JP2935197B2 - 表示制御装置 - Google Patents

表示制御装置

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JP2935197B2
JP2935197B2 JP2205728A JP20572890A JP2935197B2 JP 2935197 B2 JP2935197 B2 JP 2935197B2 JP 2205728 A JP2205728 A JP 2205728A JP 20572890 A JP20572890 A JP 20572890A JP 2935197 B2 JP2935197 B2 JP 2935197B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、表示制御装置に関する。
[従来の技術] 最近、センサ装置として気圧測定機能付腕時計が開発
されている。この種の腕時計は所定時間毎の気圧変化を
測定し、天気が良くなるか悪くなるかが予測できる。こ
の機能を利用すれば、登山,ハイキング等を行なうか中
止するかを判断する時に便利である。また、登山,ハイ
キング等に使用される他のセンサ装置としては温度測定
機能付腕時計も開発されている。
[考案が解決しようとする課題] ところで、従来の気圧測定機能付腕時計は測定した場
所での将来予測なのでその後の登山中の状況や山頂での
状況は正確に予測把握できない。また、従来の温度測定
機能付腕時計も使用している場所での温度しか測定でき
ず、例えば山頂での温度がどの程度であるかは予測でき
ない。
この発明は上記問題を解消する為になされたもので、
簡単に別の地点における温度や気圧の情報を得て表示す
ることができる表示制御装置を提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] この発明は上記課題を解決するために、 現在地の高度データおよび目標地の高度データを記憶
し、現在地における温度,現在地の高度データ,および
目標地の高度データとに基づき、目標地における温度を
算出して表示するようにしたことを特徴とする。
また、この発明は上記課題を解決するために、 現在地の高度データおよび目標地の高度データを記憶
し、現在地における気圧,現在地の高度データ,および
目標地の高度データとに基づき、目標地における気圧を
算出して表示するようにしたことを特徴とする。
さらに、この発明は上記課題を解決するために、 現在地の高度データおよび目標地の高度データを記憶
し、気圧測定手段で測定された現在地における気圧,現
在地の高度データ,および目標地の高度データとも基づ
いて目標地における予測気圧を算出して記憶し、目標地
において気圧測定手段により測定された実測気圧と、記
憶された予測気圧とから天候変化を判断して表示するよ
うにしたことを特徴とする。
[実施例] 以下、この発明の実施例を第1図乃至第8図に基づい
て説明する。実施例は、この発明を電子腕時計に適用し
た例を示すものである。
第1図は、この発明を適用した電子腕時計の回路構成
を示すブロック図である。制御部(CPU)1はROM2に予
め記憶したマイクロプログラムに基づいて各部を制御す
る。
温度センサ3はサーミスタ等により構成され、温度に
応じて抵抗値が変化し異なった電圧信号を出力する。検
出部4は温度センサ3の抵抗値に応じた検出電圧信号を
A/D変換器5に出力する。A/D変換器5は検出電圧信号を
デジタル信号に変換して制御部1に出力する。温度セン
サ3、検出部4、およびA/D変換器5は制御部1から出
力される信号aに応じて動作制御される。
気圧センサ6は例えば抵抗ブリッジを有する半導体圧
力センサにより構成され、気圧に応じて抵抗ブリッジの
抵抗値が変化する。検出部7は気圧センサ6の抵抗値に
応じた検出電圧をA/D変換器8に出力する。A/D変換器8
は検出電圧をデジタル信号に変換して制御部1に出力す
る。気圧センサ6、検出部7、およびA/D変換器8は制
御部1から出力される信号bに応じて動作制御される。
RAM9は各種データの記憶/読出が制御部1により制御
されるもので、第2図に示すように、後述する表示部15
に表示される表示データが記憶される表示レジスタR
0と、現在時刻データが記憶される現在時刻レジスタR1
と、測定された気圧デーテが記憶される測定気圧レジス
タR2と、算出されたデータが一時記憶されるレジスタZ
