JP3778409B2 - 携帯用測定装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数回分の測定のデータから統計値を算出する機能を備えた携帯用測定装置に関し、より詳細には、ユーザの負荷を軽減する携帯用測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術として、例えば、特公平7−97142号公報に開示された『ストップウォッチ装置』がある。このようなストップウォッチ装置にあっては、ストップウオッチの測定データを、測定データ用の記憶領域に複数回分記憶する。また、記憶した複数回分の測定データから統計値(統計データ)、例えば、総記録時間,平均タイム,ベストラップまたはワーストラップ等を算出することができる。ユーザは、ボタン操作等により、記憶された測定データや、算出された統計データを確認することができる。
【0003】
一般的に、上記従来のストップウォッチ装置のような携帯用測定装置は、大きさや価格の制限から、記憶できる測定データの量に厳しい制限がある。
【0004】
ところで、例えば、ランナーの走行タイムの1年間の平均値、および競技会の際の詳細な測定データを確認したい場合がある。このような、多数回分の測定データから算出される統計データおよび幾つかの詳細な測定データを確認したい場合、上記従来のストップウォッチ装置には、記憶できる測定データの量に厳しい制限があるので、この多数回分の測定データを全て記憶できない。
【0005】
このような場合、ユーザは、例えば、上記従来のストップウォッチ装置の測定データ用の記憶領域への測定データの記録を開始し、記憶領域が一杯になれば、記憶領域に記憶された測定データをノート等に書き写して記憶領域の測定データを消去する。次に、記憶領域への記録を再開し、再び記憶領域が一杯になれば、記憶領域に記憶された測定データをノート等に書き写して記憶領域の測定データを消去する、という操作を繰り返えす。そして、ノート等に書き写した測定データから統計データを算出している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術によれば、多数回分の測定データから算出される統計データおよび幾つかの詳細な測定データを確認したい場合、ユーザが、測定データの書き写しおよび記憶されている測定データの消去を繰り返し、統計データの算出を行うため、手間がかかり、ユーザの負荷を増大するといった問題点、があった。また、書き写す際の転記ミスや計算時の入力ミスが起こりやすく、測定データおよび統計データの信頼性が低くなるといった問題点があった。更に、測定データまたは統計データを確認したいときにすぐに確認できないといった問題点があった。
【0007】
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、限られた記憶容量の装置であっても、ユーザの負荷を軽減し、また、信頼性の高い測定データおよび統計データを、確認したいときにすぐ確認できようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の携帯用測定装置では、時刻,時間,脈拍,血圧,気圧,温度,磁気,速度および距離の少なくとも1つを測定し、測定データを出力する測定手段と、測定手段から出力される測定データを記憶するための測定データ記憶手段と、を有する携帯用測定装置において、測定データを記憶するか否かを選択できるように、測定手段から出力される測定データを測定データ記憶手段に記憶するか否かを設定するための設定手段と、設定手段で記憶する旨の設定がなされた場合にのみ、測定手段から出力される測定データを測定データ記憶手段に記憶させる記憶制御を行う測定データ記憶制御手段と、を設けるようにした。
【0009】
また、この携帯用測定装置では、多回数分の測定データから計算される統計データを確認できるように、測定手段から出力される測定データを逐次処理して算出した統計値である統計データを記憶するための統計データ記憶手段と、測定手段から測定データが出力される度に、測定データと統計データ記憶手段に記憶されている統計データとを用いて、新たな統計データを算出し、算出した新たな統計データを用いて統計データ記憶手段の統計データを更新する更新手段と、を設けるようにした。
【0010】
この携帯用測定装置にあっては、時刻,時間,脈拍,血圧,気圧,温度,磁気,速度および距離の少なくとも1つを測定し、測定データと記憶されている統計データとを用いて、新たな統計データを算出し、算出した新たな統計データを用いて統計データを更新する。また、測定データを記憶するか否かを設定し、記憶する旨の設定がなされた場合にのみ、測定データを記憶する。
【0011】
さらに、所定の期間または時間ごとの統計データの推移を確認できるように、統計データが、予め定められた期間または時間ごとに複数設けられ、更新手段が、測定データが測定された期間または時間に基づいて該当する統計データを更新するようにしてもよい。
【0012】
この携帯用測定装置にあっては、統計データが、予め定められた期間または時間ごとに複数設けられており、測定データが測定された期間または時間に基づいて該当する統計データを更新する。
【0013】
さらに、統計データの期間または時間として任意の期間または時間を設定する期間設定手段を設けるようにしてもよい。
【0014】
また、統計データを算出する際の演算方法として複数の演算方法を設定することができるようにし、更新手段が、設定された複数の演算方法を用いて複数の統計データを算出し、統計データ記憶手段の複数の統計データを更新するようにしてもよい。
【0015】
この携帯用測定装置にあっては、統計データを算出する際の演算方法として複数の演算方法が設定可能であり、設定された複数の演算方法を用いて複数の統計データを算出し、複数の統計データを更新する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を、実施の形態1,実施の形態2の順で、添付の図面を参照して詳細に説明する。
【0017】
実施の形態1.
