JPH1130947A - 画像表示制御装置および画像表示制御方法 - Google Patents

画像表示制御装置および画像表示制御方法

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JPH1130947A
JPH1130947A JP10143330A JP14333098A JPH1130947A JP H1130947 A JPH1130947 A JP H1130947A JP 10143330 A JP10143330 A JP 10143330A JP 14333098 A JP14333098 A JP 14333098A JP H1130947 A JPH1130947 A JP H1130947A
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JP
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image
plant
growth
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selecting
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JP10143330A
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English (en)
Inventor
Shinichiro Sato
慎一郎 佐藤
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F2300/00Features of games using an electronically generated display having two or more dimensions, e.g. on a television screen, showing representations related to the game
    • A63F2300/80Features of games using an electronically generated display having two or more dimensions, e.g. on a television screen, showing representations related to the game specially adapted for executing a specific type of game
    • A63F2300/8058Virtual breeding, e.g. tamagotchi

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  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Electrically Operated Instructional Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、例えば電子式の手帳や電子ゲーム器
等の電子機器で、動物や植物等、生物の成長過程を画像
として表示する画像表示制御装置および画像表示制御方
法において、動物や植物等の生物の場合と同様に、現実
的な感覚で、生物画像を成長過程に従って表示させるこ
とを目的とする。 【解決手段】予めROM13に記憶された第1〜第6成
長度「M=0〜5」の植物画像のなかの一つを液晶表示
部16に表示させた後、同ROM13に記憶されている
植物成長要素(水,光,肥料)の各成長要素画像を表示
させ、そのなかからキー入力部12で選択すると、その
選択した成長要素画像に応じた各要素量がRAM14内
の水量レジスタ,光量レジスタ,肥料量レジスタにセッ
トされる。この選択された各成長要素に対応した次の成
長過程の植物画像はROM13から選択されて表示され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、携帯可能
な電子式の手帳や電子ゲーム器等の電子機器において、
動物や植物等の生物の成長過程を画像として表示させる
画像表示制御装置および画像表示制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像表示制御装置において、動
植物等の生物のキャラクタ画像の成長過程を表示させる
には、対象となる生物の各成長過程での複数画像を画像
メモリに予め記憶させ、この画像メモリに記憶された複
数画像を順番に読み出して切換えて表示させるか、ある
いは順番に配列して1画面上に表示させるか等の手段が
考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ように考えられる画像表示制御装置では、生物の成長過
程を画像として見ることはできるものの、実際にどのよ
うな条件が与えられた場合にどの程度成長するか等、現
実的な感覚で成長させ表示することはできないため、例
えば動植物の育て方を実習するには、本物の動植物を飼
育しなければならず、大掛りなセットが必要になる問題
がある。
【0004】本発明は前記課題に鑑みなされたもので、
動物や植物等の生物の画像を、現実的な感覚で、成長過
程に従って表示させることが可能になる画像表示制御装
置および画像表示制御方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る第1の画像表示制御装置は、生物の成長を表わした複
数の画像を記憶する画像記憶手段と、前記生物を成長さ
せるための要素を記憶する要素記憶手段と、この要素記
憶手段に記憶された要素を選択する要素選択手段と、こ
の要素選択手段による要素選択結果に応じて前記画像記
憶手段に記憶された複数の画像のうち何れかの画像を選
択する画像選択手段と、この画像選択手段により選択さ
れた画像を表示する表示手段とを備えて構成したもので
ある。
【0006】また、本発明に係わる第2の画像表示制御
装置は、生物の成長を表わした複数の画像を記憶する画
像記憶手段と、この画像記憶手段に記憶された複数の画
像のうち何れかの画像を表示する表示手段と、前記生物
を成長させるための複数種類の要素をそれぞれ異なる量
に対応付けて記憶する要素記憶手段と、この要素記憶手
段に記憶された複数種類の要素それぞれの量を選択する
要素量選択手段と、この要素量選択手段による複数要素
それぞれの選択量及び前記表示手段に表示されている画
