JPH11300564A - 部品の位置決め方法及び位置決め装置 - Google Patents

部品の位置決め方法及び位置決め装置

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JPH11300564A
JPH11300564A JP11234898A JP11234898A JPH11300564A JP H11300564 A JPH11300564 A JP H11300564A JP 11234898 A JP11234898 A JP 11234898A JP 11234898 A JP11234898 A JP 11234898A JP H11300564 A JPH11300564 A JP H11300564A
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jig
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stage
horizontal direction
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JP11234898A
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English (en)
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Yoshio Nikaido
宣雄 二階堂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部品にキズをつけることなく、基準ブロックへ
の正確な押し当てができる精度のよい位置決め方法を提
供する。 【解決手段】部品7を水平面内で位置決めするための部
品の位置決め方法において、部品7を治具1上に固定す
る固定工程と、治具1を、この治具1を水平方向に移動
自在に支持するステージ2上に載置した状態で、水平方
向にスライドさせ、部品7を位置決め基準5に突き当て
る突き当て工程とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は部品の位置決め方法
および位置決め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品の実装装置や組立装置に
おける組み付けられる部品の位置決め方法としては、位
置決め装置の位置へハンドを先端に配したロボット等に
より部品を供給し、位置決め装置の一面を基準としてそ
の基準面へ部品を押し付け、その状態にて部品を基準ブ
ロックへ向けて移動させ、基準ブロックに突き当てて位
置決めを行う方法が用いられることが多い。
【0003】図8はこの種の位置決め装置を示すもので
ある。
【0004】図8において、101は基準面、102は
位置決めブロック、103は押し付け装置、104は吸
着孔、105は部品である。
【0005】この装置は、基準面101上に吸着保持し
た部品105を、押し付け装置103により2方向から
位置決めブロック102へ押し付け、位置決めを行うも
のである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の位置決め装置による部品の位置決めでは、位置決
め装置の基準面101に吸着保持した部品105を押し
付け装置103により位置決めブロック102に押し付
けて位置決めを行っているため、基準面101と部品1
05との接触部においてすべりが発生し、部品105に
キズが発生するという問題があった。また基準面101
と部品105との接触部において抵抗が発生し、位置決
めブロック102へ正確に部品を押し当てられず、位置
決め精度が悪いという問題があった。
【0007】従って、本発明は上述した課題に鑑みてな
されたものであり、その目的は、部品にキズをつけるこ
となく、基準ブロックへの正確な押し当てができる精度
のよい位置決め方法及び位置決め装置を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明に係わる部品の位置決め
方法は、部品を水平面内で位置決めするための部品の位
置決め方法において、前記部品を治具上に固定する固定
工程と、前記治具を、該治具を水平方向に移動自在に支
持するステージ上に載置した状態で、水平方向にスライ
ドさせ、前記部品を位置決め基準に突き当てる突き当て
工程とを具備することを特徴としている。
【0009】また、この発明に係わる部品の位置決め方
法において、前記治具を前記ステージ上の基準位置に位
置決めする位置決め工程を更に具備することを特徴とし
ている。
【0010】また、この発明に係わる部品の位置決め方
法において、前記位置決め工程の後に、前記治具を前記
ステージ上で移動自在に開放する開放工程を更に具備す
ることを特徴としている。
【0011】また、この発明に係わる部品の位置決め方
法において、前記突き当て工程において、前記部品を前
記位置決め基準に突き当てた後、前記部品を前記位置決
め基準に押し付ける押し付け工程を更に具備することを
特徴としている。
【0012】また、この発明に係わる部品の位置決め方
法において、前記ステージは多孔質材料から形成され、
該多孔質材料の細孔から気体を噴出させ、前記治具を水
平方向に移動自在に支持することを特徴としている。
【0013】また、この発明に係わる部品の位置決め方
法において、前記ステージは、鋼球を用いたスラストベ
アリングにより前記治具を水平方向に移動自在に支持す
ることを特徴としている。
【0014】また、本発明に係わる部品の位置決め装置
