JPH11301348A - 車両の路面照射装置 - Google Patents

車両の路面照射装置

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JPH11301348A
JPH11301348A JP11369298A JP11369298A JPH11301348A JP H11301348 A JPH11301348 A JP H11301348A JP 11369298 A JP11369298 A JP 11369298A JP 11369298 A JP11369298 A JP 11369298A JP H11301348 A JPH11301348 A JP H11301348A
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JP
Japan
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road surface
vehicle
light
brake
visibility
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11369298A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Tanida
公二 谷田
Seiji Hayashi
誠次 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自車の後続車からの視認性を大幅に高めるこ
とが可能な車両の路面照射装置を提供する。 【解決手段】 リヤバンパー7の下部に設けた路面照射
灯8を尾灯あるいは制動灯と連動して点灯することによ
り、リヤバンパー7の直下の路面Gを照射する。路面G
の被照射部の面積は尾灯あるいは制動灯自体の発光面積
に比べて遙に大きいため、自車の視認性が高まるだけで
なく後続車から見た遠近感の錯覚が発生し難くなり、し
かも路面Gの被照射部は尾灯の直下にあるため、後輪W
rや車体後部のトランクに遮られて視認性が低下するこ
とがない。また路面照射灯は車体下方を照射するので、
それを車体下面に設けて外部から見え難くすることによ
り車両のデザインに制約を与えるのを回避することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の尾灯の機能
や制動灯の機能を補助する車両の路面照射装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】夜間に自車の車体直下の左右2か所の路
面を照射することにより、後続車に自車の存在位置を明
確に示して追突事故を防止するものが、実開平6−71
299号公報により公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来のも
のは、左右の後輪の前方の路面、あるいは左右の後輪の
接地部を中心とする路面を照射するようになっているた
め、路面の被照射部が後輪に遮られて後続車から見え難
くなったり、またトランク部の後方への張出量が大きい
車両では、そのトランク部に遮られて路面の被照射部が
見え難くなったりする問題がある。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、自車の後続車からの視認性を大幅に高めることが可
能な車両の路面照射装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明は、車両の尾灯の点灯に
連動して該尾灯の直下の路面を照射する路面照射灯を備
えたことを特徴とする。
【0006】上記構成によれば、夜間に尾灯を点灯する
と、これに連動して路面照射灯が該尾灯の直下の暗い路
面を照射するので、尾灯自体の発光面積に比べて見かけ
の発光面積が遙に大きい路面の被照射部によって自車の
視認性が向上するだけでなく、後続車から見た遠近感の
錯覚が発生し難くなり、しかも路面の被照射部は尾灯の
直下にあるため後輪や車体後部に遮られて視認性が低下
することがない。また路面照射灯は車体下方を照射する
ので、それを車体下面に設けて外部から見え難くするこ
とにより車両のデザインに制約を与えるのを回避するこ
とができ、しかも他車のドライバーや歩行者を幻惑する
ことがない。
【0007】また請求項2に記載された発明は、車両の
制動灯の点灯に連動して該制動灯の直下の路面を照射す
る路面照射灯を備えたことを特徴とする。
【0008】上記構成によれば、制動灯を点灯すると、
これに連動して路面照射灯が該制動灯の直下の路面を照
射するので、制動灯自体の発光面積に比べて見かけの発
光面積が遙に大きい路面の被照射部によって自車の視認
性が向上するだけでなく、後続車から見た遠近感の錯覚
が発生し難くなり、しかも路面の被照射部は制動灯の直
下にあるため後輪や車体後部に遮られて視認性が低下す
ることがない。また路面照射灯は車体下方を照射するの
で、それを車体下面に設けて外部から見え難くすること
により車両のデザインに制約を与えるのを回避すること
ができ、しかも他車のドライバーや歩行者を幻惑するこ
とがない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0010】図1〜図4は本発明の一実施例を示すもの
で、図1は路面照射装置を備えた車両の前面図、図2は
路面照射装置を備えた車両の後面図、図3は図2の3−
3線拡大断面図、図4は制動時の作用説明図である。
【0011】図1に示すように、自動車の車体前部の左
右両側には、白色の前照灯1L ,1 R と、白色の車幅灯
L ,2R と、非常点滅表示灯を兼用する黄色の方向指
示灯3L ,3R とが設けられる。また図2に示すよう
に、自動車の車体後部の左右両側には、赤色の尾灯兼制
動灯4L ,4R と、非常点滅表示灯を兼用する黄色の方
向指示灯5L ,5R と、白色の後退灯6L ,6R とが設
けられる。
【0012】ライティングスイッチを第1のON位置に
操作すると、車幅灯2L ,2R が点灯するとともに尾灯
兼制動灯4L ,4R が低輝度で点灯し、また前記ライテ
ィングスイッチを第2のON位置に操作すると更に前照
灯1L ,1R が点灯する。方向指示スイッチを左右何れ
かに操作すると、その操作した側の方向指示灯3L ,3
R ;5L ,5R が点滅する。非常点滅表示スイッチを操
作すると、方向指示灯3L ,3R ;5L ,5R を兼用す