像に応じて前記画像記憶手段に記憶されている複数の画
像のうち何れかの画像を選択する画像選択手段と、この
画像選択手段により選択された画像を前記表示手段に表
示させる表示制御手段とを備えて構成したものである。
【0007】また、本発明に係わる第3の画像表示制御
装置は、生物の成長を表わした複数の画像を記憶する画
像記憶手段と、前記生物の成長に関係する装置本体周囲
の環境状態を検出する環境検出手段と、この環境検出手
段による環境検出結果に応じて前記画像記憶手段に記憶
された複数の画像のうち何れかの画像を選択する画像選
択手段と、この画像選択手段により選択された画像を表
示する表示手段とを備えて構成したものである。
【0008】また、本発明に係わる第4の画像表示制御
装置は、生物の成長を表わした複数の画像を記憶する画
像記憶手段と、この画像記憶手段に記憶された複数の画
像のうち何れかの画像を表示する表示手段と、一定時間
を計時する計時手段と、前記生物の成長に関係する装置
本体周囲の環境状態を検出する環境検出手段と、前記計
時手段により一定時間が計時される毎に前記環境検出手
段による環境検出結果及び前記表示手段に表示されてい
る画像に応じて前記画像記憶手段に記憶されている複数
の画像のうち何れかの画像を選択する画像選択手段と、
この画像選択手段により選択された画像を前記表示手段
に表示させる表示制御手段とを備えて構成したものであ
る。
【0009】
【作用】第1の画像表示制御装置では、要素記憶手段に
記憶された生物を成長させるための要素が、要素選択手
段により選択されると、その選択された要素が与えられ
た場合の成長度に対応する生物画像が画像選択手段によ
り選択され、表示手段に表示されることになる。
【0010】また、第2の画像表示制御装置では、要素
選択手段により、要素記憶手段に記憶されている生物を
成長させるための複数種類の要素それぞれの量が選択さ
れると、その選択量に応じた各要素が表示手段に現在表
示されているある成長過程での生物画像に与えられた場
合の新たな成長度に対応する生物画像が画像選択手段に
より選択され、前記表示手段に入替え表示されることに
なる。
【0011】また、第3の画像表示制御装置では、生物
の成長に関係する装置本体周囲の環境状態が環境検出手
段により検出されると、その検出された環境状態に応じ
た成長度に対応する生物画像が画像選択手段により選択
され、表示手段に表示されることになる。
【0012】また、第4の画像表示制御装置では、計時
手段により一定時間が計時される毎に環境検出手段によ
り検出される装置本体周囲の環境状態の変化が、表示手
段に現在表示されているある成長過程での生物画像に与
えられた場合の新たな成長度に対応する生物画像が画像
選択手段により選択され、前記表示手段に入替え表示さ
れることになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って、本発明の第
1実施形態について説明する。図1は本発明の画像表示
装置を搭載した第1の電子手帳の電子回路の構成を示す
ブロック図である。
【0014】この第1の電子手帳を構成している携帯可
能な手帳本体Tは、その内部に、CPU(中央処理装
置)11を備えている。前記CPU11は、キー入力部
12からのキー操作信号に応じて起動されるROM13
に予め記憶されたシステムプログラムに従って、回路各
部の動作制御を司るもので、このCPU11には、キー
入力部12,ROM13,RAM14の他、表示駆動回
路15を介して液晶表示部16が接続されている。
【0015】前記キー入力部12には、手帳データとし
て登録させる「名前」や「電話番号」を入力したり、検
索データの選択を数値指定により行なうための文字キー
12aやテンキー12bが設けられていると共に、手帳
モードと画像表示モードとを切換える際に操作される
「モード」キー12c、手帳モードではRAM14に登
録された手帳データを検索表示する際に操作され、画像
表示モードではROM13に予め記憶された植物を成長
させるための複数種類の要素データ(水,光,肥料)を
検索表示する際に操作される「検索」キー12d、手帳
モードでは前記文字キー12a及びテンキー12bの操
作に応じて入力された手帳データをRAM14に登録さ
せる際に操作され、画像表示モードでは前記「検索」キ
ー12dの操作により表示された要素データそれぞれの
量を前記テンキー12bにより数値指定して選択した後
に該選択量に応じた各要素を植物に与える際に操作され
る「書込み」キー12e等が設けられている。
【0016】前記ROM13には、CPU11を制御動
作させるためのシステムプログラムの他、生物を成長さ
せるための要素画像データ、及び植物の成長過程に対応
する複数の植物画像が予め記憶されている。
【0017】図2は前記第1の電子手帳のROM13に
予め記憶されている要素画像データを示す図である。す
なわち、ROM13に記憶されている要素画像データと
しては、3種類の要素キャラクタデータ(水,光,肥
料)がそれぞれ異なる量「無量(1) ,少量(2),普通(3)
,多量(4) 」に対応付けられてビットマップデータと
して記憶されている。
【0018】図3は前記第1の電子手帳のROM13に
予め記憶されている植物画像を示す図である。すなわ
ち、ROM13に記憶されている植物画像としては、
「M=0〜5」でアドレスされる6段階の植物成長過程
にそれぞれ応じた植物キャラクタデータがビットマップ
データとして記憶されている。
【0019】図4は前記第1の電子手帳のRAM14に
備えられているレジスタの構成を示す図である。すなわ
ち、前記RAM14には、「名前」及び「電話番号」か
らなる所定人数分の手帳データが手帳データポインタP
で示されるアドレスに登録される手帳データレジスタ1
4a、液晶表示部16に表示させるべき被表示データが
イメージデータとして書込まれる表示レジスタ14b、
手帳モードで“0”,画像表示モードで“1”にセット
されるモードフラグレジスタN、前記ROM13に記憶
される植物キャラクタデータ(図3参照)のアドレスを
示す植物アドレスレジスタM、及び画像表示モードにお
ける「書込み」キー12eの操作に伴ない選択設定され
た各要素量に対応する数値データが格納される水量レジ
スタ14c,光量レジスタ14d,肥料量レジスタ14
eが備えられている。
【0020】前記液晶表示部16には、手帳モードで
は、文字キー12a及びテンキー12bの操作に応じて
入力された手帳データか、あるいは「検索」キー12d
の操作に応じてRAM14の手帳データレジスタ14a
