JP3934441B2 - 基板固定装置、並びにこれを用いた部品実装装置及び方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送レール上を搬送され基板を所定の部品実装位置で固定する基板固定方法及び基板固定装置、並びにこれを用いた部品実装装置に関し、さらに詳しくは、基板搬送停止時に慣性によって生じる基板の回転ずれ(傾き)をなくす改良技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子回路基板は、モバイル関連の小型基板から電話交換機用の500mmを越える大型基板まで幅広く存在する。殆ど全ての電子回路基板には、電子部品を正確に実装するために装着位置の基準を示すフィデューシャルマークが備えられており、実装機はこのフィデューシャルマークを最初に読み取ってから実装を開始する。ところで、このような電子部品を電子回路基板へ実装する生産は、従来、専業のセットメーカが同サイズの基板のみを生産していたが、今日では基板実装作業のみを専業とする業種(EMS)の躍進によって、一台の設備で全ての異種サイズの基板を生産することが広く行われるようになった。
【0003】
以下、従来の電子部品実装装置の一例について説明する。
図16に示すように、電子回路基板1は、搬送レール3から搬送レール5に移動し、搬送レール5に備えた基板ストッパ7に当接して停止しする。次に、XYロボット(図示せず)により自由に移動可能となった装着ヘッドに搭載した基板カメラ(図示せず)で、電子回路基板1のフィデューシャルマーク9を読み取り、電子回路基板1がXYロボットに対してどのように傾き、どの位置に保持されているかを計算する。図17(a)に示すように、基板カメラの視野11に対してフィデューシャルマーク9は視野11の中に収まっている。
【0004】
その後、XYロボットは部品供給部に移動し、電子部品を吸着ピックアップした後、部品認識カメラで吸着姿勢を確認し、どのように吸着されているかを計算し、再び電子回路基板1上に移動し、電子部品を実装する。
実装完了後、基板ストッパ7は下降し、電子回路基板1は搬送レール13に送り出されて、次工程に移動する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
近年、電子部品実装に求められる装着精度が上がるに従って、基板カメラの分解能も上昇し10μm/画素に達し、その結果視野は相対的に狭くなってきている。一般的に、上記した基板ストッパは搬送レールの近傍に設置される。これは、約50ミリ程度の小型基板にも対応できるようにレール幅が変更になっても、基板ストッパと搬送レールとが干渉しないようにするためである。
ここで、基板ストッパを、一方の搬送レールの近傍に設置しているため、図16に示すように、基板がストッパに当接した際に、慣性によって基板がどうしても垂直軸まわりに回転し、傾いてしまう。その結果、図17(b)に示すように、基板カメラの視野11からフィデューシャルマーク9が外れ、装置が異常を検出して停止してしまう不具合があった。
これを解決するために、例えば図18に示すように、基板ストッパ7を搬送レール5a、5b間の中央部に設けた構成とすると、基板サイズの変更に伴って基板ストッパの位置を、搬送レール5a、5b間の中央部に変更せざるを得なくなり、作業工数の増加する不利があった。
また、基板ストッパは基板の搬送に伴って、昇降する機構を備えなければならないため、基板面と平行な方向に移動可能な構成とした場合には装置が複雑となる問題があった。このことは、移動側レールとなる例えば搬送レール5aに、この種の基板ストッパを設けた場合においても同様のことが言えた。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、搬送されてくる基板の停止時に、基板に回転ずれを起こさせない基板固定方法及び基板固定装置、並びにこれを用いた部品実装装置を提供し、以て、部品実装動作の効率化を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係る請求項1記載の基板固定装置は、固定側レール及び移動側レールからなるレール幅が変更可能な一対の搬送レールと、前記固定側レールの基板停止位置近傍に設けた第1の基板ストッパと、前記各搬送レールの基板搬送面より下方に昇降自在に配置され、基板を下方向から支持するサポート台と、前記各搬送レールの上方で所定間隔を隔てて対峙され、前記サポート台の上昇時に前記基板が押し当てられる上面ストッパと、前記移動側レールの前記基板停止位置近傍に設けられ、前記基板を基板搬送方向逆向きに押し戻す押し戻し機構を有する第2の基板ストッパとを備え、前記基板停止位置に搬送された基板を、前記第1の基板ストッパにより