JP2001325143A - 通信機能付きの情報端末装置、電子機器、及び情報端末処理プログラムを記憶した記憶媒体、電子機器処理プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

通信機能付きの情報端末装置、電子機器、及び情報端末処理プログラムを記憶した記憶媒体、電子機器処理プログラムを記憶した記憶媒体

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JP2001325143A
JP2001325143A JP2000145136A JP2000145136A JP2001325143A JP 2001325143 A JP2001325143 A JP 2001325143A JP 2000145136 A JP2000145136 A JP 2000145136A JP 2000145136 A JP2000145136 A JP 2000145136A JP 2001325143 A JP2001325143 A JP 2001325143A
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Takashi Koshiro
孝 湖城
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子ブックデータやゲームデータなど、データ
ベース化された長大なデータをダウンロードして利用す
るための通信機能付きの情報端末装置で、次に利用する
データ部分をユーザ自身で判断する必要なく容易に取得
すること。 【解決手段】ブックデータベースに接続されたパーソナ
ルコンピュータ(PC)に対し携帯機器(PDA)をシ
ンクロさせると、PCとPDAの双方で読書中にある同
一のブックデータについて(ステップE1,E2)、P
C側とPDA側との最終読書日時が比較されて最新の読
書実績履歴(現在章番号・章記号・読書ページ・読書量
/1日)が更新され(ステップE4〜E10)、これに
基づき既読の章のブックデータがメモリから削除された
後(ステップE11)、明日1日の推定読書範囲の章番
号・章記号に対応する章のブックデータがPCからPD
Aにダウンロードされてメモリに記憶される(ステップ
E12,E13)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子ブックデータ
やゲームデータなど、データベース化されている長大な
データをダウンロードして利用するための通信機能付き
の情報端末装置、電子機器、及び情報端末処理プログラ
ムを記憶した記憶媒体、電子機器処理プログラムを記憶
した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、種々の情報のデータベース化が急
速に進み、童話や小説などの本のテキストも、電子ブッ
クデータとしてCD−ROMに格納されて提供された
り、インターネット上のwebサイトからダウンロード
して利用できるようになっている。
【0003】そして、このような電子ブックのデータ
を、ファイルにしてPDA(personaldigital assistant
s)である携帯情報端末装置に送って記憶させ、この携帯
情報端末装置によって何処でも手軽に電子ブックデータ
を読書することが出来る。
【0004】しかしながら、一般に電子ブック全体のデ
ータサイズは大きく、前記CD−ROMやwebサイト
から1つのファイルとしてダウンロードして携帯情報端
末装置へ格納するのは、非常に時間が掛かり困難である
ばかりでなく、メモリ使用上も非効率であるため、各章
毎に分割ファイル化して利用される場合が多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そして、このように電
子ブックデータを各章毎のファイルとして携帯情報端末
装置(PDA)へダウンロードして利用する場合には、
ユーザ自身がこれから読書するテキスト部分を判断し、
その部分のテキストデータを例えばパーソナルコンピュ
ータ(PC)を介してCD−ROMやインターネットの
webサイトから毎回取得する必要があり、非常に面倒
な準備作業を要する問題がある。
【0006】本発明は、前記のような課題に鑑みなされ
たもので、次に利用するデータ部分をユーザ自身で判断
する必要なく容易に取得することが可能になる通信機能
付きの情報端末装置、電子機器、及び情報端末処理プロ
グラムを記憶した記憶媒体、電子機器処理プログラムを
記憶した記憶媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
通信機能付き情報端末装置は、データベースに接続され
た電子機器と通信を行って該データベースにある一連の
データの中の部分データを取得可能な通信機能付き情報
端末装置であって、前記電子機器との通信によって取得
した部分データを記憶するデータ記憶手段と、このデー
タ記憶手段に記憶された部分データを利用するデータ利
用手段と、前記データベースにある一連のデータの中で
前記データ利用手段により利用している部分データに連
なる次の部分データを、前記電子機器との通信によって
取得する次期利用データ取得手段とを備えたことを特徴
とする。
【0008】このような本発明に係る通信機能付き情報
端末装置では、電子機器との通信によって取得された部
分データがデータ記憶手段に記憶され、このデータ記憶
手段に記憶された部分データが利用されると、データベ
ースにある一連のデータの中で前記利用されている部分
データに連なる次の部分データが、電子機器との通信に
よって取得されるので、通信先の電子機器に接続された
データベースの中で常に必要なデータ部分のみがダウン
ロードされて利用できることになる。
【0009】また、本発明に係る通信機能付き電子機器
は、情報端末装置と通信可能な、データベースに接続さ
れた通信機能付き電子機器であって、前記データベース
にある一連のデータの中の部分データを取得するデータ
取得手段と、このデータ取得手段により取得された部分
データを前記情報端末装置へ送信するデータ送信手段
と、前記情報端末装置から前記部分データの利用情報を
受信する利用情報受信手段と、この利用情報受信手段に
より前記情報端末装置での部分データの利用情報が受信
された際には、この利用情報に基づき当該利用中の部分
データに連なる次の部分データを前記情報端末装置へ送
信する次期利用データ送信手段とを備えたことを特徴と
する。
【0010】このような本発明に係る通信機能付き電子
機器では、データベースにある一連のデータの中の部分
データがデータ取得手段により取得され、このデータ取
得手段により取得された部分データは情報端末装置へ送
信されて与えられる。そして、前記情報端末装置から前
記部分データの利用情報が受信されると、前記データ取
得手段により取得される部分データのうちで、この利用
情報に基づき当該利用中の部分データに連なる次の部分
データが前記情報端末装置へ送信されて利用されるの
で、情報端末装置側で必要となるデータ部分のみを順次
ダウンロードして提供できることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0012】図1は、本発明の通信機能付きの電子機器
の実施形態に係るパーソナルコンピュータ(PC)10
の電子回路の構成を示すブロック図である。
【0013】図2は本発明の通信機能付きの情報端末装
置の実施形態に係る携帯機器(PDA)20の電子回路
の構成を示すブロック図である。
【0014】パーソナルコンピュータ(PC)10は、
CD−ROMなどの外部記憶媒体13に記憶された電子
データを記憶媒体読取部14を介してダウンロードしメ
モリ12に記憶させたり、インターネットなどの通信ネ
ットワークNから電送制御部15を介してダウンロード
受信した電子データをメモリ12に記憶させて利用する
ことができる。
【0015】また、携帯機器(PDA)20は、ROM
カードなどの外部記憶媒体23に記憶された電子データ
を記憶媒体読取部24を介してダウンロードしメモリ2
2に記憶させたり、インターネットなどの通信ネットワ
ークNから電送制御部25を介してダウンロード受信し
た電子データをメモリ22に記憶させて利用することが
でき、さらに、前記パーソナルコンピュータ(PC)1
0から電送制御部25を介してダウンロード受信した電
子データをメモリ22に記憶させて利用することができ
る。
