JPH1195971A - ユーザインタフェースシステム - Google Patents

ユーザインタフェースシステム

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JPH1195971A
JPH1195971A JP25875097A JP25875097A JPH1195971A JP H1195971 A JPH1195971 A JP H1195971A JP 25875097 A JP25875097 A JP 25875097A JP 25875097 A JP25875097 A JP 25875097A JP H1195971 A JPH1195971 A JP H1195971A
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JP25875097A
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Toshihiko Mimura
俊彦 三村
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、オブジェクトの表示形態又は位
置を変更することによって、ポインティング作業の容易
化、効率の向上を課題とする。 【解決手段】 ポインタ及び複数個のオブジェクトを表
示する表示手段と、表示手段の画面上に表示されたポイ
ンタを用いてオブジェクトを選択させるとともに他の所
定の操作を入力しうる入力手段と、表示されたオブジェ
クトの位置及びその表示形態ならびにポインタの位置を
記憶する記憶手段と、前記ポインタとオブジェクトの位
置関係についての所定の選定条件を満たすオブジェクト
を選定する選定手段と、選定されたオブジェクトを記憶
手段に記憶された表示形態とは異なる所定の表示形態に
変更する表示形態変更手段と、所定の復帰条件が満たさ
れた後は前記選定されたオブジェクトを元の表示形態に
復帰する表示形態復帰手段とを備えることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ユーザインタフ
ェースシステムに関し、特に使用者がポインティングデ
バイスを用いて表示部に表示されたポインタを操作し、
表示部に表示された一つ以上のオブジェクトから、適宜
オブジェクトを選択する操作を伴うユーザインタフェー
スシステムに関する。
【0002】ポインティングデバイスには、マウス、ペ
ン、タッチパネルなどが含まれる。また、キーボードの
一部を用いて表示部のポインタを操作する場合など、通
常ポインティング以外の用途を持つデバイスをポインテ
ィングデバイスとして用いる場合もこの発明の技術に含
まれる。この発明を利用できるシステムとしては、Wi
nsowsなどGUIを採用したOS、CADや作図ソ
フトに代表されるポインティングデバイスを用いて操作
するアプリケーションソフトウェアなどが動作するあら
ゆる情報処理システムである。
【0003】
【従来の技術】従来のパソコン等の既存のGUIシステ
ムで一般に採用されている、オブジェクトの選択操作の
支援機能を説明する。図2は、現在、多くのGUIシス
テムで採用されているポインティング機能の説明図であ
る。図2(a)(b)は、GUIシステムの画面の表示
内容のうち、ポインタ周辺の部分を抜き出した図であ
る。
【0004】それぞれ図にあるポインタ2−1は、使用
者のポインティングデバイスの操作によって移動させら
れる。オブジェクト2−2A〜2−2Dは、使用者から
ポインタ2−1の操作によって選択されうる被選択オブ
ジェクトである。図2(a)(b)は共に同じシステム
の同じ画面の同じ部分を抜き出したものであるが、図2
(b)は図2(a)の状態からポインタ2−1が左上に
移動し、ポイントしている位置がオブジェクト2−2B
の表示領域内に入った状態を示している。
【0005】図2のシステムでは、図2(b)の状態に
なったとき、オブジェクト2−2Bを被選択候補とみな
し、表示形態を変化させている。図2の例では、オブジ
ェクト2−2Bの表示色が白からグレーに変化する。図
2(b)の状態から、ポインタ2−1が再び移動し、オ
ブジェクト2−2Bの表示領域の外に出た時、オブジェ
クト2−2Bの表示色は元に戻る。
【0006】図3も図2と同様、現在、多くのGUIシ
ステムで採用されているポインティング機能の説明図で
ある。図3(a)(b)も、GUIシステムの画面の表
示内容のうち、ポインタ周辺の部分を抜き出した図であ
る。図2と同様、図3(b)は、図3(a)の状態から
ポインタ3−1か移動して、オブジェクト3−2Cをポ
イントするようになった状態を示している。
【0007】図3のシステムでは、図3(b)の状態に
なったとき、オブジェクト3−2Cが選択される可能性
があるとみなし、ポインタ3−1の表示形態を変化させ
ている。図3の例では、ポインタ3−1の形状が左上向
きの矢印から、水平両方向の矢印に形状が変化してい
る。
【0008】図3(b)の状態から、ポインタ3−1が
再び移動し、オブジェクト3−2Cの表示領域の外に出
た時、ポインタ3−1の形状は元に戻る。オブジェクト
を指しているときのポインタ3−1の形状は指している
オブジェクトの種類等によって異なる場合がある。上記
の機能では、ポインタが1個のオブジェクトをポイント
している状態になって、初めてオブジェクトあるいはポ
インタの表示形態が変化する。
【0009】オブジェクトをポイントする従来技術とし
ては、次のようなものがある。特開平4−346124
号公報には、GUIシステムにおいて、使用者の過去の
操作内容を逐次記憶し、その情報に基づいて次の操作を
予測し、予測された次の操作の対象となるオブジェクト
の表示方法を変化させるユーザインタフェースシステム
が記載されている。これは、使用者の過去の操作履歴を
記録・分析し、その結果から被選択候補のオブジェクト
を選定するものである。
【0010】特開平8−63325号公報には、GUI
システムにおいて、第1、第2の2種類の既定の操作の
間におけるポインタの移動距離と移動に要した時間とに
フィッツの法則として知られる公式を適用し、算出され
た値と、ポインタ近傍の各被選択オブジェクトの大きさ
とを比較することにより、ポインタ近傍の被選択候補オ
ブジェクトに対して、次に選択される可能性の高い順に
順位付けを行うユーザインタフェースが記載されてい
る。第1、第2の操作の間は、ポインタ近傍のオブジェ
クトのうち、他のオブジェクトの背後に隠れて不可視に
なってたオブジェクトが一時的に可視状態になる。その
後、使用者が既定の操作を行う度に、ポインタ付近のオ
