセンブリ。 - 【請求項30】 前記部材が、前記開口の中に延びる複
数の可撓性延長部を有し、該延長部のそれぞれが、保管
される試験管と接触し、試験管の挿入および取り出しの
あいだに試験管を引っ掻くのを防止するようにされた突
起を含む請求項28記載のトレーアセンブリ。 - 【請求項31】 前記部材が、前記開口の中に延びる複
数の可撓性延長部を有し、該延長部のそれぞれが、丸み
をおびた表面を有し、保管される試験管の外表面と接触
するように適合される突起を含み、該丸みをおびた表面
が、試験管の外表面に付着されるラベルへの損傷を防止
する請求項28記載のトレーアセンブリ。 - 【請求項32】 前記部材が、前記開口の中に延びる複
数の可撓性延長部を有し、該開口のそれぞれが4つの延
長部を含み、該延長部のそれぞれが前記中央部分の面に
ほぼ平行に方向付けされてなる請求項28記載のトレー
アセンブリ。 - 【請求項33】 前記部材が、前記開口の中に延びる4
つの可撓性延長部を有し、該延長部のそれぞれが、前記
中央部分の面に対して約45度で方向付けされてなる請
求項28記載のトレーアセンブリ。 - 【請求項34】 前記底部分、中央部分およびカバー部
分の少なくとも1つが、熱成形法によって製造されてな
る請求項28記載のトレーアセンブリ。 - 【請求項35】 前記底部分の底表面より上の高さにお
いて試験管を支えるために、前記凹部のそれぞれが、試
験管の直径より小さい第1の直径を有する第1の凹部を
含む請求項28記載のトレーアセンブリ。 - 【請求項36】 前記凹部のそれぞれが、第2の直径を
有する第2の凹部をさらに含み、該第2の直径が、前記
第1の直径より大きい請求項35記載のトレーアセンブ
リ。 - 【請求項37】 前記開口が、複数の横列および縦列に
おいて配置され、該横列および縦列が異なる間隔にされ
てなる請求項28記載のトレーアセンブリ。 - 【請求項38】 環状、螺旋状、ならびに複数の横列お
よび縦列からなる群から選択される配列で、前記開口が
配置されてなる請求項28記載のトレーアセンブリ。 - 【請求項39】 前記カバー部分が、前記中央部分に取
外し可能に取り付けられ、該カバー部分と中央部分との
あいだに気密封止を形成する請求項28記載のトレーア
センブリ。 - 【請求項40】 他の前記底部分および他の前記中央部
分をさらに有し、該他の底部分が、該中央部分と整列す
るように適合され、該他の中央部分が該カバー部分と整
列するように適合されて、複数段積みアセンブリが形成
されてなる請求項28記載のトレーアセンブリ。 - 【請求項41】 他の前記底部分、他の前記中央部分お
よび他の該カバー部分をさらに有し、該カバー部分が、
該他の底部分の前記複数の凹部の外側と整列するように
適合されて、複数段積みトレーアセンブリが形成されて
なる請求項28記載のトレーアセンブリ。 - 【請求項42】 前記カバー部分および前記他のカバー
部分のそれぞれが、上部平面、および該上部平面に支持
を与えるために該上部平面から下向きに延びる少なくと
も1つの支持壁を含む請求項41記載のトレーアセンブ
リ。
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