【0016】図1におけるパーソナルコンピュータ(P
C)10において、制御部(CPU)11は、ハードデ
ィスクやフラュシュメモリ(EEPROM)などを使用
してなるメモリ12に予め記憶されたシステムプログラ
ムや前記携帯機器(PDA)20とのシンクロ制御プロ
グラム12a、電子ブック読書用の制御プログラム、あ
るいはフロッピディスクなどの外部記憶媒体13から磁
気ディスク装置などの記憶媒体読取部14を介してメモ
リ12に書き込まれたPC用制御プログラム、あるいは
外部の通信ネットワークNに接続されたコンピュータ端
末から電送制御部15を介して取り込まれ前記メモリ1
2に記憶されたPC用制御プログラムに従って、回路各
部の動作を制御するものである。
【0017】これらパーソナルコンピュータ10のシス
テムプログラムやPDA20とのシンクロ制御プログラ
ム12a、電子ブック読書用の制御プログラム、また外
部から読み込まれたPC用制御プログラムは、キーボー
ドやマウスを備えた入力部16からの入力信号に応じて
起動される。
【0018】制御部(CPU)11には、前記メモリ1
2、記憶媒体読取部14、電送制御部15、入力部16
が接続される他に、表示部17、時計部18が接続され
る。
【0019】前記メモリ12には、このパーソナルコン
ピュータ(PC)10の全体の動作を司るシステムプロ
グラム、PDA20とのシンクロ制御プログラム12
a、電子ブック読書用の制御プログラムなど、このパー
ソナルコンピュータ10に搭載された電子ブックの利用
機能やその他各種の機能を司るソフトウエアが予め記憶
されると共に、ブックタイトルメモリ12b、現在章番
号メモリ12c、現在章記号メモリ12d、現在読書ペ
ージメモリ12e、読書実績データメモリ12f、読書
量メモリ12g、章構成データメモリ12h、章データ
メモリ12i、及び各種の機能の動作によって一時的に
保存が必要なデータを記憶するためのワークエリアが確
保される。
【0020】まず、章構成データメモリ12hには、こ
のパーソナルコンピュータ10にダウンロードされた電
子ブックデータの全体の章の構成を示す章構成データ
(図3参照:例えばマルチエンディング型)が記憶さ
れ、章データメモリ12iには、各章毎の章番号・章記
号が対応付けられた該章のテキストデータと共に読書済
み/未読を示すマークが記憶される。
【0021】図3は前記パーソナルコンピュータ(P
C)10の章構成データメモリ12hに記憶されるマル
チエンディング小説などの章構成データを示す図であ
る。
【0022】図3で示されるマルチエンディング型の章
構成データでは、各章の連続性は章番号1,2,…で表
され、各章毎のストーリの分岐は章記号A,B,…で表
される。
【0023】ブックタイトルメモリ12bには、このパ
ーソナルコンピュータ10にダウンロードされて前記章
構成データメモリ12h及び章データメモリ12iに記
憶されている現在読書中にある電子ブックデータのブッ
クタイトルが記憶される。
【0024】現在章番号メモリ12cには、現在読書中
であるところの前記電子ブックの章番号が記憶される。
【0025】現在章記号メモリ12dには、現在読書中
であるところの前記電子ブックの章の章記号が記憶され
る。
【0026】現在読書ページメモリ12eには、現在読
書中であるところの前記電子ブックのページが記憶され
る。
【0027】読書実績データメモリ12fには、ユーザ
が日毎に読書した実績のデータが、その日付と章番号,
章記号のデータとして蓄積されて記憶される。
【0028】読書量メモリ12gには、前記読書実績デ
ータメモリ12fに蓄積されて記憶された日毎の読書終
了時の章番号,章記号に基づき予測計算される明日の最
大読書量が記憶される。
【0029】例えばこの明日の予測最大読書量は、各1
週間における1日あたりの平均読書量(章の数)を1.
2倍した値として計算設定される。
【0030】表示部17は、例えばカラー液晶表示画面
を用いて構成され、例えば読書モードが設定されたとき
には、現在章番号,現在章記号,現在読書ページに対応
するところの電子ブックのテキストデータが章データメ
モリ12iから読み出されて表示される。
【0031】時計部18は、現在の年月日,時刻のデー
タをリアルタイムにカウントして出力する。
【0032】図2における携帯機器(PDA)20にお
いて、制御部(CPU)21は、フラュシュメモリ(E
EPROM)やRAMなどを使用してなるメモリ22に
予め記憶されたシステムプログラムや前記パーソナルコ
ンピュータ(PC)10とのシンクロ制御プログラム2
2a、電子ブック読書用の制御プログラム、あるいはR
OMカードなどの外部記憶媒体23からカードインター
フェイスなどの記憶媒体読取部24を介してメモリ22
に書き込まれたPDA用制御プログラム、あるいは外部
の通信ネットワークNに接続されたコンピュータ端末か
ら電送制御部25を介して取り込まれ前記メモリ22に
記憶されたPDA用制御プログラムに従って、回路各部
の動作を制御するものである。
【0033】これら携帯機器20のシステムプログラム
やPC10とのシンクロ制御プログラム22a、電子ブ
ック読書用の制御プログラム、また外部から読み込まれ
たPDA用制御プログラムは、キーやタッチパネルから
なる入力部26からの入力信号に応じて起動される。
【0034】制御部(CPU)21には、前記メモリ2
2、記憶媒体読取部24、電送制御部25、入力部26
が接続される他に、表示部27、時計部28が接続され
る。
【0035】前記メモリ22には、この携帯機器(PD
A)20の全体の動作を司るシステムプログラム、PC
10とのシンクロ制御プログラム22a、電子ブック読
書用の制御プログラムなど、この携帯機器20に搭載さ
れた電子ブックの利用機能やその他各種の機能を司るソ
フトウエアが予め記憶されると共に、ブックタイトルメ
モリ22b、現在章番号メモリ22c、現在章記号メモ
リ22d、現在読書ページメモリ22e、読書実績デー
タメモリ22f、読書量メモリ22g、章構成データメ
モリ22h、章データメモリ22i、電子ブックのHP
アドレスメモリ22j、及び各種の機能の動作によって
一時的に保存が必要なデータを記憶するためのワークエ
リアが確保される。
【0036】まず、章構成データメモリ22hには、こ
の携帯機器20にダウンロードされた電子ブックデータ
の全体の章の構成を示す章構成データ(図3参照:例え
ばマルチエンディング型)が記憶され、章データメモリ
22iには、各章毎の章番号・章記号が対応付けられた
該章のテキストデータと共に読書済み/未読を示すマー
クが記憶される。
【0037】ブックタイトルメモリ22bには、この携
帯機器20にダウンロードされて前記章構成データメモ
リ22h及び章データメモリ22iに記憶されている現
在読書中にある電子ブックデータのブックタイトルが記
憶される。
【0038】ここで、前記メモリ22に確保される現在
章番号メモリ22c〜読書量メモリ22gのそれぞれに
記憶されるデータの種類は、前記図1におけるパーソナ
ルコンピュータ10のメモリ12に確保された現在章番
号メモリ12c〜読書量メモリ12gのそれぞれに記憶
されるデータの種類と同様であるので、その説明を省略
する。
【0039】そして、電子ブックのHPアドレスメモリ
22jには、現在読書中の電子ブックのテキストデータ
を提供しているインターネット上のwebサイトのホー
ムページアドレスが、各章毎のテキストデータを提供す
るホームページアドレスとして記憶される。
【0040】表示部27は、例えばタッチパネル式の液
晶表示画面を用いて構成され、例えば読書モードが設定
されたときには、現在章番号,現在章記号,現在読書ペ
ージに対応するところの電子ブックのテキストデータが
章データメモリ22iから読み出されて表示される。
【0041】時計部28は、現在の年月日,時刻のデー
タをリアルタイムにカウントして出力する。
【0042】次に、前記構成による通信機能付きのパー
ソナルコンピュータ(PC)10と携帯機器(PDA)
20とを使用した電子ブックデータの読書機能について
説明する。
【0043】図4は前記パーソナルコンピュータ(P
C)10におけるブック選択処理を示すフローチャート
である。
【0044】パーソナルコンピュータ(PC)10にお
いて、インターネットのwebサイトあるいはCD−R
OMで提供されている電子ブックデータのうちで、読書
したい電子ブックデータを選択するために、読書モード
において表示されるメニュー画面上で「ブック選択」を
