JP2501743Y2 - 電子スケ―ル - Google Patents

電子スケ―ル

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JP2501743Y2
JP2501743Y2 JP1990030866U JP3086690U JP2501743Y2 JP 2501743 Y2 JP2501743 Y2 JP 2501743Y2 JP 1990030866 U JP1990030866 U JP 1990030866U JP 3086690 U JP3086690 U JP 3086690U JP 2501743 Y2 JP2501743 Y2 JP 2501743Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は電子スケールに関する。
[従来の技術] 従来、対象物の長さを測定するものとして電子スケー
ルが知られている。この電子スケールは対象物に沿って
測定ローラを回転させると、例えば光学エンコーダ等に
より回転量に応じた長さデータが得られるものである。
このような電子スケールは例えば測定した地図上の長
さと入力した縮尺率とを演算して距離データを得るマッ
プメータに利用されている。
また、別の使い方として例えばゴム、ひも、布、ワイ
ヤ等で単位長さ当り(例えば1m当り)の単位金額が決め
られているとき単位金額に測定した長さを乗算すれば測
定した長さの全金額が算出出来る。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、従来の電子スケールでは測定した長さ
に対して演算される縮尺や単位金額を入力いなければな
らないので、操作が面倒であり、縮尺、単位金額を入力
する入力手段が必要で装置が大型化する。つまり、長
さ、距離、金額の算出等にしか電子スケールを使用出来
ず、また、その為のキー入力もわずらわしいという欠点
があった。
この考案は上記実情に鑑みてなされたもので、長さ、
距離、金額以外のデータをデータ入力することなく算出
出来る電子スケールを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案は上記課題を解決するために、 複数の異なった形状の図形の中から一つの図形を指定
する図形指定手段と、この図形指定手段によって指定さ
れた図形の外周に添って回転される回転ローラと、この
回転ローラの回転に基づき前記図形の外周の長さデータ
を計測する外周長さ計測手段と、この外周長さ計測手段
によって計測された前記外周の長さデータを記憶する長
さデータ記憶手段と、この長さデータ記憶手段に記憶さ
れた前記外周の長さデータを前記図形指定手段によって
指定された図形に基づく演算式で演算し少なくとも面積
データを算出する算出手段と、この算出手段によって算
出された前記面積データを表示する表示手段と、 を備えたことを特徴とする。
[実施例] 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
なお、実施例の電子腕時計に適用した例を示している。
第1図は、この考案を適用した電子腕時計の外観を示
す正面図である。同図において、1は電子腕時計のケー
スである。ケース1の上面部1aには、内部に後述する表
示部21を収納する表示窓2が配置されている。また、ケ
ース1の左側面部には、地図や図面の上を回転させて長
さを測定する回転ローラ3が設けられている。さらに、
ケース1の側面部にはS1キー〜S4キーが夫々設けられ、
上面1aにおける表示窓2の下側にはS5キー〜S7キーが夫
々設けられている。
ここで、S1キーはモードを変更するための押釦スイッ
チ、S2キーは設定をON/OFFするための押釦スイッチ、S3
キーは演算対象を選択するための押釦スイッチ、S4キー
は単位を選択するための押釦スイッチ、S5キーはLEDをO
N/OFFするための押釦スイッチ、S6キーは3角形の3辺
の長さを入力する場合に辺を変更するための押釦スイッ
チ、S7キーは演算を実行させるための押釦スイッチであ
る。
