JPH1130390A - 細径金属管とゴムホースとの接続構造 - Google Patents

細径金属管とゴムホースとの接続構造

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JPH1130390A
JPH1130390A JP20388197A JP20388197A JPH1130390A JP H1130390 A JPH1130390 A JP H1130390A JP 20388197 A JP20388197 A JP 20388197A JP 20388197 A JP20388197 A JP 20388197A JP H1130390 A JPH1130390 A JP H1130390A
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rubber hose
tube
resin
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Masaaki Akiyama
昌章 秋山
Kazuyoshi Takigawa
一儀 滝川
Masashi Kajiyama
雅志 梶山
Kazumi Fukaya
一美 深谷
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Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
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    • F16L57/00Protection of pipes or objects of similar shape against external or internal damage or wear
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 厚膜状の樹脂層が存在せずかつゴムホースが
外挿されない露出部分を保護部材で覆い、金属管のほぼ
全長に亘り外周面で耐チッピング性や耐スプラッシュ性
を損なうことなく優れた耐食性を有しかつ容易に製造が
できる細径金属管とゴムホースとの接続構造を提供す
る。 【解決手段】 少なくとも端末加工に必要な加工代に対
応する管端部を除いて、ほぼその外周面の全長に亘って
耐チッピング性を有しかつ押出成形可能な厚膜状の樹脂
層を有する金属管において、一端部が前記樹脂層に跨が
り他端部が前記管端部に外挿されるゴムホースの後端部
にほぼ対応する位置になるよう樹脂チューブを設けてな
ることを特徴とし、前記樹脂チューブは、熱収縮性を有
するものであるか、あるいはゴムチューブであることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などに用い
られる燃料配管、エアー配管その他の配管として特に車
体の下部に配設される管径20mm以下の比較的細径か
らなる金属管において、走行中でのチッピング(飛石)
やスプラッシュ(泥水)に対する耐食性をもたせるため
に少なくとも厚膜状の樹脂層をその外周面に有し、かつ
後工程でゴムホースを接続して、該ゴムホースとのシー
ル性を発揮するために管端部にスプール、バルジなどの
端末加工を施された細径金属管と前記ゴムホースとの接
続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の下部に配設されるフュー
エルのメイン配管、リターン配管、エバボ配管などの燃
料配管あるいはその他の配管には耐チッピング性や耐ス
プラッシュ性をもたせるために被覆層を厚膜状に形成し
て用いる樹脂被覆金属管が数多く提案されている。この
ような被覆金属管としては、金属管の外周面に施された
電気、化学、溶融などのめっき法によるZnまたはZn
/Niめっき膜の上に、必要に応じてクロメート皮膜を
形成して、さらに約20μmの厚さのポリフッ化ビニル
(PVF)をコーティングし、さらにその上に全長に亘
って熱収縮性チューブを被着して重合被覆層を形成した
ものや、あるいは金属管の外周面に施されたZnまたは
Zn/Alめっき膜などの上に約200〜300μmの
厚さのPA11あるいPA12のようなポリアミド系樹
脂(PA)を押出成形したものが知られていた。
【0003】しかしながら、前者の従来技術において
は、高価な熱収縮性チューブを全長に亘って用いるため
に製品コストがかさみ、かつポリフッ化ビニル層の上に
熱収縮性チューブを被着した後、該チューブを全長に亘
って収縮させるよう加温する工程を有するため製造に手
間がかかり生産性が劣るという問題があり、また後者の
従来技術においては単層の厚膜状のポリアミド系樹脂を
使用するためチッピングなどのアタックを受けた場合、
耐食性が劣化するという問題があった。
【0004】そこで本出願人は、金属管の外周面に施さ
れたZnなどのようなめっき膜からなる表面処理層に密
着力を有する押出成形可能な薄膜状のポリアミド系樹脂
