JP4226955B2 - 基板の位置決め装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体ウエハ、液晶表示装置用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用基板等の基板に対して基板の検査等の所定の処理を行う基板処理装置において、基板を所定位置に位置決め、例えば、基板を吸着して水平姿勢に保持する基板保持台の中心に対して基板の中心を一致させるように位置決めする基板の位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば半導体の製造プロセスにおいて、基板に対して塗布処理等の各種処理を施した後に、基板の表面に形成されたフォトレジスト膜、シリコン酸化膜等の各種薄膜の厚さを光学的に測定したり、各種薄膜におけるパターン線幅を、顕微鏡を用いた拡大画像の分析により測定したりする場合などには、検査装置の基板保持台に基板を正確に位置決めして保持させることが要求される。
【0003】
基板を位置決めする方法としては、基板保持台や基板支持アームなどの基板保持部上に基板を水平姿勢で載置した後に、基板の周縁に沿った円弧面を有する一対の位置決めガイドを、基板とほぼ同一高さ位置で基板の両側にそれぞれ配置し、それらの位置決めガイドを互いに近付ける方向へ対称的に水平移動させて、一対の位置決めガイドの両円弧面がそれぞれ基板の周縁端面に当接するようにし、この動作に伴って、基板保持部上に載置された基板が位置決めガイドの円弧面で押圧されて水平方向へ微少移動させられるようにして、基板を所定位置に位置決め、例えば基板保持部の中心位置に基板の中心位置が一致するようにに位置決めする、といったことが行われている(例えば、特許文献1参照。)。また、基板を保持する保持台をX方向およびY方向へ移動自在に支持し、保持台をX方向およびY方向へ移動させる駆動機構を設け、認識マークを読み取る検出センサや画像処理装置、ラインセンサなどを用いて得られた位置情報に基づき駆動機構を制御して、基板を保持した保持台をX方向およびY方向へそれぞれ移動させて位置決めするようにした位置決め装置も、種々提案され一般的に使用されている(例えば、特許文献2参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−78859号公報(第4頁、図10)
【特許文献1】
特開平7−43428号公報(第2−3頁、図1、図3)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
基板保持台や基板支持アームなどの基板保持部上に基板を載置した状態で、位置決めガイドによって基板を押圧し、基板保持部上で基板の位置を所定位置までずらして、基板保持部に対する基板のセンタリング等の位置決めを行う、といった装置構成では、基板の裏面が基板保持部の上面に摺接しつつ基板が移動するため、その際に基板の裏面にパーティクルが付着したり、基板の裏面に微小傷が発生したりする、といった問題点がある。また、検出センサや画像処理装置、ラインセンサなどを用いて得られた位置情報に基づき駆動機構を制御し、基板を保持した保持台をX方向およびY方向へそれぞれ移動させて位置決めする、といった装置では、位置決め操作に比較的長い時間がかかる。また、センサや画像処理装置などで得られた位置情報に基づいて間接的に保持台を移動させる装置であり、また、駆動部に高い精度が要求されるなど、位置決め精度の点でも問題がある。さらに、構成も複雑になりコスト高になる、といった問題点がある。
【0006】
この発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、基板の位置決めに際して基板にパーティクルが付着したり微小傷が発生したりする、といった心配が無く、また、位置決め操作にそれほど時間がかからず、位置決め精度が良好で、構成も簡単である基板の位置決め装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、基板を水平姿勢で載置する水平載置面を有する基板保持部を備え、基板を水平姿勢に支持して前記基板保持部の水平載置面上へ静置させ、前記基板保持部の水平載置面上に載置された基板の周縁端面に当接して基板を水平方向へ微少移動させ基板を所定位置に位置決めする基板の位置決め装置において、基板の周縁に沿った円弧状に形成され基板の周縁端面に当接する鉛直当接面、および、この鉛直当接面の下端から水平方向に延出され基板の裏面側周縁部に当接して基板を支持する水平支持面を有し、互いに鉛直当接面同士が対向するようにかつ対称に同一水平面内に配置され、相互の間隔を変更可能に支持された一対の水平板状アームと、この一対の水平板状アームの少なくとも一方を水平方向へ往復移動させる水平移動機構と、前記一対の水平板状アームを鉛直方向へ往復移動させる鉛直移動機構と、を備え、前記基板保持部の水平載置面が鏡面仕上げされたことを特徴とする。