第2図は、上記電子腕時計の回路構成を示すブロック
図である。ROM11には各種マイクロ命令がストアされて
おり、ROMアドレス制御部12から出力されるアドレス信
号に応じて、後述する各種信号SU,FU,FL,SL,InS,NA等を
出力する。信号SU,FUは後述するRAM13の行アドレスを指
定し、信号FL,SLは列アドレスを指定すると共に各種デ
ータ等も出力する。また、信号InSは演算命令や転送命
令等のインストラクション信号であり、信号NAは自己の
次アドレスを指定する次アドレス信号である。ROM11か
ら出力されるこれらの信号は、夫々バスラインを介して
並列的に出力される。
即ち、信号SU,FUは夫々ゲート回路G1,G2に入力され、
ゲート回路G1,G2の出力はバスラインaを介してRAM13の
行アドレス入力端子ADUに入力される。
信号FL,SLは、列アドレス信号の場合には夫々ゲート
回路G3,G4に入力されると共に、各種データ信号の場合
にはゲート回路G5,G6に入力される。ゲート回路G3,G4の
出力は、バスラインbを介してRAM13の列アドレス入力
端子ADLに入力される。また、ゲート回路G5の出力はバ
スラインcを介して演算回路15の入力端子FおよびROM
アドレス制御部12に入力される。そして、ゲート回路G6
の出力はバスラインdを介して演算回路15の入力端子S
に入力される。
インストラクション信号InSはインストラクションデ
コーダ14に入力され、信号NAはROMアドレス制御部12に
入力される。
ROMアドレス制御部12は、図示しないアドレスレジス
タおよびアドレスデコーダを内蔵している。このROMア
ドレス制御部12は、ROM11から入力された信号NAをアド
レスレジスタに一時記憶し、アドレスレジスタの出力を
アドレスデコーダにより各アドレス信号にデコードして
ROM11に供給してアドレス指定を行なう。
RAM13は、各種データを記憶するメモリであり、第3
図に示すメモリ構成を備えている。即ち、RAM13は表示
データを記憶する表示レジスタ13a、時分秒等の時刻デ
ータを記憶する計時レジスタ13b、距離データを演算す
る際の縮尺データを記憶する縮尺レジスタ13c、距離デ
ータを記憶する距離レジスタ13d、モード状態を記憶す
るモードレジスタM、各データが設定可能な設定状態で
あることを記憶するフラグレジスタF、長さ(距離)デ
ータを表示するときの単位を指定する単位フラグN0,
N1、長さデータをカウントするための長さカウンタD0
計測した長さデータが何の長さデータであるかが指定さ
れ、その指定に基づく演算を行なわせる為の演算指定レ
ジスタP、3角形における3辺の長さを入力するときの
S6キーの操作回数をカウントする操作回数カウンタL、
長さ計測モードを記憶しLEDの点灯を制御するLED点灯フ
ラグE、3角形における3辺の長さデータを夫々記憶す
るレジスタD1〜D3等により構成されている。
第2図に戻り、RAM13の出力端子OUTは、バスラインe
を介してゲート回路G7、ラッチ回路16、および表示部21
に接続されている。ゲート回路G7の出力は、バスライン
cを介して上記演算回路15の入力端子FおよびROMアド
レス制御部12に入力される。
インストラクションデコーダ14は、ROM11から出力さ
れたインストラクション信号InSをデコードして各種制
御信号を各部に出力する。
演算回路15は、インストラクションデコーダ14から出
力される制御信号に応じて演算動作を実行し、その出力
端子はバスラインfを介してRAM13の入力端子IN、ROMア
ドレス制御部12、およびLEDドライバ22に入力されてい
る。
ラッチ回路16は、RAM13から出力されバスラインeを
介して入力されたデータを一時記憶するもので、その出
力はゲート回路G8およびバスラインdを介して演算回路
15の入力端子Sに入力される。
発振器17は水晶発振素子を内蔵しており、例えば32.7
68kHzのクロックパルス信号を発生して、タイミングジ
ェネレータ18および分周回路20に供給する。
タイミングジェネレータ18は、発振器17から供給され
るクロックパルス信号に基づいて各種タイミング信号を