指定すると、図4におけるブック選択処理が起動され、
電送制御部15あるいは記憶媒体読取部14を介してア
クセス中にある電子ブックの提供webサイトあるいは
CD−ROMにおける電子ブックデータベースから、デ
ータダウンロード可能なブックタイトルのリストデータ
が読み出され(ステップS1)、このブックタイトルの
一覧画面が表示部17に表示される(ステップS2)。
【0045】このブックタイトルの一覧表示画面におい
て、読書したい所望のブックタイトルが指定されると
(ステップS3)、この指定されたブックタイトルがメ
モリ12内のブックタイトルメモリ12bに登録される
と共に(ステップS4)、現在章番号メモリ12cに記
憶される現在の章番号が“1”に(ステップS5)、現
在章記号メモリ12dに記憶される現在の章記号が
“A”に(ステップS6)、現在読書ページメモリ12
eに記憶される現在の読書ページが“1頁”に(ステッ
プS7)、読書量メモリ12gに記憶される明日の予測
読書量が初期値である“1章”に(ステップS8)、そ
れぞれセットされる。
【0046】これにより、インターネット上のwebサ
イトやCD−ROMなどのデータベースから読み出して
読書したい電子ブックの選択と初期設定が成される。
【0047】図5は前記パーソナルコンピュータ(P
C)10における読書処理を示すフローチャートであ
る。
【0048】パーソナルコンピュータ(PC)10にお
いて、前記図4におけるブック選択処理に従って選択設
定された所望の電子ブックを実際に読書するために、読
書モードにおいて表示されるメニュー画面上で「読書」
を指定すると、図5における読書処理が起動され、メモ
リ12内のブックタイトルメモリ12b,現在章番号メ
モリ12c,現在章記号メモリ12d,現在読書ページ
メモリ12eにそれぞれ記憶設定されている現在の読書
対象として指定されたブックタイトル,章番号,章記
号,読書ページが読み出される(ステップA1)。
【0049】そして、この現在の読書対象として指定さ
れたブックタイトルの電子ブックデータについて、その
章番号,章記号に対応するところのテキストである章の
データが章データメモリ12i内に存在するか否か判断
される(ステップA2)。
【0050】ここで、現在の読書対象として指定された
ブックタイトルの電子ブックデータについて、その章番
号,章記号に対応するところのテキストである章のデー
タが章データメモリ12i内に存在しないと判断された
場合には、該当する電子ブックデータの章のデータが、
電送制御部15あるいは記憶媒体読取部14を介してア
クセス中にある電子ブックの提供webサイトあるいは
CD−ROMにおける電子ブックデータベースからダウ
ンロードされ(ステップA2→A3)、章データメモリ
12iに対しその章番号・章記号に対応付けられて記憶
される(ステップA4)。この際、当該ダウンロードさ
れた電子ブックデータの全体の章の構成を示す章構成デ
ータ(図3参照)については、章構成データメモリ12
hに記憶される。
【0051】こうして、前記章データメモリ12iにお
いて、現在の読書対象として指定されたブックタイトル
の電子ブックデータについて、その章番号,章記号に対
応するところ章のデータが存在する場合には、当該指定
された電子ブックの章データにおける現在読書ページメ
モリ12eで示される現在の読書ページのデータが読み
出され、表示部17に表示される(ステップA5)。
【0052】これにより、選択指定されたブックタイト
ルのブックデータにおける章番号・章記号・読書ページ
に対応するところのデータが表示されて読書が行えるも
ので、ここで、表示部17に表示された現在の読書ペー
ジのデータが当該章データの中で最終ページであるか否
か判断され、最終ページであると判断された場合には、
章構成データメモリ12hに記憶されている現在読書中
のブックデータにおける章構成データ(図3参照)に基
づき、次の章番号で分岐可能な各章記号の選択画面が表
示部17に表示される(ステップA6→A7)。例え
ば、図3における章構成データにおいて、現在2章のB
の最終ページが表示されて読書中にある場合には、次の
章で分岐可能な各章記号として「3章のC」「3章の
D」「3章のE」が選択画面にして表示される。
【0053】一方、前記選択指定されたブックタイトル
のブックデータにおける章番号・章記号・読書ページに
対応するところのデータが表示されて読書が行われてい
る状態で、同表示部17に表示されている「次頁」ボタ
ンが指示操作されて入力された際に(ステップA5,A
6→A8→A9)、章データメモリ12iにおける該当
章データの中で次のページのデータがあると判断された
場合には(ステップA10)、現在読書ページメモリ1
2eにセットされている現在の読書ページのデータが
“+1”されてインクリメントされ(ステップA1
1)、このインクリメントされた現在読書ページのデー
タが新たに読み出されて表示部17に表示される(ステ
ップA5)。
【0054】一方、前記ステップA7において、次の章
番号で分岐可能な各章記号の選択画面が表示部17に表
示された状態で、ユーザが続けて読みたい章記号が選択
操作された場合には(ステップA7〜A9→A12)、
当該選択操作された次の章番号における章記号が検知さ
れた後に(ステップA13)、章データメモリ12iに
記憶されている読書済みの章番号・章記号に対応する章
データに読書済みマークが付加される(ステップA1
4)。
【0055】そして、前記ステップA12→A13にお
いてユーザ選択されて検知された次の章番号と章記号が
それぞれ現在章番号メモリ12cと現在章記号メモリ1
2dにセットされると共に(ステップA15)、現在読
書ページメモリ12eに対し“1頁”がセットされ(ス
テップA16)、前記ステップA2からの処理に戻る。
【0056】また、前記ステップA6→A7において、
現在表示中の読書ページが当該章データの最終ページで
あると判断されて、次の章番号で分岐可能な各章記号の
選択画面が表示部17に表示された状態で、同表示部1
7に表示されている「次頁」ボタンが指示操作された場
合には、現在読書中の章データの中で次ページは無い、
つまり、当該読書中の章データは読了したと判断される
ので、次の章の有無が前記章構成データに基づき判断さ
れる(ステップA8〜A10→A17)。
【0057】そして、次に読書対象となる章が有ると判
断された場合には、当該次の章には分岐を要する複数の
章記号が存在するか否かが前記章構成データに基づき判
断され(ステップA17→A18)、分岐を要する複数
の章記号が存在すると判断されると、前記ステップA7
での次の章番号で分岐可能な各章記号の選択画面が表示
されたままの状態で、前記同様に分岐選択の待機状態と
なる(ステップA18→A12)。
【0058】一方、前記ステップA17,A18におい
て、次に読書対象となる章が有ると判断されたものの、
当該次章には分岐を要する複数の章記号が存在しないと
判断された場合には、この次章の章番号・章記号が検知
された後に(ステップA19)、章データメモリ12i
に記憶されている読書済みの章番号・章記号に対応する
章データに読書済みマークが付加され(ステップA1
4)、そして、前記ステップA19で検知された次の章
番号・章記号がそれぞれ現在章番号メモリ12c・現在
章記号メモリ12dにセットされると共に(ステップA
15)、現在読書ページメモリ12eに対し“1頁”が
セットされ(ステップA16)、前記ステップA2から
の処理に戻る。
【0059】一方、前記ステップA5において、指定の
ブックタイトルのブックデータにおける章番号・章記号
・読書ページに対応するところのデータが表示されて読
書が行われている状態で、前記「次頁」ボタンの操作あ
るいは次章・章記号の分岐選択操作の何れも為されず
に、同表示部17に表示されている「終了」ボタンが指
示操作されて入力された場合には、時計部18にて計時
されている現在の年月日・時刻のデータから本日の日付
が検知され、メモリ12内の読書実績データメモリ12
fに対し、その検知された本日の日付が記録されると共
に、この本日の日付に対応付けられて現在章番号メモリ
12cと現在章記号メモリ12dにセットされている現
在読書中の章番号と章記号が記録される(ステップA2
0→A21,A22)。
【0060】すると、前記読書実績データメモリ12f
に記録された前日の日付に対応付けられた章番号・章記
号のデータと本日の日付に対応付けられた章番号・章記