停止させた後、前記第2の基板ストッパにより基板を押し戻して、基板の搬送方向に対する傾きを補正し、該補正の完了後に前記基板を挟持して固定する基板固定装置において、前記押し戻し機構が、開口孔を有し、前記サポート台の昇降動作に従動する移動プレートと、前記移動プレートの上部に揺動自在に軸支され、一端部に前記基板の端面に当接させるための基板当接面、他端部に前記移動プレートの開口孔に挿入するカム軸、及び前記移動プレートとの間で前記基板当接面を押し戻し方向とは逆向きに付勢する弾性付勢部を有するレバー部材と、前記搬送レールに固定され前記移動プレートを昇降自在に支持すると共に、前記移動プレートのカム軸に上方から当接する当接面及び前記サポート台に当接して従動する固定具側係止部を有するストッパ固定具とを備え、前記サポート台の上昇動作に従動して前記移動プレートが上昇し、前記ストッパ固定具の当接面に前記レバー部材のカム軸が当接してから、前記サポート台がストッパ固定具の固定具側係止部に当接するまでの間、前記レバー部材が揺動して前記基板を基板搬送方向逆向きに押し戻すことを特徴とする。
【0007】
この基板固定装置では、一対の搬送レールによって基板停止位置に搬送された基板が、第1の基板ストッパに当接して停止される。その際、慣性によって基板に回転ずれが生じていると、基板が第2の基板ストッパの押し戻し機構によって基板搬送方向逆向きに押し戻され、基板の搬送方向に対する回転ずれ(傾き)が補正される。回転ずれが補正された基板は、サポート台の上昇によって押し上げられる。押し上げられた基板は、端部が上面ストッパに当接して停止し、この上面ストッパとサポート台とにより挟持されて、固定される。したがって、基板は、従来、基板停止時に、片側のストッパのみに当接させていたために生じていた慣性による回転ずれが生じることなく固定される。
【0008】
また、この基板固定装置では、移動プレートがサポート台の上昇に従動して上昇すると、移動プレートに揺動自在に設けられたレバー部材のカム軸がストッパ固定具の当接面に当接する。さらに、サポート台が上昇すると、移動プレートも上昇し、レバー部材もまた移動プレートと一体となって上昇する。移動プレートが上昇し、サポート台がストッパ固定具の固定具側係止部に当接するまでの間、レバー部材は、カム軸がストッパ固定具の当接面から反力を受けて、サポート台の上昇動作に従動して揺動する。この揺動により、基板が基板搬送方向逆向きに押し戻され、第1の基板ストッパに当接することで生じていた慣性による回転ずれが補正される。即ち、押し戻し機構は、サポート台の上昇に従動して機械的に動作する。そして、駆動源がサポート台のみなので、制御が簡単となり、単にサポート台を上昇させることで、基板の回転ずれが自動的に補正される。
【0009】
請求項2記載の部品実装装置は、搬送レール上を搬送され所定の部品実装位置で固定される基板に対し、該基板上の所定位置に部品を実装する部品実装装置であって、複数の部品を供給する部品供給部と請求項1記載の基板固定装置と、前記基板平面上を移動自在に支持され、前記部品供給部から取り出した部品を前記基板固定装置により固定された基板へ実装する装着ヘッドとを備えたことを特徴とする。
【0010】
この部品実装装置では、請求項1記載の基板固定装置が備えられ、搬送レール上を搬送されてきた基板が、この基板固定装置によって、回転ずれのない状態で所定の部品実装位置に固定される。したがって、基板カメラの撮像範囲にフィデューシャルマークの収まらない事態が生じなくなり、装着ヘッドによって部品供給部から取り出された部品が、高効率に基板に実装可能となる。
【0011】
請求項3記載の部品実装方法は、搬送レール上を搬送され所定の部品実装位置で固定される基板に対し、該基板上の所定位置に部品を実装する部品実装方法であって、前記部品実装方法は、部品供給部により複数の部品を供給し、請求項1記載の基板固定装置により基板を固定し、前記基板平面上を移動自在に支持され装着ヘッドにより、前記部品供給部から取り出した部品を前記基板固定装置により固定された基板へ実装することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る基板固定方法及び基板固定装置、並びにこれを用いた部品実装装置の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る部品実装装置の第1の実施の形態の概略構成を表す外観斜視図、図2は図1に示した部品実装装置のサポート台近傍部の概略構成を表す外観斜視図、図3は図2に示したサポート台の下降時の状態を(a)、上昇時の状態を(b)で表したサポート台近傍部の断面図、図4は図2に示したサポート台部における基板搬入状態を(a)、基板停止状態を(b)に表した平面図である。
【0021】