発生して各部に供給する。
キー入力部19は、第1図に示したS1キー〜S7キーを備
えており、キー操作に応じたキー入力信号を、ゲート回
路G9,バスラインcを介してROMアドレス制御部12および
演算回路15の入力端子Fに供給する。
分周回路20は、発振器17から供給されるクロックパル
ス信号を分周して計時信号を発生し、この計時信号をゲ
ート回路G10,バスラインcを介してROMアドレス制御部1
2および演算回路15の入力端子Fに供給する。
表示部21は、例えば液晶表示素子により構成され、RA
M13から読み出されたデータを表示する。この表示部21
は第1図に示す表示窓2の内部に設けられる。
LEDドライバ22は、演算回路15を介して出力されるON
命令に応じて発光ダイオード(LED)23を駆動して発光
させる。
発光ダイオード23は、回転ローラ3の円周面に一定間
隔で穿設された複数のスリット3aを介して、発光した光
をフォト・ダイオード24に入射させる。
フォト・ダイオード24は、発光ダイオード23の光がス
リット3aによりON/OFFされて入射すると、これに応じた
パルス信号を波形整形回路25に出力する。
波形整形回路25は、フォト・ダイオード24から出力さ
れたパルス信号を波形整形して検出信号SAを出力し、こ
の検出信号SAはゲート回路G11およびバスラインcを介
して演算回路15の入力端子Fに入力される。
次に、上記実施例の動作を説明する。
第4図は、S1キーの操作に応じて切換えられるモード
状態の変化を示す図である。
第4図(A)は、時刻表示モードを示すもので、モー
ドレジスタMの内容は「0」である。この状態で、S1
ーを操作すると後述する如く「M=1」になり第4図
(B)のマップメータ表示モードに移行し、また、時刻
表示モードでS2キーを操作すると「F=1」になり設定
状態に移行する。この設定状態では時刻設定を行なう。
第4図(B)は、マップメータ表示モードを示すもの
で、モードレジスタMの内容は「1」である。この状態
で、S1キーを操作すると後述する如く「M=2」となり
第4図(C)の演算データ表示モードに移行する。ま
た、マップメータ表示モードでS2キーを操作すると「F
=1」になり設定状態に移行する。この設定状態では計
測単位の設定や距離の設定を行なう。
第4図(C)は、演算データ表示モードを示すもの
で、モードレジスタMの内容は「2」である。この状態
で、S1キーを操作すると第4図(A)の時刻表示モード
に戻る。また、演算データ表示モードでS2キーを操作す
ると「F=1」になり設定状態に移行する。この設定状
態では単位の選択設定や演算モード(円、球、3角形
等)の選択設定を行なう。
第5図は、全体の動作を示すフローチャートである。
計時処理および長さ計測処理 通常、上記電子腕時計はステップA1のHALT状態にあっ
て計時信号の出力またはキー操作を待機している。そし
て、分周回路20から計時信号が出力されると、ステップ
A1でYESと判断されてステップA2に進む。なお、S1キー
〜S7キーのいずれかのキーが操作されると、ステップA1
で「キー有り」と判断されてステップA5に進む。
ステップA2においては、計時処理が実行されて計時レ
ジスタ13bの内容が更新され現在時刻データが得られ
る。次のステップA3では長さ計測処理が実行される。こ
の長さ計測処理は第6図により詳細を後述するが、簡単
に述べるとレジスタEの値が「1」の時のみ回転ローラ
3の回転による信号SAを検出して長さを計測するもので
「E=0」のときはこの処理は実行されない。ステップ
A4は表示処理であり、第4図に示した如く、レジスタM
の値、Fの値に応じてRAM13に記憶した各種データを表
示部21で表示する。
S1キーの操作 さて、モードを変更するためにS1キーが操作される
と、ステップA1からステップA5に進む。
ステップA5では、操作されたキーがS1キーか否かが判
断される。この場合、S1キーが操作されたので、YESと
判断されてステップA6に進むが、NOの場合はステップA8
に進む。
ステップA6では、モード変更処理が実行されモードレ
ジスタMの内容が+1されてモードが変更される。い