ブジェクトが順位の高い順に自動的に選択される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ユーザインターフェー
スシステムの現状では、被選択オブジェクトの表示領域
が小さい場合や細い場合、被選択オブジェクトをポイン
トする位置にポインタを移動するには、慎重な操作を要
し、このことが使用者のストレスや作業能率の低下など
の不利益の原因となっていた。
【0012】図2および図3で示した従来技術では、ポ
インタがオブジェクトをポイントする状態になって初め
て表示形態が変化するため、ポイントすることが困難な
オブジェクトをポイントしようとする時に発生する上記
不利益を回避することは難しい。
【0013】また、特開平4−346124号公報で
は、次の操作を予想するために、データ記録手段と、記
録を解析して次の操作を予想するための処理が必要であ
る。また、必ずしも使用者が予想通りの操作をするとは
限らず、予想が外れた場合、使用者が選択しようとして
いるオブジェクトの表示形態は変化しない。
【0014】また、特開平8−63325号公報では、
順位付けされた被選択オブジェクトのうち、実際に使用
者が選択しようとしているオブジェクトの順位が下位に
なってしまったときには、目的のオブジェクトが選択さ
れた状態になるまで、使用者はオブジェクトの切替え操
作を繰り返さなければならない。目的のオブジェクトの
順位がn番目になったとき、使用者はn−1回操作を行
わなければならない。
【0015】この発明は、以上のような点を考慮してな
されたものであり、使用者が直接オブジェクトをポイン
トしなくてもそれに準ずる操作、すなわちポインタを目
的のオブジェクトの近くまで移動させる操作を行うだけ
で、そのオブジェクトの表示形態を変化させるユーザイ
ンタフェースを提供することを課題とする。
【0016】通常、使用者がオブジェクトを選択しよう
とする場合、まさにそのオブジェクトをポイントする位
置まで、ポインタを移動させなければならない。この発
明は、ポインタの位置あるいは動きを利用してオブジェ
クトの選定を行って、選択しようとするオブジェクトが
被選択候補から外れることの少ないユーザインタフェー
スを提供することを課題とする。
【0017】使用者がオブジェクトを選択しようとする
ときには、ポインタを目的のオブジェクトの位置まで移
動させるので、ポインタは、必ず目的のオブジェクトの
近くにある。そのため、あらかじめ適当な距離を定めて
おき、ポインタと目的のオブジェクトの距離がその値よ
りも近いオブジェクトを被選択候補として選び出せば、
被選択候補の中に、使用者の目的のオブジェクトが含ま
れる可能性が高い。この発明は、上記のような観点か
ら、ポインタからの距離が所定値以内にあるオブジェク
トを被選択候補として選び出すことにより、必ず使用者
の目的のオブジェクトを含む被選択候補を選び出すこと
を課題とする。
【0018】また、この発明は、使用者のポインティン
グ作業をより容易にするために、被選択オブジェクトの
表示形態又は位置を適切に変更することを課題とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明は、ポインタ及
び複数個のオブジェクトを表示する表示手段と、表示手
段の画面上に表示されたポインタを用いてオブジェクト
を選択させるとともに他の所定の操作を入力しうる入力
手段と、表示されたオブジェクトの位置及びその表示形
態ならびにポインタの位置を記憶する記憶手段と、前記
ポインタとオブジェクトの位置関係についての所定の選
定条件を満たすオブジェクトを選定する選定手段と、選
定されたオブジェクトを記憶手段に記憶された表示形態
とは異なる所定の表示形態に変更する表示形態変更手段
と、所定の復帰条件が満たされた後は前記選定されたオ
ブジェクトを元の表示形態に復帰する表示形態復帰手段
とを備えることを特徴とするユーザインタフェースシス
テムを提供するものである。
【0020】
【発明の実施の形態】この発明の表示手段には、CR
T、LCD、PDP、FEDなど種々の表示装置を用い
ることができる。入力手段としては、キーボードの他、
タッチパネル、マウス、トラックボールライトペンなど
のポインティングデバイスを用いることができる。特
に、表示手段の画面上に表示されたポインタを移動し、
オブジェクトを選択するために、操作性の点からポイン
ティングデバイスを用いることが好ましい。
【0021】記憶手段は、RAM、ROM、ハードディ
スク、フロッピーディスクなど種々の記憶素子や装置が
用いられる。ただし、オブジェクトの位置やその表示形
態、ポインタの位置など、状況によって変化するデータ
については、書き換え可能なメモリ、たとえばRAM、
ハードディスクを用いることが必要である。
【0022】また、各手段によって実行されるユーザイ
ンタフェースの機能は、CPUを中心として、RAM、
ROM、タイマー、I/Oインターフェース等からな
る、いわゆるマイクロコンピュータを用いて実現でき
る。また、これらの機能は、CPUによってRAM、R
OM等に記録されたプログラムに基づいて実行される。
このプログラムは、種々の記録媒体に記憶された形で提
供される。たとえばマイクロコンピュータのRAM、R
OM等の記憶素子に記憶された形態、ハードディスク、
フロッピーディスク、CD−ROM、MO等の可搬型の
記憶媒体に記憶された形態、ネットワークを介して遠隔
地にあるサーバの中に記憶されたプログラムを必要な時
にマイクロコンピュータ内部の記憶手段にダウンロード
する形態などである。
【0023】選定手段、表示形態変更手段、表示形態復
帰手段は、CPUが前記プログラムに基づいて実行する
機能の一部である。選定手段がオブジェクトを選定する
所定の選定条件とは、表示手段の画面上に表示されたポ
インタとオブジェクトとの位置関係によって決定される
ものである。一般に、画面上には、矢印等のアイコンで
表され使用者の操作で自由に画面上を移動できるポイン
タと、通常表示位置が固定された複数個のオブジェクト
が表示されている。
【0024】使用者は、目的のオブジェクトを選択する
ために、ポインタをその目的のオブジェクトまで移動さ
せる操作をするので、オブジェクトを選択をしようとす
る場合は、必ずポンイタはその目的オブジェクトの近傍
あるいは同じ位置にある。したがって、このようなポイ
ンティング操作の特性を考慮すれば、ポインタとオブジ
ェクトの位置関係、特にポインタとオブジェクトの距離
を選定条件とすることが好ましい。
【0025】ここで、前記ポインタとオブジェクトとの
画面上での距離を算出する距離算出手段をさらに備え、
前記選定手段が、前記距離算出手段によって算出された
距離が所定の基準値以下であるオブジェクトを選定する
ようにしてもよい。所定の基準値は、RAM、ハードデ