からなる第1層と、該第1層の外周面に設けられた耐チ
ッピング性を有し、かつ押出成形可能なポリプロピレ
ン、ポリエチレン、あるいは前記したポリアミド系樹脂
からなる厚膜状の第2層とを重合被覆し、前記第1層と
第2層間の剥離強度が75g/cm以下であるような重
合被覆金属管を特願平9−145869号として提案し
た。
【0005】この提案によれば、耐チッピング性や耐ス
プラッシュ性を損なうことなく優れた耐食性を有しかつ
容易に製造ができ、さらに第1層と第2層間の剥離強度
が弱いので、ゴムホースを接続しシール性を発揮するた
めのスプール、バルジなどの端末加工のために厚膜状の
第2層の剥取作業が簡易に行い得る重合被覆金属管を提
供することができた。
【0006】さて前記したような端末加工のための剥取
作業は、パンチによる成形のために管端部を所望長だけ
突出させて金属管をチャックにより保持させて前記管端
部をパンチによりプレス加工する必要性があるため、加
工代(チャック代と成形代の合計)の距離だけは少なく
とも実施しなければならず、一般的には管端部に施され
るバルジ加工もしくはスプール加工の場合30〜110
mm程度、また管端部から間隔をおいて施されるスプー
ル加工の場合は50〜150mm程度剥取られる。
【0007】一方このような剥取作業を不要にするため
に厚膜状の樹脂層の無い部分を形成する方法が特開平8
−103964号公報に開示され、これによれば樹脂被
覆材の押出を中断することによって端末加工に必要な加
工代にほぼ対応する管端部に厚膜状の樹脂層が無く金属
管の外周面が露出した部分を形成することができる。
【0008】さらに本出願人は特願平9−123528
号として端末加工に必要な加工代とほぼ対応する管端部
にはフィルム状の第1の薄膜樹脂層を有するものの、厚
膜状の第2の樹脂層の無い部分を形成するため該第2の
樹脂材の供給を中断して重合被覆層が形成された金属管
およびその被覆形成方法を提案した。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記した通り厚膜状の
樹脂層の剥取作業がなされるか、または押出成形方法を
工夫することにより金属管の外周面が露出したり、ある
いはフィルム状の薄膜樹脂層のみが形成された管端部を
有し、かつ端末加工を施された金属管をゴムホースに接
続する場合、図6に示すようにゴムホース11の後端部
11′を金属管12の端末加工によるスプール部12′
を乗り越えて軸方向に移動させて外挿し、ゴムホース1
1と金属管12とを接続し、必要に応じホースバンド1
3によりゴムホース11の外周面を締付けて前記接続を
確実にするものである。
【0010】しかしながら前記した加工代の存在と、シ
ール性を確保するに最低限の長さの接続作業(すなわち
ゴムホースの金属管に対する外挿長は可能な限り長くす
ればシール性を確保でき、かつ抜け難くなるが接続作業
は極めて手間のかかるものとなるため実際にはシール性
が確保できる程度の長さ金属管にゴムホースが外挿され
る。)とにより、ゴムホース11の後端部11′と金属
管12の外周面において剥取られず残存しているか、あ
るいは押出成形が中断して形成された厚膜状の樹脂層1
4の端面14′との間には優れた耐チッピング性を有す
る該樹脂層14がない部分が広く露出してしまうことに
なる。そしてこの部分をそのまま放置すると、この部分
が飛石や泥水によって損傷したり、亀裂などが発生して
長期に亘る使用に際して問題が生ずる可能性があった。
【0011】本発明は、このような問題を解決したもの
であって、厚膜状の樹脂層が存在せずかつゴムホースが
外挿されない露出部分を保護部材で覆い、金属管のほぼ
全長に亘り外周面で耐チッピング性や耐スプラッシュ性
を損なうことなく優れた耐食性を有しかつ容易に製造が
できる細径金属管とゴムホースとの接続構造を提供する
ことを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明にかかる細径金属管とゴムホースとの接続構造
は、少なくとも端末加工に必要な加工代に対応する管端
部を除いて、ほぼその外周面の全長に亘って耐チッピン
グ性を有しかつ押出成形可能な厚膜状の樹脂層を有する
金属管において、一端部が前記樹脂層に跨がり他端部が
前記管端部に外挿されるゴムホースの後端部にほぼ対応
する位置になるよう樹脂チューブを設けてなることを特
徴とし、前記樹脂チューブは、熱収縮性を有するもので
あるか、あるいはゴムチューブであることを特徴とす
る。さらに前記ゴムホースの後端部に、前記樹脂チュー
ブの該ゴムホース側の端部の外径より大径で軸芯方向に
延びた凹部を設けたことを特徴とし、また前記樹脂チュ
ーブの他端部を前記ゴムホースの後端部に当接するよう
位置せしめてなるか、もしくは前記ゴムホースの後端部
の外周面に設けた環状切欠部に跨がって設けたことを特
徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明を図面に基づいて説明する
と、図1は本発明に係る細径金属管とゴムホースとの接
