JPS5833529Y2 - 測定値補正方式 - Google Patents

測定値補正方式

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Publication number
JPS5833529Y2
JPS5833529Y2 JP3162079U JP3162079U JPS5833529Y2 JP S5833529 Y2 JPS5833529 Y2 JP S5833529Y2 JP 3162079 U JP3162079 U JP 3162079U JP 3162079 U JP3162079 U JP 3162079U JP S5833529 Y2 JPS5833529 Y2 JP S5833529Y2
Authority
JP
Japan
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input signal
update
value
correction method
measured value
Prior art date
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Expired
Application number
JP3162079U
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English (en)
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JPS55132617U (ja
Inventor
道雄 吉岡
裕 若狭
真一 滝岸
Original Assignee
横河電機株式会社
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Publication date
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  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、測定値補正方式に関するものである。
物理量を測定する場合、適宜の変換器で物理量を電気信
号に変換し、電気的測定器によって測定するのが普通で
ある。
物理量と電気信号との対応関係は、変換器の特性によっ
て定まるが、直線的なものは少なく、大多数は非直線的
な対応関係を持つ。
測定値を表示または処理する場合、非直線的なままでは
、読取りまたは取扱いに不便なので、補正演算によるリ
ニアライズが行われる。
マイクロ・プロセッサのようなインテリジェンス装置を
利用したプロセス制御装置においても、プロセス量変換
器が生じる電気信号は、補正演算によってリニアライズ
され、測定値の表示やデータ処理に利用される。
このようなプロセス制御装置においては、複数の入力信
号が共通のインテリジェンス装置によりて処理され、そ
れぞれの表示器等に与えられるので、インテリジェンス
装置が故障すると、測定値の表示が不正確になる。
インテリジェンス装置が故障したときは、少なくとも手
動によるバック・アップ制御が行えるように、測定値の
表示はできるだけ正確であることが望ましい。
このような要求に応えるために、従来は、・インテリジ
ェンス装置により、入力信号Xにつきリニアライズ演算
f(X)を行、い、この演算結果を入力信号で割算して
係数α(’=f←)/X)を求め、この係数αを掛算器
に設定して、入力信号Xと掛算させ、この掛算結果αX
”(=t(X) )を表示器に表示させるようにしたも
のがある。
このような装置においては、インテリジェンス装置が故
障したとき、故障直前のαが掛算器に保持されるので、
入力信号Xに大きな変化がないうちは、リニアライズさ
れた値に近い値が表示される。
しかしながら、このような装置においては、係数αは、
入力信号Xとその補正値f(x)の比によって決まるか
ら、Xとf(x)がかけ離れてくると、αがきわめて大
きく、あるいはきわめて小さくなり、αの計算精度が落
ちてくる。
したがって、入力信号Xにαを掛けて得られる値は精度
が悪くなるので、αの値には限度が設けられ、結局、リ
ニアライズ可能な入力信号の範囲が制限される。
また、係数αは、インテリジェンス装置において、割算
によって求められるので、演算所要時間が長くなる。
本考案の目的は、入力信号を、インテリジェンス装置か
ら与えられる値で修飾して補正する場合に、入力信号の
範囲の如何にかかわらず精度の良い補正が行え修飾値の
演算も短時間に行え、かつ、インテリジェンス故障時の
補正精度が総合的に高い測定値補正方式を提供すること
にある。
本考案は、インテリジェンス装置によす、入力信号Xに
つきリニアライズ等の補正演算f(x)を行い、この演
算結果から入力信号を減算して差ε(=f(x)−X)
を求め、この差を加算器に設定して、入力信号Xと加算
するようにしたものである。
以下、図面によって本考案を説明する。
第1図は、本考案実施例の概念的構成図である。
第1図において、1は演算機能、2は減算機能、3は更
新機能であり、これらはインテリジェンス装置の各機能
によって実現される。
4は保持器、5は加算器、6は表示器である。
人力信号Xは、演算機能1により、リニアライス等の補
正演算がなされ、その結果f(x)が減算機能2に与え
られる。
減算機能2においてはf6c)とXの引算が行われ、そ
の結果f(x)−xが、更新機能3を通じて修飾値εと
して保持器4に与えられ、保持器4の内容を最新の値に
更新する。
更新機能3は、更新制御信号によって有効、無効が制御
される。
更新制御信号は、演算機能1の正常、異常に従って、そ
れぞれ、更新機能3を有効および無効とする。