ィスク等の記憶手段に記憶することができる。距離算出
手段によって算出される距離は、表示手段の画面上のポ
インタとオブジェクトの座標値を利用すれば算出でき
る。
【0026】また、前記ポインタの画面上の位置が変化
したことを検知する検知手段と、検知手段がポインタの
位置の変化を検知するごとに、前記選定手段にオブジェ
クトの選定を行わせ、かつ前記表示形態変更手段に選定
されたオブジェクトを所定の表示形態に変更させるよう
制御する制御手段を備えるようにしてもよい。ここで、
ポインタの位置の変化は、ポインタの座標値の変化を用
いればよい。制御手段は、CPUを中心とするマイクロ
コンピュータで実現できる。
【0027】また、前記入力手段からポインタを用いて
オブジェクトを選択する操作以外の所定の操作がなされ
た場合にのみ、前記選定手段、表示形態変更手段及び表
示形態復帰手段を起動させるようにしてもよい。ここ
で、所定の操作とは、たとえばキーボード上の特定のキ
ー入力である。特定のキーは、システム上予め決められ
るか又は、使用者が必要に応じて定義してもよい。
【0028】また、前記ポインタの移動速度を測定する
測定手段を備え、移動速度が所定値以下である状態が所
定時間以上継続した場合にのみ、前記選定手段及び表示
形態変更手段を起動させるようにしてもよい。移動速度
の測定は、変化した座標値とその変化時間から求めれば
よい。移動速度の所定値及び継続する所定時間は、RA
M、ハードディスク等に記憶することかでき、またこれ
らの値は使用者が設定できるようにしてもよい。
【0029】また、前記入力手段から所定の操作がなさ
れた場合にのみ、前記表示形態復帰手段を起動させ、異
なる表示形態となっていたオブジェクトを元の表示形態
に復帰させるようにしてもよい。ここで、所定の操作と
は、前記したのと同様に特定のキー入力を用いることが
できる。また、この場合は、ポインタを移動する操作を
含んでもよい。
【0030】また、前記表示形態変更手段によって表示
形態が変更された後の時間を計時する計時手段を備え、
計時された時間が所定の時間を経過した場合に前記表示
形態復帰手段を起動させ、異なる表示形態となっていた
オブジェクトを元の表示形態に復帰させるようにしても
よい。ここで計時手段は、マイクロコンピュータのタイ
マーを利用することができる。所定の時間は、RAM、
ハードディスク等に記憶され、使用者が設定できるよう
にしてもよい。
【0031】また、前記選定手段が選定したオブジェク
トが複数個ある場合に、所定の基準に基づいて最も選定
される可能性の高いと判断したオブジェクトをポインタ
の画面上の位置まで移動させるオブジェクト移動手段を
備えるようにしてもよい。オブジェクト移動手段の機能
はCPUによって実行される。ここで所定の基準とは、
たとえば、選定手段によって選定された複数のオブジェ
クトのうち、距離算出手段によって算出された距離が最
も短いオブジェクト、言いかえれば、ポインタに最も近
いオブジェクトを移動の対象とすることである。
【0032】また、前記ポインタとオブジェクトとの画
面上での距離を算出する距離算出手段を備え、前記選定
手段が、前記距離算出手段によって算出された距離が最
も短いオブジェクトを選定するようにしてもよい。
【0033】以下、図面に示す実施の形態に基づいてこ
の発明を詳述する。なお、これによってこの発明が限定
されるものではない。
【0034】第1実施例:図1は、この発明の第1の実
施例の基本構成のブロック図である。パソコンなどユー
ザインタフェースを持つシステムではこれ以外の機能も
持つが、図1はこの発明に係わる部分のみを示してい
る。入力制御部1−2は、ポインティングデバイス1−
1から送られる座標入力信号1−12を受信し、ポイン
タの座標データ1−13として制御部1−3に送信す
る。表示制御部1−4は、制御部1−3からの表示更新
指示1−14を受けると、被選択オブジェクトテーブル
1−11に保持された被選択オブジェクトの表示位置お
よび表示状態など1−22のデータを参照して、画面上
の被選択オブジェクトの表示を更新する。また表示制御
部1−4は、表示信号1−15を表示装置1−5に送出
する。
【0035】図1において、この発明の特徴的な部分
は、ポインタ・オブジェクト間距離算出機構1−6、被
選択候補選定機構1−7、被選択候補オブジェクトリス
ト1−8、被選択候補オブジェクト表示形態変更機構1
−9および被選択候補オブジェクト表示形態復帰機構1
−10であり、これらの機構を動作させることにより、
オブジェクトの表示形態の変更・復帰を行う。
【0036】このようなユーザインタフェースシステム
の各機構は、主としてCPUによって実現され、その動
作はRAM、ROM等に記憶されたプログラムに基づい
て実行される。
【0037】以下に、被選択候補オブジェクトの表示形
態の変更手順を示す。制御部1−3は、被選択候補オブ
ジェクトの表示形態の変更機能を起動させるための条件
が満たされると、被選択候補オブジェクト選定機構1−
7に指示1−19を送出する。この条件とは、たとえば
ポインタの移動位置や移動速度の変化である。
【0038】被選択候補オブジェクト選定機構1−7
は、指示1−19を受けると、まず被選択候補オブジェ
クトリスト1−8に保持された内容を抹消する。その
後、被選択オブジェクトテーブル1−11に保持された
各被選択オブジェクトのデータ1−26を読み取り、そ
れぞれの被選択オブジェクトに対して、ポインタ・オブ
ジェクト間距離算出機構1−6を適用し、距離1−27
を得る。被選択候補オブジェクト選定機構1−7は得ら
れた距離1−27に所定の基準を適用し、基準に合致す
る被選択オブジェクトを、選定された被選択候補オブジ
ェクト1−20として被選択候補オブジェクトリスト1
−8の記録内容に追加する。
【0039】被選択オブジェクトテーブル1−11に保
持された全ての被選択オブジェクトを処理すると、被選
択候補オブジェクト選定機構1−7の選定処理は終了す
る。ここで、所定の基準とは、オブジェクトの選定基準
であり、たとえばポインタの現在の表示位置から一定の
距離以内のオブジェクトを選択するという基準を利用す
る。なお、ポインタ・オブジェクト間距離算出機構1−
6によって算出する距離に関しては、各種の定義があり
うるが、以下の例では、ポインタの指す点とオブジェク
トの表示領域のうちもっともポインタの指す点に近い点
との直線距離を用いることにする。
【0040】制御部1−3は、被選択候補オブジェクト
選定機構1−7による処理の終了を確認すると、続いて
被選択候補オブジェクト表示形態変更機構1−9に指示
1−16を送出する。被選択候補オブジェクト表示形態
機構1−9は、指示1−16を受けると、被選択候補オ
