JP2928865B2 - 携帯型電子ゲーム装置及び画像表示制御方法 - Google Patents

携帯型電子ゲーム装置及び画像表示制御方法

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JP2928865B2
JP2928865B2 JP10027405A JP2740598A JP2928865B2 JP 2928865 B2 JP2928865 B2 JP 2928865B2 JP 10027405 A JP10027405 A JP 10027405A JP 2740598 A JP2740598 A JP 2740598A JP 2928865 B2 JP2928865 B2 JP 2928865B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば携帯可能な
電子式の手帳や電子ゲーム器等の電子機器において、動
物や植物等の生物の成長過程を画像として表示する携帯
型電子ゲーム装置及び画像表示制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像表示装置において、動植物
等の生物のキャラクタ画像の成長過程を表示させるに
は、対象となる生物の各成長過程での複数画像を画像メ
モリに予め記憶させ、この画像メモリに記憶された複数
画像を順番に読出して切換えて表示させるか、あるいは
順番に配列して1画面上に表示させるか等の手段が考え
られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ように考えられる画像表示装置では、生物の成長過程を
画像として見ることはできるものの、実際にどのような
条件が与えられた場合にどの程度成長するか等、現実的
な感覚で成長させ表示することはできないため、例えば
動植物の育て方を実習するには、本物の動植物を飼育し
なければならず、大掛りなセットが必要になる問題があ
る。
【0004】本発明は前記課題に鑑みなされたもので、
現実に存在する動物や植物等の生物を、現実的な感覚で
成長させる場合と同様の育成の仕方または方法で、装置
を携帯しながら、各成長過程の生物画像を育成して表示
させることが可能になる携帯型電子ゲーム装置及び画像
表示制御方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】次に、このような目的を
達成するための本発明の課題解決手段について、後述す
る各実施形態の図面に用いた図面参照番号等に対応付け
て以下に説明する。すなわち、本発明の請求項1に係わ
携帯型電子ゲーム装置は、予め定められた生物の成長
過程それぞれに対応した複数の生物画像を選択的に順次
表示させる画像表示装置を備えている携帯型電子ゲーム
装置であって、 前記画像表示装置は、前記複数の生物画
を予め記憶している記憶手段(図1および図3のRO
M13)と、前記複数の生物画像のうちの一つを選択的
に表示する表示手段(図1の表示部16;図7のB1お
よびB10;図8Aおよび図8C)と、前記表示手段に
表示されている生物画像に対し、この生物画像を成長さ
せるための成長要素データをキー入力するキー入力手段
(図1のキー入力部12、テンキー12b;図7のB
4;図8Bのテンキー12b)と、前記キー入力手段に
より入力された成長要素データの値が予め定められた値
であるか否かを判別し(図7のB4、B5およびB
7)、その判別の結果、前記入力された成長要素データ
の値が前記予め定められた値であると判別された際(図
7のB7=YES)に、前記記憶手段に記憶されている
複数の生物画像のなかから、現在表示中の生物画像の
の成長過程の生物画像を読み出し、この読み出された次
の成長過程の生物画像を前記現在表示中の生物画像に代
えて、前記表示手段に表示させる表示制御手段(図1の
CPU11;図7のB9およびB10)とをそれぞれ予
め設けてなることを特徴とする。
【0006】このように、請求項1の発明は、本願の第
1実施形態(図1〜図8)に対応する。 この請求項1の
発明における画像表示装置は、記憶手段、表示手段、キ
ー入力手段、および表示制御手段をそれぞれ予め設けて
いる。 そして請求項1の発明は、画像表示装置に設けら
れている表示手段に表示中の生物画像に対し、使用者
が、この生物画像を成長させるための成長要素データを
キー入力手段にて入力すると、この入力された成長要素
データの値が予め定められた値であるか否かを判別し、
その判別の結果、入力された成長要素データの値が予め
定められた値であると判別されると、記憶されている複
数の生物画像のなかから、現在表示中の生物画像(例え
ば、図3の「0」の「種子の植物画像」)の次の成長過
程の生物画像(例えば、図3の「1」の「芽の出た植物
画像」)を読み出し、この読み出された次の成長過程の
生物画像を前記現在表示中の生物画像に代えて、表示手
段に表示させている。
【0007】また、本発明の請求項2に係わる携帯型電
子ゲーム装置は、予め定められた生物の成長過程それぞ
れに対応した複数の生物画像を選択的に順次表示させる
画像表示装置を備えている携帯型電子ゲーム装置であっ
て、 前記画像表示装置は、前記複数の生物画像が記憶さ
れた画像記憶手段(図1および図3のROM13)と、
前記生物を成長させるための複数種類の成長要素画像が
記憶された要素記憶手段(図1および図2のROM1
3)と、この要素記憶手段に記憶された複数種類の成長
要素画像のなかから任意の成長要素画像を選択する要素
選択手段(図1のキー入力部12:図1のテンキー12
b:図7のステップB4)と、この要素選択手段により
選択された成長要素画像に対応した成長要素データの値
が記憶される成長要素データ記憶手段(図1のRAM1
4、図4のレジスタ14c〜14e)と、前記画像記憶
手段に記憶された複数の生物画像のうちの一つを選択的
に表示させるために前記複数の生物画像のうちの一つを
指定するための指定データ(M)が記憶される指定デー
タ記憶手段(図4のレジスタM)と、前記成長要素デー
タ記憶手段に記憶された成長要素データの値が予め定め
られている値(図7のステップB7の数値データ「3」
=普通量、または「4」=多量)であるか否かを判別す
る判別手段(図1のCPU11:図7のステップB7)
と、この判別手段にて、前記成長要素データ記憶手段に
記憶された成長要素データの値が前記予め定められてい
る値であると判別された際(図7のステップB7=YE
S)は、前記指定データ記憶手段に記憶されている指定
データを、次の成長過程の生物画像を指定するための指
定データに更新(M+1)させ、この更新された指定デ
ータにより指定された次の成長過程の生物画像を、前記
画像記憶手段に記憶されている複数の生物画像のなかか
ら読み出して表示させる第1の表示制御手段(図1のC
PU11:図7のステップB9,B10)と、前記判別
手段にて、前記成長要素データ記憶手段に記憶された成
長要素データの値が前記予め定められている値でないと
判別された際(図7のステップB7=NO)は、前記指
定データ記憶手段に記憶されている指定データを、次の
成長過程の生物画像を指定するための指定データに更新
させないで、現在記憶されている指定データにより指定
されているままの成長過程の生物画像を、前記画像記憶
手段 に記憶されている複数の生物画像のなかから読み出
して表示させる第2の表示制御手段(図1のCPU1
1:図7のステップB10)とをそれぞれ予め設けてな
ことを特徴とする。
【0008】このように、請求項2の発明は、本願の第
1実施形態(図1〜図8)に対応する。 この請求項2の
発明における画像表示装置は、要素記憶手段、要素選択
手段、成長要素データ記憶手段、指定データ記憶手段、
判別手段、第1の表示制御手段、および第2の表示制御
手段をそれぞれ予め設けている。 そして請求項2の発明
は、生物を成長させるための複数種類の成長要素画像の
なかから任意の成長要素画像を選択し、この選択された
成長要素画像に対応した成長要素データの値が記憶され
ると、この記憶された成長要素データの値が予め定めら