更新機能が無効化されたとき、保持器4には、有効時の
最後の修飾値が保持される。
修飾値εは、加算器5において入力信号Xと加算され、
その結果X+εが表示器6によって表示される。
表示値はX+ε= x + fし)−X
(1)=f恒)(2) となり、補正演算がなされた値が表示される。
演算機能1が異常になると、更新制御信号によって、更
新機能3が無効化され、保持器4には有効時の最後の修
飾値が保持されるので、以後は、この修飾値ε。
と時々刻々の入力信号X′との和X′+ε。
=x’ +f(xo)−x。 (3)−f(XO)
+(X’ −xo) (4)が表示される。
時々刻々の入力信号X′が大きな変化をしないうちは、
補正演算値とあまり差のない値が表示器6に表示される
このような装置においては、入力信号Xおよびその補正
演算値f(x)は、0〜100%の範囲の正規化された
値であるので、Xとf(x)がどんなにかげ離れていて
も、その差はたかだか100%である。
したがって、修飾値は、その差を補償するに足る一10
0%〜+100%の範囲のものであればよく、従来のよ
うに、f(X)とXの比によって際限なく範囲が広がる
ものではない。
したがって、入力信号x1補正演算値f(x)、および
修飾値εの有効桁数を合わせることにより、精度を低下
させることなく、表示用の補正演算値を得ることができ
る。
また、修飾値εの計算は減算によって行われるので、従
来の割算に比べてはるかに短い演算時間で求めることが
できる。
また、インテリジェンス装置が故障したときの近似値表
示状態においては、本考案によるもののほうが、従来例
よりも、総合的には誤差が少ない。
すなわち、インテリジェンス装置の故障により修飾値が
固定され、その後入力信号が変化したとすると、従来例
の誤差e1および本考案によるものの誤差e2は、それ
ぞれ次式で与えられる。
e1=f(x+△x)−!!E2−(X+△x) (
5)e2 = f(x+△X)−((X+Δx)+f(
x) x) (6)これらの式の両辺な△Xで割って
整理すると、次のようになる。
ただし ここで、kおよびf←)/Xの様々な値につき、e2/
△X ≦ e 1/△X すなわち本考案によるものの
誤差が従来例の誤差より小さくなる範囲を考えてみると
、 k≧1、かつに≧f仕)/Xのときは に一1≦に−fし)(9) ・・1”≦100) に≧1、 かつk(f伐)/xのときは に一1≦−に+ f(x) 0υ 、・、に≦−!−±鮭 X 02) k(1、 かつに≧fし)/xのときは −に+iくk f(x) (13) 、”、に、;z圭f欠)+上 2x 2 04) k(1、 かつk(f乙)/xのときは に+1≦−に十1蛙 05) 9.瓜)や□ (16) これらの範囲を図示すれば、第2図の斜線の領域となり
、本考案によるもののほうが、誤差の小さくなる範囲が
広いことがわかる。
したがって、総合的に指示誤差が少ない。
このように、本考案は、インテリジェンス装置により、
入力信号Xにつき、リニアライズ等の補正演算f(x)
を行い、この演算結果から入力信号を減算して差εを求
め、この差を加算器に設定して入力信号と加算させるよ
うにした。
このため、入力信号を、インテリジェンス装置から与え
られる値で修飾して表示する場合に、人力信号の如何に
かかわらず精度の良い補正が行え、修飾値の演算も短時
間に行え、かつ、インテリジェンス装置故障時の表示精
度が総合的に高い測定値補正方式が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案実施例の概念的構成図、第2図は、本
考案の効果説明図である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)入力信号Xに対して所定の演算f(x)をほどこ
    す演算手段、この演算手段の出力信号と入力信号との差
    ε= f (x)−xを求める減算手段、修飾値保持手
    段、この修飾値保持手段の内容を減算手段の出力信号ε
    に一致するように更新する更新手段、この更新手段につ
    き更新の有効と無効を制御する更新制御手段、および、
    前記修飾値保持手段の内容εと入力信号Xとの和X+ε
    を求める加算手段を具備した測定値補正方式。
  2. (2)実用新案登録請求の範囲の第1項において更新制
    御手段は、演算手段が異常になったとき更新手段による
    更新を無効にするようにした測定値補正方式。
JP3162079U 1979-03-12 1979-03-12 測定値補正方式 Expired JPS5833529Y2 (ja)

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JP3162079U JPS5833529Y2 (ja) 1979-03-12 1979-03-12 測定値補正方式

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Publication Number Publication Date
JPS55132617U JPS55132617U (ja) 1980-09-19
JPS5833529Y2 true JPS5833529Y2 (ja) 1983-07-27

Family

ID=28883540

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JP3162079U Expired JPS5833529Y2 (ja) 1979-03-12 1979-03-12 測定値補正方式

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