ブジェクトリスト1−8に記録された全ての被選択候補
オブジェクト1−21を読み取り、その表示形態を変更
するように被選択オブジェクトテーブル1−11の表示
形態属性の部分を書き換える(図1の1−23)。
【0041】被選択候補オブジェクトリスト1−8に記
録された全ての被選択候補オブジェクトを処理すると、
被選択候補オブジェクト表示形態変更機構1−9の処理
は終了する。制御部1−3は、被選択候補オブジェクト
表示形態変更機構1−9による処理の終了を確認する
と、表示制御部1−4に表示更新指示1−14を送出す
る。
【0042】表示制御部1−4は表示更新指示1−14
を受けると、被選択オブジェクトテーブル1−11の記
録内容(図1の1−22)を参照して、各被選択オブジ
ェクトの表示形態を更新する。
【0043】この時、被選択候補オブジェクトとして選
定されたオブジェクトの表示形態の属性は被選択候補オ
ブジェクト表示形態変更機構1−9によって変更されて
いるので、画面には通常と異なる形態で表示される。た
とえば、図6の6−1の位置にポインタが移動される
と、ポインタ近傍の3つのアイコン(5−11,5−1
2,5−13)は、図9に示すように、円で囲まれた表
示に変更される。
【0044】次に、変更された被選択候補オブジェクト
の表示形態の復帰手順を示す。制御部1−3は、被選択
候補オブジェクトの表示形態の復帰機能を起動させるた
めの条件が満たされると、被選択候補オブジェクト表示
形態復帰機構1−10に指示1−17を送出する。この
条件とは、例えばポインタの移動位置や特定操作の実
行、経過時間などである。
【0045】被選択候補オブジェクト表示形態復帰機構
1−10は、指示1−17を受けると、被選択候補オブ
ジェクトリスト1−8に記録された全ての被選択候補オ
ブジェクト1−21を読み取り、その表示形態を通常の
状態に復帰するように被選択オブジェクトテーブル1−
11の表示形態属性の部分を書き換える(図1の1−2
4)。
【0046】被選択候補オブジェクトリスト1−8に記
録された全ての被選択候補オブジェクトを処理すると、
被選択候補オブジェクト表示形態復帰機構1−10の処
理は終了する。制御1−3は、被選択候補オブジェクト
表示形態復帰機構1−10による処理の終了を確認する
と、表示制御部1−4に表示更新指示1−14を送出す
る。
【0047】表示制御部1−4は表示更新指示1−14
を受けると、被選択オブジェクトテーブル1−11の記
録内容(図1の1−22)を参照して、各被選択オブジ
ェクトの表示形態を更新する。この時、被選択候補オブ
ジェクトとして選定されたオブジェクトの表示形態の属
性は被選択候補オブジェクト表示形態復帰機構1−10
によって復帰されているので、結果として画面には全て
の被選択オブジェクトが通常の形態で表示される。
【0048】図4は被選択候補オブジェクトテーブル1
−11の記録内容の一実施例である。また、図5は画面
表示の一実施例である。図5の5−1はポインタ、5−
2はウィンドウである。5−3〜5−17は全て被選択
オブジェクトである。各被選択オブジェクトは次のよう
な意味を持つと想定する。
【0049】オブジェクト5−3〜5−6はウィンドウ
5−2の四隅に、オブジェクト5−7〜5−10はウィ
ンドウの各辺についており、使用者はこれらを操作する
ことでウィンドウ5−2の大きさを調節できる。オブジ
ェクト5−11〜5−16はアイコンである。アイコン
5−11〜5−13はウィンドウ5−2の内部に、アイ
コン5−14〜5−16は、ウィンドウ5−2の外に配
置されている。また、アイコン5−14〜5−16は互
いに重なり合って表示されている。オブジェクト5−1
7は、ボタンである。オブジェクト5−17は6つの正
方形からなっているが、その一つ一つが独立したボタン
である。
【0050】被選択候補オブジェクトテーブル1−11
には、画面に表示された全ての被選択オブジェクトが保
持されるが、図4では5−3〜5−6および5−11〜
5−13のみを示し、その他のオブジェクトは省略して
いる。図4に示した被選択候補オブジェクトテーブル1
−11では、横の列が各被選択オブジェクトに対応し、
オブジェクトごとに、ID(識別名)4−1と位置(座
標)4−2、形状4−3およひ表示形態の属性4−4を
保持している。
【0051】ID4−1は、各オブジェクトに一意に定
まるように割り当てられており、IDの情報のみで全て
のオブジェクトの中から1つを特定できる。システム
が、ID4−1のような情報を持っているなら、被選択
候補オブジェクトリスト1−8に被選択候補オブジェク
トを記録する際にはこのIDを記録すれば良い。以後の
説明では、被選択候補オブジェクトリスト1−8には各
被選択候補オブジェクトのIDが記録されることにす
る。
【0052】テーブルの表示形態属性4−4には、表示
形態を通常の状態からどのように変更するのかの属性が
記録される。実際に実施する場合は、よりシステムに扱
い易い形式の具体的な情報が記録されるが、ここでは便
宜的に日本語の抽象的な表現で示す。この欄に「通常」
と記録されている場合、オブジェクトは通常の表示形態
で表示されることを意味する。このように、ポインタの
移動位置を検出し、ポインタ近傍のオブジェクトの表示
形態を一時的に変更することで、オブジェクトをポイン
トしやすくすることができ、使用者のポインティング作
業のストレスを軽減し、作業効率を向上させることがで
きる。
【0053】次に、図1における被選択候補オブジェク
ト選定機構1−7における選定処理の内容について説明
する。各々のポインタ・オブジェクト間距離と比較する
基準値をDとする。制御部1−3が被選択候補オブジェ
クト選定機構1−7に指示1−19を送出した時点で、
被選択候補オブジェクト選定機構1−7は、ポインタが
指す点から半径Dの円内にあるオブジェクトを被選択候
補オブジェクトとして選定する。
【0054】図6は、このような選択処理の説明図であ
る。図6は図5の状態に比べて、ポインタが5−1の位
置から6−1の位置に移動した状態である。ポインタが
5−1の位置にある状態では半径Dの円内にあるオブジ
ェクトは1つもないので、このとき被選択候補オブジェ
クト選定機構1−7に指示1−19を送出しても、被選
択候補オブジェクトとしては1つのオブジェクトも選定
されず、結果、被選択候補オブジェクトリスト1−8の
内容は空になる。
【0055】しかし、ポインタが6−1の位置にある状
態で、指示1−19が送出されると、半径Dの円内にオ
ブジェクト5−11〜5−13が存在するので、被選択
候補オブジェクトリスト1−8には、この3つのオブジ
ェクトのIDが記録される。よって、被選択候補オブジ
ェクトリスト1−8の内容は図7のようになる。図7