から検索された手帳データの何れかが表示される。
【0021】また、画像表示モードでは、「検索」キー
12dの操作に応じてROM13から読み出された各要
素毎のキャラクタデータか、あるいはRAM14の植物
アドレスレジスタMにて示される植物アドレスに応じて
ROM13から読み出された何れか1つの成長過程にあ
る植物キャラクタデータが表示される。
【0022】ここで、前記RAM14内の植物アドレス
レジスタMには、前記画像表示モードにおける「書込
み」キー12eの操作により水量レジスタ14c,光量
レジスタ14d,肥料量レジスタ14eにそれぞれセッ
トされた各要素量に応じた成長度に対応する何れか1つ
の植物アドレス“0”〜“5”が選択されてセットされ
る。
【0023】次に、図5〜図8に従って、前記構成によ
る第1の電子手帳の動作について説明する。図5は前記
第1の電子手帳の全体処理を示すフローチャートであ
る。すなわち、キー入力部12における「モード」キー
12cを操作した際に、RAM14のモードフラグレジ
スタNに“0”がセットされている場合、つまり、現
在、CPU11が手帳モードに設定されている場合に
は、該モードフラグレジスタNに“1”がセットされ、
CPU11は画像表示モードに切換え設定される(ステ
ップS1→S2→S3)。
【0024】また、前記「モード」キー12cを操作し
た際に、RAM14のモードフラグレジスタNに“1”
がセットされている場合、つまり、現在、CPU11が
画像表示モードに設定されている場合には、該モードフ
ラグレジスタNに“0”がセットされ、CPU11は手
帳モードに切換え設定される(ステップS1→S2→S
4)。
【0025】そして、前記RAM14のモードフラグレ
ジスタNに“0”がセットされている手帳モードにあっ
ては、CPU11により手帳モード処理(図6参照)が
実行される(ステップS5→SA)。
【0026】また、モードフラグレジスタNに“1”が
セットされている画像表示モードにあっては、CPU1
1により画像表示モード処理(図7参照)が実行される
(ステップS5→SB)。
【0027】図6は前記第1の電子手帳における手帳モ
ード処理を示すフローチャートである。すなわち、RA
M14のモードフラグレジスタNに“0”がセットされ
ている手帳モードにあって、キー入力部12の文字キー
12a及びテンキー12bを操作して「名前」「電話番
号」等の手帳データを入力すると、そのキー入力手帳デ
ータは、CPU11から表示駆動回路15を介して液晶
表示部16に順次表示される(ステップA1→A2,A
3)。
【0028】また、キー入力部12の「書込み」キー1
2eを操作すると、現在、液晶表示部16に表示されて
いる手帳データがRAM14の手帳データレジスタ14
aに登録される(ステップA4→A5)。
【0029】また、キー入力部12の「検索」キー12
dを操作すると、そのキー操作毎にRAM14の手帳デ
ータポインタPが(+1)されて更新され、手帳データ
レジスタ14aに登録されている所定人数の手帳データ
が順次検索されると共に、該検索された手帳データはC
PU11にて読み出され、表示駆動回路15を介して液
晶表示部16に表示される(ステップA6→A7,A
3)。
【0030】図7は前記第1の電子手帳における画像表
示モード処理を示すフローチャートである。図8は前記
第1の電子手帳における画像表示モード処理に伴なうキ
ャラクタ表示状態を示す図であり、同図(A)は植物ア
ドレス「M=1」に対応する植物キャラクタの表示状態
を示す図、同図(B)は各要素量の選択に伴なう水要素
キャラクタの表示状態を示す図、同図(C)は各要素量
の選択書込みにより新たに選択された植物アドレス「M
=2」に対応する植物キャラクタの表示状態を示す図で
ある。
【0031】すなわち、図7における画像表示モード処
理おいて、例えば、現在、RAM14内の植物アドレス
レジスタMに“1”がセットされている場合には、ま
ず、ROM13内の植物アドレス「M=1」に対応する
第2成長度の植物キャラクタ(図3参照)がCPU11
にて読み出され、図8(A)に示すように、液晶表示部
16に表示される(ステップB1)。
【0032】ここで、前記液晶表示部16に表示された
第2成長度の植物キャラクタに与える成長要素の量を選
択すべく、図8(B)に示すように、キー入力部12の
「検索」キー12dを操作すると、まず、ROM13に
要素画像データ(図2参照)として記憶されている水要
素の各量 (1)〜(4) に対応する水要素キャラクタがCP
U11にて読み出され液晶表示部16に表示される(ス
テップB2→B3)。
【0033】こうして、液晶表示部16に表示された水
要素キャラクタ (1)〜(4) に対して、例えばテンキー1
2bの「3」を操作して普通量(3) を選択すると、その
選択量(3) に対応する数値データ“3”がRAM14内
の水量レジスタ14cにセットされる(ステップB
4)。
【0034】すると、液晶表示部16には、前記水要素
キャラクタ (1)〜(4) に替わって光要素キャラクタ (1)
〜(4) (図2参照)が読み出されて表示されるので、こ
の光要素キャラクタ (1)〜(4) に対して、再びテンキー
12bの「3」を操作して普通量(3) を選択すると、そ
の選択量(3) に対応する数値データ“3”がRAM14
内の光量レジスタ14dにセットされる(ステップB5
→B3,B4)。
【0035】すると、液晶表示部16には、前記光要素
キャラクタ (1)〜(4) に替わって肥料要素キャラクタ
(1)〜(4) (図2参照)が読み出されて表示されるの
で、この肥料要素キャラクタ (1)〜(4) に対して、再び
テンキー12bの「3」を操作して普通量(3) を選択す
ると、その選択量(3) に対応する数値データ“3”がR
AM14内の肥料量レジスタ14eにセットされる(ス
テップB5→B3,B4)。
【0036】こうして、量の選択が為された各成長要素
(水,光,肥料)を前記ステップB1において液晶表示
部16に表示された第2成長度の植物キャラクタに与え
るべく、「書込み」キー12eを操作すると、前記RA
M14内の各要素量レジスタ14c〜14eにセットさ
れた数値データが検索され、まず、全要素(水,光,肥
料)に対して同じ量が選択されたか否か判断される(ス
テップB5→B6)。
【0037】この場合、水量,光量,肥料量とも全て普
通量(3) が選択されているので、前記ステップB6では
「YES」と判断され、次に、その同量選択された数値
データが“3”(普通量)又は“4”(多量)かが判断
される(ステップB6→B7)。