号のデータとに基づき、当該本日の読書量が章単位で計
算され、同読書実績データメモリ12f内の本日の日付
に対応付けられてさらに記憶され(ステップA23)、
今回のパーソナルコンピュータ10における読書処理が
終了される(ステップA24)。
【0061】一方、前記ステップA9において「次頁」
ボタンの指示操作が判断された際に、ステップA10に
おいて章データメモリ12iに記憶されている現在読書
中の章データの中で次ページは無い、つまり、当該読書
中の章データは読了したと判断され、さらにステップA
17において章構成データメモリ12hに記憶されてい
る現在読書中ブックデータの章構成データに基づき次に
読書対象となる章は無いと判断された場合には、現在読
書中のブックデータ全体の読了を示すメッセージが表示
部17に表示されると共に(ステップA17→A2
5)、時計部18にて計時されている現在の年月日・時
刻のデータから本日の日付が検知され(ステップA2
6)、この本日の日付データと共に現在読書中であるブ
ックデータの読了を示すデータがメモリ12に記憶され
て前記一連のパーソナルコンピュータ10における読書
処理が終了される(ステップA27)。
【0062】したがって、このパーソナルコンピュータ
(PC)10における読書機能では、例えばインターネ
ットのwebサイトあるいはCD−ROMにデータベー
スとして存在する所望のブックタイトルの電子ブックデ
ータを、メモリ12内の章データメモリ12iに対しそ
の読書進行度に応じて1章ずつダウンロードさせて記憶
させ、このダウンロードされた章データをさらに1頁ず
つカラー液晶表示画面を用いた表示部17に表示させて
読書できるようになる。
【0063】図6は前記携帯機器(PDA)20におけ
る読書処理を示すフローチャートである。
【0064】携帯機器(PC)20において、その電送
制御部15を介した携帯電話通信によりインターネット
のwebサイトから直接ダウンロードした所望の電子ブ
ック、あるいは後述するパーソナルコンピュータ(P
C)10とのシンクロ処理(図7〜図10参照)により
ダウンロードした読書中の電子ブックを読書するため
に、読書モードにおいて表示されるメニュー画面上で
「読書」を指定すると、図6における読書処理が起動さ
れ、メモリ22内のブックタイトルメモリ22b,現在
章番号メモリ22c,現在章記号メモリ22d,現在読
書ページメモリ22eにそれぞれ記憶設定されている現
在の読書対象として指定されたブックタイトル,章番
号,章記号,読書ページが読み出される(ステップB
1)。
【0065】そして、この現在の読書対象として指定さ
れたブックタイトルの電子ブックデータについて、その
章番号,章記号に対応するところのテキストである章の
データが章データメモリ22i内に存在するか否か判断
される(ステップB2)。
【0066】ここで、現在の読書対象として指定された
ブックタイトルの電子ブックデータについて、その章番
号,章記号に対応するところのテキストである章のデー
タが章データメモリ22i内に存在しないと判断された
場合には、当該指定の電子ブックの章データがメモリ1
2内に存在しないことを示すメッセージが表示部27に
表示され(ステップB2→B3)、電送制御部15を介
した携帯電話通信によりインターネットのwebサイト
から直接データダウンロードするか否かがユーザにより
選択指示されて判断される(ステップB4)。
【0067】そして、前記電送制御部15を介した携帯
電話通信によりインターネットのwebサイトから直接
データダウンロードするがユーザにより選択指示された
場合には、前記指定されたブックタイトルの電子ブック
データについて、その章番号,章記号に対応する章デー
タをデータベースとして有するwebサイトのホームペ
ージアドレスがHPアドレスメモリ22jから読み出さ
れ(ステップB4→B5)、当該ホームページサイトに
アクセスされて前記指定のブックデータの章データがダ
ウンロードされメモリ22内の章データメモリ22iに
記憶される(ステップB6)。この際、当該ダウンロー
ドされた電子ブックデータの全体の章の構成を示す章構
成データ(図3参照)については、章構成データメモリ
22hに記憶される。
【0068】一方、前記ステップB4においてインター
ネットのwebサイトからの直接のデータダウンロード
がユーザにより選択指示されない場合には、読書終了メ
ッセージが表示部27に表示された後(ステップB4→
B7)、時計部28にて計時されている現在の年月日・
時刻のデータから本日の日付が検知され、メモリ22内
の読書実績データメモリ22fに対し、その検知された
本日の日付が記録されると共に、この本日の日付に対応
付けられて現在章番号メモリ22cと現在章記号メモリ
22dにセットされている現在読書中の章番号と章記号
が記録される(ステップB24,B25)。
【0069】すると、前記読書実績データメモリ22f
に記録された前日の日付に対応付けられた章番号・章記
号のデータと本日の日付に対応付けられた章番号・章記
号のデータとに基づき、当該本日の読書量が章単位で計
算され、同読書実績データメモリ22f内の本日の日付
に対応付けられてさらに記憶され(ステップB26)、
今回の携帯機器20における読書処理が終了される(ス
テップB27)。
【0070】一方、現在の読書対象として指定されたブ
ックタイトルの電子ブックデータについて、その章番
号,章記号に対応する章のデータが、前記インターネッ
トwebサイトとの直接のアクセス処理(ステップB4
〜B6)、あるいは後述するパーソナルコンピュータ
(PC)10とのシンクロ処理(図7〜図10参照)に
よりダウンロードされて章データメモリ22i内に存在
する場合には、当該指定された電子ブックの章データに
おける現在読書ページメモリ22eで示される現在の読
書ページのデータが読み出され、表示部27に表示され
る(ステップB8)。
【0071】これにより、選択指定されたブックタイト
ルのブックデータにおける章番号・章記号・読書ページ
に対応するところのデータが本携帯機器(PDA)20
に表示されて外出先などでの読書が容易に行えるもの
で、ここで、表示部27に表示された現在の読書ページ
のデータが当該章データの中で最終ページであるか否か
判断され、最終ページであると判断された場合には、章
構成データメモリ22hに記憶されている現在読書中の
ブックデータにおける章構成データ(図3参照)に基づ
き、次の章番号で分岐可能な各章記号の選択画面が表示
部27に表示される(ステップB9→B10)。例え
ば、図3における章構成データにおいて、現在2章のB
の最終ページが表示されて読書中にある場合には、次の
章で分岐可能な各章記号として「3章のC」「3章の
D」「3章のE」が選択画面にして表示される。
【0072】一方、前記選択指定されたブックタイトル
のブックデータにおける章番号・章記号・読書ページに
対応するところのデータが本携帯機器(PDA)20で
表示されて読書が行われている状態で、同表示部27に
表示されている「次頁」ボタンが指示操作されて入力さ
れた際に(ステップB8,B9→B11→B12)、章
データメモリ22iにおける該当章データの中で次のペ
ージのデータがあると判断された場合には(ステップB
13)、現在読書ページメモリ22eにセットされてい
る現在の読書ページのデータが“+1”されてインクリ
メントされ(ステップB14)、このインクリメントさ
れた現在読書ページのデータが新たに読み出されて表示
部27に表示される(ステップB8)。
【0073】一方、前記ステップB10において、次の
章番号で分岐可能な各章記号の選択画面が表示部27に
表示された状態で、ユーザが続けて読みたい章記号が選
択操作された場合には(ステップB10〜B12→B1
5)、当該選択操作された次の章番号における章記号が
検知された後に(ステップB16)、章データメモリ2
2iに記憶されている読書済みの章番号・章記号に対応
する章データに読書済みマークが付加される(ステップ
B17)。
【0074】そして、前記ステップB16→B17にお
いてユーザ選択されて検知された次の章番号と章記号が
それぞれ現在章番号メモリ22cと現在章記号メモリ2
2dにセットされると共に(ステップB18)、現在読
書ページメモリ22eに対し“1頁”がセットされ(ス
テップB19)、前記ステップB2からの処理に戻る。
【0075】また、前記ステップB9→B10におい
て、現在表示中の読書ページが当該章データの最終ペー