で、各オブジェクトのIDの右横には、図6におけるオ
ブジェクトの符号を示している。
【0056】図8に、この発明の、被選択候補オブジェ
クト選定機構1−7で行われる選定処理のフローチャー
トを示す。処理8−1では、被選択候補オブジェクトリ
スト1−8の内容を抹消し、空にする。その後、被選択
オブジェクトテーブル1−11から、順次被選択オブジ
ェクトのデータ1−26を読み取りながら処理を進め
る。処理8−2では、被選択オブジェクトテーブル1−
11から、まだ処理していない被選択オブジェクトのデ
ータを受け取る。その被選択オブジェクトをAとする。
処理8−3でオブジェクトAと、その時点でのポインタ
位置との距離を算出する。その距離をdとする。
【0057】処理8−4では、距離dと、基準値Dとを
比較する。比較の結果、dがDよりも小さければ、オブ
ジェクトAは、ポインタから判断基準よりも近い距離に
あることになるので、処理8−5でそのIDを被選択候
補オブジェクトリスト1−8に追加する。処理8−6で
は、被選択オブジェクトテーブル1−11にあるオブジ
ェクトを全て処理したかを調べ、まだ処理していないオ
ブジェクトが残っていれば、処理8−2以降の処理を繰
り返す。被選択オブジェクトテーブル1−11にあるオ
ブジェクトを全て処理した時点で、処理は完了する。
【0058】なお、基準値Dの実際の値は、表示画面の
大きさ、アイコンの大きさ・数、ポインタの大きさ、利
用アプリケーション等によって適切な値が異なると考え
られるので、一義的に決定できるものではない。目的と
するオブジェクトが必ず含まれるような値とすることが
好ましい。利用形態によっては、基準値D=1cm程度
が適切な場合もあり、5cm程度とした方がよい場合も
ある。したがって、基準値の値は使用者が必要に応じて
変更できるようにしてもよい。
【0059】次に、ポインタが移動するのを常時監視
し、移動を検知した場合に表示形態の変更・復帰をする
処理について説明する。図1において、ポインタの移動
が検出されるたびに、制御部1−3が、被選択候補オブ
ジェクト表示形態復帰機構1−10への指示1−17、
被選択候補オブジェクト選定機構1−7への指示1−1
9、被選択候補オブジェクト1−9への指示1−16、
表示制御部1−4への表示更新指示1−14をこの順に
送出するという一連の処理からなる。この処理の具体例
を、図9から図14を用いて説明する。
【0060】図9は、図6の画面の状態に被選択オブジ
ェクト表示形態変更機能が適用された状態を表してい
る。ここでは、ポインタの近くのアイコン5−11〜5
−13の表示形態が変更され、円で囲まれているものと
する。この時、被選択候補オブジェクトリスト1−8の
記録内容は図7と同様である。また、被選択オブジシェ
クトテーブル1−11のアイコン5−11〜5−13の
行は図10のようになる。次に、使用者が図9の9−1
の位置までポインタを移動させたとする。制御部1−3
はこの移動を検知し、上記の処理を実行する。
【0061】制御部1−3は、被選択候補オブジェクト
表示形態復帰機構1−10に指示1−17を送出する。
この時点で、被選択候補オブジェクトリスト1−8の記
録内容は図7のままなので、被選択候補オブジェクト表
示形態復帰機構1−10の処理は、アイコン5−11〜
5−13に適用される。結果、被選択オブジェクトテー
ブル1−11のアイコン5−11〜5−13の行が図1
1のように変更される。しかし、表示制御部1−4への
表示更新指示1−14の指示が送られていないため、画
面の表示内容は変更されず、図9のままである。
【0062】制御部1−3は次に、被選択候補オブジェ
クト選定機構1−7に指示1−19を送る。図9に半径
Dの円を示したとおり、ポインタが9−1の位置にある
場合、被選択候補オブジェクトに選ばれるのはアイコン
5−11のみである。結果、被選択候補オブジェクトリ
スト1−8の記録内容は図12のようになる。
【0063】制御部1−3は次に、被選択候補オブジェ
クト1−9への指示1−16を送る。被選択候補オブジ
ェクトとして選ばれているのはアイコン5−11だけな
ので、被選択オブジェクトテーブル1−11のアイコン
5−11の表示属性のみが書き換えられ、図13のよう
になる。
【0064】最後に制御部1−3は表示制御部1−4に
表示更新指示1−14を送る。この時、被選択オブジェ
クトテーブル1−11ではアイコン5−11の表示属性
のみが「円で囲まれている」になっており、他のオブジ
ェクトの属性は「通常」なので、アイコン5−11のみ
が通常とは異なる形態(円で囲まれた形態)で表示され
る。よって、画面表示は図14のようになる。
【0065】上記の処理が十分に短い時間でなさされ
ば、結果として、使用者の目には、ポインタを移動させ
たことにより、アイコン5−12と5−13を囲んでい
た円が消滅したように見える。
【0066】このように、ポインタの移動を検知して、
その存在位置の近傍のオブジェクトの表示形態を変更す
るようにしているので、使用者は通常のポインティング
操作と異なる特別の操作をすることなく、容易に目的の
オブジェクトをポイントできる。
【0067】第2実施例:図15に、この発明の第2の
実施例の構成ブロック図を示す。図15は、入力デバイ
ス15−1、表示形態変更指示信号15−2および表示
形態変更要求15−3を備える点が図1と異なる。ここ
で、入力デバイスとは、ポインティングデバイス以外の
装置であり、たとえば、キーボードである。あるいは、
マウスのボタンのようにポインティングデバイスがそな
える、ポインティング以外の入力手段も入力デバイス1
5−1となり得る。
【0068】使用者は、被選択候補オブジェクトの変更
機能を起動させたいときに、入力デバイス15−1に対
して既定の操作を行う。既定の操作とは、たとえば、所
定のキー入力、あるいはいくつかのキーの同時入力によ
る操作である。この操作より、表示形態変更指示信号1
5−2が、入力制御部1−2に送信される。入力制御部
15−3は、表示形態変更指示信号15−2を受信する
と、表示形態変更要求15−3を制御部1−3に送信す
る。
【0069】制御部1−3は、表示形態変更要求15−
3を受信すると、被選択候補オブジェクト選定機構1−
7への指示1−19に始まるすでに説明した一連の処理
を実行する。このような構成を備えることによって、表
示形態の変更を使用者自身の意思でただちに容易に行う
ことができる。
【0070】第3実施例:図16に、この発明の第3の
実施例の構成ブロック図を示す。図16は、ポインタ速
度監視機構16−1、表示形態変更指示16−2および
カウンタリセット指示16−3を備える点が図1と異な
る。
【0071】ポインタ速度監視機構16−1は、カウン
タnを持っており、nの値はシステム起動時に0に初期