る全ての非常点滅表示灯が点滅する。ブレーキペダルを
踏むと尾灯兼制動灯4L ,4R が高輝度で点灯する。セ
レクトレバーを後退ポジションに操作すると後退灯
L ,6R が点滅する。
【0013】図3を併せて参照すると明らかなように、
車体後端に位置するリヤバンパー7の下面に、ライティ
ングスイッチのON時に車幅灯2L ,2R および尾灯兼
制動灯4L ,4R と連動して点灯するとともに、制動時
に尾灯兼制動灯4L ,4R と連動して点灯する路面照射
灯8が設けられる。路面照射灯8は、路面Gに向けて下
向きに拡開する反射鏡9と、この反射鏡9の下端開口部
を覆うレンズ10と、前記反射鏡9の中央部に配置され
たバルブ11と、このバルブ11を覆う赤色フィルター
12とから構成される。
【0014】而して、図4に示すように、ライティング
スイッチがON位置に操作されて尾灯兼制動灯4L ,4
R が尾灯として低輝度で点灯したとき、それに連動して
路面照射灯8が低輝度で点灯し、尾灯兼制動灯4L ,4
R と同じ赤色の光でリヤバンパー12の直下の路面Gを
左右方向に細長い楕円形状に低輝度で照射する。またブ
レーキペダルが踏まれて尾灯兼制動灯4L ,4R が制動
灯として高輝度で点灯したとき、それに連動して路面照
射灯8が高輝度で点灯し、尾灯兼制動灯4L ,4R と同
じ赤色の光でリヤバンパー12の直下の路面Gを左右方
向に細長い楕円形状に高輝度で照射する。
【0015】このように路面照射灯8を点灯することに
より、リヤバンパー7の直下の路面Gを明るく照射し、
後続車のドライバーからの視認性を大幅に高めて自車の
存在や制動を確実に報知することができる。また路面照
射灯8は路面Gを照射するものであるため、その光が他
車のドライバーや歩行者の目に直接入って幻惑を引き起
こすことがない。更に、路面照射8はリヤバンパー7の
下面に埋設されて外部から直接見えないため、路面照射
8が車両のデザインに制約を与えることがない。
【0016】また、路面照射灯8は該路面照射灯8の直
下の路面G(即ち、後輪Wr,Wrよりも後方のリヤバ
ンー7の下方の路面G)を照射するので、後続車のドラ
イバーが見たときに、その被照射部が後輪Wr,Wrや
車体のトランク部に遮られて見えなくなることが防止さ
れ、常に高い視認性を確保することができる。
【0017】ところで、尾灯や制動灯の設置高さは車両
により異なっており、夜間に周囲に建物が存在しない高
速道路を走行するような場合に、尾灯や制動灯の設置位
置が高い前走車は距離が近く感じられ、逆に尾灯や制動
灯の設置位置が低い前走車は距離が遠く感じられる場合
がある。しかしながら、本実施例の如く路面照射灯8で
路面Gを照射して尾灯あるいは制動灯して機能させるこ
とにより、尾灯や制動灯の設置位置に基づく前記遠近感
の錯覚を回避することができる。
【0018】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0019】例えば、実施例では尾灯および制動灯を兼
用しているが、それらを各々別個に設けることも可能で
ある。また実施例ではライティングスイッチをONする
と路面照射灯8が低輝度で点灯し、ブレーキペダルを踏
むと路面照射灯8が高輝度で点灯するようになっている
が、ライティングスイッチをONしたときには路面照射
灯8を点灯せず、ブレーキペダルを踏んだときにだけ路
面照射灯8を点灯しても良い。また実施例では尾灯兼方
向指示灯4L ,4R と路面照射灯8とが別個に設けられ
ているが、尾灯兼方向指示灯4L ,4R が発する光を反
射鏡で反射させたりプリズムで屈折させたりして下方の
路面Gに導くことにより路面照射灯8を構成することが
できる。
【0020】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、夜間に尾灯を点灯すると、これに連動して路
面照射灯が該尾灯の直下の暗い路面を照射するので、尾
灯自体の発光面積に比べて見かけの発光面積が遙に大き
い路面の被照射部によって自車の視認性が向上するだけ
でなく、後続車から見た遠近感の錯覚が発生し難くな
り、しかも路面の被照射部は尾灯の直下にあるため後輪
や車体後部に遮られて視認性が低下することがない。ま
た路面照射灯は車体下方を照射するので、それを車体下
面に設けて外部から見え難くすることにより車両のデザ
インに制約を与えるのを回避することができ、しかも他
車のドライバーや歩行者を幻惑することがない。
【0021】また請求項2に記載された発明によれば、
制動灯を点灯すると、これに連動して路面照射灯が該制
動灯の直下の路面を照射するので、制動灯自体の発光面
積に比べて見かけの発光面積が遙に大きい路面の被照射
部によって自車の視認性が向上するだけでなく、後続車
から見た遠近感の錯覚が発生し難くなり、しかも路面の
被照射部は制動灯の直下にあるため後輪や車体後部に遮
られて視認性が低下することがない。また路面照射灯は
車体下方を照射するので、それを車体下面に設けて外部
から見え難くすることにより車両のデザインに制約を与
えるのを回避することができ、しかも他車のドライバー
や歩行者を幻惑することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】路面照射装置を備えた車両の前面図
【図2】路面照射装置を備えた車両の後面図
【図3】図2の3−3線拡大断面図
【図4】制動時の作用説明図
【符号の説明】
L ,4R 尾灯兼制動灯(尾灯、制動灯) 8 路面照射灯 G 路面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の尾灯(4L ,4R )の点灯に連動
    して該尾灯(4L ,4 R )の直下の路面(G)を照射す
    る路面照射灯(8)を備えたことを特徴とする車両の路
    面照射装置。
  2. 【請求項2】 車両の制動灯(4L ,4R )の点灯に連
    動して該制動灯(4L,4R )の直下の路面(G)を照
    射する路面照射灯(8)を備えたことを特徴とする車両
    の路面照射装置。
JP11369298A 1998-04-23 1998-04-23 車両の路面照射装置 Withdrawn JPH11301348A (ja)

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Cited By (6)

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