図1に示すように、部品実装装置21の基台上にはローダ部33、基板保持部35、アンローダ部37に渡って、固定側レール39a、移動側レール39bからなる搬送レール39が設けられている。この搬送レール39に備えられた搬送ベルトの同期駆動によって、回路基板41は一端側のローダ部33から基板保持部35、他端側のアンローダ部37に搬送される。
【0022】
基台上にはY軸ロボット43、43が設けられ、これら2つのY軸ロボッ43、43の間にはX軸ロボット45が懸架されて、Y軸ロボット43、43の駆動によりX軸ロボット45がY軸方向に進退可能となっている。また、X軸ロボット45には装着ヘッド47が取り付けられて、装着ヘッド47がX軸方向に進退可能となっており、これにより、装着ヘッド47をX−Y平面内で移動可能にしている。
【0023】
X軸ロボット45、Y軸ロボット43、43からなるXYロボット49上に載置され、X−Y平面上を自在移動する装着ヘッド47は、例えば抵抗チップやチップコンデンサ等の電子部品が供給される部品供給部59から、所望の電子部品を、装着ヘッド47に取り付けたノズル52を介して吸着し、回路基板41の部品装着位置に装着できるように構成されている。このような電子部品の実装動作は、予め設定された実装プログラムに基づいて制御される。
【0024】
装着ヘッド47には基板カメラ53を搭載してあり、基板カメラ53は回路基板41のフィデューシャルマークを読み取る。この読み取り情報によって、回路基板41がXYロボット49に対してどのように傾き、どの位置に保持されているかを計算する。
【0025】
また、固定側レール39aの側方には、装着ヘッド47に吸着された電子部品の二次元的な位置ずれ(吸着姿勢)を検出して、この位置ずれをキャンセルするように装着ヘッド47側で補正させたり、電子部品の良否(例えばリードの曲がり等の不良)を判定するための部品認識センサ57が設けられている。部品認識センサ57は、ヘッド移動経路の下部に配置され、装着ヘッド47を停止することなく、部品供給部59から実装位置までの高速移動中に、装着ヘッド47にて吸着保持された複数個の電子部品を一度に撮像する。
【0026】
装着ヘッド47は、複数個の吸着ヘッドを横並びに連結した多連式ヘッドとして構成されている。また、装着ヘッド47は、装着ノズル52を交換可能に保持している。装着ヘッド47のノズル交換は、移動側レール39bの側方に設けられたノズルチェンジ部60にて行われる。装着ヘッド47はアクチュエータである例えばエアシリンダによって吸着ヘッドを上下動させ、ノズルチェンジ部60において、装着ノズル52の交換を行う。
【0027】
ローダ部33から搬入された回路基板41が所定の基板停止位置に搬送されると、装着ヘッド47はXYロボット49によりXY平面内で移動して、部品供給部59から所望の電子部品を吸着し、部品認識センサ57上に移動して電子部品の吸着状態を確認して良否判定及び補正動作を行う。その後、回路基板41の所定位置に電子部品を装着する。
【0028】
このようにして、部品実装装置21は、電子部品の吸着、回路基板41への装着動作の繰り返しにより、回路基板41に対する電子部品の装着を完了させる。部品実装装置21は、装着が完了した回路基板41を装着位置からアンローダ部37へ搬出する一方、新たな回路基板41をローダ部33に搬入し、上記動作を繰り返す。
【0029】
ここで、ローダ部33から搬入された回路基板41は、基板保持部35の所定の基板停止位置で停止され、さらに図2に示す基板固定装置61によって固定された後、電子部品の実装が施される。基板固定装置61は、固定側レール39a及び移動側レール39bからなるレール幅の変更可能な一対の搬送レール39と、固定側レール39aの基板停止位置近傍に設けた第1の基板ストッパ63と、搬送レール39の基板搬送面より下方に昇降自在に配置され、回路基板41を下方向から支持するサポート台65と、搬送レール39の上方で所定間隔を隔てて対峙され、サポート台65の上昇時に回路基板41が押し当てられて挟持される図3に示す上面ストッパ67と、移動側レール39bの基板停止位置近傍に第1の基板ストッパ63と協働して回路基板41を停止させる第2の基板ストッパ69とを備えてなる。なお、図2中、68は移動側レール39bを固定側レール39aに対して接近離反方向へ移動させるためのネジ機構、70はこのネジ機構を駆動する電動モータである。
【0030】