ジであると判断されて、次の章番号で分岐可能な各章記
号の選択画面が表示部27に表示された状態で、同表示
部27に表示されている「次頁」ボタンが指示操作され
た場合には、現在読書中の章データの中で次ページは無
い、つまり、当該読書中の章データは読了したと判断さ
れるので、次の章の有無が前記章構成データに基づき判
断される(ステップB11〜B13→B20)。
【0076】そして、次に読書対象となる章が有ると判
断された場合には、当該次の章には分岐を要する複数の
章記号が存在するか否かが前記章構成データに基づき判
断され(ステップB20→B21)、分岐を要する複数
の章記号が存在すると判断されると、前記ステップB1
0での次の章番号で分岐可能な各章記号の選択画面が表
示されたままの状態で、前記同様に分岐選択の待機状態
となる(ステップB21→B15)。
【0077】一方、前記ステップB20,B21におい
て、次に読書対象となる章が有ると判断されたものの、
当該次章には分岐を要する複数の章記号が存在しないと
判断された場合には、この次章の章番号・章記号が検知
された後に(ステップB22)、章データメモリ22i
に記憶されている読書済みの章番号・章記号に対応する
章データに読書済みマークが付加され(ステップB1
7)、そして、前記ステップB22で検知された次の章
番号・章記号がそれぞれ現在章番号メモリ22c・現在
章記号メモリ22dにセットされると共に(ステップB
18)、現在読書ページメモリ22eに対し“1頁”が
セットされ(ステップB19)、前記ステップB2から
の処理に戻る。
【0078】一方、前記ステップB8において、指定の
ブックタイトルのブックデータにおける章番号・章記号
・読書ページに対応するところのデータが表示されて読
書が行われている状態で、前記「次頁」ボタンの操作あ
るいは次章・章記号の分岐選択操作の何れも為されず
に、同表示部27に表示されている「終了」ボタンが指
示操作されて入力された場合には、時計部28にて計時
されている現在の年月日・時刻のデータから本日の日付
が検知され、メモリ22内の読書実績データメモリ22
fに対し、その検知された本日の日付が記録されると共
に、この本日の日付に対応付けられて現在章番号メモリ
22cと現在章記号メモリ22dにセットされている現
在読書中の章番号と章記号が記録される(ステップB2
3→B24,B25)。
【0079】すると、前記読書実績データメモリ22f
に記録された前日の日付に対応付けられた章番号・章記
号のデータと本日の日付に対応付けられた章番号・章記
号のデータとに基づき、当該本日の読書量が章単位で計
算され、同読書実績データメモリ22f内の本日の日付
に対応付けられてさらに記憶され(ステップB26)、
今回の携帯機器20における読書処理が終了される(ス
テップB27)。
【0080】一方、前記ステップB12において「次
頁」ボタンの指示操作が判断された際に、ステップB1
3において章データメモリ22iに記憶されている現在
読書中の章データの中で次ページは無い、つまり、当該
読書中の章データは読了したと判断され、さらにステッ
プB20において章構成データメモリ22hに記憶され
ている現在読書中ブックデータの章構成データに基づき
次に読書対象となる章は無いと判断された場合には、現
在読書中のブックデータ全体の読了を示すメッセージが
表示部27に表示されると共に(ステップB20→B2
8)、時計部28にて計時されている現在の年月日・時
刻のデータから本日の日付が検知され(ステップB2
9)、この本日の日付データと共に現在読書中であるブ
ックデータの読了を示すデータがメモリ22に記憶され
て前記一連の携帯機器20における読書処理が終了され
る(ステップB30)。
【0081】したがって、この携帯機器(PDA)20
における読書機能では、例えばインターネットのweb
サイトから携帯電話通信で直接、あるいは後述するパー
ソナルコンピュータ(PC)10とのシンクロ処理(図
7〜図10参照)により、所望のブックタイトルの電子
ブックデータを、メモリ22内の章データメモリ22i
に対しその読書進行度に応じてダウンロードさせて記憶
させ、このダウンロードされた章データをさらに1頁ず
つ液晶表示画面を用いた表示部27に表示させて外出先
などで容易に読書できるようになる。
【0082】図7は前記パーソナルコンピュータ(P
C)10における携帯機器(PDA)20とのシンクロ
処理を示すフローチャートである。
【0083】図8は前記パーソナルコンピュータ(P
C)10における携帯機器(PDA)20とのシンクロ
処理に伴う初期シンクロ処理を示すフローチャートであ
る。
【0084】図9は前記携帯機器(PDA)20におけ
るパーソナルコンピュータ(PC)10とのシンクロ処
理を示すフローチャートである。
【0085】図10は前記携帯機器(PDA)20にお
けるパーソナルコンピュータ(PC)10とのシンクロ
処理に伴う初期シンクロ処理を示すフローチャートであ
る。
【0086】すなわち、例えばユーザが自宅に設置して
いるパーソナルコンピュータ(PC)10に対し、該ユ
ーザが主に外出に際して携帯使用している携帯機器(P
DA)20を、そのそれぞれの電送制御部15,25を
介して接続すると、前記図7におけるパーソナルコンピ
ュータ(PC)10での携帯機器(PDA)20とのシ
ンクロ処理及び前記図9における携帯機器(PDA)2
0でのパーソナルコンピュータ(PC)10とのシンク
ロ処理が起動される。
【0087】このパーソナルコンピュータ(PC)10
と携帯機器(PDA)20とのシンクロ処理が起動され
ると、まず、パーソナルコンピュータ(PC)10のブ
ックタイトルメモリ12bに記憶されている現在読書中
のブックタイトルが読み出され、携帯機器(PDA)2
0に対して送信された後(ステップC1)、該携帯機器
(PDA)20からの初期シンクロ処理の依頼データが
受信されるか否かの判断待機状態となる(ステップC
2)。
【0088】携帯機器(PDA)20において、前記パ
ーソナルコンピュータ(PC)10から送信された現在
読書中のブックタイトルが受信されると(ステップE
1)、この受信されたPC10側にて読書中であるブッ
クタイトルが、本携帯機器(PDA)20のブックタイ
トルメモリ22bにも登録済みであるか否か判断される
(ステップE2)。
【0089】ここで、PC20側にて読書中のブックタ
イトルが携帯機器(PDA)20のブックタイトルメモ
リ22bにも読書中として登録済みであると判断された
場合には、該携帯機器(PDA)20の読書実績データ
メモリ22fに記憶されている最終読書日時が読み出さ
れ、パーソナルコンピュータ(PC)10に対して送信
される(ステップE2→E4)。
【0090】パーソナルコンピュータ(PC)10にお
いて、前記携帯機器(PDA)20からの初期シンクロ
処理の依頼データが受信されない状態で、該PDA20
側から送信された最終読書日時が受信されると(ステッ
プC2→C3)、このパーソナルコンピュータ(PC)
10の読書実績データメモリ12fに記憶されている最
終読書日時が読み出され、前記携帯機器(PDA)20
に対して送信される(ステップC4)。
【0091】携帯機器(PDA)20において、前記P
C10側から送信された最終読書日時が受信されると
(ステップE5)、この受信されたPC10側での最終
読書日時の方が本携帯機器(PDA)20の読書実績デ
ータメモリ22fに記憶されている最終読書日時よりも
新しいか否か判断され(ステップE6)、該PC10側
での最終読書日時の方が新しくない、つまり本PDA2
0側での最終読書日時の方が新しいと判断された場合に
は、当該PDA20内の現在章番号メモリ22c,現在
章記号メモリ22d,現在読書ページメモリ22eにそ
れぞれ記憶されている現在の章番号,章記号,読書ペー
ジが読み出され、パーソナルコンピュータ(PC)10
へ送信される(ステップE6→E10)。
【0092】パーソナルコンピュータ(PC)10にお
いて、前記PDA20側から受信された最終読書日時の
方がこのパーソナルコンピュータ(PC)10の読書実
績データメモリ12fに記憶されている最終読書日時よ
りも新しいか否か判断され(ステップC5)、該PDA
20側での最終読書日時の方が新しいと判断された場合
には、前記PDA20から送信された現在の章番号,章
記号,読書ページが受信され(ステップC5→C6)、
それぞれ現在章番号メモリ12c,現在章記号メモリ1
2d,現在読書ページメモリ12eに対して登録される