と、現在地の高度データが記憶されるレジスタD0と、現
在地の気温データが記憶されるレジスタD1と、現在地の
気圧データが記憶されるレジスタD2と、目標値の高度デ
ータが記憶されるレジスタE0と、目標地の気温データが
記憶されるレジスタE1と、目標地の気圧データが記憶さ
れるレジスタE2と、基本モード,予測モード,天候モー
ドのモードデータが記憶されるモードフラグMと、温度
予測,その他のフラグデータが記憶されるフラグFと、
気圧予測等のフラグデータが記憶されるフラグCとを備
えている。
ここで、「M=0」即ちモードフラグMの内容が
「0」のときを基本モード、「M=1」のときを予測モ
ード、「M=2」のときを天候モードとする。
キー入力部10は図示しないがS1〜S6キーを具備してお
り、キー入力に応じたキー入力信号を制御部1に出力す
る。S1キーはモード変更キーであり、モードフラグMの
内容を変更させる。S2キーはM=0のときにフラグFの
内容を反転させるキーである。S3キーはM=1のときに
気温データを測定・記憶させ、M=2のときに気圧デー
タを測定・記憶させるキーである。S4キーはデータ設定
モードに変更させるキーである。S5,S6キーはデータ設
定モードにおいてデータを設定するキーである。
発振器11は例えば水晶発振子を内蔵し、例えば32768H
zのクロックパルスを出力するもので、クロックパルス
は分周回路12に供給される。分周回路12は発振器11から
供給されたクロックパルスを分周した信号をタイミング
信号発生回路13に供給する。タイミング信号発生回路13
は分周回路12から供給された信号に基づいて計時信号
(例えば16Hz)等の各種タイミング信号を発生し、制御
部1に供給する。
デコーダ・ドライバ14は制御部1から出力される表示
データをデコードし、表示駆動信号を表示部15に出力す
る。表示部15は例えばドットマトリクス液晶表示パネル
である。
ROM2は上記マイクロプログラムの他に、第3図に示す
ようなデータテーブルを予め記憶している。このデータ
テーブルは、高度0[m]の地点で気温15[℃],気圧
1013.3[mb]という条件において、各高度の地点におけ
る標準的な気温データおよび気圧データの集合である。
次に、上記実施例の動作を第4図および第8図に基づ
いて説明する。第4図は概略動作を示すゼネラルフロー
チャートであり、第5図は第4図におけるキー処理の動
作を示すフローチャートであり、第6図は第4図におけ
る表示処理の動作を示すフローチャートである。
まず、第4図を参照して概略動作を説明する。通常、
制御部1はタイミング信号発生回路13から計時信号が出
力されるまでステップA1のHALT状態にある。
まずステップA1において、計時信号が出力されると、
計時タイミングであると判断されてステップA2に進む。
ステップA2の計時処理では現在時刻レジスタR1に記憶さ
れた現在時刻データが更新される。ステップA2の実行後
はステップA4の表示処理が実行される。表示処理の詳細
は第6図により後述する。
またステップA1で、キー入力部10のキーが操作される
と、キー入力有りと判断されてステップA3に進む。ステ
ップA3では第5図に詳細を示すキー処理が実行される。
ステップA3の実行後はステップA4に進む。
次に、S1〜S4キーの操作によりモードが変更され、且
つ各種動作が行なわれる処理を第7図を参照して説明す
る。第7図に示すように、実施例の電子腕時計は大きく
分けて、基本モード,予測モード,天候モードの3モー
ドを有する。
通常、電子腕時計は基本モード(M=0)で動作され
ている。基本モードではS2キーの操作により、時計表示
モード(F=0)と設定モード(F=1)とが交互に切
換えられる。
また、基本モードのときS1キーを操作すると、予測モ
ード(M=1)に変更される。予測モードでは、S3キー
の操作により初期表示状態(F=0)と温度予測状態
(F=1)とが交互に切換えられる。また、S4キーの操
作により初期表示状態(F=0)と気圧予測状態(C=
0)とが交互に切換えられる。
予測モードのときS1を操作すると、天候モード(M=
2)に変更される。天候モードでは、S3キーの操作によ
り初期表示状態(F=0)と天候I状態(F=1)とが
交互に切換えられる。また、S4キーの操作によって初期
表示状態(F=0)と天候II状態(C=0)とが交互に
切換られる。
次に、上記電子腕時計を登山等に利用する場合を例に
して説明する。