図3に示す固定プレート71には一対のレール保持板73を固設している。このレール保持板73のそれぞれには、スライドレール75が、上下方向に昇降自在に取り付けられている。スライドレール75は、外側に向かって突出する突出部77を下端に有する。レール保持板73は、内側に向かって突出する凸部79を有する。スライドレール75の突出部77は、上面ストッパ67と凸部79の間で上下方向の移動が可能となっている。スライドレール75のスライド量は搬送される回路基板41が通過できる量が必要なので約5mm程度となっている。スライドレール75の下方向には回路基板41を下方向から支えるピン81を備えたサポート台65が設けられ、サポート台65がシリンダ85によって上昇することで、図3(b)に示すように、ピン81が回路基板41を下方向から支えるようになっている。
【0031】
つまり、回路基板41は、上下方向には移動せず、昇降自在となったサポート台65が上下方向に移動して、接近離反するようになっている。固定側レール39aには昇降機能を持った上記の第1の基板ストッパ63が設けられている。また、移動側レール39bにも同じく昇降機能を持った上記の第2の基板ストッパ69が設けられている。
【0032】
第1の基板ストッパ63及び第2の基板ストッパ69は、基板保持部35への回路基板41の未搬入時には、上端部87が基板搬送面より下方に配置されている。一方、回路基板41が基板保持部35へ搬入され、回路基板41を基板停止位置にて停止させる際には、双方の上端部87を同時に上昇させて基板搬送面上に突出させることで、回路基板41の搬送方向先端縁部を当接させ、回路基板41を所定の停止位置で停止させるように働く。これら第1の基板ストッパ63及び2の基板ストッパ69は、例えばエアシリンダによって昇降駆動される。この他、油圧シリンダ、電動モータ、電磁プランジャ等によって昇降駆動されるものであってもよい。
【0033】
このようにして回転ずれが生じることなく所定の基板停止位置で停止された回路基板41は、サポート台65が上昇し、これに従動してスライドレール75が上昇することで、図3(b)に示すように、スライドレール75の上端と上面ストッパ67との間で両縁が挟持されて、基板保持部35の所定位置で正確に保持固定されることとなる。
【0034】
このように構成された基板固定装置61を用いての基板固定方法では、移動側レール39bの基板停止位置近傍に第2の基板ストッパ69を設け、第1の基板ストッパ63及び第2の基板ストッパ69が協働して、搬送されてくる回路基板41を停止させる。即ち、アンローダ部37から搬送されてきた回路基板41が、図4(a)に示すように、基板保持部35の所定の基板停止位置に搬送されると、固定側レール39aに設けた第1の基板ストッパ63と、移側レール近傍に設けた第2の基板ストッパ69との上端部が基板搬送面上に突出し、図4(b)に示すように、回路基板41の前縁の左右両端がこの上端部87に当接して移動が停止される。したがって、搬送レール39両側のストッパ63、69により回路基板41が停止され、従来、基板停止時に、片側のストッパのみに当接させていたために生じていた慣性による回路基板41の回転ずれが生じなくなる。また、移動側レール39bに第2の基板ストッパ69が設けられているので、基板サイズが変更されても、移動側レール39bと共に第2の基板ストッパ69が移動して、第2の基板ストッパ69のみを移動する必要がなくなる。
【0035】
また、基板固定装置61を備えた部品実装装置21によれば、搬送レール39上を搬送されてきた回路基板41が、この基板固定装置61によって、回転ずれのない状態で所定の部品実装位置に固定される。したがって、基板カメラ53の撮像範囲にフィデューシャルマーク9の収まらない事態が生じなくなり、装着ヘッド47によって部品供給部59から取り出された電子部品が、高効率に回路基板41に実装可能となる。
【0036】
次に、本発明に係る基板固定方法及び基板固定装置、並びにこれを用いた部品実装装置の第2の実施の形態を説明する。なお、図1〜図4に示した部材と同一の部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略するものとする。
図5は本発明に係る部品実装装置の第2の実施の形態のサポート台近傍部の概略構成を表す外観斜視図、図6は図5に示した第2の基板ストッパを第1の基板ストッパ側から見た側面視を(a)、搬送基板側から見た正面視を(b)に表した要部拡大説明図、図7は図6に示した第2の基板ストッパの移動プレートの上昇過程を(a)〜(b)で示した斜視図、図8は図7を反対側の側面から見た斜視図である。
【0037】
この実施の形態に係る部品実装装置の基板固定装置91は、図5に示す固定側レール39a及び移動側レール39bからなるレール幅が変更可能な一対の搬送レール39と、固定側レール39aの基板停止位置近傍に設けた第1の基板ストッパ63と、搬送レール39の基板搬送面より下方に昇降自在に配置され、回路基板41を下方向から支持するサポート台65と、搬送レール39の上方で所定間隔を隔てて対峙され、サポート台65の上昇時に回路基板41が押し当てられる図3に示す上面ストッパ67と、移動側レール39bの基板停止位置近傍に設けられ、回路基板41を基板搬送方向逆向きに押し戻す後述の押し戻し機構を有する第2の基板ストッパ95とを備えてなる。ここで、第2の基板ストッパ95は、エアシリンダによる駆動力を必要とする上記の第2の基板ストッパ69と異なり、何ら専用の駆動源を必要とせず、サポート台65の上下動に伴って駆動(従動)されるようになっている。