は、部品を水平面内で位置決めするための部品の位置決
め装置において、前記部品を保持する治具と、該治具を
水平方向に移動自在に支持するステージと、前記部品を
突き当てることにより、該部品を位置決めするための位
置決め基準と、前記治具を前記位置決め基準に向けて付
勢するばねと、該ばねにより前記治具を介して前記位置
決め基準に付勢された前記部品を前記位置決め基準に押
し付ける押し付け手段とを具備することを特徴としてい
る。
【0015】また、この発明に係わる部品の位置決め装
置において、前記治具を前記ステージ上の基準位置に位
置決めする位置決め手段を更に具備することを特徴とし
ている。
【0016】また、この発明に係わる部品の位置決め装
置において、前記ステージは多孔質材料から形成され、
該多孔質材料の細孔から気体を噴出させ、前記治具を水
平方向に移動自在に支持することを特徴としている。
【0017】また、この発明に係わる部品の位置決め装
置において、前記ステージは、鋼球を用いたスラストベ
アリングにより前記治具を水平方向に移動自在に支持す
ることを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて、添付図面を参照して詳細に説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に
係わる部品の位置決め装置の全体図である。
【0019】図1において、1は磁性体からなる治具、
2はステージ、3はベースブロック、4はマグネット、
5は位置決めブロック、6は位置決めピン、7は位置決
めしようとする部品、8は押し付け装置である。
【0020】図2はステージ2上の基準位置に治具1が
停止している状態において、治具1に部品7を吸着保持
している様子を断面にて示す図である。
【0021】図2において、治具1には部品7を吸着す
るための吸着孔11が形成されており、配管継ぎ手12
を介して配管13に接続さている。そして、図示されな
い真空源よりの真空吸着力によって部品7を吸着保持す
る。またベースブロック3に固着されたシリンダー14
の先端に、支持プレート6aを介して2本の位置決めピ
ン6がそれぞれ配置され、治具1を基準位置に停止させ
ている。
【0022】ステージ2の上面と治具1の下面は互いに
接しており、その2つの面は、ステージ2上で治具1が
水平方向に可能な限り小さな力で滑らかに移動できるよ
う、極めて精度良く加工されている。また、ベースブロ
ック3上には、マグネット4が取り付けられており、磁
性体からなる治具1を下方に吸引し、治具1がステージ
2上から浮き上がらないように付勢している。
【0023】図3は位置決めピン6が下降し、部品7が
ベースブロック3に固着された位置決めブロック5へば
ね21により押し付けられている様子を示す図である。
【0024】図3において、部品7を保持した治具1は
位置決めピン6が下降すると同時に、ステージ2上で水
平移動自由となり、直ちにばね21の力(治具1がステ
ージ2上で移動するのに要する力より大きく、かつ部品
7が治具1上でずれない程度の力)により位置決めブロ
ック5側へと移動させられ、部品7は位置決めブロック
5へ押し付けられる。このときばね21は一端をベース
ブロック3に他の一端を治具1にそれぞれ取り付けられ
ている。
【0025】図4は図3を上方から見た平面図である。
【0026】図4において、ばね21は部品7の位置決
めブロック5への突き当てポイント31a,31bへば
ね力が均等に作用する様、すなわち、図2に示された治
具1における部品7の吸着センターと位置決めブロック
5の角部5aを結んだ直線方向にばね力が作用する様に
配置されており、位置決めピン6が下降した後、矢印A
方向へ治具1(部品7)を動作させるものである。
【0027】なお、部品7の位置決めが図4に示す様に
2方向、即ち2つの基準面31a,31bにての規制を
必要としない場合等は、このばね力による移動は不必要
となる。
【0028】図5は位置決めブロック5にばね21によ
り押し付けられている部品7を確実に位置決めするため
の押し付け装置8が作用している様子を示す図である。
【0029】図5において、押し付け装置8の先端の部
品7に接する部分は、水平面内で回転可能なベアリング
41がアーム42に取り付けられて構成されており、ア
ーム42はガイド43により図中左右方向に直進移動可
能にガイドされている。またアーム42はシリンダー4
4に接続されており、部品7が変形しない程度のシリン
ダー44の力により部品7を基準ブロック5へ確実に位
置決めする。
【0030】以上説明した一連の動作において、ステー
ジ2上の治具1を水平方向に自由にかつ上下方向に浮き
上がらないように吸引するマグネット4は、スペーサー
61により高さ調整がなされ、その力が調整されてい
る。
【0031】(第2の実施形態)図6はステージ2に多
孔質材71を用いて、治具1を水平方向に移動自由に支
持している様子を示す図である。
【0032】図6において、多孔質材71には、治具1
に接する面から均等にエアーを噴出させるエアー回路を
形成したプレート72が固着されていて、プレート72
には配管継ぎ手73を介して配管74が接続されてい
る。そして、図示されないエアー源よりのエアー力によ
り、治具1に接する多孔質材71の面よりエアーを噴出
させ、治具1を浮上させ、ステージ2上を水平方向に移
動自由にする。また上下方向にステージ2上の治具1を
拘束するために、ベースブロック3上にマグネット4を
配置し、スペーサー61の厚みを調整して適正な拘束力
を発生させる。
【0033】(第3の実施形態)図7はステージ2に鋼
球81を使用したスラストベアリング82を配置して、