目標地における気温および気圧の予測 例えば山麓(現在地)にいる時に、山頂(目標地)に
おける気温および気圧を予測する例を説明する。
高度データの設定 まず始めに、現在地の高度データと目標地の高度デー
タを設定する。この時、例えば第8図(a)に示すよう
に現在時刻「SUN 10−21 12:35 56(日曜日、10月21
日、12時35分56秒)」が表示部15に表示されており、
「M=0」,「F=0」であるとする。
次に、第7図(a)に示すように、S2キーを操作して
設定モードにする。この操作に応じて第5図のキー処理
が開始される。
まず、ステップB1ではS1キーが操作されたか否かが判
断される。このステップB1でYES(図ではYと記載、以
下同じ。)と判断された場合はステップB2に進み、NO
(図ではNと記載、以下同じ。)の場合はステップB3に
進む。いま、S2キーが操作されたのでNOと判断されてス
テップB3に進む。
ステップB3においてはS2キーが操作されたか否かが判
断される。このステップB3でYESと判断されるとステッ
プB4に進み、NOと判断されるとステップB8に進む。い
ま、S2キーが操作されたのでYESとなりステップB4に進
む。
ステップB4では「M=0」か否かが判断される。この
ステップB4でYESと判断された場合はステップB5に進
み、NOの場合は第5図のキー処理を終了する。今、「M
=0」であるからYESとなりステップB5に進む。
ステップB5においては「F=0」か否かが判断され
る。このステップB5で、YESの場合はステップB6に進
み、NOの場合はステップB7に進む。この場合、「F=
0」であるからYESと判断されてステップB6に進む。ス
テップB6ではフラグFに「1」が書き込まれ、第5図の
処理を終了する。なお、ステップB5からステップB7に進
んだ場合は、ステップB7によりフラグFに「0」が書き
込まれ、第5図の処理を終了する。
しかして、第5図の処理が終了すると、第6図の表示
処理に進む。まず、ステップC1では「M=0」か否かが
判断される。このステップC1でYESと判断された場合は
ステップC2に進み、NOの場合はステップC5に進む。今、
「M=0」であるからYESとなりステップC2に進む。
ステップC2においては「F=0」か否かが判断され
る。このステップC2で、YESの場合はステップC3に進
み、NOの場合はステップC4に進む。この場合、「F=
1」であるからNOと判断されてステップC4に進む。
ステップC4ではキー処理により設定された時刻データ
または高度データが表示部15に表示される。この場合、
まだ設定データが入力されていないので何も表示されな
い。ステップC4の実行後は第6図の表示処理を終了して
第4図ステップA1のHALT状態に戻る。
次に、S5キーまたはS6キーを操作して現在地の高度例
えば「1000m」と、目標地の高度例えば「3000m」とを設
定する。これらの操作に応じて第5図のキー処理が開始
される。この場合、S5,S6キーが操作されたので、ステ
ップB1,B2では夫々NOと判断されてステップB8に進む。
ステップB8においてはS3キーが操作されたか否かが判
断される。このステップB8でYESと判断されるとステッ
プB9に進み、NOと判断されるとステップB22に進む。い
ま、S5キーまたはS6キーが操作されたのでNOと判断され
てステップ22に進む。
ステップB22ではS4キーが操作されたか否かが判断さ
れる。このステップB22でYESと判断されるとステップB2
3に進み、NOと判断されるとステップB35に進む。いま、
S5キーまたはS6キーが操作されたのでNOとなりステップ
B35に進む。
ステップB35において、S5キーまたはS6キーを操作し
て、現在地の高度データ「1000m」をRAM9のレジスタD0
に記憶し、目標地の高度データ「3000m」をRAM9のレジ
スタE0に夫々記憶する。即ち、S5キー及びS6キーの一
方、例えばS5キーは現在地及び目標地の高度データの各
桁(単位)を順次選択するキーとして動作し、他方のS6
キーは選択された桁に順次0〜9の値をセットするキー
として動作する。ステップB35の実行後は、キー処理を
終了して表示処理A4に進む。
表示処理A4では上述と同様に、ステップC1では「M=
0」か否かが判断されるが、いま「M=0」であるから
YESとなりステップC2に進む。ステップC2においては
「F=0」か否かが判断される。この場合、「F=1」
