JPH09148796A - 回路基板保持装置 - Google Patents

回路基板保持装置

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JPH09148796A
JPH09148796A JP7300885A JP30088595A JPH09148796A JP H09148796 A JPH09148796 A JP H09148796A JP 7300885 A JP7300885 A JP 7300885A JP 30088595 A JP30088595 A JP 30088595A JP H09148796 A JPH09148796 A JP H09148796A
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JP
Japan
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circuit board
movable guide
holding plate
holding
guide
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JP7300885A
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English (en)
Inventor
Hiroto Sumita
寛人 住田
Kunio Tanaka
邦男 田仲
Hiroyuki Fujiwara
弘之 藤原
Yoichi Kinoshita
洋一 木下
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路基板の反りと振動を低減して、回路基板
上に電子部品を安定して装着できる回路基板保持装置を
実現する。 【解決手段】 可動ガイド8bが押上部16によって保
持板9の上昇と連動して上昇し、固定ガイド8aと可動
ガイド8bによって回路基板3の端部を挟持すると同時
に、保持板9の複数のバックアップピン10により回路
基板3の下面を支持する構成とすることにより、回路基
板3の反りを矯正し、電子部品装着時やXY移動時の振
動を低減し、安定した電子部品装着を実現することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クリーム半田や接
着剤があらかじめ印刷あるいは塗布された回路基板上に
その回路パターンに合わせてチップ形電子部品(以下電
子部品と呼ぶ)を装着する際に使用される回路基板保持
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、図5および6を用いて、従来の回
路基板保持装置について説明する。
【0003】図5は従来の回路基板保持装置と装着ユニ
ットを示す斜視図であり、図6は同じく従来の回路基板
保持装置と装着ユニットを示す正面図である。
【0004】図5および図6において、1は電子部品7
を電子部品供給装置(図示せず)から取出して、回路基
板保持装置51に保持された回路基板3上に装着する装
着ユニットである。この装着ユニット1は、ノズルヘッ
ド4に複数の装着ノズル6を保持し、電子部品7の取出
しや装着の際に、電子部品7の種類に合わせて複数の装
着ノズル6の内1つを選択して使用し、その下端で電子
部品7を吸着保持するものである。また、装着ユニット
1は、その上部で上下レバー5と係合し、この上下レバ
ー5を介して図示しない駆動源により上下動するもので
ある。
【0005】なお、電子部品7の取出し動作や装着ノズ
ル6の選択動作、上下レバー5を介しての上下動作につ
いては、本発明とは直接関係しないものであるので、そ
の詳細な説明は省略する。
【0006】回路基板保持装置51は、一対の対向する
回路基板保持部52と、その下部に配置された保持板5
3から構成されて図示しないXYテーブル上に載置さ
れ、このXYテーブルの移動により図5に示すようにX
Y方向に自在に移動するものである。
【0007】回路基板保持部52は、回路基板3の板厚
よりも広い溝を有しており、この溝部で回路基板3の端
部を保持するようになっている。
【0008】保持板53は、底板53aとピンガイド板
53bと底板53aに埋設されピンガイド板53bにガ
イドされた複数のバックアップピン54とで構成され、
底板53aに係合したエアシリンダ55により上下動す
る。
【0009】以上のように構成された従来の回路基板保
持装置51と装着ユニット1の動作について以下に説明
する。
【0010】まず、保持板53が下降した状態で、前工
程であらかじめクリーム半田や接着剤が印刷あるいは塗
布された回路基板3が、回路基板保持装置51に図示し
ない手段により供給される。このとき、図5および図6