【0008】
請求項2に係る発明は、請求項1記載の位置決め装置において、前記基板保持部の水平載置面の表面粗さが1μm以下であることを特徴とする。
【0009】
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2記載の位置決め装置において、前記基板保持部の水平載置面の面積が基板の面積の30%以上であることを特徴とする。
【0011】
請求項4に係る発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の位置決め装置において、前記基板保持部が、基板に対して所定の処理を行う基板処理装置の、基板を吸着して保持する基板保持台であることを特徴とする。
【0012】
請求項5に係る発明は、請求項4記載の位置決め装置において、前記基板処理装置が、基板の検査を行う基板検査装置であることを特徴とする。
【0013】
請求項1に係る発明の基板の位置決め装置においては、一対の水平板状アームの両水平支持面上に基板が水平姿勢で支持される。そして、水平板状アーム上に支持された基板を基板保持部の直上位置に配置した後に、鉛直移動機構によって水平板状アームが下方へ移動させられることにより、水平板状アーム上から基板保持部の水平載置面上へ基板が移載される。続いて、水平移動機構により水平板状アームが、相互の間隔を狭めるように水平方向へ移動させられることにより、水平板状アームの鉛直当接面が基板の周縁端面に当接し、最終的に両方の水平板状アームの鉛直当接面がそれぞれ基板の周縁端面に当接する。この動作に伴って、基板保持部上に載置された基板が水平板状アームの鉛直当接面で押圧されて水平方向へ微少移動させられ、基板が所定位置に位置決めされる。この場合において、基板保持部の水平載置面が鏡面仕上げされているので、水平板状アーム上に水平姿勢で支持された基板を、水平板状アームから基板保持部の水平載置面上へ静置させた際に、基板の裏面と基板保持部の水平載置面との間に極く薄い空気層が形成され、基板は、その空気層を介在させて基板保持部の水平載置面上に浮上した状態となる。この状態で、水平板状アームにより基板が水平方向へ微少移動させられて所定位置に位置決めされる。このように、基板が基板保持部の水平載置面上に浮上した状態で微少移動するので、基板の裏面にパーティクルが付着したり、基板の裏面に微小傷が発生したりする、といったことは起こらない。
【0014】
請求項2に係る発明の位置決め装置では、基板保持部の水平載置面の表面粗さが1μm以下であることにより、基板の裏面と基板保持部の水平載置面との間に確実に空気層が形成される。
【0015】
請求項3に係る発明の位置決め装置では、基板保持部の水平載置面の面積が基板の面積の30%以上であることにより、基板の裏面と基板保持部の水平載置面との間に安定した空気層が形成される。
【0017】
請求項4に係る発明の位置決め装置では、基板処理装置の基板保持台上に基板が位置決めされた後に吸着保持される。
【0018】
請求項5に係る発明の位置決め装置では、基板検査装置の基板保持台上に基板が位置決めされて保持される。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0020】
図1は、この発明の1実施形態を示し、基板処理装置、例えば、基板に対して所定の処理を施した後にその処理結果を測定して基板を検査する基板検査装置の一部を構成する基板搭載部の斜視図である。この基板搭載部1に、基板Wを所定位置に位置決めして保持するための基板位置決め機構が具備されている。最初に、図2に示す平面図に基づいて、基板検査装置の全体構成を説明する。
【0021】