であるからNOと判断されてステップC4に進む。ステップ
C4では上述と同様に、キー処理により設定された時刻デ
ータまたは高度データが表示部15に表示される。この場
合、レジスタD0に記憶された現在地の高度データ「1000
m」と、レジスタE0に記憶された目標地の高度データ「3
000m」とが、第8図(b)に示すように表示部15に表示
される。ステップC4の実行後は表示処理を終了してHALT
状態に戻る。
気温予測 次に、予測モードの温度予測状態で、山麓(現在地)
における気温と、山頂(目標地)における予測気温とを
表示させる。この場合、第7図に示すように、まずS1
ーを操作して基本モードから予測モードに変更する。
これにより、第5図のステップB1でYESと判断されて
ステップB2に進む。ステップB2ではモード変更処理が実
行される。即ち、モードフラグMの内容が+1されて
「M=1」になり、予測モードとなる。ステップB2の実
行により、第5図の処理を終了して表示処理に進む。ま
た、この時「F=0」,「C=0」であるとする。
上述と同様に、ステップC1では「M=0」か否かが判
断されるが、いま「M=1」であるからNOと判断されて
ステップC5に進む。ステップC5においては「M=1」か
否かが判断される。ステップC5でYESの場合はステップC
6に進み、NO(即ちM=2)の場合はステップC11に進
む。この場合、「M=1」であるからYESと判断されて
ステップC6に進む。
ステップC6では「F=0」か否かが判断される。この
ステップC6で、YESの場合はステップC7に進み、NOの場
合はステップC10に進む。この場合、「F=0」である
からYESと判断されてステップC7に進む。
ステップC7においては、「C=0」か否かが判断され
る。このステップC7で、YESの場合はステップC8に進
み、NOの場合はステップC9に進む。この場合、「C=
0」であるからYESと判断されてステップC8に進む。
ステップC8では予測モードにおける初期表示状態とな
り、モード状態のみが表示される。ステップC8の実行後
は表示処理を終了してHALT状態に戻る。
続いて、第7図(b)に示すように、S3キーを操作し
て温度予測状態とする。これにより、第5図のステップ
B1,B3で夫々NOと判断されてステップB8に進む。ステッ
プB8ではS3キーが操作されたのでYESと判断されてステ
ップB9に進む。ステップB9では「M=1」即ち予測モー
ドであるか否かが判断される。このステップB9でYESと
判断された場合はステップB10に進み、NOの場合はステ
ップB15に進む。今、「M=1」であるからYESとなりス
テップB10に進む。
ステップB10においては「F=0」か否かが判断され
る。このステップB10で、YESの場合はステップB11に進
み、NOの場合はステップB14に進む。この場合、「F=
0」であるからYESと判断されてステップB11に進む。
ステップB11では、現在地における気温が測定されて
レジスタD1に記憶される。即ち、制御部1は信号aを出
力し、温度センサ3の出力をA/D変換器5で変換して、
現在地の気温データを得て、その気温データをレジスタ
D1に記憶する。
続くステップB12において、レジスタD1に記憶された
現在地「1000m」における気温データに基づいて、レジ
スタE0に記憶された目標地の高度データ「3000m」での
気温をROM2のデータテーブルを参照して演算し、この演
算で算出された気温データをレジスタE1に記憶する。
例えば、ステップB11で測定された現在地の温度デー
タが「10.5℃」であった場合、ROM2のデータテーブルに
よれば「3000m」の温度「−4.5℃」は「1000m」の温度
「8.5℃」に対して「13℃」低いので、現在地の実際の
温度が「10.5℃」であった場合には「3000m」の温度は1
0.5−13=−2.5となり「−2.5℃」であり、この温度
「−2.5℃」がレジスタE1に記憶される。
次に、ステップB13ではフラグFに「1」が書き込ま
れる。また、ステップB10でNOと判断された場合、ステ
ップB14に進んでフラグFも「0」が書き込まれる。ス
テップB13,B14の実行により、キー処理を終了して表示
処理が実行される。
上述と同様に、ステップC1では「M=0」から否かが
判断されるが、また「M=1」であるからNOと判断され
てステップC5に進む。ステップC5においては「M=1」