治具1を水平方向に移動自由に支持している様子を示す
図である。
【0034】スラストベアリング82がベースブロック
3に保持されており、鋼球81が転がることにより、治
具1をステージ2上で水平方向に移動自由に支持する。
また上下方向にステージ2上の治具1を拘束するため
に、ベースブロック3上にマグネット4を配置し、スペ
ーサー61の厚みを調整して適切な拘束力を発生させ
る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
部品を治具との接触面上で滑らせることなく平面移動で
きるので、部品にキズをつけることなく、精度よい位置
決めを行うことができる。
【0036】また、ステージに多孔質材を用いることに
より、治具とステージとの摩擦力は微小なものとなり、
治具への部品の保持力が小さいときでも、部品と治具と
の間にずれなどを発生することなく、位置決めすること
ができる。
【0037】また、ステージにスラストベアリングを用
いることにより、安価でありながら治具とステージの摩
擦力の小さい位置決め装置を実現できる。
【0038】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係わる部品の位置決
め装置の全体図である。
【図2】部品を治具に保持している様子を示す図であ
る。
【図3】部品がばね力により位置決めされている様子を
示す断面図である。
【図4】部品がばね力により位置決めされている様子を
示す平面図である。
【図5】位置決め中の図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係わる部品の位置決
め装置の側断面図である。
【図7】本発明の第3の実施形態に係わる部品の位置決
め装置の側断面図である。
【図8】従来例を説明する図である。
【符号の説明】
1 治具 2 ステージ 3 ベースブロック 4 マグネット 5 位置決めブロック 6 位置決めピン 7 部品 8 押し付け装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品を水平面内で位置決めするための部
    品の位置決め方法において、 前記部品を治具上に固定する固定工程と、 前記治具を、該治具を水平方向に移動自在に支持するス
    テージ上に載置した状態で、水平方向にスライドさせ、
    前記部品を位置決め基準に突き当てる突き当て工程とを
    具備することを特徴とする部品の位置決め方法。
  2. 【請求項2】 前記治具を前記ステージ上の基準位置に
    位置決めする位置決め工程を更に具備することを特徴と
    する請求項1に記載の部品の位置決め方法。
  3. 【請求項3】 前記位置決め工程の後に、前記治具を前
    記ステージ上で移動自在に開放する開放工程を更に具備
    することを特徴とする請求項2に記載の部品の位置決め
    方法。
  4. 【請求項4】 前記突き当て工程において、前記部品を
    前記位置決め基準に突き当てた後、前記部品を前記位置
    決め基準に押し付ける押し付け工程を更に具備すること
    を特徴とする請求項1に記載の部品の位置決め方法。
  5. 【請求項5】 前記ステージは多孔質材料から形成さ
    れ、該多孔質材料の細孔から気体を噴出させ、前記治具
    を水平方向に移動自在に支持することを特徴とする請求
    項1に記載の部品の位置決め方法。
  6. 【請求項6】 前記ステージは、鋼球を用いたスラスト
    ベアリングにより前記治具を水平方向に移動自在に支持
    することを特徴とする請求項1に記載の部品の位置決め
    方法。
  7. 【請求項7】 部品を水平面内で位置決めするための部
    品の位置決め装置において、 前記部品を保持する治具と、 該治具を水平方向に移動自在に支持するステージと、 前記部品を突き当てることにより、該部品を位置決めす
    るための位置決め基準と、 前記治具を前記位置決め基準に向けて付勢するばねと、 該ばねにより前記治具を介して前記位置決め基準に付勢
    された前記部品を前記位置決め基準に押し付ける押し付
    け手段とを具備することを特徴とする部品の位置決め装
    置。
  8. 【請求項8】 前記治具を前記ステージ上の基準位置に
    位置決めする位置決め手段を更に具備することを特徴と
    する請求項7に記載の部品の位置決め装置。
  9. 【請求項9】 前記ステージは多孔質材料から形成さ
    れ、該多孔質材料の細孔から気体を噴出させ、前記治具
    を水平方向に移動自在に支持することを特徴とする請求
    項7に記載の部品の位置決め装置。
  10. 【請求項10】 前記ステージは、鋼球を用いたスラス
    トベアリングにより前記治具を水平方向に移動自在に支
    持することを特徴とする請求項7に記載の部品の位置決
    め装置。
JP11234898A 1998-04-22 1998-04-22 部品の位置決め方法及び位置決め装置 Withdrawn JPH11300564A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101061769B1 (ko) 2009-12-14 2011-09-06 태산기계공업주식회사 지그 위치결정유닛이 구비된 머시닝 센터의 팰릿
JP2020037167A (ja) * 2018-09-05 2020-03-12 大豊精機株式会社 位置決め装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050705