実施の形態1の携帯用測定装置として、ストップウォッチ機能付の腕時計を例に挙げ、まず、図1を用いてその構成を説明する。図1は、実施の形態1の腕時計の構成を示すブロック図である。
【0018】
実施の形態1の腕時計は、ユーザによる設定操作のための図示しないモードボタンやストップウォッチのスタート,ストップ,ラップおよびリセット入力等のための図示しないスタート,ストップ,ラップおよびリセットボタンを有する入力部101と、時間および時刻の計測をおこなう測定部102と、測定部102から出力される測定データおよび測定データを逐次処理して算出した統計値である統計データを記憶する記憶部103と、各種の表示をおこなう表示部104と、これら各部を制御する制御部105と、を備えている。
【0019】
ユーザは、入力部101を介して期間の設定や、統計データの演算方法の設定を行う。設定する期間は、1ヶ月および1週間等いかなるものを設定できるようにしても良いし、統計データの演算方法も、標本数,合計値,最大値,最小値,平均値,偏差値等、いかなるものの演算方法であってもよい。また、統計データの演算方法を複数設定できるようにしてもよい。
【0020】
制御部105は、設定手段105a、測定データ記憶制御手段105bと更新手段105cにより構成する。また、記憶部103は、測定データ記憶手段103aと統計データ記憶手段103bにより構成する。制御部105は、入力部101を介して設定された期間や統計データの演算方法を記憶部103に記憶させる。なお、実施の形態1では、期間は1日、統計データはラップタイムの最大値および最小値ならびに測定時間の合計値に設定されているものとする。
【0021】
入力部101を介してストップウォッチのスタート入力があった場合、スタート入力信号が制御部105の設定手段105aに入力され、測定データ記憶制御手段105bが測定部102からの測定データの入力を開始する。測定終了後、測定データを記憶するか否かの設定を入力部101を介して入力し、記憶する旨の設定がなされた場合にのみ、測定データは記憶部103の測定データ記憶手段103aに記憶される。また、測定データと記憶部103の統計データ記憶手段103bに記憶されている統計データとから、新たな統計データを算出する。測定データが測定された期間に基づいて、更新手段105cにより、該当する統計データを更新し、更新された統計データは、統計データ記憶手段103bに記憶される。
【0022】
なお、測定部102は本発明の測定手段に対応し、記憶部103は本発明の測定データ記憶手段および統計データ記憶手段に対応し、制御部105は本発明の設定手段,測定データ記憶制御手段,更新手段および期間設定手段に対応する。
【0023】
以上の構成において、実施の形態1の動作について図2〜図7を用いて説明する。実施の形態1の腕時計において、制御部105は、入力部101から図示しないスタートボタンが押されたことを示す信号を入力した場合、ストップウォッチの計測に関する処理である計測処理を開始する。
【0024】
図2は、実施の形態1の制御部105の計測処理のフローチャートである。計測処理において、制御部105は、まず、測定部102を制御してストップウォッチの計測を開始するとともに記憶部103に記憶されたラップの回数を示すラップ回数Nに1を代入し(S201)、入力部101からラップボタンまたはストップボタンが押されたことを示す信号の入力があるまで待機する(S202,S203)。
【0025】
図示しないラップボタンが押されたことを示す信号の入力があった場合、ラップタイムの表示等を行うラップ処理を実行し(S206)、ラップ処理終了後、ステップS202に戻る。一方、図示しないストップボタンが押されたことを示す信号の入力があった場合、ストップウォッチの計測の終了等を行うストップ処理、および、測定データおよび統計データの記憶等を行うリセット処理を実行し(S204,S205)、計測処理を終了する。
【0026】
図3は実施の形態1の制御部105のラップ処理のフローチャートである。ラップ処理において、制御部105は、まず、測定部102から計測時間を読み出し、読み出した値を、経過タイム(スプリットタイム)として表示部104を介して表示するとともに、記憶部103内のSPLIT(N)レジスタに格納する(S301)。
【0027】
次に、制御部105は、記憶部103のSPLIT(N−1)レジスタに前回格納した計測時間の値(N=1の場合はSPLIT(0)に格納された0の値)を読み出す(S302)。続いて、SPLIT(N)からSPLIT(N−1)を差し引いた値であるLAP(N)をラップタイムとして表示し(S303)、ラップ回数Nに1を加算し(S304)、処理を終了する。
【0028】
図4は、実施の形態1の制御部105のストップ処理のフローチャートである。ストップ処理において、制御部105は、まず、測定部102を制御してストップウォッチの計測を終了し(S401)、前述したラップ処理と同様に、測定部102から計測時間を読み出し、読み出した値を、経過タイムとして表示部104を介して表示するとともに、記憶部103内のSPLIT(N)レジスタに格納する(S402)。
【0029】
続いて、記憶部103のSPLIT(N−1)レジスタに前回格納した計測時間の値(N=1の場合はSPLIT(0)に格納された0の値)を読み出し(S403)、SPLIT(N)からSPLIT(N−1)を差し引いた値であるLAP(N)をラップタイムとして表示し(S404)、処理を終了する。
【0030】
図5は、実施の形態1の制御部105のリセット処理のフローチャートである。リセット処理において、制御部105は、まず、リセットボタンが押されたことを示す信号の入力があるまで待機する(S501)。リセットボタンが押されたことを示す信号の入力があった場合、表示部104を制御して経過タイムおよびラップタイム等のストップウォッチの表示を消去し、測定結果を保存するか否かの選択をユーザに促す表示を行い(S502)、入力部101を介してYesまたはNoのボタン入力があるまで待機する(S503,S504)。
【0031】