(ステップC7)。
【0093】すると、読書実績データメモリ12fに記
憶されているPC10側での最終の読書日時と章番号・
章記号からなる読書実績データが、前記PDA20側で
のそれに合わせて更新される(ステップC8)。
【0094】一方、前記PDA20側から受信された最
終読書日時の方がこのパーソナルコンピュータ(PC)
10の読書実績データメモリ12fに記憶されている最
終読書日時よりも新しくない、つまり、本PC10側で
の最終読書日時の方がPDA20側での最終読書日時よ
りも新しいと判断された場合には、当該PC10内の現
在章番号メモリ12c,現在章記号メモリ12d,現在
読書ページメモリ12eにそれぞれ記憶されている現在
の章番号,章記号,読書ページが読み出され、携帯機器
(PDA)20へ送信される(ステップC5→C9)。
【0095】そして、携帯機器(PDA)20におい
て、受信されたPC10側での最終読書日時の方が本携
帯機器(PDA)20の読書実績データメモリ22fに
記憶されている最終読書日時よりも新しいと判断された
場合には、前記PC10から送信された現在の章番号,
章記号,読書ページが受信され(ステップE6→E
7)、それぞれ現在章番号メモリ22c,現在章記号メ
モリ22d,現在読書ページメモリ22eに対して登録
される(ステップE8)。
【0096】すると、読書実績データメモリ22fに記
憶されているPDA20側での最終の読書日時と章番号
・章記号からなる読書実績データが、前記PC10側で
のそれに合わせて更新される(ステップE9)。
【0097】これにより、前記パーソナルコンピュータ
(PC)10及び携帯機器(PDA)20の双方におい
て、現在読書中の最終読書時点における章番号,章記
号,読書ページ,読書実績データが、何れか新しい方に
シンクロされて統一されるもので、すると、携帯機器
(PDA)20では、その章データメモリ22iに記憶
されている読書済みマークが付されているところの既読
の各章データが、当該既読の各章データと同じ章番号で
異なる章記号の章データと共に削除され(ステップE1
1)、該章データメモリ22iに残った未読である各章
データそれぞれの章番号・章記号が読み出されてパーソ
ナルコンピュータ(PC)10へ送信される(ステップ
E12)。
【0098】一方、パーソナルコンピュータ(PC)1
0では、読書実績データメモリ12fに記憶されている
過去1週間における日々の読書実績データから1日あた
りの平均読書量が章の数で計算され(ステップC1
0)、この平均読書量(章の数)の1.2倍が明日の最
大読書量として推定算出されて読書量メモリ12gに記
憶される(ステップC11)。
【0099】すると、前記読書量メモリ12gに記憶さ
れた明日の推定最大読書量(章数)と現在の最終読書位
置を示す現在章番号メモリ12c及び現在章記号メモリ
12dに記憶された現在の章番号・章記号に基づき、章
構成データメモリ12hに記憶されている読書中電子ブ
ックの章構成データ(図3参照)から明日に読む可能性
のある範囲の各章番号・章記号が検知される(ステップ
C12)。例えば現在の最終読書位置を示す章番号・章
記号が「2・A」で、明日の推定最大読書量が(2章)
である場合には、明日の推定最大読書範囲の章番号・章
記号は「3・B」「4・B」「4・C」として検知され
る。この際、前記明日の推定最大読書範囲の章番号・章
記号の中で、章データメモリ12iに存在しない章デー
タは、インターネット上のwebサイトあるいはCD−
ROMにおける電子ブックデータのデータベースからダ
ウンロードされて章データメモリ12iに保存される。
【0100】すると、前記携帯機器(PDA)20から
送信された該PDA20側にて未読の章データとして残
存している各章データの章番号・章記号が受信され(ス
テップC13)、前記明日の推定最大読書範囲の章番号
・章記号の中からPDA20側での未読残存章データの
章番号・章記号を除いた該PDA20側に存在しない章
番号・章記号が検知される(ステップC14)。
【0101】すると、前記明日の推定最大読書範囲の章
番号・章記号の中でPDA20側に存在しない章番号・
章記号に対応する各章データが章データメモリ12iか
ら読み出され、携帯機器(PDA)20へ送信される
(ステップC15)。
【0102】そして、携帯機器(PDA)20におい
て、前記パーソナルコンピュータ(PC)10から送信
された、明日の推定最大読書範囲の中で当該PDA20
側に存在しない各章データが受信され、その章データメ
モリ22iに対して記憶される(ステップE13)。
【0103】一方、前記携帯機器(PDA)20におけ
るシンクロ処理のステップE2において、PC20側に
て読書中のブックタイトルが本携帯機器(PDA)20
のブックタイトルメモリ22bには読書中として登録さ
れてないと判断された場合には、パーソナルコンピュー
タ(PC)10に対して初期シンクロ処理の依頼データ
が送信されて(ステップE2→E3)、図10における
パーソナルコンピュータ(PC)10との初期シンクロ
処理へ移行される(ステップEF)。
【0104】そして、パーソナルコンピュータ(PC)
10において、前記PDA20から送信された初期シン
クロ処理の依頼データが受信されると、図8における携
帯機器(PDA)20との初期シンクロ処理へ移行され
る(ステップC2→CD)。
【0105】こうして、パーソナルコンピュータ(P
C)10と携帯機器(PDA)20との初期シンクロ処
理が起動されると、まず、パーソナルコンピュータ(P
C)10において、ブックタイトルメモリ12bに記憶
されている当該PC10にて読書中のブックタイトルが
読み出され、携帯機器(PDA)10へ送信される(ス
テップD1)。
【0106】さらに、現在章番号メモリ12c,現在章
記号メモリ12d,現在読書ページメモリ12eにそれ
ぞれ記憶されている現在の章番号・章記号・読書ページ
のデータ、及び読書実績データメモリ12fに記憶され
ている過去毎日の読書終了時点の日時とその章番号・章
記号・実績読書量からなる読書実績データ、読書量メモ
リ12gに記憶されている明日の推定最大読書範囲の章
番号・章記号からなる推定読書量のデータがそれぞれ読
み出され、携帯機器(PDA)20に対して送信される
(ステップD2〜D6)。
【0107】すると、携帯機器(PDA)20では、前
記PC10側から送信された現在読書中のブックタイト
ル、その章番号・章記号・読書ページのデータ、及び過
去毎日の読書終了時点の日時とその章番号・章記号・実
績読書量からなる読書実績データ、明日の推定最大読書
範囲の章番号・章記号からなる推定読書量のデータが順
次受信され、それぞれ本PDA20内のブックタイトル
メモリ22b、現在章番号メモリ22c,現在章記号メ
モリ22d,現在読書ページメモリ22e、及び読書実
績データメモリ22f、読書量メモリ22gに対して登
録された後(ステップF1〜F6)、この登録された現
在の章番号・章記号に対応する章データの送信依頼がパ
ーソナルコンピュータ(PC)10へ送信される(ステ
ップF7)。
【0108】そして、パーソナルコンピュータ(PC)
10において、前記携帯機器(PDA)20から送信さ
れた現在章番号・章記号に対応する章データの送信依頼
が受信されると、当該依頼された章データが章データメ
モリ12i内に存在するか否か判断され(ステップD7
→D8)、存在すると判断された場合にはその章データ
メモリ12iから現在章番号・章記号に対応する章デー
タが読み出され、携帯機器(PDA)20へ送信される
(ステップD8→D11)。
【0109】一方、前記PDA20側から送信依頼され
た現在章番号・章記号に対応する章データが本PC10
内の章データメモリ12iに存在しないと判断された場
合には、インターネット上のwebサイトあるいはCD
−ROMにおける電子ブックデータのデータベースから
該当する章データがダウンロードされて章データメモリ
12iに記憶された後(ステップD8→D9,D1
0)、当該章データメモリ12iから同現在章番号・章
記号に対応する章データが読み出され、携帯機器(PD
A)20へ送信される(ステップD11)。
【0110】すると、携帯機器(PDA)20では、前
記パーソナルコンピュータ(PC)10から送信された
現在章番号・章記号に対応する章データが受信され、そ
の章データメモリ22iに記憶される(ステップF
8)。
【0111】これにより、パーソナルコンピュータ(P
C)10と携帯機器(PDA)20との初期シンクロ処