れている値であるか否かが判別される。この判別の結
果、記憶された成長要素データの値が予め定められてい
る値であると判別された際は、記憶されている指定デー
タを、次の成長過程の生物画像を指定するための指定デ
ータに更新させ、この更新された指定データにより指定
された次の成長過程の生物画像を、第1の表示制御手段
の制御にて、記憶されている複数の生物画像のなかから
読み出して表示させる。他方、判別の結果、記憶された
成長要素データの値が予め定められている値でないと判
別された際は、記憶されている指定データを、次の成長
過程の生物画像を指定するための指定データに更新させ
ないで、現在記憶されている指定データにより指定され
ているままの成長過程の生物画像を、第2の表示制御手
段の制御にて、記憶されている複数の生物画像のなかか
ら読み出して表示させている。
【0009】また、本発明の請求項3に係わる携帯型電
子ゲーム装置は、予め定められた生物の成長過程それぞ
れに対応した複数の生物画像を選択的に順次表示させる
画像表示装置を備えている携帯型電子ゲーム装置であっ
て、 前記画像表示装置は、前記複数の生物画像が予め記
憶されている生物画像記憶手段(図9および図10のR
OM23)と、この生物画像記憶手段に記憶された複数
の生物画像のうちの一つを選択的に表示する表示手段
(図9の表示部26)と、計時パルス信号を計時して計
時データを得る計時手段(図9のタイマ21a;図12
のステップX9;図11の計時レジスタ24c)と、前
記生物を成長させるための少なくとも一種類の成長要素
データ(図9のセンサ28,29;図12のステップX
11の「温度データ」、X12の「照度データ」)が入
力されると、この入力された成長要素データを記憶する
成長要素データ記憶手段(図9および図11のRAM2
4;図11のレジスタ24d,24e)と、前記計時手
段で得られる計時データの値が予め定められた値(図1
2の「24時間」)となり(図12のステップX1
4)、かつ、前記成長要素データ記憶手段に記憶された
成長要素データの値が予め定められた値(図12の「一
定の累積値」)になったか否かを判別(図12のステッ
プX15)し、いずれもがなったと判別された際に、前
記生物画像記憶手段に記憶されている複数の生物画像の
なかから、現在表示中の生物画像の次の成長過程の生物
画像を読み出し、この読み出された次の成長過程の生物
画像を前記現在表示中の生物画像に代えて、前記表示手
段に表示させる表示制御手段(図12のステップX1
7,X8)とをそれぞれ予め設けてなることを特徴とす
る。
【0010】このように、請求項3の発明は、本願の第
2実施形態(図9〜図12)に対応する。 この請求項3
の発明における画像表示装置は、生物画像記憶手段、表
示手段、計時手段、成長要素データ記憶手段、および表
示制御手段をそれぞれ予め設けている。 そして、請求項
3の発明は、計時手段で得られる計時データの値が予め
定められた値となり、かつ、記憶された成長要素データ
の値が予め定められた値になったか否かを判別し、いず
れもがなったと判別された際に、表示制御手段の制御に
て、記憶されている複数の生物画像のなかから、現在表
示中の生物画像の次の成長過程の生物画像を読み出し、
この読み出された次の成長過程の生物画像を現在表示中
の生物画像に代えて表示させている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面により本発明の第1実施
形態について説明する。図1は本発明の画像表示装置を
搭載した第1の電子手帳の電子回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【0012】この第1の電子手帳は、CPU(中央処理
装置)11を備えている。前記CPU11は、キー入力
部12からのキー操作信号に応じて起動されるROM1
3に予め記憶されたシステムプログラムに従って回路各
部の動作制御を司るもので、このCPU11には、キー
入力部12,ROM13,RAM14の他、表示駆動回
路15を介して液晶表示部16が接続されている。
【0013】前記キー入力部12には、手帳データとし
て登録させる「名前」や「電話番号」を入力したり、検
索データの選択を数値指定により行なうための文字キー
12aやテンキー12bが設けられていると共に、手帳
モードと画像表示モードとを切換える際に操作される
「モード」キー12c、手帳モードではRAM14に登
録された手帳データを検索表示する際に操作され、画像
表示モードではROM13に予め記憶された植物を成長
させるための複数種類の要素データ(水,光,肥料)を
検索表示する際に操作される「検索」キー12d、手帳
モードでは前記文字キー12a及びテンキー12bの操
作に応じて入力された手帳データをRAM14に登録さ
せる際に操作され、画像表示モードでは前記「検索」キ
ー12dの操作により表示された要素データそれぞれの
量を前記テンキー12bにより数値指定して選択した後
に該選択量に応じた各要素を植物に与える際に操作され
る「書込み」キー12e等が設けられている。
【0014】前記ROM13には、CPU11を制御動
作させるためのシステムプログラムの他、生物を成長さ
せるための要素画像データ、及び植物の成長過程に対応
する複数の植物画像データが予め記憶されている。
【0015】図2は前記第1の電子手帳のROM13に
予め記憶された要素画像データを示す図である。すなわ
ち、ROM13に記憶されている要素画像データとして
は、3種類の要素キャラクタデータ(水,光,肥料)が
それぞれ異なる量「無量(1) ,少量(2),普通(3) ,多
量(4) 」に対応付けられてビットマップデータとして記
憶されている。
【0016】図3は前記第1の電子手帳のROM13に
予め記憶されている植物画像データを示す図である。す
なわち、ROM13に記憶されている植物画像データと
しては、「M=0〜5」でアドレスされる6段階の植物
成長過程それぞれに応じた植物キャラクタデータがビッ
トマップデータとして記憶されている。
【0017】図4は前記第1の電子手帳のRAM14に
備えられるレジスタの構成を示す図である。すなわち、
前記RAM14には、「名前」及び「電話番号」からな
る所定人数分の手帳データが手帳データポインタPで示
されるアドレスに登録される手帳データレジスタ14
a、液晶表示部16に表示させるべき被表示データがイ
メージデータとして書込まれる表示レジスタ14b、手
帳モードで“0”,画像表示モードで“1”にセットさ
れるモードフラグレジスタN、前記ROM13に記憶さ
れている植物キャラクタデータ(図3参照)のアドレス
を示す植物アドレスレジスタM、及び画像表示モードに
おける「書込み」キー12eの操作に伴ない選択設定さ
れた各要素量に対応する数値データが格納される水量レ
ジスタ14c,光量レジスタ14d,肥料量レジスタ1
4eが備えられている。
【0018】前記液晶表示部16には、手帳モードで
は、文字キー12a及びテンキー12bの操作に応じて
入力された手帳データか、あるいは「検索」キー12d
の操作に応じてRAM14の手帳データレジスタ14a
から検索された手帳データの何れかが表示される。
【0019】また、画像表示モードでは、「検索」キー
12dの操作に応じてROM13から読出された各要素
毎のキャラクタデータか、あるいはRAM14の植物ア
ドレスレジスタMにて示される植物アドレスに応じてR
OM13から読出された何れか1つの成長過程にある植
物キャラクタデータが表示される。
【0020】ここで、前記RAM14内の植物アドレス
レジスタMには、前記画像表示モードにおける「書込
み」キー12eの操作により水量レジスタ14c,光量
レジスタ14d,肥料量レジスタ14eにそれぞれセッ
トされた各要素量に応じた成長度に対応する何れか1つ
の植物アドレス“0”〜“5”が選択されてセットされ
る。
【0021】次に、前記構成による第1の電子手帳の動
作について説明する。図5は前記第1の電子手帳の全体
処理を示すフローチャートである。すなわち、キー入力