Noのボタン入力があった場合、換言すれば、測定結果を保存しない選択がされた場合は処理を終了する。一方、Yesのボタン入力があった場合、換言すれば、測定結果を保存する選択がされた場合は、SPRIT(1)〜SPRIT(N)および測定の日付データからなる測定データをそのまま保存するか否か、換言すれば、測定データを詳細に保存するか否かの選択をユーザに促す表示を行い(S505)、再び、入力部101を介してYesまたはNoのボタン入力があるまで待機する(S506,S507)。
【0032】
Noのボタン入力があった場合、換言すれば、測定データを詳細に保存しない選択がされた場合はステップS509に進む。一方、Yesのボタン入力があった場合、換言すれば、測定データを詳細に保存する選択がされた場合は、測定データを詳細に保存する測定データ記憶処理を実行する(S508)。測定データ記憶処理終了後、続いて、統計データの算出等を行う統計データ記憶処理を実行し(S509)、処理を終了する。
【0033】
図6は、実施の形態1の制御部105の測定データ記憶処理のフローチャートである。測定データ記憶処理において、制御部105は、まず、記憶部103の測定データ用の記憶領域の空き容量が十分にあるか否かを判定する(S601)。測定データ用の記憶領域の空き容量が十分にない場合は、消去するデータの選択を表示部104を介してユーザに促し、入力部101を介して選択されたデータを消去し(S603)、ステップS601に戻る。一方、測定データ用の記憶領域の空き容量が十分である場合は、SPRIT(1)〜SPRIT(N)および測定の日付データからなる測定データをそのまま保存し(S602)、処理を終了する。
【0034】
図7は、実施の形態1の制御部105の統計データ記憶処理のフローチャートである。統計データ記憶処理において、制御部105は、まず、記憶部103の統計データ用の記憶領域の空き容量が十分にあるか否かを判定する(S701)。ここで、統計データ用の記憶領域には、測定時間の合計値であるトータル時間、ラップタイムの最大値および最小値の3つの統計データが、日ごとに複数記憶されている。ステップS701で、統計データ用の記憶領域の空き容量が十分にない場合は、消去するデータの選択を表示部104を介してユーザに促し、入力部101を介して選択されたデータを消去し(S703)、ステップS701に戻る。
【0035】
一方、統計データ用の記憶領域の空き容量が十分である場合は、ステップS702に進む。ステップS702において、測定データの測定の日付に該当する統計データが記憶されていない場合は、測定データのSPLIT(N)を測定時間の合計値であるトータル時間とし、SPLIT(1)〜SPLIT(N)をそれぞれ比較してラップタイムの最大値および最小値をもとめ、この測定の日付に該当する統計データとしてそれぞれ統計データ用の記憶領域に保存し、計測処理を終了する。
【0036】
一方、測定データの測定の日付に該当する統計データが記憶されている場合は、測定データのSPLIT(N)を、該当するトータル時間に加算し、新たなトータル時間を算出して更新する。また、SPLIT(1)〜SPLIT(N)からもとめられるラップタイムの値と、該当するラップタイムの最大値および最小値とから新たなラップタイムの最大値および最小値を算出して更新し、計測処理を終了する。
【0037】
次に、保存した測定データおよび統計データの表示について、図8〜図11を参照して説明する。図8は、実施の形態1の測定データ用の記憶領域の内容の一例を示す説明図、図9は、実施の形態1の統計データ用の記憶領域の内容の一例を示す説明図、図10は、実施の形態1の測定データの表示の一例を示す説明図、図11は、実施の形態1の統計データの表示の一例を示す説明図である。
【0038】
実施の形態1の測定データ用の記憶領域には、図8に示すように、例えば、1998年12月13日に測定されたラップ回数30の測定データが保存されている。制御部105は、入力部101に対するユーザのボタン操作に応じて記憶部103の測定データ用の記憶領域から測定データを入力し、図10(a)、(b)、(c)に示すように、この測定におけるトータル時間,ラップ回数および日付、または、各ラップのラップタイム,スプリットタイムおよび日付を表示部104に表示させる。
【0039】
一方、実施の形態1の統計データ用の記憶領域には、図9に示すように、例えば、1998年12月13日までに測定された、日ごとの、日付,トータル時間ならびにラップタイムの最大値および最小値が保存されている。制御部105は、入力部101に対するユーザの操作に応じて記憶部103の統計データ用の記憶領域から統計データを入力し、図11(a)、(b)、(c)に示すように、月間のトータル時間,測定した日の数および測定月、または、日ごとのラップタイムの最大値および最小値、トータル時間ならびに日付を表示部104に表示させる。
【0040】
前述した様に実施の形態1によれば、設定された期間ごとにトータル時間等の統計データを複数記憶し、測定終了後、出力される測定データを記憶するか否かを設定し、この設定に基づいて測定データの記憶制御を行う。また、測定データと記憶されている統計データとから新たな統計データを算出て統計データの更新を実行する。後日、ボタン操作により簡単に、統計データおよび測定データを確認できるため、多数回分の測定データから算出される期間または時間ごとの統計データの推移および幾つかの詳細な測定データを確認したい場合、ユーザが、ノート等への測定データの書き写しおよび記憶されている測定データの消去を繰り返し、統計データを算出する必要がなく、ユーザの負荷を軽減し、また、信頼性の高い測定データおよび統計データを確認したいときにすぐ確認できようにすることができる。
【0041】
なお、実施の形態1では1回の測定ごとに出力される測定データと保存されている統計データとから新たな統計データを算出していたが、統計データ算出のために1日分の測定データを保存しておき、後日、保存しておいた1日分の測定データから統計データを算出して保存した後、保存しておいた1日分の測定データを消去するようにしてもよい。
【0042】
実施の形態2.