ま、モードレジスタMの内容が「0」即ち時刻表示モー
ドのときは、「M=1」となってマップメータ表示モー
ドに変更される。同様に、S1キーを再度操作すれば「M
=2」即ち演算データ表示モードになる。なお、モード
レジスタMの内容が「2」を越えた場合は「0」にリセ
ットされる。
次に、ステップA7においてフラグレジスタFに「0」
がセットされる。ステップA7の実行後はステップA4に戻
る。
S2キーの操作 ここで、各モードにおいて設定状態、即ち「F=1」
にするためにS2キーが操作されると、ステップA1からス
テップA5に進む。
上述と同様に、ステップA5では操作されたキーがS1
ーか否かが判断される。この場合、NOと判断されてステ
ップA8に進む。
ステップA8において、操作されたキーがS2キーか否か
が判断される。この場合、YESと判断されてステップA9
に進むが、NOの場合はステップA12に進む。
ステップA9では、フラグレジスタFの内容が「0」か
否かが判断される。いま、フラグレジスタFの内容は
「0」であるとするとYESと判断されてステップA10に進
み、フラグレジスタFに「1」がセットされる。また、
ステップA9でNOのときはステップA11に進んで、フラグ
レジスタFに「0」がセットされる。即ち、S2キーを操
作する毎に、フラグレジスタFの内容が「0」→「1」
あるいは「1」→「0」に反転する。
S3キーの操作 この実施例の電子腕時計は、回転ローラ3の回転によ
り計測された長さデータに基づいて、円の半径および面
積の演算、球の半径,表面積および体積の演算、3角形
の面積および角度、楕円の面積の演算等を実行して各デ
ータを算出するように構成されている。この場合、演算
データ表示モードにおいてS3キーを操作することによ
り、測定対象例えば上記した円,球,3角形,楕円等を選
択できるものである。
即ち、S3キーが操作されると、ステップA1からステッ
プA5,A8と進む。
上述と同様に、ステップA8では操作されたキーがS2
ーか否かが判断される。この場合、NOと判断されてステ
ップA12に進む。
ステップA12においては、操作されたキーがS3キーか
否かが判断される。この場合、YESと判断されてステッ
プA13に進むが、NOの場合はステップA17に進む。
ステップA13では、モードレジスタMの内容が「2」
即ち演算データ表示モードか否かが判断される。いま、
S1キーの操作により予め演算データ表示モードが設定さ
れていたとすると、ステップA13でYESと判断されてステ
ップA14に進む。また、「M=2」以外の場合はステッ
プA16に進む。
ステップA14において、フラグレジスタFの内容が
「1」即ち設定状態か否かが判断される。いま、S2キー
の操作により予め設定状態がセットされていたとする
と、ステップA14でYESと判断されてステップA15に進
む。また、「F=1」以外の場合はステップA4に戻る。
ステップA15では、測定対象の選択が行なわれ、演算
指定レジスタPの内容が+1されて測定対象が変更され
る。即ち、第7図を参照して後述する演算処理におい
て、「P=0」のときは円の半径および面積を求める演
算が実行され、「P=1」のときは球の半径,表面積お
よび体積を求める演算が実行され、「P=2」のときは
3角形の面積および角度を求める演算が実行され、「P
=3」のときはその他の演算、例えば楕円の面積を求め
る演算が実行される。なお、演算指定レジスタPの内容
が「3」を越えると「0」に戻る。ステップA15の実行
後はステップA4に戻る。
なお、上記ステップA13において「M=2」以外の場
合はステップA16に進み、その他モードにおけるS3キー
の処理が実行される。例えば、「M=1」のマップメー
タ表示モードでは計測した長さデータに、縮尺レジスタ
13cに記憶された縮尺データを乗算して距離データが算
出される。
S4キーの操作 次に、この実施例ではS4キーの操作に応じて、長さデ
ータを表示する際の表示単位(例えばm,cm,ft)を選択
できる。
即ち、S4キーが操作されると、ステップA1からステッ
プA5,A8,A12と進む。