続構造の一実施例を示す断面図、図2は他の実施例を示
す断面図、図3はさらに他の実施例を示す断面図、図4
はさらに別の実施例を示す断面図、図5はさらに他の実
施例を示す断面図であって、1はゴムホース、2は好ま
しくは特願平9−145869号で開示した外周面に重
合被覆層を有する金属管、3はホースバンド、4は該金
属管の外周面に設けられた耐チッピング性を有しかつ押
出成形可能なポリプロピレン、ポリエチレン、あるいは
ポリアミド系樹脂などからなる厚膜状の樹脂層、5は好
ましくは熱収縮性を有する樹脂チューブまたはゴムチュ
ーブである。
【0014】本発明は前記した通り、一般に管端部にバ
ルジ、もしくはスプールのみ成形加工する場合は30〜
110mm程度、また管端部から間隔をおいたスプール
をも成形加工する場合は50〜150mm程度の範囲に
亘って従来技術や特願平9−145869号に開示した
ように厚膜状の樹脂層4が剥取られるか、あるいは該樹
脂層4が押出成形されていない金属管2に、短寸状の熱
収縮性樹脂チューブ5を挿入した後、図1のような管端
部のバルジ2′や管端部から間隔をおいたスプール
2″、図2ないし図5のような単一のスプール2″、あ
るいは図示しないが管端部から間隔をおいて相互に離間
した2つのスプールなどの端末加工を施したものであ
る。なお前記短寸状の熱収縮性樹脂チューブ5は、厚膜
状の樹脂層4が存在しない部分6からゴムホース1が外
挿される部分の長さを差引いた長さ以上の長さをもたね
ばならない。
【0015】そして図1のようにゴムホース1の外挿長
さに位置決め用に設けられたスプール2″がある場合は
この位置まで、また図2から図5のように位置決め用の
スプールがない場合はゴムホースの所望の外挿長さの位
置まで、熱収縮性樹脂チューブ5を金属管2の管端部側
に移動させて該チューブ5の一端部5′が残存するか、
あるいは押出成形による厚膜状の樹脂層4に跨がり他端
部5″が前記した位置を占めた状態で加温処理して前記
樹脂チューブ5を熱収縮させて厚膜状の樹脂層4のが存
在しない部分6のうち、後に外挿されるゴムホース1の
後端部1′が位置する箇所と剥取られず残存している
か、あるいは押出成形が中断して形成された該樹脂層4
の端面4′との間の露出部分を樹脂チューブ5によりほ
ぼ覆うように構成するものである。
【0016】なお、上記実施例においては後に外挿され
るゴムホース1の後端部1′が位置する箇所と樹脂層4
の端面4′との間の露出部分をほぼ覆う手段として熱収
縮性樹脂チューブを用いた例を開示したが、該熱収縮性
チューブに替えゴムチューブ5を用いることもできる。
このゴムチューブを用いる場合は予めゴムチューブ5を
厚膜状の樹脂層4側に位置しておきバルジ2′やスプー
ル2″のような端末加工が施された後、前記露出部分側
へ軸芯方向へ移動して所定の箇所に位置せしめて該露出
部分を覆うようにする。
【0017】その後所望の曲げ加工を施された金属管2
は、自動車メーカーなどに搬入され、組立て現場におい
て図1の実施例ではスプール2″の位置まで、また図2
においては熱収縮した樹脂チューブ5の他端部5″の位
置までゴムホース1を外挿して所望に応じホースバンド
3により締付けて金属管2とゴムホース1を相互に接続
するものである。このように熱収縮した樹脂チューブ5
の他端部5″は、後に外挿されるゴムホース1の外挿長
さの位置決め用手段として用いることができるが、ゴム
チューブを用いた場合ゴムチューブ5の他端部5″を図
3のように外方に折曲げて環状のフランジ5″aを形成
することにより前記位置決め効果が一層発揮できるとと
もに、相互に接触させて水密化して侵入した水による腐
食を防止することも可能である。
【0018】つぎに図4に示す実施例では上記実施例に
示したゴムホース1の後端部1′に、前記樹脂チューブ
5の他端部5″の外径とほぼ同径でかつ軸芯方向に延び
た円形の凹部7を設けたものである。
【0019】このような円形の凹部7はゴムホースの外
挿の際に樹脂チューブ5の他端部5″が嵌入してゴムホ
ース1の後端部1′と樹脂チューブ5の他端部5″との
間に凹凸嵌合部を形成してこの部分のシール性を高める
ことができる。なお円形の凹部7の深さはゴムホース1
の機械的強度が損なわれない限り前記凹凸嵌合部の長さ
が増してシール性を一層向上するので深い方が好まし
い。
【0020】以上説明した実施例においては、厚膜状の
樹脂層4が存在しない部分6に樹脂チューブ5を設けた
金属管2を自動車メーカーなどの他の場所に搬入してゴ
ムホース1を外挿して接続する場合について説明した
が、同一設備においてゴムホース1を外挿して接続する
ことが可能である場合は、図5のような構成をとること
もできる。すなわち厚膜状の樹脂層4が剥取られるか、
あるいは該樹脂層4が押出成形されていない金属管2
に、短寸状の熱収縮性樹脂チューブ5を挿入した後バル
ジやスプールなどの端末加工を施し、ついで樹脂層4が
存在しない部分6に、後端部1′の外周面に環状切欠部
1″を設けたゴムホース1を所定長外挿、接続し、その