化される。また、制御部1−3がカウンタリセット指示
16−3を送出したときも、nは0に初期化される。シ
ステム動作中、被選択候補オブジェクトの表示形態が変
更されていないとき、ポインタ速度監視機構16−1
は、一定時間T毎に入力制御部1−2から、ポインタ1
−13座標を取得し、図17に示す速度監視処理を行
う。
【0072】図17は、速度監視処理のフローチャート
である。なお、フローチャートに示す既定値T、Vおよ
びNはシステム設計時において適切な値が決められる。
17−1でポインタの速度を算出する。その速度をvと
する。速度の算出方法としては複数考えられるが、例え
ば、前回の処理時点でのポインタの座標を記憶してお
き、前回からの移動距離を算出し、これをTで割れば速
度が得られる。Tが十分短ければ、実用に十分な精度で
速度が得られる。
【0073】次に、17−2で、算出された速度vと既
定値Vを比較する。vがVよりも大きいときは、17−
6でnの値を0に戻して処理を終了する。vがV以下だ
った時は、17−3でnの値を1だけ増やす。17−4
で、このnの値を既定値Nと比較する。nがNよりも小
さければ、処理を終了する。nがN以上なら、制御部1
−13に表示形態変更指示16−2を送出し、処理を終
了する。
【0074】制御部1−13は、ポインタ速度監視機構
16−1からの表示形態変更指示16−2を受信する
と、被選択候補オブジェクト選定機構1−7への指示1
−19に始まる一連の処理を実行する。結果として、V
以下の速度が連続して、T×N以上の時間続くと表示形
態変更指示16−2が送出される。すなわち、ポインタ
があまり動かされない時に、表示形態を変更するように
動作する。
【0075】このようにすれば、ポインタを速く移動さ
せているときは、オブジェクトの表示形態の変更はな
く、目的のオブジェクトにポインタが近づいて速度が遅
くなったときにオブジェクトの表示形態を変更でき、使
用者にとってよりわかりやすい表示を行うことができ
る。
【0076】また、制御部1−3は、被選択候補オブジ
ェクトの表示形態を復帰するときに、同時にカウンタリ
セット指示16−3を送出する。
【0077】図18に、ポインタ速度監視機構16−1
が算出するポインタの移動速度の時間的変化の実施例の
グラフを示す。ここで、Nを4とする。時刻t1で速度
vがV以下になっているが、その後、時刻t1を含め
て、3回しか続かないので、表示形態変更指示16−2
は送出されない。その後、時刻t2で再びvがV以下に
なっている。その後、v以下の速度が4回続けて観測さ
れた時刻t3で表示形態変更指示16−2が送出され
る。
【0078】第4実施例:図19に、この発明の第4の
実施例の構成ブロック図を示す。図19は図15とほぼ
同様であるが、復帰指示信号19−2、復帰要求19−
3が送出される点が異なる。ここで、制御部1−3が既
定の操作を検知したときに、被選択候補オブジェクト表
示形態復帰機構1−10に指示1−17を送出するよう
にすればよい。既定の操作としては、ポインタの移動や
ポインティングデバイス以外の入力デバイスの操作を用
いることができる。このようにすれば、表示形態の復帰
についても、使用者の意思でただちに容易にできる。
【0079】また、表示形態の復帰処理において、被選
択候補オブジェクトの表示形態を変更後、所定の時間が
経過したときに、制御部1−13が自動的に被選択候補
オブジェクト表示形態復帰機構1−10に指示1−17
を送出するようにしてもよい。このようにすれば、ポイ
ンタが動かされない状態が継続したときなどに、自動的
に表示形態を復帰できる。
【0080】図20に、表示形態の変更の一実施例の表
示画面を示す。図20は、図5の画面のオブジェクト5
−6の周辺を拡大したものである。図20(a)と
(b)は、別の時刻の表示状態を示しており、図20
(a)では20−1の位置にあったポインタが、図20
(b)では20−2の位置に移動している。この移動に
よって、オブジェクト5−6は、形状はそのままで拡大
表示される。このように拡大表示すれば、使用者のポイ
ンティング操作が容易となる。
【0081】図21に、表示形態の変更の一実施例の表
示画面を示す。図21は、図5の画面のオブジェクト5
−6の周辺を拡大したものである。図21(a)と
(b)は別の時刻の表示状態を示しており、図21
(a)では21−1の位置にあったポインタが、図21
(b)では21−2の位置に移動している。この移動に
よって、オブジェクト5−6、5−10および5−11
は、形状はそのままでそれぞれに円21−3〜21−5
が付加される。このように円を付加すれば、目的とする
オブジェクトの視認性がよくなり、ポインティング操作
が改善できる。
【0082】図22に、表示形態の変更の一実施例の表
示画面を示す。図22は、図5の画面のオブジェクト5
−14〜5−16の周辺を拡大したものである。図22
(a)と(b)は別の時刻の表示形態を示しており、図
22(a)では22−1の位置にあったポインタが、図
22(b)では22−2の位置に移動している。この移
動によって、オブジェクト5−14〜5−16は重なり
が解除され、別々の位置に分散表示される。このように
表示することにより、重なっていたオブジェクトのポイ
ンティング操作が容易になる。
【0083】図23に、表示形態の変更の実施例の表示
画面を示す。図23は、図5の画面のオブジェクト5−
17の周辺を拡大したものである。オブジェクト5−1
7の6つの小さな正方形は、それぞれが独立した被選択
オブジェクトであり、使用者はこの6つの中から目的の
オブジェクトを選ぶ。図23(a)と(b)は別の時刻
の表示状態を示しており、図23(a)では23−1の
位置にあったポインタが、図23(b)では23−2の
位置に移動している。この移動によって、オブジェクト
5−17にそれぞれの正方形から引き出し線がひかれ、
その一端に「Button1」、「Button2」などと書かれた
図形が表示される。このようにすれば、小さなオブジェ
クトのポインティング操作が容易になる。
【0084】図24に、表示形態の変更の一実施例の表
示画面を示す。図24は、図5の画面のオブジェクト5
−4、5−14などの周辺を拡大したものである。図2
4(a)と(b)は別の時刻の表示状態を示しており、
図24(a)では図の外側にあったポインタが、図24
(b)では24−1の位置に移動している。この移動に
よって、ポインタの近くにあるオブジェクト5−4は拡
大表示され、5−14〜5−16は分散表示されてい
る。この他、図20から図23に示した表示形態の変更
を適宜組合わせることにより、よりわかりやすいオブジ
ェクトのポインティングが可能となる。
【0085】図25に、表示形態の変更の一実施例の表