部12における「モード」キー12cを操作した際に、
RAM14のモードフラグレジスタNに“0”がセット
されている場合、つまり、現在、CPU11が手帳モー
ドに設定されている場合には、該モードフラグレジスタ
Nに“1”がセットされ、CPU11は画像表示モード
に切換え設定される(ステップS1→S2→S3)。
【0022】また、前記「モード」キー12cを操作し
た際に、RAM14のモードフラグレジスタNに“1”
がセットされている場合、つまり、現在、CPU11が
画像表示モードに設定されている場合には、該モードフ
ラグレジスタNに“0”がセットされ、CPU11は手
帳モードに切換え設定される(ステップS1→S2→S
4)。
【0023】そして、前記RAM14のモードフラグレ
ジスタNに“0”がセットされている手帳モードにあっ
ては、CPU11により手帳モード処理(図6参照)が
実行される(ステップS5→SA)。
【0024】また、モードフラグレジスタNに“1”が
セットされている画像表示モードにあっては、CPU1
1により画像表示モード処理(図7参照)が実行される
(ステップS5→SB)。
【0025】図6は前記第1の電子手帳における手帳モ
ード処理を示すフローチャートである。すなわち、RA
M14のモードフラグレジスタNに“0”がセットされ
ている手帳モードにあって、キー入力部12の文字キー
12a及びテンキー12bを操作して「名前」「電話番
号」等の手帳データを入力すると、そのキー入力手帳デ
ータは、CPU11から表示駆動回路15を介して液晶
表示部16に順次表示される(ステップA1→A2,A
3)。
【0026】また、キー入力部12の「書込み」キー1
2eを操作すると、現在、液晶表示部16に表示されて
いる手帳データがRAM14の手帳データレジスタ14
aに登録される(ステップA4→A5)。
【0027】また、キー入力部12の「検索」キー12
dを操作すると、そのキー操作毎にRAM14の手帳デ
ータポインタPが(+1)されて更新され、手帳データ
レジスタ14aに登録されている所定人数の手帳データ
が順次検索されると共に、該検索された手帳データはC
PU11にて読出され、表示駆動回路15を介して液晶
表示部16に表示される(ステップA6→A7,A
3)。
【0028】図7は前記第1の電子手帳における画像表
示モード処理を示すフローチャートである。図8は前記
第1の電子手帳における画像表示モード処理に伴なうキ
ャラクタ表示状態を示す図であり、同図(A)は植物ア
ドレス「M=1」に対応する植物キャラクタの表示状態
を示す図、同図(B)は各要素量の選択に伴なう水要素
キャラクタの表示状態を示す図、同図(C)は各要素量
の選択書込みにより新たに選択された植物アドレス「M
=2」に対応する植物キャラクタの表示状態を示す図で
ある。
【0029】すなわち、図7における画像表示モード処
理おいて、例えば、現在、RAM14内の植物アドレス
レジスタMに“1”がセットされている場合には、ま
ず、ROM13内の植物アドレス「M=1」に対応する
第2成長度の植物キャラクタ(図3参照)がCPU11
にて読出され、図8(A)に示すように、液晶表示部1
6に表示される(ステップB1)。
【0030】ここで、前記液晶表示部16に表示された
第2成長度の植物キャラクタに与える成長要素の量を選
択すべく、図8(B)に示すように、キー入力部12の
「検索」キー12dを操作すると、まず、ROM13に
要素画像データ(図2参照)として記憶されている水要
素の各量 (1)〜(4) に対応する水要素キャラクタがCP
U11にて読出され液晶表示部16に表示される(ステ
ップB2→B3)。
【0031】こうして、液晶表示部16に表示された水
要素キャラクタ (1)〜(4) に対して、例えばテンキー1
2bの「3」を操作して普通量(3) を選択すると、その
選択量(3) に対応する数値データ“3”がRAM14内
の水量レジスタ14cにセットされる(ステップB
4)。
【0032】すると、液晶表示部16には、前記水要素
キャラクタ (1)〜(4) に替わって光要素キャラクタ (1)
〜(4) (図2参照)が読出されて表示されるので、この
光要素キャラクタ (1)〜(4) に対して、再びテンキー1
2bの「3」を操作して普通量(3) を選択すると、その
選択量(3) に対応する数値データ“3”がRAM14内
の光量レジスタ14dにセットされる(ステップB5→
B3,B4)。
【0033】すると、液晶表示部16には、前記光要素
キャラクタ (1)〜(4) に替わって肥料要素キャラクタ
(1)〜(4) (図2参照)が読出されて表示されるので、
この肥料要素キャラクタ (1)〜(4) に対して、再びテン
キー12bの「3」を操作して普通量(3) を選択する
と、その選択量(3) に対応する数値データ“3”がRA
M14内の肥料量レジスタ14eにセットされる(ステ
ップB5→B3,B4)。
【0034】こうして、量の選択が為された各成長要素
(水,光,肥料)を前記ステップB1において液晶表示
部16に表示された第2成長度の植物キャラクタに与え
るべく、「書込み」キー12eを操作すると、前記RA
M14内の各要素量レジスタ14c〜14eにセットさ
れた数値データが検索され、まず、全要素(水,光,肥
料)に対して同じ量が選択されたか否か判断される(ス
テップB5→B6)。
【0035】この場合、水量,光量,肥料量とも全て普
通量(3) が選択されているので、前記ステップB6では
「YES」と判断され、次に、その同量選択された数値
データが“3”(普通量)又は“4”(多量)かが判断
される(ステップB6→B7)。
【0036】つまり、このステップB6,B7では、各
成長要素(水,光,肥料)がバランス良く十分に与えら
れたか否か判断されるもので、この場合、水量,光量,
肥料量とも全て普通量(3) が選択されているので、ステ
ップB7でも「YES」と判断され、次に、RAM14
の植物アドレスレジスタMが検索されて、現在の成長度
に対応する植物アドレスが、「M=4」又は「M=5」
か、つまり、現在、第5成長度の最高成長状態にあるか
又は第6成長度の成長終了状態にあるかが判断される
(ステップB7→B8)。
【0037】この場合、RAM14内の植物アドレスレ
ジスタMは“1”にセットされており、現在の植物成長
度は第2成長度にあるので、前記ステップB8では「N
O」と判断され、この第2成長度に対応する植物アドレ
ス「M=1」は(+1)されて第3成長度に対応する
「M=2」に更新される(ステップB8→B9)。
【0038】すると、前記更新された植物アドレス「M
=2」に対応する第3成長度の植物キャラクタ(図3参
照)がCPU11に読出され、図8(C)に示すよう
に、液晶表示部16に入替え表示される(ステップB1
0)。
【0039】すなわち、現在の植物成長度が第1成長度
「M=0」から第4成長度「M=3」にあって、各成長
要素(水,光,肥料)がバランス良く十分に与えられた
場合には、植物アドレスMが(+1)されて更新され、
1ステップ成長した植物キャラクタが表示されるように
なる。
【0040】また、前記ステップB6,B7において
「YES」、つまり、各成長要素(水,光,肥料)がバ
ランス良く十分に与えられたと判断されても、前記ステ
ップB8において「YES」、つまり、現在の植物成長
度が第5成長度「M=4」の最高成長状態にあるか又は
第6成長度「M=5」の成長終了状態にあると判断され
た場合には、植物アドレスMは“0”にセットされ、対
応する第1成長度の植物キャラクタ(図3参照)が液晶
表示部16に入替え表示される(ステップB8→B1
1,B10)。
【0041】さらに、前記ステップB6において「YE
S」、つまり、各成長要素(水,光,肥料)の選択量が
同量であると判断されても、前記ステップB7において
「NO」、つまり、同量選択された数値データが“1”
(無量)又は“2”(少量)で十分ではないと判断され
た場合には、植物アドレスMは更新されず、前記ステッ
プB1において表示されたた植物キャラクタと同一成長
度の植物キャラクタ(この場合、第2成長度「M=