実施の形態2の携帯用測定装置として、ストップウォッチ機能およびGPS(Global Positioning System)を利用した速度および距離の測定機能を有する腕時計を例に挙げる。実施の形態2の腕時計は、前述した実施の形態1の腕時計と同様の構成に加えて測定部にGPSアンテナおよびGPSレシーバを備えている。また、その動作は、実施の形態1の動作と同様であるが、測定データおよび統計データの構成が異なり、これらの表示も異なる。
【0043】
ここで、GPSレシーバおよびGPSアンテナについては、当業者に知られた従来の技術であるので、その説明を省略し、測定データおよび統計データの構成ならびに、保存した測定データおよび統計データの表示についてのみ、図12〜図18を用いて説明する。
【0044】
実施の形態2の測定データ用の記憶領域には、図12に示すように、例えば、1998年12月13日に測定されたラップ回数30の測定データが保存されている。この測定データは、スプリットタイム,スタートしてからの移動距離,速度および日付から構成されている。
【0045】
制御部105は、入力部101に対するユーザのボタン操作に応じて記憶部103の測定データ用の記憶領域から測定データを入力し、図14に示すように、この測定における平均速度,測定距離の合計値であるトータル距離,ラップ回数,日付およびトータル時間、または、図15もしくは図16に示すように、各ラップにおける速度,移動距離,ラップタイムおよびスプリットタイムを表示部104に表示させる。
【0046】
一方、実施の形態2の統計データ用の記憶領域には、図13に示すように、例えば、1998年12月13日までに測定された、日ごとの、日付,トータル時間およびトータル距離が保存されている。制御部105は、入力部101に対するユーザの操作に応じて記憶部103の統計データ用の記憶領域から統計データを入力し、図17に示すように、月間の平均速度,トータル距離,測定月およびトータル時間、または、図18に示すように、日ごとの平均速度,トータル距離,日付およびトータル時間を表示部104に表示させる。
【0047】
前述した様に実施の形態2によれば、速度,距離および時間に関する測定データおよび統計データを保存することができ、また、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
【0048】
なお、実施の形態1および実施の形態2では、携帯用測定装置として、ストップウォッチ機能付の腕時計ならびにGPSによる速度および距離の測定機能付の腕時計を例に挙げたが、本発明の携帯用測定装置は、これらの例に限定されるものではなく、時刻,時間,脈拍,血圧,気圧,温度,磁気,速度または距離等の測定を行う機能をもった腕時計や、腕時計以外のこれらの機能をもった携帯用測定装置であってもよい。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の携帯用測定装置は、時刻,時間,脈拍,血圧,気圧,温度,磁気,速度および距離の少なくとも1つを測定し、測定データと記憶されている統計データとを用いて、新たな統計データを算出し、算出した新たな統計データを用いて統計データを更新し、また、測定データを記憶するか否かを設定し、記憶する旨の設定がなされた場合にのみ、測定データを記憶するため、ユーザの負荷を軽減することができる。更に、信頼性の高い測定データおよび統計データを、確認したいときにすぐ確認できようにすることができる。
【0050】
また、本発明の携帯用測定装置は、統計データが、予め定められた期間または時間ごとに複数設けられており、測定データが測定された期間または時間に基づいて該当する統計データを更新するため、所定の期間または時間ごとの統計データの推移を確認することができる。
【0051】
また、本発明の携帯用測定装置は、統計データの期間または時間として任意の期間または時間を設定することができるため、任意の期間または時間ごとの統計データの推移を確認することができる。
【0052】
また、本発明の携帯用測定装置は、統計データを算出する際の演算方法として複数の演算方法が設定可能であり、設定された複数の演算方法を用いて複数の統計データを算出し、複数の統計データを更新するため、複数の統計データを確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の腕時計の構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1の制御部の計測処理のフローチャートである。
【図3】実施の形態1の制御部のラップ処理のフローチャートである。
【図4】実施の形態1の制御部のストップ処理のフローチャートである。
【図5】実施の形態1の制御部のリセット処理のフローチャートである。
【図6】実施の形態1の制御部の測定データ記憶処理のフローチャートである。
【図7】実施の形態1の制御部の統計データ記憶処理のフローチャートである。
【図8】実施の形態1の測定データ用の記憶領域の内容の一例を示す説明図である。
【図9】実施の形態1の統計データ用の記憶領域の内容の一例を示す説明図である。
【図10】実施の形態1の測定データの表示の一例を示す説明図である。
【図11】実施の形態1の統計データの表示の一例を示す説明図である。
【図12】実施の形態2の測定データ用の記憶領域の内容の一例を示す説明図である。
【図13】実施の形態2の統計データ用の記憶領域の内容の一例を示す説明図である。
【図14】実施の形態2の測定データの表示の一例を示す説明図である。
【図15】実施の形態2の測定データの表示の他の一例を示す説明図である。
【図16】実施の形態2の測定データの表示の他の一例を示す説明図である。
【図17】実施の形態2の統計データの表示の一例を示す説明図である。
【図18】実施の形態2の統計データの表示の他の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
101 入力部
102 測定部
103 記憶部
104 表示部
105 制御部