上述と同様に、ステップA12では操作されたキーがS3
キーか否かが判断される。この場合、NOと判断されてス
テップA17に進む。
ステップA17においては、操作されたキーがS4キーか
否かが判断される。この場合、YESと判断されてステッ
プA18に進むが、NOの場合はステップA22に進む。
ステップA18では、ステップA13と同様に、モードレジ
スタMの内容が「2」即ち演算データ表示モードか否か
が判断される。いま、S1キーの操作により予め演算デー
タ表示モードが設定されていたとすると、ステップA18
でYESと判断されてステップA19に進む。また、「M=
2」以外の場合はステップA21に進む。
ステップA19において、ステップA14と同様に、フラグ
レジスタFの内容が「1」即ち設定状態か否かが判断さ
れる。いま、S2キーの操作により予め設定状態(「F=
1」)になっていたとすると、ステップA19でYESと判断
されてステップA20に進む。また、「F=1」以外の場
合はステップA4に戻る。
ステップA20では、表示単位の選択が行なわれ、単位
フラグN1の内容が+1されて表示単位が変更される。表
示単位とは、長さデータを表示する際の単位である。即
ち、ステップA4の表示処理において、「N1=0」のとき
はm単位で長さデータが表示され、「N1=1」のときは
cm単位で長さデータが表示され、「N1=2」のときはft
単位で長さデータが表示される。なお、単位フラグN1
内容が「2」を越えた場合は、「0」に戻る。ステップ
A20の実行後はステップA4に戻る。
なお、上記ステップA18において「M=2」以外の場
合はステップA21に進み、その他モードにおけるS4キー
の処理が実行される。
S5キーの操作 次に、回転ローラ3により長さを計測する場合はS5
ーを操作して、LED点灯フラグEを「0」→「1」に反
転させて長さ計測モードとし、発光ダイオード23をONし
て回転ローラ3により長さデータを測定する。なお、S5
キーを再度操作すると、LED点灯フラグEが「1」→
「0」に反転し、長さ計測モードが解除されて発光ダイ
オード23がOFFする。
即ち、S5キーが操作されると、ステップA1からステッ
プA5,A8,A12,A17と進む。
上述と同様に、ステップA17では操作されたキーがS4
キーか否かが判断される。この場合、NOと判断されてス
テップA22に進む。
ステップA22においては、操作されたキーがS5キーか
否かが判断される。この場合、YESと判断されてステッ
プA23に進むが、NOの場合はステップA27に進む。
ステップA23では、モードレジスタMの内容が「1」
または「2」即ちマップメータ表示モードまたは演算デ
ータ表示モードか否かが判断される。いま、S1キーの操
作により予めマップメータ表示モードまたは演算データ
表示モードが設定されていたとすると、ステップA23でY
ESと判断されてステップA24に進む。また、Mが「1」
または「2」以外の場合はステップA26に進む。
ステップA24において、フラグレジスタFの内容が
「0」即ち非設定状態であるか否かが判断される。い
ま、S2キーの操作により予め設定状態が解除されていた
とすると、ステップA24でYESと判断されてステップA25
に進む。また、「F=0」でない場合はステップA4に戻
る。
ステップA25では、LED点灯フラグEの内容が反転して
発光ダイオード23がON/OFFする。いま、LED点灯フラグ
Eが「0」であったとすれば「1」に反転して長さ計測
モードとなり、このデータがLEDドライバ22に供給され
て発光ダイオード23がONする。ステップA25の実行後は
ステップA4に戻る。
なお、上記ステップA23においてM=「1」または
「2」以外即ち「M=0」の場合はステップA26に進
み、その他モードにおけるS5キーの処理が実行される。
S6キーの操作 次に、この実施例ではS6キーの操作に応じて、3角形
における3辺の長さを計測する場合の辺が変更される。
即ち、S6キーが操作されると、ステップA1からステップ
A5,A8,A12,A17,A22と進む。
上述と同様に、ステップA22では操作されたキーがS5