か否かが判断され、いま「M=1」であるからYESと判
断されてステップC6に進む。ステップC6では「F=0」
か否かが判断され、この場合「F=1」であるからNOと
判断されてステップC10に進む。
ステップC10においては高度と気温とが表示される。
即ち、レジスタD0の現在地の高度データおよびレジスタ
D1の実測気温データ「1000m 10.5℃」と、レジスタE0
目標地の高度データおよびレジスタE1の予測気温データ
「3000m −2.5℃」とが、第8図(c)に示すように表
示部15に表示される。ステップC10の実行後は表示処理
を終了してHALT状態に戻る。
気圧予測 さらに、予測モードにおける温度予測状態から気圧予
測状態に変更し、山麓(現在地)における気圧と、山頂
(目標地)における予測気圧とを表示させる。
この場合、第7図(b)に示すように、S3キーを再度
操作してフラグFの内容を反転させる。これにより、第
5図のステップB1,B3で夫々NOと判断されてステップB8
に進む。ステップB8ではS3キーが操作されたのでYESと
判断されてステップB9に進む。ステップB9では「M=
1」であるからYESと判断されてステップB10に進み、
「F=0」か否かが判断される。この場合、「F=1」
になっているので、NOと判断されてステップB14に進
む。ステップB14によりフラグFに「0」が書き込まれ
て「F=0」となる。この結果、初期表示状態となる。
次に、第7図(b)に示すように、S4キーを操作した
気圧予測状態に変更する。この操作により、第5図のス
テップB1,B3,B8で夫々NOと判断されてステップB22に進
む。ステップB22ではS4キーが操作されたのでYESと判断
されてステップB23に進む。
ステップB23では「M=1」即ち予測モードであるか
否かが判断される。このステップB23でYESと判断された
場合はステップB24に進み、NOの場合はステップB29に進
む。今、「M=1」であるからYESとなりステップB24に
進む。
ステップB24においては「C=0」か否かが判断され
る。このステップB24で、YESの場合はステップB25に進
み、NOの場合はステップB28に進む。この場合、「C=
0」であるからYESと判断されてステップB25に進む。
ステップB25では、現在地における気圧が測定されて
レジスタD2に記憶される。即ち、制御部1は信号bを出
力し、気圧センサ6の出力をA/D変換器8で変換して、
例えば「899.8mb」という気圧データを得て、この気圧
データをレジスタD2に記憶する。
続くステップB26において、レジスタD2に記憶された
現在地における気圧データ「899.9mb」に基づいて、レ
ジスタE0に記憶された目標地の高度データ「3000m」で
の気圧をROM2のデータテーブルを参照して温度データの
予測の場合と同様にして演算し、この演算で算出された
気圧テーブル、例えば「702.2mb」をレジスタE2に記憶
する。
次に、ステップB27ではフラグCに「1」が書き込ま
れて「C=1」となる。また、ステップB24でNOと判断
された場合、ステップB28に進んでフラグCに「0」が
書き込まれる。ステップB27,B28の実行により、キー処
理を終了して表示処理が実行される。
上述と同様に、ステップC1では「M=0」か否かが判
断されるが、いま「M=1」であるからNOと判断されて
ステップC5に進む。ステップC5においては「M=1」か
否かが判断され、いま「M=1」であるからYESと判断
されてステップC6に進む。ステップC6では「F=0」か
否かが判断され、この場合「F=0」であるからYESと
判断されてステップC7に進む。
ステップC7では「C=0」か否かが判断され、この場
合「C=1」であるからNOと判断されてステップC9に進
む。
ステップC9においては高度と気圧とが表示される。即
ち、レジスタD0の現在地の高度データおよびレジスタD2
の実測気圧データ「1000m 899.8mb」と、レジスタE0
目標地の高度データおよびレジスタE2の予測気圧データ
「3000m 702.2mb」とが、第8図(d)に示すように表
示部15に表示される。ステップC9の実行後は表示処理を
終了してHALT状態に戻る。
現在地における天候状態の表示(天候I) 次に、山麓(現在地)にいる時に、現在の天候状況が
良いか悪いかを、実測気圧に基づいて判断する例を説明
する。この場合、第7図に示すように、S1キーを操作し