示画面を示す。図25は、図5の画面のオブジェクト5
−11〜5−13の周辺を拡大したものである。図25
(a)と(b)は別の時刻の表示状態を示しており、図
25(a)では25−1の位置にあったポインタが、図
25(b)では25−2の位置に移動している。この移
動によって、ポインタに最も近いオブジェクト5−13
がポインタの位置まで移動している。
【0086】ポインタから最も近いオブジェクトを選択
する処理は、被選択候補オブジェクト選定機構1−7に
より実現できる。図26に、このフローチャートを示
す。まず、26−1で変数dminの値を無限大にす
る。システムの設計上、無限大という値を取り扱えない
場合は、ポインタと被選択オブジェクト間の距離として
有りえない、十分大きな値で代用する。次に、26−2
で、被選択オブジェクトテーブル1−11から、オブジ
ェクトを取得する。取得したオブジェクトをAとする。
26−3で、オブジェクトAにポインタ−オブジェクト
間距離算出機構1−6を適用し、距離を算出する。この
距離をdとする。
【0087】26−4で、dとdminを比較する。こ
の比較の結果、dがdminよりも小さかった場合、オ
ブジェクトを保持する変数XにAを代入し、dminに
dを代入する。26−6で、被選択オブジェクトテーブ
ル1−11内の全ての被選択オブジェクトを処理したか
調べ、また処理していないオブジェクトが残っていれ
ば、26−2以降の処理を繰り返す。全てのオブジェク
トを処理し終われば処理を終了する。処理を終了した時
点での、オブジェクトXが、ポインタから最も近いオブ
ジェクトである。
【0088】なお、上記の処理では、ポインタから最も
近いオブジェクトが全く同じ距離に複数存在する場合
は、たとえば先に処理したオブジェクトを選べばよい。
このようにポインタに最も近いオブジェクトをポインタ
の位置まで移動させれば、オブジェクトをポイントする
手間が省け、ポインティング作業が容易となる。
【0089】また、上記した実施例では、ポインタ近傍
にあって所定の条件を満たしたオブジェクトは、すべて
表示形態を変更する候補として選定されていた。被選択
候補オブジェクト選定機構1−7で上記の図26の処理
を行って、ポインタから最も近いオブジェクトを見つ
け、そのIDを被選択候補オブジェクトリスト1−8に
記録するようにすれば、目的のオブジェクトとなる可能
性の最も高いオブジェクトのみを選択することができ
る。
【0090】
【発明の効果】この発明によれば、ポインタ周辺の被選
択オブジェクトの表示形態を一時的に変更するようにし
ているので、オブジェクトのポイントがしやすくなり、
使用者のストレスの軽減,作業効率の向上ができる。
【0091】また、ポインタの位置から所定距離以内の
オブジェクトを選び出すようにしているので、使用者の
目的のオブジェクトを含む被選択候補オブジェクトを選
び出すことが容易となる。
【0092】ポインタの移動に追随してリアルタイムに
被選択候補オブジェクトの表示形態を変更させるので、
特別の操作をすることなく、通常のポインティング操作
をするだけで容易に目的のオブジェクトをポイントでき
る。
【0093】また、特定の操作を表示形態の変更又は復
帰操作と定義づけることによって、使用者が希望すると
きに、直ちに使用者自身の意思で変更又は復帰が可能と
なる。また、ポインタ近傍の小さなオブジェクトでも拡
大表示するようにしているので、ポイントし易くでき
る。また、ポイント近傍のオブジェクトを図形で囲むこ
とによって、小さなオブジェクトでもポイントし易くな
り、またオブジェクトの視認性が向上できる。
【0094】重なり合って、あるいは密集して表示され
たオブジェクトの表示位置を一時的にずらすこと、ある
いはそのオブジェクトの表示位置から引き出し線を引く
ことにより、ポイントし易くできる。最も選択される可
能性の高いオブジェクトが自動的にポインタの位置まで
移動するので、使用者がオブジェクトをポイントする手
間を省くことができる。ポインタから最も近いオブジェ
クトを被選択候補として選ぶようにするので、最も選択
される可能性の高いと考えられるオブジェクトのみを選
択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の構成ブロック図であ
る。
【図2】従来技術の表示内容の一例を示した図である。
【図3】従来技術の表示内容の一例を示した図である。
【図4】この発明の被選択オブジェクトテーブル1−1
1の記録内容の一実施例を示した図である。
【図5】この発明のユーザインタフェースシステムの一
実施例における画面表示図である。
【図6】この発明の選択処理の説明図である。
【図7】この発明の被選択候補オブジェクトリスト1−
8の記録内容の説明図である。
【図8】この発明の被選択候補オブジェクト選択機構1
−7で行う処理のフローチャートである。
【図9】この発明において、ポインタ移動による表示形
態の変更,復帰の処理を説明する図である。
【図10】図9に関して、ポインタ移動前の被選択オブ
ジェクトテーブル1−11の記録内容の説明図である。
【図11】図9に関して、ポインタ移動後の、被選択オ
ブジェクト表示形態復帰処理後の、被選択オブジェクト
テーブル1−11の記録内容の説明図である。
【図12】図9に関して、ポインタ移動後の被選択候補
リスト1−8の記録内容の説明図である。
【図13】図9に関して、ポインタ移動後の、被選択候
補オブジェクト表示形態変更処理後の、被選択オブジェ
クトテーブル1−11の記録内容の説明図である。
【図14】図9の状態から、ポインタ移動後の画面表示
図である。
【図15】この発明の第2実施例の構成ブロック図であ
る。
【図16】この発明の第3実施例の構成ブロック図であ
る。
【図17】この発明の第3実施例におけるポインタ速度
監視機構16−1で行う処理のフローチャートである。
【図18】この発明の第3実施例においてポインタ速度
の時間変化を示すグラフである。
【図19】この発明の第4実施例の構成ブロック図であ
る。
【図20】この発明の表示形態の変更の一実施例につい
ての説明図である。
【図21】この発明の表示形態の変更の一実施例につい
ての説明図である。
【図22】この発明の表示形態の変更の一実施例につい
ての説明図である。
【図23】この発明の表示形態の変更の一実施例につい
ての説明図である。
【図24】この発明の表示形態の変更の一実施例につい
ての説明図である。
【図25】この発明の表示形態の変更の一実施例につい
ての説明図である。
【図26】この発明の被選択候補オブジェクト選定機構
1−7で行う、ポインタから最も近い被選択オブジェク