1」)がそのまま成長しない状態で液晶表示部16に表
示される(ステップB7→B10)。
【0042】一方、前記ステップB6において「N
O」、つまり、各成長要素(水,光,肥料)の選択量が
同量でないと判断された場合で、ステップB12におい
て「YES」、つまり、各成長要素(水,光,肥料)そ
れぞれの選択量として、無量(1)と多量(4) とが混在し
て有り、非常にバランスが悪いと判断された場合には、
ステップ13において、現在の植物アドレスMが“0”
か否かが判断され、「M=0」と判断された場合には、
その第1成長度「M=0」に対応する植物キャラクタ
(図3参照)がそのまま成長せずに液晶表示部16に表
示される(ステップB12→B13→B10)。
【0043】また、前記ステップB12において「YE
S」、つまり、各成長要素(水,光,肥料)それぞれの
選択量として、無量(1) と多量(4) とが混在して有り、
非常にバランスが悪いと判断された場合で、ステップB
13において「NO」、つまり、現在の植物アドレスM
が“1”(第2成長度)〜“5”(第6成長度)の範囲
にあると判断された場合には、その植物アドレスMは
“5”(第6成長度)にセットされ、最終成長度の状態
にある枯れた植物キャラクタ(図3参照)が液晶表示部
16に入替え表示される(ステップB12→B13→B
14,B10)。
【0044】さらに、前記ステップB12において「N
O」、つまり、各成長要素(水,光,肥料)それぞれの
選択量として、無量(1) と多量(4) とが混在して無く、
非常にバランスの悪い状態ではないと判断された場合に
は、植物アドレスMは更新されず、前記ステップB1に
おいて表示されたた植物キャラクタと同一成長度の植物
キャラクタがそのまま成長しない状態で液晶表示部16
に表示される(ステップB12→B10)。
【0045】したがって、前記構成の第1の電子手帳に
よれば、予めROM13に記憶された第1〜第6成長度
「M=0〜5」の植物キャラクタの1つを液晶表示部1
6に表示させた後、同ROM13に記憶されている植物
成長要素(水,光,肥料)の各キャラクタを表示させ、
そのそれぞれの量をキー入力部12で数値指定して選択
すると、その選択量に応じた各要素量がRAM14内の
水量レジスタ14c,光量レジスタ14d,肥料量レジ
スタ14eにセットされ、この量選択された各成長要素
が前記予め表示されたある成長度の植物キャラクタに与
えられた場合の新たな成長度に対応する植物キャラクタ
が前記ROM13から選択されて表示されるので、植物
の成長過程を画像として見れるだけでなく、実際にどの
ような条件が与えられた場合にどの程度成長するか等、
現実的な感覚で成長させ表示することができ、例えば本
物の植物を飼育しなくても、植物の育て方を容易に実習
することができる。
【0046】次に、本発明の第2実施形態について説明
する。図9は本発明の画像表示装置を搭載した第2の電
子手帳の電子回路の構成を示すブロック図である。
【0047】この第2の電子手帳は、CPU(中央処理
装置)21を備えている。前記CPU21は、キー入力
部22からのキー操作信号に応じて起動されるROM2
3に予め記憶されたシステムプログラムに従って回路各
部の動作制御を司るもので、このCPU21には、キー
入力部22,ROM23,RAM24の他、発振回路2
1b及び分周回路21cからなるタイマ21aが接続さ
れ、さらに、表示駆動回路25を介して液晶表示部26
が接続されている。
【0048】また、前記CPU21には、センサ制御部
27を介して温度センサ28及び照度センサ29が接続
されている。前記キー入力部22には、手帳データとし
て登録させる「名前」や「電話番号」を入力するための
文字・テンキー22aが設けられていると共に、手帳モ
ードと画像表示モードとを切換える際に操作される「モ
ード」キー22b、前記文字・テンキー22aの操作に
応じて入力された手帳データをRAM24に登録させる
際に操作される「書込み」キー22c、前記RAM24
に登録された手帳データを検索表示する際に操作される
「検索」キー22d、画像表示モードにおいて成長過程
を表示すべき植物の種類(チューリップ「T=0」又は
麦「T=1」)を選択する際に操作される「選択」キー
22e等が設けられている。
【0049】前記ROM23には、CPU11を制御動
作させるためのシステムプログラムの他、2種類の植物
(チューリップ及び麦)それぞれの成長過程に対応する
複数の植物画像データが予め記憶されている。
【0050】図10は前記第2の電子手帳のROM23
に予め記憶されている植物画像データを示す図である。
すなわち、ROM23に記憶されている植物画像データ
としては、「M=1〜21」でアドレスされる21段階
の植物成長過程に応じたチューリップ「T=0」及び麦
「T=1」それぞれの植物キャラクタデータがビットマ
ップデータとして記憶されている。
【0051】図11は前記第2の電子手帳のRAM24
に備えられているレジスタの構成を示す図である。すな
わち、前記RAM24には、「名前」及び「電話番号」
からなる所定人数分の手帳データが手帳データポインタ
Pで示されるアドレスに登録される手帳データレジスタ
24a、液晶表示部26に表示させるべき被表示データ
がイメージデータとして書込まれる表示レジスタ24
b、タイマ21aからの計時パルス信号に応じた計時デ
ータが順次更新セットされる計時レジスタ24c、手帳
モードで“0”,画像表示モードで“1”にセットされ
るモードフラグレジスタN、前記ROM23に記憶され
る植物キャラクタデータ(図10参照)のアドレスを示
す植物アドレスレジスタM、同植物キャラクタデータ
(図10参照)の種類を示す種類レジスタT、及び前記
計時レジスタ24cにセットされる計時データに基づき
1時間毎に温度センサ28により検出される周囲環境温
度が順次累積されて更新セットされる温度累積レジスタ
24d、同じく1時間毎に照度センサ29により検出さ
れる周囲環境照度が順次累積されて更新セットされる照
度累積レジスタ24eが備えられている。
【0052】前記液晶表示部26には、手帳モードで
は、文字・テンキー22aの操作に応じて入力された手
帳データか、あるいは「検索」キー22dの操作に応じ
てRAM24の手帳データレジスタ24aから検索され
た手帳データの何れかが表示される。
【0053】また、画像表示モードでは、RAM24の
植物アドレスレジスタMにて示される植物アドレス及び
種類レジスタTにて示される植物の種類に応じてROM
23から読出された何れか1つの成長過程にあるチュー
リップ又は麦の植物キャラクタデータが表示される。
【0054】ここで、前記RAM24内の植物アドレス
レジスタMには、前記計時レジスタ24cにセットされ
る計時データに基づき24時間経過した際に、前記温度
累積レジスタ24d及び照度累積レジスタ24eにセッ
トされている温度累積値及び照度累積値に応じた成長度
に対応する何れか1つの植物アドレス“1”〜“21”
が選択されてセットされる。
【0055】一方、タイマ21aはCPU21に対しそ
の計時パルス信号を常時供給し、RAM24内の計時レ
ジスタ24cにセットされる計時データを順次更新させ
るもので、前記温度累積レジスタ24d及び照度累積レ
ジスタ24eにセットされる温度累積値及び照度累積値
は、前記計時データに基づき24時間経過する毎に読出
されてクリアされる。
【0056】次に、前記構成による第2の電子手帳の動
作について説明する。図12は前記第2の電子手帳の全
体処理を示すフローチャートである。図13は前記第2
の電子手帳の画像表示モード処理における植物選択処理
を示すフローチャートである。
【0057】すなわち、キー入力部22における「モー
ド」キー22bを操作した際に、RAM24のモードフ
ラグレジスタNに“0”がセットされている場合、つま
り、現在、CPU21が手帳モードに設定されている場
合には、該モードフラグレジスタNに“1”がセットさ
れ、CPU21は画像表示モードに切換え設定される
(ステップX1→X2→X3→X4)。