に示すように、回路基板3はその端部が一対の回路基板
保持部52の溝部内にある。この溝部は、回路基板3の
供給が円滑に行えるように回路基板3の板厚よりも広く
なっている。
【0011】次に、エアシリンダ55によって保持板5
3が上昇し、図6に示すようにこの保持板53に埋設さ
れた複数のバックアップピン54により、回路基板3は
上方に付勢され、回路基板3の端部上面は回路基板保持
部52の溝部の上面に当接し、回路基板3の下面は複数
のバックアップピン54によって支持され、この回路基
板3の上面は一定の高さに保持される。
【0012】そして、図示しないXYテーブルの移動に
より、電子部品7が装着される回路基板3の回路パター
ンが、装着ユニット1の下部に位置するように回路基板
保持装置51がXY移動し、続いて装着ユニット1が距
離Xだけ下降し、回路基板3上に電子部品7を装着し、
その後、装着ユニット1は上昇し、次に装着する電子部
品7を取出す動作に移る。
【0013】回路基板3上には、回路パターンに合わせ
て、あらかじめクリーム半田や接着剤が印刷あるいは塗
布されているので、回路基板3上に装着された電子部品
7は、このクリーム半田や接着剤によって固定される。
【0014】このようにして、回路基板保持装置51の
XY移動と、装着ユニット1による電子部品7の取出し
および装着が順次行われ、回路基板3上に複数の電子部
品7が装着される。
【0015】なお、装着ユニット1は、電子部品7の厚
さが変わるときにはそれに対応して下降距離Xを変化さ
せて下降するようにプログラムされている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された従来の回路基板保持装置では、以下に述
べるような課題があった。
【0017】回路基板3は、その厚さが増々薄くなり、
また一部に切欠きを有するなど複雑な形状のものが増
え、剛性が小さくなってきており、反りが発生しやすく
なっている。
【0018】反りのある回路基板3を従来の回路基板保
持装置51で保持した場合、図7に示すように、装着ノ
ズル6に吸着保持された電子部品7の下面が装着ユニッ
ト1の下降距離Xだけ下降した高さCに対して、回路基
板3には、その上面が高さCよりも低い高さLである部
分や、逆に高さCよりも高い高さUである部分が存在す
ることになる。
【0019】回路基板3の上面高さLの部分に電子部品
7を装着する場合、装着ユニット1(装着ノズル6)が
距離Xだけ下降しても、電子部品7が回路基板3の上面
には充分には接触しなかったり、あるいは全く接触せ
ず、安定した装着ができなかった。
【0020】逆に、回路基板3の上面高さUの部分に電
子部品7を装着する場合、装着ユニット1(装着ノズル
6)の下降途中で電子部品7が回路基板3に当り、その
後も装着ユニット1(装着ノズル6)が下降しようとす
るため、電子部品7が回路基板3に大きな力を加える形
となり、電子部品7の破損を生じたり、回路基板3の表
面が傷つけられたり、また、材質がアルミナのような脆
い回路基板では割れが生じたりしていた。
【0021】この問題は、回路基板3の保持が、その端
部上面は回路基板保持部52の溝部の上面に当接してい
るが、その下面はバックアップピン54に支持されてい
るだけで、その端部下面はフリーの状態になっており、
回路基板3の端部が充分に固定されておらず、反りの矯
正が不充分なものとなっているため、ますます大きなも
のとなっていた。
【0022】また、同様の理由で、装着ノズル6による
電子部品7の装着時やXYテーブル(図示せず)の移動
時に、回路基板3が振動しやすくなり、この振動によ
り、電子部品7の装着が安定しなかったり、既に回路基
板3上に装着されクリーム半田や接着剤によって固定さ
れていた電子部品7が、その固定がはずれたり、装着位
置がずれたりしていた。
【0023】また、装着ノズル6の下面(装着ノズル6
に吸着保持された電子部品7の下面)と、回路基板3上
面の距離を一定にして、上述した回路基板3の反りの影
響を少しでも増大させることがないように、回路基板保
持部52、保持板53やバックアップピン54をXYテ
ーブル(図示せず)上面と平行に取付けるため、それぞ
れの部品加工を高精度に行い、かつ組立取付けにおいて
も高精度に行う必要があり、コストが高くなってしまう
という課題を有したものであった。
【0024】本発明はこのような従来の課題を解決し、
回路基板上に電子部品を安定して装着し、電子部品や回
路基板の損傷を防ぐことができる、低コストの回路基板
保持装置を提供することを目的とするものである。
【0025】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の回路基板保持装置は、回路基板端部の上面を
当接して位置決めする固定ガイドと回路基板端部の下面