後樹脂チューブ5を軸方向に移動させて一端部5′が残
存するか、あるいは押出成形による厚膜状の樹脂層4に
跨がり他端部5″が前記環状切欠部1″に跨がるよう位
置させ、加温処理により熱収縮せしめて厚膜状の樹脂層
4の端面4′とゴムホース1の後端部1′との間を完全
に覆うよう構成することも可能である。なお本実施例は
熱収縮性樹脂チューブで説明したがゴムチューブも使用
可能である。
【0021】なお上記実施例においては一般に管端部に
バルジもしくはスプールのみ成形加工する場合は30〜
110mm程度、また管端部から間隔をおいたスプール
をも成形加工する場合は50〜150mm程度の範囲に
亘って厚膜状の樹脂層4がないものに関して記載した
が、本発明はこの長さに限られるものではなくこの範囲
外においても適宜実施することができる。
【0022】
【発明の効果】以上述べた通り本発明によれば、厚膜状
の樹脂層が存在せずかつゴムホースが外挿されない露出
部分を保護部材で覆い、金属管のほぼ全長に亘り外周面
で耐チッピング性や耐スプラッシュ性を損なうことなく
優れた耐食性を有しかつ容易に製造ができる細径金属管
とゴムホースとの接続構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る細径金属管とゴムホースとの接続
構造の一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明に係る細径金属管とゴムホースとの接続
構造の他の実施例を示す断面図である。
【図3】本発明に係る細径金属管とゴムホースとの接続
構造のさらに他の実施例を示す断面図である。
【図4】本発明に係る細径金属管とゴムホースとの接続
構造のさらに別の実施例を示す断面図である。
【図5】本発明に係る細径金属管とゴムホースとの接続
構造のさらに他の実施例を示す断面図である。
【図6】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ゴムホース 1′ 後端部 2 金属管 2′ バルジ 2″ スプール 3 ホースバンド 4 樹脂層 4′ 端面 5 熱収縮性樹脂チューブまたはゴムチューブ 5′ 一端部 5″ 他端部 5″a フランジ 6 厚膜状の樹脂層が存在しない部分 7 凹部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも端末加工に必要な加工代に対
    応する管端部を除いて、ほぼその外周面の全長に亘って
    耐チッピング性を有しかつ押出成形可能な厚膜状の樹脂
    層を有する金属管において、一端部が前記樹脂層に跨が
    り他端部が前記管端部に外挿されるゴムホースの後端部
    にほぼ対応する位置になるよう樹脂チューブを設けてな
    ることを特徴とする細径金属管とゴムホースとの接続構
    造。
  2. 【請求項2】 前記樹脂チューブは、熱収縮性を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の細径金属管とゴムホー
    スとの接続構造。
  3. 【請求項3】 前記樹脂チューブは、ゴムチューブであ
    ることを特徴とする請求項1記載の細径金属管とゴムホ
    ースとの接続構造。
  4. 【請求項4】 前記ゴムホースの後端部に、前記樹脂チ
    ューブの該ゴムホース側の端部の外径より大径で軸芯方
    向に延びた凹部を設けたことを特徴とする請求項1〜3
    のいずれか1項記載の細径金属管とゴムホースとの接続
    構造。
  5. 【請求項5】 前記樹脂チューブの他端部を前記ゴムホ
    ースの後端部に当接するよう位置せしめてなることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の細径金属管
    とゴムホースとの接続構造。
  6. 【請求項6】 前記樹脂チューブの他端部を前記ゴムホ
    ースの後端部の外周面に設けた環状切欠部に跨がって設
    けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載
    の細径金属管とゴムホースとの接続構造。
JP20388197A 1997-07-14 1997-07-14 細径金属管とゴムホースとの接続構造 Withdrawn JPH1130390A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002050469A1 (en) * 2000-12-21 2002-06-27 Philmac Pty Ltd Coupling body for polymeric pipes including a pipe abutment surface
JP2006207675A (ja) * 2005-01-27 2006-08-10 Kitz Corp 管継手

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