【0058】また、前記「モード」キー22bを操作し
た際に、RAM24のモードフラグレジスタNに“1”
がセットされている場合、つまり、現在、CPU21が
画像表示モードに設定されている場合には、該モードフ
ラグレジスタNに“0”がセットされ、CPU21は手
帳モードに切換え設定される(ステップX1→X2→X
3→X5)。
【0059】そして、前記RAM24のモードフラグレ
ジスタNに“0”がセットされている手帳モードにあっ
ては、CPU21により前記第1の電子手帳同様の手帳
モード処理(図6参照)が実行される(ステップX6→
XA)。
【0060】また、モードフラグレジスタNに“1”が
セットされている画像表示モードにあっては、CPU2
1により画像表示モード処理(図13参照)が実行され
る(ステップX6→XC)。
【0061】そして、前記RAM24内のモードフラグ
レジスタNに“1”がセットされている画像表示モード
にあっては、RAM24の植物アドレスレジスタMにて
示される植物アドレス及び種類レジスタTにて示される
植物の種類に応じてROM23から読出された何れか1
つの成長過程にあるチューリップ又は麦の植物キャラク
タデータが表示される(ステップX7→X8)。
【0062】一方、タイマ21aからCPU21に対し
て計時パルス信号が供給され、RAM24内の計時レジ
スタ24cにセットされる計時データが更新される度
に、該計時データに基づき1時間経過の有無が判断され
るので、この1時間経過が判断されない状態では、前記
ステップX7に進み、画像表示モードに設定されている
場合には、RAM24の植物アドレスレジスタMにて示
される植物アドレス及び種類レジスタTにて示される植
物の種類に応じてROM23から読出された何れか1つ
の成長過程にあるチューリップ又は麦の植物キャラクタ
データが繰返し表示される(ステップX1→X9,X1
0→X7→X8)。
【0063】また、前記ステップX10において、「Y
ES」、つまり、タイマ21aからの計時パルス信号に
よってRAM24内の計時レジスタ24cにセットされ
る計時データが更新された際に、1時間経過したと判断
された場合には、温度センサ28により検出される周囲
環境の温度及び照度センサ29により検出される周囲環
境の照度が、それぞれセンサ制御部27を介してCPU
21により測定され、RAM24内の温度累積レジスタ
24d及び照度累積レジスタ24eに対して各測定値が
累積されて記憶される(ステップX10→X11,X1
2,X13)。
【0064】すると、ステップX14において、前記計
時レジスタ24cにセットされた計時データに基づき、
24時間経過の有無が判断されるが、この24時間経過
がなしと判断された状態では、前記ステップX7に進
み、画像表示モードに設定されている場合には、RAM
24の植物アドレスレジスタMにて示される植物アドレ
ス及び種類レジスタTにて示される植物の種類に応じて
ROM23から読出された何れか1つの成長過程にある
チューリップ又は麦の植物キャラクタデータが繰返し表
示される(ステップX14→X7→X8)。
【0065】すなわち、前記ステップX10において1
時間経過が判断される毎に周囲環境温度及び照度が測定
され、温度累積レジスタ24d及び照度累積レジスタ2
4eに対し、その温度測定値及び照度測定値が累積され
て記憶されるもので、この後、ステップX14において
「YES」、つまり、計時レジスタ24cに更新セット
された計時データに基づき24時間経過したと判断され
た場合には、前記温度累積レジスタ24d及び照度累積
レジスタ24eに記憶された24時間の累積温度及び累
積照度が、それぞれ一定値以上に達したか否か判断され
る(ステップX14→X15)。
【0066】このステップX15において「YES」、
つまり、前記24時間の累積温度及び累積照度が、それ
ぞれ植物の成長に必要な一定値以上に達したと判断され
た場合には、現在、植物アドレジスタMにセットされて
いる植物アドレスMが“20”又は“21”かが判断さ
れる(ステップX16)。
【0067】つまり、このステップX16では、前記植
物アドレスMに従ってROM23から読出されて液晶表
示部26に表示されている植物キャラクタが、既に成長
の終った第20成長度又は第21成長度にあるか否かが
判断されるもので、例えば現在の植物アドレスMが
“2”であることで、ステップX16において「NO」
と判断されると、該植物アドレス「M=2」は(+1)
されて「M=3」に更新される(ステップX16→X1
7)。
【0068】すると、前記温度累積レジスタ24d及び
照度累積レジスタ24eに記憶されている温度累積値及
び照度累積値がクリアされた後、画像表示モードに設定
されている場合には、種類レジスタTで示されるチュー
リップ又は麦の植物アドレスレジスタ「M=3」にて示
される第3成長度の植物キャラクタ(図10参照)が読
出され、液晶表示部26に対し入替え表示される(ステ
ップX20,X7→X8)。
【0069】すなわち、24時間の累積温度及び累積照
度が、それぞれ植物の成長に必要な一定値以上に達した
際に、現在選択されている植物アドレスMが“1”〜
“19”の成長可能範囲内にある場合には、該植物アド
レスMが(+1)されることにより、1ステップ成長し
た植物キャラクタが表示されるようになる。
【0070】また、前記ステップX15において「YE
S」、つまり、24時間の累積温度及び累積照度が、そ
れぞれ植物の成長に必要な一定値以上に達したと判断さ
れても、前記ステップX16において「YES」、つま
り、現在の植物成長度が既に成長の終った第20成長度
「M=20」又は第21成長度「M=21」にあると判
断された場合には、植物アドレスMは“1”にセットさ
れ、対応する第1成長度のチューリップ又は麦の植物キ
ャラクタ(図10参照)が液晶表示部26に入替え表示
される(ステップX16→X18,X20,X7→X
8)。
【0071】また、前記ステップX15において「N
O」、つまり、24時間の累積温度及び累積照度が、そ
れぞれ植物の成長に必要な一定値以上に達しないと判断
された場合には、植物アドレスMは“21”(第21成
長度)にセットされ、最終成長状態にあるチューリップ
又は麦の枯れた植物キャラクタ(図10参照)が液晶表
示部26に入替え表示される(ステップX15→X1
9,X20,X7→X8)。
【0072】一方、前記RAM24内のモードフラグレ
ジスタNに“1”がセットされ、種類レジスタTにセッ
トされている被表示植物キャラクタの種類及び植物アド
レスレジスタMにセットされている被表示植物アドレス
に対応する植物キャラクタがROM23から読出されて
液晶表示部26に表示されている画像表示モードにあっ
て、キー入力部22における「選択」キー22eを操作
すると、図13における画像表示モード処理における植
物選択処理が起動される。
【0073】すなわち、RAM24の種類レジスタTに
“0”がセットされている場合、つまり、現在の被表示
植物キャラクタの種類が“チューリップ”に設定されて
いる場合には、該種類レジスタTに“1”がセットさ
れ、被表示植物キャラクタの種類は“麦”に切換え設定
される(ステップC1→C2→C3)。
【0074】また、前記「選択」キー22eを操作した
際に、RAM24の種類レジスタTに“1”がセットさ
れている場合、つまり、現在の被表示植物キャラクタの
種類が“麦”に設定されている場合には、該種類レジス
タTに“0”がセットされ、被表示植物キャラクタの種
類は“チューリップ”に切換え設定される(ステップC
1→C2→C4)。
【0075】そして、前記被表示植物キャラクタの種類
が“チューリップ”から“麦”へ、また、“麦”から
“チューリップ”へ切換えられた場合の何れの場合で
も、被表示植物アドレスMは成長初期を示す“1”にセ
ットされる(ステップC5)。
【0076】したがって、前記構成の第2の電子手帳に
よれば、予めROM23に記憶された第1〜第21成長
度「M=1〜21」の植物キャラクタの1つを液晶表示
部26に表示させた状態で、タイマ21aからの計時パ