に当接して位置決めする昇降自在な可動ガイドにより形
成され、対向して一対で配置された回路基板保持部と、
この一対の回路基板保持部の下部に昇降自在に配置され
回路基板を下面から支持する複数のバックアップピンを
埋設した保持板からなる構成としたものである。
【0026】この本発明によれば、電子部品装着の際
に、回路基板上に電子部品を安定して装着し、電子部品
や回路基板の損傷を防ぐことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、回路基板端部の上面を当接して位置決めする固定ガ
イドと回路基板端部の下面に当接して位置決めする昇降
自在な可動ガイドにより形成され、対向して一対で配置
された回路基板保持部と、この一対の回路基板保持部の
下部に昇降自在に配置され回路基板を下面から支持する
複数のバックアップピンを埋設した保持板からなる構成
としたものであり、回路基板端部を固定ガイドと可動ガ
イドで挟持すると共に、回路基板下面を保持板に埋設し
た複数のバックアップピンによって支持することによ
り、回路基板の反りを矯正しつつ、電子部品装着時やX
Y移動時の回路基板の振動を低減できるという作用を有
する。
【0028】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、回路基板保持部と保持板の間に前記保持
板の昇降に連動して可動ガイドを昇降させる押上部を配
置し、前記押上部の一端が、可動ガイドに係止または当
接し、他端が保持板に係止または当接する構成としたも
のであり、回路基板端部を固定ガイドと可動ガイドで挟
持すると共に、回路基板下面を保持板に埋設した複数の
バックアップピンによって支持することにより、回路基
板の反りを矯正しつつ、電子部品装着時やXY移動時の
回路基板の振動を低減でき、さらに、押上部で可動ガイ
ドの昇降動作を保持板の昇降動作に連動させて行うた
め、保持板を昇降させる駆動源で可動ガイドの昇降動作
をも行うことができるという作用を有する。
【0029】請求項3に記載の発明は、請求項2記載の
発明において、押上部が、一端で保持板と当接し他端で
可動ガイドと当接して揺動する揺動レバーと、この揺動
レバーを下方に付勢してその一端を保持板に当接させる
第1の付勢体と、第1の付勢体による付勢力よりも弱い
付勢力で可動ガイドを上方に付勢する第2の付勢体とか
らなり、保持板の下降時にはその動作と連動して、前記
第1の付勢体の付勢力により前記揺動レバーを下方に揺
動させると同時にこの揺動レバーの他端で前記可動ガイ
ドを下降させ、保持板の上昇時にはその動作と連動し
て、第1の付勢体による付勢力に抗して前記揺動レバー
を上方向に揺動させて、この揺動レバーの他端と前記可
動ガイドとの当接を解放し前記第2の付勢体の付勢力に
よってこの可動ガイドを上昇させる構成としたものであ
り、回路基板端部を固定ガイドと可動ガイドで挟持する
と共に、回路基板下面を保持板に埋設した複数のバック
アップピンによって支持することにより、回路基板の反
りを矯正しつつ、電子部品装着時やXY移動時の回路基
板の振動を低減でき、さらに、押上部で可動ガイドの昇
降動作を保持板の昇降動作に連動させて行うため、保持
板を昇降させる駆動源で可動ガイドの昇降動作をも行う
ことができ、また、さらに、押上部を構成する揺動レバ
ーが第1の付勢体によって一端を保持板に当接され、可
動ガイドがこの保持板との当接から解放され、第2の付
勢体の上方への付勢力により上昇することにより、揺動
レバーと可動ガイドが滑らかに動作し、かつ、固定ガイ
ドと可動ガイドによる回路基板端部の挟持力が過大にな
らず適正な力で挟持できるという作用を有する。
【0030】以下、本発明の一実施の形態について、図
1、図2および図3を用いて説明する。
【0031】図1は同実施の形態による回路基板保持装
置と装着ユニットを示す正面図であり、図2は同回路基
板保持装置の要部を示す要部正面図であり、図3は同回
路基板保持装置による回路基板保持状態を示す要部斜視
図である。
【0032】なお、図1、図2および図3において、ノ
ズルヘッド4、装着ノズル6などからなる装着ユニット
1と、電子部品7および回路基板3は、従来のものと同
様であるので同一の番号を付し、その構成と動作につい
て詳細な説明は省略する。
【0033】また、図1、図2および図3において、回
路基板保持装置2を構成する保持板9、底板9a、ピン
ガイド板9b、バックアップピン10と、底板9aに係
合したエアシリンダ15は、従来の回路基板保持装置の
同部品と同様のものであり、その構成と動作について詳
細な説明は省略し、異なる部分についてのみ詳細な説明
を行う。
【0034】図1および図2において、1は従来と同様
にノズルヘッド4と下端で電子部品7を吸着保持する装
着ノズル6を有する装着ユニットであり、2は回路基板