【0038】
第2の基板ストッパ95は、図6〜図8に示すように、押し戻し機構93が、開口孔97を有し、サポート台65の昇降動作に従動する移動プレート99と、移動プレート99の上部に支持軸101を介して揺動自在に軸支され、一端部に回路基板41の前端面に当接する基板当接面103、他端部に移動プレート99の開口孔97に挿入するカム軸105、及び移動プレート99との間で基板当接面103を押し戻し方向とは逆向きに付勢する弾性付勢部107を有するレバー部材109と、搬送レール39に固定され移動プレート99を昇降自在に支持すると共に、移動プレート99のカム軸105に上方から当接する当接面111及びサポート台65に当接して従動する固定具側係止部113を有するストッパ固定具115とを備えてなる。
【0039】
上面ストッパ67には回路基板41の搬送を行うベルト117、第2の基板ストッパ95を備えたスライドレール75が上下方向にスライドできるように取り付けられている。この場合のスライド量も上記の第1の実施の形態の場合と同様に搬送される回路基板41の通過できる量が必要なので約5mm程度となっている。ストッパ固定具115には上記の固定具側係止部113を固設してあり、固定具側係止部113は上昇するサポート台65と当接するようになっている。即ち、サポート台65が上昇すると、所定位置でサポート台65が固定具側係止部113に当接し、サポート台65の上昇と共にスライドレール75が上昇する。これにより、上面ストッパ67とスライドレール75の上端との間に、回路基板41が挟み込まれるようになっている。
【0040】
第2の基板ストッパ95は、ストッパ固定具115を介してスライドレール75に固定される。ストッパ固定具115には、一対の係合ピン121によって移動プレート99が上下動自在に連結されている。レバー部材109は、支持軸101を介して移動プレート99に対して揺動自在となっている。レバー部材109は、ストッパ固定具115の当接面111に、カム軸105を転動させることで揺動位置が規制される。つまり、移動プレート99がストッパ固定具115に対して上方向に移動することで、カム軸105が当接面111によって押し下げられ、レバー部材109が弾性付勢部107の付勢力に抗して図6(a)の時計回りに回転するようになっている。
【0041】
レバー部材109は、通常時(サポート台65の下降時)、弾性付勢部107で図6(a)の反時計回りに回転するように付勢され、回路基板41の位置規制動作が開始されるまでの間、回路基板41に当接しないようになっている。また、レバー部材109は、回路基板41を位置規制する際、板厚方向にぶれないように、ガイド125で支特されている。移動プレート99は、上下方向略中央に形成した切欠部127がサポート台65の縁部に係合して、サポート台65の上下動に同期して昇降するようになっている。
【0042】
以上のような基板固定装置91を備えた部品実装装置の動作を説明する。
図9は第2の実施の形態における基板固定手順の動作説明図、図10は 図6に示した第2の基板ストッパの移動プレート上昇開始時の状態を表す動作説明図、図11は図6に示した第2の基板ストッパのレバー部材揺動状態を表す動作説明図、図12は図6に示した第2の基板ストッパの基板挟持状態を表す動作説明図、図13はレバー部材による基板の押し戻し状態を(a)〜(c)で表した動作説明図、図14はサポート台の上昇開始から基板の傾斜補正完了までの動作過程を表したタイムチャート、図15は図6に示したサポート台部における基板搬入状態を(a)、基板傾斜補正完了状態を(b)に表した平面図である。
【0043】
回路基板41がローダ部33から基板保持部35に搬入された際、サポート台65は下限位置にある(st1)。このとき、ピン81は、回路基板41に対して十分な距離にあり、回路基板41の裏面に実装されている部品と干渉することがない。これにより、回路基板41がサポート台65と干渉することなく、基板保持部35に搬入される。なお、ピン81は、回路基板41の裏面のうち、部品を実装していない部分と当接して回路基板41を支持する。
【0044】