ルス信号によりRAM24内の計時データが更新され、
この計時データに基づき1時間経過が判断される毎に、
温度センサ28及び照度センサ29により周囲環境温度
及び照度が検出されて温度累積レジスタ24d及び照度
累積レジスタ24eに順次累積されて記憶され、24時
間経過した際の温度及び照度の各累積値がそれぞれ一定
値以上であるか否か及び現在表示されている植物キャラ
クタの成長度に応じて、新たな成長度に対応する植物キ
ャラクタが前記ROM23から選択されて表示されるの
で、植物の成長過程を画像として見れるだけでなく、実
際の環境変化に対してどのように成長するか等、現実的
な環境条件で成長させ表示することができ、例えば本物
の植物を飼育しなくても、環境変化に応じた植物の成長
状況を容易に実習することができる。
【0077】なお、前記第2実施形態では、24時間毎
の温度及び照度累積値に従って、新たな成長度の植物キ
ャラクタをROM23から選択する構成としたが、この
成長度を選択する時間間隔は任意に設定してもよい。
【0078】また、前記第2実施形態では、植物の周囲
環境を検出するセンサとして、温度センサ28及び照度
センサ29を使用したが、この2つのセンサ以外にも、
湿度センサ等を併用することにより、より現実的な環境
条件で植物キャラクタを成長させ表示することができ
る。
【0079】さらに、前記第1実施形態における植物成
長要素(水,光,肥料)の選択状態と、前記第2実施形
態における環境測定状態との組合せに応じて、被表示植
物キャラクタの成長度を決定する構成とすれば、より現
実的な感覚で植物キャラクタを成長させ表示することが
できる。また、前記各実施形態では、植物の成長過程を
表示する構成としたが、犬や猫等の動物の成長過程も同
様にして表示してもよい。
【0080】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本願各
請求項に係わる発明によれば、予め定められた生物の成
長過程それぞれに対応した複数の生物画像を選択的に順
次表示させる画像表示装置を備えている携帯型電子ゲー
ム装置及び画像表示制御方法を提供できる。具体的に
は、以下に説明する効果を有する。 すなわち、本発明の
請求項1に係わる携帯型電子ゲーム装置によれば、使用
者により携帯される携帯可能な電子ゲーム装置であり、
その電子ゲーム装置に備えられた画像表示装置に、記憶
手段、表示手段、キー入力手段、および表示制御手段を
それぞれ設けているので、使用者は、いつでも、また、
どこにいても、装置を携帯しながら、画像表示装置に設
けられた表示手段に表示されている生物画像を同装置に
設けられたキー入力手段のキー操作により育成させるこ
とができる。 また、そればかりでなく、使用者は、画像
表示装置に設けられている表示手段に表示中の生物画像
を見ながら、現実の生物に対する育成の仕方と同様に、
成長要素データの値が予め定められた値となるように、
キー入力手段にて入力すれば、そのキー入力により、現
在表示中の生物画像に代えて、次の成長過程の生物画像
を順次表示させることができる。 この結果、現実の生物
の場合と同様の育成の仕方で、装置を携帯しながら、生
物画像を育成させることができる。
【0081】本発明の請求項2に係わる携帯型電子ゲー
装置によれば、使用者により携帯される携帯可能な電
子ゲーム装置であり、その電子ゲーム装置に備えられた
画像表示装置に、要素記憶手段、要素選択手段、成長要
素データ記憶手段、指定データ記憶手段、判別手段、第
1の表示制御手段、および第2の表示制御手段をそれぞ
れ予め設けているので、使用者は、いつでも、また、ど
こにいても、装置を携帯しながら、画像表示装置に設け
られた表示手段に表示されている生物画像を同装置に設
けられた要素選択手段の選択により育成させることがで
きる。 また、そればかりでなく、使用者が、生物画像に
対し世話を一生懸命に行い、複数種類の成長要素画像の
なかから任意の成長要素画像を選択した結果、この選択
された成長要素画像に対応した成長要素データの値が予
め定められた値となったと判別された際は、現在表示中
の生物画像に代えて、次の成長過程の生物画像を表示さ
せることができ、他方、生物画像に対し世話を怠り、選
択された成長要素画像に対応した成長要素データの値が
予め定められた値とならなかったと判別された際は、現
在表示中の生物画像と同じ成長過程の生物画像をそのま
ま表示させることができる。 この結果、現実の生物の場
合と同様の育成の仕方で、装置を携帯しながら、生物画
像を育成させることができる。
【0082】本発明の請求項3に係わる携帯型電子ゲー
装置によれば、使用者に携帯される携帯可能な電子ゲ
ーム装置であり、その電子ゲーム装置に備えられた画像
表示装置に、生物画像記憶手段、表示手段、計時手段、
成長要素データ記憶手段、および表示制御手段をそれぞ
れ予め設けているので、使用者は、いつでも、また、ど
こにいても、装置を携帯しながら、画像表示装置に設け
られた表示手段に表示されている生物画像を育成させる
ことができる。 また、そればかりでなく、予め定められ
た計時データの値内に、入力された成長要素データの値
が予め定められた値になったか否かを判別した結果、な
ったと判別された際にのみ、次の成長過程の生物画像を
現在表示中の生物画像に代えて表示させることができ
る。 この結果、所定の時間内に所定以上の成長要素が与
えられたことを条件に、その生物を育成させる、という
現実の生物の場合と同様の育成の仕方で、装置を携帯し
ながら、生物画像を育成させることができる。
【0083】したがって、本発明によれば、現実に存在
する動物や植物等の生物を、現実的な感覚で成長させる
場合と同様の育成の仕方または方法で、装置を携帯しな
がら、各成長過程の生物画像を育成して表示させること
が可能になる携帯型電子ゲーム装置及び画像表示制御方
法を提供できる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係わる画像表示装置を
搭載した第1の電子手帳の電子回路の構成を示すブロッ
ク図。
【図2】前記第1の電子手帳のROMに予め記憶された
要素画像データを示す図。
【図3】前記第1の電子手帳のROMに予め記憶されて
いる植物画像データを示す図。
【図4】前記第1の電子手帳のRAMに備えられるレジ
スタの構成を示す図。
【図5】前記第1の電子手帳の全体処理を示すフローチ
ャート。
【図6】前記第1の電子手帳における手帳モード処理を
示すフローチャート。
【図7】前記第1の電子手帳における画像表示モード処
理を示すフローチャート。
【図8】前記第1の電子手帳における画像表示モード処
理に伴なうキャラクタ表示状態を示す図であり、同図
(A)は植物アドレス「M=1」に対応する植物キャラ
クタの表示状態を示す図、同図(B)は各要素量の選択
に伴なう水要素キャラクタの表示状態を示す図、同図
(C)は各要素量の選択書込みにより新たに選択された
植物アドレス「M=2」に対応する植物キャラクタの表
示状態を示す図。
【図9】本発明の第2実施形態に係わる画像表示装置を
搭載した第2の電子手帳の電子回路の構成を示すブロッ
ク図。
【図10】前記第2の電子手帳のROMに予め記憶され
ている植物画像データを示す図。
【図11】前記第2の電子手帳のRAMに備えられてい
るレジスタの構成を示す図。
【図12】前記第2の電子手帳の全体処理を示すフロー
チャート。
【図13】前記第2の電子手帳の画像表示モード処理に
おける植物選択処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