て予測モードから天候モードに変更する。なお、このと
き「M=1」,「F=0」,「C=0」即ち予測モード
の初期表示状態であるとする。
S1キーを操作すると、上述と同様に第5図のステップ
B1でYESと判断されてステップB2に進む。ステップB2で
はモードフラグMの内容が+1されて「M=2」になり
天候モードに変更される。ステップB2の実行後はキー処
理を終了して表示処理に進む。
上述と同様に、ステップC1では「M=0」か否かが判
断されるが、いま「M=2」であるからNOと判断されて
ステップC5に進む。ステップC5において「M=1」か否
かが判断されるが、「M=2」であるからNOと判断され
てステップC11に進む。
ステップC11では「F=0」か否かが判断される。こ
のステップC11で、YESの場合はステップC12に進み、NO
の場合はステップC15に進む。いま、「F=0」である
からYESと判断されてステップC12に進む。
ステップC12においては、「C=0」か否かが判断さ
れる。このステップC12で、YESの場合はステップC13に
進み、NOの場合はステップC14に進む。この場合、「C
=0」であるからYESと判断されてステップC13に進む。
ステップC13では天候モードにおける初期表示状態と
なり、モード状態のみが表示される。ステップC13の実
行後は、表示処理を終了してHALT状態に戻る。
続いて、第7図(c)に示すように、S3キーを操作し
て天候I状態とする。これにより、第5図のステップB
1,B3で夫々NOと判断されてステップB8に進む。
ステップB8では、S3キーが操作されたのでYESと判断
されてステップB9に進む。ステップB9では「M=1」即
ち予測モードであるか否かが判断されるが、いま「M=
2」であるからNOとなりステップB15に進む。
ステップB15においては「M=2」か否かが判断され
る。このステップB15で、YESの場合はステップB16に進
み、NOの場合は「M>3」であるから何も実行せずにキ
ー処理を終了する。この場合、「M=2」であるからYE
Sと判断されてステップB16に進む。
ステップB16では「F=0」か否かが判断される。こ
のステップB16で、YESの場合はステップB17に進み、NO
の場合はステップB21に進む。この場合、「F=0」で
あるからYESと判断されてステップB17に進む。
ステップB17において、現在地における気圧が測定さ
れてレジスタD2に記憶される。即ち、制御部1は信号b
を出力し、気圧センサ6の出力をA/D変換器8で変換し
て、例えば「899.8mb」という実測気圧データを得て、
この実測気圧データがレジスタD2に記憶される。
続くステップB18では、レジスタD0に記憶された現在
地の高度データ「1000m」における標準気圧データ「89
8.78mb」が、第3図に示すROM2のデータテーブルを参照
して算出され、レジスタZに記憶される。
次のステップB19においては「D2−Z」の演算、即ち
レジスタD2に記憶された現在地における実測気圧データ
「899.8mb」と、レジスタZに記憶された標準気圧デー
タ「898.78mb」との差「1:1」が演算されて、この気圧
差データ「1.1mb」がレジスタZに記憶される。次に、
ステップB20ではフラグFに「1」が書き込まれる。
なお、ステップB16でNOと判断された場合、ステップB
21に進んでフラグFに「0」が書き込まれる。そして、
ステップB20,B21の実行後は、キー処理を終了して表示
処理が実行される。
上述と同様にに、ステップC1では「M=0」か否かが
判断されるが、いま「M=2」であるからNOと判断され
てステップC5に進む。ステップC5においては「M=1」
か否かが判断され、いま「M=2」であるからNOと判断
されてステップC11に進む。ステップC11では「F=0」
か否かが判断され、この場合「F=1」であるからNOと
判断されてステップC15に進む。
ステップC15においてはレジスタD0の内容が表示され
ると共に、レジスタZの内容に基づいて現在地における
天候状況が表示される。即ち、レジスタD0に記憶された
現在地の高度データ「1000m」と、レジスタZに記憶さ
れた気圧差データ「1.1mb」に基づき天候状況を示す記
号「○」とが、第8図(e)に示すように表示部15に表
示される。
つまり、気圧差データが正数の場合は実測気圧が標準
よりも高い即ち天候が良いことを意味し、負数の場合は
実測気圧が標準よりも低い即ち天候が悪いことを意味す