【0038】つまり、このステップB6,B7では、各
成長要素(水,光,肥料)がバランス良く十分に与えら
れたか否か判断されるもので、この場合、水量,光量,
肥料量とも全て普通量(3) が選択されているので、ステ
ップB7でも「YES」と判断され、次に、RAM14
の植物アドレスレジスタMが検索されて、現在の成長度
に対応する植物アドレスが、「M=4」又は「M=5」
か、つまり、現在、第5成長度の最高成長状態にあるか
又は第6成長度の成長終了状態にあるかが判断される
(ステップB7→B8)。
【0039】この場合、RAM14内の植物アドレスレ
ジスタMは“1”にセットされており、現在の植物成長
度は第2成長度にあるので、前記ステップB8では「N
O」と判断され、この第2成長度に対応する植物アドレ
ス「M=1」は(+1)されて第3成長度に対応する
「M=2」に更新される(ステップB8→B9)。
【0040】すると、前記更新された植物アドレス「M
=2」に対応する第3成長度の植物キャラクタ(図3参
照)がCPU11にて読み出され、図8(C)に示すよ
うに、液晶表示部16に入替え表示される(ステップB
10)。
【0041】すなわち、現在の植物成長度が第1成長度
「M=0」から第4成長度「M=3」にあって、各成長
要素(水,光,肥料)がバランス良く十分に与えられた
場合には、植物アドレスMが(+1)されて更新され、
1ステップ成長した植物キャラクタが表示されるように
なる。
【0042】また、前記ステップB6,B7において
「YES」、つまり、各成長要素(水,光,肥料)がバ
ランス良く十分に与えられたと判断されても、前記ステ
ップB8において「YES」、つまり、現在の植物成長
度が第5成長度「M=4」の最高成長状態にあるか又は
第6成長度「M=5」の成長終了状態にあると判断され
た場合には、植物アドレスMは“0”にセットされ、対
応する第1成長度の植物キャラクタ(図3参照)が液晶
表示部16に入替え表示される(ステップB8→B1
1,B10)。
【0043】さらに、前記ステップB6において「YE
S」、つまり、各成長要素(水,光,肥料)の選択量が
同量であると判断されても、前記ステップB7において
「NO」、つまり、同量選択された数値データが“1”
(無量)又は“2”(少量)で十分ではないと判断され
た場合には、植物アドレスMは更新されず、前記ステッ
プB1において表示されたた植物キャラクタと同一成長
度の植物キャラクタ(この場合、第2成長度「M=
1」)がそのまま成長しない状態で液晶表示部16に表
示される(ステップB7→B10)。
【0044】一方、前記ステップB6において「N
O」、つまり、各成長要素(水,光,肥料)の選択量が
同量でないと判断された場合で、ステップB12におい
て「YES」、つまり、各成長要素(水,光,肥料)そ
れぞれの選択量として、無量(1)と多量(4) とが混在し
て有り、非常にバランスが悪いと判断された場合には、
ステップ13において、現在の植物アドレスMが“0”
か否かが判断され、「M=0」と判断された場合には、
その第1成長度「M=0」に対応する植物キャラクタ
(図3参照)がそのまま成長せずに液晶表示部16に表
示される(ステップB12→B13→B10)。
【0045】また、前記ステップB12において「YE
S」、つまり、各成長要素(水,光,肥料)それぞれの
選択量として、無量(1) と多量(4) とが混在して有り、
非常にバランスが悪いと判断された場合で、ステップB
13において「NO」、つまり、現在の植物アドレスM
が“1”(第2成長度)〜“4”(第5成長度)の範囲
にあると判断された場合には、その植物アドレスMは
“5”(第6成長度)にセットされ、最終成長度の状態
にある枯れた植物キャラクタ(図3参照)が液晶表示部
16に入替え表示される(ステップB12→B13→B
14,B10)。
【0046】さらに、前記ステップB12において「N
O」、つまり、各成長要素(水,光,肥料)それぞれの
選択量として、無量(1) と多量(4) とが混在して無く、
非常にバランスの悪い状態ではないと判断された場合に
は、植物アドレスMは更新されず、前記ステップB1に
おいて表示されたた植物キャラクタと同一成長度の植物
キャラクタがそのまま成長しない状態で液晶表示部16
に表示される(ステップB12→B10)。
【0047】したがって、前記構成の第1の電子手帳に
よれば、予めROM13に記憶された第1〜第6成長度
「M=0〜5」の植物キャラクタの1つを液晶表示部1
6に表示させた後、同ROM13に記憶されている植物
成長要素(水,光,肥料)の各キャラクタを表示させ、
そのそれぞれの量をキー入力部12で数値指定して選択
すると、その選択量に応じた各要素量がRAM14内の
水量レジスタ14c,光量レジスタ14d,肥料量レジ
スタ14eにセットされ、この量選択された各成長要素
が前記予め表示されたある成長度の植物キャラクタに与
えられた場合の新たな成長度に対応する植物キャラクタ
が前記ROM13から選択されて表示されるので、植物
の成長過程を画像として見れるだけでなく、実際にどの
ような条件が与えられた場合にどの程度成長するか等、
現実的な感覚で成長させ表示させることができ、例えば
本物の植物を飼育しなくても、植物の育て方を容易に実
習することができる。
【0048】次に、本発明の第2実施形態について説明
する。図9は本発明の画像表示装置を搭載した第2の電
子手帳の電子回路の構成を示すブロック図である。
【0049】この第2の電子手帳を構成している携帯可
能な手帳本体Tは、その内部に、CPU(中央処理装
置)21を備えている。前記CPU21は、キー入力部
22からのキー操作信号に応じて起動されるROM23
に予め記憶されたシステムプログラムに従って回路各部
の動作制御を司るもので、このCPU21には、キー入
力部22,ROM23,RAM24の他、発振回路21
b及び分周回路21cからなるタイマ21aが接続さ
れ、さらに、表示駆動回路25を介して液晶表示部26
が接続されている。
【0050】また、前記CPU21には、センサ制御部
27を介して温度センサ28及び照度センサ29が接続
されている。前記キー入力部22には、手帳データとし
て登録させる「名前」や「電話番号」を入力するための
文字・テンキー22aが設けられていると共に、手帳モ
ードと画像表示モードとを切換える際に操作される「モ
ード」キー22b、前記文字・テンキー22aの操作に
応じて入力された手帳データをRAM24に登録させる
際に操作される「書込み」キー22c、前記RAM24
に登録された手帳データを検索表示する際に操作される