基板検査装置は、基板搭載部1のほか、詳細な図示を省略しているが、基板搭載部1の上方に基板搭載部1上の基板Wの上面と対向するように配設され基板Wに対する膜厚測定等の測定操作を実行する測定部8、複数枚の基板Wが収容されたカセット2が載置されるカセット載置部3、および、カセット載置部3上のカセット2内から基板Wを1枚ずつ取り出して基板搭載部1へ搬入し検査済みの基板Wを基板搭載部1から取り出してカセット載置部3上のカセット2内へ挿入する基板搬送ロボット4を備えた基板搬送部5を備えている。基板搬送ロボット4は、詳細な機構についての説明を省略するが、基板Wを水平姿勢に支持する支持プレート6およびこの支持プレート6を保持するアーム7を有し、支持プレート6をカセット載置部3上のカセット2および基板搭載部1に対してそれぞれ進退させるアーム駆動機構、支持プレート6およびアーム7を上下方向へ移動させる昇降機構、ならびに、カセット載置部3上のカセット2および基板搭載部1にそれぞれ対向するように向きを変換させる回動機構を備えている。
【0022】
基板搭載部1は、図1に斜視図を示すように、基板保持部である基板保持台10を備えている。基板保持台10は、基板Wを水平姿勢で載置する水平載置面を有し、基板保持台10の上面には、水平載置面上に基板Wを吸着して保持するための吸着孔12が形設され、基板保持台10の内部に、図示していないが真空吸着機構が設けられている。基板保持台10の水平載置面は、ラップ盤によって鏡面仕上げされ、例えば表面粗さが1μm以下、好ましくは0.2μm程度以下となるように鏡面仕上げされている。そして、本実施形態では表面粗さを0.2μmとして構成した。また、基板保持台10の水平載置面は、基板Wの面積の30%以上、好ましくは50%以上の面積を有するように設定されている。例えば、直径300mmの基板については、基板保持台10の水平載置面の直径が165mm以上に設定され、直径200mmの基板については、水平載置面の直径が110mm以上に設定され、直径150mmの基板については、水平載置面の直径が85mm以上に設定される。
【0023】
また、基板搭載部1は、基板Wを水平姿勢に支持して基板保持台10の水平載置面上へ静置させるための一対の水平板状アーム14、14を備えている。一対の水平板状アーム14、14は、同一水平面内にかつ基板保持台10の中心を通る鉛直面に対して左右対称に配置されている。各水平板状アーム14は、互いに対向する端縁部がそれぞれ、基板Wの周縁に沿った円弧状にかつ段付き面に形成されている。そして、水平板状アーム14の端縁部の段付き面が、図5および図6に示すように、基板Wの周縁端面に当接する鉛直当接面16、および、この鉛直当接面16の下端から水平方向に延出され基板Wの下面側周縁部に当接して基板Wを支持する水平支持面18となっている。
【0024】
各水平板状アーム14の前方側端部は、鉛直保持板20の上端部にそれぞれ固着され、各水平板状アーム14が水平姿勢に保持されている。各鉛直保持板20は、水平ガイド板22にスライド軸受24を介して水平方向へ往復移動自在にそれぞれ係合しており、各水平ガイド板22は、図3に示すように鉛直昇降板26にそれぞれ固着されている。図3は、基板搭載部1の一部分を示す縦断面図であり、この図では、スライド軸受24が一体的に取着された鉛直保持板20の図示を省略している。左・右の鉛直昇降板26同士は、連接桿28によって連接されており、一方の鉛直昇降板26に正・逆回転可能な水平方向駆動用のモータ30が取着されている。モータ30の回転軸には、駆動側プーリ32が固着されており、他方の鉛直昇降板26に従動側プーリ34が軸着されている。そして、駆動側プーリ32と従動側プーリ34とに無端ワイヤ36がテンションばね37を介在して掛け回されており、無端ワイヤ36の周回下部側に一方の鉛直保持板20の下端部が連結され、無端ワイヤ36の周回上部側に他方の鉛直保持板20の下端部が連結されている。このような機構において、モータ30を正方向および逆方向にそれぞれ回転駆動させると、各一対の鉛直保持板20、20および水平板状アーム14、14が、互いに接近および離間する方向へ対称的に直線移動し、一対の水平板状アーム14、14の間隔が変化する。
【0025】