11 …CPU(中央処理装置)、 12 …キー入力部、 12a…文字キー、 12b…テンキー、 12c…「モード」キー、 12d…「検索」キー、 12e…「書込み」キー、 13 …ROM、 14 …RAM、 14a…手帳データレジスタ、 14b…表示レジスタ、 14c…水量レジスタ、 14d…光量レジスタ、 14e…肥料量レジスタ、 15 …表示駆動回路、 16 …液晶表示部、 21 …CPU(中央処理装置)、 21a…タイマ、 21b…発振回路、 21c…分周回路、 22 …キー入力部、 22a…文字・テンキー、 22b…「モード」キー、 22c…「書込み」キー、 22d…「検索」キー、 22e…「選択」キー、 23 …ROM、 24 …RAM、 24a…手帳データレジスタ、 24b…表示レジスタ、 24c…計時レジスタ、 24d…温度累積レジスタ、 24e…照度累積レジスタ、 25 …表示駆動回路、 26 …液晶表示部、 27 …センサ制御部、 28 …温度センサ、 29 …照度センサ、 N …モードフラグレジスタ、 P …手帳データポインタ、 M …植物アドレスレジスタ、 T …種類レジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−318979(JP,A) 特開 平6−277365(JP,A) 特開 昭58−153985(JP,A) 特開 平7−160459(JP,A) 米国特許5621671(US,A) MSX・FAN、徳間書店インターメ ディア、1992年5月号、p.6−7 MSX・FAN、徳間書店インターメ ディア、1992年7月号、p.4−11 ASAHIパソコン5・15、朝日新聞 社、1993年5月15日、通巻104号p.36 −37 マイコン7月号、電波新聞社、1992年 7月1日、第16巻7号通巻178号、p. 196−199 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09B 9/00 A63F 9/22 G06T 1/00

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められた生物の成長過程それぞれ
    に対応した複数の生物画像を選択的に順次表示させる画
    像表示装置を備えている携帯型電子ゲーム装置であっ
    て、 前記画像表示装置は、 前記複数の 生物画像を予め記憶している記憶手段と、前記複数の生物画像のうちの一つを選択的に順次表示す
    る表示手段と、 前記表示手段に表示されている生物画像に対し、この生
    物画像を成長させるための成長要素データをキー入力す
    るキー入力手段と、 前記キー入力手段により入力された成長要素データの値
    が予め定められた値であるか否かを判別し、その判別の
    結果、前記入力された成長要素データの値が前記予め定
    められた値であると判別された際に、前記 記憶手段に記
    されている複数の生物画像のなかから、現在表示中の
    生物画像の次の成長過程の生物画像を読み出し、この読
    み出された次の成長過程の生物画像を前記現在表示中の
    生物画像に代えて、前記表示手段に表示させる表示制御
    手段と、をそれぞれ予め設けてなる ことを特徴とする携帯型電子
    ゲーム装置。
  2. 【請求項2】 予め定められた生物の成長過程それぞれ
    に対応した複数の生物画像を選択的に順次表示させる画
    像表示装置を備えている携帯型電子ゲーム装置であっ
    て、 前記画像表示装置は、 前記複数の生物画像が記憶された画像記憶手段と、 前記生物を成長させるための複数種類の成長要素画像が
    記憶された要素記憶手段と、 この要素記憶手段に記憶された複数種類の成長要素画像
    のなかから任意の成長要素画像を選択する要素選択手段
    と、 この要素選択手段により選択された成長要素画像に対応
    した成長要素データの値が記憶される成長要素データ記
    憶手段と、 前記画像記憶手段に記憶された複数の生物画像のうちの
    一つを選択的に表示させるために前記複数の生物画像の
    うちの一つを指定するための指定データが記憶 される指
    定データ記憶手段と、 前記成長要素データ記憶手段に記憶された成長要素デー
    タの値が予め定められている値であるか否かを判別する
    判別手段と、 この判別手段にて、前記成長要素データ記憶手段に記憶
    された成長要素データの値が前記予め定められている値
    であると判別された際は、前記指定データ記憶手段に記
    憶されている指定データを、次の成長過程の生物画像を
    指定するための指定データに更新させ、この更新された
    指定データにより指定された次の成長過程の生物画像
    を、前記画像記憶手段に記憶されている複数の生物画像
    のなかから読み出して表示させる第1の表示制御手段
    と、 前記判別手段にて、前記成長要素データ記憶手段に記憶
    された成長要素データの値が前記予め定められている値
    でないと判別された際は、前記指定データ記憶手段に記
    憶されている指定データを、次の成長過程の生物画像を
    指定するための指定データに更新させないで、現在記憶
    されている指定データにより指定されているままの成長
    過程の生物画像を、前記画像記憶手段に記憶されている
    複数の生物画像のなかから読み出して表示させる第2の
    表示制御手段と、 をそれぞれ予め設けてなる ことを特徴とする携帯型電子
    ゲーム装置。
  3. 【請求項3】 予め定められた生物の成長過程それぞれ
    に対応した複数の生物画像を選択的に順次表示させる画
    像表示装置を備えている携帯型電子ゲーム装置であっ
    て、 前記画像表示装置は、 前記複数の生物画像が予め記憶されている生物画像記憶
    手段と、 この生物画像記憶手段に記憶された複数の生物画像のう
    ちの一つを選択的に表示する表示手段と、 計時パルス信号を計時して計時データを得る計時手段
    と、 前記生物を成長させるための少なくとも一種類の成長要
    素データが入力されると、この入力された成長要素デー
    タを記憶する成長要素データ記憶手段と、 前記計時手段で得られる計時データの値が予め定められ
    た値となり、かつ、前記成長要素データ記憶手段に記憶
    された成長要素データの値が予め定められた値になった
    か否かを判別し、いずれもがなったと判別された際に、
    前記生物画像記 憶手段に記憶されている複数の生物画像
    のなかから、現在表示中の生物画像の次の成長過程の生
    物画像を読み出し、この読み出された次の成長過程の生
    物画像を前記現在表示中の生物画像に代えて、前記表示
    手段に表示させる表示制御手段と、 をそれぞれ予め設けてなる ことを特徴とする携帯型電子
    ゲーム装置。
  4. 【請求項4】 携帯型の電子ゲーム装置に備えられた画
    像表示部に、予め定められた生物の成長過程それぞれに
    対応した複数の生物画像を選択的に順次表示させる画像
    表示制御方法であって、 前記複数の生物画像を予め記憶している記憶手段を制御
    し、この記憶手段に記憶されている前記複数の生物画像
    のうちの一つを選択的に前記画像表示部に表示する表示
    ステップと、 この表示ステップにて表示されている生物画像に対する
    成長要素データをキー入力するキー入力ステップと、 このキー入力ステップにより入力された成長要素データ
    の値が予め定められた値であるか否かを判別し、その判
    別の結果、前記入力された成長要素データの値が前記予
    め定められた値であると判別された際に、前記記憶され
    ている 複数の生物画像のなかから、現在表示中の生物画
    像の次の成長過程の生物画像を読み出し、この読み出さ
    れた次の成長過程の生物画像を前記現在表示中の生物画
    像に代えて、前記画像表示部に表示させる表示制御ステ
    ップと、からなる ことを特徴とする画像表示制御方法。
  5. 【請求項5】 携帯型電子ゲーム装置に備えられた画像
    表示部に、予め定められた生物の成長過程それぞれに対
    応した複数の生物画像を選択的に順次表示させる画像表
    示制御方法であって、 前記生物を成長させるための複数種類の成長要素画像を
    前記画像表示部に表示する成長要素画像表示ステップ
    と、 この成長要素画像表示ステップにより表示されている複