「検索」キー22d、画像表示モードにおいて成長過程
を表示すべき植物の種類(チューリップ「T=0」又は
麦「T=1」)を選択する際に操作される「選択」キー
22e等が設けられている。
【0051】前記ROM23には、CPU11を制御動
作させるためのシステムプログラムの他、2種類の植物
(チューリップ及び麦)それぞれの成長過程に対応する
複数の植物画像が予め記憶されている。
【0052】図10は前記第2の電子手帳のROM23
に予め記憶されている植物画像を示す図である。すなわ
ち、ROM23に記憶されている植物画像としては、
「M=1〜21」でアドレスされる21段階の植物成長
過程に応じたチューリップ「T=0」及び麦「T=1」
それぞれの植物キャラクタデータがビットマップデータ
として記憶されている。
【0053】図11は前記第2の電子手帳のRAM24
に備えられているレジスタの構成を示す図である。すな
わち、前記RAM24には、「名前」及び「電話番号」
からなる所定人数分の手帳データが手帳データポインタ
Pで示されるアドレスに登録される手帳データレジスタ
24a、液晶表示部26に表示させるべき被表示データ
がイメージデータとして書込まれる表示レジスタ24
b、タイマ21aからの計時パルス信号に応じた計時デ
ータが順次更新セットされる計時レジスタ24c、手帳
モードで“0”,画像表示モードで“1”にセットされ
るモードフラグレジスタN、前記ROM23に記憶され
る植物キャラクタデータ(図10参照)のアドレスを示
す植物アドレスレジスタM、同植物キャラクタデータ
(図10参照)の種類を示す種類レジスタT、及び前記
計時レジスタ24cにセットされる計時データに基づき
1時間毎に温度センサ28により検出される周囲環境温
度が順次累積されて更新セットされる温度累積レジスタ
24d、同じく、1時間毎に照度センサ29により検出
される周囲環境照度が順次累積されて更新セットされる
照度累積レジスタ24eが備えられている。
【0054】前記液晶表示部26には、手帳モードで
は、文字・テンキー22aの操作に応じて入力された手
帳データか、あるいは「検索」キー22dの操作に応じ
てRAM24の手帳データレジスタ24aから検索され
た手帳データの何れかが表示される。
【0055】また、画像表示モードでは、RAM24の
植物アドレスレジスタMにて示される植物アドレス及び
種類レジスタTにて示される植物の種類に応じてROM
23から読み出された何れか1つの成長過程にあるチュ
ーリップ又は麦の植物キャラクタデータが表示される。
【0056】ここで、前記RAM24内の植物アドレス
レジスタMには、前記計時レジスタ24cにセットされ
る計時データに基づき24時間経過した際に、前記温度
累積レジスタ24d及び照度累積レジスタ24eにセッ
トされている温度累積値及び照度累積値に応じた成長度
に対応する何れか1つの植物アドレス“1”〜“21”
が選択されてセットされる。
【0057】一方、タイマ21aはCPU21に対しそ
の計時パルス信号を常時供給し、RAM24内の計時レ
ジスタ24cにセットされる計時データを順次更新させ
るもので、前記温度累積レジスタ24d及び照度累積レ
ジスタ24eにセットされる温度累積値及び照度累積値
は、前記計時データに基づき24時間経過する毎に読み
出されてクリアされる。
【0058】次に、図12および図13に従って、前記
構成による第2の電子手帳の動作について説明する。図
12は前記第2の電子手帳の全体処理を示すフローチャ
ートである。図13は前記第2の電子手帳の画像表示モ
ード処理における植物選択処理を示すフローチャートで
ある。
【0059】すなわち、キー入力部22における「モー
ド」キー22bを操作した際に、RAM24のモードフ
ラグレジスタNに“0”がセットされている場合、つま
り、現在、CPU21が手帳モードに設定されている場
合には、該モードフラグレジスタNに“1”がセットさ
れ、CPU21は画像表示モードに切換え設定される
(ステップX1→X2→X3→X4)。
【0060】また、前記「モード」キー22bを操作し
た際に、RAM24のモードフラグレジスタNに“1”
がセットされている場合、つまり、現在、CPU21が
画像表示モードに設定されている場合には、該モードフ
ラグレジスタNに“0”がセットされ、CPU21は手
帳モードに切換え設定される(ステップX1→X2→X
3→X5)。
【0061】そして、前記RAM24のモードフラグレ
ジスタNに“0”がセットされている手帳モードにあっ
ては、CPU21により前記第1の電子手帳同様の手帳
モード処理(図6参照)が実行される(ステップX6→
XA)。
【0062】また、モードフラグレジスタNに“1”が
セットされている画像表示モードにあっては、CPU2
1により画像表示モード処理(図13参照)が実行され
る(ステップX6→XC)。
【0063】そして、前記RAM24内のモードフラグ
レジスタNに“1”がセットされている画像表示モード
にあっては、RAM24の植物アドレスレジスタMにて
示される植物アドレス及び種類レジスタTにて示される
植物の種類に応じてROM23から読み出された何れか
1つの成長過程にあるチューリップ又は麦の植物キャラ
クタデータが表示される(ステップX7→X8)。
【0064】一方、タイマ21aからCPU21に対し
て計時パルス信号が供給され、RAM24内の計時レジ
スタ24cにセットされる計時データが更新される度
に、該計時データに基づき1時間経過の有無が判断され
るもので、この1時間経過が判断されない状態では、前
記ステップX7に進み、画像表示モードに設定されてい
る場合には、RAM24の植物アドレスレジスタMにて
示される植物アドレス及び種類レジスタTにて示される
植物の種類に応じてROM23から読み出された何れか
1つの成長過程にあるチューリップ又は麦の植物キャラ
クタデータが繰返し表示される(ステップX1→X9,
X10→X7→X8)。
【0065】また、前記ステップX10において、「Y
ES」、つまり、タイマ21aからの計時パルス信号に
よってRAM24内の計時レジスタ24cにセットされ
る計時データが更新された際に、1時間経過したと判断
された場合には、温度センサ28により検出される周囲
環境の温度及び照度センサ29により検出される周囲環
境の照度が、それぞれセンサ制御部27を介してCPU
21により測定され、RAM24内の温度累積レジスタ
24d及び照度累積レジスタ24eに対して各測定値が
累積されて記憶される(ステップX10→X11,X1
2,X13)。
【0066】すると、ステップX14において、前記計