キーか否かが判断される。この場合、NOと判断されてス
テップA27に進む。
ステップA27においては、操作されたキーがS6キーか
否かが判断される。この場合、YESと判断されてステッ
プA28に進むが、NOの場合はステップA33に進む。
ステップA28では、ステップA18と同様に、モードレジ
スタMの内容が「2」即ち演算データ表示モードか否か
が判断される。いま、S1キーの操作により予め演算デー
タ表示モードが設定されていたとすると、ステップA28
でYESと判断されてステップA29に進む。また、「M=
2」以外の場合はステップA32に進む。
ステップA29において、フラグレジスタFの内容が
「1」即ち設定状態であるか否かが判断される。いま、
S2キーの操作により設定状態が指定されていたとする
と、ステップA29でYESと判断されてステップA30に進
む。また、「F=1」でない場合はステップA4に戻る。
ステップA30では、演算指定フラグPの内容が
「2」、即ち3角形の面積および角度を求める演算が選
択されているか否かが判断される。いま、予めS3キーの
操作により「P=2」であるとすると、ステップA30でY
ESと判断されてステップA31に進む。また、「P=2」
でない場合はステップA4に戻る。
ステップA31において、3角形における3辺の長さを
入力するときのS6キーの操作回数をカウントする操作回
数カウンタLの内容が+1される。即ち、最初は「L=
0」となっており、S6キーの操作に応じて「L=1」,
「L=2」と順次加算され、「2」を越えると「0」に
戻る。
そして、第6図に示す長さ計測処理においては、「L
=0」の場合は計測された長さデータが第1辺の長さと
してレジスタD1に記憶され、「L=1」の場合は計測さ
れた長さデータが第2辺の長さとしてレジスタD2に記憶
され、「L=2」の場合は計測された長さデータが第3
辺の長さとしてレジスタD3に記憶される。ステップA31
の実行後はステップA4に戻る。
この場合、回転ローラ3を例えば図面上の3角形に沿
って回転させて1辺の長さを計測し終ったときに、S6
ーを操作して操作回数カウンタLを+1し、計測する辺
を変更する。
なお、上記ステップA28において「M=2」以外の場
合はステップA32に進み、その他モードにおけるS6キー
の処理が実行される。
S7キーの操作 次に、この実施例ではS7キーの操作により、第7図に
示す演算処理の実行が指示される。
即ち、S7キーが操作されると、ステップA1からステッ
プA5,A8,A12,A17,A22,A27と進む。
上述と同様に、ステップA27では操作されたキーがS6
キーか否かが判断される。この場合、S7キーが操作され
たので、NOと判断されてステップA33に進む。
ステップA33においては、ステップA28と同様に、モー
ドレジスタMの内容が「2」即ち演算データ表示モード
か否かが判断される。いま、S1キーの操作により予め演
算データ表示モードが設定されていたとすると、ステッ
プA33でYESと判断されてステップA34に進む。また、
「M=2」以外の場合はステップA4に戻る。
ステップA34において、ステップA29と同様に、フラグ
レジスタFの内容が「0」即ち非設定状態であるか否か
が判断される。いま、S2キーの操作により予め設定状態
が解除されていたとすると、ステップA34でYESと判断さ
れてステップA30に進む。また、「F=0」でない場合
はステップA4に戻る。
ステップA35では、第7図に詳細を示す演算処理が実
行される。
長さ計測処理 次に、第6図の長さ計測処理を説明する。この長さ計
測処理は第5図のステップA3に相当し、ステップA2の計
時処理に続いて実行されるものである。この場合、例え
ば図面に書かれた円の半径および面積を求める場合は、
円周に沿って回転ローラ3を回転させて円周の長さデー
タを計測する。このとき、S5キーの操作によりLED点灯
フラグEを「1」に反転させ長さ計測モードにした後
に、回転ローラ3を回転させて計測を開始する。
まず、ステップB1において、LED点灯フラグEの内容
が「1」即ち長さ計測モードであるか否かが判断され、