理は終了され、この後、パーソナルコンピュータ(P
C)10では、前記図7におけるステップC3からのP
DA20側とのシンクロ処理が前記同様に実行され、ま
た、携帯機器(PDA)20では、前記図9におけるス
テップE4からのPC10側とのシンクロ処理が前記同
様に実行される。
【0112】したがって、前記パーソナルコンピュータ
(PC)10と携帯機器(PDA)20とのシンクロ機
能では、当該PC10とPDA20の双方を使用した現
在読書中の電子ブックデータについて、最新の最終読書
位置と読書実績データとに基づいて明日の推定最大読書
範囲が計算され、この明日の推定最大読書範囲にある各
章データがシンクロ都度、PC10からPDA20へダ
ウンロードされて常に用意されるので、PDA20にて
所望の電子ブックデータについて全ての章データを記憶
しておく必要はなく、該PDA20やPC10での読書
進行状況に応じて必要な範囲の章データだけをPDA2
0に自動的に取り込んで、外出先での読書も容易に行う
ことができる。
【0113】なお、前記実施形態において記載した手
法、すなわち、図4,図5,図7,図8それぞれのフロ
ーチャートに示すパーソナルコンピュータ(PC)10
側でのブック選択処理,読書処理,シンクロ処理,初期
シンクロ処理等の各手法、及び図6,図9,図10それ
ぞれのフローチャートに示す携帯機器(PDA)20側
での読書処理,シンクロ処理,初期シンクロ処理等の各
手法は、何れもコンピュータに実行させることができる
プログラムとして、メモリカード(ROMカード、RA
Mカード等)、磁気ディスク(フロッピディスク、ハー
ドディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD
等)、半導体メモリ等の外部記憶媒体13(23)に格
納して配布することができる。そして、コンピュータ
は、この外部記憶媒体13(23)に記憶されたプログ
ラムを記憶媒体読取部14(24)によってメモリ12
(22)に読み込み、この読み込んだプログラムによっ
て動作が制御されることにより、前記実施形態において
説明したPC10及びPDA20間での読書機能やシン
クロ機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実
行することができる。
【0114】また、前記各手法を実現するためのプログ
ラムのデータは、プログラムコードの形態としてネット
ワークN上を伝送させることができ、このネットワーク
Nに接続されたコンピュータ端末の電送制御部15(2
5)によって前記のプログラムデータを取り込み、前述
した据え置き型コンピュータ端末と携帯型コンピュータ
端末との間での読書機能やシンクロ機能を実現すること
もできる。
【0115】なお、前記実施形態では、インターネット
上のwebサイトやCD−ROMなどで提供されるデー
タベースからパーソナルコンピュータ(PC)10にダ
ウンロードし、さらにこのパーソナルコンピュータ(P
C)10から携帯機器(PDA)20にダウンロードし
て利用するデータの種類として、電子ブックデータを読
書に利用する場合として説明したが、これ以外にも段階
的な進行を要する電子データであれば、ゲームデータ
(パズルデータ)や学習課題データ、連続ドラマサウン
ドノベルズ(小説朗読)のデータなどを利用する場合で
も、前記同様の手法により外部のデータベースからパー
ソナルコンピュータ(PC)10にダウンロードし、さ
らにこのパーソナルコンピュータ(PC)10から携帯
機器(PDA)20にダウンロードして利用することが
できる。
【0116】さらに、前記実施形態においては、CD−
ROMやネットワーク上のデータベースに接続されたデ
スクトップなどのパーソナルコンピュータから携帯機器
に対し次に使う分のデータを取得する技術について説明
したが、データベースに接続されたネットワークPC
(情報サーバ)から自宅PC等の端末に対し、次に使う
分のデータを取得する場合も同様の処理で実現できる。
【0117】例えば、通信コストの安い深夜に翌日使用
する分のデータを取得することができ便利である。
【0118】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る通信機能付
き情報端末装置によれば、電子機器との通信によって取
得された部分データがデータ記憶手段に記憶され、この
データ記憶手段に記憶された部分データが利用される
と、データベースにある一連のデータの中で前記利用さ
れている部分データに連なる次の部分データが、電子機
器との通信によって取得されるので、通信先の電子機器
に接続されたデータベースの中で常に必要なデータ部分
のみがダウンロードされて利用できるようになる。
【0119】また、本発明に係る通信機能付き電子機器
によれば、データベースにある一連のデータの中の部分
データがデータ取得手段により取得され、このデータ取
得手段により取得された部分データは情報端末装置へ送
信されて与えられる。そして、前記情報端末装置から前
記部分データの利用情報が受信されると、前記データ取
得手段により取得される部分データのうちで、この利用
情報に基づき当該利用中の部分データに連なる次の部分
データが前記情報端末装置へ送信されて利用されるの
で、情報端末装置側で必要となるデータ部分のみを順次
ダウンロードして提供できるようになる。
【0120】よって、次に利用するデータ部分をユーザ
自身で判断する必要なく容易に取得することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信機能付きの電子機器の実施形態に
係るパーソナルコンピュータ(PC)の電子回路の構成
を示すブロック図。
【図2】本発明の通信機能付きの情報端末装置の実施形
態に係る携帯機器(PDA)の電子回路の構成を示すブ
ロック図。
【図3】前記パーソナルコンピュータ(PC)の章構成
データメモリに記憶されるマルチエンディング小説など
の章構成データを示す図。
【図4】前記パーソナルコンピュータ(PC)における
ブック選択処理を示すフローチャート。
【図5】前記パーソナルコンピュータ(PC)における
読書処理を示すフローチャート。
【図6】前記携帯機器(PDA)における読書処理を示
すフローチャート。
【図7】前記パーソナルコンピュータ(PC)における
携帯機器(PDA)とのシンクロ処理を示すフローチャ
ート。
【図8】前記パーソナルコンピュータ(PC)における
携帯機器(PDA)とのシンクロ処理に伴う初期シンク
ロ処理を示すフローチャート。
【図9】前記携帯機器(PDA)におけるパーソナルコ
ンピュータ(PC)とのシンクロ処理を示すフローチャ
ート。
【図10】前記携帯機器(PDA)におけるパーソナル
コンピュータ(PC)とのシンクロ処理に伴う初期シン
クロ処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
10 …パーソナルコンピュータ(PC) 20 …携帯機器(PDA) 11、21…制御部(CPU) 12、22…メモリ 12a、22a…シンクロ制御プログラム 12b、22b…ブックタイトルメモリ 12c、22c…現在章番号メモリ 12d、22d…現在章記号メモリ 12e、22e…現在読書ページメモリ 12f、22f…読書実績データメモリ 12g、22g…読書量メモリ 12h、22h…章構成データメモリ 12i、22i…章データメモリ 22j…HPアドレスメモリ 13、23…外部記憶媒体 14、24…記憶媒体読取部 15、25…電送制御部 16、26…入力部 17、27…表示部 18、28…時計部 N …通信ネットワーク

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データベースに接続された電子機器と通
    信を行って該データベースにある一連のデータの中の部
    分データを取得可能な通信機能付き情報端末装置であっ
    て、 前記電子機器との通信によって取得した部分データを記
    憶するデータ記憶手段と、 このデータ記憶手段に記憶された部分データを利用する
    データ利用手段と、 前記データベースにある一連のデータの中で前記データ
    利用手段により利用している部分データに連なる次の部
    分データを、前記電子機器との通信によって取得する次
    期利用データ取得手段と、を備えたことを特徴とする通
    信機能付き情報端末装置。