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数回分の測定のデータから統計値を算出する機能を備えた携帯用測定装置に関し、より詳細には、ユーザの負荷を軽減する携帯用測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術として、例えば、特公平7−97142号公報に開示された『ストップウォッチ装置』がある。このようなストップウォッチ装置にあっては、ストップウオッチの測定データを、測定データ用の記憶領域に複数回分記憶する。また、記憶した複数回分の測定データから統計値(統計データ)、例えば、総記録時間,平均タイム,ベストラップまたはワーストラップ等を算出することができる。ユーザは、ボタン操作等により、記憶された測定データや、算出された統計データを確認することができる。
【0003】
一般的に、上記従来のストップウォッチ装置のような携帯用測定装置は、大きさや価格の制限から、記憶できる測定データの量に厳しい制限がある。
【0004】
ところで、例えば、ランナーの走行タイムの1年間の平均値、および競技会の際の詳細な測定データを確認したい場合がある。このような、多数回分の測定データから算出される統計データおよび幾つかの詳細な測定データを確認したい場合、上記従来のストップウォッチ装置には、記憶できる測定データの量に厳しい制限があるので、この多数回分の測定データを全て記憶できない。
【0005】
このような場合、ユーザは、例えば、上記従来のストップウォッチ装置の測定データ用の記憶領域への測定データの記録を開始し、記憶領域が一杯になれば、記憶領域に記憶された測定データをノート等に書き写して記憶領域の測定データを消去する。次に、記憶領域への記録を再開し、再び記憶領域が一杯になれば、記憶領域に記憶された測定データをノート等に書き写して記憶領域の測定データを消去する、という操作を繰り返えす。そして、ノート等に書き写した測定データから統計データを算出している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術によれば、多数回分の測定データから算出される統計データおよび幾つかの詳細な測定データを確認したい場合、ユーザが、測定データの書き写しおよび記憶されている測定データの消去を繰り返し、統計データの算出を行うため、手間がかかり、ユーザの負荷を増大するといった問題点、があった。また、書き写す際の転記ミスや計算時の入力ミスが起こりやすく、測定データおよび統計データの信頼性が低くなるといった問題点があった。更に、測定データまたは統計データを確認したいときにすぐに確認できないといった問題点があった。
【0007】
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、限られた記憶容量の装置であっても、ユーザの負荷を軽減し、また、信頼性の高い測定データおよび統計データを、確認したいときにすぐ確認できようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の携帯用測定装置では、時刻,時間,脈拍,血圧,気圧,温度,磁気,速度および距離の少なくとも1つを測定し、測定データを出力する測定手段と、測定手段から出力される測定データを記憶するための測定データ記憶手段と、を有する携帯用測定装置において、測定データを記憶するか否かを選択できるように、測定手段から出力される測定データを測定データ記憶手段に記憶するか否かを設定するための設定手段と、設定手段で記憶する旨の設定がなされた場合にのみ、測定手段から出力される測定データを測定データ記憶手段に記憶させる記憶制御を行う測定データ記憶制御手段と、を設けるようにした。
【0009】
また、この携帯用測定装置では、多回数分の測定データから計算される統計データを確認できるように、測定手段から出力される測定データを逐次処理して算出した統計値である統計データを記憶するための統計データ記憶手段と、測定手段から測定データが出力される度に、測定データと統計データ記憶手段に記憶されている統計データとを用いて、新たな統計データを算出し、算出した新たな統計データを用いて統計データ記憶手段の統計データを更新する更新手段と、を設けるようにした。
【0010】
この携帯用測定装置にあっては、時刻,時間,脈拍,血圧,気圧,温度,磁気,速度および距離の少なくとも1つを測定し、測定データと記憶されている統計データとを用いて、新たな統計データを算出し、算出した新たな統計データを用いて統計データを更新する。また、測定データを記憶するか否かを設定し、記憶する旨の設定がなされた場合にのみ、測定データを記憶する。
【0011】
さらに、所定の期間または時間ごとの統計データの推移を確認できるように、統計データが、予め定められた期間または時間ごとに複数設けられ、更新手段が、測定データが測定された期間または時間に基づいて該当する統計データを更新するようにしてもよい。
【0012】
この携帯用測定装置にあっては、統計データが、予め定められた期間または時間ごとに複数設けられており、測定データが測定された期間または時間に基づいて該当する統計データを更新する。
【0013】
さらに、統計データの期間または時間として任意の期間または時間を設定する期間設定手段を設けるようにしてもよい。
【0014】
また、統計データを算出する際の演算方法として複数の演算方法を設定することができるようにし、更新手段が、設定された複数の演算方法を用いて複数の統計データを算出し、統計データ記憶手段の複数の統計データを更新するようにしてもよい。
【0015】
この携帯用測定装置にあっては、統計データを算出する際の演算方法として複数の演算方法が設定可能であり、設定された複数の演算方法を用いて複数の統計データを算出し、複数の統計データを更新する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を、実施の形態1,実施の形態2の順で、添付の図面を参照して詳細に説明する。
【0017】
実施の形態1.