3を保持する回路基板保持装置である。
【0035】回路基板保持装置2は、回路基板3の端部
を挟持して保持する一対の対向した回路基板保持部8
と、従来と同様に底板9aとピンガイド板9bと底板9
aに埋設されピンガイド板9bにガイドされた複数のバ
ックアップピン10を有する保持板9と、保持板9の上
下動に連動して可動ガイド8bを上下動させる押上部1
6とから構成されている。
【0036】回路基板保持部8は、固定ガイド8aと、
この固定ガイド8a内に昇降自在に組み込まれた可動ガ
イド8bを有し、この可動ガイド8bは、固定ガイド8
a内に配置された第2の付勢体であるスプリング8cに
よって常に上方に付勢されている。
【0037】また、可動ガイド8bは、その一部に押上
部16の揺動レバー11の端部と当接するローラー8d
を有している。
【0038】保持板9は、従来と同様に、底板9aとピ
ンガイド板9bと底板9aに埋設されピンガイド板9b
にガイドされた複数のバックアップピン10を有し、底
板9aに係合されたエアシリンダ15により上下動す
る。また、同じく従来と同様に図示しないXYテーブル
上に載置されXY移動するものである。
【0039】押上部16は、一端に設けたローラー14
で保持板9の底板9aと当接し他端で可動ガイド8bの
ローラー8dと当接して支点ピン13を中心に揺動する
揺動レバー11と、固定ガイド8a内に配置され揺動レ
バー11を下方に付勢する第1の付勢体であるスプリン
グ12と、同じく固定ガイド8a内に配置され可動ガイ
ド8bを上方に付勢する第2の付勢体であるスプリング
8cとから構成されている。
【0040】以上のように構成された本発明の回路基板
保持装置の動作について以下に説明する。
【0041】なお、装着ユニット1による電子部品7の
装着動作、回路基板保持装置2のXY移動動作等につい
ては従来と同様であるので、その詳細な説明は省略し、
回路基板3の保持動作についてのみ詳細な説明を行うも
のとする。
【0042】まず、保持板9が下降した状態では、図2
に示すように、揺動レバー11は第1の付勢体であるス
プリング12により下方に付勢され、その一端はローラ
ー14を介して保持板9の底板9aに当接し、またその
他端で可動ガイド8bのローラー8dと当接して、第2
の付勢体であるスプリング8cの付勢力に抗して可動ガ
イド8bを下降させる。
【0043】なお、この第2の付勢体であるスプリング
8cの上方への付勢力は、第1の付勢体であるスプリン
グ12の下方への付勢力よりも小さくしてある。
【0044】固定ガイド8aと可動ガイド8bは、図2
に示すように、その一部で、回路基板3を保持する溝部
を形成しており、この可動ガイド8bが下降した状態
で、溝部は回路基板3の板厚よりも広くなっており、こ
の状態で、回路基板3が、その端部が前記溝部内に配置
されるように、円滑に供給される。
【0045】次に、エアシリンダ15により保持板9が
上昇し、図1に示すように、揺動レバー11はローラー
14を介して保持板9の上昇と連動して、第1の付勢体
であるスプリング12の付勢力に抗して上方に揺動す
る。
【0046】揺動レバー11の上方への揺動に伴い、揺
動レバー11の他端とローラー8dの当接により下降し
ていた可動ガイド8bは、その当接が解放されて、第2
の付勢体であるスプリング8cの付勢力によって上昇す
る。
【0047】そして、可動ガイド8bが上昇することに
より、回路基板3はその端部が、固定ガイド8aと可動
ガイド8bによって挟持され、同時に、回路基板3の下
面は、上昇した保持板9のバックアップピン10により
支持される。
【0048】このように、回路基板3の端部を固定ガイ
ド8aと可動ガイド8bで第2の付勢体であるスプリン
グ8cの力によって挟持すると共に、回路基板3の下面
を複数のバックアップピン10によって支持して回路基
板3を保持する構成としたため、図3に示すように、回
路基板3は反りを矯正して保持され、電子部品装着時や
XY移動時の振動が低減され、かつ回路基板3や電子部
品7に損傷を与えることがなく、安定した装着を実現で
きる。
【0049】また、回路基板3の反りの影響を抑えるこ
とにより、回路基板保持装置2の部品加工や組立取付け
を高精度に行う必要がなくなり、コストを低減できる。
【0050】さらに、押上部16で、エアシリンダ15
による保持板9の上下動に連動して可動ガイド8bを上
下動させているので、可動ガイド8bの上下動のためだ
けの駆動源を必要としない。
【0051】また、押上部16の揺動レバー11の揺動
動作と、可動ガイド8bの上下動がそれぞれスプリング
の力によって行われるため、その動作が滑らかであり、
かつ、回路基板3の板厚が変化しても固定ガイド8aと
可動ガイド8bによる回路基板3端部の挟持が過大にな
らず、適正な力で行うことができる。