時レジスタ24cにセットされた計時データに基づき、
24時間経過の有無が判断されるが、この24時間経過
がなしと判断された状態では、前記ステップX7に進
み、画像表示モードに設定されている場合には、RAM
24の植物アドレスレジスタMにて示される植物アドレ
ス及び種類レジスタTにて示される植物の種類に応じて
ROM23から読み出された何れか1つの成長過程にあ
るチューリップ又は麦の植物キャラクタデータが繰返し
表示される(ステップX14→X7→X8)。
【0067】すなわち、前記ステップX10において1
時間経過が判断される毎に周囲環境温度及び照度が測定
され、温度累積レジスタ24d及び照度累積レジスタ2
4eに対し、その温度測定値及び照度測定値が累積され
て記憶されるもので、この後、ステップX14において
「YES」、つまり、計時レジスタ24cに更新セット
された計時データに基づき24時間経過したと判断され
た場合には、前記温度累積レジスタ24d及び照度累積
レジスタ24eに記憶された24時間の累積温度及び累
積照度が、それぞれ一定値以上に達したか否か判断され
る(ステップX14→X15)。
【0068】このステップX15において「YES」、
つまり、前記24時間の累積温度及び累積照度が、それ
ぞれ植物の成長に必要な一定値以上に達したと判断され
た場合には、現在、植物アドレジスタMにセットされて
いる植物アドレスMが“20”又は“21”かが判断さ
れる(ステップX16)。
【0069】つまり、このステップX16では、前記植
物アドレスMに従ってROM23から読み出されて液晶
表示部26に表示されている植物キャラクタが、既に成
長の終った第20成長度又は第21成長度にあるか否か
が判断されるもので、例えば現在の植物アドレスMが
“2”であることで、ステップX16において「NO」
と判断されると、該植物アドレス「M=2」は(+1)
されて「M=3」に更新される(ステップX16→X1
7)。
【0070】すると、前記温度累積レジスタ24d及び
照度累積レジスタ24eに記憶されている温度累積値及
び照度累積値がクリアされた後、画像表示モードに設定
されている場合には、種類レジスタTで示されるチュー
リップ又は麦の植物アドレスレジスタ「M=3」にて示
される第3成長度の植物キャラクタ(図10参照)が読
み出され、液晶表示部26に対し入替え表示される(ス
テップX20,X7→X8)。
【0071】すなわち、24時間の累積温度及び累積照
度が、それぞれ植物の成長に必要な一定値以上に達した
際に、現在選択されている植物アドレスMが“1”〜
“19”の成長可能範囲内にある場合には、該植物アド
レスMが(+1)されることにより、1ステップ成長し
た植物キャラクタが表示されるようになる。
【0072】また、前記ステップX15において「YE
S」、つまり、24時間の累積温度及び累積照度が、そ
れぞれ植物の成長に必要な一定値以上に達したと判断さ
れても、前記ステップX16において「YES」、つま
り、現在の植物成長度が既に成長の終った第20成長度
「M=20」又は第21成長度「M=21」にあると判
断された場合には、植物アドレスMは“1”にセットさ
れ、対応する第1成長度のチューリップ又は麦の植物キ
ャラクタ(図10参照)が液晶表示部26に入替え表示
される(ステップX16→X18,X20,X7→X
8)。
【0073】また、前記ステップX15において「N
O」、つまり、24時間の累積温度及び累積照度が、そ
れぞれ植物の成長に必要な一定値以上に達しないと判断
された場合には、植物アドレスMは“21”(第21成
長度)にセットされ、最終成長度の状態にあるチューリ
ップ又は麦の枯れた植物キャラクタ(図10参照)が液
晶表示部26に入替え表示される(ステップX15→X
19,X20,X7→X8)。
【0074】一方、前記RAM24内のモードフラグレ
ジスタNに“1”がセットされ、種類レジスタTにセッ
トされている被表示植物キャラクタの種類及び植物アド
レスレジスタMにセットされている被表示植物アドレス
に対応する植物キャラクタがROM23から読み出され
て液晶表示部26に表示されている画像表示モードにあ
って、キー入力部22における「選択」キー22eを操
作すると、図13における画像表示モード処理における
植物選択処理が起動される。
【0075】すなわち、RAM24の種類レジスタTに
“0”がセットされている場合、つまり、現在の被表示
植物キャラクタの種類が“チューリップ”に設定されて
いる場合には、該種類レジスタTに“1”がセットさ
れ、被表示植物キャラクタの種類は“麦”に切換え設定
される(ステップC1→C2→C3)。
【0076】また、前記「選択」キー22eを操作した
際に、RAM24の種類レジスタTに“1”がセットさ
れている場合、つまり、現在の被表示植物キャラクタの
種類が“麦”に設定されている場合には、該種類レジス
タTに“0”がセットされ、被表示植物キャラクタの種
類は“チューリップ”に切換え設定される(ステップC
1→C2→C4)。
【0077】そして、前記被表示植物キャラクタの種類
が“チューリップ”から“麦”へ、また、“麦”から
“チューリップ”へ切換えられた場合の何れの場合で
も、被表示植物アドレスMは成長初期を示す“1”にセ
ットされる(ステップC5)。
【0078】したがって、前記構成の第2の電子手帳に
よれば、予めROM23に記憶された第1〜第21成長
度「M=1〜21」の植物キャラクタの1つを液晶表示
部26に表示させた状態で、タイマ21aからの計時パ
ルス信号によりRAM24内の計時データが更新され、
この計時データに基づき1時間経過が判断される毎に、
温度センサ28及び照度センサ29により周囲環境温度
及び照度が検出されて温度累積レジスタ24d及び照度
累積レジスタ24eに順次累積されて記憶され、24時
間経過した際の温度及び照度の各累積値がそれぞれ一定
値以上であるか否か及び現在表示されている植物キャラ
クタの成長度に応じて、新たな成長度に対応する植物キ
ャラクタが前記ROM23から選択されて表示されるの
で、植物の成長過程を画像として見れるだけでなく、実
際の環境変化に対してどのように成長するか等、現実的
な環境条件で成長させ表示することができ、例えば本物
の植物を飼育しなくても、環境変化に応じた植物の成長
状況を容易に実習することができる。
【0079】なお、前記第2実施形態では、24時間毎
の温度及び照度累積値に従って、新たな成長度の植物キ
ャラクタをROM23から選択する構成としたが、この
成長度を選択する時間間隔は任意に設定してもよい。