実施の形態1の携帯用測定装置として、ストップウォッチ機能付の腕時計を例に挙げ、まず、図1を用いてその構成を説明する。図1は、実施の形態1の腕時計の構成を示すブロック図である。
【0018】
実施の形態1の腕時計は、ユーザによる設定操作のための図示しないモードボタンやストップウォッチのスタート,ストップ,ラップおよびリセット入力等のための図示しないスタート,ストップ,ラップおよびリセットボタンを有する入力部101と、時間および時刻の計測をおこなう測定部102と、測定部102から出力される測定データおよび測定データを逐次処理して算出した統計値である統計データを記憶する記憶部103と、各種の表示をおこなう表示部104と、これら各部を制御する制御部105と、を備えている。
【0019】
ユーザは、入力部101を介して期間の設定や、統計データの演算方法の設定を行う。設定する期間は、1ヶ月および1週間等いかなるものを設定できるようにしても良いし、統計データの演算方法も、標本数,合計値,最大値,最小値,平均値,偏差値等、いかなるものの演算方法であってもよい。また、統計データの演算方法を複数設定できるようにしてもよい。
【0020】
制御部105は、設定手段105a、測定データ記憶制御手段105bと更新手段105cにより構成する。また、記憶部103は、測定データ記憶手段103aと統計データ記憶手段103bにより構成する。制御部105は、入力部101を介して設定された期間や統計データの演算方法を記憶部103に記憶させる。なお、実施の形態1では、期間は1日、統計データはラップタイムの最大値および最小値ならびに測定時間の合計値に設定されているものとする。
【0021】
入力部101を介してストップウォッチのスタート入力があった場合、スタート入力信号が制御部105の設定手段105aに入力され、測定データ記憶制御手段105bが測定部102からの測定データの入力を開始する。測定終了後、測定データを記憶するか否かの設定を入力部101を介して入力し、記憶する旨の設定がなされた場合にのみ、測定データは記憶部103の測定データ記憶手段103aに記憶される。また、測定データと記憶部103の統計データ記憶手段103bに記憶されている統計データとから、新たな統計データを算出する。測定データが測定された期間に基づいて、更新手段105cにより、該当する統計データを更新し、更新された統計データは、統計データ記憶手段103bに記憶される。
【0022】
なお、測定部102は本発明の測定手段に対応し、記憶部103は本発明の測定データ記憶手段および統計データ記憶手段に対応し、制御部105は本発明の設定手段,測定データ記憶制御手段,更新手段および期間設定手段に対応する。
【0023】
以上の構成において、実施の形態1の動作について図2〜図7を用いて説明する。実施の形態1の腕時計において、制御部105は、入力部101から図示しないスタートボタンが押されたことを示す信号を入力した場合、ストップウォッチの計測に関する処理である計測処理を開始する。
【0024】
図2は、実施の形態1の制御部105の計測処理のフローチャートである。計測処理において、制御部105は、まず、測定部102を制御してストップウォッチの計測を開始するとともに記憶部103に記憶されたラップの回数を示すラップ回数Nに1を代入し(S201)、入力部101からラップボタンまたはストップボタンが押されたことを示す信号の入力があるまで待機する(S202,S203)。
【0025】
図示しないラップボタンが押されたことを示す信号の入力があった場合、ラップタイムの表示等を行うラップ処理を実行し(S206)、ラップ処理終了後、ステップS202に戻る。一方、図示しないストップボタンが押されたことを示す信号の入力があった場合、ストップウォッチの計測の終了等を行うストップ処理、および、測定データおよび統計データの記憶等を行うリセット処理を実行し(S204,S205)、計測処理を終了する。
【0026】
図3は実施の形態1の制御部105のラップ処理のフローチャートである。ラップ処理において、制御部105は、まず、測定部102から計測時間を読み出し、読み出した値を、経過タイム(スプリットタイム)として表示部104を介して表示するとともに、記憶部103内のSPLIT(N)レジスタに格納する(S301)。
【0027】
次に、制御部105は、記憶部103のSPLIT(N−1)レジスタに前回格納した計測時間の値(N=1の場合はSPLIT(0)に格納された0の値)を読み出す(S302)。続いて、SPLIT(N)からSPLIT(N−1)を差し引いた値であるLAP(N)をラップタイムとして表示し(S303)、ラップ回数Nに1を加算し(S304)、処理を終了する。
【0028】
図4は、実施の形態1の制御部105のストップ処理のフローチャートである。ストップ処理において、制御部105は、まず、測定部102を制御してストップウォッチの計測を終了し(S401)、前述したラップ処理と同様に、測定部102から計測時間を読み出し、読み出した値を、経過タイムとして表示部104を介して表示するとともに、記憶部103内のSPLIT(N)レジスタに格納する(S402)。
【0029】
続いて、記憶部103のSPLIT(N−1)レジスタに前回格納した計測時間の値(N=1の場合はSPLIT(0)に格納された0の値)を読み出し(S403)、SPLIT(N)からSPLIT(N−1)を差し引いた値であるLAP(N)をラップタイムとして表示し(S404)、処理を終了する。
【0030】
図5は、実施の形態1の制御部105のリセット処理のフローチャートである。リセット処理において、制御部105は、まず、リセットボタンが押されたことを示す信号の入力があるまで待機する(S501)。リセットボタンが押されたことを示す信号の入力があった場合、表示部104を制御して経過タイムおよびラップタイム等のストップウォッチの表示を消去し、測定結果を保存するか否かの選択をユーザに促す表示を行い(S502)、入力部101を介してYesまたはNoのボタン入力があるまで待機する(S503,S504)。
【0031】