また同時にF=0の非設定状態であるか否かも判断され
る。このステップB1で「E=1」且つ「F=0」でない
場合は、直ちに第6図の処理が終了される。この場合、
S5キーの操作により長さ計測モードが設定されているの
で、ステップB1でYESと判断されてステップB2に進む。
ステップB2では、信号SAが入力されたか否かが判断さ
れる。即ち、回転ローラ3を回転させると、発光ダイオ
ード23の光をスリット3aが回転に応じて遮断してフォト
・ダイオード24に伝え、これに応じて波形整形回路25が
1パルスの信号SAをゲート回路G11を介してバスライン
cに送出する。この信号SAを演算回路15を介して取り込
んで判断する。
次に、ステップB3においてモードレジスタMの内容が
「1」即ちマップメータ表示モードか否かが判断され
る。いま、マップメータ表示モードであるとすると、YE
Sと判断されてステップB4に進む。また、「M=1」以
外の場合はステップB3でNOとなりステップB5に進む。
ステップB4では、長さデータをカウントするための長
さがカウンタD0の内容が+1されて長さデータがカウン
トアップされる。即ち、マップメータ表示モードでは計
測された長さデータがカウントされる。
即ち、回転ローラ3が回転してスリット3aが発光ダイ
オード23の光を遮断すると、1パルスの信号SAが出力さ
れて、長さカウンタD0がカウントアップされるものであ
る。
また、上記ステップB3でNOと判断された場合は、ステ
ップB5に進む。ステップB5では、モードレジスタMの内
容が「2」即ち演算データ表示モードか否かが判断され
る。いま、演算データ表示モードであるとすると、YES
と判断されてステップB6に進む。また、「M=2」以外
の場合はステップB5でNOとなり第6図の処理を終了す
る。
ステップB6において、演算指定フラグPの内容が
「2」即ち3角形の面積および角度を求める演算が選択
されているか否かが判断される。いま、予めS3キーの操
作により「P=2」であるとすると、ステップB6でYES
と判断されてステップB7に進む。また、「P=2」でな
い場合はステップB8に進む。
ステップB7において、操作回数カウンタLの内容で指
定されるレジスタD1〜D3のいずれかの内容が+1され
る。即ち、「L=0」の場合は計測された長さデータが
カウントされ第1辺の長さとしてレジスタD1に記憶さ
れ、「L=1」の場合は計測された長さデータが第2辺
の長さとしてカウントされレジスタD2に記憶され、「L
=2」の場合は計測された長さデータが第3辺の長さと
してカウントされてレジスタD3に記憶される。即ち、演
算データ表示モードで且つ「P=2」の場合は計測され
た長さデータが3角形における3辺の長さデータとして
順次レジスタD1〜D3に記憶される。このステップB7の実
行後は第6図の処理を終了する。
また、ステップB8ではレジスタD1の内容が+1され
て、計測された長さデータが円周,球の円周,または楕
円の円周のデータとしてカウントされる。即ち、演算デ
ータ表示モードで且つP=「0」,「1」,「3」の場
合は計測された長さデータが円周,球の円周,または楕
円の円周のデータとなる。このステップB8の実行後は第
6図の処理を終了する。
演算処理 次に、第7図の演算処理を説明する。この演算処理は
第5図のステップA35に相当し、S7キーの操作に応じて
実行されるものである。
まず、ステップC1では演算指定レジスタPの内容が
「0」か否かが判断される。このステップC1でYESと判
断された場合は、ステップC2に進み、円の半径および面
積が演算される。
ステップC2では、第6図の長さ計測処理により計測さ
れレジスタD1に記憶された長さデータを円周データXと
して 半径r=X÷2π (πは:円周率) の計算式に基づいて半径rが算出され、次に 円の面積S1=πr2 の計算式に基づいて円の面積S1が算出される。そして、
算出された半径rおよび円の面積S1は、RAM13の表示レ
ジスタ13aに記憶される。このステップC2の実行後は第
7図の処理を終了する。
また、上記ステップC1でNOと判断された場合はステッ
プC3に進み、演算指定レジスタPの内容が「1」か否か