【0080】また、前記第2実施形態では、植物の周囲
環境を検出するセンサとして、温度センサ28及び照度
センサ29を使用したが、この2つのセンサ以外にも、
湿度センサ等を併用することにより、より現実的な環境
条件で植物キャラクタを成長させ表示することができ
る。
【0081】さらに、前記第1実施形態における植物成
長要素(水,光,肥料)の選択状態と、前記第2実施形
態における環境測定状態との組合せに応じて、被表示植
物キャラクタの成長度を決定する構成とすれば、より現
実的な感覚で植物キャラクタを成長させ表示することが
できる。また、前記各実施形態では、植物の成長過程を
表示する構成としたが、犬や猫等の動物の成長過程も同
様にして表示してもよい。
【0082】
【実施形態の構成】このように、本発明に係わる第1の
画像表示制御装置は、生物の成長を表わした複数の画像
を記憶する画像記憶手段と、前記生物を成長させるため
の要素を記憶する要素記憶手段と、この要素記憶手段に
記憶された要素を選択する要素選択手段と、この要素選
択手段による要素選択結果に応じて前記画像記憶手段に
記憶された複数の画像のうち何れかの画像を選択する画
像選択手段と、この画像選択手段により選択された画像
を表示する表示手段とを備えて構成したものである。ま
た、本発明に係わる第2の画像表示制御装置は、生物の
成長を表わした複数の画像を記憶する画像記憶手段と、
この画像記憶手段に記憶された複数の画像のうち何れか
の画像を表示する表示手段と、前記生物を成長させるた
めの複数種類の要素をそれぞれ異なる量に対応付けて記
憶する要素記憶手段と、この要素記憶手段に記憶された
複数種類の要素それぞれの量を選択する要素量選択手段
と、この要素量選択手段による複数要素それぞれの選択
量及び前記表示手段に表示されている画像に応じて前記
画像記憶手段に記憶されている複数の画像のうち何れか
の画像を選択する画像選択手段と、この画像選択手段に
より選択された画像を前記表示手段に表示させる表示制
御手段とを備えて構成したものである。また、本発明に
係わる第3の画像表示制御装置は、生物の成長を表わし
た複数の画像を記憶する画像記憶手段と、前記生物の成
長に関係する装置本体周囲の環境状態を検出する環境検
出手段と、この環境検出手段による環境検出結果に応じ
て前記画像記憶手段に記憶された複数の画像のうち何れ
かの画像を選択する画像選択手段と、この画像選択手段
により選択された画像を表示する表示手段とを備えて構
成したものである。また、本発明に係わる第4の画像表
示制御装置は、生物の成長を表わした複数の画像を記憶
する画像記憶手段と、この画像記憶手段に記憶された複
数の画像のうち何れかの画像を表示する表示手段と、一
定時間を計時する計時手段と、前記生物の成長に関係す
る装置本体周囲の環境状態を検出する環境検出手段と、
前記計時手段により一定時間が計時される毎に前記環境
検出手段による環境検出結果及び前記表示手段に表示さ
れている画像に応じて前記画像記憶手段に記憶されてい
る複数の画像のうち何れかの画像を選択する画像選択手
段と、この画像選択手段により選択された画像を前記表
示手段に表示させる表示制御手段とを備えて構成したも
のである。
【0083】
【実施形態の作用】前記第1の画像表示制御装置では、
要素記憶手段に記憶された生物を成長させるための要素
が、要素選択手段により選択されると、その選択された
要素が与えられた場合の成長度に対応する生物画像が画
像選択手段により選択され、表示手段に表示されること
になる。また、前記第2の画像表示制御装置では、要素
選択手段により、要素記憶手段に記憶されている生物を
成長させるための複数種類の要素それぞれの量が選択さ
れると、その選択量に応じた各要素が表示手段に現在表
示されているある成長過程での生物画像に与えられた場
合の新たな成長度に対応する生物画像が画像選択手段に
より選択され、前記表示手段に入替え表示されることに
なる。また、前記第3の画像表示制御装置では、生物の
成長に関係する装置本体周囲の環境状態が環境検出手段
により検出されると、その検出された環境状態に応じた
成長度に対応する生物画像が画像選択手段により選択さ
れ、表示手段に表示されることになる。また、前記第4
の画像表示制御装置では、計時手段により一定時間が計
時される毎に環境検出手段により検出される装置本体周
囲の環境状態の変化が、表示手段に現在表示されている
ある成長過程での生物画像に与えられた場合の新たな成
長度に対応する生物画像が画像選択手段により選択さ
れ、前記表示手段に入替え表示されることになる。
【0084】
【実施形態の効果】以上のように、本発明の第1の画像
表示制御装置によれば、要素記憶手段に記憶された生物
を成長させるための要素が、要素選択手段により選択さ
れると、その選択された要素が与えられた場合の成長度
に対応する生物画像が画像選択手段により選択され、表
示手段に表示されるようになる。また、本発明の第2の
画像表示制御装置によれば、要素選択手段により、要素
記憶手段に記憶されている生物を成長させるための複数
種類の要素それぞれの量が選択されると、その選択量に
応じた各要素が表示手段に現在表示されているある成長
過程での生物画像に与えられた場合の新たな成長度に対
応する生物画像が画像選択手段により選択され、前記表
示手段に入替え表示されるようになる。また、本発明の
第3の画像表示制御装置によれば、生物の成長に関係す
る装置本体周囲の環境状態が環境検出手段により検出さ
れると、その検出された環境状態に応じた成長度に対応
する生物画像が画像選択手段により選択され、表示手段
に表示されるようになる。また、本発明の第4の画像表
示制御装置によれば、計時手段により一定時間が計時さ
れる毎に環境検出手段により検出される装置本体周囲の
環境状態の変化が、表示手段に現在表示されているある
成長過程での生物画像に与えられた場合の新たな成長度
に対応する生物画像が画像選択手段により選択され、前
記表示手段に入替え表示されるようになる。
【0085】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、現実の動物や植物等の生物の場合と同様
に、現実的な感覚で、生物画像を成長過程に従って順次
表示させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係わる画像表示装置を
搭載した第1の電子手帳の電子回路の構成を示すブロッ
ク図。
【図2】前記第1の電子手帳のROMに予め記憶されて
いる要素画像データを示す図。
【図3】前記第1の電子手帳のROMに予め記憶されて