Noのボタン入力があった場合、換言すれば、測定結果を保存しない選択がされた場合は処理を終了する。一方、Yesのボタン入力があった場合、換言すれば、測定結果を保存する選択がされた場合は、SPRIT(1)〜SPRIT(N)および測定の日付データからなる測定データをそのまま保存するか否か、換言すれば、測定データを詳細に保存するか否かの選択をユーザに促す表示を行い(S505)、再び、入力部101を介してYesまたはNoのボタン入力があるまで待機する(S506,S507)。
【0032】
Noのボタン入力があった場合、換言すれば、測定データを詳細に保存しない選択がされた場合はステップS509に進む。一方、Yesのボタン入力があった場合、換言すれば、測定データを詳細に保存する選択がされた場合は、測定データを詳細に保存する測定データ記憶処理を実行する(S508)。測定データ記憶処理終了後、続いて、統計データの算出等を行う統計データ記憶処理を実行し(S509)、処理を終了する。
【0033】
図6は、実施の形態1の制御部105の測定データ記憶処理のフローチャートである。測定データ記憶処理において、制御部105は、まず、記憶部103の測定データ用の記憶領域の空き容量が十分にあるか否かを判定する(S601)。測定データ用の記憶領域の空き容量が十分にない場合は、消去するデータの選択を表示部104を介してユーザに促し、入力部101を介して選択されたデータを消去し(S603)、ステップS601に戻る。一方、測定データ用の記憶領域の空き容量が十分である場合は、SPRIT(1)〜SPRIT(N)および測定の日付データからなる測定データをそのまま保存し(S602)、処理を終了する。
【0034】
図7は、実施の形態1の制御部105の統計データ記憶処理のフローチャートである。統計データ記憶処理において、制御部105は、まず、記憶部103の統計データ用の記憶領域の空き容量が十分にあるか否かを判定する(S701)。ここで、統計データ用の記憶領域には、測定時間の合計値であるトータル時間、ラップタイムの最大値および最小値の3つの統計データが、日ごとに複数記憶されている。ステップS701で、統計データ用の記憶領域の空き容量が十分にない場合は、消去するデータの選択を表示部104を介してユーザに促し、入力部101を介して選択されたデータを消去し(S703)、ステップS701に戻る。
【0035】
一方、統計データ用の記憶領域の空き容量が十分である場合は、ステップS702に進む。ステップS702において、測定データの測定の日付に該当する統計データが記憶されていない場合は、測定データのSPLIT(N)を測定時間の合計値であるトータル時間とし、SPLIT(1)〜SPLIT(N)をそれぞれ比較してラップタイムの最大値および最小値をもとめ、この測定の日付に該当する統計データとしてそれぞれ統計データ用の記憶領域に保存し、計測処理を終了する。
【0036】
一方、測定データの測定の日付に該当する統計データが記憶されている場合は、測定データのSPLIT(N)を、該当するトータル時間に加算し、新たなトータル時間を算出して更新する。また、SPLIT(1)〜SPLIT(N)からもとめられるラップタイムの値と、該当するラップタイムの最大値および最小値とから新たなラップタイムの最大値および最小値を算出して更新し、計測処理を終了する。
【0037】
次に、保存した測定データおよび統計データの表示について、図8〜図11を参照して説明する。図8は、実施の形態1の測定データ用の記憶領域の内容の一例を示す説明図、図9は、実施の形態1の統計データ用の記憶領域の内容の一例を示す説明図、図10は、実施の形態1の測定データの表示の一例を示す説明図、図11は、実施の形態1の統計データの表示の一例を示す説明図である。
【0038】
実施の形態1の測定データ用の記憶領域には、図8に示すように、例えば、1998年12月13日に測定されたラップ回数30の測定データが保存されている。制御部105は、入力部101に対するユーザのボタン操作に応じて記憶部103の測定データ用の記憶領域から測定データを入力し、図10(a)、(b)、(c)に示すように、この測定におけるトータル時間,ラップ回数および日付、または、各ラップのラップタイム,スプリットタイムおよび日付を表示部104に表示させる。
【0039】
一方、実施の形態1の統計データ用の記憶領域には、図9に示すように、例えば、1998年12月13日までに測定された、日ごとの、日付,トータル時間ならびにラップタイムの最大値および最小値が保存されている。制御部105は、入力部101に対するユーザの操作に応じて記憶部103の統計データ用の記憶領域から統計データを入力し、図11(a)、(b)、(c)に示すように、月間のトータル時間,測定した日の数および測定月、または、日ごとのラップタイムの最大値および最小値、トータル時間ならびに日付を表示部104に表示させる。
【0040】
前述した様に実施の形態1によれば、設定された期間ごとにトータル時間等の統計データを複数記憶し、測定終了後、出力される測定データを記憶するか否かを設定し、この設定に基づいて測定データの記憶制御を行う。また、測定データと記憶されている統計データとから新たな統計データを算出て統計データの更新を実行する。後日、ボタン操作により簡単に、統計データおよび測定データを確認できるため、多数回分の測定データから算出される期間または時間ごとの統計データの推移および幾つかの詳細な測定データを確認したい場合、ユーザが、ノート等への測定データの書き写しおよび記憶されている測定データの消去を繰り返し、統計データを算出する必要がなく、ユーザの負荷を軽減し、また、信頼性の高い測定データおよび統計データを確認したいときにすぐ確認できようにすることができる。
【0041】
なお、実施の形態1では1回の測定ごとに出力される測定データと保存されている統計データとから新たな統計データを算出していたが、統計データ算出のために1日分の測定データを保存しておき、後日、保存しておいた1日分の測定データから統計データを算出して保存した後、保存しておいた1日分の測定データを消去するようにしてもよい。
【0042】
実施の形態2.