【0052】さらにまた、第1の付勢体であるスプリン
グ12、第2の付勢体であるスプリング8cおよび可動
ガイド8bを固定ガイド8aに設ける構成としたこと
で、回路基板保持装置2をコンパクトにできる。
【0053】なお、本発明の実施の形態では、押上部1
6を揺動レバー11と第1,第2の付勢体であるスプリ
ング8c,12で構成し、揺動レバー11の一端が保持
板9と当接し他端が可動ガイド8bに当接する構造とし
ているが、揺動レバー11の両端部を、あるいは一方だ
けでも係止する構造としてもよい。
【0054】また、可動ガイド8bを昇降させる押上部
16を、保持板9の昇降に連動するものとしたが、押上
部16の駆動源を独立させ、たとえば独立したエアシリ
ンダで昇降させてもよい。
【0055】さらに、図4に示すように、可動ガイド8
bの回路基板3と第1と第2の当接する部分にゴム等の
弾性体17を設けてもよい。こうすることによって、脆
い材質の回路基板3を保持する際にその損傷を一層少な
くできる。
【0056】さらにまた、本発明の実施の形態では、バ
ックアップピン10が保持板9に埋設されたものとして
説明したが、ピンガイド板9bの穴に単純に差し込まれ
て底板9aで下端が支持される構成としてもよい。
【0057】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、回路基板
上に電子部品を安定して装着し、電子部品や回路基板の
損傷を防ぐことのできる、低コストの回路基板保持装置
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による回路基板保持装置
と装着ユニットを示す正面図
【図2】同回路基板保持装置の要部を示す要部正面図
【図3】同回路基板保持装置による回路基板保持状態を
示す要部斜視図
【図4】同回路基板保持装置の要部を示す要部正面図
【図5】従来の回路基板保持装置と装着ユニットを示す
一部切欠斜視図
【図6】同回路基板保持装置と装着ユニットを示す正面
【図7】(a)同回路基板保持装置による回路基板保持
状態を示す要部斜視図 (b)(a)のA矢視図
【符号の説明】
1 装着ユニット 2 回路基板保持装置 3 回路基板 4 ノズルヘッド 6 装着ノズル 7 電子部品 8 回路基板保持部 8a 固定ガイド 8b 可動ガイド 8c 第2の付勢体であるスプリング 8d ローラー 9 保持板 9a 底板 9b ピンガイド板 10 バックアップピン 11 揺動レバー 12 第1の付勢体であるスプリング 13 支点ピン 14 ローラー 15 エアシリンダ 16 押上部 17 弾性体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木下 洋一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板端部の上面に当接して位置決め
    保持する固定ガイドと、回路基板端部の下面に当接して
    位置決め保持する昇降自在な可動ガイドにより形成さ
    れ、対向して一対で配置された回路基板保持部と、この
    一対の回路基板保持部の下部に昇降自在に配置され回路
    基板を下面から支持する複数のバックアップピンを埋設
    した保持板からなる回路基板保持装置。
  2. 【請求項2】 回路基板保持部と保持板の間に前記保持
    板の昇降に連動して可動ガイドを昇降させる押上部を配
    置し、前記押上部の一端が、可動ガイドに係止または当
    接し、他端が保持板に係止または当接する構成とした請
    求項1記載の回路基板保持装置。
  3. 【請求項3】 押上部が、一端で保持板と当接し他端で
    可動ガイドと当接して揺動する揺動レバーと、この揺動
    レバーを下方に付勢してその一端を保持板に当接させる
    第1の付勢体と、第1の付勢体による付勢力よりも弱い
    付勢力で可動ガイドを上方に付勢する第2の付勢体とか
    らなり、保持板の下降時にはその動作と連動して、前記
    第1の付勢体の付勢力により前記揺動レバーを下方に揺
    動させると同時にこの揺動レバーの他端で前記可動ガイ
    ドを下降させ、保持板の上昇時にはその動作と連動し
    て、第1の付勢体による付勢力に抗して前記揺動レバー
    を上方向に揺動させて、この揺動レバーの他端と前記可
    動ガイドとの当接を解放し前記第2の付勢体の付勢力に
    よってこの可動ガイドを上昇させる構成とした請求項2
    記載の回路基板保持装置。
  4. 【請求項4】 可動ガイドの回路基板当接部に弾性体を
    配設した請求項2または3記載の回路基板保持装置。
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