次いで、第1の基板ストッパ63が上昇され(st3)、そこに回路基板41がベルト117で搬入されてくる(st5)。固定側レール39a、移動側レール39bの幅は、回路基板41がスムーズに搬送されるように若干の余裕をもって配置される。このことから、回路基板41は、図15(a)に示すように、第1の基板ストッパ63と当接した時の衝撃で傾いてしまう。搬送レール39はXYロボット49に対して平行に設置されており、このときに回路基板41が傾いてしまうと、これ以降のフィデューシャルマーク9の読み取りが正しく行えなくなる。特に、回路基板41の幅が搬送方向に縦長である場合には、一層傾斜の危険性が高まることになる。
【0045】
ここまでの状態は、図14に示すタイムチャートにおいて、t0の位置にある。次いで、図10に示すように、サポート台65が上昇を開始すると(st7)、サポート台65の上昇に伴って移動プレート99が上昇を開始する。即ち、図14に示すタイムチャートにおいて、t1の位置となる。t1に到るまでに、サポート台65は上昇し、第2の基板ストッパ95が回路基板41より上の位置まで上昇する。ここまでのサポート台65上昇分は、回路基板41の裏面に実装された電子部品等がピン81に干渉しない量となる。
【0046】
第2の基板ストッパ95の移動プレート99はサポート台65の上昇に伴って上昇する。このとき、レバー部材109は、弾性付勢部107で付勢され回路基板41とは接触しない位置のまま上昇する。移動プレート99は、ストッパ固定具115に対して相対的に上昇するので、移動プレート99に揺動自在に設けられたレバー部材109のカム軸105が、ストッパ固定具115の開口孔97によって押し下げられることになる(st9)。これにより、レバー部材109は、図10(a)の時計回りに揺動する。(st11)
【0047】
このレバー部材109の揺動により、レバー部材109の基板当接面103が回路基板41の前端面41aに当接し、さらにレバー部材109が揺動することで、傾いた回路基板41が押し戻し機構93によって基板搬送方向と逆方向に押し戻され、回路基板41が水平方向に移動量s(図14参照)だけ移動し、正規の停止位置に補正される。即ち、サポート台65の上昇動作に従動して移動プレート99が上昇し、ストッパ固定具115の当接面111にレバー部材109のカム軸105が当接してから、サポート台65がストッパ固定具115の固定具側係止部113に当接するまでの間、レバー部材109が揺動して、回路基板41を基板搬送方向逆向きに押し戻す。
【0048】
ここで、移動プレート99は、ストッパ固定具115に対して上方向へスライドする。図11の状態でサポート台65と固定具側係止部113とは当接し、その後、サポート台65の上昇と共に固定具側係止部113は上昇する。したがって、これ以降、移動プレート99とストッパ固定具115との相対位置は変化しない。即ち、レバー部材109の揺動は発生しない。この際、図13の(a)〜(c)に示すように、レバー部材109の基板当接面103は、回路基板41の下部エッジ部41bにのみ接し続けることになる。つまり、基板当接面103と回路基板41とには、摺動による擦れが生じないようになっている。
【0049】
回路基板41の回転ずれが補正された状態、即ち、図14のt2の状態からさらにサポート台が上昇すると、図11に示すように、サポート台65が固定具側係止部113と接触し(st13)、ストッパ固定具115と共にスライドレール75が上昇される。これにより、回路基板41は、正規の位置に位置決めされたまま、図12に示すように、上面ストッパ67とスライドレール75とによって挟み込まれ、図7に示すt3の状態でサポート台65の移動量h(図14参照)の上昇が停止する。なお、搬入される回路基板41の厚みによって図7に示したt1、t2、t3の時間は変化する。
【0050】
以上の動作によって回路基板41は基板保持部35に搬入され、正規の位置にセットされる。次に、部品実装装置では、XYロボット49により自由に移動できる装着ヘッド47が、基板カメラ53で回路基板41のフィデューシャルマーク9を読み取り、回路基板41がXYロボット49に対してどのように傾き、どの位置に保持されているかを計算する。この時、回路基板41はXYロボット49に対し平行で正しい位置にセットされているため、フィデューシャルマーク9の読み取りが正しく行える。
【0051】
その後、XYロボット49は部品供給部59に移動し、電子部品を吸着ピックアップした後、部品認識カメラで吸着姿勢を確認し、どのように吸着されているかを計算し、再び回路基板41上に移動し、電子部品を装着する。実装完了後、第1の基板ストッパ63は下降し、サポート台65の下降と共に第2の基板ストッパ95も下降し、回路基板41はアンローダ部37に移動し次工程に移動することとなる。
【0052】