固定基台38の前端部には、鉛直固定板40が垂設され固着されている。この鉛直固定板40に、昇降駆動用のモータ42が取着されている。なお、鉛直固定板40は、図4に示すように、水平方向駆動用のモータ30の上下移動に干渉しないようにモータ42の取付部の下側が大きく欠切されており、その欠切部44内にモータ30が配置されている。昇降駆動用のモータ42の回転軸には、図4に示すように円形の摺接周面を有するカム46が固着されている。図4は、鉛直昇降板26を取り去った状態で基板搭載部1の一部分を示す正面図である。カム46は、モータ42を駆動させることにより、実線および二点鎖線で示すように回転軸の回りに鉛直面内において回転する。そして、鉛直昇降板26に、カム46の周面に摺接するカムフォロア48が回転自在に軸着されており、カム46の回転動作に伴って、カムフォロア48を介し鉛直昇降板26がリニアガイド50に案内されて上下方向へ往復移動するように構成されている。このように鉛直昇降板26が上下方向へ往復移動することにより、各鉛直昇降板26にスライド軸受24を介してそれぞれ係合した一対の鉛直保持板20、20、および、各鉛直保持板20の上端部にそれぞれ固着された一対の水平板状アーム14、14が、鉛直方向へそれぞれ往復移動するようになっている。
【0026】
次に、上記した構成を有する基板搭載部1における基板Wの位置決め・保持の動作を、図5および図6に基づいて説明する。
【0027】
基板搬送ロボット4により、基板Wが支持プレート6上に水平姿勢で支持されて基板搭載部1へ搬入され、図5の(a)に平面図を、図6の(a)に一部を断面で表した正面図をそれぞれ示すように、支持プレート6上に支持された基板Wが基板保持台10の直上に配置される。このとき、一対の水平板状アーム14、14は、各鉛直当接面16が基板Wの周縁より外側に位置し、かつ、各水平支持面18の上方領域内に基板Wの周縁部が位置した状態に保持されている。この状態で、支持プレート6が下降して、図6の(b)に示すように、基板Wが支持プレート6上から一対の水平板状アーム14、14の各水平支持面18上へ移載され、支持プレート6が基板Wの裏面から離脱する。
【0028】
次に、支持プレート6が水平方向へ移動して、図6の(c)に示すように、基板Wと基板保持台10との間の空間から支持プレート6が退避する。この後、昇降駆動用のモータ42が駆動することにより、一対の水平板状アーム14、14が下降し、図6の(d)に示すように、基板Wが水平板状アーム14、14上から基板保持台10の水平載置面上へ移載され、基板Wが基板保持台10の水平載置面上に水平姿勢で載置される。この際、基板保持台10の水平載置面が鏡面仕上げされていることにより、基板Wの裏面と基板保持台10の水平載置面との間に極く薄い空気層が形成され、基板Wは、その空気層を介在させて基板保持台10の水平載置面上に浮上した状態となる。一方、水平板状アーム14、14は、その上面が基板Wの表面より低くならない高さ位置に停止する。
【0029】
水平板状アーム14、14の下降動作が停止すると、水平方向駆動用のモータ30が駆動して、一対の水平板状アーム14、14が、相互の間隔を狭めるように水平方向へ移動する。そして、水平板状アーム14の鉛直当接面16が基板Wの周縁端面に当接し、図5の(b)および図6の(e)にそれぞれ示すように、最終的に両方の水平板状アーム14、14の各鉛直当接面16がそれぞれ基板Wの周縁端面に当接する。この動作に伴って、基板保持台10上に載置された基板Wが水平板状アーム14の鉛直当接面16で押圧されて水平方向へ微少移動させられ、基板Wが基板保持台10の水平載置面上でセンタリングされる。また、この際、基板Wは、基板保持台10の水平載置面上に浮上した状態で移動するので、基板Wの裏面にパーティクルが付着したり、基板Wの裏面に微小傷が発生したりする、といったことは起こらない。
【0030】
基板Wが基板保持台10の水平載置面上に位置決めされ停止すると、真空吸着機構により、基板Wが基板保持台10上に吸着保持される。一方、水平方向駆動用のモータ30が逆回転駆動して、一対の水平板状アーム14、14は、相互の間隔を広げるように水平方向へ移動し、図6の(f)に示すように、基板Wの周縁部から完全に離脱する。この後、基板Wに対して測定部による測定操作が実行され、基板Wの検査が行われる。基板Wの検査が終了すると、検査済みの基板Wは、以上の動作と逆の動作により、水平板状アーム14によって基板載置台10の水平載置面上から取り去られ、水平板状アーム14上から基板搬送ロボット4の支持プレート6上へ移載されて、基板搬送ロボット4によって基板搭載部1から搬出される。