  2. 【請求項2】 前記次期利用データ取得手段は、 前記データベースにある一連のデータの中で前記データ
    利用手段により利用している部分データの位置を前記電
    子機器に対し通知することで、当該電子機器に次の部分
    データの位置を検知させて該次の部分データを前記デー
    タベースから取得させ、この情報端末装置へ送信させて
    取得する手段であることを特徴とする請求項1に記載の
    通信機能付き情報端末装置。
  3. 【請求項3】 さらに、 前記データ利用手段により利用している部分データの位
    置よりも前に位置する部分データを前記データ記憶手段
    に記憶された部分データから削除するデータ削除手段を
    備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    通信機能付き情報端末装置。
  4. 【請求項4】 さらに、 前記データベースにある一連のデータの中で前記データ
    利用手段により利用している部分データの位置を前記電
    子機器に対し通知することで、当該電子機器に利用中の
    部分データの位置を記憶させ、この利用中の部分データ
    の位置の部分データを利用させる手段を備えたことを特
    徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の通
    信機能付き情報端末装置。
  5. 【請求項5】 さらに、 前記データベースにある一連のデータの中の部分データ
    は、選択可能な分岐構造で構成され、 前記データ利用手段は、 利用中の部分データの次の部分データを前記部分データ
    の分岐構造に従い選択する分岐選択手段と、 この分岐選択手段により選択された部分データの利用に
    移行する選択利用手段と、を備えていることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の通信機能
    付き情報端末装置。
  6. 【請求項6】 さらに、 前記データ利用手段により利用している部分データの利
    用進度を記憶する利用進度記憶手段と、 この利用進度記憶手段に記憶された部分データの利用進
    度を前記電子機器へ送信する利用進度送信手段とを備
    え、 前記次期利用データ取得手段は、前記データベースにあ
    る一連のデータの中で前記データ利用手段により利用し
    ている部分データに連なる次の部分データを、前記電子
    機器との通信により前記利用進度に応じた量の部分デー
    タとして取得することを特徴とする請求項1乃至請求項
    5の何れか1項に記載の通信機能付き情報端末装置。
  7. 【請求項7】 情報端末装置と通信可能な、データベー
    スに接続された通信機能付き電子機器であって、 前記データベースにある一連のデータの中の部分データ
    を取得するデータ取得手段と、 このデータ取得手段により取得された部分データを前記
    情報端末装置へ送信するデータ送信手段と、 前記情報端末装置から前記部分データの利用情報を受信
    する利用情報受信手段と、 この利用情報受信手段により前記情報端末装置での部分
    データの利用情報が受信された際には、この利用情報に
    基づき当該利用中の部分データに連なる次の部分データ
    を前記情報端末装置へ送信する次期利用データ送信手段
    と、を備えたことを特徴とする通信機能付き電子機器。
  8. 【請求項8】 前記利用情報受信手段は、前記情報端末
    装置から前記部分データの利用位置を受信し、 前記次期利用データ送信手段は、前記利用情報受信手段
    により受信された部分データの利用位置の次の部分デー
    タの位置を検知し、この検知位置に対応する次の部分デ
    ータを前記データ取得手段により取得して前記情報端末
    装置へ送信する、ことを特徴とする請求項7に記載の通
    信機能付き電子機器。
  9. 【請求項9】 さらに、 前記利用情報受信手段により受信された部分データの利
    用位置を記憶する利用位置記憶手段と、 この利用位置記憶手段に記憶された利用位置に対応する
    部分データを利用するデータ利用手段と、 このデータ利用手段により利用している部分データの利
    用位置を前記情報端末装置へ通知する利用位置通知手段
    と、を備えたことを特徴とする請求項8に記載の通信機
    能付き電子機器。
  10. 【請求項10】 さらに、 前記情報端末装置から部分データの利用進度を受信する
    利用進度受信手段を備え、 前記次期利用データ送信手段は、前記利用情報受信手段
    により前記情報端末装置での部分データの利用情報が受
    信された際に、この利用情報に基づき当該利用中の部分
    データに連なる次の部分データを、前記利用進度受信手
    段により受信された利用進度に応じた量の部分データと
    して前記情報端末装置へ送信することを特徴とする請求
    項7乃至請求項9の何れか1項に記載の通信機能付き電
    子機器。
  11. 【請求項11】 さらに、 前記データベースにある一連のデータの中の部分データ
    は、選択可能な分岐構造で構成され、 前記データ取得手段は、前記データベースにある一連の
    データの中の部分データを、選択可能な各分岐に応じた
    複数の部分データとして取得し、 前記次期利用データ送信手段は、前記情報端末装置での
    部分データの利用情報が受信された際に、この利用情報
    に基づき当該利用中の部分データに連なる選択可能な各
    分岐に応じた次の複数の部分データを前記情報端末装置
    へ送信する、ことを特徴とする請求項7乃至請求項10
    の何れか1項に記載の通信機能付き電子機器。
  12. 【請求項12】 通信機能付き情報端末装置のコンピュ
    ータを制御してデータベースに接続された電子機器との
    通信を行い該データベースにある一連のデータの中の部
    分データを取得するための情報端末処理プログラムを記
    憶した記憶媒体であって、 前記コンピュータを、 前記電子機器との通信によって取得した部分データを記
    憶するデータ記憶手段、 このデータ記憶手段により記憶された部分データを利用
    するデータ利用手段、 前記データベースにある一連のデータの中で前記データ
    利用手段により利用している部分データに連なる次の部
    分データを、前記電子機器との通信によって取得する次
    期利用データ取得手段、として機能させるようにしたコ
    ンピュータ読み込み可能な情報端末処理プログラムを記
    憶した記憶媒体。
  13. 【請求項13】 情報端末装置と通信可能な、データベ
    ースに接続された通信機能付き電子機器のコンピュータ
    を制御するための電子機器処理プログラムを記憶した記
    憶媒体であって、 前記コンピュータを、 前記データベースにある一連のデータの中の部分データ
    を取得するデータ取得手段、 このデータ取得手段により取得された部分データを前記
    情報端末装置へ送信するデータ送信手段、 前記情報端末装置から前記部分データの利用情報を受信
    する利用情報受信手段、 この利用情報受信手段により前記情報端末装置での部分
    データの利用情報が受信された際に、この利用情報に基
    づき当該利用中の部分データに連なる次の部分データを
    前記情報端末装置へ送信する次期利用データ送信手段、
    として機能させるようにしたコンピュータ読み込み可能
    な電子機器処理プログラムを記憶した記憶媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013101618A (ja) * 2011-11-08 2013-05-23 Samsung Electronics Co Ltd 端末機における読書管理方法及びその装置
JP2015035162A (ja) * 2013-08-09 2015-02-19 株式会社日立ソリューションズ東日本 文書閲覧システム及び文書閲覧方法
JP2016095574A (ja) * 2014-11-12 2016-05-26 ソフトバンク株式会社 ドキュメント提供装置、端末、ドキュメント提供システム、及びプログラム

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