実施の形態2の携帯用測定装置として、ストップウォッチ機能およびGPS(Global Positioning System)を利用した速度および距離の測定機能を有する腕時計を例に挙げる。実施の形態2の腕時計は、前述した実施の形態1の腕時計と同様の構成に加えて測定部にGPSアンテナおよびGPSレシーバを備えている。また、その動作は、実施の形態1の動作と同様であるが、測定データおよび統計データの構成が異なり、これらの表示も異なる。
【0043】
ここで、GPSレシーバおよびGPSアンテナについては、当業者に知られた従来の技術であるので、その説明を省略し、測定データおよび統計データの構成ならびに、保存した測定データおよび統計データの表示についてのみ、図12〜図18を用いて説明する。
【0044】
実施の形態2の測定データ用の記憶領域には、図12に示すように、例えば、1998年12月13日に測定されたラップ回数30の測定データが保存されている。この測定データは、スプリットタイム,スタートしてからの移動距離,速度および日付から構成されている。
【0045】
制御部105は、入力部101に対するユーザのボタン操作に応じて記憶部103の測定データ用の記憶領域から測定データを入力し、図14に示すように、この測定における平均速度,測定距離の合計値であるトータル距離,ラップ回数,日付およびトータル時間、または、図15もしくは図16に示すように、各ラップにおける速度,移動距離,ラップタイムおよびスプリットタイムを表示部104に表示させる。
【0046】
一方、実施の形態2の統計データ用の記憶領域には、図13に示すように、例えば、1998年12月13日までに測定された、日ごとの、日付,トータル時間およびトータル距離が保存されている。制御部105は、入力部101に対するユーザの操作に応じて記憶部103の統計データ用の記憶領域から統計データを入力し、図17に示すように、月間の平均速度,トータル距離,測定月およびトータル時間、または、図18に示すように、日ごとの平均速度,トータル距離,日付およびトータル時間を表示部104に表示させる。
【0047】
前述した様に実施の形態2によれば、速度,距離および時間に関する測定データおよび統計データを保存することができ、また、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
【0048】
なお、実施の形態1および実施の形態2では、携帯用測定装置として、ストップウォッチ機能付の腕時計ならびにGPSによる速度および距離の測定機能付の腕時計を例に挙げたが、本発明の携帯用測定装置は、これらの例に限定されるものではなく、時刻,時間,脈拍,血圧,気圧,温度,磁気,速度または距離等の測定を行う機能をもった腕時計や、腕時計以外のこれらの機能をもった携帯用測定装置であってもよい。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の携帯用測定装置は、時刻,時間,脈拍,血圧,気圧,温度,磁気,速度および距離の少なくとも1つを測定し、測定データと記憶されている統計データとを用いて、新たな統計データを算出し、算出した新たな統計データを用いて統計データを更新し、また、測定データを記憶するか否かを設定し、記憶する旨の設定がなされた場合にのみ、測定データを記憶するため、ユーザの負荷を軽減することができる。更に、信頼性の高い測定データおよび統計データを、確認したいときにすぐ確認できようにすることができる。
【0050】
また、本発明の携帯用測定装置は、統計データが、予め定められた期間または時間ごとに複数設けられており、測定データが測定された期間または時間に基づいて該当する統計データを更新するため、所定の期間または時間ごとの統計データの推移を確認することができる。
【0051】
また、本発明の携帯用測定装置は、統計データの期間または時間として任意の期間または時間を設定することができるため、任意の期間または時間ごとの統計データの推移を確認することができる。
【0052】
また、本発明の携帯用測定装置は、統計データを算出する際の演算方法として複数の演算方法が設定可能であり、設定された複数の演算方法を用いて複数の統計データを算出し、複数の統計データを更新するため、複数の統計データを確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の腕時計の構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1の制御部の計測処理のフローチャートである。
【図3】実施の形態1の制御部のラップ処理のフローチャートである。
【図4】実施の形態1の制御部のストップ処理のフローチャートである。
【図5】実施の形態1の制御部のリセット処理のフローチャートである。
【図6】実施の形態1の制御部の測定データ記憶処理のフローチャートである。
【図7】実施の形態1の制御部の統計データ記憶処理のフローチャートである。
【図8】実施の形態1の測定データ用の記憶領域の内容の一例を示す説明図である。
【図9】実施の形態1の統計データ用の記憶領域の内容の一例を示す説明図である。
【図10】実施の形態1の測定データの表示の一例を示す説明図である。
【図11】実施の形態1の統計データの表示の一例を示す説明図である。
【図12】実施の形態2の測定データ用の記憶領域の内容の一例を示す説明図である。
【図13】実施の形態2の統計データ用の記憶領域の内容の一例を示す説明図である。
【図14】実施の形態2の測定データの表示の一例を示す説明図である。
【図15】実施の形態2の測定データの表示の他の一例を示す説明図である。
【図16】実施の形態2の測定データの表示の他の一例を示す説明図である。
【図17】実施の形態2の統計データの表示の一例を示す説明図である。
【図18】実施の形態2の統計データの表示の他の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
101 入力部
102 測定部
103 記憶部
104 表示部
105 制御部
Claims (4)
- 時刻,時間,脈拍,血圧,気圧,温度,磁気,速度および距離の少なくとも1つを測定し、測定データを出力する測定手段と、前記測定手段から出力される測定データを記憶するための測定データ記憶手段と、を有する携帯用測定装置において、
前記測定手段から出力される測定データを逐次処理して算出した統計値である統計データを記憶するための統計データ記憶手段と、
前記測定手段から出力される測定データを前記測定データ記憶手段に記憶するか否かを設定するための設定手段と、
前記設定手段で記憶する旨の設定がなされた場合にのみ、前記測定手段から出力される測定データを前記測定データ記憶手段に記憶させる記憶制御を行う測定データ記憶制御手段と、
前記測定手段から測定データが出力される度に、前記測定データと前記統計データ記憶手段に記憶されている統計データとを用いて、新たな統計データを算出し、算出した新たな統計データを用いて前記統計データ記憶手段の統計データを更新する更新手段と、
を具備することを特徴とする携帯用測定装置。 - 前記統計データは、予め定められた期間または時間ごとに複数設けられており、
前記更新手段は、前記測定データが測定された期間または時間に基づいて該当する統計データを更新することを特徴とする請求項1に記載の携帯用測定装置。 - さらに、前記統計データの期間または時間として任意の期間または時間を設定する期間設定手段を具備することを特徴とする請求項2に記載の携帯用測定装置。
- さらに、前記統計データを算出する際の演算方法として複数の演算方法を設定することが可能であり、
前記更新手段は、前記複数の演算方法を用いて複数の統計データを算出し、前記統計データ記憶手段の複数の統計データを更新することを特徴とする請求項1,2または3のいずれか1項記載の携帯用測定装置。
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