トを選択する処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1−1 ポインティングデバイス 1−2 入力制御部 1−3 制御部 1−4 表示制御部 1−5 表示装置 1−6 ポインタ-オブジェクト間距離算出機構 1−7 被選択候補オブジェクト選定機構 1−8 被選択候補オブジェクトリスト 1−9 被選択候補オブジェクト表示形態変更機構 1−10 被選択候補オブジェクト表示形態復帰機構 1−11 被選択オブジェクトテーブル

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポインタ及び複数個のオブジェクトを表
    示する表示手段と、表示手段の画面上に表示されたポイ
    ンタを用いてオブジェクトを選択させるとともに他の所
    定の操作を入力しうる入力手段と、表示されたオブジェ
    クトの位置及びその表示形態ならびにポインタの位置を
    記憶する記憶手段と、前記ポインタとオブジェクトの位
    置関係についての所定の選定条件を満たすオブジェクト
    を選定する選定手段と、選定されたオブジェクトを記憶
    手段に記憶された表示形態とは異なる所定の表示形態に
    変更する表示形態変更手段と、所定の復帰条件が満たさ
    れた後は前記選定されたオブジェクトを元の表示形態に
    復帰する表示形態復帰手段とを備えることを特徴とする
    ユーザインタフェースシステム。
  2. 【請求項2】 前記ポインタとオブジェクトとの画面上
    での距離を算出する距離算出手段をさらに備え、前記選
    定手段が、前記距離算出手段によって算出された距離が
    所定の基準値以下であるオブジェクトを選定することを
    特徴とする請求項1記載のユーザインタフェースシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記ポインタの画面上の位置が変化した
    ことを検知する検知手段と、 検知手段がポインタの位置の変化を検知するごとに前記
    選定手段にオブジェクトの選定を行わせ、かつ前記表示
    形態変更手段に選定されたオブジェクトを所定の表示形
    態に変更させるよう制御する制御手段とを備えることを
    特徴とする請求項1又は2記載のユーザインタフェース
    システム。
  4. 【請求項4】 前記入力手段によってポインタを用いて
    オブジェクトを選択させる操作以外の所定の操作が入力
    された場合にのみ、前記選定手段、表示形態変更手段及
    び表示形態復帰手段を起動させることを特徴とする請求
    項1記載のユーザインタフェースシステム。
  5. 【請求項5】 前記ポインタの移動速度を測定する測定
    手段を備え、移動速度が所定値以下である状態が所定時
    間以上継続した場合にのみ、前記選定手段及び表示形態
    変更手段を起動させることを特徴とする請求項1記載の
    ユーザインタフェースシステム。
  6. 【請求項6】 前記入力手段から所定の操作がなされた
    場合にのみ、前記表示形態復帰手段を起動させ、異なる
    表示形態となっていたオブジェクトを元の表示形態に復
    帰させることを特徴とする請求項1のユーザインタフェ
    ースシステム。
  7. 【請求項7】 前記表示形態変更手段によって表示形態
    が変更された後の時間を計時する計時手段を備え、計時
    された時間が所定の時間を経過した場合に前記表示形態
    復帰手段を起動させ、異なる表示形態となっていたオブ
    ジェクトを元の表示形態に復帰させることを特徴とする
    請求項1のユーザインタフェースシステム。
  8. 【請求項8】 前記表示形態変更手段が、オブジェクト
    の形状はそのままで、その大きさを拡大するように表示
    形態を変更することを特徴とする請求項1のユーザイン
    タフェースシステム。
  9. 【請求項9】 前記表示形態変更手段が、オブジェクト
    を特定の図形で囲むか、あるいはオブジェクトに特定の
    図形を付加するように表示形態を変更することを特徴と
    する請求項1のユーザインタフェースシステム。
  10. 【請求項10】 前記表示形態変更手段が、オブジェク
    トの表示位置を変更することによって表示形態を変更す
    ることを特徴とする請求項1のユーザインタフェースシ
    ステム。
  11. 【請求項11】 前記表示形態変更手段が行う表示形態
    の変更が、オブジェクトの表示位置からそのオブジェク
    トの外へ延びた引き出し線を引いて表示形態を変更する
    ことを特徴とする請求項1のユーザインタフェースシス
    テム。
  12. 【請求項12】 記憶手段が表示されたオブジェクトご
    とにそのオブジェクトの種類をさらに記憶する機構を備
    え、前記表示形態変更手段が、オブジェクトの種類ごと
    にオブジェクトの表示形態の形式を異ならせて変更する
    ことを特徴とする請求項1のユーザインタフェースシス
    テム。
  13. 【請求項13】 前記選定手段が選定すべきオブジェク
    トが複数個ある場合に、前記所定の選定基準に最も好ま
    しいオブジェクトを選定し、そのオブジェクトをポイン
    タの画面上の表示位置まで移動させるオブジェクト移動
    手段を備えることを特徴とする請求項1のユーザインタ
    フェースシステム。
  14. 【請求項14】 前記ポインタとオブジェクトとの画面
    上での距離を算出する距離算出手段をさらに備え、前記
    選定手段が、前記距離算出手段によって算出された距離
    が最も短いオブジェクトを選定することを特徴とする請
    求項1記載のユーザインタフェースシステム。
  15. 【請求項15】 ポインタ及び複数個のオブジェクトを
    表示する表示機能と、表示機能の画面上に表示されたポ
    インタを用いてオブジェクトを選択する入力機能と、表
    示されたオブジェクトの位置及びその表示形態と、ポイ
    ンタの位置を記憶する記憶機能と、前記ポインタとオブ
    ジェクトの位置関係についての所定の選定条件を満たす
    オブジェクトを選定する選定機能と、選定されたオブジ
    ェクトを記憶機能に記憶された表示形態とは異なる所定
    の表示形態に変更する表示形態変更機能と、所定の復帰
    条件が満たされた後は前記選定されたオブジェクトを元
    の表示形態に復帰する表示形態復帰機能とを備えること
    を特徴とするプログラムを記録した記録媒体。
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