いる植物画像を示す図。
【図4】前記第1の電子手帳のRAMに備えられている
レジスタの構成を示す図。
【図5】前記第1の電子手帳の全体処理を示すフローチ
ャート。
【図6】前記第1の電子手帳における手帳モード処理を
示すフローチャート。
【図7】前記第1の電子手帳における画像表示モード処
理を示すフローチャート。
【図8】前記第1の電子手帳における画像表示モード処
理に伴なうキャラクタ表示状態を示す図であり、同図
(A)は植物アドレス「M=1」に対応する植物キャラ
クタの表示状態を示す図、同図(B)は各要素量の選択
に伴なう水要素キャラクタの表示状態を示す図、同図
(C)は各要素量の選択書込みにより新たに選択された
植物アドレス「M=2」に対応する植物キャラクタの表
示状態を示す図。
【図9】本発明の第2実施形態に係わる画像表示装置を
搭載した第2の電子手帳の電子回路の構成を示すブロッ
ク図。
【図10】前記第2の電子手帳のROMに予め記憶され
ている植物画像を示す図。
【図11】前記第2の電子手帳のRAMに備えられてい
るレジスタの構成を示す図。
【図12】前記第2の電子手帳の全体処理を示すフロー
チャート。
【図13】前記第2の電子手帳の画像表示モード処理に
おける植物選択処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
11 …CPU(中央処理装置)、 12 …キー入力部、 12a…文字キー、 12b…テンキー、 12c…「モード」キー、 12d…「検索」キー、 12e…「書込み」キー、 13 …ROM、 14 …RAM、 14a…手帳データレジスタ、 14b…表示レジスタ、 14c…水量レジスタ、 14d…光量レジスタ、 14e…肥料量レジスタ、 15 …表示駆動回路、 16 …液晶表示部、 21 …CPU(中央処理装置)、 21a…タイマ、 21b…発振回路、 21c…分周回路、 22 …キー入力部、 22a…文字・テンキー、 22b…「モード」キー、 22c…「書込み」キー、 22d…「検索」キー、 22e…「選択」キー、 23 …ROM、 24 …RAM、 24a…手帳データレジスタ、 24b…表示レジスタ、 24c…計時レジスタ、 24d…温度累積レジスタ、 24e…照度累積レジスタ、 25 …表示駆動回路、 26 …液晶表示部、 27 …センサ制御部、 28 …温度センサ、 29 …照度センサ、 N …モードフラグレジスタ、 P …手帳データポインタ、 M …植物アドレスレジスタ、 T …種類レジスタ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生物の成長を表わした複数の画像を記憶
    する画像記憶手段と、 前記生物を成長させるための要素を記憶する要素記憶手
    段と、 この要素記憶手段に記憶された要素を選択する要素選択
    手段と、 この要素選択手段による要素選択結果に応じて前記画像
    記憶手段に記憶された複数の画像のうち何れかの画像を
    選択する画像選択手段と、 この画像選択手段により選択された画像を表示する表示
    手段と、を具備したことを特徴とする画像表示制御装
    置。
  2. 【請求項2】 生物の成長を表わした複数の画像を記憶
    する画像記憶手段と、 この画像記憶手段に記憶された複数の画像のうち何れか
    の画像を表示する表示手段と、 前記生物を成長させるための複数種類の要素をそれぞれ
    異なる量に対応付けて記憶する要素記憶手段と、 この要素記憶手段に記憶された複数種類の要素それぞれ
    の量を選択する要素量選択手段と、 この要素量選択手段による複数要素それぞれの選択量及
    び前記表示手段に表示されている画像に応じて前記画像
    記憶手段に記憶されている複数の画像のうち何れかの画
    像を選択する画像選択手段と、 この画像選択手段により選択された画像を前記表示手段
    に表示させる表示制御手段と、を具備したことを特徴と
    する画像表示制御装置。
  3. 【請求項3】 生物の成長を表わした複数の画像を記憶
    する画像記憶手段と、 前記生物の成長に関係する装置本体周囲の環境状態を検
    出する環境検出手段と、 この環境検出手段による環境検出結果に応じて前記画像
    記憶手段に記憶された複数の画像のうち何れかの画像を
    選択する画像選択手段と、 この画像選択手段により選択された画像を表示する表示
    手段と、を具備したことを特徴とする画像表示制御装
    置。
  4. 【請求項4】 生物の成長を表わした複数の画像を記憶
    する画像記憶手段と、 この画像記憶手段に記憶された複数の画像のうち何れか
    の画像を表示する表示手段と、 一定時間を計時する計時手段と、 前記生物の成長に関係する装置本体周囲の環境状態を検
    出する環境検出手段と、 前記計時手段により一定時間が計時される毎に前記環境
    検出手段による環境検出結果及び前記表示手段に表示さ
    れている画像に応じて前記画像記憶手段に記憶されてい
    る複数の画像のうち何れかの画像を選択する画像選択手
    段と、 この画像選択手段により選択された画像を前記表示手段
    に表示させる表示制御手段と、を具備したことを特徴と
    する画像表示制御装置。
  5. 【請求項5】 生物を成長させるための成長要素を選択
    する要素選択ステップと、 この要素選択ステップによる要素選択結果に応じて、画
    像記憶手段に記憶された複数の画像のうちの何れかの画
    像を選択する画像選択ステップと、 この画像選択ステップにより選択された画像を表示する
    表示ステップと、を具備したことを特徴とする画像表示
    制御方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005063083A (ja) * 2003-08-11 2005-03-10 Kyocera Mita Corp 状態変化シミュレーションシステム、状態変化シミュレーション装置、その制御方法及びその制御プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005063083A (ja) * 2003-08-11 2005-03-10 Kyocera Mita Corp 状態変化シミュレーションシステム、状態変化シミュレーション装置、その制御方法及びその制御プログラム

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