が判断される。このステップC3でYESと判断された場合
はステップC4に進み、球の半径,表面積および体積が演
算される。
ステップC4では、第6図の長さ計測処理により計測さ
れて、レジスタD1に記憶された長さデータを球の円周デ
ータXとして 球の半径r=X÷2π の計算式に基づいて球の半径rが算出され、次に 球の表面積S2=4πr2 の計算式に基づいて球の表面積S2が算出され、続いて、
球の体積V=(4πr3)÷3 の計算式に基づいて球の体積Vが算出される。そして、
算出された球の半径r,球の表面積S2および球の体積V
は、RAM13の表示レジスタ13aに記憶される。このステッ
プC4の実行後は第7図の処理を終了する。
また、上記ステップC3でNOと判断された場合はステッ
プC5に進み、演算指定レジスタPの内容が「2」か否か
が判断される。このステップC5でYESと判断された場合
はステップC6に進み、3角形の面積および3角の角度が
演算される。
ステップC6では、第6図の長さ計測処理により計測さ
れレジスタD1〜D3に記憶された長さデータを夫々3角形
における3辺の長さデータX,Y,Zとして以下の演算が実
行される。即ち、レジスタD1に記憶された長さデータを
第1辺の長さXとし、レジスタD2に記憶された長さデー
タを第2辺の長さYとし、レジスタD3に記憶された長さ
データを第3辺の長さZとして s=(X+Y+Z)÷2、および の計算式に基づいて3角形の面積S3が算出され、 角度A=cos-1{(Y2+Z2−X2)÷(2YZ)} 角度B=cos-1{(X2+Z2−Y2)÷(2XZ)} 角度C=cos-1{(X2+Y2−Z2)÷(2XY)} の計算式に基づいて、3つの角度A,B,Cが算出される。
そして、算出された3角形の面積S3および3つの角度A,
B,Cは、RAM13の表示レジスタ13aに記憶される。このス
テップC6の実行後は第7図の処理を終了する。
また、上記ステップC5でNOと判断された場合はステッ
プC7に進み、その他の演算例えば楕円の面積を求める演
算等が実行される。このステップC7の実行後は第7図の
処理を終了する。
以上の演算処理により求められた各データは、第5図
のステップA4に示す表示処理により、第4図のAに示す
モードにおいて表示部21に表示される。
[考案の効果] 以上詳述したように、この考案によれば、計測された
長さデータを利用して、円の半径や面積、球の半径,表
面積や体積,3角形の面積や角度などのデータを、データ
入力することなく算出することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は外観を示す正面図、第2図は回路構成を示すブ
ロック図、第3図はメモリ構成を示す図、第4図はモー
ド状態の変化を示す図、第5図ないし第7図は動作を示
すフローチャートである。 1……ケース、2……表示窓、3……回転ローラ、11…
…ROM、12……ROMアドレス制御部、13……RAM、19……
キー入力部、22……LEDドライバ、23……発光ダイオー
ド、24……フォト・ダイオード、25……波形整形回路。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の異なった形状の図形の中から一つの
    図形を指定する図形指定手段と、 この図形指定手段によって指定された図形の外周に添っ
    て回転される回転ローラと、 この回転ローラの回転に基づき前記図形の外周の長さデ
    ータを計測する外周長さ計測手段と、 この外周長さ計測手段によって計測された前記外周の長
    さデータを記憶する長さデータ記憶手段と、 この長さデータ記憶手段に記憶された前記外周の長さデ
    ータを前記図形指定手段によって指定された図形に基づ
    く演算式で演算し少なくとも面積データを算出する算出
    手段と、 この算出手段によって算出された前記面積データを表示
    する表示手段と、 を具備したことを特徴とする電子スケール。
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