るので、例えば気圧差データが「+2mb以上」の場合は
天候が良いことを示す記号「◎」を表示し、「+2mb〜
−2mb」の場合は天候が普通であることを示す記号
「○」を表示し、「−2mb以下」の場合は天候が悪いこ
とを示す記号「×」を表示する。この場合、気圧差デー
タが「1.1mb」なので、表示部15には天候が普通である
ことを示す記号「○」が表示される。
このステップC15の実行後は、表示処理を終了してHAL
T状態に戻る。
目標地に着いた時の天候予測(天候II) 次に、山頂(目標地)に着いた時に、山麓(現在地)
で予測した目標地の予測気圧と、目標地における実測気
圧とに基づいて今後の天候状況を予測する例を説明す
る。なお、このとき「M=2」,「F=0」,「C=
0」即ち天候モードの初期表示状態であるとする。
この場合、第7図(c)に示すように、S4キーを操作
して天候II状態に変更する。この操作により、第5図の
ステップB1,B3,B8で夫々NOと判断されてステップB22に
進む。ステップB22ではS4キーが操作されたのでYESと判
断されてステップB23に進む。ステップB23において「M
=1」即ち予測モードであるか否かが判断されるが、い
ま「M=2」であるからNOと判断されてステップB29に
進む。
ステップB29においては「M=2」か否かが判断され
る。このステップB29で、YESの場合はステップB30に進
み、NOの場合はキー処理を終了する。この場合、「M=
2」であるからYESと判断されてステップB30に進む。
ステップB30では「C=0」か否かが判断される。こ
のステップB30で、YESの場合はステップB31に進み、NO
の場合はステップB34に進む。この場合、「C=0」で
あるからYESと判断されてステップB31に進む。
ステップB31では、目標地(山頂)における気圧が測
定されて測定気圧レジスタR2に記憶される。即ち、制御
部1は信号bを出力し、気圧センサ6の出力をA/D変換
器8で変換して、例えば「697.2mb」という実測気圧デ
ータを得て、この実測気圧データを測定気圧レジスタR2
に記憶する。
次のステップB32においては「R2−E2」の演算、即ち
測定気圧レジスタR2に記憶された目標地(山頂)におけ
る実測気圧データ「697.2mb」と、レジスタE2に記憶さ
れた予測気圧データ「702.2mb」との差「−5.0」が演算
されて、この気圧差データ「−5.0mb」がレジスタZに
記憶される。続くステップB33ではフラグCに「1」が
書き込まれて「C=1」となる。
なお、ステップB30でNOと判断された場合、ステップB
34に進んでフラグCに「0」が書き込まれる。そして、
ステップB33,B34の実行により、キー処理を終了して表
示処理が実行される。
上述と同様に、ステップC1では「M=0」か否かが判
断されるが、いま「M=2」であるからNOと判断されて
ステップC5に進む。ステップC5においては「M=1」か
否かが判断され、いま「M=2」であるからNOと判断さ
れてステップC11に進む。ステップC11では「F=0」か
否かが判断され、この場合「F=0」であるからYESと
判断されてステップC12に進む。ステップC12において
「C=0」か否かが判断され、この場合「C=1」であ
るからNOと判断されてステップC14に進む。
ステップC14においてはレジスタE0の内容が表示され
ると共に、レジスタZの内容に基づいて目標地(山頂)
における今後の天候状況が表示される。即ち、レジスタ
E0に記憶された目標地(山頂)の高度データ「3000m」
と、レジスタZに記憶された気圧差データ「−5.0mb」
に基づき天候状況を示す記号 とが、第8図(f)に示すように表示部15に表示され
る。
つまり、目標地(山頂)における実測気圧が山麓にお
いて予測した予測気圧よりも高い場合は気圧差データが
正数となり、即ちこれは登山中に天候が良くなったこと
を意味するので、例えば気圧差データが「+2mb以上」
の場合は天候が良くなってきている、或いは良くなるこ
とを示す記号 を表示する。
反対に、実測気圧が予測気圧よりも低い場合は気圧差
データが負数となり、即ちこれは山頂に来る迄の間に天
候が下り板になり、今後も悪くなることを意味するの
で、気圧差データが「−2mb以下」の場合は天候が悪く
なることを示す記号 を表示する。
また、気圧差データが「+2mb〜−2mb」の場合は天候
が安定していることを示す記号「→」を表示する。