この基板固定装置91によれば、一対の搬送レール39によって基板停止位置に搬送された回路基板41が、第1の基板ストッパ63に当接して停止される。その際、慣性によって回路基板41に回転ずれが生じていると、回路基板41が第2の基板ストッパ95の押し戻し機構93によって基板搬送方向逆向きに押し戻され、回路基板41の搬送方向に対する回転ずれ(傾き)が補正される。回転ずれが補正された回路基板41は、サポート台65の上昇によって押し上げられる。押し上げられた回路基板41は、端部が上面ストッパ67に当接して停止し、この上面ストッパ67とスライドレール75とにより挟持されて固定される。したがって、回路基板41は、従来、基板停止時に、片側のストッパのみに当接させていたために生じていた慣性による回転ずれが生じることなく固定される。
【0053】
さらに、基板固定装置91によれば、移動プレート99がサポート台65の上昇に従動して上昇すると、移動プレート99に揺動自在に設けられたレバー部材109のカム軸105がストッパ固定具115の当接面111に当接する。さらに、サポート台65が上昇すると、移動プレート99も上昇し、レバー部材109もまた移動プレート99と一体となって上昇する。移動プレート99が上昇し、サポート台65がストッパ固定具115の固定具側係止部113に当接するまでの間、レバー部材109は、カム軸105がストッパ固定具115の当接面111から反力を受けて、サポート台65の上昇動作に従動して揺動する。この揺動により、回路基板41が搬送方向逆向きに押し戻され、第1の基板ストッパ63に当接することで生じていた慣性による回転ずれが補正される。即ち、押し戻し機構93は、サポート台65の上昇に従動して機械的に動作する。そして、駆動源がサポート台65のみなので、制御が簡単となり、単にサポート台65を上昇させることで、回路基板41の回転ずれが自動的に補正される。
【0054】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明に係る請求項1記載の基板固定装置は、一対の搬送レールによって基板停止位置に搬送された基板が、第1の基板ストッパに当接して停止される。その際、慣性によって基板に回転ずれが生じていると、基板が第2の基板ストッパの押し戻し機構によって基板搬送方向逆向きに押し戻され、基板の搬送方向に対する回転ずれ(傾き)が補正される。回転ずれが補正された基板は、サポート台の上昇によって押し上げられる。押し上げられた基板は、端部が上面ストッパに当接して停止し、この上面ストッパとサポート台とにより挟持されて、固定される。したがって、基板は、従来、基板停止時に、片側のストッパのみに当接させていたために生じていた慣性による回転ずれが生じることなく固定される。
また、この基板固定装置では、移動プレートがサポート台の上昇に従動して上昇すると、移動プレートに揺動自在に設けられたレバー部材のカム軸がストッパ固定具の当接面に当接する。さらに、サポート台が上昇すると、移動プレートも上昇し、レバー部材もまた移動プレートと一体となって上昇する。移動プレートが上昇し、サポート台がストッパ固定具の固定具側係止部に当接するまでの間、レバー部材は、カム軸がストッパ固定具の当接面から反力を受けて、サポート台の上昇動作に従動して揺動する。この揺動により、基板が基板搬送方向逆向きに押し戻され、第1の基板ストッパに当接することで生じていた慣性による回転ずれが補正される。即ち、押し戻し機構は、サポート台の上昇に従動して機械的に動作する。そして、駆動源がサポート台のみなので、制御が簡単となり、単にサポート台を上昇させることで、基板の回転ずれが自動的に補正される。
したがって、本発明に係る請求項1記載の基板固定装置によれば、所定の基板停止位置に搬送されてきた基板を、固定側レール近傍に設けた第1の基板ストッパと、移動側レール近傍に設けた第2の基板ストッパとによって停止させ、第1の基板ストッパ及び第2の基板ストッパが協働して、搬送されてくる基板を停止させるので、搬送レール両側のストッパにより基板が停止し、従来片側のストッパのみに当接させていたために生じていた基板停止時の慣性による基板の回転ずれを防止することができる。また、移動側レールに第2の基板ストッパを設けているので、基板サイズが変更されても移動側レールと共に第2の基板ストッパが移動し、第2の基板ストッパのみを移動する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る部品実装装置の第1の実施の形態の概略構成を表す外観斜視図である。
【図2】図1に示した部品実装装置のサポート台近傍部の概略構成を表す外観斜視図である。
【図3】図2に示したサポート台の下降時の状態を(a)、上昇時の状態を(b)で表したサポート台近傍部の断面図である。
【図4】図2に示したサポート台部における基板搬入状態を(a)、基板停止状態を(b)に表した平面図である。