    数種類の成長要素画像のなかから任意の成長要素画像を
    選択する要素選択ステップと、 この要素選択ステップにより選択された成長要素画像に
    対応した成長要素データの値を記憶する成長要素データ
    記憶ステップと、 前記複数の生物画像のうちの一つを選択的に表示させる
    ために前記複数の生物画像のうちの一つを指定するため
    の指定データを記憶する指定データ記憶ステップと、 前記成長要素データ記憶ステップにより記憶された成長
    要素データの値が予め定められている値であるか否かを
    判別する判別ステップと、 この判別ステップにて、前記成長要素データ記憶ステッ
    プにより記憶された成長要素データの値が前記予め定め
    られている値であると判別された際は、前記指定データ
    記憶ステップにて記憶されている指定データを、次の成
    長過程の生物画像を指定するための指定データに更新さ
    せ、前記複数の生物画像が記憶された画像記憶手段をア
    クセスし、前記更新された指定データにより指定された
    次の成長過程の生物画像を、前記画像記憶手段に予め記
    憶されている 複数の生物画像のなかから読み出して表示
    させる第1の表示制御ステップと、前記判別ステップにて、前記成長要素データ記憶ステッ
    プにより記憶された成長要素データの値が前記予め定め
    られている値でないと判別された際は、前記指定データ
    記憶ステップに記憶されている指定データを、次の成長
    過程の生物画像を指定するための指定データに更新させ
    ないで、現在記憶されている指定データにより指定され
    ているままの成長過程の生物画像を、前記画像記憶手段
    に記憶されている複数の生物画像のなかから読み出して
    表示させる第2の表示制御ステップと、 からなる ことを特徴とする画像表示制御方法。
  6. 【請求項6】 携帯型電子ゲーム装置に備えられた画像
    表示部に、予め定められた生物の成長過程それぞれに対
    応した複数の生物画像を選択的に順次表示させる画像表
    示制御方法であって、 前記複数の生物画像が予め記憶されている生物画像記憶
    手段を制御し、この生物画像記憶手段に記憶された複数
    の生物画像のうちの一つを選択的に前記画像表示部に表
    示する表示ステップと、 計時パルス信号を計時して計時データを得る計時ステッ
    プと、 前記生物を成長させるための少なくとも一種類の成長要
    素データが入力される と、この入力された成長要素デー
    タを記憶する成長要素データ記憶ステップと、 前記計時ステップにて得られる計時データの値が予め定
    められた値となり、かつ、前記成長要素データ記憶ステ
    ップにて記憶された成長要素データの値が予め定められ
    た値になったか否かを判別し、いずれもがなったと判別
    された際に、前記生物画像記憶手段に記憶されている複
    数の生物画像のなかから、現在表示中の生物画像の次の
    成長過程の生物画像を読み出し、この読み出された次の
    成長過程の生物画像を前記現在表示中の生物画像に代え
    て、前記画像表示部に表示させる表示制御ステップと、 を備 えたことを特徴とする画像表示制御方法。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の携帯型電子ゲーム装置
    において、更に、 前記生物を成長させるための複数種類の成長要素画像が
    記憶された要素記憶手段と、 この要素記憶手段に記憶された複数種類の成長要素画像
    を前記表示手段に表示させる要素画像表示制御手段とを
    備え、 前記キー入力手段は、 前記要素画像表示制御手段の制御により表示された複数
    種類の成長要素画像のなかから任意の成長要素画像を選
    択する選択手段と、 この選択手段により選択された成長要素画像に対応した
    成長要素データを前記入力された成長要素データとして
    記憶する成長要素データ記憶手段とを備え、 前記表示制御手段は、 前記成長要素データ記憶手段に記憶された成長要素デー
    タの値が前記予め定められている値であるか否かを判別
    する判別手段と、 この判別手段にて、前記成長要素データ記憶手段に記憶
    された成長要素データの値が前記予め定められている値
    であると判別された際は、前記記憶手段に記憶されてい
    る複数の生物画像のなかから、現在表示中の生物画像の
    次の成長過程の生物画像を読み出し、この読み出された
    次の成長過程の生物画像を前記現在表示中の生物画像に
    代えて、前記表示手段に表示させる画像表示制御手段
    と、 を備えていることを特徴とする携帯型電子ゲーム装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の携帯型電子ゲーム装置
    において、 前記表示制御手段は、更に、 前記判別の結果、前記入力された前記成長要素データの
    値が前記予め定められている値でないと判別された際
    は、前記記憶手段に記憶されている複数の生物画像のな
    かから、現在表示中の生物画像を再度を読み出し、この
    読み出された前記現在表示中の生物画像を引き続き、前
    記表示手段に表示させる再画像表示制御手段を備えてい
    ることを特徴とする携帯型電子ゲーム装置。
  9. 【請求項9】 請求項2に記載の携帯型電子ゲーム装置
    において、更に、 前記要素記憶手段に記憶された複数種類の成長要素画像
    を前記表示手段に表示させる要素画像表示制御手段を備
    えていることを特徴とする携帯型電子ゲーム装置。
  10. 【請求項10】 請求項2に記載の携帯型電子ゲーム装
    置において、 前記複数種類の成長要素画像は、前記要素記憶手段にビ
    ットマップデータの形式で記憶されていることを特徴と
    する携帯型電子ゲーム装置。
  11. 【請求項11】 請求項2に記載の携帯型電子ゲーム装
    置において、 前記成長要素データは、前記成長要素画像に対応した数
    値データであり、前記成長要素データ記憶手段は、前記
    数値データを記憶するものであることを特徴とする携帯
    型電子ゲーム装置。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至請求項3の何れかに記載
    の携帯型電子ゲーム装置において、 前記生物画像は、動物又は植物の画像であることを特徴
    とする携帯型電子ゲーム装置。
  13. 【請求項13】 請求項3に記載の携帯型電子ゲーム装
    置において、更に、 前記表示制御手段により前記次の成長過程の生物画像が
    表示される都度、前記成長要素データ記憶手段に記憶さ
    れている成長要素データの値をクリアするクリア手段を
    備えたことを特徴とする携帯型電子ゲーム装置。
  14. 【請求項14】 請求項4に記載の画像表示制御方法に
    おいて、更に、 前記キー入力ステップにより入力された成長要素データ
    の値が前記予め定められた値でないと判別された際は、
    前記記憶されている複数の生物画像のなかから、現在表
    示中の生物画像を再度を読み出し、この読み出された前
    記現在表示中の生物画像を引き続き、前記画像表示部に
    表示させる再画像表示制御ステップを備えたことを特徴
    とする画像表示制御方法。
  15. 【請求項15】 請求項6に記載の画像表示制御方法に
    おいて、更に、 前記表示制御ステップにより前記次の成長過程の生物画
    像が表示される都度、前記成長要素データ記憶ステップ
    にて記憶された成長要素データの値をクリアするクリア
    ステップを備えたことを特徴とする画像表示制御方法。
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