このステップC15の実行後は、表示処理を終了してHAL
T状態に戻る。
なお、上記実施例では現在地の高度データと目標地の
高度データを入力したが、これに限らず、現在地と目標
地との高度差データとを入力して目標地における気温デ
ータおよび気圧データを得るようにしてもよい。また、
上記実施例ではROM2に記憶したデータテーブルを参照し
て気温および気圧を算出したが、これに限らず、気温お
よび気圧は夫々の演算式を用いて算出してもよい。例え
ば、気温は高度が1m上がる毎に「0.0065℃」下がるの
で、目標地の気温は 目標地の気温=現在地の気温+0.0065×高度差 という演算式で算出できる。
気圧についても、同様の演算式を用いるが、気圧の場
合は0m→200mでは23.8mb変化し、200m→400mでは23.4mb
変化し、400m→600mでは22.9mb変化するというように、
高度に対してリニアに変化しないので、高度毎に複数の
演算式を用いて気圧を算出する。
さらに、上記実施例では電子腕時計に適用した例を示
したが、これに限らず専用機であってもよい。
[発明の効果] 以上詳述したように、この発明によれば簡単な操作で
別の地点における温度や気圧の情報が得られると共に、
将来の天候を予測して表示できるデータ表示装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図はこの発明の第1実施例を示し、第1
図は回路構成を示すブロック図、第2図はRAM9のメモリ
構成を示す図、第3図はROM2に記憶したデータテーブル
を示す図、第4図乃至第6図は動作を示すフローチャー
ト、第7図はキー操作とモード変化との関係を示す図、
第8図は表示例を示す図である。 1……制御部、2……ROM、3……温度センサ、4,7……
検出部、5,8……A/D変換器、6……気圧センサ、9……
RAM、10……キー入力部、15……表示部。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01W 1/10 G04G 1/00 G01L 9/00 G01K 7/00 G01J 5/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現在地の高度データおよび目標地の高度デ
    ータを記憶する高度データ記憶手段と、 現在地における温度データを記憶する温度データ記憶手
    段と、 この温度データ記憶手段に記憶された現在地における温
    度データと上記高度データ記憶手段に記憶された現在地
    の高度データおよび目標地の高度データにと基づいて目
    標地における温度データを算出する温度算出手段と、 この温度算出手段により算出された温度データを表示さ
    せる表示制御手段と、 を具備したことを特徴とする表示制御装置。
  2. 【請求項2】現在地の高度データおよび目標地の高度デ
    ータを記憶する高度データ記憶手段と、 現在地における気圧データを記憶する気圧データ記憶手
    段と、 この気圧データ記憶手段に記憶された現在地における気
    圧データと上記高度データ記憶手段に記憶された現在地
    の高度データおよび目標地の高度データとに基づいて目
    標地における気圧データを算出する気圧算出手段と、 この気圧算出手段により算出された気圧データを表示さ
    せる表示制御手段と、 を具備したことを特徴とする表示制御装置。
  3. 【請求項3】現在地の高度データおよび目標地の高度デ
    ータを記憶する高度データ記憶手段と、 気圧を測定する気圧測定手段と、 この気圧測定手段で測定された現在地における気圧と上
    記高度データ記憶手段に記憶された現在地の高度データ
    および目標地の高度データとに基づいて目標地における
    予測気圧データを算出する気圧算出手段と この気圧算出手段により算出された予測気圧データを記
    憶する予測気圧データ記憶手段と、 目標地において上記気圧測定手段により測定された実測
    気圧データと上記予測気圧データ記憶手段に記憶された
    予測気圧データとから天気変化を判断する判断手段と、 この判断手段により判断された天気変化のデータを表示
    させる表示制御手段と、 を具備したことを特徴とする表示制御装置。
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