【図5】本発明に係る部品実装装置の第2の実施の形態のサポート台近傍部の概略構成を表す外観斜視図である。
【図6】図5に示した第2の基板ストッパを第1の基板ストッパ側から見た側面視を(a)、搬送基板側から見た正面視を(b)に表した要部拡大説明図である。
【図7】図6に示した第2の基板ストッパの移動プレートの上昇過程を(a)〜(b)で示した斜視図である。
【図8】図7を反対側の側面から見た斜視図である。
【図9】第2の実施の形態における基板固定手順の動作説明図である。
【図10】図6に示した第2の基板ストッパの移動プレート上昇開始時の状態を表す動作説明図である。
【図11】図6に示した第2の基板ストッパのレバー部材揺動状態を表す動作説明図である。
【図12】図6に示した第2の基板ストッパの基板挟持状態を表す動作説明図である。
【図13】レバー部材による基板の押し戻し状態を(a)〜(c)で表した動作説明図である。
【図14】サポート台の上昇開始から基板の傾斜補正完了までの動作過程を表したタイムチャートである。
【図15】図6に示したサポート台部における基板搬入状態を(a)、基板傾斜補正完了状態を(b)に表した平面図である。
【図16】従来のサポート台近傍部における基板停止状況を表した平面図である。
【図17】基板カメラによるフィデューシャルマークの認識状態を(a)(b)で表した基板認識状況説明図である。
【図18】基板ストッパを搬送レール間の中央部に設けた場合の従来構成の変形例を表す平面図である。
【符号の説明】
21…部品実装装置
39…搬送レール
39a…固定側レール
39b…移動側レール
41…回路基板
47…装着ヘッド
59…部品供給部
61,91…基板固定装置
63…第1の基板ストッパ
65…サポート台
67…上面ストッパ
69、95…第2の基板ストッパ
93…押し戻し機構
97…開口孔
99…移動プレート
103…基板当接面
105…カム軸
107…弾性付勢部
109…レバー部材
111…基板当接面
113…固定具側係止部
115…ストッパ固定具
Claims (3)
- 固定側レール及び移動側レールからなるレール幅が変更可能な一対の搬送レールと、前記固定側レールの基板停止位置近傍に設けた第1の基板ストッパと、前記各搬送レールの基板搬送面より下方に昇降自在に配置され、基板を下方向から支持するサポート台と、前記各搬送レールの上方で所定間隔を隔てて対峙され、前記サポート台の上昇時に前記基板が押し当てられる上面ストッパと、前記移動側レールの前記基板停止位置近傍に設けられ、前記基板を基板搬送方向逆向きに押し戻す押し戻し機構を有する第2の基板ストッパとを備え、
前記基板停止位置に搬送された基板を、前記第1の基板ストッパにより停止させた後、前記第2の基板ストッパにより基板を押し戻して、基板の搬送方向に対する傾きを補正し、該補正の完了後に前記基板を挟持して固定する基板固定装置において、
前記押し戻し機構が、開口孔を有し、前記サポート台の昇降動作に従動する移動プレートと、前記移動プレートの上部に揺動自在に軸支され、一端部に前記基板の端面に当接させるための基板当接面、他端部に前記移動プレートの開口孔に挿入するカム軸、及び前記移動プレートとの間で前記基板当接面を押し戻し方向とは逆向きに付勢する弾性付勢部を有するレバー部材と、前記搬送レールに固定され前記移動プレートを昇降自在に支持すると共に、前記移動プレートのカム軸に上方から当接する当接面及び前記サポート台に当接して従動する固定具側係止部を有するストッパ固定具とを備え、
前記サポート台の上昇動作に従動して前記移動プレートが上昇し、前記ストッパ固定具の当接面に前記レバー部材のカム軸が当接してから、前記サポート台がストッパ固定具の固定具側係止部に当接するまでの間、前記レバー部材が揺動して前記基板を基板搬送方向逆向きに押し戻すことを特徴とする基板固定装置。 - 搬送レール上を搬送され所定の部品実装位置で固定される基板に対し、該基板上の所定位置に部品を実装する部品実装装置であって、
前記部品実装装置は、複数の部品を供給する部品供給部と、請求項1記載の基板固定装置と、前記基板平面上を移動自在に支持され、前記部品供給部から取り出した部品を前記基板固定装置により固定された基板へ実装する装着ヘッドと、を備えたことを特徴とする部品実装装置。 - 搬送レール上を搬送され所定の部品実装位置で固定される基板に対し、該基板上の所定位置に部品を実装する部品実装方法であって、
前記部品実装方法は、部品供給部により複数の部品を供給し、請求項1記載の基板固定装置により基板を固定し、前記基板平面上を移動自在に支持され装着ヘッドにより、前記部品供給部から取り出した部品を前記基板固定装置により固定された基板へ実装することを特徴とする部品実装方法。
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