【0031】
なお、この発明は、基板検査装置の基板搭載部における基板位置決め機構として利用されるほか、各種の基板処理装置における基板の位置決め装置に適用することができ、さらには、基板の位置決め操作を行って基板を搬送する基板搬送装置などにも適用可能である。
【0032】
【発明の効果】
請求項1に係る発明の位置決め装置を使用すると、基板の位置決めに際して基板へのパーティクルの付着や微小傷の発生を防止することができる。また、速やかにかつ精度良く基板の位置決めを行うことができる。そして、この位置決め装置では、一対の水平板状アームにより、基板保持部の水平載置面上への基板の移載と基板保持部の水平載置面上での基板の位置決めとを行うことができ、装置構成が簡単になる
【0033】
請求項2および請求項3に係る各発明の位置決め装置では、請求項1に係る発明の上記効果が確実に得られる。
【0035】
請求項4に係る発明の位置決め装置では、基板処理装置の基板保持台上に基板を位置決めすることができる。
【0036】
請求項5に係る発明の位置決め装置では、基板検査装置の基板保持台上に基板を位置決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施形態を示し、基板処理装置の一種である基板検査装置の一部を構成する、基板の位置決め機構を具備した基板搭載部の斜視図である。
【図2】基板検査装置の全体構成を示す概略平面図である。
【図3】基板搭載部の一部分を示す縦断面図である。
【図4】一部の部材を取り去った状態で基板搭載部の一部分を示す正面図である。
【図5】基板搭載部における基板の位置決め・保持の動作を説明するための図であって、基板搭載部の構成部材である基板保持台および水平板状アームを示す平面図である。
【図6】基板搭載部における基板の位置決め・保持の動作を説明するための図であって、基板搭載部の構成部材である基板保持台および水平板状アームを示す、一部を断面で表した正面図である。
【符号の説明】
W 基板
1 基板搭載部
6 基板搬送ロボットの支持プレート
10 基板保持台
12 吸着孔
14 水平板状アーム
16 水平板状アームの鉛直当接面
18 水平板状アームの水平支持面
20 鉛直保持板
22 水平ガイド板
24 スライド軸受
26 鉛直昇降板
28 連接桿
30 水平方向駆動用のモータ
32 駆動側プーリ
34 従動側プーリ
36 無端ワイヤ
38 固定基台
40 鉛直固定板
42 昇降駆動用のモータ
46 カム
48 カムフォロア
50 リニアガイド

Claims (5)

  1. 基板を水平姿勢で載置する水平載置面を有する基板保持部を備え
    基板を水平姿勢に支持して前記基板保持部の水平載置面上へ静置させ、前記基板保持部の水平載置面上に載置された基板の周縁端面に当接して基板を水平方向へ微少移動させ基板を所定位置に位置決めする基板の位置決め装置において、
    基板の周縁に沿った円弧状に形成され基板の周縁端面に当接する鉛直当接面、および、この鉛直当接面の下端から水平方向に延出され基板の裏面側周縁部に当接して基板を支持する水平支持面を有し、互いに鉛直当接面同士が対向するようにかつ対称に同一水平面内に配置され、相互の間隔を変更可能に支持された一対の水平板状アームと、
    この一対の水平板状アームの少なくとも一方を水平方向へ往復移動させる水平移動機構と、
    前記一対の水平板状アームを鉛直方向へ往復移動させる鉛直移動機構と、を備え、
    前記基板保持部の水平載置面が鏡面仕上げされたことを特徴とする基板の位置決め装置。
  2. 前記基板保持部の水平載置面の表面粗さが1μm以下である請求項1記載の基板の位置決め装置。
  3. 前記基板保持部の水平載置面の面積が基板の面積の30%以上である請求項1または請求項2記載の基板の位置決め装置。
  4. 前記基板保持部は、基板に対して所定の処理を行う基板処理装置の、基板を吸着して保持する基板保持台である請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の基板の位置決め装置。
  5. 前記基板処理装置は、基板の検査を行う基板検査装置である請求項4記載の基板の位置決め装置。
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